JP2002078523A - アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン - Google Patents

アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン

Info

Publication number
JP2002078523A
JP2002078523A JP2000324847A JP2000324847A JP2002078523A JP 2002078523 A JP2002078523 A JP 2002078523A JP 2000324847 A JP2000324847 A JP 2000324847A JP 2000324847 A JP2000324847 A JP 2000324847A JP 2002078523 A JP2002078523 A JP 2002078523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
iron
press cover
heating
woven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000324847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3607189B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Hirata
好宏 平田
Yuko Yamashita
ユウ子 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuairudo KK
Original Assignee
Fuairudo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuairudo KK filed Critical Fuairudo KK
Priority to JP2000324847A priority Critical patent/JP3607189B2/ja
Priority to US09/885,711 priority patent/US6622735B2/en
Priority to PT01115307T priority patent/PT1169936E/pt
Priority to AT01115307T priority patent/ATE276684T1/de
Priority to DK01115307T priority patent/DK1169936T3/da
Priority to EP01115307A priority patent/EP1169936B9/en
Priority to ES01115307T priority patent/ES2230210T3/es
Priority to DE60105706T priority patent/DE60105706T2/de
Publication of JP2002078523A publication Critical patent/JP2002078523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3607189B2 publication Critical patent/JP3607189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D1/00Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D1/00Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor
    • A45D1/02Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with means for internal heating, e.g. by liquid fuel
    • A45D1/04Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with means for internal heating, e.g. by liquid fuel by electricity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2/00Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2/001Hair straightening appliances

Landscapes

  • Hair Curling (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ヘア−の損傷やチリツキを防止できる改
良されたヘア−アイロンの提供。 【解決手段】 ヘア−アイロンのヘアー加熱面と押さえ
面に耐熱性の化学繊維の織布又は不織布によってアイロ
ンプレスカバ−を配置してヘア−処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、手指操作によりヘア−
を整形するためのヘア−アイロンの改良に関する。ま
た、本発明は、ヘア−処理に用いるヘア−アイロンの加
熱面と押さえ面をカバ−するための筒状形態の、取外し
自在のアイロンプレスカバ−に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、身だしなみやおしゃれのため
