JP2002078603A - 幕体開閉制動装置 - Google Patents
幕体開閉制動装置Info
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- JP2002078603A JP2002078603A JP2000271449A JP2000271449A JP2002078603A JP 2002078603 A JP2002078603 A JP 2002078603A JP 2000271449 A JP2000271449 A JP 2000271449A JP 2000271449 A JP2000271449 A JP 2000271449A JP 2002078603 A JP2002078603 A JP 2002078603A
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- rotating shaft
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】幕体を所望高さに昇降する操作が安定且つ静か
に行える幕体開閉制動装置を提供する。 【解決手段】カーテンレール2端部の操作ユニット6に
垂下した操作紐9を引下げ操作し、プーリ12の回転力
により、ロックバネ15を径方向に緊縮しながら、出力
リング13及び操作リング14を介して、回転軸5を降
下方向(巻戻し方向)に回転する。カーテン7の垂下荷
重による回転軸5の回転力を、出力リング13のギャ1
8と、プーリ12のギャ17とを介して、制動装置46
のギャ16に入力すると共に、ギャ16に直結した回転
体50の羽根部51を密封室49に封入した流体B中を
回転移動させ、その羽根部51に対して流体Bの流動抵
抗が付与するので、回転軸5の回転速度が、コイルバネ
15のロック解除状態が維持される一定の回転速度及び
降下速度に制動され、操作紐9の引下げ操作よりも速い
速度でカーテン7が先行して降下するのを防止する。
に行える幕体開閉制動装置を提供する。 【解決手段】カーテンレール2端部の操作ユニット6に
垂下した操作紐9を引下げ操作し、プーリ12の回転力
により、ロックバネ15を径方向に緊縮しながら、出力
リング13及び操作リング14を介して、回転軸5を降
下方向(巻戻し方向)に回転する。カーテン7の垂下荷
重による回転軸5の回転力を、出力リング13のギャ1
8と、プーリ12のギャ17とを介して、制動装置46
のギャ16に入力すると共に、ギャ16に直結した回転
体50の羽根部51を密封室49に封入した流体B中を
回転移動させ、その羽根部51に対して流体Bの流動抵
抗が付与するので、回転軸5の回転速度が、コイルバネ
15のロック解除状態が維持される一定の回転速度及び
降下速度に制動され、操作紐9の引下げ操作よりも速い
速度でカーテン7が先行して降下するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばカーテ
ン、ブラインド、映写スクリーン、緞帳等の幕体を上下
方向に開閉(ローマンシェード型)する幕体開閉制動装
置に関する。
ン、ブラインド、映写スクリーン、緞帳等の幕体を上下
方向に開閉(ローマンシェード型)する幕体開閉制動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の幕体開閉装置としては、例
えばカーテンを上下方向に開閉するとき、カーテンレー
ル端部の操作ユニットに垂下した操作紐(ボールチェー
ン)の一端側を手で引下げ操作して、操作ユニット内部
に装填したロックバネを径方向に緊縮してロック解除す
る。同時に、カーテンレール内部に軸架した回転軸の回
転力により、その回転軸上に取付けた巻取りユニット内
部の巻取りドラムを正逆回転させ、カーテンの下端側縁
部に固定した昇降コードを巻取り又は繰出して、カーテ
ンを上下開閉する。
えばカーテンを上下方向に開閉するとき、カーテンレー
ル端部の操作ユニットに垂下した操作紐(ボールチェー
ン)の一端側を手で引下げ操作して、操作ユニット内部
に装填したロックバネを径方向に緊縮してロック解除す
る。同時に、カーテンレール内部に軸架した回転軸の回
転力により、その回転軸上に取付けた巻取りユニット内
部の巻取りドラムを正逆回転させ、カーテンの下端側縁
部に固定した昇降コードを巻取り又は繰出して、カーテ
ンを上下開閉する。
【0003】一方、カーテンを所望する高さに停止する
とき、ロックバネをその復元力により径方向に拡張し
て、操作ユニットとの間に生じる接触抵抗により、回転
軸を回転不可にロック固定し、カーテンを所望高さに昇
降停止する。
とき、ロックバネをその復元力により径方向に拡張し
て、操作ユニットとの間に生じる接触抵抗により、回転
軸を回転不可にロック固定し、カーテンを所望高さに昇
降停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、カーテンを降下するとき、カーテンの垂下側荷重
(重量)が徐々に又は瞬間的に重くなり、操作紐の操作
速度よりも速い速度でカーテンが先行して自重降下しょ
うとする先走り現象が起きるが、降下時にロックバネが
径方向に拡張され、そのロックバネによるロック固定
と、操作紐によるロック解除とが何度も繰り返されるこ
とになるので、降下時に生じる騒音、衝撃が大きくな
る。且つ、装置を構成する部品が短い期間で消耗した
り、破損したりすることがあり、耐久性が短いという問
題点を有している。
は、カーテンを降下するとき、カーテンの垂下側荷重
