JP2002077790A - 信号再生装置、信号記録装置、及び信号記録再生装置 - Google Patents

信号再生装置、信号記録装置、及び信号記録再生装置

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JP2002077790A
JP2002077790A JP2000259406A JP2000259406A JP2002077790A JP 2002077790 A JP2002077790 A JP 2002077790A JP 2000259406 A JP2000259406 A JP 2000259406A JP 2000259406 A JP2000259406 A JP 2000259406A JP 2002077790 A JP2002077790 A JP 2002077790A
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signal
recording
reproducing
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main signal
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JP2000259406A
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Nobuo Kato
伸雄 加藤
Masanori Kumagai
匡規 熊谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易で安価な接続構成により、複数の記録再
生装置で連続再生動作や連続記録動作を行えるようにす
る。 【解決手段】 3つのミニディスクレコーダ11、1
2、13は、音声信号入力端子21と、音声信号出力端
子22と、制御信号入力端子23と、制御信号出力端子
24とを有する。そして、録音再生制御ユニット27に
よって実際にミニディスク25の再生や記録を行う実行
モードと、音声信号入力端子21からの音声信号をその
まま音声信号出力端子22に出力する信号通過モードと
を有する。そして、各ミニディスクレコーダ11、1
2、13間で制御信号をやり取りすることにより適宜に
モードの切り換えを行い、音声信号の再生動作や録音動
作を時分割で分担し、長時間の連続再生や連続記録を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の記録媒体に
対して音声や映像等の信号を記録または再生する信号再
生装置、信号記録装置、及び信号記録再生装置に関し、
特に複数の装置によって長時間の記録や再生を連続的に
行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば光ディスクや磁気ディ
スク等の大容量記録媒体を用いて音声や映像等の連続情
報を長時間再生したり、記録する各種の信号記録再生装
置が提供されている。しかし、単独の信号記録再生装置
によって長時間の再生や記録を連続的に行った場合、長
時間の連続稼働によって信号記録再生装置に大きい負荷
がかかり、装置の寿命を著しく縮めてしまうという問題
が生じる。そこで、複数の信号記録再生装置を用いて長
時間の連続再生、連続記録を時分割により分担して行
い、個々の信号記録再生装置の負荷を軽減し、長寿命化
を図ることが考えられる。
【0003】図4は、このような複数の信号記録再生装
置を用いたシステムの従来例を示す模式図である。この
図4に示すシステムは、一例として3つのミニディスク
レコーダ(MDS1〜3)101、102、103を用
いて連続的にオーディオ信号を再生する構成を示したも
のであり、各ミニディスクレコーダ101、102、1
03は、オーディオ信号線104、105、106を介
して並列にアンプ107内のミキサ(図示せず)に接続
されている。また、各ミニディスクレコーダ101、1
02、103には、相互に制御信号線108、109、
110が接続されており、各ミニディスクレコーダ10
1、102、103における再生動作のタイミングを制
御する制御信号を相互にやり取りし、順番にミニディス
クの再生動作を行うようになっている。また、アンプ1
07では、ミキサを介して得られるミニディスクレコー
ダ101、102、103の再生信号を適宜に増幅し、
この信号をスピーカ111に出力して音響出力を得る。
【0004】なお、以上はオーディオ再生を行うシステ
ムについて示したが、オーディオ録音するシステムで
は、マイク等から入力したオーディオ信号をセパレータ
を介して各ミニディスクレコーダ(MDS1〜3)に供
給し、各ミニディスクレコーダ(MDS1〜3)で交互
に録音を行うことになる。また、ミニディスクに限ら
ず、他の記録媒体を用いた場合にも、同様な構成によっ
て連続的な再生や記録を行うことができる。
【0005】また、他の従来例としては、例えば特開平
2−285558号公報に開示されるように、複数の機
器間を1本の光ファイバケーブルで接続し、選択的に記
録再生動作を行う音声映像記録再生装置が開示されてい
る。この音声映像記録再生装置では、1本の光ファイバ
ケーブルに音声映像信号及び制御命令を混在させて伝送
することにより、各機器で制御命令を解読し、各機器に
おける処理を実行するか否かを判断するようにしてい
る。このような音声映像記録再生装置においても、連続
的な記録や再生動作を複数の機器で分担することが可能
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示した従来技術においては、複数のミニディスクレ
コーダで連続的な再生や記録を行うために、各ミニディ
スクレコーダを並列に接続して処理を分担する構成であ
るため、例えば各ミニディスクレコーダで再生した信号
を合流させる手段(上述したミキサ等)や、各ミニディ
スクレコーダで記録する信号を各ミニディスクレコーダ
に分配する手段(セパレータ等)が必要となり、その
分、システムの構成が複雑化し、低廉化が困難である。
また、上述した特開平2−285558号公報に開示さ
れる従来技術では、1本の光ファイバケーブルによって
音声映像信号と制御命令とを伝送する構成であることか
ら、各機器において光ファイバケーブルの伝送信号から
制御命令を抽出する手段が必要となり、その分、システ
ムの構成が複雑化し、低廉化が困難である。
【0007】そこで本発明の目的は、簡易で安価な構成
によって長時間の連続再生や記録を複数の装置で分担し
て行うことができる信号再生装置、信号記録装置、及び
信号記録再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、所定の記録媒体に記録された主信号の再生を
行う信号再生装置において、前記記録媒体に対する主信
号の再生を行う再生部と、前記主信号を外部より入力す
る主信号入力端子と、前記主信号を外部に出力する主信
号出力端子と、前記再生部における再生動作の開始を要
求する開始要求信号を入力する制御信号入力端子と、前
記再生部における再生動作の終了を通知する終了通知信
号を出力する制御信号出力端子と、前記制御信号入力端
子から入力した開始要求信号に基づいて、前記再生部に
よって再生した記録媒体の主信号を主信号出力端子より
出力する再生実行モードと、前記主信号入力端子から入
力した主信号をそのまま主信号出力端子より出力する信
号通過モードとを切り換えるとともに、前記再生部にお
ける再生動作の終了に応じて前記終了通知信号を制御信
号出力端子より出力する制御部とを有することを特徴と
する。
【0009】また本発明は、所定の記録媒体に対する主
信号の記録を行う信号記録装置において、前記記録媒体
に対する主信号の記録を行う記録部と、前記主信号を外
部より入力する主信号入力端子と、前記主信号を外部に
出力する主信号出力端子と、前記記録部における記録動
作の開始を要求する開始要求信号を入力する制御信号入
力端子と、前記記録部における記録動作の終了を通知す
る終了通知信号を出力する制御信号出力端子と、前記制
御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づいて、
前記主信号入力端子から入力した主信号を記録部によっ
て記録媒体に記録する記録実行モードと、前記主信号入
力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力端子よ
り出力する信号通過モードとを切り換えるとともに、前