に、女性にとってのヘア−メイクは重要なポイントにな
っており、最近ではヘア−アイロンが簡便なヘア−メイ
ク、整髪処理具としては美容業はもとより一般家庭用と
して手軽に汎用されている。ヘア−には、直毛や縮れ毛
又はくせ毛など種々の型があり、一般に望みのヘア−ス
タイルにするために、直毛性のヘア−にウェ−ブをかけ
て整形したり、曲毛性のヘア−をストレ−トに整形した
りされるが、最近は薬剤使用のパ−マネントをかけなく
てもヘア−アイロンによって簡易な整形が可能となって
おり、社会的な美容志向を反映してヘア−アイロン商品
の需要が益々増大している。また、近年ヘア−カラ−に
おいて過激に着色又は脱色する傾向があり、また、カッ
トデザインにおいては、より印象的に仕上げるためにレ
ザ−やシザ−を多用し、髪の切り口(フィルタ−)を広
く削りとる手法が多く見られる。このように多様なヘア
−メイク方法が浸透する一方で、過激なヘア−メイク及
び過度の洗髪など誤ったホ−ムケア−による髪の損傷は
深刻な問題となっており、髪を損傷させないヘア−メイ
ク方法が切望されている。
【0003】ヘア−アイロンの技術は、その機能性や安
全性などの向上にかかる技術が多く、火傷の恐れを無く
し使用者が熱い思いをしなくてすむために、熱良導体で
形成されたヘア−巻胴と熱不良導体で形成されたヘア−
ガイドから構成されるヘアーアイロン(特開平11−1
27941号公報)、整形効率を向上させるために、ア
イロン部材にスリットを設けスリットの両側にセラミッ
クで絶縁したヒーターを内設して湿気の出入りを可能と
したヘアーアイロン(特開平11−75927号公
報)、スチーム整形を行ないスチーム漏れが頭皮や手指
に当たらなくするために、表面が断面波形となった熱版
の谷部にスチーム開口とスチーム漏れ防止壁を設けたヘ
アーアイロン(特開平10−272012号公報)、ヘ
ア−の損傷を防ぎカールを短時間で付与するために、ア
イロン部材にフッ素樹脂コーティングを施してマイナス
イオンを発生させる電気アイロン(登録実用新案第30
47352号)、艶のあるヘア−とし美的仕上げを向上
させるために、ロッドとグローブの各々の湾曲状側部が
重なり合う部分の一部に隙間を設けたヘアーアイロン
(実開平6−72501号公報)、縮れ毛を傷付けずに
艶のあるサラサラ感のストレートとするために、ヘア−
押圧部の向かい合う面を互いに噛み合う凹凸面とし当押
圧部にヒーターを内蔵したヘアーアイロン(特開平6−
189818号公報)などがある。しかし、上述の先行
技術では、ヘア−アイロンの安全性やヘア−整形機能や
美的仕上げなどの諸機能は縷々向上されているが、その
使い易さや効率性などの性能においては十分に満足され
るヘア−アイロンは未だ完成されていない。
【0004】本発明者はヘア−アイロンの使い易さや効
率性などの性能を改良すべく技術検討を重ね、従来のア
ーム式のものとは異なり、使用者の利便性を考えたカス
タネット式ヘア−アイロンを案出し、本願の先願として
出願した(特願平10−296007号)。この先願発
明は、図2に斜視図として示すもので、ヘア−アイロン
11が、連結部材(図示されていない)によって連結さ
れた保持部材14と15及びそれらに設置されたヘア−
加熱面12と押さえ面13から構成され、電源に接続さ
れるコード16が配設されている。この新規なアイロン
は、連結部材を跨いで掛けた掌と手指の押圧力により開
閉自在とされ、カスタネットと同じ要領で操作でき、両
保持部材の間に髪の毛を挟み手指の力で直接に加熱面と
押さえ面を押圧するので、力加減が容易で握力の弱い女
性でも使い易く、従来のアーム式のものに比べて、より
正確に、より微妙に、より簡易に加熱面を操作でき、髪
の毛を自由に思いのまゝにアイロン処理することを可能
とした。
【0005】従来のヘア−アイロンは、ヘア−と接する
部分のアイロン面が高温かつ硬質の接触面となってお
り、また、ヘア−の断面の一部しかアイロン面に接触せ
ず、その結果、このアイロンをそのまゝ使用した場合に
は、ヘア−の損傷のある中間部分や毛先部分にチリツキ
(縮み)が生じてしまう。これはヘア−成分が、99%
程度までが蛋白質であり、パーマ剤(パーマネント薬
剤)やヘアーカラー剤などのアルカリ性のヘア−用薬剤
を使用することにより、蛋白質が分解され、その結果、
ヘア−はアルカリによって柔軟性を増し強度が低下し、
損傷されることとなる。また、パーマ剤やカラー剤によ
る処理を一度もされていない新生毛部分と、パーマ剤や
カラー剤による処理をされた中間部分、パーマ剤やカラ
ー剤による処理が複数回なされることにより損傷の発生
した毛先部分とに大別され、一般的にはヘア−は新生部
分から、中間部分、毛先部分へと損傷の度合いが増大
し、枝毛の発生も生じている。
【0006】しかし、上述のようなヘア−アイロンで
は、使い易さや効率性などの利便性は備わっていても、
ヘア−アイロン自体の加熱体は金属製であり、このため
ヘア−に直接的に金属加熱体が接しているので、ヘア−
加熱時にヘア−に損傷を与えることなく、毛髪構成成分
の分解も来さないような温度の管理を維持することはき
わめて難しかった。そこで、アイロンの導電加熱体外側
とクランプ表面にフロッキングして、この間隙にヘア−
を挟むことにより加熱によるヘア−への損傷を減少させ
る作用を持つヘア−アイロンも知られる(米国特許第4,
477,716 号) が、非吸湿性の素材をフロッキングしても
加熱面の被覆効果は少なく、フロッキングは半永久的な
ものだけにフロッキング加工に手数がかかる上に、ヘア
−の加熱によるヘア−処理剤の分解物の臭気がフロッキ
ングに吸収、保持され、加熱によってこれらの臭気が発
生することとなり、悪臭下での使用となり、ヘア−アイ
ロンの長期使用は難しかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
アイロン処理を美的に仕上げる機能性面からヘア−アイ
ロンの改良を志向し、パ−マネント薬剤処理やアイロン
処理の重複により損傷したり枝分かれした髪の毛に対し
ても、損傷少なく、縮れることもなく、しかも長期に亘
って臭気を感じることなく、また、装着が簡単でダブつ
くことなく、安全かつ的確にプレスが可能なアイロンプ
レスカバ−を装着したヘア−アイロンの提供を課題とす
る。
【0008】
【発明の課題を解決するための手段】本発明では、取外
し自在のアイロンプレスカバ−の使用によってヘア−ア
イロンのヘア−接触域の加熱面及び押さえ面をカバ−
し、毛髪がアイロンの加熱面に直接的な接触を避け、ヘ
ア−の断面が全体的にアイロンの加熱面に接触させるよ
うにし、損傷したり枝分かれした中間部分や毛先部分の
髪の毛でもチリツキを防止し、さらにカバ−を適宜洗濯
して清潔に保ち、加熱による臭気を感じることなく、快
適にヘア−アイロンを使用することができる。本発明で
は、アイロンの加熱面にカバ−を設けることによって、
アイロンの金属加熱面へ直接接触する、いわゆる“線的
な接触”を避け、間接的に加熱面接触する、言わば“面
的な接触”によって、損傷したり枝分かれした髪の毛で
も縮れることなくアイロン処理することができる。ま
た、この発明のアイロンプレスカバ−には、加熱により
芳香を発生する成分を含有させることにより一層快適に
使用することができる。
【0009】本発明は、以下のとおりの基本的構成を有
するものである。 (1)ヘア−加熱面と押さえ面とが対抗するようにそれ
ぞれの内面に配置された一対の開閉自在のアーム部材が
連結部材によって連結されたア−ム式ヘア−アイロンに
おける、ヘア−加熱面と押さえ面をカバ−するための取
外し自在の耐熱性アイロンプレスカバー。 (2)ヘア−加熱面と押さえ面とが対抗するようにそれ
ぞれの内面に配置された一対の保持部材が連結部材によ
って連結され、かつ該連結部材を跨いで掛けた掌と手指
の押圧力によって開閉自在としたカスタネット式ヘア−
アイロンにおける、ヘア−加熱面と押さえ面をカバ−す
るための取外し自在の耐熱性アイロンプレスカバ−。 (3)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、筒状形
態のものである上記(1)又は(2)に記載のアイロン
プレスカバ−。 (4)ア−ム部材又は保持部材を先端からすっぽりと包
み込むことを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか
に記載のアイロンプレスカバ−。 (5)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、スイッ
チ部分で絞り込み、ずれやダブつきがないことを特徴と
する上記(1)〜(4)のいずれかに記載のアイロンプ
レスカバ−。 (6)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、ヘア−
アイロンの上下及び/又は加熱面並びに押さえ面の内側
及び/又は外側において適宜に着色して、使用時に一目
で見分けられることを特徴とする上記(1)〜(5)の
いずれかに記載のアイロンプレスカバ−。 (7)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、カバ−
の厚みによってアイロンの加熱効果を調節でき、毛髪の
損傷度合いによってカバ−を変更することを特徴とする
上記(1)〜(6)のいずれかに記載のアイロンプレス
カバ−。 (8)取外し自在の織布又は不織布の被覆体が、高温分
解型の香気剤を含有したものであることを特徴とする上
記(1)〜(7)のいずれかに記載のアイロンプレスカ
バ−。 (9)洗うことができ、清潔に保つことができる上記
(1)〜(8)のいずれかに記載のアイロンプレスカバ
−。
【0010】
【発明の実施形態】図面及び実施例を参照しながら、本
発明の具体的な実施例を比較例と共に記載するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。図1は、従来の
アーム式ヘア−アイロンの斜視図、図2は、本願の先願
発明のカスタネット式ヘア−アイロンの斜視図、図3
は、従来のヘア−アイロンにおけるアイロン処理時のヘ
ア−の断面図、図4は、本発明のヘア−アイロンにおけ
るアイロン処理時のヘア−の断面図、図5は、ア−ム式
ヘア−アイロンにおけるアイロンプレスカバーの使用態
様、図6は、カスタネット式ヘア−アイロンにおけるア
イロンプレスカバ−の使用態様、図7はア−ム式ヘア−
アイロン用アイロンプレスカバ−の斜視図、図8はカス
タネット式ヘア−アイロン用アイロンプレスカバ−の平
面図である。
【0011】一般的なア−ム式ヘア−アイロンは図1に
示すもので、ヘア−アイロン21は、連結部材27によ
って連結されたアーム部材24と25及びそれらに設置
されたヘア−加熱面22と押さえ面23から構成され、
電源に接続されるコード26が配設されている。このア
イロンは、両アーム部材が手指の握力により開閉自在と
され、両アーム部材の間に髪の毛を挟み手指の力で加熱
面と押さえ面を押圧することによりヘア−にアイロン処
理を施す。このようなア−ム式ヘア−アイロンでは、図
3のアイロン断面に示すように、ヘア−の断面31はヘ
ア−加熱面33と押さえ面32の間に挟まれ、ヘア−は
上下の高温かつ硬質の両面との接点においてのみ、“線
的に”接触している。このように加熱面に接触している
のはヘア−と加熱面の接点部分だけなので、この部分と
加熱面に接触していない部分との間で温度差と水分量の
差異が生じる。また、ヘア−が接点でのみ押圧されるの
で、ヘア−の断面に歪みが生じ、不規則な形状に固定さ
れたまゝ加熱されるから、ヘア−にチリツキや新たな損
傷が生じてしまう。特に、パーマ剤やカラー剤による処
理をされた中間部分や毛先部分には既に損傷や枝毛が発
生している場合が多いから、この損傷や枝毛が副原因と
もなり、チリツキの程度が激しくなる。このため加熱に
よるヘア−への損傷を減少させる上述の米国特許(米国
特許第4,477,716 号) にあるように加熱体外側とクラン
プ表面にフロッキングして、この間隙にヘア−を挟むこ
とも考えられたが、フロッキングによる加熱面の被覆効
果は少なく、フロッキング加工に手数がかかる上に、ヘ
ア−の加熱によるヘア−処理剤の分解物の臭気がフロッ
キングに吸収、保持され、臭気発生によりヘア−アイロ
ンの長期使用は難しかった。
【0012】そこで本発明では、図4のヘア−断面図に
示すように、ヘア−はヘア−加熱面に“面的に”接触し
ている。すなわち、ヘア−の断面43はヘア−加熱面4
4と押さえ面41の間に挟まれ、上下の高温かつ硬質の
両面と直接に接触せず、耐熱性の化学繊維からなるアイ
ロンプレスカバー42を介して接触し、ヘア−の断面全
体が化学繊維に柔らかく包み込まれている。したがっ
て、上記の従来のヘア−アイロンの場合と異なり、ヘア
−の断面全体が同一環境下に置かれ、また、化学繊維に
よって熱が均一に分散されて、ヘア−の断面において温
度差と水分量の差異が生じることがなく、さらにヘア−
が接点でのみ押圧されずに断面全体において均一に押圧
され、ヘア−に断面に歪みが生じて不規則な形状に固定
されたまゝ加熱されることがない。さらに、ヘア−の断
面全体が化学繊維によって柔らかく包み込まれているか
ら押圧も緩衝的に行なわれ、これらの総合作用の結果、
ヘア−へのチリツキや新たな損傷の発生を効率的に阻止
することができる。特にアイロンの両面を加熱面とし
て、上下両面から加熱するようにすれば、加熱処理がよ
り効率的となる。
【0013】アイロンプレスカバーは、適度な伸縮性と
厚みを有し、耐熱性のある化学繊維にて形成するが、ア
イロンプレスカバーは取外し自在の筒形状で、ヘア−ア
イロンの加熱面及び押さえ面のヘア−接触域をスッポリ
と包み込み、スイッチ部分で絞り込むことによって丁度
巾着袋の要領でカバ−を固定することができる。カバ−
の厚みは0.1〜5mm程度が好適であり、毛髪の損傷
程度によって、健康な毛髪には0.2〜1mm程度、ま
た、傷んだ毛髪には3〜5mm程度がより好ましい。厚
みの違うカバ−を適宜取り替えることによって、アイロ
ンの温度を細かく設定しなくても加熱処理を調節でき、
より簡単に短時間でプレス操作を施すことができる。耐
熱性の化学繊維に制限はなく、ポリエステル繊維やポリ
アミド繊維などの通常の繊維が使用されるが、加熱面が
100℃を越える高温となるから、アラミド系繊維やフ
ッ素化ポリエチレン繊維又はポリベンゾイミダゾール繊
維などの耐熱性の高い繊維の織布又は不織布が好適に使
用される。これらのアイロンプレスカバ−には、加熱に
より芳香を発するような化学薬剤、例えばボルネオ−
ル、マルト−ル、ムスクキシレン、ムスクケトンなどの
高温分解型の香気剤を使用すれば、一層好適である。こ
のようなアイロンプレスカバ−も数十回も使用すれば、
ヘア−処理剤やヘア−による臭気も生じることとなるの
で、使用状況によって概ね10回使用毎に洗濯し、カバ
−をクリ−ニングして清潔に保つことによりアイロンの
加熱による臭気を防ぐことができる。また、アイロンの
上下及び/又は加熱面並びに押さえ面の内側及び/又は
外側において任意に着色することにより、カバ−の使用
状態が一目で見分けられ、より効率的に装着することが
できる。
【0014】本発明のヘア−アイロンを使用するには、
損傷部分も含んだヘア−を180℃程度ヘア−加熱面で
挟み、2〜3秒程度加熱押圧し、次いで押圧を緩めアイ
ロン面を毛先側にずらしていき、この操作を2〜3回繰
り返すと、ヘア−が乾燥し、アイロン処理が固定され
る。トリートメント剤を塗布したヘア−に使用する場合
には、ヘア−内の水蒸気がアイロンカバー内に留まるた
め、通常のスチ−マ式のもの(40〜60℃)で使用し
た場合よりも高温で処理でき、トリートメント効果を促
進できる。ヘア−の損傷部分は、一般に柔軟性が増し、
金属面では押し潰された状態となり、特にヘア−が水分
を含んだ場合にはこの現象が激しくなるのに対して、本
発明におけるようにアイロンプレスカバーを使用する場
合には、同じ力で握った場合でも、アイロンプレスカバ
ーがヘア−に対する圧力を吸収して、このヘア−の柔軟
化損傷現象を防止できる。また、従来のヘア−アイロン
において、アイロン面の温度をヘア−に損傷を与えない
程度の40〜50℃で、力をかけずに使用しようとする
と、ヘア−アイロン処理に熟練した技術が必要であり、
アイロン面の温度設定に時間がかかり、一般消費者の使
用には適していなかった。しかしながら、本発明のヘア
−アイロンでは、アイロンプレスカバ−を厚みを変えて
何種類も用意しておき、適宜髪の性質及び損傷程度によ
りカバ−を取り替えることによって、熟練技術者でなく
ても簡単かつ短時間でヘア−を損傷させることなくプレ
ス整形を施すことを可能とした。
【0015】また、図2の本願の先願発明のカスタネッ
ト式ヘア−アイロンにおいて、ヘア−加熱面と押さえ面
にアイロンプレスカバーによって同様の効果を発揮する
ことができる。このカスタネット式ヘア−アイロン11
は、連結部材(図示されていない)によって連結された
保持部材14と15及びそれらに設置されたヘア−加熱
面12と押さえ面13から構成され、電源に接続される
コード16が配設されており、連結部材を跨いで掛けた
掌と手指の押圧力により開閉自在とされ、カスタネット
と同じ要領で操作でき、両保持部材の間に髪の毛を挟み
手指の力で直接に加熱面と押さえ面を押圧することによ
りヘア−にアイロン処理を施すことができる。
【0016】さらに、図7、図8に示すようにアイロン
プレスカバーの織布又は不織布のカバ−が筒状形態であ
るから、加熱面及び押さえ面をすっぽり包み込み、加熱
面の熱はカバ−を通ってヘア−の断面全体にいきとど
き、使用時における加熱面のヘア−への加熱効率を上げ
ることができる。図5は、本発明のアイロンプレスカバ
−を装着したア−ム式ヘア−アイロンである。アイロン
プレスカバー68は、両アーム部材61に挿入して絞り
込み口69によってア−ム部材を包み込み、カバ−と両
ア−ム部材を固定することによって、アイロンの熱処理
効果がカバ−を通ってヘア−断面全体に行き渡り、より
簡単にかつ安全にプレス操作することができる。また、
絞り込み口69によって、アイロン使用時、カバ−がず
れたり、ダブついたりすることなく、スム−ズにアイロ
ン操作を行うことができるものである。図6は、本発明
のアイロンプレスカバ−を装着したカスタネット式ヘア
−アイロンである。アイロンプレスカバ−70は、両保
持部材72に挿入して絞り込み口71によって保持部材
を包み込み、カバ−と両保持部材を固定することによっ
て、アイロンの熱処理効果がカバ−通ってヘア−断面全
体に行き渡り、より簡単にかつ安全にプレス操作するこ
とができる。また、絞り込み口71によって、アイロン
使用時に、カバ−がずれたり、ダブついたりすることな
く、スム−ズにアイロン操作を行うことができるもので
ある。また、アイロンプレスカバ−の上下及び加熱面並
びに押さえ面の内側及び外側において色を変えた素材と
することによって、使用時に一目で見分け、装着に便利
にすることもできる。
【0017】実施例1〜2及び比較例1〜2
【実施例1】アイロンカバーとして市販のメタ系アラミ
ド繊維による織布にて形成された筒状の被覆体を使用
し、これを保持部材に挿入固着して、5人の成人女性の
モニター(直毛3人;くせ毛2人)によって、実際のア
イロン処理を行なった。ヘア−においては、パーマ剤や
カラー剤による処理を一度もされていない新生ヘア−部
分と、パーマ剤やカラー剤による処理をされた中間部
分、パーマ剤やカラー剤の複数回処理による損傷の激し
い毛先部分とに大別されるものであった。テスト結果を
表1に示す。なお、本発明のカバ−を使用したヘア−ア
イロンでは、10回のヘア−アイロンの繰り返し使用で
カバ−を取り替えることとした。
【0018】
【実施例2】アイロンカバーとして市販のポリエステル
繊維の織布で形成された被覆体を使用し、ヘア−アイロ
ンに装着し、その他は実施例1と同じ条件で実施した。
【0019】
【比較例1〜2】実施例1及び2において、アイロンカ
バーを使用せずに実施した。
【0020】ヘア−アイロンとしての機能の評価 実施例1〜2及び比較例1〜2の実施の結果を表1に評
価した。
【表1】 ────────────────────────────────── 使い易さ 美的仕上げ チリツキ発生 臭気 ────────────────────────────────── 実施例1 ○ ◎ ◎ 感じない 実施例2 ◎ ◎ ◎ 感じない 比較例1 △ ▼ × 比較例2 ◎ ○ ▼ ───────────────────────────────── (使い易さ) ◎:非常に良好 ○:良好 △:普通 (美的仕上げ) ◎:非常に良好 ○:良好 ▼:やゝ不良 (チリツキ発生) ◎:全く無し ▼:やゝ発生 ×:かなり発生
【0021】結果の考察 以上のモニターの結果、本発明のアイロンプレスカバ−
は、使い易さと美的仕上げ及びチリツキ発生のいずれの
機能においても、十分に使用者を満足させるものであっ
た。一方、本発明のアイロンプレスカバーを使用しない
従来のヘア−アイロンにおいては(比較例1)、使い易
さと美的仕上げ及びチリツキ発生のいずれの機能におい
ても、使用者を満足させるものではなく、本発明のアイ
ロンプレスカバーを使用しないヘア−アイロンにおいて
は(比較例2)、使い易さと美的仕上げの機能におい
て、十分に使用者を満足させるものであったが、チリツ
キ発生の機能においてのみ、使用者を満足させるもので
はなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明のアイロンプレスカバ−を使用す
ることにより、ヘア−カラ−やカット、パ−マネントに
よって、損傷したり枝分かれした損傷の大きい髪の毛の
処理であっても、縮れることなくヘア−アイロン処理で
き、ヘア−のアイロン処理におけるチリツキの発生を十
分に阻止でき、ヘア−への新たな損傷も発生させない。
また、本発明のアイロンプレスカバ−には絞り込み口が
あり、装着・取外し自在となっており、適宜の期間の洗
濯及び取替えによって、カバ−を清潔に保つことがで
き、従来のヘア−アイロンの課題であった加熱による臭
気を防ぐことができ、快適にヘア−アイロンを使用する
ことができる。さらに香気剤を含ませておけばさらに快
適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアーム式ヘア−アイロンを示す斜視図
【図2】先願発明のカスタネット式ヘア−アイロン斜視
【図3】従来のヘア−アイロンにおけるアイロン処理時
の断面
【図4】本発明のヘア−アイロンにおけるアイロン処理
時の断面
【図5】アイロンプレスカバーを装着した本発明のア−
ム式ヘア−アイロン
【図6】アイロンプレスカバーを装着した本発明のカス
タネット式ヘア−アイロン
【図7】本発明のア−ム式ヘア−アイロン用アイロンプ
レスカバ−
【図8】本発明のカスタネット式ヘア−アイロン用アイ
ロンプレスカバ−
【符号の説明】
11:カスタネット式ヘア−アイロン 12:加熱面 13:押さえ面 14,15:保持部材 16:電源コード 21:ア−ム式ヘア−アイロン 22:加熱面 23:押さえ面 24,25:アーム部材 26:電源コード 27:連結部材 31:ヘア−の断面 32:アイロン断面(押さえ面) 33:アイロン断面(加熱面) 41:アイロン断面(押さえ面) 42:アイロンプレスカバー 43:ヘア−の断面 44:アイロン断面(加熱面) 61:ア−ム部材 68:アイロンプレスカバ−(ア−ム式ヘア−アイロン
用) 69:絞り込み口 70:アイロンプレスカバ−(カスタネット式ヘア−ア
イロン用) 71:絞り込み口 72:保持部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘア−加熱面と押さえ面とが対抗するよ
    うにそれぞれの内面に配置された一対の開閉自在のアー
    ム部材が連結部材によって連結されたア−ム式ヘア−ア
    イロンにおける、ヘア−加熱面と押さえ面をカバ−する
    ための取外し自在の耐熱性アイロンプレスカバー。
  2. 【請求項2】 ヘア−加熱面と押さえ面とが対抗するよ
    うにそれぞれの内面に配置された一対の保持部材が連結
    部材によって連結され、かつ該連結部材を跨いで掛けた
    掌と手指の押圧力によって開閉自在としたカスタネット
    式ヘア−アイロンにおける、ヘア−加熱面と押さえ面を
    カバ−するための取外し自在の耐熱性アイロンプレスカ
    バ−。
  3. 【請求項3】 取外し自在の織布又は不織布の被覆体
    が、筒状形態のものである請求項1又は2に記載のアイ
    ロンプレスカバ−。
  4. 【請求項4】 ア−ム部材又は保持部材を先端からすっ
    ぽりと包み込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のアイロンプレスカバ−。
  5. 【請求項5】 取外し自在の織布又は不織布の被覆体
    が、スイッチ部分で絞り込み、ずれやダブつきがないこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアイロ
    ンプレスカバ−。
  6. 【請求項6】 取外し自在の織布又は不織布の被覆体
    が、ヘア−アイロンの上下及び/又は加熱面並びに押さ
    え面の内側及び/又は外側において適宜に着色して、使
    用時に一目で見分けられることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のアイロンプレスカバ−。
  7. 【請求項7】 取外し自在の織布又は不織布の被覆体
    が、カバ−の厚みによってアイロンの加熱効果を調節で
    き、毛髪の損傷度合いによってカバ−を変更することを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のアイロンプ
    レスカバ−。
  8. 【請求項8】 取外し自在の織布又は不織布の被覆体
    が、高温分解型の香気剤を含有したものであることを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のアイロンプレ
    スカバ−。
  9. 【請求項9】 洗うことができ、清潔に保つことができ
    る請求項1〜8のいずれかに記載のアイロンプレスカバ
    −。
JP2000324847A 2000-06-26 2000-10-25 アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン Expired - Fee Related JP3607189B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324847A JP3607189B2 (ja) 2000-06-26 2000-10-25 アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン
US09/885,711 US6622735B2 (en) 2000-06-26 2001-06-20 Hair iron equipped with iron press cover
AT01115307T ATE276684T1 (de) 2000-06-26 2001-06-25 Haareisen mit pressüberzug
DK01115307T DK1169936T3 (da) 2000-06-26 2001-06-25 Hårjern forsynet med pressejernsovertræk
PT01115307T PT1169936E (pt) 2000-06-26 2001-06-25 Ferro para o tratamento do cabelo
EP01115307A EP1169936B9 (en) 2000-06-26 2001-06-25 Hair iron equipped with iron press cover
ES01115307T ES2230210T3 (es) 2000-06-26 2001-06-25 Plancha de pelo provista de cubierta de prensa de plancha.
DE60105706T DE60105706T2 (de) 2000-06-26 2001-06-25 Haareisen mit Pressüberzug

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-190463 2000-06-26
JP2000190463 2000-06-26
JP2000324847A JP3607189B2 (ja) 2000-06-26 2000-10-25 アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002078523A true JP2002078523A (ja) 2002-03-19
JP3607189B2 JP3607189B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=26594624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324847A Expired - Fee Related JP3607189B2 (ja) 2000-06-26 2000-10-25 アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6622735B2 (ja)
EP (1) EP1169936B9 (ja)
JP (1) JP3607189B2 (ja)
AT (1) ATE276684T1 (ja)
DE (1) DE60105706T2 (ja)
DK (1) DK1169936T3 (ja)
ES (1) ES2230210T3 (ja)
PT (1) PT1169936E (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038236A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 Chuko Kasei Kogyo Kk ヘアーアイロン
KR100905499B1 (ko) * 2004-01-19 2009-07-01 이대범 스트레이트퍼머용 헤어아이론
WO2010113657A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 株式会社菊星 毛髪処理剤保持部材、毛髪形状処理装置、及び毛髪形状処理方法
JP2012045165A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Kikuboshi:Kk ヘアアイロン
KR101145679B1 (ko) 2009-07-14 2012-05-29 이대범 젖은모발퍼머시술이 가능한 헤어아이론
JP2012523885A (ja) * 2009-04-16 2012-10-11 ドンホ イ コードレスヘアーアイロン用放熱板及びコードレスヘアーアイロン
KR200466089Y1 (ko) 2010-09-24 2013-03-27 가부시기 가이샤 구레이쓰 트리트먼트용 가열 커버를 구비한 헤어 아이론
JP2016530011A (ja) * 2013-08-30 2016-09-29 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 高熱供給デバイス

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1558107A4 (en) * 2002-10-31 2007-10-03 Conair HAIR TREATMENT SYSTEM AND METHOD
US20050048018A1 (en) * 2003-08-29 2005-03-03 Natasha Fadeeva Methods for preventing reversion of relaxed keratinous fibers and for relaxing keratinous fibers
US20050087205A1 (en) * 2003-10-22 2005-04-28 Conair Corporation Hair styling tool
US20060201527A1 (en) * 2005-01-18 2006-09-14 Sage Communications, Inc. Multifunction hair appliance
US7992578B2 (en) * 2005-12-30 2011-08-09 Andrew J Tobias Hair treatment device
US8091563B2 (en) * 2006-07-27 2012-01-10 Rovcal, Inc. Hair styling apparatus having cloth-covered heating member
US7952053B2 (en) * 2007-04-17 2011-05-31 Mills Jennifer Mirrored styling iron
GB2452965A (en) * 2007-09-21 2009-03-25 Corioliss Ltd Hair iron
US20090301509A1 (en) * 2008-06-09 2009-12-10 Anthony Kit Lun Leung Dual mode flat iron
US8080764B2 (en) * 2008-08-23 2011-12-20 Farouk Systems, Inc. Hair iron
JP3153737U (ja) * 2009-07-06 2009-09-17 株式会社クレイツ ヘアーアイロン
US8132573B1 (en) * 2010-01-13 2012-03-13 Barbara Jones Curling iron with retractable heat shield
US20120097182A1 (en) * 2010-10-20 2012-04-26 Clifford Wright Flat iron with changeable heat pads
US20120227757A1 (en) * 2011-03-11 2012-09-13 Fardoe Marnie M Finger Sleeve Hair Curler Tool and Method
US9144285B2 (en) * 2012-08-27 2015-09-29 Goody Products, Inc. Hair accessories and methods for their manufacture
FR2997271B1 (fr) * 2012-10-26 2016-01-01 Oreal Dispositif de traitement de la chevelure
WO2015010892A1 (en) * 2013-07-24 2015-01-29 Koninklijke Philips N.V. Hair styling device
EP2892382B1 (en) * 2013-07-24 2016-04-13 Koninklijke Philips N.V. Hair styling device
US10081905B2 (en) 2014-01-09 2018-09-25 Modiron, LLC Ironing device
US10912363B1 (en) 2014-09-05 2021-02-09 Bruce S. Kanter Hair treatment device for coloring hair
US9936783B2 (en) 2015-01-23 2018-04-10 Harold Harris Method and device for straightening hair
WO2016135304A1 (en) 2015-02-26 2016-09-01 Dsm Ip Assets B.V. High-heat delivery device
KR101657417B1 (ko) * 2015-06-19 2016-09-13 김혜진 냉각형 고데기 안전덮개
USD859740S1 (en) * 2016-07-07 2019-09-10 Calor Hair straightening apparatus with removable component
CA171933S (en) * 2016-07-07 2017-08-30 Calor (Société Par Actions Simplifiée) Hair straightening apparatus
CA171932S (en) * 2016-07-07 2017-08-30 Calor (Société Par Actions Simplifiée) Hair straightening apparatus
US10390596B2 (en) * 2016-09-12 2019-08-27 Shenzhen Lady Merry Technology Co., Ltd Aluminum plate-coated multifunctional hair straightener
US11299848B2 (en) 2020-06-17 2022-04-12 Ty Johnson Hot iron covering assembly

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2776667A (en) * 1955-04-08 1957-01-08 Gerald Paulina Fitz Hair treating apparatus
JPS537289U (ja) 1976-07-05 1978-01-21
US4242567A (en) * 1978-06-05 1980-12-30 General Electric Company Electrically heated hair straightener and PTC heater assembly therefor
US4477716A (en) 1982-07-12 1984-10-16 Windmere Corporation Flocked curling iron
US4576188A (en) 1984-02-23 1986-03-18 George Barradas Heatable roller for curling hair
GB2167953A (en) 1984-12-06 1986-06-11 Windmere Corp Hair curling implement
JPH06189818A (ja) 1991-09-11 1994-07-12 Tetsuji Nakamura ストレートパーマ用ヘアーアイロン
JPH0672501U (ja) 1993-03-29 1994-10-11 哲二 中村 ヘアーアイロン
US5664588A (en) 1996-04-29 1997-09-09 Berry; Luticia L. Curling iron having skin protecting shield
BE1010931A7 (fr) * 1997-02-17 1999-03-02 Faco Sa Pince a coiffer.
JP3898793B2 (ja) 1997-04-01 2007-03-28 吉田プラ工業株式会社 結露垂れ防止コンパクト容器
JP3696368B2 (ja) 1997-04-25 2005-09-14 旭電化工業株式会社 リン酸製造工程用消泡剤
US5848599A (en) * 1997-07-28 1998-12-15 Todd; Mark D. Apparatus for crimping and tattooing hair
JPH1175927A (ja) 1997-09-10 1999-03-23 Tominari Sonoda 頭髪整形用アイロン
JP3047352U (ja) 1997-09-20 1998-04-10 株式会社クレイツ 整髪用電気アイロン
JPH11127941A (ja) 1997-10-28 1999-05-18 Matsushita Electric Works Ltd ヘアーアイロン
EP1112701B1 (en) 1998-09-10 2005-02-02 Phild Co., Ltd. Castanet type hair iron

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038236A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 Chuko Kasei Kogyo Kk ヘアーアイロン
KR100905499B1 (ko) * 2004-01-19 2009-07-01 이대범 스트레이트퍼머용 헤어아이론
WO2010113657A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 株式会社菊星 毛髪処理剤保持部材、毛髪形状処理装置、及び毛髪形状処理方法
JP5506783B2 (ja) * 2009-03-31 2014-05-28 株式会社 菊星 毛髪処理剤保持部材、毛髪形状処理装置、及び毛髪形状処理方法
JP2012523885A (ja) * 2009-04-16 2012-10-11 ドンホ イ コードレスヘアーアイロン用放熱板及びコードレスヘアーアイロン
KR101145679B1 (ko) 2009-07-14 2012-05-29 이대범 젖은모발퍼머시술이 가능한 헤어아이론
JP2012045165A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Kikuboshi:Kk ヘアアイロン
KR200466089Y1 (ko) 2010-09-24 2013-03-27 가부시기 가이샤 구레이쓰 트리트먼트용 가열 커버를 구비한 헤어 아이론
JP2016530011A (ja) * 2013-08-30 2016-09-29 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. 高熱供給デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
EP1169936A1 (en) 2002-01-09
EP1169936B9 (en) 2005-01-12
US20020036000A1 (en) 2002-03-28
EP1169936B1 (en) 2004-09-22
DE60105706D1 (de) 2004-10-28
ES2230210T3 (es) 2005-05-01
JP3607189B2 (ja) 2005-01-05
PT1169936E (pt) 2005-01-31
ATE276684T1 (de) 2004-10-15
US6622735B2 (en) 2003-09-23
DE60105706T2 (de) 2005-12-01
DK1169936T3 (da) 2004-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3607189B2 (ja) アイロンプレスカバ−を装着したヘア−アイロン
US5832939A (en) Hair waving appliance
WO2011021783A2 (ko) 전기 고데기
KR100910102B1 (ko) 헤어 아이론
US7992578B2 (en) Hair treatment device
JP3211862U (ja) ヘアーブラシ
WO2007026775A1 (ja) アイロンパーマ方法
KR20020062783A (ko) 아이론 프레스 커버를 장착한 헤어 아이론
JP3213090U (ja) ヘアーアイロン
JP3123139U (ja) セラミックヘアアイロン
KR101842932B1 (ko) 다용도 헤어 미용 기구
KR200270330Y1 (ko) 퍼머용 아이롱
JP4313241B2 (ja) パーマネントウエーブの施術方法
JP3350903B1 (ja) こて付きドライヤー
JP4148531B1 (ja) ヘアカーラの構造
KR101701340B1 (ko) 머리카락 정발기
JPH1175927A (ja) 頭髪整形用アイロン
KR20150086088A (ko) 헤어 고데기
US20110197338A1 (en) Glove for drying hair (EHO 09204)
KR101566121B1 (ko) 헤어 컬 용구
JP6021093B1 (ja) パーマネントシステム
JPH09191919A (ja) ヘアーカール器
KR200471080Y1 (ko) 헤어아이론
KR200362145Y1 (ko) 가위식전기고데기
JP2003070523A (ja) ヘアーアイロン

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees