JP2002077188A - Atm・ネーム・システム - Google Patents

Atm・ネーム・システム

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JP2002077188A
JP2002077188A JP2000260548A JP2000260548A JP2002077188A JP 2002077188 A JP2002077188 A JP 2002077188A JP 2000260548 A JP2000260548 A JP 2000260548A JP 2000260548 A JP2000260548 A JP 2000260548A JP 2002077188 A JP2002077188 A JP 2002077188A
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良太 本林
Fumiyasu Hayakawa
文康 早川
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Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM上のテレビ会議システムに必要なAE
SA(ATM・エンド・システム・アドレス)を解決す
るANS(ATM・ネーム・システム)を提供する。 【解決手段】 ANS5は、アドレスデータベース5a
と、予約データベース5bと、トポロジデータベース5
cと、コネクションデータベース5dとを有する。アド
レスデータベース5aは、会議室名とAESAとを対象
させ登録したデータベースである。同時に、アドレスデ
ータベース5aは、会議室の優先クラスを含めて管理す
る。予約データベース5bは予約情報を管理する。トポ
ロジデータベース5cは、ATM網のトポロジを管理す
る。コネクションデータベース5dは、現在確立されて
いるコネクションによる網内資源(中継線帯域およびM
CU(多地点会議装置))を登録管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(asynchron
ous transfer mode)・ネーム・システムに関し、とく
に、異なる会議室に置かれたテレビ会議端末間で、AT
M(asynchronous transfer mode)網を介して、構築され
るテレビ会議システムのためのATM・ネーム・システ
ム(ANS)に関する。
【0002】なお、本明細書中および図面においては、
説明の便宜上、「会議室に置かれたテレビ会議端末」
を、単に、「会議室」と記載する。
【0003】
【従来の技術】ATM・ネーム・システム(以下、AN
Sと称する)は、ATMフォーラムによって仕様af−
saa−0069.000において定められている(A
TMName System Specificati
on Version 1.0, The ATM F
orum Technical Committee,
November, 1996 参照)。
【0004】この仕様は、IETF(インターネット・
エンジニアリング・タスク・フォース)がリクエスト・
フォー・コメントRFC1034およびRFC1035
において定めるDNS(ドメイン・ネーム・サーバ)を
元に制定されたものである。
【0005】したがって、ホスト名は階層化されたドメ
イン名を含んでいる必要がある。そして該ホスト名によ
る検索から、ATM・エンド・システム・アドレス(以
下、AESAと称する)を解決するものである。たとえ
ば、af−saa−0069.000に示されている例
では、「salmon.data.example.co
m」というホスト名を鍵とする検索によって、「39.
246f.000e7c9c031200010001.
000012345678.00」というAESAが解
決されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記仕様に定められて
いるANSは、以下のような問題点がある。
【0007】第1の問題点は、「階層化されたドメイン
名を伴ったホスト名」に依らず、かつ、中継回線の帯域
やMCUが輻輳した際における、会議室の重要度に応じ
ての接続の優先度を保守者が事前に登録できないという
点である。
【0008】その理由は、まず階層化に関しては、AN
Sが、AESAの解決に際して、「階層化されたドメイ
ン名を伴ったホスト名」を鍵とすることを求めているた
めである。したがって、相手先の会議室名を元に直接A
ESAを解決することができない。これは、前出の例で
言えば、次のような意味である。「.data.exam
ple.com」下のホスト名に対するAESAの解決
は、「.data.example.com」ドメインの
ANSで行う。しかし、「.data」以外の「.exa
mple.com」ドメイン下のホスト名の場合には、
一旦、上位階層の「.example.com」ドメイン
のANSに問い合わせ、「別の.data階層相当のA
NS」を紹介してもらい、そこに問い合わせてAESA
を解決することになる。さらに「.example.co
m」以外のホスト名ならば、一旦、上位階層の「.co
m」のANSに問い合わせ、「別の.example相当
階層のANS」を紹介してもらい、そこに問い合わせて
解決することになる。さらに「.com」以外のホスト
名ならば、一旦、最上位階層のANSに問い合わせ、
「別の.com相当階層のANS」を紹介してもらい、
そこに問い合わせて解決することになる。このようにド
メインを階層化し、個々の階層ごとにANSを分散して
配備する必要があるためである。これに従えば、たとえ
ば、「会議室1.本店」や「会議室2.A支店」のよう
に、階層化されたホスト名が求められることに相当す
る。これは、たとえば、「本店」と「A支店」の双方に
ANSが必要となり、ハードウェアの規模としても拡大
することになる。
【0009】つぎに重要度に関しては、会議室の優先/
非優先を表すクラスの登録が行えないためである。
【0010】第2の問題点は、多地点会議の場合に、各
会議室からの接続先(コネクションの確立先)となるべ
き、画面合成や音声合成を司る多地点会議装置(MC
U)のAESAを解決できないという点である。
【0011】その理由は、三地点以上の会議室を結んで
開催される会議(以降、「多地点会議」と称する)の場
合に、参加するすべての会議室のAESAを解決してし
まうためである。
【0012】第3の問題点は、多地点会議と判断した場
合にMCUのAESAを解決できるものと仮定しても、
最適な位置のMCUを選択し、そのMCUのAESAが
解決できないという点である。
【0013】その理由は、多地点会議に参加するすべて
の会議室について、ATM網内でのそれぞれの位置を認
識し、かつ、該接続の実行に伴う中継回線の帯域消費の
結果を予測できないためである。
【0014】第4の問題点は、最適なMCUのAESA
が解決できたと仮定した場合においても、AESAの解
決後の呼設定段階において、参加するすべての会議室と
MCUとを接続する手段がないという点である。
【0015】その理由は、最適なMCUと参加するすべ
ての会議室とを接続するために、MCUから各会議室に
向けての発呼を行わせるべく、ANSがMCUに対して
その発呼を指示できないためである。
【0016】第5の問題点は、あらかじめ開始時刻、終
了時刻および接続会議室名を含む予約を受け付け、それ