記記録部における記録動作の終了に応じて前記終了通知
信号を制御信号出力端子より出力する制御部とを有する
ことを特徴とする。
【0010】また本発明は、所定の記録媒体に記録され
た主信号の再生及び前記記録媒体に対する主信号の記録
を行う信号記録再生装置において、前記記録媒体に対す
る主信号の記録または再生を行う記録再生部と、前記主
信号を外部より入力する主信号入力端子と、前記主信号
を外部に出力する主信号出力端子と、前記記録再生部に
おける記録動作または再生動作の開始を要求する開始要
求信号を入力する制御信号入力端子と、前記記録再生部
における記録動作または再生動作の終了を通知する終了
通知信号を出力する制御信号出力端子と、前記制御信号
入力端子から入力した開始要求信号に基づいて、前記主
信号入力端子から入力した主信号を記録再生部によって
記録媒体に記録する、または、記録再生部によって再生
した記録媒体の主信号を主信号出力端子より出力する記
録再生実行モードと、前記主信号入力端子から入力した
主信号をそのまま主信号出力端子より出力する信号通過
モードとを切り換えるとともに、前記記録再生部におけ
る記録動作または再生動作の終了に応じて前記終了通知
信号を制御信号出力端子より出力する制御部とを有する
ことを特徴とする。
【0011】また本発明は、所定の記録媒体に記録され
た主信号の再生を行う複数の信号再生装置を有し、各信
号再生装置によって連続的に主信号の再生を行うリレー
再生装置であって、前記複数の信号再生装置は、前記記
録媒体に対する主信号の再生を行う再生部と、前記主信
号を外部より入力する主信号入力端子と、前記主信号を
外部に出力する主信号出力端子と、前記再生部における
再生動作の開始を要求する開始要求信号を入力する制御
信号入力端子と、前記再生部における再生動作の終了を
通知する終了通知信号を出力する制御信号出力端子と、
前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
いて、前記再生部によって再生した記録媒体の主信号を
主信号出力端子より出力する再生実行モードと、前記主
信号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力
端子より出力する信号通過モードとを切り換えるととも
に、前記再生部における再生動作の終了に応じて前記終
了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御部とを
それぞれ有し、前記複数の信号再生装置のうち前段の信
号再生装置の主信号出力端子を次段の信号再生装置の主
信号入力端子に接続し、前段の信号再生装置の制御信号
出力端子を次段の信号再生装置の制御信号入力端子に接
続したことを特徴とする。
【0012】また本発明は、所定の記録媒体に対する主
信号の記録を行う複数の信号記録装置を有し、各信号記
録装置によって連続的に主信号の記録を行うリレー記録
装置であって、前記複数の信号記録装置は、前記記録媒
体に対する主信号の記録を行う記録部と、前記主信号を
外部より入力する主信号入力端子と、前記主信号を外部
に出力する主信号出力端子と、前記記録部における記録
動作の開始を要求する開始要求信号を入力する制御信号
入力端子と、前記記録部における記録動作の終了を通知
する終了通知信号を出力する制御信号出力端子と、前記
制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づい
て、前記主信号入力端子から入力した主信号を記録部に
よって記録媒体に記録する記録実行モードと、前記主信
号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力端
子より出力する信号通過モードとを切り換えるととも
に、前記記録部における記録動作の終了に応じて前記終
了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御部とを
それぞれ有し、前記複数の信号記録装置のうち前段の信
号記録装置の主信号出力端子を次段の信号記録装置の主
信号入力端子に接続し、前段の信号記録装置の制御信号
出力端子を次段の信号記録装置の制御信号入力端子に接
続したことを特徴とする。
【0013】また本発明は、所定の記録媒体に記録され
た主信号の再生及び前記記録媒体に対する主信号の記録
を行う複数の信号記録再生装置を有し、各信号記録再生
装置によって連続的に主信号の記録または再生を行うリ
レー記録再生装置であって、前記複数の信号記録再生装
置は、前記記録媒体に対する主信号の記録または再生を
行う記録再生部と、前記主信号を外部より入力する主信
号入力端子と、前記主信号を外部に出力する主信号出力
端子と、前記記録再生部における記録動作または再生動
作の開始を要求する開始要求信号を入力する制御信号入
力端子と、前記記録再生部における記録動作または再生
動作の終了を通知する終了通知信号を出力する制御信号
出力端子と、前記制御信号入力端子から入力した開始要
求信号に基づいて、前記主信号入力端子から入力した主
信号を記録再生部によって記録媒体に記録する、また
は、記録再生部によって再生した記録媒体の主信号を主
信号出力端子より出力する記録再生実行モードと、前記
主信号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出
力端子より出力する信号通過モードとを切り換えるとと
もに、前記記録再生部における記録動作または再生動作
の終了に応じて前記終了通知信号を制御信号出力端子よ
り出力する制御部とを有し、前記複数の信号記録再生装
置のうち前段の信号記録装置の主信号出力端子を次段の
信号記録再生装置の主信号入力端子に接続し、前段の信
号記録再生装置の制御信号出力端子を次段の信号記録再
生装置の制御信号入力端子に接続したことを特徴とす
る。
【0014】本発明の信号再生装置において、主信号入
力端子には例えば前段の信号再生装置の主信号出力端子
が接続され、制御信号入力端子には例えば前段の信号再
生装置の制御信号出力端子が接続される。また、主信号
出力端子には例えば後段の信号再生装置の主信号入力端
子に接続され、制御信号出力端子には例えば後段の信号
再生装置の制御信号入力端子に接続される。さらに、例
えば最後段の信号再生装置の主信号出力端子には、出力
機器(主信号が音声信号の場合にはスピーカ等、映像信
号の場合は表示装置等)が接続されているものとする。
このような接続状態で、前段の信号再生装置において記
録媒体の再生を行っている間は、本発明による信号再生
装置の制御信号入力端子には開始要求信号が入力され
ず、本発明による信号再生装置の制御部は信号通過モー
ドを選択し、主信号入力端子から入力した主信号をその
まま主信号出力端子より出力する。これにより、前段の
信号再生装置によって再生された主信号が最後段に接続
された出力機器より出力される。
【0015】また、前段の信号再生装置において記録媒
体の再生が終了すると、前段の信号再生装置からの主信
号再生出力が停止するとともに、前段の信号再生装置の
制御信号出力端子から終了通知信号が出力され、この終
了通知信号が本発明による信号再生装置の制御信号入力
端子に開始要求信号として入力される。これにより、本
発明による信号再生装置の制御部は再生実行モードを選
択し、再生部によって記録媒体の再生を行い、この再生
した主信号を主信号出力端子より後段の信号再生装置の
主信号入力端子に出力する。これにより、本発明の信号
再生装置によって再生された主信号が最後段に接続され
た出力機器より出力される。そして、本発明による信号
再生装置において記録媒体の再生が終了すると、制御部
は制御信号出力端子より終了通知信号を出力し、後段の
信号再生装置の制御信号入力端子に開始要求信号として
供給する。このようにして、主信号を伝送する信号線と
制御信号(開始要求信号=終了通知信号)を伝送する信
号線で複数の信号再生装置を順次に接続し、制御信号に
基づいて各信号再生装置の再生部を順番に起動させ、複
数の信号再生装置によって長時間の連続再生を分担して
行うことが可能である。
【0016】また、本発明の信号記録装置において、主
信号入力端子には例えば前段の信号記録装置の主信号出
力端子が接続され、制御信号入力端子には例えば前段の
信号記録装置の制御信号出力端子が接続される。また、
主信号出力端子には例えば後段の信号記録装置の主信号
入力端子に接続され、制御信号出力端子には例えば後段
の信号記録装置の制御信号入力端子に接続される。さら
に、例えば最前段の信号出力装置の主信号入力端子に
