JP2002077493A - シリアルスキャナプリンタ装置 - Google Patents

シリアルスキャナプリンタ装置

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JP2002077493A
JP2002077493A JP2000264248A JP2000264248A JP2002077493A JP 2002077493 A JP2002077493 A JP 2002077493A JP 2000264248 A JP2000264248 A JP 2000264248A JP 2000264248 A JP2000264248 A JP 2000264248A JP 2002077493 A JP2002077493 A JP 2002077493A
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Tadashi Yamamoto
忠 山本
Kiyoshi Kaneko
潔 兼子
Akihiko Nakaya
明彦 仲谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の処理に影響を与えることなく、高速に画
像読取を行うことのできるシリアルスキャナプリンタ装
置を提供することである。 【解決手段】 ヘッドカートリッジ或いはスキャナカー
トリッジを搭載したシリアルスキャナプリンタ装置にお
いて、特に、画像読取を行うとき、所定の基準原稿を読
み取ることによって生成される白基準データと黒基準デ
ータをメモリに格納しておくが、そのスキャナカートリ
ッジによって第1のバッファに格納された1走査分の画
像データに関し、スキャナカートリッジの複数の読取素
子各々に対応した画像データ毎に、対応する白基準デー
タと黒基準データとをメモリから読み出して第1及び第
2のレジスタに一時的に格納し、第1及び第2のレジス
タを用いて白補正と黒補正とを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリアルスキャナプ
リンタ装置に関し、特に、ヘッドカートリッジとスキャ
ナカートリッジとを取り替えてキャリッジに搭載するこ
とにより、画像の記録と画像の読取とを行うシリアルス
キャナプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやプリンタなどの記録
装置において、原稿読み取り機能の付加された装置が従
来より知られている。このような構成としては、ワード
プロセッサの記録部やプリンタの記録部に設けられた記
録ヘッド走査用のキャリッジに記録ヘッドの代わりにラ
インイメージセンサやスキャナカートリッジを搭載し、
記録用紙の代わりに読み取り原稿をセットして、キャリ
ッジを走査させることで原稿を読み取るものが知られて
いる。
【0003】例えば、熱転写プリンタJを搭載したワー
ドプロセッサにおける読取では、キャリッジの1走査で
ラインイメージセンサの読取幅(RW)×キャリッジの
1走査幅(L)の面積に描かれた画像が読み取られる。
次に、キャリッジの走査方向とは垂直の方向にラインイ
メージセンサの読取幅分(RW)だけ、読み取り原稿を
紙送りした後、再びキャリッジを1走査して上記と同じ
面積に描かれた画像を読み取る。このような動作を繰り
返して所望の面積の原稿読み取りを行うのである。
【0004】この読取動作は、インクを吐出して記録を
行うインクジェットヘッドをキャリッジに搭載して記録
を行うインクジェット記録装置において、キャリッジ上
に記録ヘッドの代わりにスキャナカートリッジを搭載し
て原稿を読み取る場合も同じである。
【0005】このようなシリアル走査方式はフラットベ
ッドスキャナの様な原稿幅分に対応する画素数を有する
ラインイメージセンサを用いたライン走査方式に比して
センサに用いる読取素子の数が少なく、また、1走査当
たりの読み取り幅が狭いため光学系が小さくなるので安
価である。又、原稿搬送機構及びキャリッジを記録動作
に用いるプリンタ機構と共用できるためプリンタとスキ
ャナを両方を購入するよりも安価である。この様に、ユ
ーザは非常に安価に原稿読み取り機能を入手でき、自作
の文書に読取機能で読み取った手書きのイラストや写真
を挿入したり、印刷あるいは手書きの文字を光学的に読
み取るOCR(Optical Character Reader)や、公衆回
線を利用して画像の送受信を行うFAXに使用するため
に原稿読み取りが行える。
【0006】さて、このようなシリアルスキャナプリン
タ装置では、プリンタ機能とスキャナ機能にそれぞれ固
有なデータ処理が必要であり、特に、スキャナ機能では
イメージセンサの画素毎の出力ばらつきを補正するため
の黒補正処理、及び原稿の照明むらや結像光学系で生じ
るシェーディングを補正するためのシェーディング補正
処理では、記憶された1ライン分の基準黒レベル信号と
白レベル信号を基に1画素毎に加減乗除演算が必要であ
る。
【0007】この機能をソフトウェアで実行するには時
間を要し、またスキャナ固有の機能であるため、ヘッド
カートリッジとスキャナカートリッジを交換してプリン
タ機能とスキャナ機能を実現するシリアルスキャナプリ
ンタ装置では、スキャナカートリッジ内にこの機能を実
現するハードウェアを実装するのが一般的であった。
【0008】しかしながら、このような構成ではプリン
タ装置のCPUバスに接続されたメモリとは別に1ライ
ン分の基準黒レベル信号と白レベル信号を記憶するため
のメモリをスキャナカートリッジ内に持つ必要がある。
【0009】シリアルスキャナプリンタ装置では前述し
た通りフラットベッドスキャナ装置に比して1ライン分
の読取素子数が少ないのが特徴であるため、1ライン分
の信号を記憶するために大容量のメモリは必要ない。こ
のため、価格面からは汎用の安価なDRAMを使用する
ことが望ましいが、このようなメモリに適した小容量の
DRAMが市販されていないためSRAMを搭載せざる
を得ず、これがスキャナカートリッジのコスト削減が困
難な原因の1つであった。
【0010】これを解決するために、プリンタ装置のC
PUバスに接続されたDRAMの記憶空間に黒基準デー
タ保存領域、白基準データ保存領域、キャリッジの1走
査で読み取れる面積分の画像データを保存する少なくて
も1つのバッファメモリ領域を設け、キャリッジを走査
しながら原稿を読み取る時に順次得られる、ラインイメ
ージセンサからの画像データに対して、その画像データ
を取得するために用いたセンサの読取素子に対応した黒
基準データと白基準データを前述のメモリ領域からそれ
ぞれ読み出し、画像データを黒基準データで黒補正処
理、白基準データでシェーディング補正処理を行った後
にバッファメモリ領域に保存することが考えられてい
る。
【0011】このようにして、プリンタ装置側のDRA
Mに必要な記憶空間を設け、ラインイメージセンサから
の画像データに対して順次、前述の一連の処理を行う構
成にすることによりスキャナカートリッジのコストの低
減を図っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ラインイメージセンサの出力周期毎に黒基準デ
ータ、白基準データの読み出し、また、バッファメモリ
領域への書き込みが発生するので、DRAMへのアクセ
スが多く、処理の高速化のためにこれらの入出力動作を
DMAで実行するように構成しても、これら一連の動作
に要するCPUバスの使用率が高くなる。
【0013】従って、プリンタ装置のCPUはこの残り
時間で他の必要な動作を実行することになり、キャリッ
ジモータ、搬送モータの制御、各種センサ(キャリッジ
ホームポジションセンサ、紙センサ、操作ボタン等)の
検知、シリアルスキャナプリンタ装置からホストコンピ
ュータに画像データを転送するための通信制御等の処理
能力が低下するという問題が発生する。
【0014】依って、これらの処理をある程度の性能を
維持しながら、CPUの資源やCPUバスの資源を用い
ると、シリアルスキャナによる画像読み取り速度を上げ
ることができないという問題があった。
【0015】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、他の処理に影響を与えることなく、高速に画像読取
を行うことのできるシリアルスキャナプリンタ装置を提
供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシリアルスキャナプリンタ装置は、以下のよ
うな構成からなる。
【0017】即ち、ヘッドカートリッジ或いは複数の読
取素子を有するスキャナカートリッジを搭載したキャリ
ッジを走査して、前記ヘッドカートリッジを用いて記録
媒体に記録を行ったり、或いは、前記スキャナカートリ
ッジを用いて記録媒体の画像を読み取ったりするシリア
ルスキャナプリンタ装置であって、所定の基準原稿を読
み取ることによって生成される白基準データと黒基準デ
ータとを格納するメモリと、前記スキャナカートリッジ
の読取素子1素子分に対応する白基準データを前記メモ
リから読み出して一時的に格納する第1のレジスタと、
前記スキャナカートリッジの読取素子1素子分に対応す
る黒基準データを前記メモリから読み出して一時的に格
納する第2のレジスタと、前記スキャナカートリッジに
よって読み込まれた1走査分の画像データを格納する第
1のバッファと、前記第1のバッファに格納された1走
査分の画像データに関し、前記複数の読取素子各々に対
応した画像データ毎に、対応する白基準データと黒基準
データとを前記メモリから読み出して前記第1及び第2
のレジスタに一時的に格納し、前記第1及び第2のレジ
スタを用いて白補正と黒補正とを行う補正手段とを有す
ることを特徴とするシリアルスキャナプリンタ装置を備
える。
【0018】さらに、前記補正手段によって補正された
