JP2002078951A - パチンコ玉研磨装置 - Google Patents

パチンコ玉研磨装置

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JP2002078951A
JP2002078951A JP2000268991A JP2000268991A JP2002078951A JP 2002078951 A JP2002078951 A JP 2002078951A JP 2000268991 A JP2000268991 A JP 2000268991A JP 2000268991 A JP2000268991 A JP 2000268991A JP 2002078951 A JP2002078951 A JP 2002078951A
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pachinko
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polishing
pachinko balls
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Fujio Kobayashi
富士夫 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送するパチンコ玉から塵埃を取り除くこと
のできるパチンコ玉研磨装置を提供する。 【解決手段】 搬送ベルト(11)と研磨材(13)と
の間に挟持したパチンコ玉を、当該搬送ベルト(11)
の回転により搬送しながら研磨するための搬送研磨部
(3)と、前記搬送研磨部(3)により搬送されたパチ
ンコ玉を排出口(25)から排出するための排出部
(5)と、を有するパチンコ玉研磨装置(1)におい
て、前記排出部(5)には、パチンコ玉とともに搬送さ
れた塵埃を吸引するための集塵装置(9)が連結されて
いる。搬送部(5)内にパチンコ玉とともに搬送された塵
埃は集塵装置(9)によって吸引されるので搬送部(5)内
から排出されることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ玉を搬
送しながら研磨するためのパチンコ玉研磨装置(以下、
適宜「研磨装置」という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに、特開平11−156034
号公報において本出願人が開示した研磨装置(以下、
「従来の研磨装置」という)がある。従来の研磨装置
は、搬送ベルトと研磨材との間に挟持したパチンコ玉
を、当該搬送ベルトの回転により搬送しながら研磨する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の研磨装置に代表
される研磨装置の研磨材には、一般に丈夫な帆布が使用
されている。このため、搬送するパチンコ玉との接触に
より帆布から繊維が抜け、これが糸くずとなってパチン
コ玉に付着したままパチンコ機等の内部に搬送されてし
まうおそれがあった。また、研磨により一旦はパチンコ
玉から離れた塵埃が再度付着してパチンコ玉とともに搬
送されてしまう場合もあった。このような糸くずを含む
塵埃がパチンコ機等の内部に混入すると、そのパチンコ
機の遊技盤に付着してその美観を損ねたり、また、パチ
ンコ玉の流れを妨げたりするなどの不都合の原因となる
おそれがあった。
【0004】また、パチンコ玉は金属製であり帆布とは
異なる材質によって作られているため、両者間の接触に
より静電気が発生し、この静電気がパチンコ玉に帯電す
ることがある。パチンコ玉が帯電すると、その吸着力に
より塵埃を吸着するため塵埃付きのパチンコ玉が排出さ
れる危険性がより高まる。本発明が解決しようとする課
題は、上述した塵埃をパチンコ機等の内部に混入する前
に取り除くことにより、パチンコ機等の美観やパチンコ
玉の円滑な流れを保つことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決しよ
うとした発明者は、パチンコ研磨機の排出部に糸くずや
塵埃を吸引するための集塵装置を連結し、さらに、その
集塵効果を高めるために除電手段を設けることを思いつ
いた。その詳しい構成については、項を改めて説明す
る。なお、何れかの請求項の発明の説明において行う用
語の定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求
項の発明にも適用されるものとする。
【0006】(請求項1に記載した発明の構成)請求項