は、入力機器(主信号が音声信号の場合にはマイク等、
映像信号の場合はビデオカメラ等)が接続されているも
のとする。このような接続状態で、前段の信号記録装置
において記録媒体の記録を行っている間は、本発明によ
る信号記録装置の制御信号入力端子には開始要求信号が
入力されず、本発明による信号記録装置の制御部は信号
通過モードを選択した状態(待機状態)となる。これに
より、最前段に接続された入力機器より入力された主信
号は、前段の信号記録装置の記録媒体に記録される。
【0017】また、前段の信号記録装置において記録媒
体の記録が終了すると、その制御信号出力端子から終了
通知信号が出力され、この終了通知信号が本発明による
信号記録装置の制御信号入力端子に開始要求信号として
入力される。これにより、本発明による信号記録装置の
制御部は記録実行モードを選択し、記録部によって記録
媒体の記録を行う。また、最前段に接続された入力機器
より入力された主信号は、本発明による信号記録装置の
記録媒体に記録される。そして、本発明による信号記録
装置において記録媒体の記録が終了すると、制御部は記
録実行モードを終了し、信号通過モードによって主信号
入力端子より入力した主信号を主信号出力端子より出力
し、後段の信号記録装置に供給するとともに、制御信号
出力端子より終了通知信号を出力し、後段の信号記録装
置の制御信号入力端子に開始要求信号として供給する。
これにより、最前段に接続された入力機器より入力され
た主信号は、後段の信号記録装置の記録媒体に記録され
る。このようにして、主信号を伝送する信号線と制御信
号(開始要求信号=終了通知信号)を伝送する信号線で
複数の信号記録装置を順次に接続し、制御信号に基づい
て各信号記録装置の記録部を順番に起動させ、複数の信
号記録装置によって長時間の連続記録を分担して行うこ
とが可能である。
【0018】また、本発明の信号記録再生装置におい
て、主信号の再生を行う場合には、上述した本発明の信
号再生装置の場合と同様にして複数の信号記録再生装置
によって長時間の連続再生を分担して行うことが可能で
あり、主信号の記録を行う場合には、上述した本発明の
信号記録装置の場合と同様にして複数の信号記録再生装
置によって長時間の連続記録を分担して行うことが可能
である。なお、以上の各接続例は一例であり、本発明の
各構成において信号再生装置、信号記録装置、及び信号
記録再生装置の接続個数は2つ以上であればよく、特に
限定されないものである。また、さらに最後段の信号再
生装置、信号記録装置、及び信号記録再生装置の制御信
号出力端子を最前段の信号再生装置、信号記録装置、及
び信号記録再生装置の制御信号入力端子に接続すること
により、閉ループの接続とし、複数の信号再生装置、信
号記録装置、及び信号記録再生装置によってサイクリッ
クに動作を連続させることもでき、特に再生動作におい
て有効な繰り返し再生動作を得ることが可能である。
【0019】また本発明のリレー再生装置において、例
えば最終段の信号再生装置の主信号出力端子には、出力
機器(主信号が音声信号の場合にはスピーカ等、映像信
号の場合は表示装置等)が接続されているものとする。
そして、前段の信号再生装置で記録媒体の再生を行って
いる間は、次段の信号再生装置の制御信号入力端子には
開始要求信号が入力されず、次段の信号再生装置の制御
部は信号通過モードを選択し、主信号入力端子から入力
した主信号をそのまま主信号出力端子より出力する。こ
れにより、前段の信号再生装置によって再生された主信
号が次段以降の信号再生装置を通過して最後段に接続さ
れた出力機器より出力される。
【0020】また、前段の信号再生装置において記録媒
体の再生が終了すると、前段の信号再生装置からの主信
号再生出力が停止するとともに、前段の信号再生装置の
制御信号出力端子から終了通知信号が出力され、この終
了通知信号が次段の信号再生装置の制御信号入力端子に
開始要求信号として入力される。これにより、次段の信
号再生装置の制御部は再生実行モードを選択し、再生部
によって記録媒体の再生を行い、この再生した主信号を
主信号出力端子より後段(信号再生装置または出力機
器)に出力する。これにより、次段の信号再生装置によ
って再生された主信号は、さらに後段の信号再生装置が
ある場合には、その信号再生装置を通過し、最後段に接
続された出力機器より出力される。そして、次段の信号
再生装置において記録媒体の再生が終了すると、制御部
は制御信号出力端子より終了通知信号を出力し、さらに
後段の信号再生装置がある場合には、その信号再生装置
の制御信号入力端子に開始要求信号として供給する。こ
のようにして、主信号を伝送する信号線と制御信号(開
始要求信号=終了通知信号)を伝送する信号線で複数の
信号再生装置を順次に接続し、制御信号に基づいて各信
号再生装置の再生部を順番に起動させ、複数の信号再生
装置によって長時間の連続再生を分担して行うことが可
能である。
【0021】また、本発明のリレー記録装置において、
例えば最前段の信号出力装置の主信号入力端子には、入
力機器(主信号が音声信号の場合にはマイク等、映像信
号の場合はビデオカメラ等)が接続されているものとす
る。そして、前段の信号記録装置で記録媒体の記録を行
っている間は、次段の信号記録装置の制御信号入力端子
には開始要求信号が入力されず、次段の信号記録装置の
制御部は信号通過モードを選択した状態(待機状態)と
なる。これにより、最前段に接続された入力機器より入
力された主信号は、前段の信号記録装置の記録媒体に記
録される。また、前段の信号記録装置において記録媒体
の記録が終了すると、その制御信号出力端子から終了通
知信号が出力され、この終了通知信号が次段の信号記録
装置の制御信号入力端子に開始要求信号として入力され
る。これにより、次段の信号記録装置の制御部は記録実
行モードを選択し、記録部によって記録媒体の記録を行
う。また、最前段に接続された入力機器より入力された
主信号は、次段の信号記録装置の記録媒体に記録され
る。
【0022】そして、次段の信号記録装置において記録
媒体の記録が終了すると、制御部は記録実行モードを終
了し、信号通過モードによって主信号入力端子より入力
した主信号を主信号出力端子より出力し、さらに後段の
信号記録装置がある場合には、この信号記録装置に供給
するとともに、制御信号出力端子より終了通知信号を出
力し、後段の信号記録装置の制御信号入力端子に開始要
求信号として供給する。これにより、最前段に接続され
た入力機器より入力された主信号は、後段の信号記録装
置の記録媒体に記録される。このようにして、主信号を
伝送する信号線と制御信号(開始要求信号=終了通知信
号)を伝送する信号線で複数の信号記録装置を順次に接
続し、制御信号に基づいて各信号記録装置の記録部を順
番に起動させ、複数の信号記録装置によって長時間の連
続記録を分担して行うことが可能である。
【0023】また、本発明のリレー記録再生装置におい
て、主信号の再生を行う場合には、上述した本発明のリ
レー再生装置の場合と同様にして複数の信号記録再生装
置によって長時間の連続再生を分担して行うことが可能
であり、主信号の記録を行う場合には、上述した本発明
のリレー記録装置の場合と同様にして複数の信号記録再
生装置によって長時間の連続記録を分担して行うことが
可能である。なお、本発明のリレー再生装置、リレー記
録装置、及びリレー記録再生装置における信号再生装
置、信号記録装置、信号記録再生装置の接続個数は2つ
以上であればよく、特に限定されないものである。ま
た、さらに本発明のリレー再生装置、リレー記録装置、
及びリレー記録再生装置において、最後段の信号再生装
置、信号記録装置、及び信号記録再生装置の制御信号出
力端子を最前段の信号再生装置、信号記録装置、及び信
号記録再生装置の制御信号入力端子に接続することによ
り、閉ループの接続とし、複数の信号再生装置、信号記
録装置、及び信号記録再生装置によってサイクリックに
動作を連続させることもでき、特に再生動作において有
効な繰り返し再生動作を得ることが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて説明する。図1は、本発明の実施の形態によるリ
レー記録再生装置の構成例を示す模式図であり、図2
は、図1に示すリレー記録再生装置の接続構成を示すブ
ロック図である。また図3は、図1に示すリレー記録再
生装置に用いられる信号再生装置の一例であるミニディ
スクレコーダの内部構成を示すブロック図である。な
お、本発明は、記録媒体の再生を行う信号再生装置と、
記録媒体の記録を行う信号記録装置と、記録媒体の記録
