JPS6344B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344B2 JPS6344B2 JP57055585A JP5558582A JPS6344B2 JP S6344 B2 JPS6344 B2 JP S6344B2 JP 57055585 A JP57055585 A JP 57055585A JP 5558582 A JP5558582 A JP 5558582A JP S6344 B2 JPS6344 B2 JP S6344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- rod
- glove
- iron
- globe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 36
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 5
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- 235000000396 iron Nutrition 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は毛元部から毛先部にかけて順次アイロ
ン掛けを行ない頭髪にカールやウエーブを形成す
る電動式の元巻用ヘヤーアイロンに関するもので
ある。
ン掛けを行ない頭髪にカールやウエーブを形成す
る電動式の元巻用ヘヤーアイロンに関するもので
ある。
頭髪にカールやウエーブを形成するためには、
従来はコールドパーマ液で処理して髪に曲りやす
い性質を付与した後、髪にいくらかの水分と油分
及び粘着性液体を塗布し、多数の円筒形のアミカ
ラーを用いて髪をそのアミカラーに巻き付け、熱
風の出るドライヤーで乾燥させ、次いでアミカラ
ーを取りはずし、得られたカールを櫛でといて必
要なデザインに応じたウエーブ毛に戻すパーマネ
ント技術が行なわれていた。この方法は、現在美
容界で最も普及している方法であるが、アミカラ
ーによる巻作業に多大の時間と労力を要するこ
と、そして得られたカールやウエーブの持続性に
乏しいことなど、更に改善すべき多くの問題点が
残されていた。
従来はコールドパーマ液で処理して髪に曲りやす
い性質を付与した後、髪にいくらかの水分と油分
及び粘着性液体を塗布し、多数の円筒形のアミカ
ラーを用いて髪をそのアミカラーに巻き付け、熱
風の出るドライヤーで乾燥させ、次いでアミカラ
ーを取りはずし、得られたカールを櫛でといて必
要なデザインに応じたウエーブ毛に戻すパーマネ
ント技術が行なわれていた。この方法は、現在美
容界で最も普及している方法であるが、アミカラ
ーによる巻作業に多大の時間と労力を要するこ
と、そして得られたカールやウエーブの持続性に
乏しいことなど、更に改善すべき多くの問題点が
残されていた。
一方、コールドパーマ法に代るヘヤーアイロン
によるカールの形成は、短時間で約3倍も長持ち
をする良好な手段であるが、現在のヘヤーアイロ
ンで十分な性能が得られる訳ではなく、特に元巻
アイロン技法は、毛髪の元部から巻いてヒートセ
ツトをする方法であるから、毛根に余分な引張力
をかけずに行なうには高度な技術テクニツクを要
し、その習得は至つて困難であり、そのため特殊
なテクニツクを要しないアイロンの開発がまたれ
ていたのである。
によるカールの形成は、短時間で約3倍も長持ち
をする良好な手段であるが、現在のヘヤーアイロ
ンで十分な性能が得られる訳ではなく、特に元巻
アイロン技法は、毛髪の元部から巻いてヒートセ
ツトをする方法であるから、毛根に余分な引張力
をかけずに行なうには高度な技術テクニツクを要
し、その習得は至つて困難であり、そのため特殊
なテクニツクを要しないアイロンの開発がまたれ
ていたのである。
従来の元巻アイロン技法は、毛髪の元部をロツ
ドとグローブで挾み、毛髪に熱を加えながらロツ
ドとグローブの内と外に対して毛髪を滑らせなが
ら毛先へ順次巻込むのであるが、毛髪の種類、例
えば毛髪の滑りの良し悪しや毛髪の長さの差によ
り、ロツドとグローブの間隙を微妙に調整しなけ
ればならず、そこに高度な技術と熟練を要する欠
点があつた。
ドとグローブで挾み、毛髪に熱を加えながらロツ
ドとグローブの内と外に対して毛髪を滑らせなが
ら毛先へ順次巻込むのであるが、毛髪の種類、例
えば毛髪の滑りの良し悪しや毛髪の長さの差によ
り、ロツドとグローブの間隙を微妙に調整しなけ
ればならず、そこに高度な技術と熟練を要する欠