1に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求項1の
研磨装置」という)は、搬送ベルトと研磨材との間に挟
持したパチンコ玉を、当該搬送ベルトの回転により搬送
しながら研磨するための搬送研磨部と、前記搬送研磨部
により搬送されたパチンコ玉を排出口から排出するため
の排出部と、を有している。請求項1の研磨装置の特徴
は、前記排出部には、パチンコ玉とともに搬送された塵
埃を吸引するための集塵装置が連結されていることを特
徴とする。搬送方向に限定はなく、縦方向でも横方向で
もこれら以外の方向でもよい。
【0007】(請求項1に記載した発明の作用効果)請
求項1の研磨装置を使用すると、搬送ベルトと研磨材と
の間に挟持されたパチンコ玉が、搬送ベルトの回転によ
り搬送されながら研磨される。搬送されたパチンコ玉は
排出部の排出口を経て排出方向に排出される。排出部に
おいては、連結された集塵装置の働きにより塵埃が吸引
される。よって、排出部から塵埃が排出されることが可
及的になくなるので、その分、パチンコ機等の内部への
塵埃混入が防止される。
【0008】(請求項2に記載した発明の構成)請求項
2に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求項2の
研磨装置」という)は、請求項1の研磨装置の構成に限
定が加わり、前記集塵装置に連通する集塵口が前記排出
部のパチンコ玉排出方向上流側に配され、これにより、
当該排出部内の空気流の方向がパチンコ玉の排出方向と
逆方向となるように構成されていることを特徴とする。
【0009】(請求項2に記載した発明の作用効果)請
求項2の研磨装置を使用すると、請求項1の研磨装置の
作用効果に加え、排出口から入った空気が集塵口内に吸
引されることにより生じる排出部内の空気流の方向がパ
チンコ玉の排出方向と逆方向になる。このため、排出さ
れるパチンコ玉は逆方向の風圧を受けることになり、こ
の風圧によりパチンコ玉に付着していた塵埃が剥がさ
れ、効率の良い集塵が行われる。
【0010】(請求項3に記載した発明の構成)請求項
3に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求項3の
研磨装置」という)は、請求項1又は2の研磨装置の構
成に限定が加わり、前記排出部が、搬送されたパチンコ
玉に帯電した静電気を除去するための除電手段を含むこ
とを特徴とする。「除電手段」の構造や原理等には、何
ら制限がない。一般的には、直接間接にパチンコ玉と電
気的に接触し、パチンコ玉に帯電している静電気をアー
スへ逃がす方法が採用されるが、パチンコ玉と接触せず
に帯電している静電気を空中放電させる方法等でもよ
い。
【0011】(請求項3に記載した発明の作用効果)請
求項3の研磨装置を使用すると、請求項1又は2の研磨
装置の作用効果に加え、搬送べルトの回転により搬送研
磨部内で搬送研磨されたパチンコ玉は静電気を帯びてい
るが、排出部内で除電手段の作用を受け、その静電気が
除去される。したがって、静電気によりパチンコ玉に吸
着していた塵埃が除電により分離するのでその分、集塵
効果をよくすることができる。
【0012】(請求項4に記載した発明の構成)請求項
4に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求項4の
研磨装置」という)は、搬送ベルトと研磨材との間に挟
持したパチンコ玉を、当該搬送ベルトの回転により搬送
しながら研磨するための搬送研磨部と、前記搬送研磨部
により搬送されたパチンコ玉を排出口から排出するため
の排出部と、を有している。請求項4の研磨装置の特徴
は、前記排出部が、搬送されたパチンコ玉に帯電した静
電気を除去するための除電手段を含むことにある。「除
電手段」の構造や原理等には、何ら制限がないことは、
請求項3の研磨装置の場合と同じである。
【0013】(請求項4に記載した発明の作用効果)請
求項4の研磨装置を使用すると、搬送ベルトと研磨材と
の間に挟持されたパチンコ玉が、搬送ベルトの回転によ
り搬送されながら研磨される。搬送されたパチンコ玉は
排出部の排出口を経て排出方向に排出される。排出部内
で除電手段の作用を受け、パチンコ玉に帯電している静
電気が除去される。したがって、静電気によりパチンコ
玉に吸着していた塵埃が除電により分離するので排出部
外へ排出する塵埃を可及的に少なくすることができる。
【0014】(請求項5に記載した発明の構成)請求項
5に記載した発明に係る研磨装置(以下、「請求項5の