と再生を行う信号記録再生装置、並びに、複数の信号再
生装置を接続したリレー再生装置と、複数の信号記録装
置を接続したリレー記録装置と、複数の信号記録再生装
置を接続したリレー記録再生装置に関するものである
が、これらは互いに重複する構成及び動作を有するもの
であるので、本実施の形態の説明では、主にリレー記録
再生装置を代表として説明を行い、その他の装置につい
ては必要に応じて言及するものとする。
【0025】図1及び図2に示すように、本形態のリレ
ー記録再生装置は、3つのミニディスクレコーダ(MD
S1〜3)11、12、13を順番に用いて連続的にオ
ーディオ信号の長時間再生(すなわちリレー再生)また
は長時間録音(すなわちリレー録音)を行う構成を有す
るものである。まず、図3に基づいて各ミニディスクレ
コーダ11、12、13の内部構成について説明する。
本例のミニディスクレコーダ11、12、13は、入出
力端子として、主信号である音声信号を入力する音声信
号入力端子(主信号入力端子)21と、主信号である音
声信号を出力する音声信号出力端子(主信号出力端子)
22と、制御信号(開始要求信号)を入力する制御信号
入力端子23と、制御信号(終了通知信号)を出力する
制御信号出力端子24とを有する。
【0026】また、各ミニディスクレコーダ11、1
2、13は、記録媒体であるミニディスク25を内蔵
し、その記録再生ヘッド26やディスクドライブ(図示
せず)を制御して録音や再生を行う録音再生制御ユニッ
ト(記録再生部及び制御部)27と、この録音再生制御
ユニット27に対する音声信号入力端子21及び音声信
号出力端子22の接続を切り換える2つのスイッチ2
8、29とを有する。なお、この録音再生制御ユニット
27及び各スイッチ28、29は、信号処理IC30内
に設けられている。また、各ミニディスクレコーダ1
1、12、13は、信号処理IC30を制御するマイコ
ン31と、ミニディスクレコーダの設定等を含む各種操
作を行うためのキー入力部32と、ミニディスクレコー
ダの状態等を含む各種表示を行う表示部33を有する。
【0027】マイコン31は、制御信号入力端子23か
ら入力される制御信号(再生要求信号)やキー入力部3
2からの各種設定、並びに各部の状態等を検出し、その
検出結果に基づいてミニディスクレコーダ全体の制御を
行うものである。特に、本形態のミニディスクレコーダ
においては、録音再生制御ユニット27によって実際に
ミニディスク25の再生を行い、その再生信号を音声信
号出力端子22に出力する再生実行モードや音声信号入
力端子21から入力した音声信号を実際にミニディスク
25に録音する記録実行モードと、音声信号入力端子2
1から入力した音声信号を録音再生制御ユニット27を
通すことなく、そのまま音声信号出力端子22に出力す
る信号通過モードとを各スイッチ28、29の制御によ
って選択する機能を有しており、このような再生または
記録実行モードと信号通過モードとの選択動作をマイコ
ン31が制御するようになっている。なお、本形態にお
けるマイコン31の制御は、予め例えばROM等のメモ
リにセットされたソフトウエアに基づいて実行されるも
のである。
【0028】ところで、従来のミニディスクレコーダに
おいても、ミニディスク25がセットされていない状態
で入力音声信号をそのまま出力する機能を有するものが
存在したが、これはAD/DAモニタ動作時のみの機能
であった。しかし、本形態のミニディスクレコーダで
は、ミニディスク25がセットされた状態で、制御信号
入力端子23から入力される制御信号(再生要求信号)
に応じて再生または記録実行モードと信号通過モードと
を切り換えることにより、リレー再生機能やリレー記録
機能を実現するものであり、この点で従来にはない特徴
を有するものである。
【0029】さらに、本形態におけるマイコン31は、
キー入力部32からの設定に基づいて、再生を行うか録
音を行うかを切り換える処理、あるいは、各ミニディス
クレコーダ11、12、13が単独で動作する単独動作
モードや各ミニディスクレコーダ11、12、13を順
番に動作させてリレー再生やリレー録音を行う動作モー
ドを切り換える処理等を行う。したがって、本形態にお
いては、キー入力部32からの設定により、各ミニディ
スクレコーダ11、12、13を単独の装置としても用
いることができ、また、複数を1組みとしてリレー再生
装置としたり、リレー録音(記録)装置として用いるこ
とが可能である。
【0030】次に、3つのミニディスクレコーダを図1
及び図2に示すように接続してリレー記録再生装置を構
成した場合の機能について説明する。まず、最前段のミ
ニディスクレコーダ11の音声信号出力端子22は、音
声信号線(オーディオライン)51を介して中段のミニ
ディスクレコーダ12の音声信号入力端子21に接続さ
れ、中段のミニディスクレコーダ12の音声信号出力端
子22は、音声信号線52を介して最後段のミニディス
クレコーダ13の音声信号入力端子21に接続され、最
後段のミニディスクレコーダ13の音声信号出力端子2
2は、音声信号線53を介してアンプ40の音声信号入
力端子41に接続されている。このアンプ40には、オ
ーディオ出力機器としてのスピーカ43が音声信号線5
4を介して接続されており、最後段のミニディスクレコ
ーダ13の音声信号出力端子22は、アンプ40を通し
てスピーカ43に接続される。なお、この最後段のミニ
ディスクレコーダ13からスピーカ43への音声信号の
ラインはリレー再生モードの際に用いられるものであ
る。
【0031】また、アンプ40には、オーディオ入力機
器としてのマイク44が音声信号線55を介して接続さ
れており、アンプ40の音声信号出力端子42は最前段
のミニディスクレコーダ11の音声信号入力端子21に
音声信号線56を介して接続されている。そして、マイ
ク44はアンプ40及び音声信号出力端子42を介して
最前段のミニディスクレコーダ11の音声信号入力端子
21に接続される。なお、このマイク44から最前段の
ミニディスクレコーダ11への音声信号のラインはリレ
ー録音モードの際に用いられる。なお、本形態では、リ
レー再生とリレー録音の双方を行うことができる装置に
ついて説明しているため、アンプ40にスピーカ43と
マイク44の両方を接続し、再生時に必要なライン(音
声信号線53、54)と録音時に必要なライン(音声信
号線55、56)の両方を接続した構成を示したが、リ
レー再生専用の装置やリレー記録(録音)専用の装置を
構成する場合には、スピーカ43とマイク44のいずれ
か一方を設け、及び再生時に必要なラインと録音時に必
要なラインのいずれか一方を接続しただけの構成であっ
てもよい。
【0032】次に、最前段のミニディスクレコーダ11
の制御信号出力端子24は、制御信号線57を介して中
段のミニディスクレコーダ12の制御信号入力端子23
に接続され、中段のミニディスクレコーダ12の制御信
号出力端子24は、制御信号線58を介して最後段のミ
ニディスクレコーダ13の制御信号入力端子23に接続
され、最後段のミニディスクレコーダ13の制御信号出
力端子24は、制御信号線59を介して最前段のミニデ
ィスクレコーダ11の制御信号入力端子23を接続され
ている。各ミニディスクレコーダ11、12、13の制
御信号出力端子24は、次段のミニディスクレコーダ1
1、12、13に自機における再生動作や録音動作が終
了したことを示す制御信号(終了通知信号)を出力する
ものであり、各ミニディスクレコーダ11、12、13
の制御信号入力端子23は、前段のミニディスクレコー
ダ11、12、13の制御信号出力端子24に出力され
た制御信号を自機の再生動作や録音動作の開始を要求す
る制御信号(開始要求信号)として入力するものであ
る。
【0033】なお、詳しくは、各ミニディスクレコーダ
11、12、13が上述した制御信号(終了通知信号=
開始要求信号)によって次段のミニディスクレコーダ1
1、12、13に再生動作や録音動作の起動を要求する
場合、リレー再生時とリレー録音時とでタイミングが異
なるものとなっている。すなわち、通常のミニディスク
レコーダにおいてミニディスクに録音を行う場合には、
機構部等の準備期間として6秒程度の時間が必要となっ
ており、このような時間は再生時には不要である。そこ
で本形態では、リレー再生時においては、前段のミニデ
ィスクレコーダで再生動作が終了するタイミングで次段
のミニディスクレコーダに終了通知信号を送り、このタ
イミングで次段のミニディスクレコーダによる再生を開
始する。しかし、リレー録音時においては、前段のミニ
ディスクレコーダで録音動作が終了する数秒前(例えば
