JP2002079681A - ノズルクリーナ方法とノズルクリーナ及びインクジェット記録装置 - Google Patents

ノズルクリーナ方法とノズルクリーナ及びインクジェット記録装置

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JP2002079681A
JP2002079681A JP2000269473A JP2000269473A JP2002079681A JP 2002079681 A JP2002079681 A JP 2002079681A JP 2000269473 A JP2000269473 A JP 2000269473A JP 2000269473 A JP2000269473 A JP 2000269473A JP 2002079681 A JP2002079681 A JP 2002079681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズル面をクリーニングするワイパーに付着し
た液体等を確実に除去するとともにワイパーを長期間安
定して使用する。 【解決手段】ノズル面12に付着したインクを拭き取っ
たワイパーブレード15がインク除去部16に移動した
ときに、ワイパーブレード15に振動を与えてワイパー
ブレード15に付着したインクやごみを除去し、ワイパ
ーブレード15の先端部に疵を付けたり摩耗することを
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、インク等の液体を噴射させる
ノズルに付着した液体を除去するノズルクリーナ方法と
ノズルクリーナ及びインクジェット記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタには、インクを
噴射する記録ヘッドの性能を維持する機構が不可欠であ
り、殆どの機種で装着されている。この主な機能はイン
クを噴射するノズルの乾燥防止のためのキャップ機能
と、インクを記録ヘッド内に充填するためのポンプ機能
とそれに付随する流路切り替え弁と、記録ヘッドのノズ
ル列面を清掃するノズルクリーナ機能等である。特にノ
ズルクリーナ機能は、ノズル面にインク滴が残っていた
り、ゴミ等が付着していたりすると、噴射するインク滴
が曲がったり、ノズルからインクの噴射ができなくなっ
たりして、画像品質や画像形成に重大な影響を及ぼす。
【0003】また、近年は画像形成の高速化が進み、記
録ヘッドのノズル数を増やすことにより1スキャンでよ
り多くのインク滴を飛ばしてスループットを上げる改善
が行なわれている。このためノズル面により多くのイン
ク滴が残るようになり、ノズルクリーナのワイパー自身
にノズル面から掻き取ったインクが多く残留する。この
インクが残留した状態のワイパーを使用して別の色の記
録ヘッドをワイピング(清掃)すると、残留したインク
が他の色の記録ヘッドに逆に移行して混色したり、残留
したインクがワイパーの圧力によりノズル内に押し込ま
れ、インクのメニスカスを破壊したりノズルの目詰りが
生じるなどの不具合が生じる。
【0004】このような不具合を解消するために、例え
ば特許第2709524号公報(特開平3−29315
1号)に示されたインクジェット記録装置は、ワイパー
で記録ヘッドのノズル面をワイピングした後、ワイパー
をインク吸収体に接触摺動してワイパーに付着したイン
クや水滴及びゴミをインク吸収体に転写してワイパーを
清掃する。このインク吸収体に付着したインクや水滴を
毛細管現象を利用したインク伝達部を通して排インク吸
収体へ送り、インク吸収体内のインクや水滴が飽和する
までの期間を延長するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年は、従来、
主として使用された染料インクに比べて耐候性や色の濃
度に優れた顔料インクが使用されつつある。この顔料イ
ンクは乾燥後の増粘や固着の度合いが激しく、特許第2
709524号公報に示すように、ワイパーに付着した
インクや水滴等を転写したインク吸収体から毛細管現象
を利用したインク伝達部を通してインクを排インク吸収
体へ送つているときにインク伝達部に目詰りが生じ、イ
ンク吸収体に各色のインクが短時間で蓄積してしまいワ
イパーの清掃機能が劣化してしまう。
【0006】この発明はかかる短所を改善し、ノズル面
をクリーニングするワイパーに付着した液体等を確実に
除去するとともにワイパーを長期間安定して使用するこ
とができるノズルクリーナ方法とノズルクリーナ及びイ
ンクジェット記録装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るノズルク
リーナ方法は、ワイパーブレードがノズルの拭き取り領
域以外に移動したことを検知し、その検知結果に基づき
ワイパーブレードに振動を与えてワイパーブレードに付
着した液体やごみを除去することを特徴とする。
【0008】この発明に係るノズルクリーナは、ノズル
の拭き取り領域でノズルと対向して配置された搬送ユニ
ットによりワイパーブレードの先端をノズルに押圧しな
がらワイパーブレードを移動させてノズルに付着した液
体を拭き取り、ワイパーブレードがノズルの拭き取り領
域以外に移動したときに、ワイパーブレードに振動を与
えてワイパーブレードに付着した液体やごみを除去する
ことを特徴とする。
【0009】上記ワイパーブレードをノズルの拭き取り
領域以外に移動したとき、搬送ユニットはワイパーブレ
ードの移動方向を正,逆方向に繰返して高速で切り換え
ワイパーブレードに振動を与えると良い。
【0010】また、駆動ローラと従動ローラに巻き回さ
れ、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置され
たタイミングベルトを有する搬送ユニットによりワイパ
ーブレードをノズルの拭き取り領域以外に移動したと
き、昇降手段により係止爪を移動して係止爪の先端部を
タイミングベルトの歯に接触させながらタイミングベル
トを移動してワイパーブレードに振動を与えることが望
ましい。
【0011】さらに、係止爪の先端部をタイミングベル
トの歯に接触させながらタイミングベルトを移動すると
きに、タイミングベルトの移動方向を正,逆方向に繰返
して切り換えワイパーブレードに振動を与えると良い。
【0012】また、駆動ローラと従動ローラに巻き回さ
れ、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置され
たタイミングベルトを有する搬送ユニットによりワイパ
ーブレードをノズルの拭き取り領域以外に移動したと
き、タイミングベルトの張力を繰返して変化させてワイ
パーブレードに振動を与えても良い。
【0013】さらに、振動を与えて付着した液体を除去