点があつた。
そこで、本件出願人は先にロツドがロツドハン
ドルと一体に回転するようにグローブ支点をメタ
ル支持とし、かつ、ロツドの回転方向をアイロン
本体の掌内での回転方向と逆であると共にロツド
回転数をアイロン本体回転数より大とした従来に
ない構造の元巻用ヘヤーアイロンを開発して、特
開昭58−136306号において提案したのである。本
発明はこれに更に改良を加えて電動式としたもの
であり、作業者の労力軽減とか、未熟練者にも熟
練者並のカールやウエーブの形成を可能とするも
のである。
ドルと一体に回転するようにグローブ支点をメタ
ル支持とし、かつ、ロツドの回転方向をアイロン
本体の掌内での回転方向と逆であると共にロツド
回転数をアイロン本体回転数より大とした従来に
ない構造の元巻用ヘヤーアイロンを開発して、特
開昭58−136306号において提案したのである。本
発明はこれに更に改良を加えて電動式としたもの
であり、作業者の労力軽減とか、未熟練者にも熟
練者並のカールやウエーブの形成を可能とするも
のである。
以下図面によつて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る電動式元巻ヘヤーアイロ
ンの部分縦断面図である。このヘヤーアイロン
は、筒状ケース1内を長手方向にロツド回転軸2
を貫通させ、このロツド回転軸2は筒状ケース1
内に設けられたモーター3によつて回転するよう
に歯車4,5が咬合している。モーター3はケー
ス1に外挿しているリング状摺動スイツチ6で
ON−OFF及び回転数調節がなされる。ロツド回
転軸の後方は電源コード7に対して回転摺動接触
可能なコネクター8が取付けられておりロツド回
転軸内を電気が通つて、ロツド回転軸前方に装着
したロツド9内のヒーターを発熱させる。
ンの部分縦断面図である。このヘヤーアイロン
は、筒状ケース1内を長手方向にロツド回転軸2
を貫通させ、このロツド回転軸2は筒状ケース1
内に設けられたモーター3によつて回転するよう
に歯車4,5が咬合している。モーター3はケー
ス1に外挿しているリング状摺動スイツチ6で
ON−OFF及び回転数調節がなされる。ロツド回
転軸の後方は電源コード7に対して回転摺動接触
可能なコネクター8が取付けられておりロツド回
転軸内を電気が通つて、ロツド回転軸前方に装着
したロツド9内のヒーターを発熱させる。
筒状ケース1の前部にはヘツドケーシング10
が設けられ、このケーシング10内周が内歯歯車
11となつている。この内歯歯車11は筒状ケー
ス1の前方へ軸支されている中間歯車12を介し
て、ロツド回転軸2に装着されている歯車13と
咬合しているのである。従つてロツド回転軸2及
びロツド9が回転するとその反対方向にヘツドケ
ーシング10が回転するのである。この回転比は
歯車13と内歯歯車11のギヤー比による。ヘツ
ドケーシング10にはグローブ14の基部が支点
15で軸支されている。従つてヘツドケーシング
10の回転によつてグローブ14を回転する。グ
ローブ14の構造例を第2図に示したが、グロー
ブが断面円弧状だけの場合と比べて毛元のカール
を完全なものにするため、ロール式回転棒16と
連結棒17とによつて半円状に形成している。
が設けられ、このケーシング10内周が内歯歯車
11となつている。この内歯歯車11は筒状ケー
ス1の前方へ軸支されている中間歯車12を介し
て、ロツド回転軸2に装着されている歯車13と
咬合しているのである。従つてロツド回転軸2及
びロツド9が回転するとその反対方向にヘツドケ
ーシング10が回転するのである。この回転比は
歯車13と内歯歯車11のギヤー比による。ヘツ
ドケーシング10にはグローブ14の基部が支点
15で軸支されている。従つてヘツドケーシング
10の回転によつてグローブ14を回転する。グ
ローブ14の構造例を第2図に示したが、グロー
ブが断面円弧状だけの場合と比べて毛元のカール
を完全なものにするため、ロール式回転棒16と
連結棒17とによつて半円状に形成している。
第3図は従来のヘヤーアイロンにより元巻技法
で毛を巻きつけた状態を示す図で、頭皮面18に
櫛19を当て、櫛19に添つて毛元部20をロツ
ド9とグローブ14で無理なテンシヨンを加えな
いように矢印方向へアイロン全体を回転させて巻
付けるのであるが、ロツド9が固定であるため、
毛先をロツド9とグローブ14の間で摺動させな
がらヒートセツトをしなければならない。そのた
め、毛を1回半位巻くとロツドとグローブの間で
毛が締付けられて毛元部20へ異常な力がかかり
アイロン自体が回らなくなる。その結果、毛の巻