6秒前)のタイミングをマイコンで判定し、この時点で
次段のミニディスクレコーダにポーズ信号(終了準備信
号)を送り、次段のミニディスクレコーダにおいてポー
ズ状態で録音準備を開始するよう指示する。そして、こ
の後、実際に前段のミニディスクレコーダで録音動作が
終了した時点で、次段のミニディスクレコーダに録音動
作の起動を要求する真正の終了通知信号を送り、このタ
イミングで次段のミニディスクレコーダによる録音を開
始する。
【0034】つまり、本形態では、特にリレー録音モー
ドにおいては、終了準備信号と終了通知信号との組み合
わせにより、各ミニディスクレコーダ間の動作タイミン
グに一定のオーバラップ時間を設けることで、録音動作
に必要な準備時間を吸収し、各ミニディスクレコーダに
よる録音動作の継ぎ目部分に生じる録音データの欠落を
最小限に止めるような構成となっている。なお、このよ
うな記録媒体の録音動作に必要な準備期間は、記録媒体
の種類や記録再生機器の機種等によって様々であり、一
般的には録音動作において必要となるものであるが、場
合によっては再生時においても一定の準備期間を要する
方式を採用した機器が存在することも想定されるもので
ある。したがって、上述のような終了準備信号と終了通
知信号の組み合わせによる動作タイミングのオーバラッ
プは、本発明にかかる装置に使用する記録媒体や記録再
生機器の特性に応じて適宜に設定すればよく、本形態の
ようにリレー録音時だけでなく、リレー再生時において
も採用し得るものとする。
【0035】そして、本形態の装置は、上述のような制
御信号を用いて、3つのミニディスクレコーダ11、1
2、13を順番に動作させ、長時間にわたるオーディオ
リレー再生またはオーディオリレー録音を行えるように
したものである。特にオーディオリレー再生の場合に
は、3つのミニディスクレコーダ11、12、13をサ
イクリックに動作させてエンドレスの再生動作を行うこ
とも可能である。例えば、1つのミニディスクレコーダ
における再生動作時間をTとすると、3つのミニディス
クレコーダ11、12、13を一巡する時間が3Tとな
り、N巡した場合の再生動作時間は3NTとなる。した
がって、必要な連続稼働時間と、ミニディスクレコーダ
の耐久性能、さらには出費可能な予算等を考慮して、ミ
ニディスクレコーダの機種や個数等を適宜に選択し、最
前段のミニディスクレコーダから最後段のミニディスク
レコーダにわたって上述のような接続を行い、エンドレ
ス再生システムを構成することが可能となる。
【0036】次に、以上のような構成におけるオーディ
オリレー再生とオーディオリレー録音の具体的な動作に
ついて順番に説明する。 (1)停止中 まず、停止状態においては、マイコン31は信号通過モ
ードを選択し、音声信号入力端子21を音声信号出力端
子22に接続するように各スイッチ28、29を制御し
ている。この状態で、キー入力部32からのリレー再生
モードやリレー録音モードの設定操作、またはその設定
解除操作等を受け付ける。そして、ユーザによってリレ
ー再生モードやリレー録音モードの設定操作が行われる
と、制御信号入力端子23からの制御信号入力を監視
し、制御信号が入力された時点でスイッチ28、29を
制御し、録音再生制御ユニット27によるミニディスク
25の再生実行モードや録音実行モードに移行する。な
お、再生実行モードや録音実行モードに移行する場合に
は、前提としてミニディスク25がレコーダ内にセット
されているものとする。
【0037】また、リレー再生モードやリレー録音モー
ドの設定操作は、例えば3つのミニディスクレコーダ1
1、12、13に対して個別に行うものとする。例え
ば、設定メニューを表示部33に表示し、「リレー」と
「再生」の選択肢を選択することによりリレー再生モー
ドを設定し、「リレー」と「録音」の選択肢を選択する
ことによりリレー録音モードを設定するような操作方法
が可能である。また、リレー再生やリレー録音の動作開
始は、例えば最前段のミニディスクレコーダ11のプレ
イキーやRECキーを押下することにより、1つのミニ
ディスクレコーダに対してのみ指示を行い、動作開始後
は、各ミニディスクレコーダ11、12、13間の制御
信号のやり取りによる自動リレー動作によって各ミニデ
ィスクレコーダ11、12、13が順番にリレー再生動
作やリレー録音動作を継続するものとする。また、リレ
ー再生やリレー録音の動作停止は、例えば動作中のミニ
ディスクレコーダのストップキーを押下することにより
指示するものとする。
【0038】なお、このような操作手順は一例であり、
例えば1つのミニディスクレコーダに対する設定操作だ
けでリレー再生モードやリレー録音モードの設定操作で
きる構成としてもよい。また、リレー再生やリレー録音
の動作開始や動作停止をタイマを用いて時間予約によっ
て指示できるようにしたり、リレー回数で動作時間を指
示できるようにしてもよい。また、例えば電源投入によ
ってリレー再生を常時起動するような設定機能を設け、
電源を入れた場合に、自動的にリレー再生を起動するよ
うな構成としてもよい。
【0039】(2)オーディオリレー再生 上述のようなモード設定操作によってリレー再生モード
が設定された場合、まず、各ミニディスクレコーダ1
1、12、13は、その時点での状態を初期化し、一旦
信号通過モードに設定される。この状態で、例えば最前
段のミニディスクレコーダ11のプレイキーが押下さ
れ、リレー再生動作の開始が指示されると、このミニデ
ィスクレコーダ11のマイコン31は、まず、再生実行
モードを選択し、スイッチ28、29を切り換えて、録
音再生制御ユニット27によってミニディスク25の再
生を行い、その再生信号を音声信号出力端子22より出
力する。ここで、後段の2つのミニディスクレコーダ1
2、13は、いずれも信号通過モードに設定されてお
り、ミニディスクレコーダ11から出力された再生信号
は、そのまま2つのミニディスクレコーダ12、13を
通過してアンプ40に入力され、必要な増幅を経てスピ
ーカ43より出力される。
【0040】この後、ミニディスクレコーダ11の再生
が終了すると、ミニディスクレコーダ11のマイコン3
1は、終了通知信号を制御信号出力端子24より出力
し、この終了通知信号は、次段(中段)のミニディスク
レコーダ12の制御信号入力端子23に開始要求信号と
して入力される。これにより、中段のミニディスクレコ
ーダ12のマイコン31は再生実行モードを選択し、ス
イッチ28、29を切り換えて、録音再生制御ユニット
27によってミニディスク25の再生を行い、その再生
信号を音声信号出力端子22より出力する。なお、再生
を終了した最前段のミニディスクレコーダ11は、再び
信号通過モードに切り換わる。また、最後段のミニディ
スクレコーダ13は、未だに信号通過モードのままであ
るので、ミニディスクレコーダ12から出力された再生
信号は、そのまま最後段のミニディスクレコーダ13を
通過してアンプ40に入力され、必要な増幅を経てスピ
ーカ43より出力される。
【0041】次に、ミニディスクレコーダ12の再生が
終了すると、ミニディスクレコーダ12のマイコン31
は、終了通知信号を制御信号出力端子24より出力し、
この終了通知信号は、次段(最後段)のミニディスクレ
コーダ13の制御信号入力端子23に開始要求信号とし
て入力される。これにより、最後段のミニディスクレコ
ーダ12のマイコン31は再生実行モードを選択し、ス
イッチ28、29を切り換えて、録音再生制御ユニット
27によってミニディスク25の再生を行い、その再生
信号を音声信号出力端子22より出力する。そして、こ
のミニディスクレコーダ13から出力された再生信号
は、そのままアンプ40に入力され、必要な増幅を経て
スピーカ43より出力される。なお、再生を終了した中
段のミニディスクレコーダ11は、再び信号通過モード
に切り換わる。
【0042】次に、ミニディスクレコーダ13の再生が
終了すると、ミニディスクレコーダ13のマイコン31
は、終了通知信号を制御信号出力端子24より出力し、
この終了通知信号は、次段(最前段)のミニディスクレ
コーダ11の制御信号入力端子23に開始要求信号とし
て入力される。これにより、最前段のミニディスクレコ
ーダ11のマイコン31は、再び再生実行モードを選択
し、スイッチ28、29を切り換えて、録音再生制御ユ
ニット27によってミニディスク25の再生を行い、そ
の再生信号を音声信号出力端子22より出力する。この
時点で、再生を終了した最後段のミニディスクレコーダ
13は、再び信号通過モードに切り換わっており、中段
のミニディスクレコーダ12も信号通過モードの状態で
