JP2002078156A - 電気接続箱の積層構造 - Google Patents

電気接続箱の積層構造

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JP2002078156A
JP2002078156A JP2000261635A JP2000261635A JP2002078156A JP 2002078156 A JP2002078156 A JP 2002078156A JP 2000261635 A JP2000261635 A JP 2000261635A JP 2000261635 A JP2000261635 A JP 2000261635A JP 2002078156 A JP2002078156 A JP 2002078156A
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wiring
upper cover
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junction box
electric
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JP2000261635A
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Masatoshi Egawa
雅利 江川
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱の厚み方向の寸法を小さくするこ
とで電気接続箱の小型化を可能とする。 【解決手段】 ヒューズ15が装着されるヒューズ装着
用のフード部27が上面26側に形成されたアッパーカ
バー22とアンダーカバー23との間に、布線板33上
に電線34が平面上に配索された複数枚の布線シート2
5と、所定の回路を形成するように打ち抜き形成された
複数枚のブスバー回路板28が絶縁板29を間に挟んで
重ねられた配線板24とが積層される電気接続箱20に
用いられ、前記ブスバー回路板28からヒューズ接続端
子部38が前記フード部27側に起立形成された電気接
続箱20の積層構造であって、アッパーがバー22側の
布線シート25の下部に配線板24を配置し、アッパー
カバー22側の布線シート25にフード部27側へ起立
したヒューズ接続端子部38が貫通する貫通部36を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望の回路に電線
が配索された布線シートと、所望の回路に形成されたブ
スバーを有する配線板とが積層された電気接続箱の積層
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は電気接続箱1を示す。この電気接
続箱1は、アッパーカバー2とアンダーカバー3との間
に、配線板4と布線シート5とが収納されている。アッ
パーカバー2には、上面6側にヒューズ装着用のフード
部7が形成されている。配線板4は、所定の回路に打ち
抜き形成された複数枚のブスバー回路体8と、これらの
ブスバー回路体8の間に配置された絶縁板9とで形成さ
れている。ブスバー回路体8には、本体10部分から起
立形成された複数の接続端子部11が設けられている。
これらの接続端子部11は、フード部7内に設けられた
ヒューズ装着部12内にそれぞれ挿入され、ヒューズ1
5の端子部16と接続される。この配線板4の下部側に
布線シート5が配置されている。この布線シート5は、
布線板13と、この布線板13上に所望の回路を形成す
るように布線された電線14とで形成されている。この
電線14の端末部分は、布線板13の側部側に配設さ
れ、圧接端子(不図示)が接続されるようになってい
る。
【0003】そして、図3に示すように、アンダーカバ
ー3上に2枚の布線シート5、5が配置され、上側の布
線シート5上に配線板4が配置されてアッパーカバー2
で覆われて電気接続箱1が形成されている。また、この
状態では、ヒューズ装着部12のフード部7内に接続端
子部11がそれぞれ挿入され、これらの接続端子部11
に、ヒューズ15の端子部16が圧入されることで接続
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の電気
接続箱1では、配線板4が布線シート5の上部に、すな
わちアッパーカバー2側に配置されているため、起立形
成された接続端子部11の起立高さ分L1だけ、アッパ
ーカバー2の上面6からフード部7が突出している。こ
の結果、アッパーカバー2の上面6からのフード部7の
突出高さL2が高くなり、その分電気接続箱1が大型に
なっていた。
【0005】そこで、本発明は、電気接続箱の厚み方向
の寸法を小さくすることで電気接続箱の小型化を可能と
する電気接続箱の積層楮の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、電気素子が装着される電気素子