(重量)が徐々に又は瞬間的に重くなり、操作紐の操作
速度よりも速い速度でカーテンが先行して自重降下しょ
うとする先走り現象が起きるが、降下時にロックバネが
径方向に拡張され、そのロックバネによるロック固定
と、操作紐によるロック解除とが何度も繰り返されるこ
とになるので、降下時に生じる騒音、衝撃が大きくな
る。且つ、装置を構成する部品が短い期間で消耗した
り、破損したりすることがあり、耐久性が短いという問
題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、回転制動手段
による回転抵抗を回転軸に付与して、回転固定手段の固
定解除状態が維持される一定の回転速度に制動するの
で、幕体を所望高さに昇降する操作が安定且つ静かに行
える幕体開閉制動装置の提供を目的とする。
による回転抵抗を回転軸に付与して、回転固定手段の固
定解除状態が維持される一定の回転速度に制動するの
で、幕体を所望高さに昇降する操作が安定且つ静かに行
える幕体開閉制動装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ループ状の操作紐を取付け部に沿って架設した回転軸端
部に垂下し、該操作紐の引下げ操作により回転軸を正逆
回転して、幕体を上下方向に開閉する幕体開閉装置であ
って、上記回転軸上に、該回転軸に対して回転抵抗を付
与する回転制動手段と、該回転軸を上記操作紐の引下げ
操作により所望する回転角度に固定する回転固定手段と
を設けると共に、上記回転制動手段の制動速度を、上記
回転固定手段の固定解除状態が維持される一定の回転速
度に設定した幕体開閉制動装置であることを特徴とす
る。
ループ状の操作紐を取付け部に沿って架設した回転軸端
部に垂下し、該操作紐の引下げ操作により回転軸を正逆
回転して、幕体を上下方向に開閉する幕体開閉装置であ
って、上記回転軸上に、該回転軸に対して回転抵抗を付
与する回転制動手段と、該回転軸を上記操作紐の引下げ
操作により所望する回転角度に固定する回転固定手段と
を設けると共に、上記回転制動手段の制動速度を、上記
回転固定手段の固定解除状態が維持される一定の回転速
度に設定した幕体開閉制動装置であることを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記回転制動手段を、上記回転軸端部
に固定した操作ユニット内部に、上記操作紐を垂下した
プーリと、上記回転軸の端部に直結した出力リングとを
軸支すると共に、上記プーリと出力リングとの間に介設
され、相互を動力伝達可能な連結する動力伝達手段に設
けた幕体開閉制動装置であることを特徴とする。
の構成と併せて、上記回転制動手段を、上記回転軸端部
に固定した操作ユニット内部に、上記操作紐を垂下した
プーリと、上記回転軸の端部に直結した出力リングとを
軸支すると共に、上記プーリと出力リングとの間に介設
され、相互を動力伝達可能な連結する動力伝達手段に設
けた幕体開閉制動装置であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記回転制動手段の制動速度
を、上記幕体を降下するとき回転軸に付与される回転抵
抗が大きく、該幕体を上昇するとき回転軸に付与される
回転抵抗を小さくなるように設定した幕体開閉制動装置
であることを特徴とする。
2記載の構成と併せて、上記回転制動手段の制動速度
を、上記幕体を降下するとき回転軸に付与される回転抵
抗が大きく、該幕体を上昇するとき回転軸に付与される
回転抵抗を小さくなるように設定した幕体開閉制動装置
であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記回転制動手段の制動速度
を、上記幕体を昇降するとき回転軸に対して略同等の回
転抵抗が付与されるように設定した幕体開閉制動装置で
あることを特徴とする。
2記載の構成と併せて、上記回転制動手段の制動速度
を、上記幕体を昇降するとき回転軸に対して略同等の回
転抵抗が付与されるように設定した幕体開閉制動装置で
あることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項2記載
の構成と併せて、上記回転制動手段を、上記プーリ側の
動力伝達手段に設けた幕体開閉制動装置であることを特
徴とする。
の構成と併せて、上記回転制動手段を、上記プーリ側の
動力伝達手段に設けた幕体開閉制動装置であることを特
徴とする。
【0011】
【作用及び効果】この発明によれば、幕体を昇降すると
き、回転制動手段による回転抵抗を回転軸に付与して一
定の回転速度及び昇降速度に制動するので、降下時に於
て、操作紐の引下げ操作よりも速い速度で幕体が先行し
て降下するのを防止することができ、回転固定手段によ
り回転軸が回転固定されないため、幕体を降下するとき
に打音や衝撃音が発生したりせず、開閉操作が静かに行
える。且つ、装置を構成する部品が消耗したり、破損し
たりするのを防止することができ、耐久性が向上する。
き、回転制動手段による回転抵抗を回転軸に付与して一
定の回転速度及び昇降速度に制動するので、降下時に於
て、操作紐の引下げ操作よりも速い速度で幕体が先行し
て降下するのを防止することができ、回転固定手段によ
り回転軸が回転固定されないため、幕体を降下するとき
に打音や衝撃音が発生したりせず、開閉操作が静かに行
える。且つ、装置を構成する部品が消耗したり、破損し
たりするのを防止することができ、耐久性が向上する。
【0012】しかも、回転軸を一定の速度で巻取り方向
又は繰出し方向に回転するので、幕体の巻取り状態が不
規則となるのを防止することができ、幕体が略均等に巻
取り又は繰出されるため、幕体を所望高さに昇降する操
作が安定して行える。
又は繰出し方向に回転するので、幕体の巻取り状態が不
規則となるのを防止することができ、幕体が略均等に巻
取り又は繰出されるため、幕体を所望高さに昇降する操
作が安定して行える。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は幕体の一例であるカーテンを上下方向に
開閉するローマンシェード型の幕体開閉装置に備えられ
る幕体開閉制動装置を示し、図1及び図2に於いて、こ
の幕体開閉装置1は、例えばブラケット等の取付け手段
を介して、取付け部の一例である窓部(図示省略)の上
部窓枠に架設した下面解放型のカーテンレール2内部
に、複数の巻取りユニット3を長さ方向に対して所定間
隔に隔てて固定し、巻取りユニット3に収容した巻取り
ドラム4の軸中心部に、カーテンレール2内部に軸架し
た略断面角形(例えば四角、五角、六角)の回転軸5を
動力伝達可能に挿通し、カーテンレール2の右側端部
に、回転軸5に直結した操作ユニット6を固定してい
る。
述する。図面は幕体の一例であるカーテンを上下方向に
開閉するローマンシェード型の幕体開閉装置に備えられ
る幕体開閉制動装置を示し、図1及び図2に於いて、こ
の幕体開閉装置1は、例えばブラケット等の取付け手段
を介して、取付け部の一例である窓部(図示省略)の上
部窓枠に架設した下面解放型のカーテンレール2内部
に、複数の巻取りユニット3を長さ方向に対して所定間
隔に隔てて固定し、巻取りユニット3に収容した巻取り
ドラム4の軸中心部に、カーテンレール2内部に軸架し
た略断面角形(例えば四角、五角、六角)の回転軸5を
動力伝達可能に挿通し、カーテンレール2の右側端部
に、回転軸5に直結した操作ユニット6を固定してい
る。
【0014】一方、例えば面ファスナー等の固定手段を
介して、略窓部全体が覆われる大きさに形成したカーテ
ン7の上縁部をカーテンレール2の長手側前面部に固定
し、そのカーテン7を上下開閉するのに必要な長さに形
成した昇降コード8の一端側を、巻取りドラム6の巻取
り面に固定し、昇降コード8の他端側を、カーテン7裏
面に形成又は取付けた環状挿通部7aに挿通して、カー
テン7の下端側縁部に縫合固定している。
介して、略窓部全体が覆われる大きさに形成したカーテ
ン7の上縁部をカーテンレール2の長手側前面部に固定
し、そのカーテン7を上下開閉するのに必要な長さに形
成した昇降コード8の一端側を、巻取りドラム6の巻取
り面に固定し、昇降コード8の他端側を、カーテン7裏
面に形成又は取付けた環状挿通部7aに挿通して、カー
テン7の下端側縁部に縫合固定している。
【0015】カーテン7を上下方向に開閉する場合、操
作ユニット3に垂下したループ状の操作紐9(例えばボ
ールチェーン)の一端側を手で引下げ操作して、その引
下げ力により回転軸5を介して巻取りドラム4を正逆回
転すると共に、昇降コード8を巻取りドラム4上に巻取
り又は繰出しして、カーテン7を上下開閉(引上げ開
閉)する。
作ユニット3に垂下したループ状の操作紐9(例えばボ
ールチェーン)の一端側を手で引下げ操作して、その引
下げ力により回転軸5を介して巻取りドラム4を正逆回
転すると共に、昇降コード8を巻取りドラム4上に巻取
り又は繰出しして、カーテン7を上下開閉(引上げ開
閉)する。
【0016】前述の操作ユニット6は、図3、図4にも
示すように、プーリ12(又はホイール)を、前後分割
可能に形成したプーリケース10とケースカバー11と
の下部対向面間に収容保持して、プーリ12の前後軸中
心部に形成した軸部12aを、プーリケース10に形成
した軸受孔10aと、ケースカバー11に形成した軸受
孔11aとで回転可能に軸受している。且つ、プーリ1
2に周回した操作紐9を、プーリケース10の下面側に
形成した開口部10cを介して、カーテン3を上下開閉
するのに必要とする長さ垂下している。
示すように、プーリ12(又はホイール)を、前後分割
可能に形成したプーリケース10とケースカバー11と
の下部対向面間に収容保持して、プーリ12の前後軸中
心部に形成した軸部12aを、プーリケース10に形成
した軸受孔10aと、ケースカバー11に形成した軸受
孔11aとで回転可能に軸受している。且つ、プーリ1
2に周回した操作紐9を、プーリケース10の下面側に
形成した開口部10cを介して、カーテン3を上下開閉
するのに必要とする長さ垂下している。
【0017】上述のプーリケース10とケースカバー1
1とは、例えば凹部と凸部とを嵌着したり、ネジで締付
け固定する等して着脱可能に固定している。また、相互
を溶着固定又は接着固定してもよい。且つ、プーリケー
ス10(及びケースカバー11)を、例えばプラスチッ
ク、金属等の材質で形成し、ケースカバー12を、消音
性を有するプラスチック又はその他の材質で形成して、
操作紐9の引下げ操作時に生じる衝撃、打音を軽減す
る。
1とは、例えば凹部と凸部とを嵌着したり、ネジで締付
け固定する等して着脱可能に固定している。また、相互
を溶着固定又は接着固定してもよい。且つ、プーリケー
ス10(及びケースカバー11)を、例えばプラスチッ
ク、金属等の材質で形成し、ケースカバー12を、消音
性を有するプラスチック又はその他の材質で形成して、
操作紐9の引下げ操作時に生じる衝撃、打音を軽減す
る。
【0018】一方、出力リング13(出力キャリア)及
び操作リング14を、プーリケース10とケースカバー
11の上部対向面間に収容保持すると共に、出力リング
13の後側中心部に形成した凹部13aで、操作リング
14の前側中心部に形成した軸部14aを回転可能に軸
受し、出力リング13の前側中心部に形成した筒状の軸
部13bを、プーリケース10に形成した軸受孔10b
で軸受し、操作リング14の後側中心部に形成した軸部
14bを、ケースカバー11に形成した軸受孔11bで
回転可能に軸受している。且つ、出力リング13の軸部
13bに対して、回転軸5の端部を動力伝達可能に差込
み又は係合している。
び操作リング14を、プーリケース10とケースカバー
11の上部対向面間に収容保持すると共に、出力リング
13の後側中心部に形成した凹部13aで、操作リング
14の前側中心部に形成した軸部14aを回転可能に軸
受し、出力リング13の前側中心部に形成した筒状の軸
部13bを、プーリケース10に形成した軸受孔10b
で軸受し、操作リング14の後側中心部に形成した軸部
14bを、ケースカバー11に形成した軸受孔11bで
回転可能に軸受している。且つ、出力リング13の軸部
13bに対して、回転軸5の端部を動力伝達可能に差込
み又は係合している。
【0019】一方、後述するワンウェイ式の制動装置4
6(例えばオイルブレーキ、オイルダンパー)を、プー
リケース10の下端側前面部又は後面部に固定し、回転
軸54に直結したギャ16と、プーリ12に形成したギ
ャ17と、操作リング14に形成したギャ18とを互い
に歯合して、プーリ12の回転力を減速して回転軸5に
伝達する。なお、ギャ16,17,18は、径が大きく
なる順(例えば小中大)に配列され、ギャ16,17,
18の径に対応してギャ比(減速比)を設定している。
また、ギャ16,17,18の歯数差(ギャ比)を変更
してもよく、制動装置46のトルクが増減することがで
きる。
6(例えばオイルブレーキ、オイルダンパー)を、プー
リケース10の下端側前面部又は後面部に固定し、回転
軸54に直結したギャ16と、プーリ12に形成したギ
ャ17と、操作リング14に形成したギャ18とを互い
に歯合して、プーリ12の回転力を減速して回転軸5に
伝達する。なお、ギャ16,17,18は、径が大きく
なる順(例えば小中大)に配列され、ギャ16,17,
18の径に対応してギャ比(減速比)を設定している。
また、ギャ16,17,18の歯数差(ギャ比)を変更
してもよく、制動装置46のトルクが増減することがで
きる。
【0020】且つ、コイル状に巻回したロックバネ15
を、プーリケース10と出力リング13との対向周面間
に装填している。ロックバネ15は、回転軸5が巻取り
方向又は巻戻し方向に回転するとき径方向に拡張され、
プーリケース10の内周面に対して押付けられるため、
相互の接触抵抗により、回転軸5が回転不可にロック固
定される。一方、操作リング14の回転力により径方向
に緊縮され、ロック固定が解除される。
を、プーリケース10と出力リング13との対向周面間
に装填している。ロックバネ15は、回転軸5が巻取り
方向又は巻戻し方向に回転するとき径方向に拡張され、
プーリケース10の内周面に対して押付けられるため、
相互の接触抵抗により、回転軸5が回転不可にロック固
定される。一方、操作リング14の回転力により径方向
に緊縮され、ロック固定が解除される。
【0021】前述の制動装置46(幕体開閉制動装置)
は、図5、図6に示すように、本体47とカバー48と
を密封状態に嵌合固定し、その本体47とカバー48と
の対向面間に形成した密封室49内に、例えばオイル、
液体等の粘性を有する液状(又はゲル状、膠化状、糊
状)の流体Bを適量封入している。
は、図5、図6に示すように、本体47とカバー48と
を密封状態に嵌合固定し、その本体47とカバー48と
の対向面間に形成した密封室49内に、例えばオイル、
液体等の粘性を有する液状(又はゲル状、膠化状、糊
状)の流体Bを適量封入している。
【0022】且つ、本体47の外周縁部に形成した取付
け部47aは、例えばネジ、釘等の固定部材によりプー
リケース10又はケースカバー11の外壁面に固定され
る。また、流体Bの代わりに、例えば水銀等の金属流
体、グリース等の半液状流体を封入してもよい。或い
は、流体Bを、例えば粘性の小さい流体、粘性の大きい
流体に入れ替えたり、或いは、任意の流体が封入された
制動装置46に取り替えてもよく、その流体Bの粘性に
略対応して流動低坑を可変設定することができる。
け部47aは、例えばネジ、釘等の固定部材によりプー
リケース10又はケースカバー11の外壁面に固定され
る。また、流体Bの代わりに、例えば水銀等の金属流
体、グリース等の半液状流体を封入してもよい。或い
は、流体Bを、例えば粘性の小さい流体、粘性の大きい
流体に入れ替えたり、或いは、任意の流体が封入された
制動装置46に取り替えてもよく、その流体Bの粘性に
略対応して流動低坑を可変設定することができる。
【0023】上述の密封室49内部には、複数枚(例え
ば2枚)の羽根部51が形成された回転体50を回転可
能に収納保持している。羽根部51は、回転体50の軸
中心部に形成した挿通孔50aを中心として左右対称又
は所定角度に隔てて形成され、密封室49の内径と略同
等となる外径で、軸方向の深さと略同等となる厚みに形
成している。また、羽根部51の枚数を増減したり、そ
の大きさ及び形状を変更してもよく、羽根部51に付与
される流動抵抗(制動作用)を可変設定することができ
る。
ば2枚)の羽根部51が形成された回転体50を回転可
能に収納保持している。羽根部51は、回転体50の軸
中心部に形成した挿通孔50aを中心として左右対称又
は所定角度に隔てて形成され、密封室49の内径と略同
等となる外径で、軸方向の深さと略同等となる厚みに形
成している。また、羽根部51の枚数を増減したり、そ
の大きさ及び形状を変更してもよく、羽根部51に付与
される流動抵抗(制動作用)を可変設定することができ
る。
【0024】一方、回転軸54を、回転体50の後端側
中心部に形成した収容部57に対して回転可能に収容保
持すると共に、その回転軸54の前端側を、回転体50
の軸中心部に形成した挿通孔50aに挿通して、カバー
48の前面側中心部に形成した軸受孔55で回転可能に
軸受している。
中心部に形成した収容部57に対して回転可能に収容保
持すると共に、その回転軸54の前端側を、回転体50
の軸中心部に形成した挿通孔50aに挿通して、カバー
48の前面側中心部に形成した軸受孔55で回転可能に
軸受している。
【0025】且つ、コイル状に巻回したロックバネ58
を、収容部57の内壁面と対向する回転軸54の後端側
外周面に装填すると共に、そのロックバネ58の一側端
部58aを、収容部57の内壁面に形成した係止溝57
aに係止している。
を、収容部57の内壁面と対向する回転軸54の後端側
外周面に装填すると共に、そのロックバネ58の一側端
部58aを、収容部57の内壁面に形成した係止溝57
aに係止している。
【0026】且つ、軸受孔55側に突出した回転軸54
の突出側端部を、上述のギャ16の軸中心部に対して一
体的に差込み固定し、回転軸54と軸受孔55との対向
周面に液洩れを防止するシールリング56を嵌着し、回
転軸54の後端側軸中心部に形成した凹部52に、本体
47の内側中心部に形成した略軸状の凸部53を自由回
転可能に係合している。また、制動装置46の特徴とし
て、カーテン7の垂下荷重が増加し、回転軸5の回転速
度が速くなるほど、制動力(ブレーキ力)が増加する。
の突出側端部を、上述のギャ16の軸中心部に対して一
体的に差込み固定し、回転軸54と軸受孔55との対向
周面に液洩れを防止するシールリング56を嵌着し、回
転軸54の後端側軸中心部に形成した凹部52に、本体
47の内側中心部に形成した略軸状の凸部53を自由回
転可能に係合している。また、制動装置46の特徴とし
て、カーテン7の垂下荷重が増加し、回転軸5の回転速
度が速くなるほど、制動力(ブレーキ力)が増加する。
【0027】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、幕体開閉装置1によりカーテン7を上下開閉
するときの動作を説明する。
て、以下、幕体開閉装置1によりカーテン7を上下開閉
するときの動作を説明する。
【0028】先ず、図1、図3、図4に示すように、カ
ーテン7を上昇(引上げ)する場合、操作紐9の一端側
(引上げ側)を引下げ操作して、プーリ12の回転力に
より、ロックバネ15を径方向に緊縮しながら、出力リ
ング13及び操作リング14を介して、回転軸5を上昇
方向(巻取り方向)に回転する。同時に、制動装置46
のロックバネ58が回転軸54の回転力により径方向に
拡張され、回転体50と回転軸54との動力伝達状態が
解除されるので、カーテン7を所望する高さに引上げる
ことができる。
ーテン7を上昇(引上げ)する場合、操作紐9の一端側
(引上げ側)を引下げ操作して、プーリ12の回転力に
より、ロックバネ15を径方向に緊縮しながら、出力リ
ング13及び操作リング14を介して、回転軸5を上昇
方向(巻取り方向)に回転する。同時に、制動装置46
のロックバネ58が回転軸54の回転力により径方向に
拡張され、回転体50と回転軸54との動力伝達状態が
解除されるので、カーテン7を所望する高さに引上げる
ことができる。
【0029】次に、カーテン7を所望する高さに停止す
るとき、カーテン7の垂下側自重(降下荷重)を利用し
て、出力リング13を降下方向に回転させ、その回転力
によりロックバネ15を径方向に拡張して、プーリケー
ス10の内周面に対して押付け、相互の接触抵抗により
回転軸5を回転不可にロック固定して、カーテン7を所
望する高さに上昇停止させる。
るとき、カーテン7の垂下側自重(降下荷重)を利用し
て、出力リング13を降下方向に回転させ、その回転力
によりロックバネ15を径方向に拡張して、プーリケー
ス10の内周面に対して押付け、相互の接触抵抗により
回転軸5を回転不可にロック固定して、カーテン7を所
望する高さに上昇停止させる。
【0030】一方、カーテン7を降下(引下げ)する場
合、操作紐9の他端側(引下げ側)を引下げ操作して、
プーリ12の回転力により、ロックバネ15を径方向に
緊縮しながら、出力リング13及び操作リング14を介
して、回転軸5を降下方向(巻戻し方向)に回転する。
合、操作紐9の他端側(引下げ側)を引下げ操作して、
プーリ12の回転力により、ロックバネ15を径方向に
緊縮しながら、出力リング13及び操作リング14を介
して、回転軸5を降下方向(巻戻し方向)に回転する。
【0031】この時、カーテン7の垂下側荷重(重量)
が徐々に又は瞬間的に重くなり、操作紐9の操作速度よ
りも速い速度で自重降下しょうとすると、ロックバネ1
5が出力リング13の回転力により径方向に拡張され、
プーリケース10の内周面に対して押付けられるが、そ
の前に、回転軸5の回転力(巻戻し方向)が、操作リン
グ14のギャ18と、プーリ12のギャ17とを介し
て、制動装置46のギャ16に入力され、ギャ16に直
結した回転軸54の回転力により、ロックバネ58を径
方向に緊縮して、回転体50と回転軸54とを動力伝達
可能な状態に連結する。
が徐々に又は瞬間的に重くなり、操作紐9の操作速度よ
りも速い速度で自重降下しょうとすると、ロックバネ1