したワイパーブレードを多孔質材料からなる拭き取り部
材に押圧して残留している液体やごみを除去すると良
い。
【0014】また、一部に切欠き部を有する半円盤状に
形成されたクリーニングブレードを回転して、振動を与
えて付着した液体を除去したワイパーブレードの移動方
向の両側面を挾み込み、ワイパーブレードに残留してい
る液体やごみを除去することが望ましい。
【0015】この発明に係る他のノズルクリーナは、ノ
ズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置された搬送
ユニットによりワイパーブレードの先端をノズルに押圧
しながらワイパーブレードを移動させてノズルに付着し
た液体を拭き取り、ワイパーブレードがノズルの拭き取
り領域以外に移動したとき、ワイパーブレードの先端部
を洗浄液で洗浄してワイパーブレードに付着した液体や
ごみを除去することを特徴とする。
【0016】上記ワイパーブレードの先端部を洗浄する
洗浄装置は洗浄容器と移動機構部及び洗浄容器に取り付
けられ超音波発生部に接続された超音波振動子とを有
し、ワイパーブレードが洗浄装置の位置に移動したとき
に、移動機構部で洗浄容器を移動して洗浄容器内の洗浄
液にワイパーブレードの先端部を浸漬し、超音波振動子
から超音波を発生して洗浄容器内の洗浄液中に送り出し
てワイパーブレードの先端部を洗浄することを特徴とす
る。
【0017】また、ワイパーブレードの先端部を洗浄す
る洗浄装置は洗浄容器と移動機構部とを有し、ワイパー
ブレードが洗浄装置の位置に移動したときに、移動機構
部で洗浄容器を移動して洗浄容器内の洗浄液にワイパー
ブレードの先端部を浸漬し、搬送ユニットによりワイパ
ーブレードを揺動させてワイパーブレードの先端部を洗
浄しても良い。
【0018】さらに、ワイパーブレードをあらかじめ定
めた一定回数洗浄した後に洗浄容器内の洗浄液を液回収
カーリッジに回収し、洗浄液カートリッジから洗浄容器
に未使用の洗浄液を供給すると良い。この洗浄液カート
リッジと液回収カーリッジを一体化することが望まし
い。また、洗浄装置と洗浄液カートリッジと液回収カー
リッジを一体化しても良い。この一体化した洗浄液カー
トリッジと液回収カーリッジを分離可能にすることが望
ましい。
【0019】また、ワイパーブレードの先端部を洗浄す
る洗浄装置は液回収容器と移動機構部と液回収容器に取
り付けられワイパーブレードの移動方向の両側面と対向
する洗浄液噴射ノズルと、洗浄液カートリッジ及び液供
給ポンプを有し、ワイパーブレードが洗浄装置の位置に
移動したときに、移動機構部で液回収容器を移動してワ
イパーブレードの移動方向の両側面に洗浄液噴射ノズル
から洗浄液を噴射してワイパーブレードの付着した液体
やごみを除去しても良い。
【0020】さらに、駆動ローラと従動ローラに巻き回
され、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置さ
れたタイミングベルトを有する搬送ユニットのタイミン
グベルトに先端部を移動方向に対して対称な形状に形成
したワイパーブレードを取り付け、ノズルに付着した液
体を拭き取るたびにタイミングベルトの回転方向を切り
換えてワイパーブレードをノズルの拭き取り領域から洗
浄装置に移動することが望ましい。また、ノズルの拭き
取り領域に対して洗浄装置をタイミングベルトの正回転
方向と逆回転方向で等距離の位置に配置すると良い。
【0021】この発明に係るインクジェット記録装置
は、上記いずれかのノズルクリーナを有することを特徴
とする。
【0022】また、この発明に係るインクジェット記録
装置は、ワイパーブレードに振動を与える振動発生装置
又はワイパーブレードを洗浄する洗浄装置のいずれか一
方と、ワイパーブレードがノズルの拭き取り領域以外に
移動したことを検知する検知手段と、検知手段からの信
号に基づき振動発生装置又は洗浄装置の駆動制御を行な
う駆動制御手段とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明のインクジェットプリン
タの記録ヘッドのノズル面を清掃するノズルクリーナ
は、搬送ユニットとワイパーブレードとインク除去部及
び拭き取りユニットを有する。搬送ユニットは駆動モー
タで駆動する駆動ローラと従動ローラに巻き回されたタ
イミングベルトを有し、記録ヘッドのノズル面を清掃す
る領域、例えば記録ヘッドを走査するキャリッジのホー
ムポジションの近傍の所定の位置で記録ヘッドのノズル
面と一定間隔をおいてノズル面に対向するように配置さ
れている。ワイパーブレードは弾性体例えばゴムからな
り、記録ヘッドのシアンC,マゼンタM、イェローY,
ブラックBkの各ノズル面と対応して搬送ユニットのタ
イミングベルトに取り付けられ、タイミングベルトによ
り移動しながら先端をノズル面に押圧し、ノズル面に付
着したインクやごみ等を拭き取る。搬送ユニットの駆動
モータは例えばパルスモータからなり、相励磁を高速に
正,逆に切り換えてタイミングベルトを正回転したり逆
回転する。インク除去部にはインク回収容器と、ワイパ
ーブレードを検出するインク除去位置検出センサを有す
る。このインク除去部は駆動ローラと従動ローラに巻き
回されたタイミングベルトの記録ヘッドとは反対側に配
置されている。インク除去位置検出センサの出力側は駆
動モータの動作を制御するモータ制御部に接続されてい
る。モータ制御部はインク除去位置検出センサからワイ
パーブレードの検出信号が入力すると、あらかじめ設定
された時間毎に駆動モータの相励磁を高速で正,逆に切
り変えて、あらかじめ設定された所定回数だけ駆動モー
タを正転させたり逆転させる。拭き取りユニットは容器
内に収納された拭き取り部材を有し、インク除去部より
タイミングベルトの正回転方向の下流側に連設されてい
る。拭き取り部材は耐薬品性や耐水性が強く、経年変化
に対しても強い発泡プラスチック等の多孔質材料で形成
されている。
【0024】このノズルクリーナにより記録ヘッドのノ
ズル面を清掃するとき、搬送ユニットの駆動モータを正
転させて駆動ローラを正回転してタイミングベルトを一
定速度で移動しながらワイパーブレードを搬送する。こ
のワイパーブレードが記録ヘッドの位置に達すると、ワ
イパーブレードの先端がノズル面に圧接され、ワイパー
ブレードが移動するにしたがってノズル面に付着したイ
ンクやごみ等を拭き取り除去する。タイミングベルトの
回転により記録ヘッドのノズル面を通過したワイパーブ
レードがインク除去部に達してインク除去位置検出セン
サでワイパーブレードを検出すると、モータ制御部は所
定時間毎に駆動モータの相励磁を高速で正,逆に切り変
えて、駆動モータを正逆転させる。この駆動モータの正
逆転によりタイミングベルトが正回転と逆回転を高速で
繰返しワイパーブレードを振動させる。このワイパーブ
