JPH06189818A - ストレートパーマ用ヘアーアイロン - Google Patents

ストレートパーマ用ヘアーアイロン

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JPH06189818A
JPH06189818A JP30861091A JP30861091A JPH06189818A JP H06189818 A JPH06189818 A JP H06189818A JP 30861091 A JP30861091 A JP 30861091A JP 30861091 A JP30861091 A JP 30861091A JP H06189818 A JPH06189818 A JP H06189818A
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JP
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hair
iron
curly
perm
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JP30861091A
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English (en)
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Tetsuji Nakamura
哲二 中村
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Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2/00Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
    • A45D2/001Hair straightening appliances

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  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 毛髪押圧部2、3の向かい合う面を、互いに
噛み合う丸みを有した凹凸面2a、3aとすると共に、
毛髪押圧部2、3の少なくとも一方にヒータを内蔵させ
たものとしている。 【効果】 ちぢれ毛(縮毛)は、ちりちり曲がってい
て、髪に艶がなく、ガサガサした感じで、損傷毛に見
え、櫛のとおりが悪いが、本発明のヘアーアイロンでパ
ーマをかけると、ちぢれ毛(縮毛)は、傷をつけずにス
トレートとなり、洗髪や毛染などでも、元のちぢれ毛
(縮毛)に戻ることはなく、長期に亘って、ストレート
なサラサラした艶のある髪を維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業用の利用分野】この発明は、理容店及び美容院等
で、ちじれ毛(縮毛)に、ストレートパーマをかけるヘ
アーアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーアイロンは、立つ毛を曲げ
るアイーパー,カールさせるアイロンパーマ(パンチパ
ーマ)はあるが、ちじれ毛(縮毛)を確実にストレート
にする技術及び器具等はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、永年理容業
に従事し、ちじれ毛(縮毛)で悩んでいる多くの人々に
接してきたが、ちじれ毛(縮毛)を、ストレートにする
確実な技術や器具がない為、長年の試行錯誤の結果、ヘ
アーアイロンに凹凸を付けると挟んだとき凹凸の先端に
大きな圧力がかかることに気付き、本発明に至った。こ
れにより問題解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)ヘアーアイロンに凹凸をつける(図2の2と3) (ロ)図2の2と3が噛み合うこと (ハ)ちじれ毛(縮毛)を図1の2と3で挟み、それを
開くと図3の4のようなパーマがかかる 上記の(ハ)の作業でヘアーアイロンを少しづつずらし