画像データを格納する第2のバッファと、第2のバッフ
ァに格納された補正された画像データを外部装置に転送
出力する転送手段とを有することが望ましい。
【0019】また、第1のバッファはダブルバッファ構
成であることが望ましい。
【0020】またさらに、前記キャリッジにヘッドカー
トリッジが搭載されたか或いはスキャナカートリッジが
搭載されたかを判別する判別手段を有すると良い。
【0021】さて、前記スキャナカートリッジは、画像
が記録された記録媒体に光を照射する、例えばLEDの
ような発光素子と、記録媒体からの反射光を受光する、
例えば、光電変換素子のような受光素子とを含む。
【0022】一方、前記ヘッドカートリッジは、インク
を収容するインクタンクとインクジェット記録ヘッドと
を含み、そのインクジェット記録ヘッドは、熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出するためにインクに与える熱
エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えること
が好ましい。
【0023】なお、記録データを格納するためバッファ
は第1のバッファやメモリを再構成して割当てられる。
【0024】以上の構成により本発明は、ヘッドカート
リッジ或いはスキャナカートリッジを搭載したキャリッ
ジを走査して、そのヘッドカートリッジを用いて記録媒
体に記録を行ったり、或いは、そのスキャナカートリッ
ジを用いて記録媒体の画像を読み取ったりするシリアル
スキャナプリンタ装置において、特に、画像読取を行う
とき、所定の基準原稿を読み取ることによって生成され
る白基準データと黒基準データをメモリに格納しておく
が、そのスキャナカートリッジによって第1のバッファ
に格納された1走査分の画像データに関し、スキャナカ
ートリッジの複数の読取素子各々に対応した画像データ
毎に、対応する白基準データと黒基準データとをメモリ
から読み出して第1及び第2のレジスタに一時的に格納
し、第1及び第2のレジスタを用いて白補正と黒補正と
を行うよう動作する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0026】図1に本発明の代表的な実施形態であるシ
リアルスキャナプリンタ装置の構成を示す斜視図であ
る。
【0027】図1において、インクジェット記録ヘッド
とインクタンクとを含むヘッドカートリッジ301或い
はスキャナカートリッジ101を搭載したキャリッジ3
03はガイド軸304、305に沿ってこれらの軸方向
(矢印b方向)に往復移動して、記録用紙311に画像
を記録したり、或いは記録原稿312に描かれた画像を
読み取る。キャリッジ303がガイド軸304及び30
5に沿って矢印b方向に往復移動するための駆動力はベ
ルト306を介してキャリッジモータ307からキャリ
ッジ303に伝達される。
【0028】また、ヘッドカートリッジ301或いはス
キャナカートリッジ101と、制御基板309とはフレ
キシブルプリンテッドケーブル(FPC)308を介し
て電気的に接続される。
【0029】なお、記録用紙311への画像記録時、或
いは、記録原稿312からの画像読取時、キャリッジ3
03の往復移動と連動して、記録用紙311や記録原稿
312はローラモータ302によって回転する紙送りロ
ーラ302によって、矢印a方向に搬送される。
【0030】次に、画像の記録動作について説明する。
【0031】この実施形態におけるヘッドカートリッジ
301に含まれる記録ヘッドには128個のインク吐出
口があり、キャリッジ303が図1の左から右へ1回走
査することにより、記録用紙311上には最大128行
のドット記録がなされる。キャリッジ303が図1の左
から右へ1回の走査を終了した後、紙送りローラ310
が回転して記録用紙311を記録幅分(128行ドット
幅)搬送する。このとき、キャリッジ303を図1の右
から左へ移動し、次の走査による画像記録に備える。そ
して、キャリッジ303の走査及び記録用紙311の搬
送を複数回繰り返し行うことによって記録用紙311に
所望の記録がなされる。
【0032】前述のように、ヘッドカートリッジ301
はキャリッジ303に着脱自在であるので、画像読取動
作を行うときには、この実施形態ではヘッドカートリッ
ジ301の代わりに、スキャナカートリッジ101をキ
ャリッジ303に装着する。この場合、スキャナカート
リッジ101は記録用紙311に代わって紙送りローラ
310によって搬送される記録原稿312の画像を光学
的に読み取り、光電変換して電気信号にして出力する。
【0033】ここで、スキャナカートリッジ101をキ
ャリッジ303に装着して画像原稿を読み取る動作につ
いて説明する。
【0034】まず、記録原稿312を紙送りローラ31
0にて所定の読み取り位置に搬送する。スキャナユニッ
ト101が装着されたキャリッジ303は、前述の記録
動作と同様に図1の左から右に走査する。これにより記