レードの振動によりワイパーブレードの先端部に付着し
たインクやごみ等が振るい落されインク回収容器内に回
収される。このようにワイパーブレードを振動させて先
端部に付着したインクやごみ等を振るい落すから、ワイ
パーブレードの先端部のノズル面を拭き取る稜線の部分
が摩耗したり疵を付けることなしに付着したインク等を
除去することができ、ワイパーブレードを長期間安定し
て使用することができる。
【0025】
【実施例】〔実施例1〕 図1はこの発明の一実施例の
構成図である。図に示すように、インクジェットプリン
タ1はシアンC,マゼンタM、イェローY,ブラックB
kの各色のインクをそれぞれ収納した4個のインクカー
トリッジ2と、複数のノズルを有し各インクカートリッ
ジ2からインクが供給される4個の記録ヘッド3と、イ
ンクカートリッジ2と記録ヘッド3を搭載したキャリッ
ジ4と、記録紙を収納した給紙トレイ5a,5bや手差
しテーブル6から記録紙を印字部7に搬送する搬送ロー
ラ8と、印字した記録紙を排紙トレイ9に排出する排出
ローラ10を有する。そしてホスト装置から送られる画
像データを記録紙に印字するときは、キャリッジ4をキ
ャリッジガイドローラ11に倣って走査しながら、搬送
ローラ8により印字部7に送られた記録紙に記録ヘッド
3のノズルから画像データに応じてインクを噴射して文
字や画像を記録する。
【0026】インクジェットプリンタ1の記録ヘッド3
のノズル面12を清掃するノズルクリーナ13は、図2
の構成図に示すように、搬送ユニット14とワイパーブ
レード15とインク除去部16及び拭き取りユニット1
7を有する。搬送ユニット14は駆動モータ18で駆動
する駆動ローラ19と従動ローラ20に巻き回されたタ
イミングベルト21を有し、記録ヘッド3のノズル面1
2を清掃する領域、例えば記録ヘッド3を走査するキャ
リッジ4のホームポジションの近傍の所定の位置で記録
ヘッド3のノズル面12と一定間隔をおいてノズル面1
2に対向するように配置されている。ワイパーブレード
15は弾性体例えばゴムからなり、図3の斜視図に示す
ように、記録ヘッド3のシアンC,マゼンタM、イェロ
ーY,ブラックBkの各ノズル面12と対応して搬送ユ
ニット14のタイミングベルト21に取り付けられ、タ
イミングベルト21により移動しながら先端をノズル面
12に押圧し、ノズル面12に付着したインクやごみ等
を拭き取る。搬送ユニット14の駆動モータ18は例え
ばパルスモータからなり、相励磁を高速に正,逆に切り
換えてタイミングベルト21を反時計方向に正回転した
り、時計方向に逆回転する。インク除去部16にはイン
ク回収容器22と、ワイパーブレード15を検出するイ
ンク除去位置検出センサ23を有する。このインク除去
部16は駆動ローラ19と従動ローラ20に巻き回され
たタイミングベルト21の記録ヘッド3とは反対側に配
置されている。インク除去位置検出センサ23の出力側
は、図4のブロック図に示すように、駆動モータ18の
動作を制御するモータ制御部24に接続されている。モ
ータ制御部24はインク除去位置検出センサ23からワ
イパーブレード15の検出信号が入力すると、あらかじ
め設定された時間毎に駆動モータ18の相励磁を高速で
正,逆に切り変えて、あらかじめ設定された所定回数だ
け駆動モータ18を正転させたり逆転させる。拭き取り
ユニット17は容器25内に収納された拭き取り部材2
6を有し、インク除去部16よりタイミングベルト10
の正回転方向の下流側に連設されている。拭き取り部材
26は耐薬品性や耐水性が強く、経年変化に対しても強
い発泡プラスチック等の多孔質材料で形成されている。
【0027】上記のように構成したノズルクリーナ13
により記録ヘッド3のノズル面12を清掃するとき、搬
送ユニット14の駆動モータ18を正転させて駆動ロー
ラ19を反時計方向に正回転してタイミングベルト21
を一定速度で移動しながらワイパーブレード15を搬送
する。このワイパーブレード15が記録ヘッド3の位置
に達すると、図2に示すように、ワイパーブレード15
の先端がノズル面12に圧接され、ワイパーブレード1
5が移動するにしたがってノズル面12に付着したイン
クやごみ等を拭き取り除去する。このようにワイパーブ
レード15でノズル面12のインクやごみ等を除去する
ときに、ワイパーブレード15が弾性体で形成されてい
るからワイパーブレード15の先端をノズル面12に安
定して接触させてノズル面12からインク等を確実に除
去することができる。
【0028】タイミングベルト21の回転により記録ヘ
ッド3のノズル面12を通過したワイパーブレード15
が、図5(a)に示すように、インク除去部16に達し
てインク除去位置検出センサ23でワイパーブレード1
5を検出すると、モータ制御部24は所定時間毎に駆動
モータ18の相励磁を高速で正,逆に切り変えて、駆動
モータ18を正逆転させる。この駆動モータ18の正逆
転によりタイミングベルト21が正回転と逆回転を高速
で繰返しワイパーブレード15を振動させる。このワイ
パーブレード15の振動によりワイパーブレード15の
先端部に付着したインクやごみ等が振るい落されインク
回収容器22内に回収される。このようにワイパーブレ
ード15を振動させて先端部に付着したインクやごみ等
を振るい落すから、ワイパーブレード15の先端部のノ
ズル面12を拭き取る稜線の部分が摩耗したり疵を付け
ることなしに付着したインク等を除去することができ、
ワイパーブレード15を長期間安定して使用することが
できる。
【0029】このように駆動モータ18を正逆転してワ
イパーブレード15を振動させるときに、駆動モータ1
8の励磁周波数を低周波から高周波に逐次切り換えるこ
とによりワイパーブレード15に周期や振幅の異なる振
動を与えることができ、ワイパーブレード15の先端部
に付着したインク等を短時間で確実に振るい落すことが
できる。
【0030】このワイパーブレード15の振動を所定回
数繰返した後、モータ制御部24は駆動モータ18の相
励磁を正に切り換え、駆動モータ18を正転させてタイ
ミングベルト21を正回転させ、ワイパーブレード15
を移動する。ワイパーブレード5が拭き取りユニット1
7に達すると、図5(b)に示すように、ワイパーブレ
ード15の先端部がワイパーブレード15の弾性力によ
り拭き取り部材26の表面に圧接されて、先端部に残留
している微量のインク等が拭き取り部材26により拭き
取られる。このインク等を拭き取る拭き取り部材26は
発泡プラスチック等の多孔質材料で形成されているか
ら、拭き取って表面に付着した微量のインク等は多孔質
部を通って内部に吸収され、拭き取り部材26の表面を
短時間で乾燥することができる。また、ワイパーブレー
ド15の先端部に残留して拭き取り部材26で拭き取る
インク等はインク除去部16でほとんど除去した残りで
あるから、拭き取り部材26で拭き取って内部に吸収す