ながら挟んでは開き、挟んでは開きを4〜5回繰り返す
ことにより(同じ箇所に4〜5回パーマがかかることに
なる)ちじれの波が、図3の5〜6のように小さくな
る。最後に根元を軽く挟み(強めに挟むとヘアーアイロ
ンに凹凸があるのでヘアーアイロンが滑らない)毛先の
方へ引っ張るようにす〜としごいていくと図3の7のよ
うになる。
【0005】
【作 用】ちじれ毛(縮毛)は、ちりちり曲がっていて
髪に艶がなく、ガサガサした感じで損傷毛に見え、櫛の
通りも悪い。本発明の凹凸のあるヘアーアイロンで、ち
じれ毛(縮毛)を挟むと、凹凸の先端に、大きな圧力が
かかり、この圧力が、ちじれを矯正する。従ってこの圧
力が、髪の全体に行き渡るように4〜5回繰り返すと
(同じ箇所に4〜5回上下左右にパーマがかかるので曲
がれないという作用も兼ねる)ストレートになる。髪を
圧縮してかけたストレートパーマであるので、サラサラ
して艶が出る。また、髪を圧縮することにより、枝毛の
予防にもなる。
【0006】
【実施例】ちじれ毛(縮毛)にストレートパーマをかけ
る場合 (イ)パーマ薬液(第1剤)は従来通りの処置をしたも
のとする。 (ロ)ちじれ毛(縮毛)を矯正してストレート髪にす
る。 (ハ)パーマ薬液(第2剤)処置も従来通り行うものと
する。 上記の(ロ)が本発明のポイントで、ひどいちじれ毛
(縮毛)の場合はちりちり曲がっているのでそのままで
はヘアーアイロンをかけにくい。そこでちじれを矯正す
る為、毛髪の根元を本発明のヘアーアイロンで軽く挟み
(強めに挟むとヘアーアイロンに凹凸があるのでヘアー
アイロンが滑らない)毛先の方へゆっくり引っ張るよう
に、す〜としごいて行くとヘアーアイロンの熱でちりち
り曲がった毛が伸びる(この段階では、まだパーマはか
かっていない)。これを、図1の2と3で、毛髪の根元
から強めに挟んで、手前(毛先)へ引くと、ヘアーアイ
ロンに凹凸があるので毛髪に大きな圧力がかかり、、ヘ
アーアイロンが滑らずに図3の4のようなパーマがかか
った状態になる。このように挟んでは開き、挟んでは開
きの作業を4〜5回繰り返すと(少しづつ毛先の方へず
らしながら)図3の6の状態になる。仕上げは、根元よ
り毛髪を図1の2と3で軽く挟み、毛先の方へ引っ張る
ように、す〜としごいていく。これにより図3の7のよ
うなストレートな髪になる(ヘアーアイロン操作はここ
までで終)。次ぎに(ハ)の作業でパーマ薬液(第2
剤)を塗布し5分後にぬるま湯にて洗い流し、ドライヤ
ーで乾かすと、圧力をかけたストレートパーマである
が、毛髪には傷がつかず(肉眼では全く分からない)サ
ラサラした艶のある毛髪に変化する。本発明のヘアーア
イロンの凹凸部分の形状はどのような形でもよく、いろ
いろなヘアーアイロンにも応用できる。またヒーター部
分は片面でも両面でも良い。
【0007】
【発明の効果】どんながんこなちじれ毛(縮毛)もスト
レートパーマとなり、従来のストレートパーマでは、洗
髪等により、元のちじれ毛(縮毛)に戻るが、本発明の
ヘアーアイロンで施術すれば、洗髪や毛染め等でも、元
のちじれ毛(縮毛)に戻ることはなく、長期に亘ってス
トレートな、サラサラした艶のある髪を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体図
【図2】本発明のヘアーアイロン部分の断面図
【図3】本発明の施術による毛髪の段階的な変化図
【符号の説明】
1は毛髪(ちじれ毛) 2はヘアーアイロン部分及び断面図 3はヘアーアイロン部分及び断面図 4はヘアーアイロンで、1回目のバーマをかけた毛髪の
状態 5はヘアーアイロンで、少しずらして挟んだ2回目のパ
ーマをかけた毛髪の状態 6はヘアーアイロンで、少しづつずらしながら4〜5回
パーマをかけた毛髪の状態 7はちじれ毛(縮毛)がストレートに仕上がった毛髪の
状態
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ストレートパーマ用ヘアーアイ
ロン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、理容店及び美容院等
で、ちぢれ毛(縮毛)に、ストレートパーマをかけるヘ
アーアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーアイロンは、立つ毛を曲げ
るアイーパー、カールさせるアイロンパーマはあるが、
ちぢれ毛(縮毛)を確実にストレートにする技術及び器
具等はない。コールドパーマでは、例えば直径1cmの
ロッドで毛髪を巻いて、パーマをかけても、仕上がりは
直径1cmのカールは出来ない。仕上がりは、そのロッ
ドの約2〜4倍位のカールになる。ウエーブを作るヘア
ーアイロンパーマもコールドパーマと同様で、仕上がり
はロッドの大きさの約2〜4倍位のカールになる。
【0003】パネルに張り付けるストレートパーマは、
直毛の場合は問題ないが、ちぢれ毛(縮毛)には、伸ば
してパネルに張り付けパーマをかけるが、仕上がりは、
ストレートになりにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、永年理容
業に従事しているが、ちぢれ毛(縮毛)をストレートに
する確実な技術や器具がない為、長年の試行錯誤の結
果、ヘアーアイロンに波状の凹凸を付けて毛髪を挟む
と、毛髪に大きな圧力がかかる事に気付き、本発明に至
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘアーアイロン
は、毛髪押圧部2、3の向かい合う面を、互いに噛み合
う丸みを有した凹凸面2a、3aとすると共に、毛髪押
圧部2、3の少なくとも一方にヒータを内蔵させたもの
としている。
【0006】
【作用】ちぢれ毛(縮毛)は、ちりちり曲がっていて髪
に艶がなく、ガサガサした感じで損傷毛に見え、櫛の通
りも悪い。本発明のヘアーアイロンで、ちぢれ毛(縮
毛)を挟むと、毛髪に大きな圧力がかかり、この圧力が
ちぢれを矯正する。従ってこの圧力が、髪の全体に行き
渡るようにパーマをかけると、同じ箇所に4〜5回上下
左右にパーマがかかるので毛髪はどちらへも、曲がれな
くなりストレートにならざるをえない。毛髪を圧縮して
かけたパーマであるので、サラサラして艶が出る。また
毛髪を圧縮するため、何回パーマをかけても、毛髪は枝
毛にならない。
【0007】
【実施例】本発明は、パネルに張り付けるストレートパ
ーマの逆で、曲げて伸ばすヘアーアイロンであり、毛髪
押圧部2、3の向かい合う面を、互いに噛み合う凹凸面
2a、3aとすると共に、毛髪押圧部2、3にヒータを
内蔵させたものとしている。
【0008】本発明のヘアーアイロンの毛髪押圧部2、
3の凹凸面2a、3aは波状以外の形でもよいが、凹凸
面2a、3aは丸みを有した形状としている。又、毛髪
押圧部2、3は、少なくとも一方にヒータを内蔵させた
ものとすればよいが、双方にヒーターを内蔵させたもの
としたほうが良い。本発明のヘアーアイロンは、長髪に
パーマをかける場合は、凹凸面2a、3aの幅が広い方
が毛髪を挟む回数を少なくしてパーマをかけることがで
きる。逆に、短髪の場合は、幅が狭い方が使用し易い。
したがって、この凹凸面2a、3aの幅は、特に限定さ
れるものではないが、0.8〜8cmが好ましい。
【0009】また、波状の凹凸面2a、3aとした場
合、この凹凸面2a、3aの形状は、波の幅が長さの1
/5〜1/30のものが好ましく、凹凸は少なくとも一
波長の波形が必要である。波状の凹凸の谷が深過ぎ(あ
るいは山が高過ぎ)ると、矯正力が強く仕上がりに波状
の形が残り、逆に波状の凹凸の谷が浅過ぎ(あるいは山
が低過ぎ)ると、矯正力が弱い。髪質に相応しい形状の
凹凸面を有するヘアーアイロンを使用することが必要で
あるが、硬くて太いちぢれ毛には、波の幅が長さの1/
7程度、逆に柔らかくて細いちぢれ毛には、波の幅が長
さの1/13以下が好ましい。毛髪押圧部2、3の向か
い合う面が平面である場合には、毛髪を挟んで押圧して
も充分な圧力がかからないが、本発明の場合、波状の凹
凸面2a、3aとしているので、ほんのわずかの波状で
も充分に圧力がかかる。
【0010】以上のように構成されたヘアーアイロンの
毛髪押圧部2、3の凹凸面2a、3aで縮毛を鋏み、挟
んでは開き、挟んでは開きしてパーマをかけると、ちぢ
れ毛(縮毛)が波状の凹凸で圧縮される。ヘアーアイロ
ンを少しずつずらしながら、4〜5回のパーマを同じ箇
所にかけると、ちぢれ毛(縮毛)は、矯正されて小さな