による接続(コネクションの確立)ができない点であ
る。
【0017】その理由は、あらかじめ受け付けた予約に
よるコネクションの確立および削除を、所定時刻におい
て所定相手先に対して実行することができないという点
である。
【0018】第6の問題点は、予約による接続の終了時
刻の前に、その予約接続にて接続中の会議室に当てて、
切断予告を通知できないという点である。
【0019】その理由は、予約による接続の終了時刻を
管理する手段、および、会議室に対して切断の予告を通
知する手段を有していないためである。
【0020】第7の問題点は、AESAの解決の要求の
受信に際して、その解決の結果に伴うコネクションの確
立の可否を判断する手段を有していないという点であ
る。
【0021】その理由は、網内における現在の中継回線
の帯域占有状況、MCUの占有状況および今後の予約状
況とを管理していないためである。
【0022】第8の問題点は、保守者により事前に登録
された会議室ごとの優先クラスを参照し、優先クラスの
上下を元に、中継回線の帯域またはMCUの輻輳時にお
いて優先クラスが上の会議室を優先して接続できないと
いう点である。
【0023】その理由は、優先クラスが上の会議室を優
先して接続するという判断の手段を有していないためで
ある。
【0024】第9の問題点は、クラスが上であり、優先
度の高い会議室からの接続要求を受信した際にも、中継
回線の帯域およびMCUの輻輳時において、優先度の低
いテレビ会議のコネクションを強制的に切断できないと
いう点である。
【0025】その理由は、優先度の低いテレビ会議のコ
ネクションを強制的に切断する手段を有していないため
である。
【0026】第10の問題点は、仮にコネクションの強
制的な切断を行ったとしても、参加者は網の障害という
異常な現象に起因する切断なのか、強制切断という正常
な処理に基づく切断なのかを識別できる方法がないとい
う点である。
【0027】その理由は、強制切断されるテレビ会議の
参加者への、通知方法がないためである。
【0028】第11の問題点は、AESAの解決の要求
に対して、中継回線の帯域またはMCUの輻輳が発生ま
たは発生が予想される場合において、接続できない(以
下、「不接」)と判断しても、その不接を理由を発側会
議室に対して通知できないという点である。
【0029】その理由は、会議室に対して、不接理由の
通知手段を有していないためである。
【0030】第12の問題点は、会議室と同一ATM網
内に存在せず、たとえば社内イントラネット(LAN:
local area network)など外部のいずれかの網の上(以
下、「別網」と称する)に存在するAESAへの、会議
室からの別網経由での検索に対応できないという点であ
る。
【0031】その理由は、会議室とANSとの通信が、
ATM網を用いなければならず、たとえば社内イントラ
ネットなど外部のいずれかの網を経由できないためであ
る。
【0032】第13の問題点は、SVC(スイッチド・
バーチャル・コネクション)接続方式ではなく、PVC
(パーマネント・バーチャル・コネクション)接続方式
によるテレビ会議システムの実現ができないという点で
ある。
【0033】その理由は、PVC方式の場合には、AE
SAに代わって、会議室を収容しているATMスイッチ
名、回線番号、VPI(バーチャルパス識別子)、およ
びVCI(バーチャルチャネル識別子)が解決されなけ
ればならないためである。
【0034】それ故、本発明の目的は、上述した問題点
の各々を解決することができるATM・ネーム・システ
ム(ANS)を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、会議室
間で、ATM(asynchronous transfer mode)網を介し
て、構築されるテレビ会議システムのためのATM・ネ
ーム・システム(ANS)において、発側の会議室か
ら、前記ATM網に対して、相手先の会議室とのコネク
ションの確立に先だつアドレス解決の要求が発せられた
際に、前記ATM網から前記アドレス解決の要求を受信
する受信手段と、受信したアドレス解決の要求にて表わ
される相手先の会議室名を元に、ATM・エンド・シス
テム・アドレス(AESA)および相手先会議室の優先
クラスを解決し、解決した結果を発側の会議室に前記A
TM網を介して返答するアドレス解決手段とを有するこ
とを特徴とするATM・ネーム・システムが得られる。
【0036】すなわち、本発明は、ATM網において、
テレビ会議の伝送効率の向上、操作性向上および保守性
の向上とを目指すものである。
【0037】具体的には、伝送効率の向上として、限ら
れた中継線容量と限られた多地点会議装置(MCU)と
からなるATM網において、会議室の優先度を元にその
使用を許可し、および、会議室の網内での位置を元に使
用するMCUを選択する点である。
【0038】また、操作性の向上として、予約による接
続を行う点、ATM網以外の別網による会議室とANS
との接続を行う点、および、PVC方式における接続を
行う点である。
【0039】また、保守性の向上として、会議室名から
AESAを解決できる点、強制的なコネクションの切断
に対してその実行予告を会議室に対して通知できる点で
ある。
【0040】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0041】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るATM・ネーム・システム(ANS)5は、アドレス
データベース(アドレスDB)5aと、予約データベー
ス(予約DB)5bと、トポロジデータベース(トポロ
ジDB)5cと、コネクションデータベース(コネクシ
ョンDB)5dとを有している。
【0042】アドレスデータベース5aは、会議室名と
ATM・エンド・システム・アドレス(AESA)とを
対象させ登録したデータベースである。同時に、アドレ
スデータベース5aは、会議室の優先クラスを含めて管
理している。このアドレスデータベース5aは、ATM
網0の運用開始時に保守者によって登録され、構築され
る。
【0043】予約データベース5bは予約情報を管理す
る。この予約データベース5bは、任意の時刻におい
て、利用者から要求された将来のテレビ会議システムの
利用の予約を登録管理する。
【0044】トポロジデータベース5cは、ATM網0
のトポロジを管理する。このトポロジデータベース5c
は、ATM網0の運用開始時に保守者によって登録さ
れ、構築される。
【0045】コネクションデータベース5dは、現在確
立されているコネクションによるATM網0内資源(中
継線帯域および多地点会議装置(MCU))を登録管理
する。このコネクションデータベース5dは、ATM網
0の運用中にANS5が自律的に更新する。
【0046】図1は、本発明のANS5のATM網0内
での位置づけと動作を表している。ATM網0を経由し
て会議室1(発呼側)が会議室2(着呼側)に対してテ
レビ会議開催のためのコネクションを設定する場面を考
える。これを「2地点会議の即時接続」と称することと
する。ここで「即時接続」とは、予約によらず開催され
る会議のための接続形態を指す。なお、「会議室」と
は、一例として、送信用のテレビカメラおよびマイクロ
ホン、受信用のテレビモニタおよびスピーカ、符号・復
号化装置(コーディック)、ならびに、SVC(スイッ
チド・バーチャル・コネクション)対応機能を有するセ
