JP2002256785A - 電動シャッター駆動装置 - Google Patents

電動シャッター駆動装置

Info

Publication number
JP2002256785A
JP2002256785A JP2001058136A JP2001058136A JP2002256785A JP 2002256785 A JP2002256785 A JP 2002256785A JP 2001058136 A JP2001058136 A JP 2001058136A JP 2001058136 A JP2001058136 A JP 2001058136A JP 2002256785 A JP2002256785 A JP 2002256785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
drum
shutter
spring
driving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001058136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4645783B2 (ja
Inventor
Mitsuyoshi Masuda
光義 増田
Takahiro Ishikawa
貴裕 石川
Akinori Nonoyama
昭紀 野々山
Fumiharu Honda
文晴 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2001058136A priority Critical patent/JP4645783B2/ja
Publication of JP2002256785A publication Critical patent/JP2002256785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4645783B2 publication Critical patent/JP4645783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時シャッターを小さな操作力で巻き上げ
可能とする。 【解決手段】 スプリングカプラ(11)の外筒(2
7)を手で操作される回り止め部材(13)と係脱自在
とさせ、操作部材(18)により回り止め部材(13)
を引くと、外筒(27)が回転可能となり、ドラム
(5)によるシャッター(1)の巻き上げを瞬時に行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターを電動
モーターにより巻き取り巻き戻すとともに、緊急時には
スプリングの付勢力により瞬時にシャッターを開放し、
建屋からの脱出を可能にする電動シャッター駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】シャッターやブラインドの羽板(スラッ
ト)或いはカーテン、テントや各種スクリーン等の幕を
巻き取り巻き戻すのに電動モーターを利用するシャッタ
ー駆動装置が知られている。この種のシャッター駆動装
置は、特開昭60−138196号公報に開示されるよ
うに、建屋の躯体に取付けるモーターケースに対して回
動自在にドラム(羽板巻き取り軸)を支持し、モーター
により回転するこのドラムに羽板を巻き取り、又は巻き
戻す基本構成を有す。尚、羽板(スラット)や幕等の巻
き取り巻戻しのための装置を総称してシャッター駆動装
置と本明細書では言うこととする。
【0003】シャッター駆動装置は、シャッター閉時に
緊急事態が生じたとき、羽板や幕を瞬時に巻き上げ(本
明細書ではシャッターの巻き上げとも言う)、建屋内か
ら直ちに建屋外に脱出可能とする機構を備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】緊急時には手動で瞬時
に羽板(スラット)や幕、即ちシャッターを開放し、建
屋外へ脱出できる機構としてはスプリング力を利用する
方法が有利である。羽板や幕をモーターによりドラムに
巻き取った後ドラムが逆転して羽板や幕が巻き戻されな
いようにするブレーキ部にスプリングカプラを利用する
従来技術では、緊急時ひもを操作し羽板や幕を巻き上げ
て入口を開放するため、瞬時にあけることはむづかし
い。スプリング力を利用し、かつブレーキにスプリング
カプラを利用するためにはクラッチ機構が必要である
が、従来技術ではスプリングカプラの固定管が巻き取り
軸(ドラム)に嵌合されており、スプリングカプラが減
速ギアの中間に設けられていることから、ギア部が邪魔
でクラッチ機構を設けることは非常に困難で緊急時に瞬
時にあけられない。
【0005】前述した如く、スプリングカプラ用の固定
管が巻き取り軸(ドラム)に嵌合されているので、スプ
リングカプラは減速ギアの中間に入れざるを得ない。そ
のため、手動開放時にスプリングカプラの解除トルクが
スプリングカプラ以降の減速ギア比倍だけ増加してしま
う。巻き上げスプリングを入れようとすると、上記増加
トルク分を見込んで巻き上げスプリングのトルクを大き
くしなければならない。すると、通常モーターで駆動す