取り寸法が限定され、毛先21までカールさせる
ことのできないものであり、図示の状態が限度で
ある。しかも、ヒートセツトされた毛(図の太線
部分)とされない毛(図の細線部分)とが交互に
逆の流れとなり、毛のキユーテイクル(うろこ)
を逆なですることになり、ますますすべらなくな
るし、半分はヒートセツトされないので、グロー
ブ外面にヒートセツトされないものが残り、全体
として良好なセツトができなかつたのである。
で毛を巻きつけた状態を示す図で、頭皮面18に
櫛19を当て、櫛19に添つて毛元部20をロツ
ド9とグローブ14で無理なテンシヨンを加えな
いように矢印方向へアイロン全体を回転させて巻
付けるのであるが、ロツド9が固定であるため、
毛先をロツド9とグローブ14の間で摺動させな
がらヒートセツトをしなければならない。そのた
め、毛を1回半位巻くとロツドとグローブの間で
毛が締付けられて毛元部20へ異常な力がかかり
アイロン自体が回らなくなる。その結果、毛の巻
取り寸法が限定され、毛先21までカールさせる
ことのできないものであり、図示の状態が限度で
ある。しかも、ヒートセツトされた毛(図の太線
部分)とされない毛(図の細線部分)とが交互に
逆の流れとなり、毛のキユーテイクル(うろこ)
を逆なですることになり、ますますすべらなくな
るし、半分はヒートセツトされないので、グロー
ブ外面にヒートセツトされないものが残り、全体
として良好なセツトができなかつたのである。
本発明のヘヤーアイロンを用いた場合の元巻技
法による毛の巻き具合は第4図に示すところで、
図でグローブ14は右回りに回転させるのである
が、同時に前記第1〜2図にみられるように、ロ
ツド9が逆回転するので、図の矢印のようにロツ
ド9が左回転をし、毛元部20の毛をロツド9と
グローブ14で挾んでも、毛先21方向の毛をロ
ツドの回転で強制的にたぐり寄せて順次ヒートセ
ツトされた毛がグローブを締付けることなく外側
へ浮いた状態で緩く巻かれるので、巻き抵抗が全
くなく、毛先まで長い毛のすべてが無理なく、し
かも確実にヒートセツトされるのである。
法による毛の巻き具合は第4図に示すところで、
図でグローブ14は右回りに回転させるのである
が、同時に前記第1〜2図にみられるように、ロ
ツド9が逆回転するので、図の矢印のようにロツ
ド9が左回転をし、毛元部20の毛をロツド9と
グローブ14で挾んでも、毛先21方向の毛をロ
ツドの回転で強制的にたぐり寄せて順次ヒートセ
ツトされた毛がグローブを締付けることなく外側
へ浮いた状態で緩く巻かれるので、巻き抵抗が全
くなく、毛先まで長い毛のすべてが無理なく、し
かも確実にヒートセツトされるのである。
このためには、グローブ14の回転数よりもロ
ツド9の回転数の方が大でなければならないので
ある。通常グローブ1回転に対してロツドは約
1.8〜2回転する。このような条件にすると、第
4図に示すような好ましいカールが楽に形成でき
る。また、長い毛の毛元まで巻き込むときは、後
になるほどロツドの回転比を大にしなければなら
ないことになる。
ツド9の回転数の方が大でなければならないので
ある。通常グローブ1回転に対してロツドは約
1.8〜2回転する。このような条件にすると、第
4図に示すような好ましいカールが楽に形成でき
る。また、長い毛の毛元まで巻き込むときは、後
になるほどロツドの回転比を大にしなければなら
ないことになる。
本発明は以上詳述したような構造であるから、
グローブに対してロツドが電動で逆回転し、か
つ、その回転方向が逆で回転比を大としたので、
毛元部から毛根を引張ることなく毛先部の毛を順
次強制的に巻き込むので、元巻技法に最適なヘヤ
ーアイロンとなつている。よつて、毛を傷めるこ
となく、従来の2〜3倍も長持ちする良好なカー
ルやウエーブを短時間で熟練を要することなく、
しかも軽作業で実施できるなど、優れた効果が得
られたのである。
グローブに対してロツドが電動で逆回転し、か
つ、その回転方向が逆で回転比を大としたので、
毛元部から毛根を引張ることなく毛先部の毛を順
次強制的に巻き込むので、元巻技法に最適なヘヤ
ーアイロンとなつている。よつて、毛を傷めるこ
となく、従来の2〜3倍も長持ちする良好なカー
ルやウエーブを短時間で熟練を要することなく、
しかも軽作業で実施できるなど、優れた効果が得
られたのである。
第1図は電動式元巻ヘヤーアイロンの部分縦断
面図であり、第2図はグローブの他の例を示す斜
視図である。第3図は元巻技法によりヘヤーアイ
ロンに巻付いた毛の状態を示す従来説明図であ