ル化・デセル化装置とから構成されるものとする。
【0047】会議室1は、前提として、ANS5のAE
SAを知っている。これは保守者による事前登録による
ためである。するとまず、会議室1は、ANS5に対し
てシグナリングチャネル15sを用いて発呼し、コネク
ション15を確立する。コネクション15が確立される
と、会議室1はそれを用いてANSに対して2の会議室
名を送る。これをANS要求151として表す。ANS
5は、2の会議室名を鍵として、自身の持つアドレスデ
ータベース5aを検索する。検索の結果得られた会議室
2のAESAを、コネクション15を用いて会議室1に
返答する。これをANS応答152として表す。このよ
うに会議室2のAESAが解決できると、会議室1はシ
グナリングチャネル15sを用いてコネクション15を
解放する。
【0048】つぎに会議室1は、会議室2のAESAが
得られたので、会議室2のAESAに向けてシグナリン
グチャネル12sを用いて発呼する。これによって会議
室1から会議室2に至るコネクション12が確立され、
テレビ会議の開始が可能となる。
【0049】なお、1LはATM網0から会議室1に至
る物理的な回線であり、上述したシグナリングチャネル
12sおよび15s、ならびに、コネクション12およ
び15は、すべてこの回線1Lを通っている。同様に、
2LはATM網0から会議室2に至る物理的な回線であ
り、上述したシグナリングチャネル12sおよびコネク
ション12が通る。また5LはATM網0からANS5
に至る物理的な回線であり、上述したシグナリングチャ
ネル15sおよびコネクション15が通る。
【0050】図2は、図1の2地点会議の即時接続動作
をシーケンスで表したものである。会議室1は、ANS
5に対する接続を求め、ATM網に対して呼設定要求1
5aを渡す。ANS5から会議室1に至る応答15bが
得られると、会議室1はANS5との間のコネクション
15cが確立されたものと認識する。会議室1はそのコ
ネクション15cを用いて、ANS5に対してアドレス
解決を要求する。するとANS5は、各データベースを
以下(1)から(4)の観点で参照する。(1)アドレ
スデータベース5aによって、会議室2の網内の位置を
特定する。(2)トポロジデータベース5cによって、
その接続が経由する中継回線を特定する。(3)コネク
ションデータベース5dによって、現在その中継回線の
帯域の一部を占有している会議を特定する。(4)予約
データベース5bならびにアドレスデータベース5aお
よびトポロジデータベース5cによって、今後開催され
る予定である会議の占有する中継回線を特定する。これ
らから、要求された会議室への接続を許可するかを判断
する。既存のコネクションおよび予約に対して影響を及
ぼさないと判断するならば、接続を許可することにな
り、ANS3は会議室1に対し、会議室2のAESAを
返答する。会議室1は、会議室2のAESAが得られた
段階で、AESAに至るコネクション15cが不要にな
るので、15dの呼解放処理によってコネクション15
cを解放する。
【0051】続いて会議室1は、会議室2に対する接続
を求め、ATM網に対して呼設定要求12aを行う。そ
して会議室2から会議室1に至る応答12bが得られる
と、会議室1と会議室2との間のコネクション12cが
確立できる。以降、このコネクションを用いてテレビ会
議が開催される。
【0052】なお、ここで、呼設定要求15a、応答1
5bおよび呼解放処理15dとは、たとえばITU−T
勧告Q。2931において定められる次の(1)から
(3)のメッセージ群をそれぞれ代表したものである。
すなわち、(1)「呼設定要求」は、「呼設定(SET
UP)」メッセージおよびその応答である「呼受付
(CALL PROC)」メッセージ、(2)「応答」
は、「応答(CONNECT)」メッセージおよびその
応答である「応答確認(CONN ACK)」メッセー
ジ、(3)「呼解放処理」は、「解放(RELEAS
E)」メッセージおよびその応答である「解放完了(R
EL COMP)」メッセージである。これらは以降の
説明においても同様である。
【0053】図3は、予約による接続を行う場合の動作
例である。これを2地点会議の予約接続と称することと
する。
【0054】まず、予約については次のとおりである。
【0055】本発明のANS5は、任意の時刻におい
て、将来開催される会議の予約登録を受け付ける。予約
登録する内容としては、最低限、参加会議室、会議開催
時刻および会議終了時刻である。登録はANS本体のキ
ーボードや、LANなどの通信回線を用いた外部からの
接続に因ってもいい。予約された内容に関しては、AN
S5内の予約データベース5bに登録され、その会議の
開始時刻においてANS5が会議室間の接続を起動す
る。
【0056】ANS5は、予約データベース5bを周期
的に参照する。予約時刻になった登録内容があれば、5
2によってその情報を得、接続すべき二つの会議室名を
得る。本例では会議室1と会議室2との1対1接続の会
議とする。ANS5はその会議室名を元に、アドレスデ
ータベース5aを51によって検索し、参加する会議室
のAESAを得る。次にANS5は参加する会議室の内
の一つにむけての接続を求め、ATM網に対して呼設定
要求15aを行う。会議室1からANS5に至る応答1
5bが得られると、ANS5は会議室1とのコネクショ
ン15cが確立されたものと認識する。ANS5はその
コネクションを用いてデータを転送し、会議室2のAE
SAを渡すとともに、会議室1に対して会議室2へむけ
ての発呼を指示する。ここでANS5と会議室1とのコ
ネクション15cは不要になるので、15dによって解
放してもいい。
【0057】会議室1は、ANS5から得た会議室2の
AESAとそこへの接続指示に従い、網に対して呼設定
要求12aを渡す。会議室2から会議室1に至る応答1
2bが得られると、会議室1は会議室2とのコネクショ
ン12cが確立されたものと認識する。以降、このコネ
クションを用いてテレビ会議が開催される。
【0058】また、予約による会議の終了数分前(例と
して5分前)には、ANS5は少なくとも一方の会議室
に対して切断の予告を行う。切断予告の方法としては、
会議室に対してANSからのコネクションを確立し、そ
のコネクションを用いて切断予告のメッセージを送出す
る。それを受けた会議室は、まもなく切断されるむねの
画面への合成表示またはアナウンスによって、会議参加
者に対してこれを通知する。
【0059】図4は、多地点会議の即時接続の場合の動
作例である。会議室1、2、3、および4が参加して開
催される4地点会議を考える。会議室1は、ANS5に
対する接続を求め、ATM網に対して呼設定要求15a
を渡す。ANS5から会議室1に至る応答15bが得ら
れると、会議室1はANS5との間のコネクション15
cが確立されたものと認識する。会議室1はそのコネク
ションを用いてデータを転送し、ANS5へのアドレス
解決を要求する。
【0060】ANS5は、50によって各データベース
を以下の観点で参照する。(1)アドレスデータベース
5aによって、会議室1、2、3、および4の網内の位
置を特定する。(2)トポロジデータベース5cによっ
て、その接続が経由する中継回線を特定する。(3)コ
ネクションデータベース5dによって、現在その中継回
線の帯域の一部およびMCUを占有している会議を特定
する。(4)予約データベース5bならびにアドレスデ
ータベース5aおよびトポロジデータベース5cによっ
