JP2529555B2 - 縮毛矯正アイロン - Google Patents

縮毛矯正アイロン

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JP2529555B2 JP61210495A JP21049586A JP2529555B2 JP 2529555 B2 JP2529555 B2 JP 2529555B2 JP 61210495 A JP61210495 A JP 61210495A JP 21049586 A JP21049586 A JP 21049586A JP 2529555 B2 JP2529555 B2 JP 2529555B2
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勝也 鈴木
明弘 原川
豊彦 岡田
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勝也 鈴木
明弘 原川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、髪の毛の縮手いわゆるくせ毛とか天然パー
マを矯正することを可能にする縮毛矯正アイロンに関す
る。
(従来の技術) 従来、髪の毛の縮毛を矯正するために、第4図(a)
及び(b)に示す方法が知られている。第4図(a)に
示す一対の平アイロン20a、20bを使用する場合は、確に
縮毛が矯正されて髪の毛Hがストレートになるが、矯正
効果が長続きしないという欠点があった。その訳は、真
実の矯正力を伴っていないからに他ならない。
すなわち、そもそも縮毛は本質的には髪の毛Hの外周
面の相対向する側面(以下、一方側Ha及び他方側Hbとい
う)における水分のアンバランスが原因であって、水分
の少ない方(乾燥している方)が縮むために起こるいわ
ゆる髪の毛Hのねじれに起因しているものである。
そのため、縮毛を真実に矯正するには、髪の毛Hに熱
を加えて水分のアンバランスを解消することが必要にな
るが、上記の平アイロン20a、20bにあってはこれが難し
い。そこで、第4図(b)に示すような3本の加熱ロッ
ド21a〜21cを用いる方法が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この3本のロッド用いる方法にあって
は、髪の毛Hの一方側Haがヒータロッド21aとヒータロ
ッド21cの2ケ所で加熱されるのに対し、他方側Hbはヒ
ータロッド21bの1ケ所だけの加熱に過ぎないため、最
終的は一方側Haの方が加熱量が多くなる。
その結果、髪の毛Hの一方側Haが他方側Hbより乾燥し
て、水分のアンバランスが十分に解消されず、髪の毛H
が一方側Haの方へ曲がってしまうという問題点があり、
また髪の毛Hがアイロンから離れる最後のヒータロッド
21cが丸形であるため、毛先の部分にどうしてもカール
が残ってしまうという問題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
髪の毛の曲がりを防止し得ると共に、矯正の最終工程で
カールが発生しない縮毛矯正アイロンを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の縮毛矯正アイロンは、支点を中心にして回動
可能な一対のアームを有し、一方のアームの先端部分に
第1のヒータロッドと第1のロッドカバーを設けると共
に、他方のアームの先端部分に第2のヒータロッドと第
2のロッドカバーを設け、アームを回動させてその先端
部分を対向させた際に、第1のヒータロッドが第2のロ
ットカバーによって覆われ、第2のヒータロッドが第1
のロッドカバーによって覆われると共に、第1及び第2
のヒータロッドの少なくとも一方のロッドカバーとの対
向面に平面部が形成されていることを特徴とする。
(作用) 本発明の縮毛矯正アイロンによれば、一対のアームの
先端部分に髪の毛を入れて閉じ、髪の毛の先端方向に移
動させると、第1のヒータロッドと第2のロッドカバー
及び第2のヒータロッドと第1のロッドカバーで髪の毛
が挟まれて矯正される。髪の毛は第1及び第2のヒータ
ロッドの熱によりその両側が加熱されて曲がりが防止さ
れると共に、例えば第2のヒータロッドの第1のロッド
カバーとの当接面に設けた平面部によって、最終工程で
のカールの発生が防止される。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の縮毛矯正アイロンを示し、第1
図(a)がその全体斜視図、第1図(b)がその要部の
拡大斜視図である。第1図において、1及び2は、内部
ニクロム線又はセラミックスヒータ等の熱源5(第2図
参照)を有するヒータロッド、3及び4はヒータロッド
2及びヒータロッド1の一部を覆うように、ヒータロッ
ド2、1の一部と類似の形状をしたロッドカバーであ
る。
一方のヒータロッド1は丸形に形成され、これと組み
合わされるロッドカバー4は半円形状に形成されてい
る。他方のヒータロッド2は、外周面の一部にフラット
なストレート部2a(平面部)を有する形状で、これと組
み合わされるロッドカバー3もその一部にストレート部
3a(平面部)を有するマユ毛形に形成されている。
また、ヒータロッド1とロッドカバー3とは略同一平
面上に位置して平行に配置されており、その基準側は一
体のアーム6となって、このアーム6にはゴム等からな
る握り6aが装着されている。同様にヒータロッド2とロ
ッドカバー4も、略同一平面上に位置して平行に配置さ
れて、その基準側は一体のアーム7となり、このアーム
7にも握り7aが装着されている。
このアーム6とアーム7は、支点8において回動自在
に連結軸支され、常時はスプリング9によって、その先
端部分が開いている。アーム6及びアーム7の後端部に
は、ヒータロッド1、2へ電流を流すための電源コード
10がそれぞれ導入されている。
なお、第2図に示すように、ロッドカバー3とロッド
カバー4は、その内側先端部3b、4bが相対向して向かい
合わされると共に、やや離間した状態で並設されてい
る。そして、このロッドカバー3、4の両内側先端部3
b、4bは、、第3図(a)に示すように、髪の毛Hに対
する移動方向イに対して同一レベル(同一面S上)にあ
るか、あるいは第3図(b)に示すように、各内側先端
部3b、4bが、アームの回動方向(第3図の矢印ロ方向)
に寸法t分だけ互い違い(入れ子という)の状態になっ
ている。
次に、この縮毛矯正アイロンの使用方法について説明
する。握り6a、7aを手で挟持すると、アーム6及びアー
ム7は、支点8で回動自在に軸支されているため、スプ
リング9に抗してハサミと同様に作用し、ヒータロッド
1とロッドカバー4及びヒータロッド2とロッドカバー
3が相互に接近する。その結果、ヒータロット1、2と
ロッドカバー4、3とがそれぞれ組み合わされて、髪の
毛Hがその間に挿入されて挟持され、第2図に示す状態
になる。
この状態で、アーム6、7を髪の毛Hの先端方向(図
の矢印イ方向)に移動させると、先ず髪の毛Hは、丸形
のヒータロッド1と半円形のロットカバー4間を通り、
この間にヒータロッド1によって髪の毛Hの一方側Haが
加熱される。次いでロッドカバー4の内側先端部4bとロ
ッドカバー3の内側先端部3bとが対向配置された空隙部
分を通過し、相互にやや入れ子に近い状態となっている
両内側先端部4b、3bによって、髪の毛Hが著しくしごか
れる。
さらに髪の毛Hは、ロッドカバー3とヒータロッド2
間を通り、この間の髪の毛Hの他方側Hbが加熱される。
次いでロッドカバー3とヒータロッド2とで形成され
た、最終工程であるストレート部2a、3a間を通ることに
よって髪の毛Hが矯正される。
なお、この実施例では、ストレート部2aを一方のヒー
タロッド2にのみ設けたが、両方のヒータロッド1、2
にそれぞれ形成し、これに対応してロッドカバー4、3
にストレート部を形成してもよいことは言うまでもな
い。
(発明の効果) このように、この発明の縮毛矯正アイロンによれば、
毛質を縮めることがないように一方側Haを加熱して変形
を促し、次工程で激しくしごいた後、他方側Hbを加熱し
つつ、ストレートを出すという極めて合理的な方法によ
って、縮毛の本質的原因である水分のアンバランスによ
るねじれを解決するため、このアイロンによって一度処
理した髪の毛Hは、長時間くせ毛になることがない、 また、構造と操作が単純であるため、熟練を要さず誰
でも容易に実施することができると共に、1回の操作で
縮毛の矯正を安全かつ確実に行うことができるため、髪
の毛Hへの負担が少なく髪の毛Hを痛めることがない等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)はこの発明の縮毛矯正アイロン
を示し、(a)が全体斜視図、(b)がその要部の拡大
斜視図、第2図はこの発明の縮毛矯正アイロンの原理を
説明するために要部を取り出して示す断面図、第3図
(a)及び(b)はこの発明のロッドカバーのみを取り
出して示す断面図、第4図(a)及び(b)は従来の縮
毛矯正アイロンの原理図を示す説明図である。 1、2……ヒータロッド、3、4……ロッドカバー、2
a、3a……ストレート部(平面部)、3b、4b……内側先
端部、6、7……アーム、8……支点、9……スプリン
グ、H……髪の毛、Ha……一方側、Hb……他方側。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A45D 1/00 505 A45D 1/00 505D 507 507B 507E 507F (56)参考文献 実開 昭51−132182(JP,U) 実開 昭63−163701(JP,U) 特公 平3−65961(JP,B2) 実公 昭46−18857(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支点を中心にして回動可能な一対のアーム
    を有し、一方のアームの先端部分に第1のヒータロッド
    と第1のロッドカバーを設けると共に、他方のアームの
    先端部分に第2のヒータロッドと第2のロッドカバーを
    設け、前記アームを回動させてその先端部分を対向させ
    た際に、前記第1のヒータロッドが前記第2のロッドカ
    バーによって覆われ、前記第2のヒータロッドが前記第
    1のロッドカバーによって覆われると共に、前記第1及
    び第2のヒータロッドの少なくとも一方のロッドカバー
    と当接面に平面部が形成されていることを特徴とする縮
    毛矯正アイロン。
JP61210495A 1986-09-06 1986-09-06 縮毛矯正アイロン Expired - Lifetime JP2529555B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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