るときには巻き上げスプリングに反して駆動する必要が
あるので、必要モータートルクが増加し、コストアップ
や消費電力増加となってしまうという不具合が生じる。
【0006】それ故に、本発明は前述した従来技術の不
具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的にはクラッチ機構を構成する
静止部材としての外筒に回転運動を許容する操作部材を
配する構成を採用する。この構成の採用は、ドラムの回
転を常時はブレーキ部材としての外筒で阻止し、緊急時
には操作部材により外筒の回動を許容させ、ドラムを瞬
時にシャッター巻き取り方向に回転させ建屋の入口を開
放させることを可能にする。
【0008】本発明によれば、スラットを開閉するため
の動力源である電動モーター、電動モーターの出力軸に
減速機構を介して接続され、常時は静止部材としての外
筒を有するクラッチ機構、非常時には前記外筒に回転運
動を許容する操作部材、クラッチ機構の出力軸からの回
転トルクを受け、かつシャッターのスラットを巻き取り
巻き戻すためのドラム、から構成される電動シャッター
駆動装置が提供される。この装置によれば、常時はドラ
ム側からの回転トルクはブレーキ部材としての外筒(静
止部材)で受け、緊急時には操作部材によりブレーキを
解放し、ドラムからの回転トルクを外筒を介して自由に
電動モーター側に伝え、シャッター開方向へのドラムの
回転が可能となる。
【0009】好ましくは、クラッチ機構が、減速機構か
らのトルクを受ける入力軸、入力軸と一体の係合片、外
筒内に内設するコイルスプリング、係合片からの動力を
受け、ドラムにトルクを伝える出力部材、コイルスプリ
ングと摩擦係合自在な外筒、からなるスプリングカプラ
である。この構成では、スプリングカプラの静止部材と
しての外筒がブレーキ力の伝達をオン・オフさせている
ので、通常のスプリングカプラとしての機能に別の機能
が加えられたことになる。
【0010】さらに好ましくは、操作部材がモーターケ
ースに対して変位可能でありかつクラッチ機構の外筒に
係脱自在な回り止め部材、回り止め部材を一方向に引張
るための部材を有する。これにより、緊急時には、部材
を引張るのみで瞬時にシャッターを巻き上げることが可
能となる。
【0011】さらに、本発明では、スプリングカプラに
はコイルスプリングが複数並設され、シャッターの閉方
向への過負荷作用時コイルスプリングが入力軸の回動を
可能にするスプリングカプラを用いる。又、外筒の一端
の切り欠き部に回り止め部材の一端の一部が挿入され、
かつ回り止め部材の他端に弾性部材の付勢力を作用させ
ている。このような手段の採用は、たとえば、シャッタ
ーに人がぶら下ったときシャッターを降ろし、シャッタ
ーやドラムの損傷を予防させ得る。又、ブレーキの解放
のためのクラッチ部の構成をきわめて簡単なものとさせ
得る。
【0012】好ましくは、ドラム内に配設され、シャッ
ターを開とさせる方向に付勢力を有し、ドラムへ該付勢
力を伝達するスプリング装置を備える。このことによ
り、シャッターを開とさせる方向に付勢力を有するスプ
リング装置を備えることで、バランスシャッターとして
の機能を備え、非常時にはスプリング装置によりスラッ
トをすばやく巻き上げることが可能になる。
【0013】さらに好ましくは、操作部材が動滑車部を
介して回り止め部材に結合された牽引手段を有し、該牽
引手段を引くことにより弾性部材の付勢力に抗して回り
止め部材を一方向に移動させ、外筒を前記回り止め部材
から開放し、前記スプリング装置によりドラムをシャッ
ターを開とさせる方向に回動させる。これにより、動滑
車部が複数の動滑車から構成されることにより、非常時
にわずかなワイヤーの引力で、弾性部材の付勢力に抗し
て回り止め部材を一方向に移動させることができる。
【0014】複数個配設された各々のコイルスプリング
と外筒との間の摩擦力が異なり、スラットを閉方向に過
大な荷重が掛かったときに、シャッター駆動装置が壊れ
ないようにスラットを閉方向に滑らすようにコイルスプ
リングの摩擦力を調整できる。さらに、電動モーター、
クラッチ機構、操作部材がドラムに内装され、電動モー
ターの軸部と、クラッチ機構の軸部と、操作部材の軸部
を同一軸上に配設する。これにより、ドラム内にスラッ
トを開閉するための駆動機構を内包でき、コンパクトと
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1にシャッター1の全体を示
す。シャッター1は外枠2内を昇降し、出入口3を開閉
する。外枠2は建屋の躯体の開口に納められ、その上部
にシャッター駆動装置4が配置される。シャッター駆動
装置4は、図2に示すように、シャッター(シャッタ
ー、スラット、ブラインド、カーテン、テント、スクリ
ーン等を総称してここではシャッターと言う)1を巻き
取り、巻き戻す中空のドラム5を備える。ドラム5は、
建屋の躯体に固定されたブラケット6,7に取付けられ
るモーターケース8と支持筒9′に回動自在に保持され
る。
【0016】図2と図3に示すように、ドラム5内に
は、モーターケース8、モーターケース8内の電動モー
ター9、減速器10、スプリングカプラ11、第1のト
