JP2021055484A - 遮蔽装置 - Google Patents

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万人 山岸
中村 元
Hajime Nakamura
中村  元
昌輝 小川
Masateru Ogawa
昌輝 小川
亮輔 田中
Ryosuke Tanaka
亮輔 田中
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Abstract

【課題】枠体に設けられた操作装置から垂下する操作コード等の手動操作でその枠体に支持される遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させる際に、より操作性を向上させた遮蔽装置を提供する。【解決手段】本発明による一態様の遮蔽装置は、ヘッドボックス1内で、遮蔽材を常に畳み込むように付勢する定荷重ユニット11と、ヘッドボックス1に設けられ、定荷重ユニット11による付勢力に抗して遮蔽材を伸展させる方向に操作するための当該操作コード12を垂下させるよう支持する操作装置6と、操作コード12による操作に基づいて、遮蔽材の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパー8と、を備える。また、本発明による別態様の遮蔽装置は、更に、定荷重ユニット11による付勢力に対して所定の抵抗力を付与することにより遮蔽材が畳み込まれる方向の移動速度を一定以下に維持する速度調整器9を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、枠体に設けられた操作装置から垂下する操作コード等の手動操作でその枠体に支持される遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させることにより、遮蔽材の開閉を行う横型ブラインド、プリーツ、たくし上げカーテン、縦型ブラインド、カーテンレール等の遮蔽装置に関する。
例えばプリーツスクリーン等の手動操作の遮蔽装置において、操作コードを用いて遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させることにより遮蔽材の開閉を行うものや、遮蔽材の昇降をハンドル操作で行うものがある。尚、遮蔽材の昇降をハンドル操作で行うときの負荷を安定化させるために、ヘッドボックス内に定荷重ユニットを設ける遮蔽装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019−49178号公報
特許文献1には、遮蔽材の昇降をハンドル操作で行うときの負荷を安定化させるために、ヘッドボックス内に定荷重ユニットを設けた遮蔽装置について開示されているが、常にハンドルを掴んで操作する必要があり、操作性に改善の余地がある。
本発明は、上述の問題に鑑みて、枠体に設けられた操作装置から垂下する操作コード等の手動操作でその枠体に支持される遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させる際に、より操作性を向上させた遮蔽装置を提供することにある。
本発明による一態様の遮蔽装置は、操作コードで枠体に支持される遮蔽材を開閉する遮蔽装置であって、前記枠体内で、前記遮蔽材を常に畳み込むように付勢する付勢手段と、前記枠体に設けられ、前記付勢手段による付勢力に抗して前記遮蔽材を伸展させる方向に操作するための当該操作コードを垂下させるよう支持する操作手段と、前記操作コードによる操作に基づいて、前記遮蔽材の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパーと、を備えることを特徴とする。
本発明による一態様の遮蔽装置において、前記遮蔽材の一端に設けられた引き操作部による引き操作により前記遮蔽材の開閉を行う第2の操作手段を備えることを特徴とする。
本発明による一態様の遮蔽装置において、前記付勢手段は、スプリングモーター、ぜんまいバネ、定荷重バネのいずれか1つ以上を備えることを特徴とする。
本発明による一態様の遮蔽装置において、前記付勢手段は、定荷重バネを有し、該定荷重バネは、遮蔽材の所定の開閉範囲で定荷重化するとともに、前記遮蔽材を常に畳み込むように付勢する付勢力を有することを特徴とする。
本発明による一態様の遮蔽装置において、前記ストッパーは、前記操作手段による前記遮蔽材を伸展させる方向の手動操作の停止時に前記遮蔽材の開閉移動のロックが作動し、前記操作手段による所定操作でロックの解除が作動するように構成されていることを特徴とする。