て、今後開催される予定である会議の占有する中継回線
およびMCUを特定する。ANS5はこれらから、この
4地点会議が使用すべき中継回線およびMCUを選出
し、要求された会議室への接続を許可するかを判断す
る。既存のコネクションおよび予約に対して影響を及ぼ
さないと判断するならば、この4地点会議の接続を許可
することになり、ANS5は会議室1に対し、会議の開
催が可能であるむねを15cによって返答する。会議室
1は、開催が可能と連絡を受けた段階で、AESAに至
るコネクション15cが不要になるので、15dの呼解
放処理によってコネクション15cを解放する。
【0061】次に、ANS5は、MCU6に対する接続
を求め、ATM網に対して呼設定要求56aを渡す。M
CU6からANS5に至る応答56bが得られると、A
NS5はMCU6との間のコネクション56cが確立さ
れたものと認識する。
【0062】するとANS5は、MCU6に対して、参
加するすべての会議室1、2、3、および4のAESA
を通達する。ANS5は、MCU6に対して、会議室
1、2、3、および4のAESAを伝えた段階で、AE
SAに至るデータ用コネクション56cが不要になるの
で、56dの呼解放処理によってコネクション56cを
解放する。
【0063】接続を許可する場合には、次にANS5は
アドレスデータベース5aを50によって検索し、会議
室2、会議室3および会議室4のAESAを得る。
【0064】ついでANS5はMCU6にむけての接続
を求めて網に対して呼設定要求56aを行う。MCU6
からANS5に至る応答56bが得られると、ANS5
はMCU6とのコネクション56cが確立されたものと
認識する。ANS5はそのコネクションを用いてデータ
を転送し、MCU6に対してすべての参加会議室のAE
SAを渡すと同時にそれらへの接続を指示する。この時
点でANS5からMCU6へのコネクション56cは不
要になるので、56dの呼解放処理を行う。
【0065】つぎに、MCU6は、各参加会議室とのコ
ネクションを確立する。たとえば、会議室1あてであれ
ば、MCU6は会議室1にむけての接続を求めて、網に
対して呼設定要求16aを行う。MCU6は、会議室1
からの応答16bが得られると、コネクション16cが
確立されたものと認識し、以降、そのコネクションを用
いてテレビ会議が開催できるようになる。
【0066】他の会議室に関しては、上記の動作を次の
ように読み替える。会議室2あてであれば、呼設定要求
を26a、応答を26b、および、コネクションを26
cとする。会議室3あてであれば、呼設定要求を36
a、応答を36b、および、コネクションを36cとす
る。会議室4あてであれば、呼設定要求を46a、応答
を46b、および、コネクションを46cとする。
【0067】これら4本のコネクション16c、26
c、36c、および、46cを用い、かつ、MCU6に
おいて映像および音声の合成処理を行うことにより、多
地点テレビ会議が開催できる。
【0068】図5は、多地点会議の予約接続の場合の動
作例である。ANS5は、予約データベース5bを周期
的に参照する。予約時刻になった登録内容があれば、5
2によってその情報を得、接続すべき三以上の会議室名
を得る。本例では会議室1、会議室2、会議室3、およ
び会議室4が参加する、4地点会議とする。
【0069】まずANS5は、51によってアドレスデ
ータベース5aを参照し、会議室1、2、3および4の
網内の位置を特定する。つぎに、53によってトポロジ
データベース5cを検索し、その接続が経由する中継回
線を特定する。つぎに54によってコネクションデータ
ベース5dを参照し、その中継回線の帯域の一部および
MCUを占有している即時会議を特定する。
【0070】つぎに、予約データベース5bならびにア
ドレスデータベース5aおよびトポロジデータベース5
cによって、今後開催される予定である会議の占有する
中継回線およびMCUを特定する。これらから、この4
地点会議が使用すべき中継回線およびMCUを選出し、
要求された会議室への接続が行えるか判断する。ここ
で、既存のコネクションに対して影響を及ぼす場合に
は、既存のコネクションを強制切断する。
【0071】次にANS5はMCU6にむけての接続を
求め、網に対して呼設定要求56aを行う。MCU6か
らANS5に至る応答56bが得られると、ANS5は
MCU6とのコネクション56cが確立されたものと認
識する。ANS5はそのコネクションを用いてデータを
転送し、会議室1、会議室2、会議室3、および会議室
4のAESAを渡すとともに、すべての参加会議室にむ
けての発呼を指示する。ここでANS5とMCU6との
コネクション56cは不要になるので、56dによって
解放してもいい。
【0072】つぎに、MCU6は、各参加会議室とのコ
ネクションを確立する。たとえば、会議室1あてであれ
ば、MCU6は会議室1むけての接続を求めて、網に対
して呼設定要求16aを行う。MCU6は、会議室1か
らの応答16bが得られると、コネクション16cが確
立されたものと認識し、以降、そのコネクションを用い
てテレビ会議が開催できるようになる。
【0073】他の会議室に関しては、上記の動作を次の
ように読み替える。会議室2あてであれば、呼設定要求
を26a、応答を26b、および、コネクションを26
cとする。会議室3あてであれば、呼設定要求を36
a、応答を36b、および、コネクションを36cとす
る。会議室4あてであれば、呼設定要求を46a、応答
を46b、および、コネクションを46cとする。
【0074】これら4本のコネクション16c、26
c、36c、および、46cを用い、かつ、MCU6に
おいて映像および音声の合成処理を行うことにより、多
地点テレビ会議が開催できる。
【0075】図6はANS内の動作を表したフローであ
る。例として1対1会議の場合を示す。まず、S2にお
いて、発側会議室からのアドレス解決要求に従った、着
側会議室のAESAおよびその優先クラスをアドレスデ
ータベースS3から検索する。また、発側会議室のクラ
スについては、アドレス解決要求元である発側会議室の
AESAを鍵にすることで、同様にアドレスデータベー
スS3から検索できる。このようにしてANSは、発側
会議室のAESAと着側会議室のAESAとを認識す
る。ついでANSは、S4によってトポロジデータベー
スS5を参照する。トポロジデータベースS5には保守
者によって登録された網トポロジ情報が登録されてい
る。したがって、新規のこのコネクションの経由する網
内経路が判別する。
【0076】経路が判明すると、S6においてANS
は、コネクションデータベースS7を参照し、新規のコ
ネクションが経由すべき中継回線上にすでに存在するコ
ネクションの帯域占有状況を把握する。ついでS8にお
いて予約データベースS9を検索し、経路上の帯域を今
後占有することになる予約情報の有無を検索する。S1
0において、経路上の空き帯域が「あり」と判断された
場合には、S15としてANSはコネクションの確立を
認め、発側会議室に対して着側会議室のAESAを返答
する。
【0077】S10において、経路上の空き帯域が「な
し」と判断された場合には二つの処理がある。S11の
判断として、優先クラスの低い会議室間に確立されてい
るコネクションを削除することで帯域が確保できるなら
ば、ANSは、S12においてその強制切断の対象を選
定する。さらにS13において、強制切断の対象となっ
た会議室に対して、切断予告を送出する。これは、網の
障害に起因するコネクションの切断なのか、輻輳に伴う
強制切断によるものなのかを、テレビ会議を開催中の会
議室に対して通知し、区別させるためである。次にS1
4で強制切断を行う。この強制切断によって空いた帯域
を用いて、S15において新規のコネクションを確立す
る。強制切断の方法としては、会議室またはMCUに対
し、ANSからコネクションを確立し、それを用いたメ
ッセージによって、切断を指示する。
【0078】一方、強制切断が不可能な場合には、S1
6において会議室に対して不接となるむねを連絡し、S
17にて不接として本シーケンスは終了する。ここで強
制切断が不可能な場合の例としては(1)予約接続が予
定されている。(2)すでに即時接続で接続中のコネク
ションが、新規発生呼よりも優先度が高い、などがあ
る。
【0079】なおコネクションの優先度の判断方法は、
各種ありえ、発側会議室と着側会議室との優先度の平均
を取ってもいいし、少なくともどちらか一方が高優先で
あれば高優先として扱ってもいいし、また、少なくとも
どちらか一方が低優先であれば低優先として扱ってもい
い。またここで、優先度として2値を超えるクラス分け
を行ってもいい。
【0080】また、中継線上の占有帯域があらかじめ定
めた規定値を超え、残帯域が僅かとなった場合を輻輳と
認識し、その状況下においては高優先のコネクションだ
けの確立を受け付ける制御方法を取る。
【0081】図7は、本発明方式のANSが保持してい
る項目内容について、とくにアドレスデータベースにつ
いて、概念を示すものである。
【0082】5a1は項番、5a2は会議室名、5a3
はAESA、5a4は加入者の優先度を表すクラスであ
る。
【0083】会議室名5a2は、漢字で登録された会議
室名であり、従来の「salmon。data。exa
mple。com」という階層化されかつASCII文
字列で表されたホスト名と異なる。
【0084】AESA 5a3の持つ情報は、本来は1
6進表記で40桁となるが、本図では桁数を省略して表
している。
【0085】クラス5a4の持つ情報としては、本例で
は「優先」および「非優先」の二つの段階を示した。た
だし、三段階またはそれ以上の段階を設定してもいい。
【0086】図8は、従来のANSが保持している項目
内容について、概念を示すものである。
【0087】5a5は項番、5a6はホスト名、5a7
は、問い合わせの結果に得られるAESAまたは問い合
わせを転送する先の上位のANSである。
【0088】項番3の例は、問い合わせのあったホスト
名がこのANSの登録範囲外であり、上位のANSへの
問い合わせを必要とする場合を示す例である。ここで
は、「。data。example。com」階層の本
ANSでは解決できず、上位の「。example。c
om」階層のANSへ問い合わせすべき場合の例を示し
た。
【0089】図9は、複数のMCUを有する網で多地点
会議を開催する場合のMCU選択論理の説明である。こ
の場合、参加する会議室の網内の位置を意識したMCU
の選択を行う。ATM網0において、四つの会議室が参
加する多地点会議が開催される場合を例として説明す
る。参加する会議室は会議室1、会議室2、会議室3お
よび会議室4の四箇所である。
【0090】81、82および83はそれぞれATMス
イッチである。61および62はそれぞれMCUであ
り、順にMCU1およびMCU2と称することにする。
【0091】本網構成と本参加会議室例の場合、MCU
1を選択すれば、中継回線823の帯域を占有するコネ
クションはなく、帯域の使用効率がいい。同時に中継区
間長および経由するスイッチの段数を少なくでき、伝搬
遅延やATMスイッチ内部での交換処理に要する時間を
小さくできる。反対にMCU2を選択すれば、中継回線
823の帯域を占有することになるので、網内資源の使
用効率が悪くなる。同時に、伝搬遅延やATMスイッチ
を多段に経由することに起因する交換処理に要する時間
が大きくなる。
【0092】本発明のANSは、図9のようなトポロジ
情報をトポロジデータベースとして有することによっ
て、多地点会議に参加する会議室名を鍵に、使用すべき
最適なMCUのAESAを解決し返答する手段を有して
いる。このための論理としては、たとえば、占有する中
継回線区間数や占有帯域幅などに従ってMCUを選択す
る方法がある。
【0093】このとき会議室側はMCUを選択し指定す
る必要はなく、ANSが最適なMCUを選択する。
【0094】なお、ATM網の場合には、AESAを上
位側から参照することによってその一部でその会議室が
収容されているATMスイッチが判読できる。このた
め、アドレスデータベースを参照し会議室名からAES
Aを解決すれば、その会議室が網内のどのスイッチの配
下に存在するかが判り、したがって網内での位置を特定
できる。
【0095】図10は、予約データベースの構成例を表
したものである。その内容については以下のとおりであ
る。予約データベースはテレビ会議の接続を使用者が予
約した段階、および、その予約が実行された接続の終了
時に更新される。
【0096】項番5b1は、データベース登録項目の項
番を示している。接続5b2は予約接続の接続元と接続
先を表している。項番1の例として示したのが二地点間
の会議であり、また、項番2の例として示したのが多地
点会議であり、ここでは4地点の場合を例とした。日時
5b3は予約接続の開始および終了時刻を示す。
【0097】図11は、トポロジデータベースの構成例
を表したものである。その内容については以下のとおり
である。項番5c1はデータベース登録項目の項番を示
している。区間5c2は会議室とATMスイッチの間の
加入者回線、および、ATMスイッチ相互間の接続関係
を示している。帯域容量5c3は、回線の帯域を示して
いる。
【0098】図12は、コネクションデータベースの構
成例を表したものである。その内容については以下のと
おりである。コネクションデータベースの登録内容は、
コネクションの確立および削除時に、ANSにおいて自
動的に更新される。
【0099】項番5d1はデータベース登録項目の項番
を示している。占有区間5d2は、コネクションごと
に、そのコネクションが経由する中継線経路を示してい
る。予約/即時5d3は、そのコネクションが予約接続
によったものなのか、即時接続によったものなのかの区
別を表す。これは、コネクションの優先度の判断の一材
料であり、とくに強制切断時の候補の選択に資するため
である。開始時刻5d4はそのコネクションの確立時刻
を示している。これは、コネクションの優先度の判断の
一材料であり、とくに強制切断時の候補の選択に資する
ためである。クラス5d5はコネクションの優先度を表
すものである。これは会議室の優先度を反映したもので
ある。コネクションの優先度の判断の一材料であり、と
くに強制切断時の候補の選択に資するためである。ここ
で、「優先の会議室」と「非優先の会議室」とを結ぶコ
ネクションの扱いは、運用に依存し、優先・非優先のど
ちらでも実現しうる。また呼の確立ごとに優先・非優先
を会議室が選択し、網へ申告する手段を有していてもい
い。
【0100】なおここで「映像」としたのは、音声を含
み、かつ書画カメラやカメラの方向制御などのテレビ会
議を開催する上で映像信号に付随する信号を代表して表
している。
【0101】図13は、会議室とANSとの接続におい
て、ATM網を用いない実現方法を表したものである。
【0102】会議室1とANS5とが、ATM網0とは
別のLAN(local area network)6によってイントラ