録原稿312に描かれた画像が128画素幅でスキャナ
カートリッジ101に内蔵されたラインイメージセンサ
(後述)により読み取られる。キャリッジ303が図1
の左から右への1回の走査を終了した後、紙送りローラ
310が回転して記録原稿312を128画素分だけ矢
印a方向に搬送するとともに、キャリッジ303は図1
の右から左へ移動し、次の走査による画像読取に備え
る。そして、キャリッジ303の走査及び記録原稿31
2の搬送を複数回繰り返し行うことによって、記録原稿
からの画像読み取りがなされる。
【0035】図2は図1に示したシリアルスキャナプリ
ンタ装置の制御構成を示すブロック図である。
【0036】図2において、101はスキャナカートリ
ッジ、102は記録原稿312に光を照射するためのL
ED、103は記録原稿312によって反射された反射
光を集光する光学レンズ、104は光学レンズ103に
よって集光されたLED102により照射され記録原稿
312によって反射された反射光を受光するラインイメ
ージセンサである。
【0037】ラインイメージセンサ104は1ライン上
に配列された128画素の光電変換素子を有し、原稿画
像の濃淡に応じたレベルのアナログ画像信号を出力す
る。この出力信号は後段のアナログ信号処理回路105
で所定の信号処理がなされ、さらに、10ビットA/D
変換器106でデジタル信号に変換され、パラレルシリ
アル(P/S)変換器107でパラレルシリアル変換が
施され、シリアル画像データとして出力される。1さ
て、スキャナカートリッジコントローラ108は、シリ
アルスキャナプリンタ装置本体に設けられた制御基板3
09からのコマンドや同期信号に応じてスキャナカート
リッジ101内の各部を制御する。なお、109はスキ
ャナID発生器であり、この実施形態では単に5V電圧
信号を出力している。
【0038】ヘッドカートリッジ301に内蔵された記
録ヘッド200は、128ビットのシリアルパラレル変
換器201により、128ノズルに対応した画像データ
を制御基板309から受信し、制御基板309からの同
期信号に応じてヒータ列202を駆動してノズルからイ
ンクを吐出させる。なお、203はヘッドカートリッジ
ID発生器であり、この実施形態では0V電圧を出力し
ている。
【0039】なお、図2にはスキャナカートリッジ10
1とヘッドカートリッジ301に含まれる記録ヘッド2
00を一緒に図示しているが、実際はどちらか一方がシ
リアルスキャナプリンタ装置に装着される。
【0040】また、図2に示すように、制御基板309
には、CPU401、プログラムROM402、DRA
M403、ホストコンピュータとの通信用のIEEE1
284規格準拠の通信を制御する双方向インタフェース
(I/F)404、スキャナカートリッジ用及びヘッド
カートリッジ用の同期信号を発生させる同期信号発生器
405、ID検出用I/Oポート406、シリアルパラ
レル(S/P)変換器407が備えられている。
【0041】408はスキャナ動作時に同期信号発生器
405のスキャナカートリッジ用同期信号に同期してス
キャナカートリッジ101からの原稿読み取り情報をシ
リアルに受信して、シリアルパラレル(S/P)変換器
407でパラレル信号に変換してDRAM403にDM
A転送する読み取りデータ受信器、409はプリンタ動
作時に同期信号発生器405のヘッドカートリッジ用同
期信号に同期してDRAM403内部の記録データメモ
リの記録情報をDMAで受信してパラレルシリアル変換
してヘッドカートリッジ200にシリアルデータとして
送信する記録データ送信器である。
【0042】また、410、411、412は夫々、後
述する黒基準レジスタ、白基準レジスタ、演算処理回路
である。
【0043】図3はDRAM403のメモリマップを示
す図である。
【0044】図3において、(a)はプリンタ機能動作
時のメモリマップであり、(b)はシリアルスキャナ機
能動作時のメモリマップである。また、いずれの動作を
行うときであっても、CPUが処理を実行するためのワ
ークエリア505、606がとられる。
【0045】両マップの切り替えはCPU401がID
検出用I/Oポート406よりカートリッジIDを検出
し、CPU401はヘッドカートリッジの装着を検出し
た場合はメモリマップを(a)に示すように、また、ス
キャナカートリッジの装着を検出した場合はメモリマッ
プ(b)に示すように構成する。
【0046】先ず、ヘッドカートリッジが装着されてい
る場合の動作について、図4に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0047】図3(a)に示す受信バッファ501は3
2KByteのサイズで、DMAコントローラ(不図
示)の制御によってホストコンピュータ(不図示)から
送信されるデータは双方向インタフェース404を介し
て、受信バッファ501に書き込まれる(ステップS1