装着用のフード部が上面側に形成されたアッパーカバー
とアンダーカバーとの間に、布線板上に電線が平面上に
配索された複数枚の布線シートと、所定の回路を形成す
るように打ち抜き形成された複数枚のブスバー回路板が
絶縁板を間に挟んで重ねられた配線板とが積層される電
気接続箱に用いられ、前記ブスバー回路板から接続端子
部が前記装着フード部側に起立形成された電気接続箱の
積層構造であって、前記アッパーカバー側の布線シート
の下部に前記配線板を配置し、アッパーカバー側の布線
シートに電気素子装着用のフード部側へ起立した接続端
子部が貫通する貫通部を設けたことを特徴とする。
【0007】この電気接続箱では、布線シート間に配線
板を配置し、ブスバー回路板の接続端子部を布線シート
の貫通部に貫通させて電気素子装着用のフード部側へ起
立させる。この場合、接続端子部の高さ分が、布線シー
トの厚みと略重なることで、アッパーカバーからのフー
ド部の突出高さが低くなる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の電気接
続箱の積層構造であって、前記電気素子装着用のフード
部がアッパーカバーの上面から突出形成された内側に複
数の電気素子が装着される電気素子装着空間が形成さ
れ、前記複数箇所の前記貫通部が前記電気素子装着空間
に対応して布線シートに設けられた複数の貫通穴からな
ることを特徴とする。
【0009】この電気接続箱では、布線シート間に配線
板を配置し、ブスバー回路板の接続端子部を布線シート
の貫通部の貫通穴に貫通させて電気素子装着用のフード
部側へ起立させる。この場合、複数の接続端子部の高さ
分が、布線シートの厚みとそれぞれ略重なることで、ア
ッパーカバーからのフード部の突出高さが低くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気接続箱の
積層構造の実施形態について図1及び図2を用いて説明
する。図1は、電気接続箱20の積層構造の一部を示す
断面図、図2は、電気接続箱20を示す分解斜視図であ
る。
【0011】電気接続箱20は、アッパーカバー22と
アンダーカバー23との間に、布線シート25、25と
配線板24とが積層されて形成されている。アッパーカ
バー22は、上面26にヒューズ15が装着されるヒュ
ーズ装着用のフード部27が形成されている。フード部
27の内側は、図1に示すように、ヒューズ15がそれ
ぞれ挿入されるヒューズ挿入空間37がそれぞれ形成さ
れている。そして、本実施形態の電気接続箱20は、布
線シート25、25間に、配線板24が配置されアッパ
ーカバー22側の布線シート25の下部に配線板24が
配置されている。
【0012】図1及び図2に示すように、配線板24
は、導電性の板材を所望の回路に打ち抜き形成されたブ
スバー回路板28と、ブスバー回路板28間に挟み込ま
れる絶縁板29とで形成されている。ブスバー回路板2
8は、回路部分を構成する長尺状の本体30と、この本
体30から、略直角に起立形成される接続端子部31と
で形成されている。これらの接続端子部31のうち、ヒ
ューズ装着部32のヒューズ挿入空間37に対応して形
成されたヒューズ接続端子部38には、ヒューズ15の
端子部16が圧入される圧入スリット39がそれぞれ形
成されている。なお、本実施形態では、一枚の絶縁板2
9の両面に2枚のブスバー回路板28、28がそれぞれ
配設され、この状態で、布線シート25、25間に積層
されている。
【0013】布線シート25は、絶縁性の布線板33
と、この布線板33に所望の回路を形成するように平面
状に配索された電線34とで形成されている。また、布
線板33には、配線板33のヒューズ接続端子部38が
貫通する複数の貫通穴35からなる貫通部36が形成さ
れている。これらの貫通穴35は、布線板33に布線さ
れた電線34の配索経路間に位置して設けられており、
しかも、電線が被覆電線で形成されていることにより、
ヒューズ接続端子部38と各電線34との絶縁性が確保
されている。
【0014】なお、所望の回路を形成する電線34の端
末部分は、布線板33の側部に配設され、布線板33、
33間の側部に取り付けられるコネクタブロック40に
圧入された圧接端子41と圧接接続されている。このコ
ネクタブロック40内には、他の電気機器から引き出さ
れた電線端末のコネクタ(不図示)嵌合される。
【0015】本実施形態によれば、配線板24を布線シ
ート25、25間に配置し、アッパーカバー22側の布
線シート25にューズ接続端子部38が貫通する貫通部
36を設けたことにより、ヒューズ接続端子部38の起
立高さL3分と、布線板33の厚み分L4とが略重なる
ことで、フード部27側へのヒューズ接続端子部38の
突出部分を低くすることができ、アッパーカバー22の
上面26からのフード部27の突出高さL5が低くな
る。この結果、電気接続箱20の積層方向の厚み寸法を
低減することができて、小型化を図ることができる。
【0016】なお、本実施形態では、2つの布線シート
25、25と、一枚の配線板24の例を示したが、複数