ネットとして結ばれている場合にも上述したのと同じ動
作が可能である。すなわち、これは、前述の例におい
て、会議室1からANS5への問い合わせ用のコネクシ
ョン15cがATM網0を経由して確立されていたの
を、LAN6経由による問い合わせによって実現すれば
いい。
【0103】なお図13では会議室2とANS5とを結
ぶLANを省略して表しているし、またすべての会議室
とANSとはLANを経由して結ばれている。
【0104】図14は、LANを用いた本発明の実施例
を示したものである。
【0105】例とするのは、2地点会議の即時接続時の
シーケンス図である。会議室1はLANを経由してAN
S5とデータ15cを送受する。ここで送受されるデー
タの内容は、前出のANS要求・ANS応答と同一の内
容である。つまり、ATM網内のコネクションを用いて
いた接続を、LAN経由にしたものである。以降、AT
M網内のコネクションを用いる方式と同一の動作とな
り、50において、アドレスデータベース5a、予約デ
ータベース5b、トポロジデータベース5c、およびコ
ネクションデータベース5dを参照することによって、
要求された会議の開催が可能であるかを判断する。可能
であれば、ANSは会議室1に対してAESAを解決し
返答する。会議室1はそれを受け、会議室2への呼設定
要求12aを網に通知し、会議室2からの応答12bを
もってコネクション12cが確立されたものと判断す
る。そのあと、コネクション12cを用いて会議が開催
される。
【0106】図15は、テレビ会議システムの構築をS
VC(スイッチド・バーチャル・コネクション)による
接続方式に依らず、PVC(パーマネント・バーチャル
・コネクション)による接続方式によって実現する方法
を表したものである。
【0107】この場合には、ANS5は、解決するのは
AESAではなく、その会議室が収容されているATM
スイッチ、回線番号、VPI(バーチャルパス識別
子)、およびVCI(バーチャルチャネル識別子)であ
る。そして解決した結果についての接続指示は、ANS
5からATM網0に対する指示として、57として示さ
れる。実際にはATM網側の本制御の受け口は、NMS
(網管理装置)である。
【0108】図16は、図15で説明したPVC方式の
場合のANS5の登録内容例である。5a8は項番、5
a9は会議室名、5a10は収容位置、5a11は加入
者の優先度を表すクラスである。
【0109】このようにPVC方式の場合には、SVC
方式の場合の会議室のAESAに代わって、会議室が収
容されているATMスイッチ名、その回線番号、そのV
PI(バーチャルパス識別子)、およびそのVCI(バ
ーチャルチャネル識別子)が登録されることになる。
【0110】図17は、PVC方式を用いた本発明の実
施例を示したものである。例とするのは、2地点会議の
即時接続時のシーケンス図である。PVC方式の場合に
は、各会議室とANSとの間の通信は、この間のPVC
をあらかじめ用意し、それを用いたメッセージ交換によ
って行われる。したがって会議室1は、保守者によって
会議室1とANS5との間にあらかじめ確立されている
PVCを用いて、データ15cを送受する。ここで送受
されるデータの内容は、前出のANS要求・ANS応答
と同一の内容である。つまり、ATM網内のコネクショ
ンを用いていた接続を、LAN経由にしたものである。
以降、ATM網内のコネクションを用いる方式と同一の
動作となり、50において、アドレスデータベース5
a、予約データベース5b、トポロジデータベース5
c、およびコネクションデータベース5dを参照するこ
とによって、要求された会議の開催が可能であるかを判
断する。可能であれば、ANS5はNMS(網管理装
置)7に対して57によってPVCの確立を指示する。
NMS7はそれを受け、ATM網内のスイッチ8に対し
て78によってPVCの確立を指示する。ここでスイッ
チ8の台数は複数であってもいい。このようにしてコネ
クション12cがPVCによって確立され、このコネク
ション12cを用いて会議が開催される。
【0111】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、「階層化さ
れたドメイン名を伴ったホスト名」に依らず、かつ、中
継回線の帯域やMCUが輻輳した際における、会議室の
重要度に応じての接続の優先度を保守者が事前に登録で
きるという点である。
【0112】その理由は、まず階層化に関しては、AN
Sが、AESAの解決に際して、「階層化されたドメイ
ン名を伴ったホスト名」を鍵とすることが求められない
ためである。つぎに重要度に関しては、会議室の優先/
非優先を表すクラスの登録が行えるためである。
【0113】本発明による第2の効果は、多地点会議の
場合に、各会議室からの接続先(コネクションの確立
先)となるべき、画面合成や音声合成を司るMCUのA
ESAを解決できるという点である。
【0114】その理由は、三地点以上の会議室を結んで
開催される会議(すなわち、多地点会議)の場合に、参
加するすべての会議室のAESAを解決しないためであ
る。
【0115】本発明による第3の効果は、多地点会議と
判断した場合にMCUのAESAを解決するが、最適な
位置のMCUを選択し、そのMCUのAESAが解決で
きる点である。
【0116】その理由は、多地点会議に参加するすべて
の会議室について、網内でのそれぞれの位置を認識し、
かつ、該接続の実行に伴う中継回線の帯域消費の結果を
予測できるためである。
【0117】本発明による第4の効果は、最適なMCU
のAESAが解決できたと仮定した場合においても、A
ESAの解決後の呼設定段階において、参加するすべて
の会議室とMCUとを接続する手段があるという点であ
る。
【0118】その理由は、最適なMCUと参加するすべ
ての会議室とを接続するために、MCUから各会議室に
向けての発呼を行わせるべく、ANSがMCUに対して
その発呼を指示できるためである。
【0119】本発明による第5の効果は、あらかじめ開
始時刻、終了時刻および接続会議室名を含む予約を受け
付け、それによる接続(コネクションの確立)ができる
という点である。
【0120】その理由は、あらかじめ受け付けた予約に
よるコネクションの確立および削除を、所定時刻におい
て所定相手先に対して実行することができるという点で
ある。
【0121】本発明による第6の効果は、予約による接
続の終了時刻の前に、その予約接続にて接続中の会議室
に当てて、切断予告を通知できるという点である。
【0122】その理由は、予約による接続の終了時刻を
管理する手段、および、会議室に対して切断の予告を通
知する手段を有しているためである。
【0123】本発明による第7の効果は、AESAの解
決の要求の受信に際して、その解決の結果に伴うコネク
ションの確立の可否を判断する手段を有しているという
点である。
【0124】その理由は、網内における現在の中継回線
の帯域占有状況、MCUの占有状況および今後の予約状
況とを管理しているためである。
【0125】本発明による第8の効果は、保守者により
事前に登録された会議室ごとの優先クラスを参照し、優
先クラスの上下を元に、中継回線の帯域またはMCUの
輻輳時において優先クラスが上の会議室を優先して接続
できるという点である。
【0126】その理由は、優先クラスが上の会議室を優
先して接続するという判断の手段を有しているためであ
る。
【0127】本発明による第9の効果は、クラスが上で