00)。
【0048】ホストコンピュータからのデータにはプリ
ンタ制御コマンドや記録用画像データが含まれており、
CPU401は受信バッファからデータを読み出し、プ
リンタ制御コマンドに従ってプリンタ装置を制御し、記
録用画像データを画像処理ワークエリア504に展開す
る(ステップS110)。
【0049】画像処理ワークエリア504に展開された
データはCPU401によってヘッドカートリッジ30
1に転送するのに適したデータ配列になるように記録バ
ッファA503に展開される(ステップS120)。
【0050】記録バッファA503、及び記録バッファ
B502はキャリッジ303の1走査によってヘッドカ
ートリッジ301が記録を行うのに要するデータサイズ
である。この実施形態では、解像度300dpi、12
8ノズルのヘッドカートリッジを用い、キャリッジ30
3の1走査により記録用紙311に記録できる幅は8イ
ンチであるので、記録バッファA503、及び記録バッ
ファB502の容量はともに38.4KByteであ
る。
【0051】記録バッファA503にキャリッジ303
による1走査分のデータが展開されたら、CPU401
はキャリッジモータ307を制御してキャリッジ303
を走査しつつ、同期信号発生器405、及び記録データ
送信器409を起動して記録同期信号に合わせて記録デ
ータをヘッドカートリッジ301に送信する(ステップ
S130)。
【0052】ヘッドカートリッジ301は受信したデー
タを用いて記録を行う(ステップS140)。
【0053】キャリッジ303の1走査で8インチ幅の
記録を終了した時点(ステップS150)で、キャリッ
ジ走査、同期信号発生器405、及び記録データ送信器
409の動作を停止し(ステップS160)、次いで、
キャリッジ303を逆走査して元の位置に戻しつつ、ロ
ーラモータ302を駆動して記録用紙311を128画
素相当の幅だけ搬送する(ステップS170)。
【0054】さて、記録バッファA503のデータを記
録している間、及びキャリッジの逆走査、記録用紙の搬
送している間に、受信バッファへの受信、画像処理ワー
クエリアへの展開は継続されており、画像処理ワークエ
リア504のデータは記録バッファB502に展開され
る(ステップS180)。
【0055】記録バッファB502にデータが揃った時
点(ステップS190)で、記録バッファを切り替え
(ステップS195)、そのデータに基づいた記録走
査、キャリッジ逆走査、記録用紙搬送を行う(ステップ
S140〜S180)。
【0056】このように2つの記録バッファA、Bを交
互に使用して記録動作を継続し、記録用紙311に所望
の記録を行う。
【0057】次にスキャナカートリッジ101が装着さ
れている場合の画像読取動作について、図5に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0058】まず、記録原稿312を読み取る前に、C
PU401はLED102を点灯しないで同期信号発生
器405を起動して、ラインイメージセンサ104の1
28画素分のデータを読み取りデータ受信器408を介
して、DRAM403に定義された図3(b)に示す黒
補正データ領域605に取り込む(ステップS21
0)。なお、この黒補正データは1画素当たり8ビット
であり、黒補正データのサイズは128バイトである。
【0059】次に、記録原稿312の代わりに白基準シ
ートをセットして、LED102を点灯した状態でキャ
リッジ303を移動させながら白基準シートを走査し、
ラインイメージセンサ104から128画素分のデータ
を読み取り、データ受信器408を介して、図3(b)
に示す白補正データ領域604に取り込む(ステップS
220)。なお、この白補正データは1画素当たり10
ビットであり、1画素当たり2バイトのデータで構成す
る。よって、白補正データのサイズは256バイトであ
る。
【0060】以上は原稿を読み取る前準備であり、原稿
を読み取る前に1度はこのような動作によって黒補正デ
ータ、白補正データを取得するが、一旦取得した黒補正
データ、白補正データを双方向インタフェース404を
介してホストコンピュータ側に待避させておけば、CP
U401がスキャナカートリッジIDを検出し、図3
(b)に示すメモリマップを構成する際に、これらのデ
ータをホストコンピュータからロードすれば良いので、
黒補正データと白補正データの取得を画像読取を行う毎
に行う必要はない。
【0061】さて、黒補正データと白補正データが準備
できた状態で、記録原稿312をセットし画像の読取を
行う(ステップS230)。このとき、CPU401は
LED102を点灯させ、キャリッジモータ307を制
御してキャリッジ303を走査しつつ、同期信号発生器
405、及び読み取りデータ受信器408を起動して読
み取り同期信号に合わせて読み取りデータをスキャナカ
ートリッジ101から読み取り、データ受信器408を
