JPH11127941A - ヘアーアイロン - Google Patents

ヘアーアイロン

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JPH11127941A
JPH11127941A JP29474597A JP29474597A JPH11127941A JP H11127941 A JPH11127941 A JP H11127941A JP 29474597 A JP29474597 A JP 29474597A JP 29474597 A JP29474597 A JP 29474597A JP H11127941 A JPH11127941 A JP H11127941A
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JP
Japan
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hair
winding drum
guide
clip
hair iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP29474597A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nanba
嘉行 南波
Hiroshi Kitamura
央 北村
Eiji Tsuji
英二 辻
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP29474597A priority Critical patent/JPH11127941A/ja
Publication of JPH11127941A publication Critical patent/JPH11127941A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が熱い思いをしたり、火傷をしたりす
る恐れがなく、安全にしかも簡単に毛髪の癖付けを行え
る。 【解決手段】 毛髪が巻き付けられる熱良導体で構成さ
れた巻胴2と、巻胴2を加熱するヒータと、巻胴2表面
との間で毛髪を挟持するクリップ5とを備えたヘアーア
イロン1である。熱不良導体で構成され、クリップ5で
挟持された毛髪を巻胴2表面に沿って螺旋状に巻回する
ための毛髪ガイド6を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、毛髪にカールな
どの癖付けを行うためのヘアーアイロンに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーアイロンは、毛髪が巻き付
けられる熱良導体で構成された巻胴と、巻胴を加熱する
ヒータと、巻胴表面との間で毛髪を挟持するクリップと
を備えたものとして構成されているが、使用に際して加
熱された巻胴に肌が直接接触してしまい、熱い思いをし
たり、場合によっては火傷をする恐れがあり、安全に使
用できないものであった。殊に、毛髪を巻胴表面に沿っ
て螺旋状に巻回する際には、巻胴を数回回転させる必要
があり、このため巻胴が肌に一層接触し易くなる上に、
巻胴が肌に接触しないように気をつけながら巻き付けや
巻き外しを行わなければならないために、巻き付け及び
巻き外しがスムーズにできず、使い難いという問題もあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
に鑑みてなされたもので、使用者が熱い思いをしたり、
火傷をしたりする恐れがなく、安全にしかも簡単に毛髪
の癖付けを行えるようにしたヘアーアイロンを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、毛髪が巻き付けられる熱良導体で構成さ
れた巻胴2と、巻胴2を加熱するヒータ3と、巻胴2表
面との間で毛髪を挟持するクリップ5とを備えたヘアー
アイロンにおいて、熱不良導体で構成され、クリップ5
で挟持された毛髪を巻胴2表面に沿って螺旋状に巻回す
るための毛髪ガイド6を備えていることを特徴としてお
り、このように構成することで、毛先をクリップ5で止
め、毛髪ガイド6に沿って毛髪を巻胴2表面に巻回して
いくことで、巻胴2表面の熱で毛髪の癖付けを行うこと
ができる。このとき、毛髪ガイド6によって巻胴2表面
と肌との間に所要の間隔を持たせることができるので、
肌が加熱された巻胴2表面に直接接触するのを防止でき
ると共に、毛髪ガイド6は熱不良導体で構成されている
ので、毛髪ガイド6が肌に接触しても、熱い思いをしな
くて済み、火傷の恐れもなくなり、使用の安全性が高め
られる。
【0005】また本発明は、毛髪が巻き付けられる熱良
導体で構成された巻胴2と、巻胴2を加熱するヒータ3
と、巻胴2表面との間で毛髪を挟持するクリップ5と、
巻胴2表面に設けたスチーム孔7を通じて外部にスチー
ムを発生させるスチーム発生装置8とを備えたヘアーア
イロンにおいて、熱不良導体で構成され、クリップ5で
挟持された毛髪を巻胴2表面に沿って螺旋状に巻回する
ための毛髪ガイド6を備えていると共に、上記スチーム
孔7が毛髪ガイド6の下側に形成されていることを特徴
としており、このように構成することで、毛先をクリッ
プ5で止め、毛髪ガイド6に沿って毛髪を巻胴2表面に
巻回していき、その後、スチームを毛髪に当てること
で、ヒータ3で加熱された巻胴2表面の熱とスチームの
熱とで毛髪の癖付けを行うことができる。このとき、毛
髪ガイド6によって巻胴2表面と肌との間に所要の間隔
を持たせることができるので、肌が加熱された巻胴2表
面に直接接触するのを防止できると共に、毛髪ガイド6
は熱不良導体で構成されているので、毛髪ガイド6が肌
に接触しても、熱い思いをしなくて済み、そのうえ、ス
チーム孔7が毛髪ガイド6の下側に形成してあるので、
スチームが直接肌の方に噴出しなくなり、スチームが皮
膚に直接当たることがなく、スチームにより熱い思いを
したり、火傷をしたりするのを防止することができる。
この結果、スチーム発生装置8を備えたヘアーアイロン
においても、熱い思いをしたり、火傷をしたりする恐れ
がなくなり、使用の安全性が高められる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。本実施形態のヘアーアイロン1は、スチーム
式のものであり、図1〜図6に示すように、グリップ部
9の先端から突出すると共にヒータブロック4が内蔵さ
れた棒状の巻胴2と、グリップ部9の先端側に枢着され
ると共にばね付勢によって巻胴2の基部の表面に接触す
るクリップ5と、巻胴2表面のスチーム孔7を通じて外
部にスチームを発生させるスチーム発生装置8とを備え
ている。グリップ部9の他端からは、ヒータブロック4
に電力を供給するための電源コード50が導出されてい
る。図1中の51はヒータブロック4への通電を制御す
るスイッチ、52は通電中表示を行う発光表示部であ
る。
【0007】巻胴2内には、巻胴2を加熱するヒータブ
ロック4が納められている。ヒータブロック4は、図5
及び図7に示すように、水タンクから供給される水を加