更に、本発明による別態様の遮蔽装置は、手動で枠体に支持される遮蔽材を開閉する遮蔽装置であって、前記枠体内で、前記遮蔽材を常に畳み込むように付勢する付勢手段と、前記付勢手段による付勢力に抗して前記遮蔽材を伸展させる方向に手動操作する操作手段と、前記操作手段による操作に基づいて、前記遮蔽材の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパーと、前記付勢手段による付勢力に対して所定の抵抗力を付与することにより前記遮蔽材が畳み込まれる方向の移動速度を一定以下に維持する速度調整器と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による別態様の遮蔽装置において、前記遮蔽材の重量による降下トルクが前記遮蔽材の最大閉状態から前記遮蔽材の最大開状態に向かって直線状に増大して変化する特性を持つように構成され、前記速度調整器は、当該降下トルクの特性の逆特性となるように、前記遮蔽材の移動に対して速度調整のために付加する移動抵抗について、前記遮蔽材の最大閉状態から最大開状態に向かうに直線状に減少させるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、枠体に設けられた操作装置から垂下する操作コード等の手動操作でその枠体に支持される遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させる際に、より操作性を向上させることができる。
(a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンの概略構成を示す平面断面図及び正面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の変形例の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンの概略構成を示す平面断面図及び正面図である。 本発明による第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける操作装置の概略構成を示す平面断面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける動作を示す側面図である。 (a)は、本発明による第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける付勢手段(定荷重バネ)の特性図であり、(b)は、当該プリーツスクリーンにおける速度調整器による遮蔽材の移動抵抗の特性図である。 本発明による第2実施形態の遮蔽装置として、変形例の操作装置の概略構成を示す平面断面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける変形例の操作装置による動作を示す側面図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による第3実施形態の遮蔽装置として構成されるカーテンレールの概略構成を示す平面断面図及び正面断面図である。
以下、図面を参照して、本発明による各実施形態の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーン(図1又は図2)及びカーテンレール(図8)を順に説明する。尚、本願明細書中、図1又は図2に示すプリーツスクリーンの正面図に対して、図示上方及び図示下方をそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をプリーツスクリーンの左側、及び、図示右方向をプリーツスクリーンの右側と定義して説明する。また、図1又は図2の正面図を視認する側を前側(室内側)とし、その反対側を後側(室外側)とする。
本発明に係る遮蔽装置は、手動操作で遮蔽材を「畳み込み、或いは伸展させる」ことにより、遮蔽材の開閉を行う横型ブラインド、プリーツ、たくし上げカーテン、縦型ブラインド、カーテンレール等を対象とし、遮蔽材(スクリーン)を「巻き上げる、或いは巻き戻す」ようにして遮蔽材を開閉させるロールスクリーン等は対象としていない点に留意する。
〔第1実施形態〕
(全体構成)
図1(a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンの概略構成を示す平面断面図及び正面図である。また、図2(a),(b)は、それぞれ本発明による第1実施形態の変形例の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンの概略構成を示す平面断面図及び正面図である。尚、図2に示す変形例は、図1に示す実施形態と比較して、ボトムレール3に引き操作部13 を更に設けている点で相違しているが、その他の構成要素は同様である。
図1又は図2に示す第1実施形態に係るプリーツスクリーンは、上下方向にジグザグ状に折り曲げ可能としたスクリーン2の上縁部を枠体(本例ではヘッドボックス1)から吊下支持し、そのスクリーン2の下縁部にボトムレール3が取着されている。ヘッドボックス1は、ブラケット(図示略)を介して取付面に固定される。
スクリーン2は、その自重より強い付勢力で、閉方向に常に畳み込むように付勢されているが、ヘッドボックス1内には、スクリーン2の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパー8が設けられている。このため、ストッパー8が作動してロック状態になっているときはスクリーン2の開閉移動が阻止され、ストッパー8のロック状態の解除されているときは、スクリーン2が畳み込まれてボトムレール3が自動上昇するようになっている。
そして、図1又は図2に示す第1実施形態に係るプリーツスクリーンは、操作装置6から垂下する操作コード12により、スクリーン2を伸展させる方向に手動操作可能とし、ボトムレール3を所望の高さに下降操作してストッパー8を作動させてロックする操作を行うことで、採光量を適宜に調節するように構成される。