5が出力リング13の回転力により径方向に拡張され、
プーリケース10の内周面に対して押付けられるが、そ
の前に、回転軸5の回転力(巻戻し方向)が、操作リン
グ14のギャ18と、プーリ12のギャ17とを介し
て、制動装置46のギャ16に入力され、ギャ16に直
結した回転軸54の回転力により、ロックバネ58を径
方向に緊縮して、回転体50と回転軸54とを動力伝達
可能な状態に連結する。
【0032】同時に、回転体50の羽根部51を、密封
室49に封入した流体B中を回転移動させて、その羽根
部51に対して流体Bの流動抵抗を付与するので、コイ
ルバネ15のロック解除状態を維持する一定の回転速度
に制動作用(ブレーキ作用)が働き、カーテン7が一定
の降下速度に制動される。
室49に封入した流体B中を回転移動させて、その羽根
部51に対して流体Bの流動抵抗を付与するので、コイ
ルバネ15のロック解除状態を維持する一定の回転速度
に制動作用(ブレーキ作用)が働き、カーテン7が一定
の降下速度に制動される。
【0033】以上のように、カーテン7を降下すると
き、制動装置46に封入した流体Bの流動抵抗を回転軸
5に付与して、コイルバネ15のロック解除状態が維持
される一定の回転速度及び降下速度に制動するので、降
下時に於て、操作紐9の引下げ操作よりも速い速度でカ
ーテン7が先行して降下するのを防止することができる
と共に、コイルバネ15により回転軸5が回転固定され
ないため、カーテン7を降下するときに打音や衝撃音が
発生したりせず、昇降操作(開閉)が静かに行える。且
つ、装置を構成する部品が消耗したり、破損したりする
のを防止することができ、耐久性が向上する。
き、制動装置46に封入した流体Bの流動抵抗を回転軸
5に付与して、コイルバネ15のロック解除状態が維持
される一定の回転速度及び降下速度に制動するので、降
下時に於て、操作紐9の引下げ操作よりも速い速度でカ
ーテン7が先行して降下するのを防止することができる
と共に、コイルバネ15により回転軸5が回転固定され
ないため、カーテン7を降下するときに打音や衝撃音が
発生したりせず、昇降操作(開閉)が静かに行える。且
つ、装置を構成する部品が消耗したり、破損したりする
のを防止することができ、耐久性が向上する。
【0034】しかも、回転軸5を一定の速度で巻取り方
向及び又は繰出し方向に回転するので、カーテン7の巻
取り状態が不規則となるのを防止することができ、カー
テン7が略均等に巻取り又は繰出されるため、カーテン
7を所望高さ昇降(開閉)する操作が安定して行える。
向及び又は繰出し方向に回転するので、カーテン7の巻
取り状態が不規則となるのを防止することができ、カー
テン7が略均等に巻取り又は繰出されるため、カーテン
7を所望高さ昇降(開閉)する操作が安定して行える。
【0035】さらに、ロックバネ15を、プーリケース
10と出力リング13との対向周面間に装填しているの
で、そのロックバネ15を保持するための部材を組み付
ける必要が無く、操作ユニット6の小型化及び薄型化を
図ることができると共に、ユニット全体の部品数が少な
くなり、構造が簡単となるため、組付け作業が容易に行
え、安価に製作することができる。且つ、カーテンレー
ル2端部に突出する寸法が短くなり、装置全体を側部窓
枠よりも内側又は略同等となる取付け寸法に納めること
ができ、取付け時の体裁及び意匠性が向上する。
10と出力リング13との対向周面間に装填しているの
で、そのロックバネ15を保持するための部材を組み付
ける必要が無く、操作ユニット6の小型化及び薄型化を
図ることができると共に、ユニット全体の部品数が少な
くなり、構造が簡単となるため、組付け作業が容易に行
え、安価に製作することができる。且つ、カーテンレー
ル2端部に突出する寸法が短くなり、装置全体を側部窓
枠よりも内側又は略同等となる取付け寸法に納めること
ができ、取付け時の体裁及び意匠性が向上する。
【0036】図7は、制動装置46を、カーテンレール
22の下面側全長に巻取りユニット23を複数固定して
なる幕体開閉装置1に備えた他の例を示し、装置は、回
転軸25に直結した操作ユニット26をカーテンレール
27の右側端部に固定し、操作ユニット26に垂下した
操作紐29を引下げ操作して、回転軸25の回転力によ
り昇降コード28を繰出しして、カーテン27を降下す
るとき、制動装置46により一定の降下速度に制動する
ので、上述の実施例と略同等の作用効果を奏することが
できる。また、巻取りユニット23及び操作ユニット2
6を、上部窓枠等の取付け部に対して直接取付けてもよ
い、この発明の構成と、上述の実施例との対応におい
て、この発明の幕体は、実施例のカーテン7に対応し、
以下同様に、取付け部と、窓部及び上部窓枠、壁部、天
井部等の取付け部に対応し、回転固定手段は、ロックバ
ネ15に対応し、幕体開閉制動装置及び回転制動手段
は、制動装置46,66に対応し、動力伝達手段は、制
動装置46のギャ16と、プーリ12のギャ17と、操
作リング14のギャ18と、ロックバネ15とに対応す
るも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
22の下面側全長に巻取りユニット23を複数固定して
なる幕体開閉装置1に備えた他の例を示し、装置は、回
転軸25に直結した操作ユニット26をカーテンレール
27の右側端部に固定し、操作ユニット26に垂下した
操作紐29を引下げ操作して、回転軸25の回転力によ
り昇降コード28を繰出しして、カーテン27を降下す
るとき、制動装置46により一定の降下速度に制動する
ので、上述の実施例と略同等の作用効果を奏することが
できる。また、巻取りユニット23及び操作ユニット2
6を、上部窓枠等の取付け部に対して直接取付けてもよ
い、この発明の構成と、上述の実施例との対応におい
て、この発明の幕体は、実施例のカーテン7に対応し、
以下同様に、取付け部と、窓部及び上部窓枠、壁部、天
井部等の取付け部に対応し、回転固定手段は、ロックバ
ネ15に対応し、幕体開閉制動装置及び回転制動手段
は、制動装置46,66に対応し、動力伝達手段は、制
動装置46のギャ16と、プーリ12のギャ17と、操
作リング14のギャ18と、ロックバネ15とに対応す
るも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【0037】上述の制動装置46を、例えば回転軸5又
はプーリ12、出力リング13の軸中心部に直結しても
よい。
はプーリ12、出力リング13の軸中心部に直結しても
よい。
【0038】また、ワンウェイ式(一方向式)の制動装
置46に代えて、例えば巻取り方向及び巻戻し方向に対
して制動作用を付与するツーウェイ(両方向式)の制動
装置を用いたり、巻取り方向用及び巻戻し方向用の制動
装置を併用したり、同一方向又は逆方向、両方向に制動
作用を付与する複数の制動装置を組合わせ用いてもよ
い。且つ、前述の制動作用を付与する装置であれば、例
えばディスク式ブレーキ、円錐式ブレーキ、電磁式ブレ
ーキ、ギャ式減速制動ブレーキ、その他の装置又は機構
等を用いてもよく、実施例の制動装置46(オイルブレ
ーキ)のみに限定されるものではない。
置46に代えて、例えば巻取り方向及び巻戻し方向に対
して制動作用を付与するツーウェイ(両方向式)の制動
装置を用いたり、巻取り方向用及び巻戻し方向用の制動
装置を併用したり、同一方向又は逆方向、両方向に制動
作用を付与する複数の制動装置を組合わせ用いてもよ
い。且つ、前述の制動作用を付与する装置であれば、例
えばディスク式ブレーキ、円錐式ブレーキ、電磁式ブレ
ーキ、ギャ式減速制動ブレーキ、その他の装置又は機構
等を用いてもよく、実施例の制動装置46(オイルブレ
ーキ)のみに限定されるものではない。
【0039】さらに、上述の制動装置46に代わる制動
装置の他の例として、例えば図8に示すように、本体6
3とカバー64との対向面間に形成した密封室65内
に、2枚の羽根部61が形成された回転体60を回転可
能に収容保持し、回転体60の前端側軸中心部に直結し
た回転軸62の突出側端部にギャ16を固定してなるツ
ーウェイ(両方向式)の制動装置66を用いてもよい。
装置の他の例として、例えば図8に示すように、本体6
3とカバー64との対向面間に形成した密封室65内
に、2枚の羽根部61が形成された回転体60を回転可
能に収容保持し、回転体60の前端側軸中心部に直結し
た回転軸62の突出側端部にギャ16を固定してなるツ
ーウェイ(両方向式)の制動装置66を用いてもよい。
【図1】 制動装置を備えた幕体開閉装置の全体構成を
示す正面図。
示す正面図。
【図2】 巻取りユニットの取付け状態を示す縦断側面
図。
図。
【図3】 操作ユニットの内部構造を示す縦断側面図。
【図4】 ロックバネの装填状態を示す拡大図。
【図5】 制動装置の分解状態を示す斜視図。
【図6】 ロックバネの装填状態を示す中央縦断面図。
【図7】 幕体開閉装置の他の例を示す正面図。
【図8】 制動装置の他の例を示す示す縦断側面図。
1…幕体開閉装置 2,22…カーテンレール 3,23…巻取りユニット 4…巻取りドラム 5,25…回転軸 6,26…操作ユニット 7,27…カーテン 8,28…昇降コード 9,29…操作紐 10…プーリケース 11…ケースカバー 12…プーリ 13…出力リング 14…操作リング 15…ロックバネ 16,17,18…ギャ 46,66…制動装置
Claims (5)
- 【請求項1】ループ状の操作紐を取付け部に沿って架設
した回転軸端部に垂下し、該操作紐の引下げ操作により
回転軸を正逆回転して、幕体を上下方向に開閉する幕体
開閉装置であって、上記回転軸上に、該回転軸に対して
回転抵抗を付与する回転制動手段と、該回転軸を上記操
作紐の引下げ操作により所望する回転角度に固定する回
転固定手段とを設けると共に、上記回転制動手段の制動
速度を、上記回転固定手段の固定解除状態が維持される
一定の回転速度に設定した幕体開閉制動装置。 - 【請求項2】上記回転制動手段を、上記回転軸端部に固
定した操作ユニット内部に、上記操作紐を垂下したプー
リと、上記回転軸の端部に直結した出力リングとを軸支
すると共に、上記プーリと出力リングとの間に介設さ
れ、相互を動力伝達可能な連結する動力伝達手段に設け
た請求項1記載の幕体開閉制動装置。 - 【請求項3】上記回転制動手段の制動速度を、上記幕体
を降下するとき回転軸に付与される回転抵抗が大きく、
該幕体を上昇するとき回転軸に付与される回転抵抗を小
さくなるように設定した請求項1又は2記載の幕体開閉
制動装置。 - 【請求項4】上記回転制動手段の制動速度を、上記幕体
を昇降するとき回転軸に対して略同等の回転抵抗が付与
されるように設定した請求項1又は2記載の幕体開閉制
動装置。 - 【請求項5】上記回転制動手段を、上記プーリ側の動力
伝達手段に設けた請求項2記載の幕体開閉制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000271449A JP2002078603A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 幕体開閉制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000271449A JP2002078603A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 幕体開閉制動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078603A true JP2002078603A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18757733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000271449A Pending JP2002078603A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 幕体開閉制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078603A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083027A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-31 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体装置 |
US7703499B2 (en) | 2007-02-22 | 2010-04-27 | Tait Towers, Inc. | Portable curtain retraction device and system |
JP2010133110A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Shinsei Seiki Co Ltd | 建築用シャッター及びその急降下停止装置 |
JP2012075617A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | たくし上げカーテンの生地取付装置 |
JP2014195553A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲーム機 |
CN106499324A (zh) * | 2016-06-08 | 2017-03-15 | 漳州华维机械有限公司 | 一种适用于电动卷帘门机的刹车装置 |
US9598897B2 (en) | 2007-06-21 | 2017-03-21 | Tait Towers Manufacturing, LLC | Portable curtain retraction device and system |
JP2017210863A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-30 | 立川ブラインド工業株式会社 | 遮蔽装置 |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000271449A patent/JP2002078603A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083027A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-31 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体装置 |
US7703499B2 (en) | 2007-02-22 | 2010-04-27 | Tait Towers, Inc. | Portable curtain retraction device and system |
US8256487B2 (en) | 2007-02-22 | 2012-09-04 | Michael Tait | Portable curtain retraction device and system |
US9598897B2 (en) | 2007-06-21 | 2017-03-21 | Tait Towers Manufacturing, LLC | Portable curtain retraction device and system |
JP2010133110A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Shinsei Seiki Co Ltd | 建築用シャッター及びその急降下停止装置 |
JP2012075617A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | たくし上げカーテンの生地取付装置 |
JP2014195553A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲーム機 |
JP2017210863A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-30 | 立川ブラインド工業株式会社 | 遮蔽装置 |
CN106499324A (zh) * | 2016-06-08 | 2017-03-15 | 漳州华维机械有限公司 | 一种适用于电动卷帘门机的刹车装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100216 |