熱してスチームを発生させるものであり、PCTヒータ
等のヒータ3の両側にそれぞれ絶縁物10を配置し、更
にその両側にヒートシンク11を配置したものを有底円
筒状のヒートパイプ12内に収めたものとして構成され
ている。ヒートパイプ12の外面には軸方向に延びた突
条14が周方向に間隔をおいて複数条設けられており、
またヒートパイプ12の閉じられた先端面の中央には凸
部13が設けられている。このヒータブロック4は円筒
状の巻胴2内に収められたとき、上記突条14の外面が
巻胴2の内周面に接触するものである。
【0008】巻胴2は、熱良導体からなる合成樹脂或い
は金属で形成されており、その外周面には、図1〜図8
に示すように、クリップ5で挟持された毛髪を巻胴2表
面に沿って螺旋状に巻回するための毛髪ガイド6が突設
されている。なお、毛髪ガイド6は巻胴2と一体成形に
より形成されてもよいが、別体で構成されていてもよ
い。毛髪ガイド6は熱不良導体から成り、本実施形態で
は螺旋状に一体形成された螺旋状ガイド6Aで構成され
ている。この螺旋状ガイド6AのピッチP1 〜P 3 は、
例えば図1に示すように、クリップ5から離れる程徐々
に大きく(P1 <P2 <P3 )なるように形成されてお
り、毛量の多い毛髪の根元部を巻回する際に、螺旋状ガ
イド6A間で毛髪が重なって厚くなるのを防止できるよ
うにしてある。
【0009】螺旋状ガイド6Aは、巻胴2の軸方向に延
びた複数の連結片16により相互に連結されている。一
方、巻胴2表面には連結片16を埋め込むためのアリ溝
15が形成されている。この実施形態では、図7に示す
ように、アリ溝15は、連結片16を巻胴2表面と面一
状又は巻胴2表面より内側に引き込んで凹状となるよう
に固定できるようになっている。このアリ溝15は巻胴
2の軸方向に沿って形成されていると共に、巻胴2の周
方向に所定の間隔をあけて複数本設けられている。この
アリ溝15は、巻胴2を押出成形品で成形することで容
易に形成することができる。螺旋状ガイド6Aを連結す
る複数の連結片16をアリ溝15内に埋め込むことによ
って、連結片16の外面が巻胴2の表面と面一もしくは
巻胴2表面より凹んだ位置に配置されるものである。な
お、アリ溝15以外の他の形状の凹溝であってもよい
が、連結片16を確実に固定するためにはアリ溝15が
望ましい。
【0010】また、巻胴2のクリップ5が設けられる面
とは反対側の面にも螺旋状ガイド6A1 (図1)が設け
られている。この螺旋状ガイド6A1 によって毛先の方
向を螺旋状ガイド6Aの螺旋角度に合わせ易くなり、そ
の後の毛髪の巻回を容易に行うことができるようにな
る。巻胴2表面の基部にはクリップ5が設けられてい
る。このクリップ5は、巻胴2表面との間で毛髪を挟持
するものであり、図5に示すように、巻胴2表面に接触
して毛髪を挟み込む挟持部17と、レバー部18と、挟
持部17とレバー部18とを連結する連結部19とを備
えている。レバー部18はねじりコイルバネ21の一端
が連結されている。ねじりコイルバネ21の他端部はグ
リップ部9に枢着されており、このねじりコイルバネ2
1の一端部を中心としてクリップ5はグリップ部9及び
巻胴2に対して回動自在となっていると共に、ねじりコ
イルバネ21によって巻胴2の外面に接触する方向に付
勢されている。そしてレバー部18を指でグリップ部9
側に押すことにより、ねじりコイルバネ21に抗してク
リップ5を回動させてクリップ5を巻胴2表面から離す
ことができるものである。
【0011】またクリップ5の挟持部17は、図8に示
すように、巻胴2の外面に沿う断面円弧状に形成されて
おり、熱不良導体で構成されている。挟持部17の横幅
1は巻胴2の外周面を周方向においてほぼ1/2周程
度覆うような短尺に形成されており、これにより、挟持
部17の内面と巻胴2表面との接触部は略半円状に形成
され、毛先を確実に癖付けして良好な仕上がり感が得ら
れるようになっている。
【0012】さらにクリップ5の先端5aの形状は、図
1〜図3に示すように、螺旋状ガイド6Aの後端面6a
の螺旋形状に合わせてあり、クリップ5と螺旋状ガイド
6Aとの間は隙間のない密着した状態となっている。さ
らにクリップ5が設けられる面とは反対側の非毛髪巻回
領域22は熱不良導体23で覆われている。一方、巻胴
2の先端には、図5及び図6に示すように、筒体25が
取付けられている。水タンク24は該筒体25によって
スライド自在に保持されていると共に、筒体25に対し
て着脱自在とされている。水タンク24における巻胴2
内に差し込まれる部分の先端面には、水タンク24内に
おいて水タンク24内に入れられた水と接触するフェル
トのような給水部材26が配置されている。給水部材2
6の先端面は、常時は前記ヒータブロック4の先端面と
の間に配されたコイルバネ20による付勢でヒータブロ
ック4と非接触の状態を保っているが、水タンク24を
コイルバネ20に抗して押し込めば、図6に示すよう
に、給水部材26がヒータブロック4の凸部13の先端
面と接触する。従って、ヒータブロック4に通電されて
ヒータブロック4が加熱されている時に、水を入れた水
タンク24を押し込んで給水部材26を上記凸部13に
接触させたならば、給水部材26が保持している水の加
熱蒸発によってスチームが発生し、該スチームはスチー
ム孔7から巻胴2の外部に吐出されるものである。
【0013】上記巻胴2の複数箇所には、スチーム噴出
用のスチーム孔7が貫通形成されている。この実施形態
では、図5及び図6に示すように、複数のスチーム孔7
は螺旋状ガイド6Aの下側にそれぞれ形成されている。
つまり、スチームを噴出させるスチーム孔7は、巻胴2
表面のうちの螺旋状ガイド6Aで覆われる部分に設けら
れており、これにより、スチームが直接肌の方に噴出す
るのを防止できるようになっている。さらに、巻胴2表
面には、スチーム孔7と連通するスチーム放散用の拡散
通路27が設けられている。図6〜図8に示す実施形態
では、拡散通路27は溝27aで形成されており、スチ
ーム孔7から噴出したスチームは螺旋状ガイド6Aの底
部に当たり、さらに溝27aを通って拡散されるように
してある。なお、拡散通路27は、螺旋状ガイド6Aの
底部に設けてもよいものであり、さらに巻胴2表面と螺
旋状ガイド6Aの底部との両方に設けてもよいものであ
る。また、拡散通路27として溝27a以外に、例えば
図11及び図12に示す切欠き27bを設けてもよいも
のである。図11は巻胴2表面に切欠き27bを設けた
場合を示し、図12は螺旋状ガイド6Aの底部に切欠き
27bを設けた場合を示している。
【0014】また、図5に示すように、ヒータ3よりも
後方位置にもスチーム孔7aが設けられており、ヒータ
3の後端部と巻胴2内面との間がシールゴム28でシー
ルされている。このシールゴム28は、ヒータブロック
4の後端部の内面に密着するシール部28aと、ヒータ
ブロック4より後方の巻胴2内面に密着するシール部2
8bとが一体形成されており、1つのシールゴム28を
用いてヒータブロック4のシールと巻胴2内面のシール
とが行われている。
【0015】なお図13に示すように、クリップ5の下
側にもスチーム孔7aを設けるようにしてもよい。この
場合、スチーム孔7aからクリップ5の下側にスチーム
を噴出させることができ、クリップ5で挟まれている毛
先にスチームを効率良く与えることができようになる。
なお、クリップ5の下側に設けられるスチーム孔7aの
数は2つ以上でもよい。
【0016】しかして、上記螺旋状ガイド6Aを備えた
ヘアーアイロン1を使用する際には、毛先をクリップ5
で止め、螺旋状ガイド6Aに沿って毛髪を巻胴2表面に
巻回していき、その後、スチームを毛髪に当てること
で、ヒータ3で加熱された巻胴2表面の熱とスチームの
熱とで毛髪の癖付けを確実に行うことができる。このと
き、螺旋状ガイド6Aによって、肌が加熱された巻胴2
表面に直接接触するのを防止できる。つまり、螺旋状ガ
イド6Aによって巻胴2表面と肌との間に所要の間隔を
持たせることができ、しかも螺旋状ガイド6Aは熱不良
導体で構成されているので、螺旋状ガイド6Aが肌に接
触しても、熱い思いをしなくて済み、火傷の恐れもなく
なり、使用の安全性が高められる。また、巻胴2表面の
スチーム孔7を通じて外部にスチームを発生させる機能
を有するヘアーアイロン1においても、図5及び図6の
ようにスチーム孔7が螺旋状ガイド6Aの下側にそれぞ
れ形成されていると共に、拡散通路27から放散される
ようになっているので、スチームが直接肌の方に噴出し
なくなり、スチームにより熱い思いをしたり、火傷をし
たりするのも同時に防止することができる。そのうえ毛
髪を巻回する際に、毛髪を螺旋状に一体形成された螺旋
状ガイド6Aに沿わせるだけでよいので、巻き付け易く
なると共に、引っ掛かりなく、スムーズな巻き付け及び
巻き外しができる。また毛髪は螺旋状ガイド6A間にお
いて巻胴2表面に巻き付けられることから、この螺旋状
ガイド6Aが毛髪の加熱の支障になることもない。
【0017】また、螺旋状ガイド6Aは複数の連結片1
6により連結されているので、螺旋状ガイド6Aが連結
片16により確実に支持されると共に、連結片16は巻
胴2表面から突出しないようにアリ溝15内に埋め込ま
れているので、連結片16が毛髪を巻胴2表面から浮か
せてしまうことがなく、これにより毛髪には巻胴2が持
つ熱を確実に与えることができるようになり、また連結
片16は巻胴2表面から突出しないので、連結片16の
跡が毛髪に残るようなこともないものであり、さらに巻
き付け及び巻き外し時に連結片16に毛髪が絡んだりす
ることがないものである。
【0018】また、毛髪を巻き付けた際に、図1のよう
に螺旋状ガイド6Aのピッチはクリップ5から離れる程
徐々に大きく(P1 <P2 <P3 )なっているので、毛
量の多い毛髪の根元部を巻回する際に、螺旋状ガイド6
A間で毛髪が重なって厚くなることがない。例えば同じ
ピッチの場合には、毛髪は毛先よりも根元の方が毛量が
多いため、巻胴に巻き付けられた毛髪が螺旋状ガイド6
Aにより広がりが防止され、このため毛髪の重なりが厚
くなり、毛髪の癖付けが阻害されるという問題が生じる
が、ピッチをクリップ5から離れる程徐々に大きく(P
1 <P2 <P3)すれば、毛量の多い根元部もしっかり
癖付けすることができる。
【0019】さらに、クリップ5の反対側の非毛髪巻回
領域22を熱不良導体23で覆ってあるので、毛先をク
リップ5で挟むときに非毛髪巻回領域22の表面に不意
に触れてしまった場合でも、熱い思いをしなくて済み、
さらに例えば図3の矢視Aで示す部分に誤って毛髪を挟
んだままで、毛髪を巻き付けていくのを防止でき、毛髪
がクリップ5に乗り上げてしまうといった誤巻き付けを
防止できるようになる。
【0020】ここで、図9及び図10に示すように、ク
リップ5の先端5aと螺旋状ガイド6Aの後端面6aと
を巻胴2の軸方向において凹凸係合させてもよい。例え
ば図9(a)に示すようにクリップ5の先端5aに凸部
29を設け、螺旋状ガイド6Aの後端面6aに該凸部2
9が嵌合する凹部30を設けるようにしてもよく、また
図9(b)に示すように、螺旋状ガイド6Aの後端面6
aに、クリップ5の凸部29が挿入される切欠き孔31
を設けるようにしてもよく、また図9(c)に示すよう
に、螺旋状ガイド6Aの一部を切欠いてクリップ5の先
端5aを嵌合させるようにしてもよく、さらに図10に
示すように、螺旋状ガイド6Aの後端面6aに凹段部3
2を設け、クリップ5の先端5aに凹段部32に係合す
る凸段部33を設けるようにしてもよいものであり、い
ずれの場合もクリップ5の先端5aと螺旋状ガイド6A
の後端面6aとの間が密着して、クリップ5に挟み込ん
だ毛髪がクリップ5の先端5aから抜け出るのを確実に
防止できるようになる。
【0021】また、図14に示すように、螺旋状ガイド
6Aの両端部6bに連結片16をそれぞれ結合するよう
にしてもよい。螺旋状ガイド6Aの両端部6bを連結片
16に結合しておけば、螺旋状ガイド6Aの両端部6b
と巻胴2表面との隙間がなくなり、隙間に毛髪が挟み込
まれることがなくなり、また巻き外しの際に毛髪が螺旋
状ガイド6Aに絡み付くのを防止できる。
【0022】また、図15に示すように、クリップ5の
連結部19と巻胴2表面との間の隙間を突起部33にて
閉塞するようにしてもよい。この突起部33を設けるこ
とで、毛先が突起部33によってクリップ5の根元に入
り込むのを防止でき、毛先をクリップ5で挟み易くする
と共に、毛先の方向を決め易く、その後の巻き付けがし
易くなる。
【0023】また、図16に示すように、螺旋状ガイド
6Aの巻胴2表面からの突出長H1〜H4 はクリップ5
から離れる程徐々に高く(H1 >H2 >H3 >H4 )な
るように形成されているのが望ましい。通常、毛量の多
い毛髪の根元部を巻き付けるとき、この根元部が螺旋状
ガイド6Aに乗り上げたり、螺旋状ガイド6A間からは
み出したりし易くなるが、上記のように螺旋状ガイド6
Aの巻胴2表面からの突出長をクリップ5から離れるに
従い徐々に高くすることで、毛量の多い根元部が螺旋状
ガイド6Aに乗り上げたり、螺旋状ガイド6A間からは
み出したりするのを防止できるようになる。
【0024】また、図17に示すように、螺旋状ガイド
6Aが複数条で構成され、少なくとも1条の螺旋状ガイ
ド6A2 の巻胴2表面からの突出長H5 を高くし、他の
螺旋状ガイド6A3 の巻胴2表面からの突出長H6 (<
5 )を低く形成してもよい。図17に示す実施形態で
は、1条の螺旋状ガイド6A2 の巻胴2表面からの突出
長H5 が高く形成され、残りの3条の螺旋状ガイド6A
3 の巻胴2表面からの突出長H6 がそれぞれ低く形成さ
れている。このように螺旋状ガイド6A2 を複数条設け
ることで、ピッチを狭くできると共に、螺旋状ガイド6
3 によって螺旋状ガイド6A2 間の巻胴2表面に指が
触れるのを防止でき、火傷の恐れを無くすことができ
る。
【0025】また、図18に示すように、螺旋状に一体
形成された螺旋状ガイド6Aを巻胴2から取外し自在と
してもよい。この場合、螺旋状ガイド6Aを、右巻き
用、左巻き用、或いはピッチの異なる他の螺旋状ガイド
6Aに容易に取り替えることができる。また、図19に
示すように、巻胴2から取外し自在となった螺旋状ガイ
ド6Aをスチーム発生用の水タンク24と一体に連結す
るようにしてもよい。水タンク24と螺旋状ガイド6A
とを一体に連結しておけば、螺旋状ガイド6Aを巻胴2
から取外した状態では、水タンク24も一緒に取外され
るので、螺旋状ガイド6Aがない状態ではスチームを発
生させることができないので、加熱されたスチームが肌
に直接当たって火傷をしたりするのを未然に防止でき、
使用の安全性を確保できる。またこのとき、螺旋状ガイ
ド6Aを巻胴2から取外した状態では本体の電源が入ら
ないようにするのが望ましい。このように構成すると螺
旋状ガイド6Aを取外した状態では巻胴2を加熱できな
くなり、螺旋状ガイド6Aがない状態で巻胴2を使用で
きず、加熱された巻胴2が肌に直接接触して火傷をした
りするのを未然に防止できる。
【0026】図20は、螺旋状ガイド6Aを多数の半円
螺旋ガイド6A4 に分割し、各半円螺旋ガイド6A4
中央部35を中央の連結片16bに回転自在に連結し、
両端部34,36を上下2本の連結片16a,16cに
それぞれ回転自在に連結して、上側の連結片16aと下
側の連結片16cを図20の矢印A,Bで示す逆方向に
それぞれ動かすことにより、各半円螺旋ガイド6A4
螺旋方向を図20(a)の状態と図20(b)の状態と
に切り替えできるように構成した場合を示している。し
かして、半円螺旋ガイド6A4 及び連結片16a〜16
cを巻胴2から取外すことなく、連結片16a,16c
をそれぞれ動かすだけで半円螺旋ガイド6A4 が右巻き
と左巻きとに変換可能となるので、半円螺旋ガイド6A
4 を着脱する必要がなく、従って、着脱時に巻胴2に肌
が触れたりする危険を無くすことができるものとなる。
【0027】さらに、図21に示すように、螺旋状ガイ
ド6AのピッチPを可変自在としてもよい。例えば螺旋
状ガイド6AはPBT(ポリブチレンテレフタレート)
のような変形自在な合成樹脂から成り、巻胴2の先端に
スライド自在に取付けられた位置調整部材40の位置を
変えることによって、螺旋状ガイド6AのピッチP→
P′を変えることができるようにしてある。従って、毛
量に応じてピッチを変えたり、またカール付けピッチに
応じて螺旋状ガイド6Aのピッチを調整したりすること
ができ、毛量に応じた癖付けに容易に対応できるように
なると共に、図21(b)のようにピッチP′を小さく
すれば、巻胴2表面が肌に直接触れてしまうのを確実に
防止できるという利点もある。
【0028】本発明の他の実施形態を図22〜図26に
示す。この実施形態では、毛髪ガイド6が複数の突起状
ガイド6Bに分割されており、これら突起状ガイド6B
はクリップ5で挟持された毛髪を巻胴2表面に沿って螺
旋状に巻回できるように、巻胴2表面の複数箇所に間隔
をあけて形成してある。この実施形態では、巻胴2の軸
方向に間隔をおいて複数の突起状ガイド6Bが巻胴2の
周方向に例えば4列で配設されている。そして、各突起
状ガイド6B間に毛髪を螺旋状に巻き付けることができ
るように、各列の突起状ガイド6Bは軸方向にずれて位
置して配置されている。各突起状ガイド6Bはそれぞれ
略四角錐状(ピラミッド状)に形成されており、これに
より突起状ガイド6Bの上に毛髪が覆い被さったときで
も、毛髪は突起状ガイド6B間にスムーズに誘い込まれ
るようになり、従って、突起状ガイド6B上に毛髪が乗
り上げることがなく、癖付けが阻害されてしまうのを防
止できるようになっている。
【0029】上記四角錐形状の突起状ガイド6Bは、図
24に示すように、クリップ5側に面した傾斜面41
と、クリップ5側とは反対側に面した傾斜面42とを備
えると共に、両傾斜面41,42は毛髪が左右巻き変換
可能となるように互いに逆方向に傾斜しており、例えば
毛髪を右巻きにする場合には一方の傾斜面41(又は4
2)が毛髪のガイド面となり、左巻きにする場合には他
方の傾斜面42(又は41)が毛髪のガイド面となり、
これにより毛髪を右巻きと左巻きのいずれにおいても癖
付けすることができると共に、突起状ガイド6Bを巻胴
2から取外す必要がないので、左右巻き変換に即座に対
応できるものとなる。なお、左右勝手が可能な傾斜面4
1,42を備えた構造は本実施形態のような複数に分割
された突起状ガイド6Bに適用される以外に、前記実施
形態の螺旋状ガイド6Aについても同様に適用されるも
のである。
【0030】上記各突起状ガイド6Bの四隅43〜46
は、図27に示すように、巻胴2の軸方向に延びた連結
片16にそれぞれ連結されている。このように複数の突
起状ガイド6Bと連結片16とが結合されていれば、例
えば突起状ガイド6Bの四隅と巻胴2表面との間に毛髪
が挟み込まれてしまうのを防止できるようになり、従っ
て、連結片16は突起状ガイド6Bの連結機能と、毛髪
の噛みこみ防止機能とを兼ね備えたものとなる。また突
起状ガイド6Bの四隅に結合される連結片16は、図2
6に示すように、巻胴2表面に設けたアリ溝15内に埋
め込まれている。このアリ溝15は、連結片16を巻胴
2表面と面一状又は巻胴2表面より内側に引き込んで凹
状となるように固定するものであり、これにより連結片
16は巻胴2表面から突出しないように確実に固定され
る。しかも、連結片16は巻胴2表面から突出しないた
めに、連結片16が毛髪を巻胴2表面から浮かせてしま
うことがなく、毛髪の癖付けを確実に行うことができ
る。また突起状ガイド6Bの四隅は連結片16に連結さ
れているので、突起状ガイド6Bと巻胴2表面との間に
毛髪が挟まったりするのを防止できると共に、巻き付け
及び巻き外しの際に連結片16に毛髪が絡んだりするこ
とがないものである。
【0031】また、図22〜図25に示すように、クリ
ップ5の先端5aの形状は略四角錐状の突起状ガイド6
Bの後端面6aの形状に合わせて形成されている。図2
2〜図25の実施形態では、クリップ5の先端5aが略
四角錐状の突起状ガイド6Bの後端面6aの片側半分を
覆うような形状となっている。なお図28に示すよう
に、クリップ5の先端5aの形状を、略四角錐状の突起
状ガイド6Bの後端面6aの片側半分に沿って内側に凹
んだ形状としてもよいものである。このようにクリップ
5の先端5aの形状を突起状ガイド6Bに合わせること
によって、クリップ5の先端から挟み込んだ毛先がクリ
ップ5から抜けるのを防止することができると共に、右
巻きでも左巻きのいずれの場合でも毛先が抜けるのを防
止できるものである。
【0032】また、図29に示すように、突起状ガイド
6B間に巻胴2表面からの突出長M 1 よりも低い突出長
2 (<M1 )の複数の小突起47を突設させてもよ
い。この小突起47は突起状ガイド6B相互間にそれぞ
れ設けられており、突起状ガイド6B間の巻胴2表面に
肌が触れるのを小突起47によって確実に防止できるよ
うになっている。
【0033】また、図30〜図32に示すように、突起
状ガイド6Bの内部にスチーム溜まり48を設けてもよ
い。突起状ガイド6B内部のスチーム溜まり48を設け
れば、スチーム孔7から噴出したスチームは、スチーム
溜まり48に入って一度溜められ、その後、突起状ガイ
ド6Bと巻胴2表面との隙間となる拡散通路27(図3
0)から出ていくので、スチームの勢いが低減され、ス
チームが勢い良く噴出して肌に当たるのを防止できるも
のとなる。
【0034】さらに、図33に示すように、スチーム孔
7c〜7eの大きさを給水部材26側から離れる程徐々
に大きくなるように形成してもよい。通常、水タンク2
4に近いスチーム孔からはスチームが出やすく、均一な
スチームの発生が得られ難くなる。そこで、図33に示
すように、水タンク24に最も近いスチーム孔7cを最
も小さくし、このスチーム孔7cよりも水タンク24側
から離れたスチーム孔7dをスチーム孔7cよりも大き
く形成し、更に水タンク24から最も離れたスチーム孔
7eを最も大きく形成することによって、複数のスチー
ム孔7c〜7eからのスチーム量を同じにでき、各々の
スチーム孔7から均一にスチームを出すことができ、毛
先から根元までの癖付けを均一に行うことができる。
【0035】本発明の更に他の実施形態として、図34
に示すように、ショット式タンクにおいて、ヒータ3
(図5)とヒータ3に接触する給水部材26との接触面
積を可変にしてもよい。図34に示す実施形態では、給
水部材26の先端に保持部材60を介して調整部材61
が回転自在に取付けてある。保持部材60の先端面の半
分には多数の小孔群からなる開口部60aが設けられる
と共に、調整部材61の先端面の約半分には半円状の開
口部61aが設けられており、これら開口部60a,6
1aを介してヒータブロック4の凸部13と給水部材2
6とが接触できるようにしてある。そして、調整部材6
1を矢印方向C(又は逆方向)に回転させると、保持部
材60の開口面積を変えることができ、従って、ヒータ
ブロック4の凸部13(図5)と給水部材26との接触
面積を任意に変えることができ、スチームの発生量の調
整が容易となる。
【0036】また図35のように、ヒータ3とヒータ3
に接触する給水部材26との間に熱伝導率の低い金属6
2を介在させてもよい。ショット式スチーム発生方法の
場合において、ヒータ3の水タンク24との対向面に熱
の伝わりの悪い金属62を配置することによって、水タ
ンク24を押している間は、熱の伝わりの悪い金属62
によってスチーム量を制限でき、ほぼ同量のスチームを
安定して発生させることができるものとなる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、毛髪が巻き付けられる熱良導体で構
成された巻胴と、巻胴を加熱するヒータと、巻胴表面と
の間で毛髪を挟持するクリップとを備えたヘアーアイロ
ンにおいて、熱不良導体で構成され、クリップで挟持さ
れた毛髪を巻胴表面に沿って螺旋状に巻回するための毛
髪ガイドを備えているから、毛先をクリップで止め、毛
髪ガイドに沿って毛髪を巻胴表面に巻回していくことに
より、加熱された巻胴により毛髪の癖付けを行うことが
できる。このとき、毛髪ガイドによって巻胴表面と肌と
の間に所要の間隔を持たせることができるので、肌が加
熱された巻胴表面に直接接触するのを防止できると共
に、毛髪ガイドは熱不良導体で構成されているので、毛
髪ガイドが肌に接触しても、熱い思いをしなくて済み、
火傷の恐れもなくなり、使用の安全性が高められる。
【0038】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、毛髪ガイドが螺旋状に一体形成された
螺旋状ガイドより成るから、毛髪を巻回する際に、毛髪
を螺旋状に一体形成された螺旋状ガイドに沿わせるだけ
でよいので、巻き付け易くなると共に、引っ掛かりな
く、スムーズな巻き付け及び巻き外しができる。しか
も、毛髪は螺旋状ガイド間において巻胴表面に巻き付け
られることから、螺旋状ガイドが毛髪の加熱の支障にな
ることもない。
【0039】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、毛髪ガイドが複数の突起状ガイドに分
割されているから、毛髪を巻胴表面の複数箇所に設けた
突起状ガイドに沿わせるだけでよいので、巻き付け易く
なると共に、引っ掛かりなく、スムーズな巻き付け及び
巻き外しができる。しかも、毛髪は突起状ガイド間にお
いて巻胴表面に巻き付けられることから、この突起状ガ
イドが毛髪の加熱の支障になることもない。
【0040】また請求項4記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、突起状ガイドが略四角錐状に形成され
ているから、突起状ガイドを四角錐形状にすることで、
突起状ガイドの上に毛髪が覆い被さったときでも、毛髪
は突起状ガイド間にスムーズに誘い込まれるようにな
り、従って、突起状ガイド上に毛髪が乗り上げることが
なく、癖付けが阻害されてしまうのを防止できる。
【0041】また請求項5記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、突起状ガイド間に巻胴表面からの突出
長よりも低い小突起を突設させたから、突起状ガイド間
の巻胴表面に肌が触れるのを小突起によって防止でき
る。また請求項6記載の発明は、請求項3記載の効果に
加えて、複数の突起状ガイドが巻胴の軸方向に延びた連
結片により連結されているから、複数の突起状ガイドと
連結片とが結合されていれば、突起状ガイドと巻胴表面
との間に毛髪が挟み込まれてしまうのを防止できる。
【0042】また請求項7記載の発明は、請求項3記載
の効果に加えて、突起状ガイドが巻胴の軸方向に延びた
連結片により連結されていると共に、巻胴表面に該連結
片を巻胴表面と面一状又は巻胴表面より凹状となるよう
に嵌合するアリ溝が形成されているから、アリ溝によっ
て連結片を巻胴表面から突出しないように確実に固定で
きる。連結片が巻胴表面から突出したりするのを確実に
防止でき、従って、連結片が毛髪を巻胴表面から浮かせ
てしまったり、連結片に毛髪が絡んだりすることがない
ものである。
【0043】また請求項8記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、毛髪ガイドのピッチがクリップから離
れる程徐々に大きくなるように形成されているから、毛
量の多い毛髪の根元部を巻回する際に、毛髪ガイド間で
毛髪が重なって厚くなることがなく、毛量の多い根元部
もしっかりとした癖付けをすることができる。また請求
項9記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、毛髪
ガイドの巻胴表面からの突出長がクリップから離れる程
徐々に高くなるように形成されているから、毛量の多い
毛髪の根元部を巻き付けるとき、この根元部が毛髪ガイ
ドに乗り上げたり、毛髪ガイド間からはみ出したりし易
くなるが、毛髪ガイドの巻胴表面からの突出長をクリッ
プから離れるに従い徐々に高くすることで、毛量の多い
根元部が毛髪ガイドに乗り上げたり、はみ出したりする
のを防止できる。
【0044】また請求項10記載の発明は、請求項2記
載の効果に加えて、螺旋状ガイドが巻胴の軸方向に延び
た複数の連結片により連結されているから、螺旋状ガイ
ドは複数の連結片により連結されているので、螺旋状ガ