あるため、ミニディスクレコーダ11から出力された再
生信号は、そのまま2つのミニディスクレコーダ12、
13を通過してアンプ40に入力され、必要な増幅を経
てスピーカ43より出力される。以上のような動作によ
り、3つのミニディスクレコーダ11、12、13の間
でリレー再生を行い、長時間の再生動作を有効に分担し
て行うことができる。
【0043】(3)オーディオリレー録音 上述のようなモード設定操作によってリレー録音モード
が設定された場合、まず、各ミニディスクレコーダ1
1、12、13は、その時点での状態を初期化し、一旦
信号通過モードに設定される。また、マイク44はアン
プ40を介して最前段のミニディスクレコーダ11のの
音声信号入力端子21に接続され、アンプ40とスピー
カ43のラインは切断されているものとする。この状態
で、例えば最前段のミニディスクレコーダ11のREC
キーが押下され、リレー録音動作の開始が指示される
と、ミニディスクレコーダ11のマイコン31は録音実
行モードを選択し、スイッチ28、29を切り換えて、
音声信号入力端子21から入力した音声信号を録音再生
制御ユニット27によってミニディスク25に録音す
る。
【0044】この後、ミニディスクレコーダ11の録音
が終了に近づくと、ミニディスクレコーダ11のマイコ
ン31は、終了準備信号を制御信号出力端子24より出
力し、この終了準備信号は、次段(中段)のミニディス
クレコーダ12の制御信号入力端子23に録音開始の準
備を促すポーズ信号として入力される。これにより、ミ
ニディスクレコーダ12のマイコン31は、再生実行モ
ードを選択し、スイッチ28、29を切り換えて、ポー
ズ状態で録音準備動作を開始する。
【0045】次に、ミニディスクレコーダ11の録音が
終了すると、ミニディスクレコーダ11のマイコン31
は、終了通知信号を制御信号出力端子24より出力し、
この終了通知信号は、次段(中段)のミニディスクレコ
ーダ12の制御信号入力端子23に開始要求信号として
入力される。また、これと同時にミニディスクレコーダ
11のマイコン31は、信号通過モードを選択し、音声
信号入力端子21と音声信号出力端子22とを接続し、
音声信号入力端子21から入力した音声信号をそのまま
音声信号出力端子22に出力する状態となる。これによ
り、中段のミニディスクレコーダ12のマイコン31
は、音声信号入力端子21から入力した音声信号を録音
再生制御ユニット27によってミニディスク25に録音
する。
【0046】この後、ミニディスクレコーダ12の録音
が終了に近づくと、ミニディスクレコーダ12のマイコ
ン31は、終了準備信号を制御信号出力端子24より出
力し、この終了準備信号は、次段(最後段)のミニディ
スクレコーダ13の制御信号入力端子23に録音開始の
準備を促すポーズ信号として入力される。これにより、
ミニディスクレコーダ13のマイコン31は、再生実行
モードを選択し、スイッチ28、29を切り換えて、ポ
ーズ状態で録音準備動作を開始する。次に、ミニディス
クレコーダ12の録音が終了すると、ミニディスクレコ
ーダ12のマイコン31は、終了通知信号を制御信号出
力端子24より出力し、この終了通知信号は、次段(最
後段)のミニディスクレコーダ13の制御信号入力端子
23に開始要求信号として入力される。
【0047】また、これと同時にミニディスクレコーダ
12のマイコン31は、信号通過モードを選択し、音声
信号入力端子21と音声信号出力端子22とを接続し、
音声信号入力端子21から入力した音声信号をそのまま
音声信号出力端子22に出力する状態となる。これによ
り、最後段のミニディスクレコーダ13のマイコン31
は、音声信号入力端子21から入力した音声信号を録音
再生制御ユニット27によってミニディスク25に録音
する。そして、ミニディスクレコーダ13の録音が終了
すると、ミニディスクレコーダ13のマイコン31は、
信号通過モードを選択し、リレー録音動作を終了する。
つまり、リレー録音モードにおいては各ミニディスクレ
コーダ11、12、13を一巡した段階で終了すること
になる。以上のような動作により、3つのミニディスク
レコーダ11、12、13の間でリレー録音を行い、長
時間の録音動作を有効に分担して行うことができる。
【0048】なお、以上のようなリレー再生動作やリレ
ー記録動作において、各ミニディスクレコーダ11、1
2、13の間で再生動作や記録動作を受け渡す際に、ミ
ニディスクレコーダの特性等により再生音や記録音の先
頭と末尾を厳格に繋ぎ合わせることは困難であり、瞬間
的に再生音がとぎれたり、記録音に欠落が生じたりする
場合がある。しかしながら、例えばBGMの再生や会議
の録音に用いる場合等のように、用途によっては瞬間的
な音のとぎれや欠落があまり問題とならない場合も多
い。そこで、本形態のように、再生動作や記録動作の終
了に対応した終了通知信号を出力するという簡単な制御
信号を用いることにより、簡易で安価な構成により長時
間の再生や録音を実現することができ、極めて有用なシ
ステムを提供することが可能となるものである。
【0049】また、上述した各装置におけるオーディオ
信号の接続においては、アナログ、デジタルのどちらで
も可能であるが、音質の点からデジタルを用いることが
好ましい。また、一般にデジタル録音においては、SC
MS(シリアルコピーマネージメントシステム)の規格
により、録音済みのデータを再生する上で一定の制限が
かかることになるが、本形態の装置では、一旦記録媒体
にデジタル録音したソースを次段のミニディスクレコー
ダで再録音することなく、そのままミニディスクレコー
ダを通過させて再生しているため、SCMSの制限を受
けることなく、再生が可能である。
【0050】なお、上述の説明では、音声信号の記録、
再生を扱う装置について説明したが、本発明は同様に映
像信号の記録、再生を扱う装置、あるいは音声及び映像
信号の記録、再生を扱う装置にも同様に適用し得るもの
である。また、上述の説明では、記録と再生の双方をモ
ード選択可能な装置について説明したが、記録と再生の
一方だけが可能な装置であってもよい。さらに、上述の
説明では、記録媒体としてMD(ミニディスク)を扱う
装置について説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ばDVD(デジタルビデオディスク)やCD(コンパク
トディスク)等の光ディスクやハードディスク等の磁気
ディスクを用いた装置であってもよく、またビデオテー
プレコーダ等のテープ媒体を用いたものであってもよ
い。また、必ずしも交換可能な記録媒体を用いる必要は
ない。また、出力機器や入力機器としては、スピーカや
マイク等である必要はなく、例えばネットワークを介し
て再生データや記録データを伝送するようなシステムと
組み合わせることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の信号再生装
置では、制御信号入力端子から入力される制御信号に応
じて、記録媒体の再生を行い、主信号出力端子から出力
する再生実行モードと、主信号入力端子から入力した信
号をそのまま主信号出力端子に出力する信号通過モード
とを選択するとともに、再生終了通知を制御信号出力端
子より出力するようにした。このため、例えば主信号入
力端子に前段の信号再生装置の主信号出力端子を接続
し、制御信号入力端子に前段の信号再生装置の制御信号
出力端子を接続し、主信号出力端子に後段の信号再生装
置の主信号入力端子を接続し、制御信号出力端子に後段
の信号再生装置の制御信号入力端子を接続することによ
り、複数の信号再生装置によってリレー再生動作を行う
ことができ、簡易で安価な構成により、長時間再生を複
数の信号再生装置で分担でき、各信号再生装置の寿命を
延ばすことが可能となる。
【0052】また、本発明の信号記録装置では、制御信
号入力端子から入力される制御信号に応じて、主信号入
力端子から入力した信号を記録媒体に記録する記録実行
モードと、主信号入力端子から入力した信号をそのまま
主信号出力端子に出力する信号通過モードとを選択する
とともに、記録終了通知を制御信号出力端子より出力す
るようにした。このため、例えば主信号入力端子に前段
の信号記録装置の主信号出力端子を接続し、制御信号入
力端子に前段の信号記録装置の制御信号出力端子を接続
し、主信号出力端子に後段の信号記録装置の主信号入力
端子を接続し、制御信号出力端子に後段の信号記録装置
の制御信号入力端子を接続することにより、複数の信号
記録装置によってリレー記録動作を行うことができ、簡
易で安価な構成により、長時間記録を複数の信号記録装