るインク等はごく微量であり、拭き取り部材26がイン
ク等で長期間飽和しないで済み、拭き取り部材26を長
期間安定して使用することができる。さらに、拭き取り
部材26を耐薬品性や耐水性が強く、経年変化に対して
も強い発泡プラスチック等で形成しているから、各種の
インクを使用しても長期間安定して使用することができ
る。
【0031】このようにして付着したインク等を確実に
除去したワイパーブレード15を使用して記録ヘッド3
のノズル面12をクリーニングするから、記録ヘッド3
のノズル面12からインク等を確実に除去することがで
きるとともに各種の色が混色することを防止して安定し
た画像を形成することができる。
【0032】〔実施例2〕 上記実施例は拭き取りユニ
ット17に容器25内に収納された拭き取り部材26を
設けた場合について説明したが、図6(a)に示すよう
に、拭き取りユニット17を、ワイパーブレード15を
検出する拭き取り位置検出センサ27と、耐薬品性や耐
水性が強く、経年変化に対しても強い発泡プラスチック
等の多孔質材料で、図6(b)に示すように、一部に切
欠き部28を有する半円盤状に形成され、ワイパーブレ
ード15の厚さ方向の両面を拭き取るクリーニングブレ
ード29と、クリーニングブレード29を回転するクリ
ーニングモータ30と歯車群31で構成しても良い。こ
のクリーニングブレード29を有する拭き取りユニット
17においては、タイミングベルト21でワイパーブレ
ード15を移動している通常の状態ではブレード検出セ
ンサ32でクリーニングブレード29を検出しないよう
にクリーニングモータ30によりクリーニングブレード
29を回動してクリーニングブレード29の切欠き部2
8をタイミングベルト21側に、タイミングベルト21
と平行に位置決めして、クリーニングブレード29がワ
イパーブレード15の移動の障害にならないようにして
おく。この状態でタイミングベルト21の回転によりワ
イパーブレード15がインク除去部16から移動し、拭
き取り位置検出センサ27でワイパーブレード15を検
出すると、所定のタイミングで駆動モータ18の回転を
停止させてワイパーブレード15をクリーニングブレー
ド29と対向させて停止させる。駆動モータ18の回転
を停止した後、一定のタイミングをおいてクリーニング
モータ30を回転してクリーニングブレード29を回転
し、ワイパーブレード15の厚さ方向の両面をクリーニ
ングブレード29で拭き取る。このようにクリーニング
ブレード29を回転してワイパーブレード15の厚さ方
向の両面を拭き取るから、記録ヘッド3のノズル面12
のインクやごみ等を除去するワイパーブレード15の先
端部の稜線の部分の摩擦による摩耗を最小限にすること
ができ、ワイパーブレード15を長期間安定して使用す
ることができる。
【0033】〔実施例3〕 また、上記各実施例はイン
ク除去部16で搬送ユニット14の駆動モータ18の正
逆転を高速で切り換えてタイミングベルト21の正回転
と逆回転を繰返しワイパーブレード15を振動させてワ
イパーブレード15の先端部に付着したインク等を振る
い落す場合について説明したが、図7に示すように、タ
イミングベルト21の歯33の有る面と対向する位置
に、可動部の先端に係止片34を有する例えばプランジ
ャーソレノイド等の昇降手段35を設けても良い。この
場合、インク除去位置検出センサ23でワイパーブレー
ド15を検出したときに、昇降手段35により係止片3
4を一定距離だけ下降させ、下降した係止片34の先端
部にタイミングベルト21の歯33を接触させてタイミ
ングベルト21を振動させながら駆動モータ18を正逆
転することにより、タイミングベルト21の歯33のピ
ッチに合った振動をワイパーブレード15に与えること
ができる。したがって駆動モータ18に簡易で低コスト
のDCモータ等を使用し、高速で正逆転を切り換えられ
いような場合であってもワイパーブレード15に振動を
与えて、ワイパーブレード15の先端部に付着したイン
ク等を振るい落すことができる。
【0034】〔実施例4〕 さらに、上記各実施例は搬
送ユニット14の駆動モータ18を正逆転してワイパー
ブレード15を振動させる場合について説明したが、図
8に示すように、搬送ユニット14の従動ローラ20を
駆動ローラ19側に揺動する揺動レバー36と、揺動レ
バー36の従動ローラ20側と反対側に設けられた偏心
カム37と、偏心カム37を回転する揺動モータ38か
らなる励振手段39を使用してワイパーブレード15に
振動を与えるようにしても良い。この励振手段39を使
用した場合は、インク除去位置検出センサ23でワイパ
ーブレード15を検出したときに、駆動モータ18を停
止させてタイミングベルト21の回転を停止し、揺動モ
ータ38を駆動して偏心カム37を回転する。この偏心
カム37の回転により揺動レバー36が駆動ローラ19
側に揺動して、駆動ローラ19と従動ローラ20の間で
タイミングベルト21の張力を変化させることを繰返し
てタイミングベルト21を上下に振動させる。このタイ
ミングベルト21の振動によりワイパーブレード15も
上下に微小振動して、ワイパーブレード15の先端部に
付着したインク等を振り落す。この揺動レバー36によ
る従動ローラ20の揺動をあらかじめ定めた所定時間繰
返した後、タイミングベルト21を張った初期位置で揺
動レバー36を停止させる。このようにして簡単な構成
でワイパーブレード15に振動を与えることができる。
【0035】上記各実施例は記録ヘッド3のノズル面1
2のインク等を拭き取ったワイパーブレード15がイン
ク除去部16に送られたときに、ワイパーブレード15
に振動を与えて、ワイパーブレード15の先端部に付着
したインク等を除去する場合について説明したが、ワイ
パーブレード15がインク除去部16に送られたときに
ワイパーブレード15の先端部を洗浄してワイパーブレ
ード15の先端部に付着したインク等を除去するように
しても良い。
【0036】〔実施例5〕 ワイパーブレード15の先
端部を洗浄するインク除去部16を有するノズルクリー
ナ13は、図9の構成図に示すように、インク除去部1
6が駆動ローラ19と従動ローラ20に巻き回されたタ
イミングベルト21の記録ヘッド3とは反対側の位置に
配置されている。このインク除去部16は洗浄容器40
と上下移動機構部41と洗浄液カートリッジ42と液回
収カートリッジ43を有する。洗浄容器40には超音波
発生部44に接続された超音波振動子45が設けられて
いる。この洗浄容器40内の洗浄液46を満たし、洗浄
液46中で超音波を発生させて洗浄する。洗浄液46と
してはインクを溶かす水やアルコールを使用する。上下
移動機構部41は例えばモータと歯車群と送りネジを有
し、洗浄容器40を上下に移動する。洗浄液カートリッ
ジ42には洗浄液46が収納され、液供給ポンプ47を