イドが連結片により確実に支持されると共に、連結片は
巻胴表面から突出しないようにアリ溝内に埋め込まれて
いるので、連結片が毛髪を巻胴表面から浮かせてしまう
ことがなく、これにより毛髪には巻胴が持つ熱を確実に
与えることができるようになる。しかも、巻胴表面には
各連結片を巻胴表面と面一状又は巻胴表面より凹状とな
るように固定する凹溝が形成されているから、連結片は
巻胴表面から突出しなくなり、連結片の跡が毛髪に残る
ようなこともないものであり、さらに巻き付け及び巻き
外し時に連結片に毛髪が絡んだりすることがないもので
ある。
【0045】また請求項11記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、巻胴表面の基部に短尺のクリップを
設けると共に、螺旋状ガイドをクリップが設けられる面
とは反対側の面にも設けたから、短尺のクリップと巻胴
表面との間に毛先を挟み込む際には、クリップと反対側
に設けた螺旋状ガイドによって、毛先の方向を螺旋状ガ
イドの螺旋角度に合わせ易くなり、その後の毛髪の巻回
を容易に行うことができる。またクリップと反対側の螺
旋状ガイドにより毛先の方向が制約されるので、毛先の
方向を螺旋状ガイドの螺旋角度に合わせることができ、
毛髪を巻き付け易くなる。
【0046】また請求項12記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、巻胴表面の基部にクリップを設ける
と共に、クリップが設けられる面とは反対側の非毛髪巻
回領域を熱不良導体で覆ったから、毛先をクリップで挟
むときに非毛髪巻回領域の表面に不意に触れてしまった
場合でも、熱い思いをしなくて済むと共に、非毛髪巻回
領域を熱不良導体で覆うことによって、非毛髪巻回領域
に毛髪を誤って巻き付けてしまうのを防止できるように
なる。
【0047】また請求項13記載の発明は、請求項2記
載の効果に加えて、クリップの先端形状を螺旋状ガイド
の螺旋角度に合わせたから、毛先全体を確実にしかも強
く押さえることができる。また請求項14記載の発明
は、請求項10記載の効果に加えて、螺旋状ガイドの両
端部に連結片を結合したから、螺旋状ガイドの両端部と
巻胴表面との隙間がなくなり、隙間に毛髪が挟み込まれ
ることがなくなり、また巻き外しの際に毛髪が螺旋状ガ
イドに絡み付くのを防止できる。
【0048】また請求項15記載の発明は、請求項2記
載の効果に加えて、螺旋状ガイドが複数条で構成され、
少なくとも1条の螺旋状ガイドの巻胴表面からの突出長
を高くし、他の螺旋状ガイドの巻胴表面からの突出長を
低く形成したから、複数条の螺旋状ガイドによってピッ
チを狭くできると共に、巻胴表面からの突出長の短い螺
旋状ガイドによって螺旋状ガイド間の巻胴表面に指が触
れるのを防止でき、火傷の恐れを無くすことができる。
【0049】また請求項16記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、クリップは、巻胴表面に接触して毛
髪を挟み込む挟持部と、レバー部と、挟持部とレバー部
とを連結する連結部とを備えると共に、連結部と巻胴表
面との間の隙間を閉塞する突起部を備えているから、毛
先が突起部によってクリップ側に入り込むのを防止で
き、毛先をクリップで挟み易くすると共に、毛先の方向
を決め易く、その後の巻き付けがし易くなる。
【0050】また請求項17記載の発明は、請求項4記
載の効果に加えて、クリップの先端形状を略四角錐状の
突起状ガイドの後端形状に合わせたから、クリップの先
端から挟み込んだ毛先がクリップから抜けるのを防止す
ることができる。また請求項18記載の発明は、請求項
13記載の効果に加えて、クリップの先端面と螺旋状ガ
イドの後端面とを巻胴の軸方向において凹凸係合させた
から、挟み込んだ毛髪がクリップ先端から抜け出るのを
有効に防止できる。
【0051】また請求項19記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、クリップの内面と巻胴表面との接触
部が略半円状となるようにクリップが短尺に形成されて
いるから、クリップ内面と巻胴表面との接触部によって
毛先を確実に癖付けすることができ、仕上がり感を良く
することができる。また請求項20記載の発明は、請求
項2記載の効果に加えて、螺旋状ガイドが巻胴から取外
し自在となっているから、螺旋状ガイドを、右巻き用、
左巻き用、或いはピッチの異なる他の螺旋状ガイドに容
易に取り替えることができる。
【0052】また請求項21記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、毛髪ガイドは、クリップ側に面した
傾斜面と、クリップ側とは反対側に面した傾斜面とを備
えると共に、両傾斜面は毛髪が左右巻き変換可能となる
ように互いに逆方向に傾斜しているから、毛髪を右巻き
にする場合には一方の傾斜面が毛髪のガイド面となり、
左巻きにする場合には他方の傾斜面が毛髪のガイド面と
なり、これにより、毛髪を右巻きと左巻きのいずれにお
いても癖付けすることができると共に、起状ガイドを巻
胴から取外す必要がないので、左右巻き変換に即座に対
応できるものとなる。
【0053】また請求項22記載の発明は、請求項2記
載の効果に加えて、螺旋状ガイドのピッチが可変自在と
なっているから、螺旋状ガイドのピッチを可変にするこ
とで、毛量に応じてピッチを変えたり、またカール付け
ピッチに応じて螺旋状ガイドのピッチを調整したりする
ことができ、毛量に応じた癖付けに容易に対応できるよ
うになる。さらに、ピッチを小さくすれば、巻胴表面が
肌に直接触れてしまうのを確実に防止できる。
【0054】また請求項23記載の発明は、毛髪が巻き
付けられる熱良導体で構成された巻胴と、巻胴を加熱す
るヒータと、巻胴表面との間で毛髪を挟持するクリップ
と、巻胴表面に設けたスチーム孔を通じて外部にスチー
ムを発生させるスチーム発生装置とを備えたヘアーアイ
ロンにおいて、熱不良導体で構成され、クリップで挟持
された毛髪を巻胴表面に沿って螺旋状に巻回するための
毛髪ガイドを備えていると共に、上記スチーム孔が毛髪
ガイドの下側に形成されていることを特徴としており、
このように構成することで、毛先をクリップで止め、毛
髪ガイドに沿って毛髪を巻胴表面に巻回していき、その
後、スチームを毛髪に当てることで、ヒータで加熱され
た巻胴表面の熱とスチームの熱とで毛髪の癖付けを行う
ことができる。このとき、毛髪ガイドによって巻胴表面
と肌との間に所要の間隔を持たせることができるので、
肌が加熱された巻胴表面に直接接触するのを防止できる
と共に、毛髪ガイドは熱不良導体で構成されているの
で、毛髪ガイドが肌に接触しても、熱い思いをしなくて
済み、さらに、スチーム孔は毛髪ガイドの下側に形成し
てあるので、スチームが直接肌の方に噴出しなくなり、
スチームが皮膚に直接当たることがなく、スチームによ
り熱い思いをしたり、火傷をしたりするのを防止するこ
とができる。この結果、スチーム発生装置を備えたヘア
ーアイロンにおいても、熱い思いをしたり、火傷をした
りする恐れがなくなり、使用の安全性が高められる。
【0055】また請求項24記載の発明は、請求項23
記載の効果に加えて、巻胴巻胴表面又は毛髪ガイドの底
部の少なくとも一方に、スチーム孔と連通するスチーム
放散用の拡散通路が設けられているから、スチーム孔か
ら噴出したスチームが毛髪ガイドの底部に当たり、さら
に溝を通って拡散されることによって、スチームが巻胴
表面全体に広がり、毛髪に対するスチームの効果を十分
に得ることができる。
【0056】また請求項25記載の発明は、請求項23
記載の効果に加えて、少なくとも1つのスチーム孔をク
リップの下側に形成したから、クリップの下側にスチー
ムを噴出させることができ、クリップで挟まれている毛
先にスチームを効率良く与えることができる。つまり毛
先はクリップで挟まれて巻き始めから終りまで最も長時
間加熱されており、この毛先にスチームを与えることに
よって、毛先の癖付けが確実に行われ、仕上がりがきわ
めて良くなる。しかも、スチーム孔をクリップの下側に
設けることで、スチームが直接皮膚に当たることもな
い。
【0057】また請求項26記載の発明は、請求項23
記載の効果に加えて、ヒータよりも後方位置に少なくと
も1つのスチーム孔を設けると共に、ヒータの後端部と
巻胴内面との間をシールゴムでシールしたから、ヒータ
内面と巻胴内面とのシールを1つのシールゴムで一体に
行うことができ、2つのシールゴムを有する場合よりも
組立てが容易となり、しかも誤組立てによるシール不良
を無くすことができる。さらにヒータの後方にリード線
を配線してあっても、シールゴムによってヒータのリー
ド線にスチームが当たるのを防止できる。
【0058】また請求項27記載の発明は、請求項23
記載の効果に加えて、ヒータとヒータに接触する給水部
材との接触面積を可変自在としたから、給水部材とヒー
タとの接触面積の変更によってスチームの発生量を簡単
に変えることができる。また請求項28記載の発明は、
請求項23記載の効果に加えて、ヒータとヒータに接触
する給水部材との間に熱伝導率の低い金属を介在させた
から、例えば水タンクを押してヒータと給水部材とを接
触させる構造の場合、水タンクを押している間、熱の伝
わりの悪い金属によってスチーム量を制限して、ほぼ同
量のスチームを安定して発生させることができる。
【0059】また請求項29記載の発明は、請求項20
又は請求項23記載の効果に加えて、巻胴から取外し自
在となった螺旋状ガイドがスチーム発生用の水タンクと
一体に連結されているから、螺旋状ガイドを巻胴から取
外した状態では、水タンクも一緒に取外されるので、螺
旋状ガイドがない状態ではスチームを発生させることが
できないので、加熱されたスチームが肌に直接当たって
火傷をしたりするのを未然に防止でき、使用の安全性を
確保できる。
【0060】また請求項30記載の発明は、請求項1又
は請求項23記載の効果に加えて、毛髪ガイドを巻胴か
ら取外した状態では本体の電源が入らないように構成さ
れているから、毛髪ガイドを取外した状態では巻胴を加
熱できなくなり、毛髪ガイドがない状態で巻胴を使用で
きず、加熱された巻胴が肌に直接接触して火傷をしたり
するのを未然に防止できる。
【0061】また請求項31記載の発明は、請求項23
記載の効果に加えて、毛髪ガイドの内部にスチーム溜ま
りが形成されているから、スチーム孔から噴出したスチ
ームがスチーム溜まりに入り、その勢いが低減されるた
め、スチームが勢い良く噴出するのを防止できる。また
請求項32記載の発明は、請求項23記載の効果に加え
て、スチーム孔の大きさが給水部材側から離れる程徐々
に大きくなるように形成されているから、水タンクに近
いスチーム孔からのスチーム量が遠いスチーム孔からの
スチーム量よりも多くなるのを防止でき、各々のスチー
ム孔から均一にスチームを出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例に用いるヘアーアイロ
ンの側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】同上の下面図である。
【図5】同上の側面断面図である。
【図6】同上の水タンクを押し込んだ状態の側面断面図
である。
【図7】同上の巻胴の正面断面図である。
【図8】同上のクリップ付近の正面断面図である。
【図9】(a)〜(c)は他の実施形態の説明図であ
る。
【図10】他の実施形態の側面断面図である。
【図11】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図12】更に他の実施形態の正面断面図である。
【図13】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図14】更に他の実施形態の正面断面図である。
【図15】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図16】更に他の実施形態の側面図である。
【図17】更に他の実施形態の側面図である。
【図18】更に他の実施形態の説明図である。
【図19】更に他の実施形態の説明図である。
【図20】(a)(b)は更に他の実施形態の説明図で
ある。
【図21】(a)(b)は更に他の実施形態の説明図で
ある。
【図22】更に他の実施形態のヘアーアイロンの平面図
である。
【図23】同上の側面図である。
【図24】同上の側面断面図である。
【図25】同上の水タンクを押し込んだ状態の側面断面
図である。
【図26】図25のF−F断面図である。
【図27】更に他の実施形態の説明図である。
【図28】(a)は更に他の実施形態の説明図、(b)
は(a)の要部断面図である。
【図29】更に他の実施形態の側面図である。
【図30】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図31】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図32】図31のB−B線断面図である。
【図33】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図34】更に他の実施形態の説明図である。
【図35】更に他の実施形態の側面断面図である。
【符号の説明】
1 ヘアーアイロン 2 巻胴 3 ヒータ 5 クリップ 6 毛髪ガイド 6A 螺旋状ガイド 6B 突起状ガイド 7 スチーム孔 8 スチーム発生装置

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪が巻き付けられる熱良導体で構成さ
    れた巻胴と、毛髪が巻き付けられる熱良導体で構成され
    た巻胴と、巻胴を加熱するヒータと、巻胴表面との間で
    毛髪を挟持するクリップとを備えたヘアーアイロンにお
    いて、熱不良導体で構成され、クリップで挟持された毛
    髪を巻胴表面に沿って螺旋状に巻回するための毛髪ガイ
    ドを備えていることを特徴とするヘアーアイロン。
  2. 【請求項2】 毛髪ガイドが螺旋状に一体形成された螺
    旋状ガイドから成ることを特徴とする請求項1記載のヘ
    アーアイロン。
