JP4645783B2 - 電動シャッター駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッターを電動モーターにより巻き取り巻き戻すとともに、緊急時にはスプリングの付勢力により瞬時にシャッターを開放し、建屋からの脱出を可能にする電動シャッター駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シャッターやブラインドの羽板(スラット)或いはカーテン、テントや各種スクリーン等の幕を巻き取り巻き戻すのに電動モーターを利用するシャッター駆動装置が知られている。
この種のシャッター駆動装置は、特開昭60−138196号公報に開示されるように、建屋の躯体に取付けるモーターケースに対して回動自在にドラム(羽板巻き取り軸)を支持し、モーターにより回転するこのドラムに羽板を巻き取り、又は巻き戻す基本構成を有す。尚、羽板(スラット)や幕等の巻き取り巻戻しのための装置を総称してシャッター駆動装置と本明細書では言うこととする。
【0003】
シャッター駆動装置は、シャッター閉時に緊急事態が生じたとき、羽板や幕を瞬時に巻き上げ(本明細書ではシャッターの巻き上げとも言う)、建屋内から直ちに建屋外に脱出可能とする機構を備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
緊急時には手動で瞬時に羽板(スラット)や幕、即ちシャッターを開放し、建屋外へ脱出できる機構としてはスプリング力を利用する方法が有利である。
羽板や幕をモーターによりドラムに巻き取った後ドラムが逆転して羽板や幕が巻き戻されないようにするブレーキ部にスプリングカプラを利用する従来技術では、緊急時ひもを操作し羽板や幕を巻き上げて入口を開放するため、瞬時にあけることはむづかしい。
スプリング力を利用し、かつブレーキにスプリングカプラを利用するためにはクラッチ機構が必要であるが、従来技術ではスプリングカプラの固定管が巻き取り軸(ドラム)に嵌合されており、スプリングカプラが減速ギアの中間に設けられていることから、ギア部が邪魔でクラッチ機構を設けることは非常に困難で緊急時に瞬時にあけられない。
【0005】
前述した如く、スプリングカプラ用の固定管が巻き取り軸(ドラム)に嵌合されているので、スプリングカプラは減速ギアの中間に入れざるを得ない。そのため、手動開放時にスプリングカプラの解除トルクがスプリングカプラ以降の減速ギア比倍だけ増加してしまう。
巻き上げスプリングを入れようとすると、上記増加トルク分を見込んで巻き上げスプリングのトルクを大きくしなければならない。すると、通常モーターで駆動するときには巻き上げスプリングに反して駆動する必要があるので、必要モータートルクが増加し、コストアップや消費電力増加となってしまうという不具合が生じる。
【0006】
それ故に、本発明は前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した課題を解決するために、基本的にはクラッチ機構を構成する静止部材としての外筒に回転運動を許容する操作部材を配する構成を採用する。
この構成の採用は、ドラムの回転を常時はブレーキ部材としての外筒で阻止し、緊急時には操作部材により外筒の回動を許容させ、ドラムを瞬時にシャッター巻き取り方向に回転させ建屋の入口を開放させることを可能にする。
【0008】
本発明によれば、スラットを開閉するための動力源である電動モーター、電動モーターの出力軸に減速機構を介して接続され、常時は静止部材としての外筒を有するクラッチ機構、非常時には前記外筒に回転運動を許容する操作部材、クラッチ機構の出力軸からの回転トルクを受け、かつシャッターのスラットを巻き取り巻き戻すためのドラム、から構成される電動シャッター駆動装置が提供される。
この装置によれば、常時はドラム側からの回転トルクはブレーキ部材としての外筒(静止部材)で受け、緊急時には操作部材によりブレーキを解放し、ドラムからの回転トルクを外筒を介して自由に電動モーター側に伝え、シャッター開方向へのドラムの回転が可能となる。
【0009】
好ましくは、クラッチ機構が、減速機構からのトルクを受ける入力軸、入力軸と一体の係合片、外筒内に内設するコイルスプリング、係合片からの動力を受け、ドラムにトルクを伝える出力部材、コイルスプリングと摩擦係合自在な外筒、からなるスプリングカプラである。
この構成では、スプリングカプラの静止部材としての外筒がブレーキ力の伝達をオン・オフさせているので、通常のスプリングカプラとしての機能に別の機能が加えられたことになる。
【0010】
さらに好ましくは、操作部材がモーターケースに対して変位可能でありかつクラッチ機構の外筒に係脱自在な回り止め部材、回り止め部材を一方向に引張るための第1のワイヤを有するものであり、前記モーターケース側に一端が係止された前記第1のワイヤを、前記回り止め部材に設けられたピンに対し、前記ピンの周囲に巻かれた状態で他端を引っ張ることにより前記回り止め部材を係脱自在としてもよい
これにより、緊急時には、第1のワイヤを引張るのみで瞬時にシャッターを巻き上げることが可能となる。
さらに、前記第1のワイヤの他端に動滑車部を設け、前記モーターケース側に一端が係止された第2のワイヤが前記動滑車部を介して前記第1のワイヤの他端を前記第2のワイヤの他端により引っ張ることにより前記回り止め部材を係脱自在にする構成としてもよい。
【0011】
さらに、本発明では、スプリングカプラにはコイルスプリングが複数並設され、シャッターの閉方向への過負荷作用時コイルスプリングが入力軸の回動を可能にするスプリングカプラを用いる。
又、外筒の一端の切り欠き部に回り止め部材の一端の一部が挿入され、かつ回り止め部材の他端に弾性部材の付勢力を作用させている。
このような手段の採用は、たとえば、シャッターに人がぶら下ったときシャッターを降ろし、シャッターやドラムの損傷を予防させ得る。
又、ブレーキの解放のためのクラッチ部の構成をきわめて簡単なものとさせ得る。
【0012】
好ましくは、ドラム内に配設され、シャッターを開とさせる方向に付勢力を有し、ドラムへ該付勢力を伝達するスプリング装置を備える。
このことにより、シャッターを開とさせる方向に付勢力を有するスプリング装置を備えることで、バランスシャッターとしての機能を備え、非常時にはスプリング装置によりスラットをすばやく巻き上げることが可能になる。
【0013】
さらに好ましくは、操作部材が動滑車部を介して回り止め部材に結合された牽引手段を有し、該牽引手段を引くことにより弾性部材の付勢力に抗して回り止め部材を一方向に移動させ、外筒を前記回り止め部材から開放し、前記スプリング装置によりドラムをシャッターを開とさせる方向に回動させる。
これにより、動滑車部が複数の動滑車から構成されることにより、非常時にわずかなワイヤーの引力で、弾性部材の付勢力に抗して回り止め部材を一方向に移動させることができる。
【0014】
複数個配設された各々のコイルスプリングと外筒との間の摩擦力が異なり、スラットを閉方向に過大な荷重が掛かったときに、シャッター駆動装置が壊れないようにスラットを閉方向に滑らすようにコイルスプリングの摩擦力を調整できる。
さらに、電動モーター、クラッチ機構、操作部材がドラムに内装され、電動モーターの軸部と、クラッチ機構の軸部と、操作部材の軸部を同一軸上に配設する。
これにより、ドラム内にスラットを開閉するための駆動機構を内包でき、コンパクトとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1にシャッター1の全体を示す。シャッター1は外枠2内を昇降し、出入口3を開閉する。外枠2は建屋の躯体の開口に納められ、その上部にシャッター駆動装置4が配置される。
シャッター駆動装置4は、図2に示すように、シャッター(シャッター、スラット、ブラインド、カーテン、テント、スクリーン等を総称してここではシャッターと言う)1を巻き取り、巻き戻す中空のドラム5を備える。ドラム5は、建屋の躯体に固定されたブラケット6,7に取付けられるモーターケース8と支持筒9′に回動自在に保持される。
【0016】
図2と図3に示すように、ドラム5内には、モーターケース8、モーターケース8内の電動モーター9、減速器10、スプリングカプラ11、第1のトルク伝達部材12、回り止め部材13、さらにスプリング装置14が配されている。
スプリング装置14は、ブラケット7に固定された軸部材15と、ドラム5にその周囲を固定した第2のトルク伝達部材16と、一端を軸部材15及び他端を第2のトルク伝達部材16に係止させているコイルスプリング17を有し、コイルスプリング17がドラム5をシャッター巻き上げ(シャッター開)方向に回転させるよう付勢する。
スプリング装置14によるドラム回転運動は常時はスプリングカプラ11のブレーキ力により阻止されている。
18は操作部材を示し、操作部材18は緊急時前述したブレーキ力を解放させ、スプリング装置14によりドラム5をシャッター開方向に瞬時に回動させるために用いられる。
【0017】
モーターケース8は、電動モーター9を収納する大径中空部19と、操作部材18を納める小径中空部20とを有し、電動モーター9の出力軸21に直結した減速器10もモーターケース8の大径部19内に電動モーター9とともに収納される。減速器10は図示例では遊星ギヤ3段のものを用いているが、他の公知の減速器10を用いても良い。
減速器10の出力軸23は、スプリングカプラ11の入力軸22に結合される。この結合は、入力軸22の端部の方形部22−1を減速器10の出力軸23の同形の穴に挿入する形で行なうとよい。
入力軸22は対の離間対向する係合片22−2,22−3を一体に成形したものである。
【0018】
図4に示す如くスプリングカプラ11は、入力軸22に加えて、該入力軸22の中央ボアに回動自在に挿入されるシャフト部24−1を有する出力部材24を有す。シャフト部24−1は円板部24−2の中央部に一体に形成される。出力部材24の円板部24−2は、その外周に軸線方向に延在する対の離間したトルク受け片24−3,24−4を有し、両トルク受け片24−3,24−4の中央にはスリット24−5,24−6が設けられる。24−7は偏心出力部を示す。
係合片22−2,22−3とトルク受け片24−3,24−4は同一円周上に配され、各係合片22−2,22−3は隣り合うトルク受け片間24−3と24−4並びに24−4と24−3との間に夫々位置する。
トルク受け片24−3,24−4を外側より囲撓するように対のコイルスプリング25,26を配す。第1のコイルスプリング25の一端25−1がスリット24−6に係止され、第2のコイルスプリング26の一端26−1をスリット24−5に係止させる。
第1のコイルスプリング25の他端25−2は係止片22−3の側縁に対向し、第2のコイルスプリング26の他端26−2が係止片22−2の側縁に対向する。
【0019】
対のコイルスプリング25,26を包むようにして静止部材及びブレーキ部材としての働きをする外筒27を配す。この外筒27の内壁面に対のコイルスプリング25,26が摩擦係合する。
外筒27の一側に対の切り欠き部27−1を設ける。
モーターケース8の外周面に、軸線方向に摺動自在に移動する回り止め部材13を配す。回り止め部材13は外筒27の切り欠き部27−1に係合自在な対の突部13−1を有す。円筒部を有する回り止め部材13は、その端部にモーターケース8の小径中空部20を貫通するピン28を有し、該ピン28により、モーターケース13に対し軸線方向の制限された移動のみが可能なように保持される。
【0020】
ピン28は、モーターケース8に穿けた長孔29を移動するが、図5に示すように、ピン28が対のスプリング30,31の付勢力を受けて常時は、図5でみて右方へ強制させられている。このピン28の右方への動きは回り止め部材13と外筒27とを接続状態(クラッチ係合状態相当)とし、外筒27の回転を不可能にする。この結果、外筒27は静止部材として機能し、ドラム5から第1のトルク伝達部材12へ伝達された回転トルクは、出力部材24が対のスプリング25,26を外筒27の内壁面に密着させることになり、この回転トルクは入力軸22に伝達させず、外筒27がブレーキ部材として働く。
一方、ピン28が左方(図5でみて)へ移動すると回り止め部材13は外筒27から離反し、外筒27はもはや静止部材としての機能をもたなくなる。このため、スプリング装置14のスプリング17の第2のトルク伝達部材16を介してドラム5に伝達されている付勢力(ドラム回転トルク)は、第1のトルク伝達部材12、出力部材24、外筒27、入力軸22を同時に回転させることとなり、ドラム5はシャッターを開方向に巻き上げることができる。
【0021】
次に、回り止め部材13の軸線方向への摺動のための操作部材18について説明する。ピン28を巻く第1のワイヤ32の一端をモーターケース8に他端を動滑車33に結合する。操作力の減少に寄与する動滑車33に一端がモーターケース8に係支させた第2のワイヤ34を係合させる。第2のワイヤ34の他端に牽引手段としてのハンドル35をつける。
ハンドル35を使用者の手前側に引くとピン28がスプリング30,31の付勢力に抗して移動し、回り止め部材13と外筒27との結合が解放(クラッチのリリースと同じ作用)され、外筒27の自由状態が作られ、前述した如く、シャッター1の開状態が瞬時に得られる。これは緊急時の脱出を容易にし、しかも操作は簡単でシャッター開を確実に得られるという効果を奏する。
【0022】
次に、通常のシャッター開閉操作について述べる。電動モーター9に通電するとその出力は減速器10を介して入力軸22に伝達され、入力軸22を回動させる。仮りに、図4でみて、入力軸22が反時計方向に回動すると、入力軸22の係合片22−3が第1のスプリング25の端部25−2を引張り第1のスプリング25を径方向内方へ縮ませ、第1のスプリング25と外筒27の内壁面との摩擦抵抗を小さくさせ、入力軸22を回転させる。入力軸22の回転は端部25−2を係合片10−3に当接させ出力部材24を回転する。
このとき、入力軸22の回転に伴い、第2のスプリング26はスリット24−5とその端部26−1との係合により径方向に縮み、第2のスプリング26の外筒27の内壁面に対する摩擦抵抗は小さくなり出力部材24とドラム5の回転を容易にさせる。
これにより、シャッター1の巻き取り又は巻き戻しが可能となる。
【0023】
シャッター1の巻き取り又は巻き戻しが完了し、電動モーター9への通電を止めると、図4でみて、出力部材24に反時計方向にドラム5を介してスプリング17の付勢力が外力として入力される。この場合トルク受け片24−4が第1のスプリング25の端部25−1を押し、第1のスプリング25を径方向に拡げる。このため、第1のスプリング25と外筒27の内壁面との摩擦抵抗を大とする。第2のスプリング26の端部26−1はスリット24−5に係合しているので、ブレーキ力がかかり、ドラム5の回転はなく、シャッター1を希望の高さに保持できる。
このときのブレーキ力は、たとえば、シャッター1に人がぶら下ったときシャッター1を押し下げ可能とする力の大きさである。
【0024】
ブレーキ力は、第1と第2のスプリング25,26の巻径や巻数を変えることで、出力部材24の時計方向又は反時計方向の回動に対しその大きさを変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッターの取付状態を示す斜視図である。
【図2】シャッター駆動装置の正面図である。
【図3】図2の例の左半分の断面図である。
【図4】スプリングカプラの分解斜視図である。
【図5】操作部材を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャッター
4 シャッター駆動装置
5 ドラム
8 モーターケース
9 電動モーター
10 減速器
11 スプリングカプラ
12,16 トルク伝達部材
13 回り止め部材
14 スプリング装置
17 コイルスプリング
18 操作部材
22 入力軸
22−2,22−3 係合片
24 出力部材
24−3,24−4 トルク受け片
24−5,24−6 スリット
27 外筒
27−1 切り欠き部
28 ピン
33 動滑車

Claims (9)

  1. スラットを開閉するための動力源である電動モーター、
    電動モーターの出力軸に減速機構を介して接続され、常時は静止部材としての外筒を有するクラッチ機構、
    非常時には前記外筒に回転運動を許容する操作部材、
    クラッチ機構の出力軸からの回転トルクを受け、かつシャッターのスラットを巻き取り巻き戻すためのドラム、
    から構成され
    前記操作部材は、
    モーターケースに対して変位可能であり、かつ、クラッチ機構の前記外筒に係脱自在な回り止め部材、
    回り止め部材を一方向に引っ張るための第1のワイヤ、
    を有してなり、
    前記モーターケース側に一端が係止された前記第1のワイヤを、前記回り止め部材に設けられたピンに対し、前記ピンの周囲に巻かれた状態で他端を引っ張ることにより前記回り止め部材を係脱自在としたこと
    を特徴とする電動シャッター駆動装置。
  2. 前記第1のワイヤの他端には動滑車部が設けられ、
    前記モーターケース側に一端が係止された第2のワイヤが前記動滑車部を介して前記第1のワイヤの他端を前記第2のワイヤの他端により引っ張ることにより前記回り止め部材を係脱自在としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の電動シャッター駆動装置。
  3. 前記クラッチ機構は、
    減速機構からのトルクを受ける入力軸、
    入力軸と一体の係合片、
    前記外筒内に内設するコイルスプリング、
    前記係合片からの動力を受け、前記ドラムにトルクを伝える出力部材、
    前記コイルスプリングと摩擦係合自在な前記外筒、
    からなるスプリングカプラであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動シャッター駆動装置。
  4. 前記スプリングカプラは、
    前記コイルスプリングを複数個配設されたこと、
    を特徴とする請求項3に記載の電動シャッター駆動装置。
  5. 外筒の一端の切り欠き部に回り止め部材の一端の一部が挿入され、かつ回り止め部材の他端に弾性部材の付勢力を作用させていること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動シャッター駆動装置。
  6. 前記ドラム内に配設され、シャッターを開とさせる方向に付勢力を有し、前記ドラムへ前記付勢力を伝達するスプリング装置、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動シャッター駆動装置。
  7. 前記操作部材が前記動滑車部を介して前記回り止め部材に結合された牽引手段を有し、
    前記牽引手段を引くことにより弾性部材の付勢力に抗して前記回り止め部材を一方向に移動させ、
    前記外筒を前記回り止め部材から開放し、
    前記スプリング装置によりドラムをシャッターを開とさせる方向に回動させること
    を特徴とする請求項6に記載の電動シャッター駆動装置。
  8. 複数個配設された各々の前記コイルスプリングと前記外筒との間の摩擦力が異なること
    を特徴とする請求項4に記載の電動シャッター駆動装置。
  9. 前記電動モーター、前記クラッチ機構、前記操作部材がドラムに内装され、
    前記電動モーターの軸部と、前記クラッチ機構の軸部と、前記操作部材の軸部を同一軸上に配設したこと
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電動シャッター駆動装置。
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