JP4519160B2 - 引戸自閉装置 - Google Patents

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本発明は、開時に引戸を開方向へ手で引いて開位置へ摺動させて後、閉時に開位置から引戸をワイヤーで引っ張って全閉位置へ自動的に摺動させて閉止する引戸自閉装置に関する。
従来、この種の引戸自閉装置は、ワイヤーを外周のプーリ部に巻装したワイヤーリールを枢軸で回転自在に軸支し、ワイヤーリールには、プーリ部に内装した渦巻バネ(ゼンマイ)の一端を枢軸に、他端をプーリ部に掛け止めてワイヤーを常時巻き取る方向へ回転させる付勢力を付与すると共に、枢軸の一端に駆動回転ギヤを連結する一方、駆動回転ギヤに、ロータリーダンパの従動回転ギヤを噛み合わせて装置本体を構成し、装置本体を、例えば引戸を吊り込む戸枠等の支持体に組み付ける一方、ワイヤーをワイヤーリールから引き出して先端を引戸側に掛け止めた構造になっている。
そこで、従来の引戸自閉装置では、開時に、引戸を開方向へ手で引くと、渦巻バネに抗してワイヤーが繰り出され、引戸は開位置へ摺動する一方、閉時に、開く途中で手を離すと、渦巻バネの回転付勢力でワイヤーを巻き取り、開位置から引戸を閉方向へ引っ張って全閉位置へ自動的に摺動させて閉止する。また、この引戸の自閉時には、ワイヤーを巻き取る方向の回転が駆動回転ギヤと従動回転ギヤの噛み合いを介してロータリーダンパ内のロータに伝達されると、ロータリーダンパに制動トルクを発生し、ワイヤーリールがブレーキの利いた負荷状態で回転し、それに従って、引戸は減速しながら、ゆっくり自閉するようになっている。
特開2000−130004号公報
ところが、従来の引戸自閉装置では、引戸の自閉時に、仮に引戸が渦巻バネの回転付勢力およびロータリーダンパに制動力に打ち勝つほどの強い力で閉方向へ強引に引かれると、この引戸の動きに追従してワイヤーを巻き取ることができず、ワイヤーの引き出し側に弛みを生じてしまうことがある。すると、このワイヤーの弛みを悪用して悪戯するなど、ワイヤーの弛みが原因で様々な不都合な事態が発生するという課題があった。
そこで、本発明の目的は、引戸をワイヤーで引っ張って自閉する引戸自閉装置において、ワイヤーに弛みが発生すると、その弛みを即座に且つ確実に除去することにある。
上記した発明の目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、引戸Dを開方向へ手で引いて開位置へ摺動させて後、閉時は開位置から前記引戸Dをワイヤー19で引っ張り、全閉位置へ摺動させて自動的に閉止する引戸自閉装置Aにおいて、前記ワイヤー19を巻装して回転自在に軸支したワイヤーリール30のような巻取手段と、該巻取手段を常時前記ワイヤー19の巻取方向へ回転付勢する渦巻バネ25のような付勢手段と、前記引戸Dを自閉させるときに前記巻取手段の回転速度を減速して前記引戸Dに制動力を付与するロータリーダンパ45のような制動手段とを、ゼンマイケース25のようなユニット取付手段に一体的に組み付けて重りユニットWを形成し、前記引戸D又は該引戸Dの支持体に、上端面11から下向きに開けて前記重りユニットWを案内するガイド穴60を穿設する一方、前記重りユニットWは、それに働く重力を前記付勢手段の前記ワイヤー19を巻き取る回転付勢力より小さく設定する一方、該ワイヤー19を前記巻取手段から引き出し、ワイヤー先端19aを前記引戸D又は前記支持体に係止して前記ガイド穴60内に昇降可能に吊り下げ状態で収納し、閉時に、前記巻取手段から引き出される前記ワイヤー19に弛みが発生すると、弛みの長さ分だけ前記ガイド穴60の深さ方向に下降して弛みを除去してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の引戸自閉装置Aにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記ワイヤー19に弛みを発生すると前記重りユニットWが昇降するときに、該重りユニットWの昇降動作を案内する重りガイド部材Gを前記ガイド穴60に挿設し、前記重りユニットWを前記重りガイド部材Gに係合させて上下にスライド自在に装着してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、引戸の自閉時、仮に、引戸が付勢手段の回転付勢力および制動手段の制動力に抗して強い力で閉方向へ強引に引かれると、この引戸の急激な動きに追従してワイヤーを巻き取ることができず、ワイヤーの引き出し側に弛みを生じるが、そのとき、重りユニットは、いま発生したワイヤーの弛みの長さ分だけガイド穴の深さ方向へ下降し、即座にワイヤーを元の引っ張り状態に戻して弛みを確実に除去することができる。その結果、ワイヤーの弛みを悪用して悪戯するなど、ワイヤーの弛みが原因で様々な不都合な事態が発生するのを未然に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ワイヤーに弛みを発生すると、ワイヤーの弛みの長さに応じて、重りユニットが昇降するとき、重りユニットを、重りガイド部材の案内で上下にスライドさせ、これにより、重りユニットをガタ付かせることなくスムーズに昇降させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の最良形態について説明する。
図1は、本発明の一例である引戸自閉装置を付設した引戸構造体を示す組立斜視図、図2は引戸構造体の分解斜視図、図3は引戸構造体の縦断面図である。
図示例の引戸構造体は、既設の袖パネルPと、引戸Dと、後述の戸車14a・15aを係合させて引戸Dを開閉方向に案内する戸車レールLとを備える。袖パネルPは、開口部Sを間にあけて左右面一に既設された、引戸Dの支持体となる壁状パネルで、図1では片側の戸袋壁に相当する袖パネルは図示省略している。左右袖パネル上には、断面コ形の笠木10を渡して固着し(図3参照)、笠木10で両袖パネルを面一状態に連結している。
図示引戸Dは木製で、大小開口面積の異なる一般の開口部を開閉できるように比較的大きな矩形パネル状をなし、開口部Sの奥行方向片側に重ねて外付けする、付替用のアウトセット引戸である。引戸Dには、上端面11の戸先寄りと戸尻寄りに細長い取付凹部12・13を凹設し、取付凹部12・13内に、それぞれ戸車14a・15aを縦向きに軸支してなる戸車ユニット14・15を、溝形ブラケット14b・15bを介して嵌め込んで固着している。戸車レールLは、袖パネルPと共に引戸Dの支持体となる金属製レールで、戸車14a・15aを係合させる平行なガイドリブ16aを凸設したガイドレール部16と、袖パネル上に固定した笠木10に取り付ける鍔状の笠木取付部17とを一体に成形してある。
そこで、図示例の引戸構造体では、例えば既設の開き戸を取り外してから、笠木10に笠木取付部17をねじ止めし、ガイドレール部16を開口部Sの奥行方向片側へ張り出させた状態で、戸車レールLを笠木10上に固定する。それから、ガイドレール部16のガイドリブ16a・16a間に戸車14a・15aを係合させて、引戸Dを戸車レールLに開閉方向へ摺動自在に吊り込み、これによって、袖パネル間に、回転開閉式の開き戸に代え、スライド開閉式の引戸Dを、開口部Sの奥行方向片側に重ねて付け替えるアウトセット構造になっている。
さて、かかる引戸構造体では、不図示の取手を持って、引戸Dを開方向へ引いて開位置へ摺動させて後、取手から手を離すと、本発明の引戸自閉装置Aが作動し、引戸Dを全閉位置へ摺動させて自動的に閉止するようになっている。
そのため、図示例において、引戸自閉装置Aは、ワイヤー19の弛みを取る重りユニットWと、重りユニットWの弛み取り動作を案内する重りガイド部材Gとを備えた構成になっている。ワイヤー19は、図示例では鋼製とするが、それに限らず、材質上は樹脂製のものや、繊維製のものや、皮革製のものなどを含み、形状上はロープ状のものや、糸状のものなど、各種の長尺な屈撓媒介部材を含むものとする。
重りユニットWは、図4でも示すように、ユニット取付手段のゼンマイケース25と、ワイヤー19を巻装する巻取手段のワイヤーリール30と、ワイヤーリール30を回転付勢する付勢手段の渦巻バネ(ゼンマイ)35と、駆動回転ギヤ40と、ワイヤーリール30の回転速度を減速する制動手段のロータリーダンパ45とを備える。
ゼンマイケース25は、図1〜図4に示すように、扁平な略矩形状の収納ケース部25aと、収納ケース部25aの一端から延びる取付板部25bと、他端の片側寄りから突出する滑車支持板部25cを有してなる。収納ケース部25aには、左右の側板面に長さ方向に沿って細長いガイド溝25dを設けてなる。滑車支持板部25cは、滑車26を間に挟んで回転自在に枢支している。
ワイヤーリール30は、リング状プーリ部の外周にワイヤー19を巻装する一方、プーリ部内に渦巻バネ35を内装してなり、中心の同じ枢軸50で駆動回転ギヤ40を回転自在に軸支して収納ケース部25a内に収納してなる。そして、ワイヤー19の先端側をプーリ部から繰り出し、更に滑車26に巻き回して外部に引き出している。
渦巻バネ35は、ばね一端を枢軸50に、他端をワイヤーリール30に掛け止め、ワイヤーリール30および駆動回転ギヤ40にワイヤー19を常時巻き取る方向へ回転する付勢力を付与している。駆動回転ギヤ40は、収納ケース部25aの取付板部25b側において、一端面に開けた開口から外周の歯部を外部へ臨ませた状態で、枢軸50で軸支してなる。
ロータリーダンパ45は、外周面に一対の取付突片46aを有した胴筒46と、胴筒46から先端軸部47aが突出したロータ軸47を中心に回転自在に胴筒47内に収納したロータ(図示省略)とを備え、ロータ外周と胴筒46内周との間の隙間に、オイル等の粘性流体を充填して胴筒46内に密封し、ロータが回転すると粘性流体の粘性抵抗により制動トルクが発生する構造になっている。また、ロータリーダンパ45は、ロータ軸47の先端軸部47aに、従動回転ギヤ55を、ワンウェイクラッチを介してロータと一体回転可能に連結し、従動回転ギヤ55がワイヤー巻取の一方向に回転したときに制動トルクが発生する構造になっている。そこで、ロータリーダンパ45を、従動回転ギヤ55を駆動回転ギヤ40に噛み合わせた状態で、取付突片46aを取付板部25bにねじ止めし、ゼンマイケース25に組み付けて重りユニットWとしてユニット化してなる。そして、重りユニットWは、重量を調整し、重りユニットWに働く重力が渦巻バネ35のワイヤー19を巻き取る回転付勢力より小さくなるように設定してある。
重りガイド部材Gは、重りユニットWの外形状に合わせて、金属板を折り曲げて図中前面側を開放し、上面側に開口21を開けた全体に細長い扁平箱形に形成する。そして、両側板面には、側縁部に、ゼンマイケース25の左右ガイド溝25dに対応させて、直角に曲げて互いに向き合う鍔状のガイド板片20aを形成し、両側板面の上縁部に、互いに外向きに曲げ開いて取付板片20bを形成すると共に、開口21の内縁に、図示しない抜止め部を内向きに凸設してなる。そこで、滑車26を開口21側に向けた状態で、ガイド板片20aをゼンマイケース25のガイド溝25dに係合させて、重りガイド部材Gに対し重りユニットWをスライド自在に装着して引戸自閉装置Aを組み立ててなる。
また、引戸自閉装置Aにおいて、引戸Dには、上端面11の取付凹部12・13間に、下向きに重りユニットWを案内するガイド穴60を穿設し、重りガイド部材20の外形状に合わせて、細長く扁平な中空部を形成する。そこで、引戸自閉装置Aは、戸車レールLに引戸Dを吊り込んだ状態において、ガイド穴60内に挿入し、重りガイド部材Gの取付板片20bを上端面11にねじ止めして引戸Dに組み込む一方、ワイヤー19は、先端19aを渦巻バネ35に抗して引っ張って、戸先側の戸車14a上に乗せた状態で戸車レールLのガイドレール部16内を通して引き出し、支持体側の、例えば戸車レールLに掛け止めて、重りユニットWを重りガイド部材Gの案内で昇降可能にガイド穴60内に吊り下げ状態で収納する。すると、引戸自閉装置Aは、ワイヤー19を、渦巻バネ35の回転付勢力に基づいて、ワイヤーリール30のプーリ部に巻き取り、この巻取動作に従い引戸Dを閉方向に引っ張って摺動し、全閉位置で不図示の戸当りに当てて止め、これによって全閉状態で引戸構造体に組み付けなる。そのとき、引戸自閉装置Aは、渦巻バネ35のワイヤー巻取方向への回転付勢力に基づいて、重りユニットWを重りガイド部材Gの案内で引っ張り上げ、ゼンマイケース20において抜止め部に当てて止め、重りユニットWを、図1に示すように、滑車26が開口21から戸車レールLのガイドレール部16内に入り込んだ状態の制動高さ位置に位置決め保持してなる。
従って、引戸自閉装置Aは、開時、全閉状態の引戸Dを不図示の取手を持って開方向へ引くと、それに従って、ワイヤー19が重りユニットWの渦巻バネ35に抗してワイヤーリール30から繰り出され、引戸Dは開位置へ摺動する。一方、閉時は、開く途中で手を離すと、渦巻バネ35の回転付勢力が働いて、ワイヤー19はワイヤーリール30に巻き取られ、その巻取動作に従い、引戸Dを開位置から閉方向へ引っ張って全閉位置へ摺動させて自動的に閉止する。また、引戸Dの自閉時、ワイヤー19を巻き取る方向の回転が駆動回転ギヤ40と従動回転ギヤ50の噛み合いを介してロータリーダンパ45内のロータに伝達されると、ロータリーダンパ45に制動トルクが発生し、ワイヤーリール30がブレーキの利いた負荷状態で回転し、それに従って、引戸Dは減速しながら、ゆっくり自閉する。
ところで、図示引戸自閉装置は、引戸Dの自閉時、仮に、引戸Dが渦巻バネ35の回転付勢力およびロータリーダンパ45の制動力に抗して強い力で閉方向へ強引に引かれると、この引戸Dの急激な動きに追従してワイヤー19を巻き取ることができず、ワイヤー19の引き出し側に弛みを生じるが、そのとき、重りユニットWは、いま発生したワイヤー19の弛みの長さ分だけ重りガイド部材Gの案内でガイド穴60の深さ方向へ下降し、即座にワイヤー19を元の引っ張り状態に戻して弛みを除去する。従って、引戸自閉装置は、ワイヤー19に弛みがなくなると、次いで、渦巻バネ35の回転付勢力でワイヤー19をワイヤーリール30に再び巻き取り始め、そのワイヤー巻取長さに応じて、重りユニットWを重りガイド部材Gの案内で引っ張り上げ、ゼンマイケース20を抜止め部に当てて元の制動高さ位置に止めて保持し、更に引き続きワイヤー19を巻き取って引戸Dを閉方向へ引っ張りながら、ゆっくり全閉位置へ摺動させて正常に自閉させる。
図示引戸自閉装置は、上述のようにワイヤー19に弛みを発生すると、ワイヤー19の弛みの長さに応じて、重りユニットWが昇降するとき、ゼンマイケース25のガイド溝25dにガイド板片20aを係合させながら、重りユニットWを、重りガイド部材Gの案内で上下にスライドさせ、これにより、重りユニットWをガタ付かせることなくスムーズに昇降させることができる。
なお、以上の図示実施の形態では、重りユニットWを引戸D側に設置し、引き出したワイヤー19の先端19aは支持体側の戸車ユニットLに係止させて引戸自閉装置を構成したが、反対に、重りユニットを袖パネルや戸枠等の支持体側に設置し、引き出したワイヤーの先端を引戸側に係止させて、同様に引戸自閉装置を構成することもできる。
本発明の一例である引戸自閉装置を付設した引戸構造体を示す組立斜視図である。 引戸構造体の分解斜視図である。 引戸構造体の縦断面図である。 引戸自閉装置の構造を示す正面図である。 引戸自閉装置の重りユニットが下降してワイヤーの弛みを取る状態において、引戸構造体を示す斜視図である。
符号の説明
A 引戸自閉装置
D 引戸
C 引戸自閉装置
G 重りガイド部材
L 戸車レール(支持体)
P 袖パネル(支持体)
W 重りユニット
10 笠木
14a・15a 戸車
19 ワイヤー
25 ゼンマイケース(ユニット取付手段)
30 ワイヤーリール(巻取手段)
35 渦巻バネ(付勢手段)
40 駆動回転ギヤ
45 ロータリーダンパ(制動手段)
55 従動回転ギヤ
60 ガイド穴

Claims (2)

  1. 引戸を開方向へ手で引いて開位置へ摺動させて後、閉時に開位置から前記引戸をワイヤーで引っ張り、全閉位置へ摺動させて自動的に閉止する引戸自閉装置において、
    前記ワイヤーを巻装して回転自在に軸支した巻取手段と、該巻取手段を常時前記ワイヤーの巻取方向へ回転付勢する付勢手段と、前記引戸を自閉させるときに前記巻取手段の回転速度を減速して前記引戸に制動力を付与する制動手段とを、ユニット取付手段に組み付けて重りユニットを形成し、
    前記引戸又は該引戸の支持体に、上端面から下向きに前記重りユニットを案内するガイド穴を穿設する一方、
    前記重りユニットは、
    それに働く重力を前記付勢手段の前記ワイヤーを巻き取る回転付勢力より小さく設定する一方、該ワイヤーを前記巻取手段から引き出し、ワイヤー先端を前記引戸又は前記支持体に係止して前記ガイド穴内に昇降可能に吊り下げ状態で収納し、閉時に、前記巻取手段から引き出される前記ワイヤーに弛みが発生すると、弛みの長さ分だけ前記ガイド穴の深さ方向に下降して弛みを除去してなることを特徴とする、引戸自閉装置。
  2. 前記ワイヤーに弛みを発生すると前記重りユニットが昇降するときに、該重りユニットの昇降動作を案内する重りガイド部材を前記ガイド穴に挿設し、前記重りユニットを前記重りガイド部材に係合させて上下にスライド自在に装着してなることを特徴とする、請求項1に記載の引戸自閉装置。
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