介して、図3(b)に示す読み取りバッファA603に
取り込む。
【0062】読取データは1画素当たり10ビットであ
り、1画素当たり2バイトのデータとして構成する。こ
の実施形態では読取解像度が300dpiであり、ライ
ンイメージセンサ104の読取幅が128画素で、キャ
リッジ走査による読み取り幅が8インチなので、読み取
りバッファA603のサイズは614.4Kバイトであ
る。また、ダブルバッファの一部として構成される読み
取りバッファB602も同様である。
【0063】キャリッジ303の1走査で読み取りバッ
ファAにデータを取り込んだら(ステップS240)、
キャリッジ303を逆走査して元の位置に戻しつつ、ロ
ーラモータ302を駆動して記録紙311を128画素
相当の幅だけ搬送する(ステップS250)。
【0064】そして、次の読み取り走査を開始する。次
の読み取り走査では使用する読み取りバッファを交代し
て(ステップS260)、もう1つの読み取りバッファ
に対してデータを書き込んでも良い状態になっているこ
とが確認されたなら(ステップS265、処理はステッ
プS230に戻り、切り替えられた読み取りバッファB
602に読取データを取り込む。一方、この逆走査、紙
搬送、次の読み取り走査の間、読み取りバッファA60
3に格納した読取データの全画素に対して黒補正処理、
及び白補正処理を行う(ステップS270)。
【0065】以下、その黒補正処理と白補正処理につい
て述べる。
【0066】先ず、CPU401はラインイメージセン
サ104の第1画素に対応する黒基準データと白基準デ
ータをDRAM403の黒補正データ領域605と白補
正データ領域604から読み出し、黒基準レジスタ41
0と白基準レジスタ411に書き込む。
【0067】次に、演算処理回路412を起動すると、
演算処理回路412は読み取りバッファの画像データを
キャリッジ走査方向に順次アドレッシングするアドレス
制御回路、即ち、ラインイメージセンサ104の第1画
素に対応する画像データを順次アドレッシングする読み
取りDMAを具備しており、読み込まれた画像データ
(D)に対して、黒基準レジスタ410に格納されたデ
ータ(B)、及び白基準レジスタ411に格納されたデ
ータ(W)を用いて式(1)に示す演算を施し、8ビッ
トに丸めて得られたデータ(S)を図3(b)に示す送
信バッファ601に書き込む。このようにして、キャリ
ッジ303の1走査分の読取幅の処理を行い、その処理
が終了すると、その旨をCPU401に割り込みで通知
して演算処理回路412の処理を終了する。
【0068】 S=256・(D−B)/W …… (1) 次に、CPU401はラインイメージセンサ104の第
2画素に対応する黒基準データと白基準データをDRA
M403の黒補正データ領域605と白補正データ領域
604から読み出し、黒基準レジスタ410と白基準レ
ジスタ411に書き込む。
【0069】次に、演算処理回路412を起動して、第
2画素に対応する画像データを順次アドレッシングして
キャリッジ走査方向に順次アドレッシングしながら、前
述と同様の処理を行う。
【0070】以下同様にして、ラインイメージセンサ1
04の128画素分に対応する処理を行い、読み取りバ
ッファA603の全画素に対する黒補正処理、及び白補
正処理を完了させる。
【0071】その後、送信バッファ601に書き込まれ
たデータを順次、双方向インタフェース404を介して
ホストコンピュータに送信する(ステップS280)。
【0072】読み取りバッファA603の全データが演
算処理され送信バッファ601に書き込まれた時点(ス
テップS290)で、処理対象となるバッファを切り替
えて(ステップS300)、記録原稿全体からの読取動
作が終了していなければ(ステップS310)、処理は
ステップS270に戻って切り替えれた読み取りバッフ
ァB602に対して演算処理を開始する。
【0073】このようにして、読み取りバッファA、B
を交互に使用して読み取りを継続して、記録原稿312
の所望の範囲の読み取りを行う。
【0074】従って以上説明した実施形態に従えば、記
録動作時と画像読取時でシリアルスキャナプリンタ装置
のメモリのメモリマップを切り替えて、それぞれの動作
に最適なメモリマップを構成するとともに、画像読取時
の白補正と黒補正を専用のレジスタを設けて行うので、
黒補正データと白補正データとを格納したメモリ領域に
対する入出力動作を減らすことができるので、CPUの
負荷が削減され、CPUは他の必要な動作(キャリッジ
モータ、搬送モータの制御、各種センサ(キャリッジホ
ームポジションセンサ、紙センサ、操作ボタン等)の検
知など)の実行に十分なCPU資源を用いつつ、ホスト
コンピュータに画像データを高速に転送することができ
る。
【0075】なお、以上の実施形態において、記録ヘッ
ドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さ
らにインクタンクに収容される液体はインクであるとし
て説明したが、その収容物はインクに限定されるもので
はない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0076】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0077】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0078】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0079】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0080】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0081】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0082】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0083】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0084】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0085】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0086】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0087】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0088】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0089】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッドカートリッジ或いはスキャナカートリッジを搭載し
たキャリッジを走査して、そのヘッドカートリッジを用
いて記録媒体に記録を行ったり、或いは、そのスキャナ
カートリッジを用いて記録媒体の画像を読み取ったりす
るシリアルスキャナプリンタ装置において、特に、画像
読取を行うとき、所定の基準原稿を読み取ることによっ
て生成される白基準データと黒基準データをメモリに格
納しておくが、そのスキャナカートリッジによって第1
のバッファに格納された1走査分の画像データに関し、
スキャナカートリッジの複数の読取素子各々に対応した
画像データ毎に、対応する白基準データと黒基準データ
とをメモリから読み出して第1及び第2のレジスタに一
時的に格納し、第1及び第2のレジスタを用いて白補正
と黒補正とを行うので、読み込んだ画像データに関する
補正処理でメモリへのアクセスを減らすことができると
いう効果がある。
【0091】これにより、補正処理に関する、例えばC
PUの関与が減るので、CPUは画像読取そのものなど
の他の処理に資源を用いることができ、より高速に読取
動作を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるシリアルスキ
ャナプリンタ装置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示したシリアルスキャナプリンタ装置の
制御構成を示すブロック図である。
【図3】DRAM403のメモリマップを示す図であ
る。
【図4】記録動作を示すフローチャートである。
【図5】画像読取動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 スキャナカートリッジ 102 LED 103 光学レンズ 104 ラインイメージセンサ 105 アナログ信号処理回路 106 10ビットA/D変換器 107 パラレルシリアル(P/S)変換器 108 スキャナカートリッジコントローラ 109 スキャナID発生器 200 記録ヘッド 201 シリアルパラレル変換器 202 ヒータ列 203 ヘッドカートリッジID発生器 301 ヘッドカートリッジ 401 CPU 402 プログラムROM 403 DRAM 404 双方向インタフェース(I/F) 405 同期信号発生器405 406 ID検出用I/Oポート 407 シリアルパラレル(S/P)変換器 408 読み取りデータ受信器 409 記録データ送信器 410 黒基準レジスタ 411 白基準レジスタ 412 演算処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲谷 明彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA05 AB17 AB22 AB42 AB46 AC04 AC22 AC58 AD06 AE15 5C072 AA05 DA21 EA05 KA01 MA01 MB01 RA16 SA01 UA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドカートリッジ或いは複数の読取素
    子を有するスキャナカートリッジを搭載したキャリッジ
    を走査して、前記ヘッドカートリッジを用いて記録媒体
    に記録を行ったり、或いは、前記スキャナカートリッジ
    を用いて記録媒体の画像を読み取ったりするシリアルス
    キャナプリンタ装置であって、 所定の基準原稿を読み取ることによって生成される白基
    準データと黒基準データとを格納するメモリと、 前記スキャナカートリッジの読取素子1素子分に対応す
    る白基準データを前記メモリから読み出して一時的に格
    納する第1のレジスタと、 前記スキャナカートリッジの読取素子1素子分に対応す
    る黒基準データを前記メモリから読み出して一時的に格
    納する第2のレジスタと、 前記スキャナカートリッジによって読み込まれた1走査
    分の画像データを格納する第1のバッファと、 前記第1のバッファに格納された1走査分の画像データ
    に関し、前記複数の読取素子各々に対応した画像データ
    毎に、対応する白基準データと黒基準データとを前記メ
    モリから読み出して前記第1及び第2のレジスタに一時
    的に格納し、前記第1及び第2のレジスタを用いて白補
    正と黒補正とを行う補正手段とを有することを特徴とす
    るシリアルスキャナプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段によって補正された画像デ
    ータを格納する第2のバッファと、 前記第2のバッファに格納された補正された画像データ
    を外部装置に転送出力する転送手段とをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシリアルスキャナプリ
    ンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のバッファはダブルバッファ構
    成であることを特徴とする請求項1に記載のシリアルス
    キャナプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジに前記ヘッドカートリッ
    ジが搭載されたか或いは前記スキャナカートリッジが搭
    載されたかを判別する判別手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1に記載のシリアルスキャナプリンタ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記スキャナカートリッジは、 画像が記録された記録媒体に光を照射する発光素子と、 前記記録媒体からの反射光を受光する受光素子とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のシリアルスキャナプ
    リンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッドカートリッジは、インクを収
    容するインクタンクとインクジェット記録ヘッドとを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のシリアルスキャナ
    プリンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するためにインクに与
    える熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
    たことを特徴とする請求項6に記載のシリアルスキャナ
    プリンタ装置。
  8. 【請求項8】 記録データを格納するためバッファは前
    記第1のバッファやメモリを再構成して割当てられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシリアルスキャナプリ
    ンタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006255968A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255968A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP4627668B2 (ja) * 2005-03-15 2011-02-09 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

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