枚の配線板と、複数枚の布線シートを有した電気接続箱
の場合であっても、アッパーカバー側の布線シートの下
部側に配線板を配置し、布線シートにヒューズ接続端子
部が貫通する貫通穴を設けることで本願発明を適用する
ことができ、この場合にも、ヒューズ接続端子部の起立
高さ分を布線シートの布線板の厚みと重ねることで、ヒ
ューズ装着部のアッパーカバーからの突出高さを低くす
ることができる。
【0017】また、本実施形態では、アッパーカバー2
2側の一枚の布線シート25の下部に配線板24を配置
したが、アッパーカバー22側に複数枚の布線シート2
5の下部に配線板24を配置し、複数枚の布線シート2
5に貫通部を設けても良い。
【0018】さらに、本実施形態では、配線板24のヒ
ューズ接続端子部38の起立高さを布線シート25の布
線板33の厚みに重ねたが、他の電気素子としてリレー
等と接続するブスバー回路板の接続端子部の起立高さを
布線板の厚みと重ねても良い。
【0019】また、上記実施形態では、貫通部36が、
複数の貫通穴35、35からなる例を示したが、一つの
貫通穴でも良い。
【0020】また、上記実施形態では、ヒューズ15の
端子部16と接続されるヒューズ接続端子部38の例を
示したが、他の電気素子の端子部と接続される接続端子
部の場合であっても本発明を適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ヒューズ接続端子部の高さ分が、布線シートの厚
みと重なることで、アッパーカバーからのフード部の突
出高さを低くすることができ、電気接続箱の小型化が可
能となる。
【0022】請求項2の発明によれば、布線シート間に
配線板を配置し、ブスバー回路板のヒューズ接続端子部
を布線シートの貫通部に貫通させてヒューズ装着用のフ
ード部側へ起立させる。この場合、複数のヒューズ接続
端子部の高さ分が、布線シートの厚みとそれぞれ重なる
ことで、アッパーカバーからのフード部の突出高さを低
くすることができ、その分電気接続箱の小型化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電気接続箱の一部を示す断
面図である。
【図2】本発明が適用された電気接続箱の構成を示す分
解斜視図である。
【図3】従来の課題を説明するための電気接続箱の一部
を示す断面図である。
【符号の説明】
15 ヒューズ 20 電気接続箱 22 アッパーカバー 23 アンダーカバー 24 配線板 25 布線シート 26 上面 27 フード部 28 ブスバー回路板 29 絶縁板 33 布線板 38 ヒューズ接続端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気素子が装着される電気素子装着用の
    フード部が上面側に形成されたアッパーカバーとアンダ
    ーカバーとの間に、布線板上に電線が平面上に配索され
    た複数枚の布線シートと、所定の回路を形成するように
    打ち抜き形成された複数枚のブスバー回路板が絶縁板を
    間に挟んで重ねられた配線板とが積層される電気接続箱
    に用いられ、前記ブスバー回路板から接続端子部が前記
    フード部側に起立形成された電気接続箱の積層構造であ
    って、前記アッパーカバー側の布線シートの下部に前記
    配線板を配置し、アッパーカバー側の布線シートに、前
    記フード部側へ起立した接続端子部が貫通する貫通部を
    設けたことを特徴とする電気接続箱の積層構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱の積層構造で
    あって、前記電気素子装着用のフード部がアッパーカバ
    ーの上面から突出形成された内側に複数の電気素子が装
    着される電気素子挿入空間が形成され、前記貫通部が前
    記電気素子挿入空間に対応して布線シートに設けられた
    複数の貫通穴からなることを特徴とする電気接続箱の積
    層構造。
JP2000261635A 2000-08-30 2000-08-30 電気接続箱の積層構造 Abandoned JP2002078156A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0288415U (ja) * 1988-12-26 1990-07-12
JPH08223741A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Yazaki Corp 電気接続箱及びその製造方法
JPH1126959A (ja) * 1997-07-03 1999-01-29 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2000092659A (ja) * 1998-09-08 2000-03-31 Yazaki Corp 電気接続箱

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