り、第4図は本発明説明図である。 1……ケース、2……ロツド回転軸、3……モ
ーター、4,5,13……歯車、6……摺動スイ
ツチ、7……電源コード、8……コネクター、9
……ロツド、10……ヘツドケーシング、11…
…内歯歯車、12……中間歯車、14……グロー
ブ、15……支点、16……ロール式回転棒、1
7……連結棒、18……頭皮面、19……櫛、2
0……毛元部、21……毛先。
面図であり、第2図はグローブの他の例を示す斜
視図である。第3図は元巻技法によりヘヤーアイ
ロンに巻付いた毛の状態を示す従来説明図であ
り、第4図は本発明説明図である。 1……ケース、2……ロツド回転軸、3……モ
ーター、4,5,13……歯車、6……摺動スイ
ツチ、7……電源コード、8……コネクター、9
……ロツド、10……ヘツドケーシング、11…
…内歯歯車、12……中間歯車、14……グロー
ブ、15……支点、16……ロール式回転棒、1
7……連結棒、18……頭皮面、19……櫛、2
0……毛元部、21……毛先。
Claims (1)
- 1 筒状ケース1内を長手方向に貫通するモータ
ー駆動のロツド回転軸2に対して内部にヒーター
を備えたロツド9を装着し、筒状ケース前部に前
記ロツド回転軸と逆回転するヘツドケーシング1
0を設け、該ヘツドケーシングにグローブ14の
基部を軸支して鋏状に開閉可能とし、ロツドの回
転方向と反対方向にグローブを回転させかつロツ
ド回転数をグローブ回転数よりも大としたことを
特徴とする電動式元巻ヘヤーアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5558582A JPS58173507A (ja) | 1982-04-03 | 1982-04-03 | 電動式元巻ヘヤ−アイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5558582A JPS58173507A (ja) | 1982-04-03 | 1982-04-03 | 電動式元巻ヘヤ−アイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173507A JPS58173507A (ja) | 1983-10-12 |
JPS6344B2 true JPS6344B2 (ja) | 1988-01-05 |
Family
ID=13002816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5558582A Granted JPS58173507A (ja) | 1982-04-03 | 1982-04-03 | 電動式元巻ヘヤ−アイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173507A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62164406A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-21 | 有本 利道 | 自動ヘア−アイロン |
JPS62123701U (ja) * | 1986-01-27 | 1987-08-06 | ||
KR100499806B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2005-07-07 | 김보성 | 머리카락 모근부 파마기 |
JP6369798B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2018-08-08 | 株式会社プレム | 毛髪形状処理器および毛髪形状処理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5196653A (ja) * | 1975-01-20 | 1976-08-25 |
-
1982
- 1982-04-03 JP JP5558582A patent/JPS58173507A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5196653A (ja) * | 1975-01-20 | 1976-08-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58173507A (ja) | 1983-10-12 |
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