置で分担でき、各信号記録装置の寿命を延ばすことが可
能となる。
【0053】また、本発明の信号記録再生装置では、主
信号の再生を行う場合には、上述した信号再生装置の場
合と同様にして複数の信号記録再生装置によって長時間
の連続再生を分担して行うことが可能であり、主信号の
記録を行う場合には、上述した本発明の信号記録装置の
場合と同様にして複数の信号記録再生装置によって長時
間の連続記録を分担して行うことが可能であり、各信号
記録再生装置の寿命を延ばすことが可能となる。
【0054】また、本発明のリレー再生装置では、制御
信号入力端子から入力される制御信号に応じて、記録媒
体の再生を行い、主信号出力端子から出力する再生実行
モードと、主信号入力端子から入力した信号をそのまま
主信号出力端子に出力する信号通過モードとを選択する
とともに、再生終了通知を制御信号出力端子より出力す
る信号再生装置を複数有し、前段の信号再生装置の主信
号出力端子を次段の信号再生装置の主信号入力端子に接
続し、前段の信号再生装置の制御信号出力端子を次段の
信号再生装置の制御信号入力端子に接続した。このた
め、複数の信号再生装置によってリレー再生動作を行う
ことができ、簡易で安価な構成により、長時間再生を複
数の信号再生装置で分担でき、各信号再生装置の寿命を
延ばすことが可能となる。
【0055】また、本発明のリレー記録装置では、制御
信号入力端子から入力される制御信号に応じて、主信号
入力端子から入力した信号を記録媒体に記録する記録実
行モードと、主信号入力端子から入力した信号をそのま
ま主信号出力端子に出力する信号通過モードとを選択す
るとともに、記録終了通知を制御信号出力端子より出力
する信号記録装置を複数有し、前段の信号記録装置の主
信号出力端子を次段の信号記録装置の主信号入力端子に
接続し、前段の信号記録装置の制御信号出力端子を次段
の信号記録装置の制御信号入力端子に接続した。このた
め、複数の信号記録装置によってリレー記録動作を行う
ことができ、簡易で安価な構成により、長時間記録を複
数の信号記録装置で分担でき、各信号記録装置の寿命を
延ばすことが可能となる。
【0056】また、本発明のリレー記録再生装置では、
主信号の再生を行う場合には、上述したリレー再生装置
の場合と同様にして複数の信号記録再生装置によって長
時間の連続再生を分担して行うことが可能であり、主信
号の記録を行う場合には、上述したリレー記録装置の場
合と同様にして複数の信号記録再生装置によって長時間
の連続記録を分担して行うことが可能であり、各信号記
録再生装置の寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるリレー記録再生装置
の構成を示す模式図である。
【図2】図1に示すリレー再生装置の接続構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1に示すリレー記録再生装置に用いられるミ
ニディスクレコーダの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の記録再生装置を示す模式図である。
【符号の説明】
11、12、13……ミニディスクレコーダ、21……
音声信号入力端子、22…音声信号出力端子、23……
制御信号入力端子、24……制御信号出力端子、25…
…ミニディスク、26…記録再生ヘッド、27……録音
再生制御ユニット、28、29……スイッチ、30……
信号処理IC、31……マイコン、32……キー入力
部、33……表示部、40……アンプ、43……スピー
カ、44……マイク。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録媒体に記録された主信号の再
    生を行う信号再生装置において、 前記記録媒体に対する主信号の再生を行う再生部と、 前記主信号を外部より入力する主信号入力端子と、 前記主信号を外部に出力する主信号出力端子と、 前記再生部における再生動作の開始を要求する開始要求
    信号を入力する制御信号入力端子と、 前記再生部における再生動作の終了を通知する終了通知
    信号を出力する制御信号出力端子と、 前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
    いて、前記再生部によって再生した記録媒体の主信号を
    主信号出力端子より出力する再生実行モードと、前記主
    信号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力
    端子より出力する信号通過モードとを切り換えるととも
    に、前記再生部における再生動作の終了に応じて前記終
    了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御部と、 を有することを特徴とする信号再生装置。
  2. 【請求項2】 前記主信号は、音声信号または映像信号
    または音声及び映像信号であることを特徴とする請求項
    1記載の信号再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、信号再生装置から交換
    可能な記録媒体であることを特徴とする請求項1記載の
    信号再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記再生部における再生
    動作の終了前に所定のタイミングで終了準備信号を制御
    信号出力端子より出力することを特徴とする請求項1記
    載の信号再生装置。
  5. 【請求項5】 所定の記録媒体に対する主信号の記録を
    行う信号記録装置において、 前記記録媒体に対する主信号の記録を行う記録部と、 前記主信号を外部より入力する主信号入力端子と、 前記主信号を外部に出力する主信号出力端子と、 前記記録部における記録動作の開始を要求する開始要求
    信号を入力する制御信号入力端子と、 前記記録部における記録動作の終了を通知する終了通知
    信号を出力する制御信号出力端子と、 前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
    いて、前記主信号入力端子から入力した主信号を記録部
    によって記録媒体に記録する記録実行モードと、前記主
    信号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力
    端子より出力する信号通過モードとを切り換えるととも
    に、前記記録部における記録動作の終了に応じて前記終
    了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御部と、 を有することを特徴とする信号記録装置。
  6. 【請求項6】 前記主信号は、音声信号または映像信号
    または音声及び映像信号であることを特徴とする請求項
    5記載の信号記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は、信号記録装置から交換
    可能な記録媒体であることを特徴とする請求項5記載の
    信号記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記記録部における記録
    動作の終了前に所定のタイミングで終了準備信号を制御
    信号出力端子より出力することを特徴とする請求項5記
    載の信号記録装置。
  9. 【請求項9】 所定の記録媒体に記録された主信号の再
    生及び前記記録媒体に対する主信号の記録を行う信号記
    録再生装置において、 前記記録媒体に対する主信号の記録または再生を行う記
    録再生部と、 前記主信号を外部より入力する主信号入力端子と、 前記主信号を外部に出力する主信号出力端子と、 前記記録再生部における記録動作または再生動作の開始
    を要求する開始要求信号を入力する制御信号入力端子
    と、 前記記録再生部における記録動作または再生動作の終了
    を通知する終了通知信号を出力する制御信号出力端子
    と、 前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
    いて、前記主信号入力端子から入力した主信号を記録再
    生部によって記録媒体に記録する、または、記録再生部
    によって再生した記録媒体の主信号を主信号出力端子よ
    り出力する記録再生実行モードと、前記主信号入力端子