研磨装置」という)は、請求項3又は4の研磨装置の構
成に限定が加わり、前記除電手段が、前記排出部を通過
するパチンコ玉の一部又は全部と接触可能に設けられ、
かつ、アースされた導電性ブラシを含むことを特徴とす
る。「導電性ブラシ」には、たとえば、カーボンブラ
シ、金属ブラシが該当する。導電性ブラシは、必ずしも
大地にアースされている必要はなく、電気的に大地の代
わりとなるもの(たとえば、研磨装置本体、建物の鉄
筋)にアースされている場合も含まれる。導電性ブラシ
には、除電効果を高めるためにこれを回転可能な形状と
構造を持たせることもできる。
【0015】(請求項5に記載した発明の作用効果)請
求項5の研磨装置を使用すると、請求項3又は4の研磨
装置の作用効果に加え、帯電して揚送されたパチンコ玉
に導電性の回転ブラシが接触し、この導電性ブラシを介
して静電気がアースに流れて除電される。ブラシの持つ
柔軟性により自在に変形するので、これによりパチンコ
玉との接触の機会が増加し、それにより、除電効果を高
めることできる。回転可能な形状と構造を有する導電性
ブラシを用いた場合は、パチンコ玉と接触する機会がさ
らに増えるので、その増えた分だけ除電効果を高めるこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、各図を参照しながら、本発
明の実施の形態(以下、「本実施形態」という)につい
て説明する。図1は研磨装置の主要部斜視図であり、図
2は排出部の斜視図である。図3は図2のX−X断面図
であり、図4は搬送終端部を内壁側から見た図である。
図5は、導電性ブラシの斜視図である。
【0017】(研磨装置の概略構成)図1に示すよう
に、研磨装置1は、搬送ベルト11と研磨材13との間
に挟持した遊技済みパチンコ玉を、この搬送ベルト11
の回転により搬送しながら研磨するための搬送研磨部3
と、この搬送研磨部3により搬送されたパチンコ玉を排
出口21から排出するための排出部5と、を備えてい
る。搬送ベルト11は、駆動ローラ15と従動ローラ1
7とにより矢印が示す方向に回転するようになってい
る。符号18は搬送ベルト11にテンションを加えるた
めのテンションローラを、符号19は搬送ベルト11と
研磨材13との間に遊技済みパチンコ玉を導入するため
の導入樋を、それぞれ示している。なお、以下の説明に
おいては、遊技済みパチンコ玉をPdと、研磨済みパチ
ンコ玉をPcと、さらに、除電済みパチンコ玉をPe
と、それぞれ異なる符号を用いて説明する。
【0018】(搬送研磨部の構成)上述したように搬送
研磨部3は搬送ベルト11と研磨材13との間に遊技済
みパチンコ玉Pdを挟持した状態でこの搬送ベルト11
を回転させ、これにより遊技済みパチンコ玉Pdを搬送
しながら研磨材13との接触により遊技済みパチンコ玉
Pdの表面に付着している塵埃を磨き落すようになって
いる。本実施形態の研磨装置1は、パチンコ玉を揚送す
る、すなわち、縦方向に搬送するようになっているが、
この搬送方向はパチンコ玉を搬送する目的に応じて横方
向でもよいし、これら縦横方向以外の方向に搬送するよ
うにしてもよい。搬送ベルト11はゴム製の単ベルトに
より構成されており、研磨材13は搬送ベルト11に沿
って上下方向に張られた丈夫な帆布から構成されてい
る。研磨材13搬送面13aとこれに対向する搬送ベル
ト11の搬送面11aとの距離は、両者間に挟持した遊
技済みパチンコ玉Pdが搬送ベルト11の回転により滑
り落ちない程度の摩擦力を加えられるように両者の摩擦
係数やテンションの度合い等を考慮した上で設定されて
いる。搬送ベルト11のテンションは、テンションロー
ラ18の位置調整により調整することができる。
【0019】(排出部の構成)図1乃至3を参照しなが
ら、排出部5の構成について説明する。排出部5は搬送
研磨部3により搬送された研磨済みパチンコ玉Pcを、
搬送ベルト11と研磨材13とによる挟持から解放して
所定方向に排出するための部材であって、搬送研磨部3
の頂部に設けられている。排出部5は、その全体が合成
樹脂又は金属により構成され、ハーフパイプ状の搬送終
端部21と、この搬送終端部21に連なって設けられた
同じくハーフパイプ状のブラシ収納部22と、このブラ
シ収納部22の終端に形成された出口形成部23と、排
出部5の底部を形成する底板部24を備え、出口形成部
23と底板部24との間に排出口25が開口されてい
る。底板部24は、排出される研磨済みパチンコ玉Pc
が排出口25に向かって転がりやすいように排出口25
に向かって緩やかに下降傾斜している。
【0020】図3に示すように、搬送終端部21は、そ
の内部に従動ローラ17を受け入れ、その内壁21aと
搬送ベルト11の搬送面11aとの間で研磨済みパチン
コ玉Pcを挟持し、これを搬送ベルト11の最頂部まで
搬送するようになっている。つまり、搬送終端部21
は、研磨材13が持つ挟持作用を引き継いで搬送ベルト
11の最頂部まで搬送する役目を担っている。こうして
最頂部まで搬送された研磨済みパチンコ玉Pcを、上昇
方向への搬送ベルト11の回転を下降方向へ転換するこ
とにより挟持作用から解放し、底板部24上に落下させ
るようになっている。底板部24上に落下させた研磨済
みパチンコ玉Pcは、搬送ベルト11の回転による遠心
力と底板部24の傾斜とによりブラシ収納部22を通り
排出口25に向かって移動させられるようになってい
る。ブラシ収納部22は、その中に後述する導電性ブラ
シ7を回転可能に収納できるようになっている。
【0021】(集塵装置への連結)搬送終端部21の外
壁には、図2乃至4に示すような集塵室8が設けられ、
この集塵室8の内部と搬送終端部21の内部とは、搬送
終端部21に貫通して設けられた複数のスリット(集塵
口)21s,21s,...を介して連通するようにな
っている。各スリット21sは、パチンコ玉が通過でき
ない幅寸法に、かつ、パチンコ玉の搬送方向と同方向に
長く形成されている。前者については、パチンコ玉が通
過できるとすると、そのパチンコ玉が集塵室8内へ出て
しまい不都合だからである。後者については、そのよう
に形成することにより各スリット21sが搬送の邪魔に
なりづらくさせるためである。集塵室8の内部は、集塵
ホース8sを介して集塵装置9に連結されている。集塵
装置9は、搬送終端部21を含む排出部5内に発生する
塵埃を吸引除去するための装置である。各スリット(集
塵口)21sが排出部5の排出口25よりパチンコ玉排
出方向下流側に設けられているのは、集塵装置9の吸引
により研磨済みパチンコ玉Pcの排出方向と逆方向とな
る空気流(図3参照)を排出部5内に形成させるためで
ある。
【0022】(導電性ブラシの構成)図2乃至5を参照
しながら、導電性ブラシ7について説明する。導電性ブ
ラシ7は、研磨済みパチンコ玉Pcと電気的に接触する
ことにより、その研磨済みパチンコ玉Pcに帯電してい
る静電気を除電するための部材である。この導電性ブラ
シ7は、導電性の回転軸31に放射状に植え付けられた
導電性の繊維により構成されたブラシ体33を備えてい
る。ブラシ体33の繊維が放射状に植え付けられたの
は、これが回転するときの広がりを利用して研磨済みパ
チンコ玉Pcとの接触の機会をなるべく多くして除電効
率をよくするためである。ブラシ体33を構成する導電
性繊維として本実施形態では、カーボン(炭素)繊維が
用いられている。カーボン繊維が用いられているのは、
それが適度な柔軟性を持ちパチンコ玉を傷つけず、ま
た、それ自身の磨耗が比較的少ないからである。カーボ
ン繊維以外にも、たとえば、ステンレス繊維等の金属製
繊維や、合成樹脂繊維に金属繊維等を混合させた混合繊
維等を用いることができる。ブラシ体33を構成する各
繊維の長さは一定でもよいが、パチンコ玉との接触機会
を増加させるために互いに異ならせてもよい。
【0023】導電性ブラシ7の回転軸31は、電気的に
アースされており、これにより、ブラシ体33が間接的
にアースされるようになっている。なお、回転軸31の
アースは、可能であれば大地に行うことが効率よく除電
する上で好ましいが、静電気を吸収するに充分であれば
建物の鉄筋等に行ってもよい。回転軸31はその一端に
従動プーリ7pが固定されており、この従動プーリ7p
はクロスベルト7bによって従動ローラ17の回転軸1
7aに固定されたプーリ17pに連結されている。この
ように構成されることにより、搬送ベルト11を介して
回転する従動ローラ17の回転が、従動プーリ7pを介
して導電性ブラシ7を回転させるようになっている。な
お、本実施形態では、回転する導電性ブラシ7を採用し
たが、回転しない固定式のブラシを採用することもでき
る。
【0024】(本実施形態の作用効果)図1乃至4を参
照しながら、本実施形態の作用効果について説明する。
パチンコ機や計数機等から排出された遊技済みパチンコ
玉Pdは、導入樋19によって搬送ベルト11と研磨材
13との間に導入される。導入された遊技済みパチンコ
玉Pdは、搬送ベルト11の回転により排出部5に向か
って搬送される。搬送ベルト11の回転は、駆動ローラ
15と従動ローラ17とにより行われる。搬送ベルト1
1のテンションは、テンションローラ18の設定位置を
変化させることにより調整される。排出部5内部に搬送
された研磨済みパチンコ玉Pcは、搬送ベルト11から
離れ底板部24上を転動し、その際に回転する導電ブラ
シ7と接触して帯電する静電気が除電される。除電され
た除電済みパチンコ玉Peは、そのまま底板部24上を
転動して排出口25を経て外部へ排出される。
【0025】他方、研磨済みパチンコ玉Pcとともに排
出部5内に発生した塵埃は、集塵装置9により搬送終端
部21の各スリット21sから集塵室8まで吸引され、
さらに集塵ホース8hの中を通って吸引される。排出口
25に向かう研磨済みパチンコ玉Pcに付着する塵埃
は、まず、導電性ブラシ7による除電により研磨済みパ
チンコ玉Pcから離れ、さらに、排出口25から各スリ
ット21sに向かう排出方向とは逆方向の空気流により
受ける逆方向の風圧により剥がされることにより、集塵
装置9によって吸引除去される。したがって、排出され
るパチンコ玉Pc,Peは塵埃を含むことが極めて少な
いので、これらのパチンコ玉Pc,Peが再使用される
パチンコ機等を汚す恐れが可及的になくなる。
【0026】(本実施形態の変形例)上述した本実施形
態は、集塵装置9及び導電性ブラシ7の両者を備えてい
るが、発生する塵埃の種類や量等に応じて不要と考えら
れるときは、集塵装置9又は導電性ブラシ7の何れか一
方を省略することができる。
【0027】
【発明の効果】各請求項に記載した発明に係る研磨装置
を使用すると、搬送したパチンコ玉から塵埃を可及的に
除去できるので、パチンコ玉の搬送経路やパチンコ機を
汚すことを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 研磨装置の主要部斜視図である。
【図2】 排出部の斜視図である。
【図3】 図2のX−X断面図である。
【図4】 搬送終端部を内壁側から見た図である。
【図5】 導電性ブラシの斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ玉研磨装置 25 排
出口 3 搬送研磨部 5 排出部 7 導電性ブラシ(除電手段) 9 集塵装置 11 搬送ベルト 13 研磨材 21s スリット(集塵口)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ベルトと研磨材との間に挟持したパ
    チンコ玉を、当該搬送ベルトの回転により搬送しながら
    研磨するための搬送研磨部と、 前記搬送研磨部により搬送されたパチンコ玉を排出口か
    ら排出するための排出部と、を有するパチンコ玉研磨装
    置において、 前記排出部には、パチンコ玉とともに搬送された塵埃を
    吸引するための集塵装置が連結されていることを特徴と
    するパチンコ玉研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記集塵装置に連通する集塵口が前記排
    出部のパチンコ玉排出方向上流側に配され、これによ
    り、当該排出部内の空気流の方向がパチンコ玉の排出方
    向と逆方向となるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載したパチンコ玉研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記排出部が、搬送されたパチンコ玉に
    帯電した静電気を除去するための除電手段を含むことを
    特徴とする請求項1又は2に記載したパチンコ玉搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 搬送ベルトと研磨材との間に挟持したパ
    チンコ玉を、当該搬送ベルトの回転により搬送しながら
    研磨するための搬送研磨部と、 前記搬送研磨部により搬送されたパチンコ玉を排出口か
    ら排出するための排出部と、を有するパチンコ玉研磨装
    置において、 前記排出部が、搬送されたパチンコ玉に帯電した静電気
    を除去するための除電手段を含むことを特徴とするパチ
    ンコ玉搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記除電手段が、前記排出部を通過する
    パチンコ玉の一部又は全部と接触可能に設けられ、か
    つ、アースされた導電性ブラシを含むことを特徴とする
    請求項3又は4に記載したパチンコ玉研磨装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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