介して洗浄容器40に接続している。液回収カートリッ
ジ43は使用済みの洗浄を貯蔵するものであり、液回収
ポンプ48を介して洗浄容器40に接続している。
【0037】上記のように構成したインク除去部16
に、タイミングベルト21を反時計方向に正回転しなが
ら記録ヘッド3のノズル面12のインク等を拭き取った
ワイパーブレード15が送られ、インク除去位置検出セ
ンサ23でワイパーブレード15を検出したときに、駆
動モータ18を停止させてタイミングベルト21の回転
を停止する。この状態で上下移動機構部41を駆動して
洗浄容器40を上昇させ、ワイパーブレード15の先端
部を洗浄容器40内の洗浄液46に浸漬する。そして超
音波発生部44で周波数が例えば20〜40kHzの高
周波電気振動を発生して超音波振動子45に送り、超音
波振動子45で機械的な振動に変換して超音波を発生し
て洗浄容器40内の洗浄液46中に送り出す。この洗浄
液46中に送り出された超音波は空胴現象により気泡の
発生と破壊を繰返し、破壊するときに大きな力を発生し
てワイパーブレード15の先端部を洗浄するとともに超
音波振動による圧力によりワイパーブレード15の先端
部に付着したインク等に衝撃を与えて、付着したインク
等を除去する。
【0038】このように洗浄容器40内の洗浄液46中
に超音波を発生させることにより、ワイパーブレード1
5に付着したインク等を簡単に、かつ確実に除去するこ
とができる。また、インク除去部16でワイパーブレー
ド15に付着したインク等を完全に除去できるから、イ
ンク除去部16の下流側に拭き取りユニット17を設け
る必要がなく、ノズルクリーナ13の構造を簡略化する
ことができる。
【0039】ワイパーブレード15の先端部をあらかじ
め定めた所定時間洗浄した後、超音波の発生を停止し、
上下移動機構部41を駆動して洗浄容器40を下降さ
せ、ワイパーブレード15の先端部から洗浄容器40を
離してインク除去工程を終了する。このインク除去工程
をあらかじめ定めた一定回数繰返したら、液回収ポンプ
48を駆動して洗浄容器40内の使用済みの洗浄液46
を液回収カートリッジ43に回収し、その後、液供給ポ
ンプ47を駆動して洗浄液カートリッジ42内の洗浄液
46を洗浄容器40に供給する。したがって洗浄容器4
0には、インク等によりあまり汚染していない洗浄液4
6を常に収容して、洗浄するワイパーブレード15の先
端部に除去したインク等が付着することを防ぐことがで
きる。この洗浄液46の回収と供給を洗浄容器40と洗
浄液カートリッジ42及び液回収カートリッジ43の容
積で定めた所定回数繰返したら、洗浄液カートリッジ4
2と液回収カートリッジ43の交換を指示して洗浄液カ
ートリッジ42と液回収カートリッジ43を新しい洗浄
液カートリッジ42と液回収カートリッジ43に交換す
る。
【0040】〔実施例6〕 上記実施例は、タイミング
ベルト21を反時計方向に正回転しながら記録ヘッド3
のノズル面12のインク等をワイパーブレード15で拭
き取り、このワイパーブレード15をインク除去部16
に送る場合について説明したが、インク除去部16の下
流側に拭き取りユニット17を設ける必要がないから、
タイミングベルト21を反時計方向に正回転したり、時
計方向に逆回転させながら記録ヘッド3のノズル面12
のインク等をワイパーブレード15で拭き取り、インク
除去部16に送るようにしても良い。この場合、ワイパ
ーブレード15の先端部を、図10の(a),(b)、
(c)に示すように、移動方向に対して対称な形状に形
成する。このようにワイパーブレード15の先端部の形
状を移動方向に対して対称にすることにより、タイミン
グベルト21を時計方向に逆回転させた場合もタイミン
グベルト21を反時計方向に正回転した場合と同様に記
録ヘッド3のノズル面12のインク等を拭き取ることが
できる。そこで記録ヘッド3のノズル面12のインク等
を拭き取るときに、タイミングベルト21の正回転と逆
回転を交互に繰返して、ワイパーブレード15の先端部
の拭き取る稜線の部分を切り換える。このようにしてワ
イパーブレード15の先端部の拭き取る稜線の部分の摩
耗を大幅に低減することができ、ワイパーブレード15
の寿命を2倍にすることができ、長期間安定して記録ヘ
ッド3のノズル面12のインク等を拭き取ることができ
る。
【0041】この場合、記録ヘッド3のノズル面12の
インク等を拭き取るときの記録ヘッド3を駆動ローラ1
9と従動ローラ20の間の中央の位置に配置し、インク
除去部16の洗浄容器40をタイミングベルト21の記
録ヘッド3とは反対側の駆動ローラ19と従動ローラ2
0の間の中央の位置に配置することが望ましい。このよ
うに記録ヘッド3と洗浄容器40を駆動ローラ19と従
動ローラ20の間の中央の位置に配置することにより、
タイミングベルト21を正回転してワイパーブレード1
5で記録ヘッド3のノズル面12のインク等を拭き取っ
たときと、タイミングベルト21を逆回転してワイパー
ブレード15で記録ヘッド3のノズル面12のインク等
を拭き取ったときに、ワイパーブレード15を洗浄容器
40まで送る距離を同じにして、洗浄するワイパーブレ
ード15を最短時間で洗浄容器40まで送ることがで
き、効率良く洗浄を行なうことができる。
【0042】〔実施例7〕 上記実施例5,6は洗浄液
カートリッジ42と液回収カートリッジ43を別個に設
けた場合について説明したが、図11に示すように、洗
浄液カートリッジ42と液回収カートリッジ43を一体
化した液収納カートリッジ49を設け、液収納カートリ
ッジ49を交換するようにすると、洗浄液カートリッジ
42と液回収カートリッジ43を容易に交換にすること
ができる。さらに、ノズルクリーナ13全体をカートリ
ッジ化しても良い。このようにノズルクリーナ13全体
をカートリッジ化することにより、ワイパーブレード1
5の交換を容易にすることができるとともに、洗浄容器
40が除去したインク等で汚染することを防ぐことがで
き、記録ヘッド3のノズル面12のインク等を安定して
拭き取ることができる。また、一体化した洗浄液カート
リッジ42と液回収カーリッジ43を分離可能にする
と、洗浄液カートリッジ42と液回収カートリッジ43
をより容易に交換にすることができる。
【0043】〔実施例8〕 上記実施例5〜7は洗浄容
器40に超音波振動子45を設けた場合について説明し
たが、図12に示すように、洗浄容器40に超音波振動
子45を設けずに、洗浄容器40内の洗浄液46中にワ
イパーブレード15を浸漬して先端部に付着したインク
等を除去するときに、搬送ユニット14の駆動モータを
正逆転してタイミングベルト21を正逆回転しながらワ
イパーブレード15を洗浄液46中で揺動させて先端部
に付着したインク等を除去するようにしても良い。この
ようにして簡単な構成でワイパーブレード15に付着し
たインク等を除去することができる。
【0044】〔実施例9〕 また、図13に示すよう
に、インク除去部16を上下移動機構部41により昇降
するインク回収容器22と、インク回収容器22の上端
部に設けられワイパーブレード15の移動方向の両側面
と対向する洗浄液噴射ノズル50と、洗浄液カートリッ
ジ42及び液供給ポンプ47で構成し、ワイパーブレー
ド15の移動方向の両側面に洗浄液噴射ノズル50から
洗浄液を噴射してワイパーブレード15の先端部に付着
したインク等を除去するようにしても良い。すなわち、
記録ヘッド3のノズル面12のインク等を拭き取ったワ
イパーブレード15がインク除去部16に送られ、イン
ク除去位置検出センサ23でワイパーブレード15を検
出したときに、駆動モータ18を停止させてタイミング
ベルト21の回転を停止する。この状態で上下移動機構
部41を駆動してインク回収容器22を上昇させ、洗浄
液噴射ノズル50をワイパーブレード15の両側面と対
向させて液供給ポンプ47を駆動して洗浄液カートリッ
ジ42から洗浄液噴射ノズル50に洗浄液を供給し、ワ
イパーブレード15の両側面に洗浄液を噴射する。この
洗浄液の噴射圧によりワイパーブレード15の先端部に
付着したインク等に衝撃を与えて、付着したインク等を
洗い流す。このようにして簡単にワイパーブレード15
の先端部に付着したインク等を除去することができる。
【0045】上記実施例は洗浄液を噴射してワイパーブ
レード15の先端部に付着したインク等を除去する場合
について説明したが、加圧空気を噴射してワイパーブレ
ード15の先端部に付着したインク等を除去するように
しても良い。
【0046】また、上記各実施例はインクジュットプリ
ンタについて説明したが、インクジュット方式の複写機
やファクシミリ等の画像形成装置にも同様にして適用す
ることができる。また、各種の液体を噴射するノズルの
先端のクリーニングにも同様して適用することができ
る。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ノズル
に付着した液体を拭き取ったワイパーブレードがノズル
の拭き取り領域以外に移動したときに、ワイパーブレー
ドに振動を与えてワイパーブレードに付着した液体やご
みを除去するようにしたから、ワイパーブレードに付着
した液体等を確実に除去できるとともに、ワイパーブレ
ードの先端部に疵を付けたり摩耗することを防ぐことが
でき、ワイパーブレードを長期間安定して使用すること
ができる。
【0048】また、ワイパーブレードをノズルの拭き取
り領域以外に移動したとき、搬送ユニットはワイパーブ
レードの移動方向を正,逆方向に繰返して高速で切り換
えることにより、特別な励振機構を使用せずに簡単な構
成でワイパーブレードに振動を与えることができる。
【0049】また、駆動ローラと従動ローラに巻き回さ
れ、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置され
たタイミングベルトを有する搬送ユニットによりワイパ
ーブレードをノズルの拭き取り領域以外に移動したと
き、昇降手段により係止爪を移動して係止爪の先端部を
タイミングベルトの歯に接触させながらタイミングベル
トを振動させることにより、簡単な構成でワイパーブレ
ードに振動を与えてワイパーブレードに付着した液体等
を除去することができる。
【0050】さらに、係止爪の先端部をタイミングベル
トの歯に接触させながらタイミングベルトを移動すると
きに、タイミングベルトの移動方向を正,逆方向に繰返
して切り換えることにより、ワイパーブレードに多様な
振動を与えることができ、ワイパーブレードに付着した
液体等を確実に除去することができる。
【0051】また、駆動ローラと従動ローラに巻き回さ
れ、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置され
たタイミングベルトを有する搬送ユニットによりワイパ
ーブレードをノズルの拭き取り領域以外に移動したと
き、タイミングベルトの張力を繰返して変化させてワイ
パーブレードに振動を与えることにより、ワイパーブレ
ードに多様な振動を与えることができ、ワイパーブレー
ドに付着した液体等を確実に除去することができる。
【0052】さらに、振動を与えて付着した液体を除去
したワイパーブレードを多孔質材料からなる拭き取り部
材に押圧して残留している液体やごみを除去することに
より、ワイパーブレードに付着した液体等をより確実に
除去することができる。
【0053】また、多孔質材料からなり、一部に切欠き
部を有する半円盤状に形成されたクリーニングブレード
を回転して、振動を与えて付着した液体を除去したワイ
パーブレードの移動方向の両側面を挾み込み、ワイパー
ブレードに残留している液体やごみを除去することによ
り、ワイパーブレードに付着した液体等をより確実に除
去できるとともに、ワイパーブレードの先端部に疵を付
けたり摩耗することを防ぐことができ、ワイパーブレー
ドを長期間安定して使用することができる。
【0054】また、ノズルに付着した液体を拭き取った
ワイパーブレードがノズルの拭き取り領域以外に移動し
たとき、ワイパーブレードの先端部を洗浄液で洗浄して
ワイパーブレードに付着した液体やごみを除去すること
により、ワイパーブレードに疵を付けずに付着した液体
等を確実に除去することができる。
【0055】また、ワイパーブレードの先端部を洗浄す
る洗浄装置を洗浄容器と移動機構部及び洗浄容器に取り
付けられ超音波発生部に接続された超音波振動子とで構
成しワイパーブレードが洗浄装置の位置に移動したとき
に、移動機構部で洗浄容器を移動して洗浄容器内の洗浄
液にワイパーブレードの先端部を浸漬し、超音波振動子
から超音波を発生して洗浄容器内の洗浄液中に送り出し
てワイパーブレードの先端部を超音波洗浄することによ
り、ワイパーブレードに付着した液体等を短時間で確実
に除去することができる。
【0056】また、ワイパーブレードの先端部を洗浄す
る洗浄装置を洗浄容器と移動機構部とで構成し、ワイパ
ーブレードが洗浄装置の位置に移動したときに、移動機
構部で洗浄容器を移動して洗浄容器内の洗浄液にワイパ
ーブレードの先端部を浸漬し、搬送ユニットによりワイ
パーブレードを揺動させてワイパーブレードの先端部を
洗浄することにより、簡単な構成でワイパーブレードに
付着した液体等を確実に除去することができる。
【0057】さらに、ワイパーブレードをあらかじめ定
めた一定回数洗浄した後に洗浄容器内の洗浄液を液回収
カーリッジに回収し、洗浄液カートリッジから洗浄容器
に未使用の洗浄液を供給することにより、常に汚れてい
ない洗浄液でワイパーブレードをを洗浄することがで
き、ワイパーブレードに付着した液体等を安定して除去
することができる。
【0058】また、洗浄液カートリッジと液回収カーリ
ッジを一体化することにより、洗浄液カートリッジと液
回収カーリッジを簡単に交換することができる。
【0059】さらに、洗浄装置と洗浄液カートリッジと
液回収カーリッジを一体化することにより、これらを簡
単に交換することができるとともに液漏れ等は生じるこ
とを防ぐことができる。また、一体化した洗浄液カート
リッジと液回収カーリッジを分離可能にすると、洗浄液
カートリッジと液回収カートリッジをより容易に交換に
することができる。
【0060】また、ワイパーブレードの先端部に洗浄液
を噴射してワイパーブレードの付着した液体やごみを除
去することにより、ワイパーブレードに付着した液体等
を安定して除去することができる。
【0061】また、駆動ローラと従動ローラに巻き回さ
れ、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して配置され
たタイミングベルトを有する搬送ユニットのタイミング
ベルトに先端部を移動方向に対して対称な形状に形成し
たワイパーブレードを取り付け、ノズルに付着した液体
を拭き取るたびにタイミングベルトの回転方向を切り換
えてワイパーブレードをノズルの拭き取り領域から洗浄
装置に移動することにより、ワイパーブレードの先端部
の拭き取る稜線の部分を切り換えることができ、ワイパ
ーブレードの先端部の拭き取る稜線の部分の摩耗を大幅
に低減することができ、ワイパーブレード5の寿命を2
倍にすることができ、長期間安定してノズルの液体やご
み等を拭き取ることができる。
【0062】さらに、ノズルの拭き取り領域に対して洗
浄装置をタイミングベルトの正回転方向と逆回転方向で
等距離の位置に配置することにより、洗浄するワイパー
ブレードを最短時間で洗浄容器まで送ることができ、効
率良く洗浄を行なうことができるとともにワイパーブレ
ードをノズルの拭き取り領域に効率良く送ることができ
る。
【0063】また、これらのノズルクリーナをインクジ
ェット記録装置に設けることにより、記録ヘッドのノズ
ル面からインク等を確実に除去することができ、各種の
色のインクが混じって混色することを防ぎ、良質な画像
を安定して形成することができる。さらに、ワイパーブ
レードがノズルの拭き取り領域以外に移動したことを検
知する検知手段と、検知手段からの信号に基づきワイパ
ーブレードからインク等を除去する振動発生装置又は洗
浄装置の駆動を制御する駆動制御手段を設けることによ
り、安定してワイパーブレードに付着したインク等を除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図である。
【図2】ノズルクリーナの構成図である。
【図3】ワイパーブレードの配置図である。
【図4】駆動モータの制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】上記実施例のワイパーブレードのインク除去工
程を示す工程図である。
【図6】第2の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【図7】第3の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【図8】第4の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【図9】第5の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【図10】第6の実施例のワイパーブレードの構成図で
ある。
【図11】第7の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【図12】第8の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【図13】第9の実施例のノズルクリーナの構成図であ
る。
【符号の説明】
3;記録ヘッド、12;ノズル面、13;ノズルクリー
ナ、14;搬送ユニット、15;ワイパーブレード、1
6;インク除去部、17;拭き取りユニット、18;駆
動モータ、19;駆動ローラ、20;従動ローラ、2
1;タイミングベルト、22;インク回収容器、23;
インク除去位置検出センサ、24;モータ制御部、2
5;容器、26;拭き取り部材。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパーブレードがノズルの拭き取り領
    域以外に移動したことを検知し、その検知結果に基づき
    ワイパーブレードに振動を与えてワイパーブレードに付
    着した液体やごみを除去することを特徴とするノズルク
    リーナ方法。
  2. 【請求項2】 ノズルの拭き取り領域でノズルと対向し
    て配置された搬送ユニットによりワイパーブレードの先
    端をノズルに押圧しながらワイパーブレードを移動させ
    てノズルに付着した液体を拭き取り、ワイパーブレード
    がノズルの拭き取り領域以外に移動したときに、ワイパ
    ーブレードに振動を与えてワイパーブレードに付着した
    液体やごみを除去することを特徴とするノズルクリー
    ナ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のノズルクリーナにおい
    て、ワイパーブレードをノズルの拭き取り領域以外に移
    動したとき、搬送ユニットはワイパーブレードの移動方
    向を正,逆方向に繰返して高速で切り換えワイパーブレ
    ードに振動を与えることを特徴とするノズルクリーナ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のノズルクリーナにおい
    て、駆動ローラと従動ローラに巻き回され、ノズルの拭
    き取り領域でノズルと対向して配置されたタイミングベ
    ルトを有する搬送ユニットによりワイパーブレードをノ
    ズルの拭き取り領域以外に移動したとき、昇降手段によ
    り係止爪を移動して係止爪の先端部をタイミングベルト
    の歯に接触させながらタイミングベルトを移動してワイ
    パーブレードに振動を与えることを特徴とするノズルク
    リーナ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のノズルクリーナにおい
    て、係止爪の先端部をタイミングベルトの歯に接触させ
    ながらタイミングベルトを移動するときに、タイミング
    ベルトの移動方向を正,逆方向に繰返して切り換えワイ
    パーブレードに振動を与えることを特徴とするノズルク
    リーナ。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のノズルクリーナにおい
    て、駆動ローラと従動ローラに巻き回され、ノズルの拭
    き取り領域でノズルと対向して配置されたタイミングベ
    ルトを有する搬送ユニットによりワイパーブレードをノ
    ズルの拭き取り領域以外に移動したとき、タイミングベ
    ルトの張力を繰返して変化させてワイパーブレードに振
    動を与えることを特徴とするノズルクリーナ。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれかに記載のノズ
    ルクリーナにおいて、振動を与えて付着した液体を除去
    したワイパーブレードを多孔質材料からなる拭き取り部
    材に押圧して残留している液体やごみを除去することを
    特徴とするノズルクリーナ。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至6のいずれかに記載のノズ
    ルクリーナにおいて、多孔質材料からなり、一部に切欠
    き部を有する半円盤状に形成されたクリーニングブレー
    ドを回転して、振動を与えて付着した液体を除去したワ
    イパーブレードの移動方向の両側面を挾み込み、ワイパ
    ーブレードに残留している液体やごみを除去することを
    特徴とするノズルクリーナ。
  9. 【請求項9】 ノズルの拭き取り領域でノズルと対向し
    て配置された搬送ユニットによりワイパーブレードの先
    端をノズルに押圧しながらワイパーブレードを移動させ
    てノズルに付着した液体を拭き取り、ワイパーブレード
    がノズルの拭き取り領域以外に移動したとき、ワイパー
    ブレードの先端部を洗浄液で洗浄してワイパーブレード
    に付着した液体やごみを除去することを特徴とするノズ
    ルクリーナ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のノズルクリーナにおい
    て、ワイパーブレードの先端部を洗浄する洗浄装置は洗
    浄容器と移動機構部及び洗浄容器に取り付けられ超音波
    発生部に接続された超音波振動子とを有し、ワイパーブ
    レードが洗浄装置の位置に移動したときに、移動機構部
    で洗浄容器を移動して洗浄容器内の洗浄液にワイパーブ
    レードの先端部を浸漬し、超音波振動子から超音波を発
    生して洗浄容器内の洗浄液中に送り出してワイパーブレ
    ードの先端部を洗浄することを特徴とするノズルクリー
    ナ。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のノズルクリーナにおい
    て、ワイパーブレードの先端部を洗浄する洗浄装置は洗
    浄容器と移動機構部とを有し、ワイパーブレードが洗浄
    装置の位置に移動したときに、移動機構部で洗浄容器を
    移動して洗浄容器内の洗浄液にワイパーブレードの先端
    部を浸漬し、搬送ユニットによりワイパーブレードを揺
    動させてワイパーブレードの先端部を洗浄することを特
    徴とするノズルクリーナ。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載のノズルクリ
    ーナにおいて、ワイパーブレードをあらかじめ定めた一
    定回数洗浄した後に洗浄容器内の洗浄液を液回収カーリ
    ッジに回収し、洗浄液カートリッジから洗浄容器に未使
    用の洗浄液を供給することを特徴とするノズルクリー
    ナ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のノズルクリーナにお
    いて、洗浄液カートリッジと液回収カーリッジを一体化
    したことを特徴とするノズルクリーナ。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のノズルクリーナにお
    いて、洗浄装置と洗浄液カートリッジと液回収カーリッ
    ジを一体化したことを特徴とするノズルクリーナ。
  15. 【請求項15】 請求項12又は13記載のノズルクリ
    ーナにおいて、一体化した洗浄液カートリッジと液回収
    カーリッジを分離可能としたことを特徴とするノズルク
    リーナ。
  16. 【請求項16】 請求項9記載のノズルクリーナにおい
    て、ワイパーブレードの先端部を洗浄する洗浄装置は液
    回収容器と移動機構部と液回収容器に取り付けられワイ
    パーブレードの移動方向の両側面と対向する洗浄液噴射
    ノズルと、洗浄液カートリッジ及び液供給ポンプを有
    し、ワイパーブレードが洗浄装置の位置に移動したとき
    に、移動機構部で液回収容器を移動してワイパーブレー
    ドの移動方向の両側面に洗浄液噴射ノズルから洗浄液を
    噴射してワイパーブレードの付着した液体やごみを除去
    することを特徴とするノズルクリーナ。
  17. 【請求項17】 請求項10乃至16のいずれかに記載
    のノズルクリーナにおいて、駆動ローラと従動ローラに
    巻き回され、ノズルの拭き取り領域でノズルと対向して
    配置されたタイミングベルトを有する搬送ユニットのタ
    イミングベルトに先端部を移動方向に対して対称な形状
    に形成したワイパーブレードを取り付け、ノズルに付着
    した液体を拭き取るたびにタイミングベルトの回転方向
    を切り換えてワイパーブレードをノズルの拭き取り領域
    から洗浄装置に移動することを特徴とするノズルクリー
    ナ。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のノズルクリーナにお
    いて、ノズルの拭き取り領域に対して洗浄装置をタイミ
    ングベルトの正回転方向と逆回転方向で等距離の位置に
    配置したことを特徴とするノズルクリーナ。
  19. 【請求項19】 請求項2乃至18のいずれかのノズル
    クリーナを有することを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  20. 【請求項20】 ワイパーブレードに振動を与える振動
    発生装置又はワイパーブレードを洗浄する洗浄装置のい
    ずれか一方と、ワイパーブレードがノズルの拭き取り領
    域以外に移動したことを検知する検知手段と、検知手段
    からの信号に基づき振動発生装置又は洗浄装置の駆動制
    御を行なう駆動制御手段とを有することを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
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