  3. 【請求項3】 毛髪ガイドが複数の突起状ガイドに分割
    されていることを特徴とする請求項1記載のヘアーアイ
    ロン。
  4. 【請求項4】 突起状ガイドが略四角錐状に形成されて
    いることを特徴とする請求項3記載のヘアーアイロン。
  5. 【請求項5】 突起状ガイド間に巻胴表面からの突出長
    よりも低い小突起を突設させたことを特徴とする請求項
    3記載のヘアーアイロン。
  6. 【請求項6】 複数の突起状ガイドが巻胴の軸方向に延
    びた連結片により連結されていることを特徴とする請求
    項3記載のヘアーアイロン。
  7. 【請求項7】 突起状ガイドが巻胴の軸方向に延びた連
    結片により連結されていると共に、巻胴表面に該連結片
    を巻胴表面と面一状又は巻胴表面より凹状となるように
    嵌合するアリ溝が形成されていることを特徴とする請求
    項3記載のヘアーアイロン。
  8. 【請求項8】 毛髪ガイドのピッチがクリップから離れ
    る程徐々に大きくなるように形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のヘアーアイロン。
  9. 【請求項9】 毛髪ガイドの巻胴表面からの突出長がク
    リップから離れる程徐々に高くなるように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のヘアーアイロン。
  10. 【請求項10】 螺旋状ガイドが巻胴の軸方向に延びた
    複数の連結片により連結されていると共に、巻胴表面に
    は各連結片を巻胴表面と面一状又は巻胴表面より凹状と
    なるように固定する凹溝が形成されていることを特徴と
    する請求項2記載のヘアーアイロン。
  11. 【請求項11】 巻胴表面の基部に短尺のクリップを設
    けると共に、螺旋状ガイドをクリップが設けられる面と
    は反対側の面にも設けたことを特徴とする請求項1記載
    のヘアーアイロン。
  12. 【請求項12】 巻胴表面の基部にクリップを設けると
    共に、クリップが設けられる面とは反対側の非毛髪巻回
    領域を熱不良導体で覆ったことを特徴とする請求項1記
    載のヘアーアイロン。
  13. 【請求項13】 クリップの先端形状を螺旋状ガイドの
    螺旋角度に合わせたことを特徴とする請求項2記載のヘ
    アーアイロン。
  14. 【請求項14】 螺旋状ガイドの両端部に連結片を結合
    したことを特徴とする請求項10記載のヘアーアイロ
    ン。
  15. 【請求項15】 螺旋状ガイドが複数条で構成され、少
    なくとも1条の螺旋状ガイドの巻胴表面からの突出長を
    高くし、他の螺旋状ガイドの巻胴表面からの突出長を低
    く形成したことを特徴とする請求項2記載のヘアーアイ
    ロン。
  16. 【請求項16】 クリップは、巻胴表面に接触して毛髪
    を挟み込む挟持部と、レバー部と、挟持部とレバー部と
    を連結する連結部とを備えると共に、連結部と巻胴表面
    との間の隙間を閉塞する突起部を備えていることを特徴
    とする請求項1記載のヘアーアイロン。
  17. 【請求項17】 クリップの先端形状を略四角錐状の突
    起状ガイドの後端形状に合わせたことを特徴とする請求
    項4記載のヘアーアイロン。
  18. 【請求項18】 クリップの先端面と螺旋状ガイドの後
    端面とを巻胴の軸方向において凹凸係合させたことを特
    徴とする請求項13記載のヘアーアイロン。
  19. 【請求項19】 クリップの内面と巻胴表面との接触部
    が略半円状となるようにクリップが短尺に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のヘアーアイロン。
  20. 【請求項20】 螺旋状ガイドが巻胴から取外し自在と
    なっていることを特徴とする請求項2記載のヘアーアイ
    ロン。
  21. 【請求項21】 毛髪ガイドは、クリップ側に面した傾
    斜面と、クリップ側とは反対側に面した傾斜面とを備え
    ると共に、両傾斜面は毛髪が左右巻き変換可能となるよ
    うに互いに逆方向に傾斜していることを特徴とする請求
    項1記載のヘアーアイロン。
  22. 【請求項22】 螺旋状ガイドのピッチが可変自在とな
    っていることを特徴とする請求項2記載のヘアーアイロ
    ン。
  23. 【請求項23】 毛髪が巻き付けられる熱良導体で構成
    された巻胴と、巻胴を加熱するヒータと、巻胴表面との
    間で毛髪を挟持するクリップと、巻胴表面に設けたスチ
    ーム孔を通じて外部にスチームを発生させるスチーム発
    生装置とを備えたヘアーアイロンにおいて、熱不良導体
    で構成され、クリップで挟持された毛髪を巻胴表面に沿
    って螺旋状に巻回するための毛髪ガイドを備えていると
    共に、上記スチーム孔が毛髪ガイドの下側に形成されて
    いることを特徴とするヘアーアイロン。
  24. 【請求項24】 巻胴表面又は毛髪ガイドの底部の少な
    くとも一方に、スチーム孔と連通するスチーム放散用の
    拡散通路が設けられていることを特徴とする請求項23
    記載のヘアーアイロン。
  25. 【請求項25】 少なくとも1つのスチーム孔をクリッ
    プの下側に形成したことを特徴とする請求項23記載の
    ヘアーアイロン。
  26. 【請求項26】 ヒータよりも後方位置に少なくとも1
    つのスチーム孔を設けると共に、ヒータの後端部と巻胴
    内面との間をシールゴムでシールしたことを特徴とする
    請求項23記載のヘアーアイロン。
  27. 【請求項27】 ヒータとヒータに接触する給水部材と
    の接触面積を可変自在としたことを特徴とする請求項2
    3記載のヘアーアイロン。
  28. 【請求項28】 ヒータとヒータに接触する給水部材と
    の間に熱伝導率の低い金属を介在させたことを特徴とす
    る請求項23記載のヘアーアイロン。
  29. 【請求項29】 巻胴から取外し自在となった螺旋状ガ
    イドがスチーム発生用の水タンクと一体に連結されてい
    ることを特徴とする請求項20又は請求項23記載のヘ
    アーアイロン。
  30. 【請求項30】 毛髪ガイドを巻胴から取外した状態で
    は本体の電源が入らないように構成されていることを特
    徴とする請求項20又は請求項29記載のヘアーアイロ
    ン。
  31. 【請求項31】 毛髪ガイドの内部にスチーム溜まりが
    形成されていることを特徴とする請求項23記載のヘア
    ーアイロン。
  32. 【請求項32】 スチーム孔の大きさが給水部材側から
    離れる程徐々に大きくなるように形成されていることを
    特徴とする請求項23記載のヘアーアイロン。
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