尚、本例では、操作コード12は、無端状のボールチェーンで構成した例を図示しているが、紐状としてもよく、有端状とすることもできる。また、図2に示すようにボトムレール3に引き操作部13 を更に設けた構成では、その引き操作部13 で同様に操作することもできるようになる。ところで、図2において、引き操作部13は、ボトムレール3の下端から吊下げされるプルコードにプルグリップを設けて構成した例を図示しているが、このプルグリップを省略しプルグリップをのみとした構成とすることや、ボトムレール3にハンドルを設けた構成とすることもできる。
より具体的に、図1又は図2に示す第1実施形態に係るプリーツスクリーンの構成について説明する。
スクリーン2には、複数の昇降コード4が挿通され、各昇降コード4の下端部はボトムレール3に取着されている。各昇降コード4の上端部は、ヘッドボックス1内で支持部材に回転可能に支持されるそれぞれの巻取軸5に巻着されている。
各巻取軸5には、駆動軸7が相対回転不能に挿通されている。そして、駆動軸7が昇降コード4の巻き取り方向に回転されると、各巻取軸5に昇降コード4が巻き取られ、駆動軸7が昇降コード4の巻き戻す方向に回転されると、各巻取軸5に昇降コード4が巻き戻されるようになっている。
ヘッドボックス1の一方の端部には、駆動軸7を回転駆動するための操作装置6が取着されている。操作装置6の詳細な構成については図3を参照して後述するが、操作装置6の基端側にはケース60内で操作プーリー61が回転可能に支持され、その操作プーリー61には操作コード12(本例では、無端状のボールチェーン)が掛装されて下方へ垂下されている。そして、操作コード12の操作により操作プーリー61を回転操作可能となっている。
駆動軸7は、ヘッドボックス1内で定荷重ユニット11に挿通されている。定荷重ユニット11は、スクリーン2を常に畳み込むように付勢する付勢手段の好適例として定荷重バネ(図示略)を有し、この定荷重バネは、駆動軸7を介してスクリーン2の所定の開閉範囲で定荷重化するとともに、スクリーン2を常に畳み込むように付勢する付勢力を有する。即ち、本実施形態における定荷重ユニット11は、その構成要素として特許文献1に開示されるものと同様に構成することができるが、特許文献1に開示される定荷重ユニットにおける定荷重バネは、遮蔽材を自動上昇(畳み込む)しない付勢力とするように調整されている点で相違している。尚、本実施形態では、スクリーン2を常に畳み込むように付勢する付勢手段の好適例として、定荷重ユニット11を設ける例を示しているが、定荷重ユニット11の代わりに、スプリングモーター、又は、ぜんまいバネとしてもよいし、スプリングモーター、ぜんまいバネ、定荷重バネのいずれか1つ以上を備えるものとしてもよい。
また、駆動軸7は、ヘッドボックス1内で、スクリーン2の開閉移動(即ち、駆動軸7の回転)のロック又はその解除を可能とするストッパー8に挿通されている。本実施形態のストッパー8は、操作コード12(又は引き操作部13)によるボトムレール3の引き下げ操作の後に、操作コード12(又は引き操作部13)を手放したとき、ボトムレール3の自動上昇を防止するように作動する。尚、操作コード12(又は引き操作部13)によるボトムレール3の僅かな引き下げ操作で、ストッパー8におけるロックを解除することができ、ストッパー8のロック状態が解除されると、スクリーン2が畳み込まれてボトムレール3が自動上昇する。
また、駆動軸7は、ヘッドボックス1内で速度調整器9に挿通されている。速度調整器9は、上述した付勢手段によるスクリーン2を畳み込む付勢力に対して所定の抵抗力を付与することによりスクリーン2が畳み込まれる方向の移動速度を一定以下に維持する装置であり、本実施形態の速度調整器9は、ボトムレール3を自動上昇させる際に、その上昇速度を一定以下に維持するよう油圧式で制動するようになっている。尚、速度調整器9は、油圧式で構成するものとなっているが、空圧式や遠心式とすることも可能である。
ヘッドボックス1の他方の端部には、駆動軸7を介して巻取軸5における昇降コード4の最大巻戻し量を設定して、ボトムレール3の下限位置を設定する下限リミット装置10が配設されている。
尚、後述する図4に示すように、スクリーン2の背面側にはピッチ保持コード14が配設されている。このピッチ保持コード14は、スクリーン2の折り目のピッチを一定にするように動作する。即ち、ピッチ保持コード14に等間隔に多数設けられた環状の支持コード14aに昇降コード4が挿通されており、ボトムレール3を下降させてスクリーン2を引き伸ばすとき、スクリーン2の折り目が支持コード14aに支持されて、スクリーン2の折り目がほぼ等間隔に保持されるようになっている。
(操作装置)
図3は、本発明による図1又は図2に示す第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける操作装置6の概略構成を示す平面断面図である。図3に示すように、操作装置6のケース60内の基端側に操作プーリー61が回転可能に支持され、その操作プーリー61には操作コード12(本例では、無端状のボールチェーン)が掛装されて下方へ垂下されている。そして、操作コード12の操作により操作プーリー61を回転操作可能となっている。
操作プーリー61には歯車61aが一体に形成され、その歯車61aにケース60に回転可能に支持された伝達歯車62が噛み合わされている。従って、操作プーリー61が回転されると、伝達歯車62が回転される。
操作装置6には、入力側の回転を出力側に同方向で回転伝達するが出力側の回転については入力側に回転伝達しない所謂ワンウェイクラッチとして機能するクラッチ機構63が設けられている。クラッチ機構63は、その固定軸66に対し回転可能に軸支される入力軸64を有し、入力軸64の周方向に形成される歯車が、伝達歯車62に噛み合わされている。従って、伝達歯車62が回転されると、クラッチ機構63の入力軸64が回転される。
また、クラッチ機構63の出力軸65には駆動軸7が相対回転不能に嵌着されている。クラッチ機構63は、操作プーリー61がA方向に回転すると、クラッチ機構63の入力軸64と出力軸65とが連結されて連動回転するようになっており、このため駆動軸7も同方向(A’方向)に回転するように回転伝達される。また、クラッチ機構63は、操作プーリー61がB方向に回転するときは、クラッチ機構63の入力軸64と出力軸65とが非連結となって連動回転しないようになっており、このため駆動軸7は回転しない。一方で、クラッチ機構63は、駆動軸7がB’方向に回転するときは、その出力軸65の回転を入力軸64に回転伝達しないように構成されているため、操作プーリー61も回転しない。
このため、操作装置6は、操作プーリー61をA方向に回転操作することで、駆動軸7を回転させることができ、ストッパー8におけるロックを作動させることができる。また、操作プーリー61のA方向の僅かな回転操作でストッパー8のロックを解除させることができる。
(全体動作)
図4(a),(b)は、それぞれ本発明による図1又は図2に示す第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける動作を示す側面図である。まず、図4(a)に示すように、操作コード12(又は引き操作部13)によるボトムレール3の引き下げ操作によって、操作プーリー61をA方向に回転操作し、その引き下げ操作量に応じた閉操作で(ステップS1)、ボトムレール3を降下させることができる(ステップS2)。そして、ボトムレール3の任意の引き下げ位置で操作コード12(又は引き操作部13)を手放すことで、ストッパー8におけるロックを作動させることができ、ボトムレール3を所望の高さにして、採光量を適宜に調節することができる。
また、操作コード12(又は引き操作部13)による操作プーリー61のA方向の僅かな回転操作によって、ストッパー8のロックを解除させて手放すストッパー解除操作で(ステップS3)、上述した付勢手段(本実施形態で、定荷重ユニット11における定荷重バネ)により、スクリーン2を畳み込ませ、ボトムレール3を自動上昇させることができる(ステップS4)。
図5(a)は、本発明による図1又は図2に示す第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける付勢手段(定荷重バネ)の特性図である。特に、本実施形態における定荷重ユニット11の定荷重バネは、図5(a)に示すように、スクリーン2の所定の開閉範囲(即ち、最大閉状態から最大開状態の間であり、本例では、ボトムレール3の下限位置と上限位置との間)で、駆動軸7の巻き上げトルクは一定として定荷重化するとともに、その巻き上げトルクを遮蔽材(スクリーン2及びボトムレール3)の重量による降下トルクよりも強い付勢力とすることで、スクリーン2を常に畳み込むように付勢するものとなっている。このため、スクリーン2を畳み込ませ、ボトムレール3を自動上昇させることができる。
従って、本実施形態によれば、手動操作で遮蔽材(スクリーン2)を畳み込み、或いは伸展させる際に、従来技術の遮蔽装置よりもより操作性を向上させることができる。
更に、図5(b)は、本発明による図1又は図2に示す第1実施形態に係る遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける速度調整器9による遮蔽材の移動抵抗の特性図である。前述したように、速度調整器9は、定荷重ユニット11の定荷重バネ等の付勢手段による付勢力に対して所定の抵抗力を付与することにより遮蔽材(スクリーン2)が畳み込まれる方向の移動速度を一定以下に維持するように機能する。
ただし、図5(a)に示したように、遮蔽材(スクリーン2及びボトムレール3)の重量による降下トルクがボトムレール3の下限位置である最大閉状態から上限位置である最大開状態に向かって直線状に増大して変化する特性を持つように構成されているときは、速度調整器9としては、遮蔽材の移動に対して速度調整のために付加する移動抵抗について、当該降下トルクの特性の逆特性となるように、遮蔽材(スクリーン2)の最大閉状態から最大開状態に向かうに従って直線状に減少させるように構成する。これにより、速度調整器9は、遮蔽材(スクリーン2)が畳み込まれる方向の移動速度を安定して、一定以下に維持させることができる。
ところで、図2に示す実施形態のように、操作コード12による操作を可能とする操作装置6を設けるだけでなく、ボトムレール3に引き操作部13 を更に設けた構成では、ボトムレール3の高さが高い位置(引き操作部13が届かない時)は、大人であれば操作コード12による操作ができる長さであって、幼児では手の届かない長さで、操作装置6から操作コード12を垂下させるように構成するのが好適である。即ち、操作装置6から垂下する操作コード12の下端が床面から1m以上の高さであって、床面から1.5m以下の高さとなるように設定する。これにより、幼児に対する安全性が確保される。また、ボトムレール3に引き操作部13 を更に設けることで、ボトムレール3が床面近傍に位置する時の操作性が向上するようになる。
〔第2実施形態〕
図1に示すプリーツスクリーンのように、図2に示すような引き操作部13を設けずに、操作装置6から垂下させる操作コード12のみで操作する形態とする場合では、駆動軸7に対してストッパー8を設けずに、操作プーリー61とクラッチ機構63との間に、例えば図6に例示するようなストッパー8Bを設けた構成としてもよい。
(変形例の操作装置)
図6は、本発明による第2実施形態の遮蔽装置として、変形例の操作装置6の概略構成を示す平面断面図である。尚、図6において、図3と同様な構成要素には同一の参照番号を付している。
図6に示すように、操作装置6のケース60内の基端側に操作プーリー61が回転可能に支持され、その操作プーリー61には操作コード12(本例では、無端状のボールチェーン)が掛装されて下方へ垂下されている。そして、操作コード12の操作により操作プーリー61を回転操作可能となっている。
操作プーリー61には歯車61aが一体に形成され、その歯車61aにケース60に回転可能に支持された伝達歯車62が噛み合わされている。従って、操作プーリー61が回転されると、伝達歯車62が回転される。
そして、図6に示す操作装置6では、操作プーリー61とクラッチ機構63との間に、ストッパー8Bが配設されている。ストッパー8Bは、クラッチ機構63の入力軸64に対し制動負荷を付与することで、操作プーリー61の回転方向に応じてワンウェイクラッチ作動するクラッチ機構63において、その入力軸64の回転方向(即ち、操作プーリー61の回転方向)に応じて、その出力軸65に当該制動負荷を付与することや、その制動負荷の付与を解除させることができる。
より具体的には、ストッパー8Bは、入力軸部材8a、ブレーキスプリング8b、スプリングケース8c、及び、出力軸部材8dを備える。
入力軸部材8aは、ストッパー8Bの固定軸80に対し回転可能に軸支され、伝達歯車62と噛み合わされており、操作プーリー61が回転されると、伝達歯車62を介して同方向に回転される。尚、本例の入力軸部材8aは、複数部材で構成しているが単一の部材で構成してもよい。
また、入力軸部材8aの出力側には、ブレーキスプリング8bが装着されている。ブレーキスプリング8bの両端部が、入力軸部材8aの出力側周方向に部分的に突起する突起部81を、遊びを有して挟み込むようにしており、更に入力軸部材8aが回転するとブレーキスプリング8bが縮径するように装着されている。
ブレーキスプリング8bは、金属材料等の硬質材料で構成される環状のスプリングケース8cに収容される。スプリングケース8cは、操作装置6のケース60の内側に嵌合配置されるケース60aに固定されている。尚、入力軸部材8aが回転するとブレーキスプリング8bが縮径するので、ブレーキスプリング8bが縮径した状態ではスプリングケース8cに対する面摩擦は緩和される。逆に、入力軸部材8aの非回転時では、ブレーキスプリング8bが拡径した状態となっており、スプリングケース8cに対する面摩擦で制動負荷が働くようになっている。
出力軸部材8dは、入力軸部材8aと同軸上で回転可能に配設される。そして、入力軸部材8aが回転すると、ブレーキスプリング8bは縮径した状態で一体となって回転し、更に、入力軸部材8aの突起部81が、出力軸部材8dの入力側周方向に部分的に突起する突起部82(破線図示)に周方向で当接(ブレーキスプリング8bの端部を介して当接)することにより回転伝達される。
一方、出力軸部材8dから入力軸部材8aへの回転は、スプリングケース8cに対して面摩擦を生じさせるブレーキスプリング8bが、より拡径する方向に作用して上述した制動負荷が働くことで阻止される。即ち、出力軸部材8dの突起部82(破線図示)が、ブレーキスプリング8bの端部を介して入力軸部材8aの突起部81に当接するときはブレーキスプリング8bが、より拡径するようになっている。このため、ブレーキスプリング8bが拡径するとスプリングケース8cとの面摩擦で入力軸部材8aの回転に対し、より大きな制動負荷が発生するため、出力軸部材8dの回転が阻止される。
図6に示す操作装置6におけるクラッチ機構63は、その入力軸64が、出力軸部材8dと同軸上に回転可能に配設され、クラッチ機構63を収容するケース60bは、操作装置6におけるケース60に対し、着脱可能に嵌着できるようになっている。尚、ケース60a,60bは、ケース60に対し予め一体化させたものとしてもよい。そして、図6に示すクラッチ機構63の入力軸64は、その固定軸66に対し回転可能に軸支され、入力軸64の周方向に部分的に突起する突出片641が出力軸部材8dの出力側にて周方向に設けられた溝83内で相対移動するように係合している。即ち、出力軸部材8dが一方向に回転するとき、出力軸部材8dの溝83内の移動方向端部に入力軸64の突出片641が当接するまでは入力軸64には回転伝達されず、出力軸部材8dの溝83内の移動方向端部に入力軸64の突出片641が当接すると入力軸64に回転伝達される。これにより、出力軸部材8dの回転は、クラッチ機構63の入力軸64に対して、所定の遅延量で回転伝達される。
従って、操作プーリー61が回転されると、伝達歯車62及びストッパー8Bを介して、所定の遅延量でクラッチ機構63の入力軸64が同方向に回転される。
また、クラッチ機構63の出力軸65には駆動軸7が相対回転不能に嵌着されている。クラッチ機構63は、操作プーリー61がA方向に回転すると、クラッチ機構63の入力軸64と出力軸65とが連結されて連動回転するようになっており、このため駆動軸7も同方向(A’方向)に回転するように回転伝達される。また、クラッチ機構63は、操作プーリー61がB方向に回転するときは、クラッチ機構63の入力軸64と出力軸65とが非連結となって連動回転しないようになっており、このため駆動軸7は回転しない。一方で、クラッチ機構63は、駆動軸7がB’方向に回転するときは、その出力軸65の回転を入力軸64に回転伝達しないように構成されているため、操作プーリー61も回転しない。
即ち、図6に示すストッパー8Bが、操作プーリー61とクラッチ機構63との間に設けられることで、クラッチ機構63の入力軸64に対し制動負荷が付与され、入力軸64の回転方向(即ち、操作プーリー61の回転方向)に応じて、クラッチ機構63の出力軸65に当該制動負荷を付与することや、その制動負荷の付与を解除することができるようになる。
このため、図6に示す操作装置6を有する第2実施形態においても、操作プーリー61をA方向に回転操作することで、駆動軸7を回転させることができる。つまり、操作プーリー61をA方向に回転操作することによる遮蔽材の閉操作時(下降操作時)では、クラッチ機構63の入力軸64と出力軸65とが連結されて連動回転し、操作プーリー61のA方向の回転操作を停止すると、クラッチ機構63の入力軸64に対し付与されている制動負荷が出力軸65及び駆動軸7にも働くため(ストッパー8Bによる駆動軸7のロック作動)、スクリーン2の閉状態が保持されスクリーン2を任意の閉状態とすることができる。また、図6に示す操作装置6では、操作プーリー61のB方向の僅かな回転操作で、クラッチ機構63の入力軸64と出力軸65とが非連結となって連動回転しなくなり、即ち駆動軸7には当該制動負荷が働かなくなるので(ストッパー8Bによる駆動軸7のロック解除)、上述した付勢手段(本実施形態で、定荷重ユニット11における定荷重バネ)により、スクリーン2を畳み込ませ、ボトムレール3を自動上昇させることができる。
(全体動作)
図7(a),(b)は、それぞれ本発明による第2実施形態の遮蔽装置として構成されるプリーツスクリーンにおける、図6に示す変形例の操作装置6による動作を示す側面図である。まず、図7(a)に示すように、操作コード12によるボトムレール3の引き下げ操作によって、操作プーリー61をA方向に回転操作し、その引き下げ操作量に応じた閉操作で(ステップS1’)、ボトムレール3を降下させることができる(ステップS2’)。そして、ボトムレール3の任意の引き下げ位置で操作コード12を手放すことで、ストッパー8Bによる駆動軸7に対するロックをクラッチ機構63に対して作動させることができ、ボトムレール3を所望の高さにして、採光量を適宜に調節することができる。
また、操作コード12による操作プーリー61のB方向の僅かな回転操作によって、ストッパー8Bによる駆動軸7に対するロックをクラッチ機構63に対して解除させて手放すストッパー解除操作で(ステップS3’)、上述した付勢手段(本実施形態で、定荷重ユニット11における定荷重バネ)により、スクリーン2を畳み込ませ、ボトムレール3を自動上昇させることができる(ステップS4’)。
従って、図6に示す変形例の操作装置6を有する第2実施形態の遮蔽装置においても、手動操作で遮蔽材)を畳み込み、或いは伸展させる際に、従来技術の遮蔽装置よりもより操作性を向上させることができる。特に、第2実施形態の遮蔽装置では、操作装置6から前後に垂下する操作コード12について、前側の操作コード12はストッパー8Bのロック解除に伴う自動開操作用として、後側の操作コード12は任意の閉操作用として区別されるため、操作が分かりやすくなるという利点がある。尚、図6に示す例では、クラッチ機構63の入力軸64に対し制動負荷を付与し、尚且つクラッチ機構63の入力軸64に対して、所定の遅延量で回転伝達するものとしたので、ストッパー8Bによる駆動軸7に対するロックの作動及び解除のクラッチ機構63に対する切り替えを僅かに遅延させてダイレクトに行うことができ、スクリーン2の開閉の操作に関する挙動を遅延吸収して安定化させることができる。ところで、ストッパー8Bによる駆動軸7に対するロックの作動及び解除のクラッチ機構63に対する切り替えを遅延させずにダイレクトに行う形態とするときは、より簡易な構成とすることができ、クラッチ機構63の入力軸64に対し制動負荷を付与する形態であればよく、例えば入力軸64に対し回転摩擦を生じさせるゴム材やカーボン材等を用いた形態とすることもできる。
〔第3実施形態〕
図8(a),(b)は、それぞれ本発明による第3実施形態の遮蔽装置として構成されるカーテンレールの概略構成を示す平面断面図及び正面断面図である。尚、カーテンレールとしてカーテン生地を遮蔽材として吊下する代わりに、スラットを遮蔽材として吊下する形態として応用すれば縦型ブラインドとすることができる。
図8に示すカーテンレールは、枠体(本例ではハンガーレール101)内を移動可能に支持された複数のランナー109からカーテン生地102がそれぞれ吊下支持されている。
また、各ランナー109は、スペーサー110によって隣り合うランナー109同士を連結するようになっており、先頭ランナー109Aがカーテン生地102の閉操作の方向に移動すると、先頭ランナー109Aに隣り合うランナー109も一定の距離に保たれて移動し、更に隣り合うランナー109も閉操作の方向へ順次移送される。逆に、先頭ランナー109Aがカーテン生地102の開操作の方向に移動すると、先頭ランナー109Aに隣り合うランナー109に近接してカーテン生地102が畳み込まれ、更に隣り合うランナー109も閉操作の方向へ順次畳み込まれる。
また、ハンガーレール101の一端側には巻取軸105が配設され、ハンガーレール101の他端側には転向プーリー107が配設されている。そして、ハンガーレール101内では、巻取軸105に一端104aを取着した移送コード104の他端104bが、先頭ランナー109A及び複数のランナー109を非係合に貫通してから転向プーリー107を介して転向し、再び複数のランナー109を非係合に貫通してから先頭ランナー109Aに取着されるように、移送コード104を配回させている。
本実施形態において、ハンガーレール101の一端側には、操作装置6が設けられており、操作装置6内には操作プーリー161が回転可能に支持されている。操作プーリー161には、操作コード104Sが掛装され、操作コード104Sの一端はハンガーレール101内の先頭ランナー109Aに取着され、操作コード104Sの他端はハンガーレール101の外部に導出されて垂下し操作グリップ113に取着されている。尚、本実施形態においては、移送コード104と操作コード104Sを1本のコードで構成することができる。
また、本実施形態において、カーテン生地102の引き操作を行うために、カーテン生地102の側縁部に引き操作部113はが設けられている。引き操作部13は、ハンドルを設けた例を図示しているが、コードを用いた構成としてもよい。更に、図8に示す第3実施形態において、操作装置106から垂下する操作コード104Sと、引き操作部13の双方を設けた例としているが、操作コード104Sのみを設けた構成としてもよい。
巻取軸105の回転軸には定荷重ユニット111が設けられている。定荷重ユニット111は、巻取軸105による移送コード104の巻き取りによって、カーテン生地102を常に畳み込むように付勢する付勢手段の好適例として第1実施形態と同様の定荷重バネ(図示略)を有し、この定荷重バネは、巻取軸105の回転軸を介してカーテン生地102の所定の開閉範囲で定荷重化するとともに、カーテン生地102を常に畳み込むように付勢する付勢力を有する。尚、本実施形態では、カーテン生地102を常に畳み込むように付勢する付勢手段の好適例として、定荷重ユニット111を設ける例を示しているが、定荷重ユニット111の代わりに、スプリングモーター、又は、ぜんまいバネとしてもよいし、スプリングモーター、ぜんまいバネ、定荷重バネのいずれか1つ以上を備えるものとしてもよい。尚、巻取軸105の回転軸上に、第1実施形態と同様に機能する速度調整器(図示せず)を設けてもよい。
転向プーリー107にはローレット(図示略)が刻設され、移送コード104の移動に対して摩擦を生じさせるように構成され、移送コード104の移動によって転向プーリー107も回転し、逆に転向プーリー107の回転を停止させれば移送コード104の移動に対してブレーキ力を付与するようになっている。
そして、転向プーリー107の回転軸には、転向プーリー107の回転をロック又はその解除を可能とすることで、即ちカーテン生地102の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパー108が設けられている。本実施形態のストッパー108は、操作コード104S(又は引き操作部113)によるカーテン生地102の閉方向の引き操作の後に、操作コード104S(又は引き操作部113)を手放したとき、カーテン生地102の自動開動作を防止するように作動する。尚、操作コード104S(又は引き操作部113)による閉方向の僅かな引き操作で、ストッパー108におけるロックを解除することができ、ストッパー108のロック状態が解除されると、カーテン生地102が畳み込まれてカーテン生地102が自動開動作する。
従って、本実施形態においても、操作コード104S(又は引き操作部113)によるカーテン生地102の閉方向の引き操作によって、その引き操作量に応じた閉操作で、カーテン生地102を閉方向に移動させることができる。そして、カーテン生地102の閉方向の任意の移動位置で操作コード104S(又は引き操作部113)を手放すことで、ストッパー108におけるロックを作動させることができ、カーテン生地102の閉方向の任意の移動位置にして、採光量を適宜に調節することができる。
また、操作コード104S(又は引き操作部113)による僅かな引き操作によって、ストッパー108のロックを解除させて手放すストッパー解除操作で、上述した付勢手段(本実施形態で、定荷重ユニット111における定荷重バネ)により、カーテン生地102を畳み込ませ、カーテン生地102を自動開動作させることができる。
従って、本実施形態においても、操作コード104Sによる手動操作で遮蔽材(カーテン生地102)を畳み込み、或いは伸展させる際に、従来技術の遮蔽装置よりもより操作性を向上させることができる。
上述した各実施形態では、特定の実施形態(プリーツスクリーン及びカーテンレール)について説明したが、操作コードによる手動操作で遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させる遮蔽装置であれば同様に構成することができ、例えば、横型ブラインド、たくし上げカーテン、縦型ブラインド等の遮蔽装置にも応用することができる。従って、本発明は、上述した実施形態の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ制限される。
本発明によれば、操作コードによる手動操作で遮蔽材を畳み込み、或いは伸展させる際の操作性を向上させることができるので、プリーツスクリーン、横型ブラインド、たくし上げカーテン、カーテンレール、縦型ブラインド等の遮蔽装置の用途に有用である。
1 枠体(ヘッドボックス)
2 遮蔽材(スクリーン)
3 ボトムレール
4 昇降コード
5 巻取軸
6 操作装置
7 駆動軸
8,8B ストッパー
9 速度調整器
10 下限リミット装置
11 定荷重ユニット
12 操作コード
13 引き操作部
14 ピッチ保持コード
61 操作プーリー
62 伝達歯車
63 クラッチ機構
101 枠体(ハンガーレール)
102 遮蔽材(カーテン生地)
104 移送コード
104S 操作コード
105 巻取軸
106 操作装置
107 転向プーリー
108 ストッパー
109 ランナー
109A 先頭ランナー
110 スペーサー
111 定荷重ユニット
161 操作プーリー

Claims (7)

  1. 操作コードで枠体に支持される遮蔽材を開閉する遮蔽装置であって、
    前記枠体内で、前記遮蔽材を常に畳み込むように付勢する付勢手段と、
    前記枠体に設けられ、前記付勢手段による付勢力に抗して前記遮蔽材を伸展させる方向に操作するための当該操作コードを垂下させるよう支持する操作手段と、
    前記操作コードによる操作に基づいて、前記遮蔽材の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパーと、
    を備えることを特徴とする遮蔽装置。
  2. 前記遮蔽材の一端に設けられた引き操作部による引き操作により前記遮蔽材の開閉を行う第2の操作手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
  3. 前記付勢手段は、スプリングモーター、ぜんまいバネ、定荷重バネのいずれか1つ以上を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮蔽装置。
  4. 前記付勢手段は、定荷重バネを有し、該定荷重バネは、遮蔽材の所定の開閉範囲で定荷重化するとともに、前記遮蔽材を常に畳み込むように付勢する付勢力を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  5. 前記ストッパーは、前記操作手段による前記遮蔽材を伸展させる方向の手動操作の停止時に前記遮蔽材の開閉移動のロックが作動し、前記操作手段による所定操作でロックの解除が作動するように構成されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  6. 手動で枠体に支持される遮蔽材を開閉する遮蔽装置であって、
    前記枠体内で、前記遮蔽材を常に畳み込むように付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段による付勢力に抗して前記遮蔽材を伸展させる方向に手動操作する操作手段と、
    前記操作手段による操作に基づいて、前記遮蔽材の開閉移動のロック又はその解除を可能とするストッパーと、
    前記付勢手段による付勢力に対して所定の抵抗力を付与することにより前記遮蔽材が畳み込まれる方向の移動速度を一定以下に維持する速度調整器と、
    を備えることを特徴とする遮蔽装置。
  7. 前記遮蔽材の重量による降下トルクが前記遮蔽材の最大閉状態から前記遮蔽材の最大開状態に向かって直線状に増大して変化する特性を持つように構成され、
    前記速度調整器は、当該降下トルクの特性の逆特性となるように、前記遮蔽材の移動に対して速度調整のために付加する移動抵抗について、前記遮蔽材の最大閉状態から最大開状態に向かうに直線状に減少させるように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の遮蔽装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114351368A (zh) * 2022-01-27 2022-04-15 褚德中 一种型号可调式无菌服定轨裁剪穿戴装置
TWI816517B (zh) * 2021-09-22 2023-09-21 德侑股份有限公司 窗簾和其致動系統

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