ルク伝達部材12、回り止め部材13、さらにスプリン
グ装置14が配されている。スプリング装置14は、ブ
ラケット7に固定された軸部材15と、ドラム5にその
周囲を固定した第2のトルク伝達部材16と、一端を軸
部材15及び他端を第2のトルク伝達部材16に係止さ
せているコイルスプリング17を有し、コイルスプリン
グ17がドラム5をシャッター巻き上げ(シャッター
開)方向に回転させるよう付勢する。スプリング装置1
4によるドラム回転運動は常時はスプリングカプラ11
のブレーキ力により阻止されている。18は操作部材を
示し、操作部材18は緊急時前述したブレーキ力を解放
させ、スプリング装置14によりドラム5をシャッター
開方向に瞬時に回動させるために用いられる。
【0017】モーターケース8は、電動モーター9を収
納する大径中空部19と、操作部材18を納める小径中
空部20とを有し、電動モーター9の出力軸21に直結
した減速器10もモーターケース8の大径部19内に電
動モーター9とともに収納される。減速器10は図示例
では遊星ギヤ3段のものを用いているが、他の公知の減
速器10を用いても良い。減速器10の出力軸23は、
スプリングカプラ11の入力軸22に結合される。この
結合は、入力軸22の端部の方形部22−1を減速器1
0の出力軸23の同形の穴に挿入する形で行なうとよ
い。入力軸22は対の離間対向する係合片22−2,2
2−3を一体に成形したものである。
【0018】図4に示す如くスプリングカプラ11は、
入力軸22に加えて、該入力軸22の中央ボアに回動自
在に挿入されるシャフト部24−1を有する出力部材2
4を有す。シャフト部24−1は円板部24−2の中央
部に一体に形成される。出力部材24の円板部24−2
は、その外周に軸線方向に延在する対の離間したトルク
受け片24−3,24−4を有し、両トルク受け片24
−3,24−4の中央にはスリット24−5,24−6
が設けられる。24−7は偏心出力部を示す。係合片2
2−2,22−3とトルク受け片24−3,24−4は
同一円周上に配され、各係合片22−2,22−3は隣
り合うトルク受け片間24−3と24−4並びに24−
4と24−3との間に夫々位置する。トルク受け片24
−3,24−4を外側より囲撓するように対のコイルス
プリング25,26を配す。第1のコイルスプリング2
5の一端25−1がスリット24−6に係止され、第2
のコイルスプリング26の一端26−1をスリット24
−5に係止させる。第1のコイルスプリング25の他端
25−2は係止片22−3の側縁に対向し、第2のコイ
ルスプリング26の他端26−2が係止片22−2の側
縁に対向する。
【0019】対のコイルスプリング25,26を包むよ
うにして静止部材及びブレーキ部材としての働きをする
外筒27を配す。この外筒27の内壁面に対のコイルス
プリング25,26が摩擦係合する。外筒27の一側に
対の切り欠き部27−1を設ける。モーターケース8の
外周面に、軸線方向に摺動自在に移動する回り止め部材
13を配す。回り止め部材13は外筒27の切り欠き部
27−1に係合自在な対の突部13−1を有す。円筒部
を有する回り止め部材13は、その端部にモーターケー
ス8の小径中空部20を貫通するピン28を有し、該ピ
ン28により、モーターケース13に対し軸線方向の制
限された移動のみが可能なように保持される。
【0020】ピン28は、モーターケース8に穿けた長
孔29を移動するが、図5に示すように、ピン28が対
のスプリング30,31の付勢力を受けて常時は、図5
でみて右方へ強制させられている。このピン28の右方
への動きは回り止め部材13と外筒27とを接続状態
(クラッチ係合状態相当)とし、外筒27の回転を不可
能にする。この結果、外筒27は静止部材として機能
し、ドラム5から第1のトルク伝達部材12へ伝達され
た回転トルクは、出力部材24が対のスプリング25,
26を外筒27の内壁面に密着させることになり、この
回転トルクは入力軸22に伝達させず、外筒27がブレ
ーキ部材として働く。一方、ピン28が左方(図5でみ
て)へ移動すると回り止め部材13は外筒27から離反
し、外筒27はもはや静止部材としての機能をもたなく
なる。このため、スプリング装置14のスプリング17
の第2のトルク伝達部材16を介してドラム5に伝達さ
れている付勢力(ドラム回転トルク)は、第1のトルク
伝達部材12、出力部材24、外筒27、入力軸22を
同時に回転させることとなり、ドラム5はシャッターを
開方向に巻き上げることができる。
【0021】次に、回り止め部材13の軸線方向への摺
動のための操作部材18について説明する。ピン28を
巻く第1のワイヤ32の一端をモーターケース8に他端
を動滑車33に結合する。操作力の減少に寄与する動滑
車33に一端がモーターケース8に係支させた第2のワ
イヤ34を係合させる。第2のワイヤ34の他端に牽引
手段としてのハンドル35をつける。ハンドル35を使
用者の手前側に引くとピン28がスプリング30,31
の付勢力に抗して移動し、回り止め部材13と外筒27
との結合が解放(クラッチのリリースと同じ作用)さ
れ、外筒27の自由状態が作られ、前述した如く、シャ
ッター1の開状態が瞬時に得られる。これは緊急時の脱
出を容易にし、しかも操作は簡単でシャッター開を確実
に得られるという効果を奏する。
【0022】次に、通常のシャッター開閉操作について
述べる。電動モーター9に通電するとその出力は減速器
10を介して入力軸22に伝達され、入力軸22を回動
させる。仮りに、図4でみて、入力軸22が反時計方向
に回動すると、入力軸22の係合片22−3が第1のス
プリング25の端部25−2を引張り第1のスプリング
25を径方向内方へ縮ませ、第1のスプリング25と外
筒27の内壁面との摩擦抵抗を小さくさせ、入力軸22
を回転させる。入力軸22の回転は端部25−2を係合
片10−3に当接させ出力部材24を回転する。このと
き、入力軸22の回転に伴い、第2のスプリング26は
スリット24−5とその端部26−1との係合により径
方向に縮み、第2のスプリング26の外筒27の内壁面
に対する摩擦抵抗は小さくなり出力部材24とドラム5
の回転を容易にさせる。これにより、シャッター1の巻
き取り又は巻き戻しが可能となる。
【0023】シャッター1の巻き取り又は巻き戻しが完
了し、電動モーター9への通電を止めると、図4でみ
て、出力部材24に反時計方向にドラム5を介してスプ
リング17の付勢力が外力として入力される。この場合
トルク受け片24−4が第1のスプリング25の端部2
5−1を押し、第1のスプリング25を径方向に拡げ
る。このため、第1のスプリング25と外筒27の内壁
面との摩擦抵抗を大とする。第2のスプリング26の端
部26−1はスリット24−5に係合しているので、ブ
レーキ力がかかり、ドラム5の回転はなく、シャッター
1を希望の高さに保持できる。このときのブレーキ力
は、たとえば、シャッター1に人がぶら下ったときシャ
ッター1を押し下げ可能とする力の大きさである。
【0024】ブレーキ力は、第1と第2のスプリング2
5,26の巻径や巻数を変えることで、出力部材24の
時計方向又は反時計方向の回動に対しその大きさを変え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッターの取付状態を示す斜視図である。
【図2】シャッター駆動装置の正面図である。
【図3】図2の例の左半分の断面図である。
【図4】スプリングカプラの分解斜視図である。
【図5】操作部材を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャッター 4 シャッター駆動装置 5 ドラム 8 モーターケース 9 電動モーター 10 減速器 11 スプリングカプラ 12,16 トルク伝達部材 13 回り止め部材 14 スプリング装置 17 コイルスプリング 18 操作部材 22 入力軸 22−2,22−3 係合片 24 出力部材 24−3,24−4 トルク受け片 24−5,24−6 スリット 27 外筒 27−1 切り欠き部 28 ピン 33 動滑車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々山 昭紀 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 本田 文晴 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA01 AA06 BA02 CA01 CA07 CA08 CA11 CB01 DA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラットを開閉するための動力源である
    電動モーター、 電動モーターの出力軸に減速機構を介して接続され、常
    時は静止部材としての外筒を有するクラッチ機構、 非常時には前記外筒に回転運動を許容する操作部材、 クラッチ機構の出力軸からの回転トルクを受け、かつシ
    ャッターのスラットを巻き取り巻き戻すためのドラム、 から構成される電動シャッター駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ機構は、 減速機構からのトルクを受ける入力軸、 入力軸と一体の係合片、 前記外筒内に内設するコイルスプリング、 前記係合片からの動力を受け、前記ドラムにトルクを伝
    える出力部材、 前記コイルスプリングと摩擦係合自在な前記外筒、 からなるスプリングカプラであることを特徴とする請求
    項1に記載の電動シャッター駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部材は、 モーターケースに対して変位可能であり、かつ、クラッ
    チ機構の前記外筒に係脱自在な回り止め部材、 回り止め部材を一方向に引っ張るための部材、 を有する請求項1又は2に記載の電動シャッター駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スプリングカプラは、 前記コイルスプリングを複数個配設されたこと、 を特徴とする請求項2又は3に記載の電動シャッター駆
    動装置。
  5. 【請求項5】 外筒の一端の切り欠き部に回り止め部材
    の一端の一部が挿入され、かつ回り止め部材の他端に弾
    性部材の付勢力を作用させていること、 を特徴とする請求項1乃至4に記載の電動シャッター駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 前記ドラム内に配設され、シャッターを
    開とさせる方向に付勢力を有し、前記ドラムへ前記付勢
    力を伝達するスプリング装置、 を備えたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の電動
    シャッター駆動装置。
  7. 【請求項7】 操作部材が動滑車部を介して回り止め部
    材に結合された牽引手段を有し、 前記牽引手段を引くことにより弾性部材の付勢力に抗し
    て回り止め部材を一方向に移動させ、 前記外筒を前記回り止め部材から開放し、 前記スプリング装置によりドラムをシャッターを開とさ
    せる方向に回動させることを特徴とする請求項6に記載
    の電動シャッター駆動装置。
  8. 【請求項8】 複数個配設された各々の前記コイルスプ
    リングと前記外筒との間の摩擦力が異なることを特徴と
    する請求項4に記載の電動シャッター駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記電動モーター、前記クラッチ機構、
    前記操作部材がドラムに内装され、 前記電動モーターの軸部と、前記クラッチ機構の軸部
    と、前記操作部材の軸部を同一軸上に配設したことを特
    徴とする請求項1乃至8に記載の電動シャッター駆動装
    置。
JP2001058136A 2001-03-02 2001-03-02 電動シャッター駆動装置 Expired - Fee Related JP4645783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001058136A JP4645783B2 (ja) 2001-03-02 2001-03-02 電動シャッター駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001058136A JP4645783B2 (ja) 2001-03-02 2001-03-02 電動シャッター駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002256785A true JP2002256785A (ja) 2002-09-11
JP4645783B2 JP4645783B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=18917906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001058136A Expired - Fee Related JP4645783B2 (ja) 2001-03-02 2001-03-02 電動シャッター駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4645783B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097267A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Aisin Seiki Co Ltd 電動シャッター駆動装置及び電動シャッター開閉装置
JP2006125186A (ja) * 2004-09-28 2006-05-18 Aisin Seiki Co Ltd 電動シャッター駆動装置及び電動シャッター開閉装置
JP2006152697A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Bunka Shutter Co Ltd 減速機付き開閉装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138196A (ja) * 1983-11-28 1985-07-22 エスエム工業株式会社 スクリ−ン巻取り装置
JPH07509765A (ja) * 1992-12-22 1995-10-26 ジェネラル・クラッチ・コーポレイション 径方向の軸受荷重を低減したスプリングクラッチ組立体
JPH1088945A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Sanwa Shutter Corp 電動シャッタ−用開閉機の手動操作装置
JPH10266742A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Om Kiki Kk 非常開放装置付き電動シャッター
JP2000160969A (ja) * 1998-11-29 2000-06-13 Aisin Seiki Co Ltd シャッター駆動装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138196A (ja) * 1983-11-28 1985-07-22 エスエム工業株式会社 スクリ−ン巻取り装置