波になり、最後に毛髪をしごくと図3(H)のようにス
トレートになる。本発明のヘアーアイロンを毛髪の根元
から毛先の方へ、挟んでは開き、挟んでは開きと、少し
ずつずらす為、1回目のパーマの上に、2回、3回、4
回、5回とパーマが上下左右にかかることになるので、
毛髪はどちらへも曲がれなくなり、小さな波にならざる
をえない。縮毛をストレートにする技術は、毛髪を伸ば
してするという方法しか無かったが、逆に曲げて伸ばす
という技術は、考えられなかった。これにより、ちぢれ
毛(縮毛)をストレートな髪にするという問題は解決す
る。
【0011】次に、本発明のヘアーアイロンを使用し、
ちぢれ毛(縮毛)にストレートパーマをかける場合の具
体例に付いて説明する。 (イ)パーマ薬液(第一剤)は、従来通りのアイロンパ
ーマ処置をする。アイロンパーマ薬液第一剤を塗布し、
キャップをかぶせる。加温促進機使用の場合は約10
分、自然放置の場合は約20分で薬液は浸透する。ぬる
ま湯で薬液を洗い流した後、タオルで水分をふき、ヘア
ードライヤーで半乾きにする。ヘアーアイロンの熱で毛
髪が傷まないように、保護剤(オイル状又はクリーム
状)を付ける。 (ロ)ちぢれ毛(縮毛)を矯正して、ストレートヘアー
にする。
【0012】ひどいちぢれ毛(縮毛)の場合は、ちりち
り曲がっているのでヘアーアイロンをかけにくい。そこ
でちぢれ毛(縮毛)を矯正するため、縦巾約0.8〜1
cm、横巾約5cmの毛髪の根元をヘアーアイロンの毛
髪押圧部2、3の凹凸面2a、3aで図1のように鋏み
(櫛はヘアーアイロンの手前に置く)毛先の方へ、ゆっ
くりひっぱるようにすっとしごいていくと同時に、櫛も
一緒に移動していくことにより、ちぢれ毛(縮毛)が櫛
でとかれると同時に、ヘアーアイロンの熱でちりちり曲
がった毛が、図3(B)のようにストレートに伸びる。
特に、ひどいちぢれ毛(縮毛)の場合は、2回しごくこ
ともある。
【0013】ちぢれ毛(縮毛)を伸ばした状態(まだ矯
正されていない)で、これを毛髪押圧部2、3の凹凸面
2a、3aで毛髪の根元から挟んで手前(アイロンが滑
らない程度に)へ引くとヘアーアイロンに凹凸があるの
で毛髪におおきな圧力がかかり、図3(C)のようなパ
ーマがかかった状態になる。このように挟んでは開き、
挟んでは開きの作業をヘアーアイロンを少しずつ毛先の
方へずらしながら行うと図3(D)〜(G)の状態にな
る。
【0014】例えばヘアーアイロンの毛髪押圧部2、3
の凹凸面2a、3aが縦巾3cmのアイロンで毛髪の根
元から毛先まで、1cmずつずらした作業をすると1/3
ずつずらして行うことであるから同じ箇所に3回のパー
マがかかる。同様に1/5 ずつの場合は5回のパーマがか
かることになる。仕上げは、根元より毛髪を毛髪押圧部
2、3の凹凸面2a、3aで鋏み、毛先の方へ引っ張る
ように、ゆっくりすっとしごいていく。これにより、図
3(H)のストレートな髪になる。(ヘアーアイロン操
作はここまでで終了) (ハ)パーマ薬剤(第二剤)処置も従来通り行うものと
する。
【0015】第二剤を塗布し、加温促進機使用の場合は
5分後、自然放置の場合は10分後にぬるま湯にて洗い
流し、ドライヤーで乾かすと、毛髪には傷がつかず(肉
眼では全く分からない)サラサラした艶のある毛髪に変
化する。
【0016】
【発明の効果】ちぢれ毛(縮毛)は、ちりちり曲がって
いて、髪に艶がなく、ガサガサした感じで、損傷毛に見
え、櫛のとおりが悪いが、本発明のヘアーアイロンでパ
ーマをかけると、ちぢれ毛(縮毛)は、傷をつけずにス
トレートとなり、洗髪や毛染などでも、元のちぢれ毛
(縮毛)に戻ることはなく、長期に亘って、ストレート
なサラサラした艶のある髪を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘアーアイロンの全体図である。
【図2】本発明のヘアーアイロンの毛髪押圧部の断面図
である。
【図3(A)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかける前の1本の毛髪の説明図である。
【図3(B)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(C)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(D)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(E)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(F)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(G)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(H)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 ちぢれ毛 2 毛髪押圧部 2a 凹凸面 3 毛髪押圧部 3a 凹凸面
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3(A)】
【図3(B)】
【図3(C)】
【図3(D)】
【図3(E)】
【図3(F)】
【図3(G)】
【図3(H)】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ストレートパーマ用ヘアーアイ
ロン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、理容店及び美容院等
で、ちぢれ毛(縮毛)に、ストレートパーマをかけるヘ
アーアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーアイロンは、立つ毛を曲げ
るアイーパー、カールさせるアイロンパーマはあるが、
ちぢれ毛(縮毛)を確実にストレートにする技術及び器
具等はない。コールドパーマでは、例えば直径1cmの
ロッドで毛髪を巻いて、パーマをかけても、仕上がりは
直径1cmのカールは出来ない。仕上がりは、そのロッ
ドの約2〜4倍位のカールになる。ウエーブを作るヘア
ーアイロンパーマもコールドパーマと同様で、仕上がり
はロッドの大きさの約2〜4倍位のカールになる。
【0003】パネルに張り付けるストレートパーマは、
直毛の場合は問題ないが、ちぢれ毛(縮毛)には、伸ば
してパネルに張り付けパーマをかけるが、仕上がりは、
ストレートになりにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、永年理容
業に従事しているが、ちぢれ毛(縮毛)をストレートに
する確実な技術や器具がない為、長年の試行錯誤の結
果、ヘアーアイロンに波状の凹凸を付けて毛髪を挟む
と、毛髪に大きな圧力がかかる事に気付き、本発明に至
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘアーアイロン
は、毛髪押圧部2、3の向かい合う面を、互いに噛み合
う丸みを有した凹凸面2a、3aとすると共に、毛髪押
圧部2、3の少なくとも一方にヒータを内蔵させたもの
としている。
【0006】
【作用】ちぢれ毛(縮毛)は、ちりちり曲がっていて髪
に艶がなく、ガサガサした感じで損傷毛に見え、櫛の通
りも悪い。本発明のヘアーアイロンで、ちぢれ毛(縮
毛)を挟むと、毛髪に大きな圧力がかかり、この圧力が
ちぢれを矯正する。従ってこの圧力が、髪の全体に行き
渡るようにパーマをかけると、同じ箇所に4〜5回上下
左右にパーマがかかるので毛髪はどちらへも、曲がれな
くなりストレートにならざるをえない。毛髪を圧縮して
かけたパーマであるので、サラサラして艶が出る。また
毛髪を圧縮するため、何回パーマをかけても、毛髪は枝
毛にならない。
【0007】
【実施例】本発明は、パネルに張り付けるストレートパ
ーマの逆で、曲げて伸ばすヘアーアイロンであり、毛髪
押圧部2、3の向かい合う面を、互いに噛み合う凹凸面
2a、3aとすると共に、毛髪押圧部2、3にヒータを
内蔵させたものとしている。
【0008】本発明のヘアーアイロンの毛髪押圧部2、
3の凹凸面2a、3aは波状以外の形でもよいが、凹凸
面2a、3aは丸みを有した形状としている。又、毛髪
押圧部2、3は、少なくとも一方にヒータを内蔵させた
ものとすればよいが、双方にヒーターを内蔵させたもの
としたほうが良い。本発明のヘアーアイロンは、長髪に
パーマをかける場合は、凹凸面2a、3aの幅が広い方
が毛髪を挟む回数を少なくしてパーマをかけることがで
きる。逆に、短髪の場合は、幅が狭い方が使用し易い。
したがって、この凹凸面2a、3aの幅は、特に限定さ
れるものではないが、0.8〜8cmが好ましい。
【0009】また、波状の凹凸面2a、3aとした場
合、この凹凸面2a、3aの形状は、波の幅が長さの1
/5〜1/30のものが好ましく、凹凸は少なくとも一
波長の波形が必要である。波状の凹凸の谷が深過ぎ(あ
るいは山が高過ぎ)ると、矯正力が強く仕上がりに波状
の形が残り、逆に波状の凹凸の谷が浅過ぎ(あるいは山
が低過ぎ)ると、矯正力が弱い。髪質に相応しい形状の
凹凸面を有するヘアーアイロンを使用することが必要で
あるが、硬くて太いちぢれ毛には、波の幅が長さの1/
7程度、逆に柔らかくて細いちぢれ毛には、波の幅が長
さの1/13以下が好ましい。毛髪押圧部2、3の向か
い合う面が平面である場合には、毛髪を挟んで押圧して
も充分な圧力がかからないが、本発明の場合、波状の凹
凸面2a、3aとしているので、ほんのわずかの波状で
も充分に圧力がかかる。
【0010】以上のように構成されたヘアーアイロンの
毛髪押圧部2、3の凹凸面2a、3aで縮毛を挟み、挟
んでは開き、挟んでは開きしてパーマをかけると、ちぢ
れ毛(縮毛)が波状の凹凸で圧縮される。ヘアーアイロ
ンを少しずつずらしながら、4〜5回のパーマを同じ箇
所にかけると、ちぢれ毛(縮毛)は、矯正されて小さな
波になり、最後に毛髪をしごくと図3(G)の状態にな
る。本発明のヘアーアイロンを毛髪の根元から毛先の方
へ、挟んでは開き、挟んでは開きと、少しずつずらす
為、1回目のパーマの上に、2回、3回、4回、5回と
パーマが上下左右にかかることになるので、毛髪はどち
らへも曲がれなくなり、小さな波にならざるをえない。
縮毛をストレートにする技術は、毛髪を伸ばしてすると
いう方法しか無かったが、逆に曲げて伸ばすという技術
は、考えられなかった。これにより、ちぢれ毛(縮毛)
をストレートな髪にするという問題は解決する。
【0011】次に、本発明のヘアーアイロンを使用し、
ちぢれ毛(縮毛)にストレートパーマをかける場合の具
体例に付いて説明する。 (イ)パーマ薬液(第一剤)は、従来通りのアイロンパ
ーマ処置をする。アイロンパーマ薬液第一剤を塗布し、
キャップをかぶせる。加温促進機使用の場合は約10
分、自然放置の場合は約20分で薬液は浸透する。ぬる
ま湯で薬液を洗い流した後、タオルで水分をふき、ヘア
ードライヤーで半乾きにする。ヘアーアイロンの熱で毛
髪が傷まないように、保護剤(オイル状又はクリーム
状)を付ける。 (ロ)ちぢれ毛(縮毛)を矯正して、ストレートヘアー
にする。
【0012】ひどいちぢれ毛(縮毛)の場合は、ちりち
り曲がっているのでヘアーアイロンをかけにくい。そこ
でちぢれ毛(縮毛)を矯正するため、縦巾約0.8〜1
cm、横巾約5cmの毛髪の根元をヘアーアイロンの毛
髪押圧部2、3の凹凸面2a、3aで図1のように挟み
(櫛はヘアーアイロンの手前に置く)毛先の方へ、ゆっ
くりひっぱるようにすっとしごいていくと同時に、櫛も
一緒に移動していくことにより、ちぢれ毛(縮毛)が櫛
でとかれると同時に、ヘアーアイロンの熱でちりちり曲
がった毛が、図3(B)のようにストレートに伸びる。
特に、ひどいちぢれ毛(縮毛)の場合は、2回しごくこ
ともある。
【0013】ちぢれ毛(縮毛)を伸ばした状態(まだ矯
正されていない)で、これを毛髪押圧部2、3の凹凸面
2a、3aで毛髪の根元から挟んで手前(アイロンが滑
らない程度に)へ引くとヘアーアイロンに凹凸があるの
で毛髪におおきな圧力がかかり、図3(C)のようなパ
ーマがかかった状態になる。このように挟んでは開き、
挟んでは開きの作業をヘアーアイロンを少しずつ毛先の
方へずらしながら行うと図3(D)〜(F)の状態にな
る。
【0014】例えばヘアーアイロンの毛髪押圧部2、3
の凹凸面2a、3aが縦巾3cmのアイロンで毛髪の根
元から毛先まで、1cmずつずらした作業をすると1/3
ずつずらして行うことであるから同じ箇所に3回のパー
マがかかる。同様に1/5 ずつの場合は5回のパーマがか
かることになる。仕上げは、根元より毛髪を毛髪押圧部
2、3の凹凸面2a、3aで挟み、毛先の方へ引っ張る
ように、ゆっくりすっとしごいていく。これにより、図
3(G)の状態になる。(ヘアーアイロン操作はここま
でで終了) (ハ)パーマ薬剤(第二剤)処置も従来通り行うものと
する。
【0015】第二剤を塗布し、加温促進機使用の場合は
5分後、自然放置の場合は10分後にぬるま湯にて洗い
流し、ドライヤーで乾かすと、毛髪には傷がつかず(肉
眼では全く分からない)サラサラした艶のある毛髪に変
化し、図3(H)のストレートな髪になる。
【0016】
【発明の効果】ちぢれ毛(縮毛)は、ちりちり曲がって
いて、髪に艶がなく、ガサガサした感じで、損傷毛に見
え、櫛のとおりが悪いが、本発明のヘアーアイロンでパ
ーマをかけると、ちぢれ毛(縮毛)は、傷をつけずにス
トレートとなり、洗髪や毛染などでも、元のちぢれ毛
(縮毛)に戻ることはなく、長期に亘って、ストレート
なサラサラした艶のある髪を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘアーアイロンの全体図である。
【図2】本発明のヘアーアイロンの毛髪押圧部の断面図
である。
【図3(A)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかける前の1本の毛髪の説明図である。
【図3(B)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(C)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(D)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(E)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(F)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(G)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【図3(H)】本発明のヘアーアイロンを使用してパー
マをかけた1本の毛髪の段階的な変化を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 ちぢれ毛 2 毛髪押圧部 2a 凹凸面 3 毛髪押圧部 3a 凹凸面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ヘアーアイロンに凹凸をつける(図
    2の2と3) (ロ)図2の2と3が噛み合うこと (ハ)ちじれ毛(縮毛)を、図1の2と3で挟み、それ
    を開くと、図3の4のパーマがかかるヘアーアイロン
JP30861091A 1991-09-11 1991-09-11 ストレートパーマ用ヘアーアイロン Pending JPH06189818A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0974285A2 (en) 1998-07-23 2000-01-26 Create Co., Ltd. Hair iron for straight permanent
EP1169936A1 (en) 2000-06-26 2002-01-09 Phild Co., Ltd. Hair iron equipped with iron press cover

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0974285A2 (en) 1998-07-23 2000-01-26 Create Co., Ltd. Hair iron for straight permanent
EP1169936A1 (en) 2000-06-26 2002-01-09 Phild Co., Ltd. Hair iron equipped with iron press cover

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