あり、優先度の高い会議室からの接続要求を受信した際
にも、中継回線の帯域およびMCUの輻輳時において、
優先度の低いテレビ会議のコネクションを強制的に切断
できるという点である。
【0128】その理由は、優先度の低いテレビ会議のコ
ネクションを強制的に切断する手段を有しているためで
ある。
【0129】本発明による第10の効果は、仮にコネク
ションの強制的な切断を行ったとしても、参加者は網の
障害という異常な現象に起因する切断なのか、強制切断
という正常な処理に基づく切断なのかを識別できる方法
があるという点である。
【0130】その理由は、強制切断されるテレビ会議の
参加者への、通知方法があるためである。
【0131】本発明による第11の効果は、AESAの
解決の要求に対して、中継回線の帯域またはMCUの輻
輳が発生または発生が予想される場合において、接続で
きない(不接)と判断しても、その接続できないを発側
会議室に対して通知できるという点である。
【0132】その理由は、会議室に対して、接続できな
い理由の通知手段を有しているためである。
【0133】本発明による第12の効果は、会議室と同
一のATM網内に存在せず、たとえば社内イントラネッ
ト(LAN)など外部のいずれかの網の上(、すなわ
ち、別網)に存在するAESAへの、会議室からの別網
経由での検索に対応できるという点である。
【0134】その理由は、会議室とANSとの通信が、
ATM網を用いなくてよく、たとえば社内イントラネッ
トなど外部の任意の網を経由できるためである。
【0135】本発明による第13の効果は、SVC(ス
イッチド・バーチャル・コネクション)接続方式ではな
く、PVC(パーマネント・バーチャル・コネクショ
ン)接続方式によるテレビ会議システムの実現ができる
という点である。
【0136】その理由は、PVC接続方式の場合には、
AESAの代りに、会議室を収容しているATMスイッ
チ名、回線番号、VPI、およびVCIが解決されるた
めである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】本発明の一実施例による2地点会議の即時接続
時のシーケンス図。
【図3】本発明の一実施例による2地点会議の予約接続
時のシーケンス図。
【図4】本発明の一実施例による4地点会議の即時接続
時のシーケンス図。
【図5】本発明の一実施例による4地点会議の予約接続
時のシーケンス図。
【図6】本発明の一実施例による2地点間の即時接続時
のフロー図。
【図7】本発明の一実施例におけるアドレスデータベー
スの構成図。
【図8】従来のANSの構成図。
【図9】本発明の一実施例によるMCU選択論理を説明
するための、トポロジ図。
【図10】本発明の一実施例による予約データベースの
構成図。
【図11】本発明の一実施例によるトポロジデータベー
スの構成図。
【図12】本発明の一実施例によるコネクションデータ
ベースの構成図。
【図13】本発明のLANを用いた実施例の構成図。
【図14】本発明のLANを用いた実施例による2地点
会議の即時接続時のシーケンス図。
【図15】本発明のPVC方式を用いた実施例の構成
図。
【図16】本発明のPVC方式を用いた実施例のアドレ
スデータベースの構成図。
【図17】本発明のPVC方式を用いた実施例による2
地点会議の即時接続時のシーケンス図。
【符号の説明】
0 ATM網 1 会議室1 12 通話チャネル(会議室1〜会議室2、映像用) 12a 呼設定信号(会議室1〜会議室2) 12b 応答信号(会議室1〜会議室2) 12c PVC(会議室1〜会議室2、映像) 12s 信号チャネル(会議室1〜会議室2) 15 ANS接続(会議室1〜ANSの問い合わせ用
チャネル) 151 ANS要求信号(会議室1〜ANS) 152 ANS応答信号(会議室1〜ANS) 15a 呼設定信号(会議室1〜ANS) 15b 応答信号(会議室1〜ANS) 15c データ(会議室1〜ANS) 15d 解放信号(会議室1〜ANS) 15s 信号チャネル(会議室1〜ANS) 16a 呼設定信号(会議室1〜MCU) 16b 応答信号(会議室1〜MCU) 16c 映像信号(会議室1〜MCU) 1L 会議室1への回線 2 会議室2 26a 呼設定信号(会議室2〜MCU) 26b 応答信号(会議室2〜MCU) 26c 映像信号(会議室2〜MCU) 2L 会議室2への回線 3 会議室3 36a 呼設定信号(会議室3〜MCU) 36b 応答信号(会議室3〜MCU) 36c 映像信号(会議室3〜MCU) 4 会議室4 46a 呼設定信号(会議室4〜MCU) 46b 応答信号(会議室4〜MCU) 46c 映像信号(会議室4〜MCU) 5 ANS 50 データベース検索 51 アドレスデータベース検索 52 予約データベース検索出力 53 トポロジデータベース検索 54 コネクションデータベース検索 56a 呼設定信号(ANS〜MCU) 56b 応答信号(ANS〜MCU) 56c データ(ANS〜MCU) 56d 解放信号(ANS〜MCU) 57 PVC確立指示(ANS〜網(NMS)) 5a アドレスデータベース 5a1 項番(アドレスデータベース内) 5a2 会議室名(アドレスデータベース内) 5a3 AESA(アドレスデータベース内) 5a4 クラス(アドレスデータベース内) 5a5 項番(従来方式のアドレスデータベース内) 5a6 ホスト名(従来方式のアドレスデータベース
内) 5a7 AESAまたは解(従来方式のアドレスデータ
ベース内) 5a8 項番(PVC方式のアドレスデータベース内) 5a9 会議室名(PVC方式のアドレスデータベース
内) 5a10 収容位置(PVC方式のアドレスデータベー
ス内) 5a11 クラス(PVC方式のアドレスデータベース
内) 5b 予約データベース 5b1 項番(予約データベース内) 5b2 接続(予約データベース内) 5b3 日時(予約データベース内) 5c トポロジデータベース 5c1 項番(トポロジデータベース内) 5c2 区間(トポロジデータベース内) 5c3 帯域容量 5d コネクションデータベース 5d1 項番(コネクションデータベース内) 5d2 占有区間(コネクションデータベース内) 5d3 予約/即時(コネクションデータベース内) 5d4 開始時刻(コネクションデータベース内) 5d5 クラス(コネクションデータベース内) 5L ANSへの回線 6 LAN 61 MCU1 62 MCU2 7 NMS 78 PVC確立指示(NMS〜ATMスイッチ) 8 ATMスイッチ 81 ATMスイッチ 82 ATMスイッチ 823 中継回線 83 ATMスイッチ 9 LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 文康 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町4番1号 東京電力株式会社システム研究所内 (72)発明者 原 真由美 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町4番1号 東京電力株式会社システム研究所内 Fターム(参考) 5K030 HA10 KX29 LB02 LB03 LB20 LD08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる会議室に置かれたテレビ会議端末
    (以降、会議室に置かれたテレビ会議端末を、単に、会
    議室と称する。)間で、ATM(asynchronous transfer
    mode)網を介して、構築されるテレビ会議システムのた
    めのATM・ネーム・システム(ANS)において、 発側の会議室から、前記ATM網に対して、相手先の会
    議室とのコネクションの確立に先だつアドレス解決の要
    求が発せられた際に、前記ATM網から前記アドレス解
    決の要求を受信する受信手段と、 受信したアドレス解決の要求にて表わされる相手先の会
    議室名を元に、ATM・エンド・システム・アドレス
    (AESA)および相手先会議室の優先クラスを解決
    し、解決した結果を発側の会議室に前記ATM網を介し
    て返答するアドレス解決手段とを有することを特徴とす
    るATM・ネーム・システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 前記アドレス解決手段は、前記受信したアドレス解決の
    要求にて表わされた相手先の会議室名を元に、その会議
    室の会議の接続の形態が三以上の地点を同時に結び開催
    される多地点会議であると判断した場合に、接続の相手
    先となる前記多地点会議へ参加するすべての会議室のA
    TM・エンド・システム・アドレスを解決するのではな
    く、前記多地点会議のための多地点会議装置(MCU)
    のATM・エンド・システム・アドレスを解決すること
    を有するATM・ネーム・システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 網トポロジデータベースを、更に、有し、 前記アドレス解決手段は、前記ATM網内に複数の多地
    点会議装置が存在する場合に、保守者によって事前に登
    録された前記網トポロジデータベースを参照することに
    よって、前記多地点会議に参加するすべての会議室の前
    記ATM網内での位置を認識し、前記すべての会議室の
    接続の実行に伴う前記ATM網内の中継回線の帯域占有
    の結果を予測し、前記複数の多地点会議装置のうち最適
    な位置の多地点会議装置を選択し、選択された多地点会
    議装置のATM・エンド・システム・アドレスを解決す
    ることを特徴とするATM・ネーム・システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 前記アドレス解決手段が前記多地点会議装置のATM・
    エンド・システム・アドレスを解決した後の呼設定段階
    において、前記多地点会議に参加するすべての会議室と
    前記多地点会議装置とを接続するために、前記多地点会
    議装置から参加するすべての会議室に向けて発呼を行う
    べく、前記多地点会議装置に対してその発呼を指示する
    手段を、更に、有することを特徴とするATM・ネーム
    ・システム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 開始時刻、終了時刻、および接続相手先の会議室とを含
    む予約を、あらかじめ、受け付け、該予約による接続
    を、前記開始時刻において前記接続相手先会議室に対し
    て実行する手段を、更に、有することを特徴とするAT
    M・ネーム・システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 前記予約による接続の終了時刻の前に、その予約による
    接続にて接続中の会議室に当てて、切断予告を通知する
    手段を、更に、有することを特徴とするATM・ネーム
    ・システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 コネクションデータベースを、更に、有し、 前記受信したアドレス解決の要求に対し、前記コネクシ
    ョンデータベースにおける前記ATM網内における現在
    の中継回線の帯域占有状況、前記多地点会議装置の占有
    状況、および今後の予約状況を元に、前記相手先会議室
    との接続の実施および不実施を判断する手段を、更に、
    有することを特徴とするATM・ネーム・システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 保守者による事前設定によって定められる会議室ごとの
    優先クラスを参照し、前記帯域および前記多地点会議装
    置の輻輳時においては優先クラスが上の会議室を優先的
    に接続させる手段を、更に、有することを特徴とするA
    TM・ネーム・システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のATM・ネーム・シス
    テムにおいて、 中継回線の空き帯域と前記多地点会議装置の空き状況か
    ら、既存のコネクションに対する強制切断の適用が必要
    であると認識した場合には、既存のコネクションに対し
    て強制切断を行う手段を、更に、有することを特徴とす
    るATM・ネーム・システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のATM・ネーム・シ
    ステムにおいて、 強制切断を行う前に、強制切断の対象となる会議室に当
    てて強制切断を通知する手段を、更に、有することを特
    徴とするATM・ネーム・システム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のATM・ネーム・シ
    ステムにおいて、 前記アドレス解決手段は、前記アドレスの解決要求に対
    して、接続できない(不接)と返答する場合に、接続で
    きない理由を前記一つの会議室に対して通知することを
    特徴とするATM・ネーム・システム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のATM・ネーム・シ
    ステムにおいて、 前記ATM・ネーム・システムが前記ATM網に接続さ
    れずに、前記ATM・ネーム・システムが社内イントラ
    ネット(LAN:local area network)などの別網を介
    して前記会議室に接続されている場合であって、前記A
    TM・ネーム・システムが前記発側の会議室からの前記
    アドレス解決の要求を、前記別網を経由して受信した場
    合にも、前記ATM・ネーム・システムは、前記アドレ
    ス解決の要求を、前記発側の会議室から前記ATM網を
    経由して受信した場合と同様に対処することを特徴とす
    るATM・ネーム・システム。
  13. 【請求項13】 前記テレビ会議システムが、SVC
    (スイッチド・バーチャル・コネクション)接続方式で
    はなく、PVC(パーマネント・バーチャル・コネクシ
    ョン)接続方式で実現された場合であっても、前記テレ
    ビ会議システムが前記SVC接続方式で実現された場合
    に実現される、請求項1に記載のATM・ネーム・シス
    テムと同様の機能を、前記ATM・エンド・システム・
    アドレスの解決の代りに、前記PVCの確立を行うこと
    によって実現したことを特徴とするATM・ネーム・シ
    ステム。
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