    から入力した主信号をそのまま主信号出力端子より出力
    する信号通過モードとを切り換えるとともに、前記記録
    再生部における記録動作または再生動作の終了に応じて
    前記終了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御
    部と、 を有することを特徴とする信号記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記主信号は、音声信号または映像信
    号または音声及び映像信号であることを特徴とする請求
    項9記載の信号記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体は、信号記録再生装置か
    ら交換可能な記録媒体であることを特徴とする請求項9
    記載の信号記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記制御部は、前記記録再生部におけ
    る再生動作または記録動作の終了前に所定のタイミング
    で終了準備信号を制御信号出力端子より出力することを
    特徴とする請求項9記載の信号記録再生装置。
  13. 【請求項13】 所定の記録媒体に記録された主信号の
    再生を行う複数の信号再生装置を有し、各信号再生装置
    によって連続的に主信号の再生を行うリレー再生装置で
    あって、 前記複数の信号再生装置は、 前記記録媒体に対する主信号の再生を行う再生部と、 前記主信号を外部より入力する主信号入力端子と、 前記主信号を外部に出力する主信号出力端子と、 前記再生部における再生動作の開始を要求する開始要求
    信号を入力する制御信号入力端子と、 前記再生部における再生動作の終了を通知する終了通知
    信号を出力する制御信号出力端子と、 前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
    いて、前記再生部によって再生した記録媒体の主信号を
    主信号出力端子より出力する再生実行モードと、前記主
    信号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力
    端子より出力する信号通過モードとを切り換えるととも
    に、前記再生部における再生動作の終了に応じて前記終
    了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御部とを
    それぞれ有し、 前記複数の信号再生装置のうち前段の信号再生装置の主
    信号出力端子を次段の信号再生装置の主信号入力端子に
    接続し、前段の信号再生装置の制御信号出力端子を次段
    の信号再生装置の制御信号入力端子に接続した、ことを
    特徴とするリレー再生装置。
  14. 【請求項14】 前記主信号は、音声信号または映像信
    号または音声及び映像信号であることを特徴とする請求
    項13記載のリレー再生装置。
  15. 【請求項15】 前記記録媒体は、信号再生装置から交
    換可能な記録媒体であることを特徴とする請求項13記
    載のリレー再生装置。
  16. 【請求項16】 前記制御部は、前記再生部における再
    生動作の終了前に所定のタイミングで終了準備信号を制
    御信号出力端子より出力することを特徴とする請求項1
    3記載のリレー再生装置。
  17. 【請求項17】 所定の記録媒体に対する主信号の記録
    を行う複数の信号記録装置を有し、各信号記録装置によ
    って連続的に主信号の記録を行うリレー記録装置であっ
    て、 前記複数の信号記録装置は、 前記記録媒体に対する主信号の記録を行う記録部と、 前記主信号を外部より入力する主信号入力端子と、 前記主信号を外部に出力する主信号出力端子と、 前記記録部における記録動作の開始を要求する開始要求
    信号を入力する制御信号入力端子と、 前記記録部における記録動作の終了を通知する終了通知
    信号を出力する制御信号出力端子と、 前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
    いて、前記主信号入力端子から入力した主信号を記録部
    によって記録媒体に記録する記録実行モードと、前記主
    信号入力端子から入力した主信号をそのまま主信号出力
    端子より出力する信号通過モードとを切り換えるととも
    に、前記記録部における記録動作の終了に応じて前記終
    了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御部とを
    それぞれ有し、前記複数の信号記録装置のうち前段の信
    号記録装置の主信号出力端子を次段の信号記録装置の主
    信号入力端子に接続し、前段の信号記録装置の制御信号
    出力端子を次段の信号記録装置の制御信号入力端子に接
    続した、ことを特徴とするリレー記録装置。
  18. 【請求項18】 前記主信号は、音声信号または映像信
    号または音声及び映像信号であることを特徴とする請求
    項17記載のリレー再生装置。
  19. 【請求項19】 前記記録媒体は、信号再生装置から交
    換可能な記録媒体であることを特徴とする請求項17記
    載のリレー再生装置。
  20. 【請求項20】 前記制御部は、前記記録部における記
    録動作の終了前に所定のタイミングで終了準備信号を制
    御信号出力端子より出力することを特徴とする請求項1
    7記載のリレー記録装置。
  21. 【請求項21】 所定の記録媒体に記録された主信号の
    再生及び前記記録媒体に対する主信号の記録を行う複数
    の信号記録再生装置を有し、各信号記録再生装置によっ
    て連続的に主信号の記録または再生を行うリレー記録再
    生装置であって、 前記複数の信号記録再生装置は、 前記記録媒体に対する主信号の記録または再生を行う記
    録再生部と、 前記主信号を外部より入力する主信号入力端子と、 前記主信号を外部に出力する主信号出力端子と、 前記記録再生部における記録動作または再生動作の開始
    を要求する開始要求信号を入力する制御信号入力端子
    と、 前記記録再生部における記録動作または再生動作の終了
    を通知する終了通知信号を出力する制御信号出力端子
    と、 前記制御信号入力端子から入力した開始要求信号に基づ
    いて、前記主信号入力端子から入力した主信号を記録再
    生部によって記録媒体に記録する、または、記録再生部
    によって再生した記録媒体の主信号を主信号出力端子よ
    り出力する記録再生実行モードと、前記主信号入力端子
    から入力した主信号をそのまま主信号出力端子より出力
    する信号通過モードとを切り換えるとともに、前記記録
    再生部における記録動作または再生動作の終了に応じて
    前記終了通知信号を制御信号出力端子より出力する制御
    部とを有し、 前記複数の信号記録再生装置のうち前段の信号記録装置
    の主信号出力端子を次段の信号記録再生装置の主信号入
    力端子に接続し、前段の信号記録再生装置の制御信号出
    力端子を次段の信号記録再生装置の制御信号入力端子に
    接続した、ことを特徴とするリレー記録再生装置。
  22. 【請求項22】 前記主信号は、音声信号または映像信
    号または音声及び映像信号であることを特徴とする請求
    項21記載のリレー記録再生装置。
  23. 【請求項23】 前記記録媒体は、信号記録再生装置か
    ら交換可能な記録媒体であることを特徴とする請求項2
    1記載のリレー記録再生装置。
  24. 【請求項24】 前記制御部は、前記記録再生部におけ
    る再生動作または記録動作の終了前に所定のタイミング
    で終了準備信号を制御信号出力端子より出力することを
    特徴とする請求項21記載のリレー記録再生装置。
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JP2006202381A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Funai Electric Co Ltd 情報記録装置

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