JPH07509765A (ja) * 1992-12-22 1995-10-26 ジェネラル・クラッチ・コーポレイション 径方向の軸受荷重を低減したスプリングクラッチ組立体
JPH1088945A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Sanwa Shutter Corp 電動シャッタ−用開閉機の手動操作装置
JPH10266742A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Om Kiki Kk 非常開放装置付き電動シャッター
JP2000160969A (ja) * 1998-11-29 2000-06-13 Aisin Seiki Co Ltd シャッター駆動装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097267A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Aisin Seiki Co Ltd 電動シャッター駆動装置及び電動シャッター開閉装置
JP2006125186A (ja) * 2004-09-28 2006-05-18 Aisin Seiki Co Ltd 電動シャッター駆動装置及び電動シャッター開閉装置
JP4524598B2 (ja) * 2004-09-28 2010-08-18 アイシン精機株式会社 電動シャッター駆動装置及び電動シャッター開閉装置
JP2006152697A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Bunka Shutter Co Ltd 減速機付き開閉装置
JP4643235B2 (ja) * 2004-11-30 2011-03-02 文化シヤッター株式会社 減速機付き開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4645783B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10612300B2 (en) Window blind
US6530863B2 (en) Door operator unit
CA2819085C (en) Single cord operated clutch for roller blind
US5542464A (en) Roller blind with screen rolled up by a spring and rolled down by hand
JP2009121232A (ja) 建築物の開口部の覆いの昇降機構を制御するための制御ユニット
CA2599978A1 (en) Bottom up top down cordless shade
CA2840366C (en) Braking mechanism for a roller shade controller, control mechanism comprising same and control handle for controlling same
JP3570926B2 (ja) ロールブラインドの昇降装置
JP3126248U (ja) 映写スクリーンのための減速並びにロックメカニズムと、このメカニズムを使用した手動で操作される映写スクリーン
JPH11501375A (ja) 遮蔽装置用作動装置
JP2002256785A (ja) 電動シャッター駆動装置
US6059008A (en) Braking device for shutter for building
JP5859801B2 (ja) 日射遮蔽装置
JP2002235487A (ja) ロールスクリーン
JP4858749B2 (ja) 電動シャッター駆動装置及び電動シャッター開閉装置
JP2002078603A (ja) 幕体開閉制動装置
JPH11101077A (ja) シャッター
JP7198057B2 (ja) 遮蔽装置
KR101776205B1 (ko) 블라인드의 쉐이드 구동 장치
JPH0119515B2 (ja)
JP2002266572A (ja) 電動シャッター駆動装置
JPH0547271Y2 (ja)
JPH11256959A (ja) カーテン回転駆動装置
JPH11200743A (ja) ブレーキ付電動機のクラッチ解放装置
JP2003193776A (ja) シート開閉駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050926

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050926

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051019

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4645783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees