JP2002077003A - 信号受信装置 - Google Patents

信号受信装置

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JP2002077003A JP2000256066A JP2000256066A JP2002077003A JP 2002077003 A JP2002077003 A JP 2002077003A JP 2000256066 A JP2000256066 A JP 2000256066A JP 2000256066 A JP2000256066 A JP 2000256066A JP 2002077003 A JP2002077003 A JP 2002077003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの伝送速度の低下を防止することが可能
な信号受信装置を提供する。 【解決手段】信号受信装置200は、データ信号とPN
信号とを多値化した受信信号から直接波のみを取り出す
ものであり、PN信号を発生するPN発生器210と、
受信信号をベースバンド信号に変換する乗算器206
と、ベースバンド信号とPN信号とに基づいて、インパ
ルスレスポンス推定値を導出するインパルスレスポンス
推定器212と、データ信号、インパルスレスポンス推
定値及びPN信号に基づいて、受信信号のレプリカを生
成する受信信号レプリカ生成部222と、ベースバンド
信号から受信信号レプリカを減算する減算器224と、
この減算値の2乗値を算出する2乗値算出器226と、
この2乗値に基づいてデータ信号を導出する最尤系列推
定型等化器228とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ信号とイン
パルスレスポンス推定のための既知のPN信号とを多値
化した受信信号から主波のみを取り出す信号受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、受信性能劣化対策として、信
号受信装置にインパルスレスポンス推定器と最尤系列推
定型等化器を備え、最尤系列推定の原理により最適なデ
ータ列を検出し、受信性能の向上を図ることが行われて
いる。
【0003】図5は、従来の信号受信装置の構成例を示
すブロック図である。同図に示す信号受信装置500
は、アンテナ502、基準周波数発生器504、乗算器
506、ローパスフィルタ(LPF)508、インパル
スレスポンス推定器510、データ信号レプリカ生成器
512、減算器514、2乗値算出器516、最尤系列
推定型等化器(MLSE)518を備えて構成される。
なお、変調方式には2値位相変調方式(BPSK:Bina
ry Phase Shift Keying )が用いられているものとす
る。
【0004】信号送信装置(図示せず)からは所定のデ
ータフレームが送信される。信号受信装置502は、こ
のデータフレームを受信するものであるが、受信信号に
は、直接波の他に、信号伝搬路の状況に応じて、該直接
波に対して所定のシンボル時間長遅延し、且つ振幅が減
少した遅延波を含むことがある。あるいは、受信機がビ
ルの影に位置すると直接波が受信できなくなるため、直
接波よりも遅延波のいずれかの方が受信感度が高くなる
場合もある。このため、そのまま各シンボルの判定を行
うと、判定に誤りが生じる場合がある。そこで、信号受
信装置502では、最尤系列推定の原理により、受信信
号に主波(受信感度が最大のパス。直接波を含む)それ
以外の遅延波等が含まれている場合であっても、受信信
号から元のデータフレームを復元可能とする。
【0005】詳細な説明は、文献「笹岡秀一編、移動通
信、オーム社」に記載されているので省略するが、要す
るに、信号送信装置からは、図6に示すように、送受対
象のデータ信号に所定間隔でトレーニング信号としての
PN信号を挿入したデータフレームを送信する。乗算器
506は、アンテナ502が受信した信号に、局発信号
発生器504からの基準周波数信号を乗算し、ベースバ
ンド信号に変換する。
【0006】インパルスレスポンス推定器510は、L
PF508によって雑音除去及び波形整形されたベース
バンド信号からPN信号を抽出し、主波のPN信号と遅
延波等のPN信号との時間差及び振幅差をインパルスレ
スポンス推定値として導出する。
【0007】データ信号レプリカ生成器512は、この
インパルス推定値と最尤系列推定型等化器518によっ
て検出されたデータ信号(復元されたデータ)とに基づ
いて、データ信号のレプリカを生成する。減算器514
は、LPF508からのベースバンド信号からデータ信
号のレプリカを減算する。2乗値算出器516は、減算
器514によって算出された値の2乗値を算出する。最
尤系列推定型等化器518は、2乗値算出器514によ
って算出された値に基づいて、最適なデータを検出す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したように、送受対象のデータに所定間隔でPN信号
を挿入する方法では、PN信号の送受のためだけに多く
の時間が占有され、データの伝送速度の低下(スループ
ットの低下)を招くという問題があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、その目的は、データの伝送速度の低下を防止
することが可能な信号受信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の信号受信装置は、データ信号とインパルス
レスポンス推定のための既知のPN信号とを多値化した
受信信号から直接波のみを取り出すものであり、データ
信号とインパルスレスポンス推定のための既知のPN信
号とを多値化した受信信号から直接波のみを取り出す信
号受信装置であって、前記PN信号を発生するPN信号
発生手段と、前記受信信号をベースバンド信号に変換す
る信号変換手段と、前記ベースバンド信号と前記PN信
号とに基づいて、インパルスレスポンス推定値を導出す
るインパルスレスポンス推定手段と、データ信号、前記
インパルスレスポンス推定値及び前記PN信号とに基づ
いて、前記受信信号のレプリカを生成する受信信号レプ
リカ生成手段と、前記ベースバンド信号から前記受信信
号のレプリカを減算する第1の減算手段と、前記第1の
減算手段によって算出された値の2乗値を算出する2乗
値算出手段と、前記2乗値に基づいてデータ信号を導出
する最尤系列推定型等化手段とを備える。
【0011】また、本発明の信号受信装置は、データ信
号とインパルスレスポンス推定のための既知のPN信号
とを多値化した受信信号から直接波のみを取り出すもの
であり、前記PN信号を発生するPN信号発生手段と、
前記多値化した信号を受信する第1及び第2の受信手段
と、該第1及び第2の受信手段の出力値を加算する加算
手段と、前記加算手段によって算出された値に基づいて
データ信号を導出する最尤系列推定型等化手段とを備
え、前記第1及び第2の受信手段のそれぞれが、前記受
信信号をベースバンド信号に変換する信号変換手段と、
前記ベースバンド信号と前記PN信号とに基づいて、イ
ンパルスレスポンス推定値を導出するインパルスレスポ
ンス推定手段と、データ信号、前記インパルスレスポン
ス推定値及び前記PN信号とに基づいて、前記受信信号
のレプリカを生成する受信信号レプリカ生成手段と、前
記ベースバンド信号から前記受信信号のレプリカを減算
する第1の減算手段と、前記減算手段によって算出され
た値の2乗値を出力値として出力する2乗値算出手段と
を備える。
【0012】特に、前記第1及び第2の受信手段は、前
記2乗値算出手段によって算出された値に前記受信信号
の受信レベルに対応する重み付けをする重み付け手段を
更に備えることが好ましい。
【0013】また、これらの場合において、前記インパ
ルスレスポンス推定手段は、前記ベースバンド信号を遅
延させる遅延手段と、前記最尤系列推定型等化手段によ
って導出されたデータ信号に基づいて、データ信号のレ
プリカを生成するデータ信号レプリカ生成手段と、前記
遅延手段からのベースバンド信号から前記データ信号の
レプリカを減算する第2の減算手段と、前記第2の減算
手段によって算出された値と前記PN信号とに基づいて
前記インパルスレスポンス推定値を導出するインパルス
レスポンス推定値導出手段とを備えることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明において、
信号送信装置と信号受信装置との間で送受されるデータ
フレームの構成を示す図である。従来は、図6に示した
ように、送受対象のデータに所定間隔でPN信号を挿入
することによってデータフレームを構成している。しか
し、本発明では、図1に示すように、データフレームの
先頭はPN信号のみであるが、このPN信号の後はPN
信号とデータ信号とを多値化したものになっている。こ
のため、PN信号の送受のためだけに多くの時間が占有
されることがなく、データの伝送速度の低下を防止する
ことが可能になっている。
【0015】図2は、本発明の信号受信装置に対し、デ
ータフレームを送信する信号送信装置の構成の一例を示
すブロック図である。同図に示す信号送信装置100
は、マッピング部102、PN発生器104、マッピン
グ部106、加算器108、ローパスフィルタ(LP
F)110、基準周波数発生器112、乗算器114、
アンテナ116を備えて構成される。
【0016】マッピング部102は、送信対象のデータ
をマッピングする。送信対象のデータは、0と1からな
る所定のデータ列であり、マッピング部102は、例え
ばデータ信号が0のときに+1、1のときに−1に変換
する。
【0017】PN発生器104は、既知のPN信号を発
生する。マッピング部106は、マッピング部102と
同様に、PN発生器104が発生したPN信号をマッピ
ングするものであり、例えばPN信号が0のときに+
1、1のときに−1に変換する。
【0018】加算器108は、マッピングされたデータ
信号とPN信号とを加算する。LPF110は、加算器
108からの信号の雑音成分を除去するとともに、波形
整形を行う。乗算器114は、このLPF110からの
信号に基準周波数発生器112からの基準周波数を乗算
することによって変調する。この変調された信号がアン
テナ116から送信される。
【0019】図3は、本発明の信号受信装置の構成の一
例を示すブロック図である。同図に示す信号受信装置2
00は、アンテナ202、基準周波数発生器204、乗
算器206、ローパスフィルタ(LPF)208、PN
発生器210、インパルスレスポンス推定器212、受
信信号レプリカ生成器222、減算器224、2乗値算
出器226、最尤系列推定型等化器(MLSE)228
を備えて構成される。 乗算器206は、アンテナ20
2が受信した信号に、基準周波数発生器204からの基
準周波数信号を乗算し、ベースバンド信号に変換する。
【0020】インパルスレスポンス推定器212は、こ
のベースバンド信号に基づいて、インパルスレスポンス
推定値を導出するものである。このインパルスレスポン
ス推定器212は、遅延器214、データ信号レプリカ
生成器216、減算器218、マッチドフィルタ220
を備えて構成されている。
【0021】遅延器214は、LPF208からのベー
スバンド信号を遅延させる。後述する減算器218に
は、遅延器214からのベースバンド信号とデータ信号
レプリカ生成部216からのデータ信号レプリカとが入
力されるが、このデータ信号レプリカは遅延器214か
らのベースバンド信号に含まれるデータ信号に対応する
レプリカである必要がある。そこで、遅延器214は、
ベースバンド信号を遅延させることによって、減算器2
18に、ベースバンド信号とこのベースバンド信号に含
まれるデータ信号とのレプリカとが同時に入力されるよ
うにする。
【0022】データ信号レプリカ生成器216は、最尤
系列推定型等化器228によって導出されたデータ信号
のレプリカを生成する。減算器218は、遅延器214
からのベースバンド信号からデータ信号レプリカ生成部
216からのデータ信号レプリカを減算する。この減算
は、ベースバンド信号からデータ信号成分を取り除き、
PN信号成分を抽出することに相当する。
【0023】マッチドフィルタ220は、減算器218
からのPN信号成分とPN発生器210からの既知のP
N信号とに基づいて、直接波のPN信号と遅延波のPN
信号との時間差及び振幅差を導出し、インパルスレスポ
ンス推定値として出力する。
【0024】受信信号レプリカ生成部222は、マッチ
ドフィルタ220からのインパルスレスポンス推定値、
PN発生器210からの既知のPN信号及び最尤系列推
定型等化器228によって導出されたデータ信号とに基
づいて、受信信号のレプリカを生成する。
【0025】具体的には、受信信号レプリカ生成部22
2は、PN信号とデータ信号とを多値化した信号を生成
するとともに、インパルスレスポンス推定値に基づい
て、この多値化した信号から直接波と遅延波を生成し、
これらを重畳することにより、受信信号のレプリカを生
成する。
【0026】減算器224は、LPF208からのベー
スバンド信号から受信信号レプリカ生成部222からの
受信信号レプリカを減算する。2乗値算出器226は、
この減算値の2乗値を算出する。
【0027】最尤系列推定型等化器228は、2乗値算
出器226からの2乗値を入力し、この2乗値が最小に
なるようにビタビアルゴリズムによる算出処理を行い、
生き残りパスを決定することにより、データ信号を導出
する。このようにして、データ信号とPN信号を多値化
したデータフレームからデータ信号を導出することが可
能となる。
【0028】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。図4は、本発明の信号受信装置の構成の変形例を
示すブロック図である。同図に示す信号受信装置300
は、受信機301、401、PN発生器410、加算器
428、最尤系列推定型等化器429を備えて構成され
ている。
【0029】受信機301は、アンテナ302、基準周
波数発生器304、乗算器306、ローパスフィルタ
(LPF)308、インパルスレスポンス推定器31
2、受信信号レプリカ生成器322、減算器324、2
乗値算出器326、重み付け部327を備えて構成され
る。一方、受信機401は、アンテナ402、基準周波
数発生器404、乗算器406、ローパスフィルタ(L
PF)408、インパルスレスポンス推定器412、受
信信号レプリカ生成器422、減算器424、2乗値算
出器426、重み付け部427を備えて構成される。
【0030】これらのうち、アンテナ302、402、
基準周波数発生器304、404、乗算器306、40
6、LPF308、408、インパルスレスポンス推定
器312、412、受信信号レプリカ生成器322、4
22、減算器324、424、2乗値算出器326、4
26は、それぞれ図1に示した信号受信装置100のア
ンテナ202、基準周波数発生器204、乗算器20
6、ローパスフィルタLPF)08、PN発生器21
0、インパルスレスポンス推定器212、受信信号レプ
リカ生成器222、減算器224、2乗値算出器226
と同様の構成であるため、その説明は省略する。
【0031】受信機301の重み付け部327は、2乗
値算出器326によって算出された2乗値に対し、アン
テナ302によって受信された信号の受信レベルに対応
する重み付けを行う。同様に受信機401の重み付け部
427は、2乗値算出器426によって算出された2乗
値に対し、アンテナ402によって受信された信号の受
信レベルに対応する重み付けを行う。
【0032】例えば、受信機301のアンテナ302に
よって受信された信号の受信レベルが受信機401のア
ンテナ402によって受信された信号の受信レベルの2
倍であった場合には、受信機301の重み付け部327
は、2乗値算出器326が算出した2乗値を2倍すれば
よい。
【0033】加算器428は、これら重み付け部32
7、427からの信号を加算する。最尤系列推定型等化
器429は、加算器428によって算出された加算値を
入力し、この加算値が最小になるようにビタビアルゴリ
ズムによる算出処理を行い、生き残りパスを決定するこ
とにより、データ信号を導出する。
【0034】このようにして、データ信号とPN信号を
多値化したデータフレームからデータ信号を導出するこ
とが可能となる。また、2乗値算出器327、427に
よって算出された2乗値に受信レベルに対応する重み付
けを行うことにより、最尤系列推定型等化器429によ
るデータ信号の導出をより確からしいものとすることが
できる。
【0035】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば、上記の実施形態においては、インパルスレスポンス
推定器をマッチドフィルタを用いて構成したが、RLS
アルゴリズムやLMSアルゴリズム等の他のアルゴリズ
ムを適用した手段であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、PN信号と
データ信号とを多値化した信号を受信し、この信号から
データ信号を導出することができるため、データの伝送
速度の低下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、信号送信装置と信号受信装置
との間で送受されるデータフレームの構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の信号受信装置に対し、データフレーム
を送信する信号送信装置の構成の一例を示すブロック図
である。
【図3】本発明に係る信号受信装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係る信号受信装置の構成の変形例を示
すブロック図である。
【図5】従来の信号受信装置の構成例を示すブロック図
である。
【図6】従来のデータフレームの構成を示す図である。
【符号の説明】
200 信号受信装置 202 アンテナ 204 基準周波数発生器 206 乗算器 208 LPF 210 PN発生器 212 インパルスレスポンス推定器 214 遅延器 216 データ信号レプリカ生成器 218 減算器 220 マッチドフィルタ 222 受信信号レプリカ生成器 224 減算器 226 2乗値算出器 228 最尤系列推定型等化器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ信号とインパルスレスポンス推定の
    ための既知のPN信号とを多値化した受信信号から主波
    のみを取り出す信号受信装置であって、 前記PN信号を発生するPN信号発生手段と、 前記受信信号をベースバンド信号に変換する信号変換手
    段と、 前記ベースバンド信号と前記PN信号とに基づいて、イ
    ンパルスレスポンス推定値を導出するインパルスレスポ
    ンス推定手段と、 データ信号、前記インパルスレスポンス推定値及び前記
    PN信号とに基づいて、前記受信信号のレプリカを生成
    する受信信号レプリカ生成手段と、 前記ベースバンド信号から前記受信信号のレプリカを減
    算する第1の減算手段と、 前記第1の減算手段によって算出された値の2乗値を算
    出する2乗値算出手段と、 前記2乗値に基づいてデータ信号を導出する最尤系列推
    定型等化手段と、を備えることを特徴とする信号受信装
    置。
  2. 【請求項2】データ信号とインパルスレスポンス推定の
    ための既知のPN信号とを多値化した受信信号から主波
    のみを取り出す信号受信装置であって、 前記PN信号を発生するPN信号発生手段と、前記多値
    化した信号を受信する第1及び第2の受信手段と、該第
    1及び第2の受信手段の出力値を加算する加算手段と、
    前記加算手段によって算出された値に基づいてデータ信
    号を導出する最尤系列推定型等化手段とを備え、前記第
    1及び第2の受信手段のそれぞれが、 前記受信信号をベースバンド信号に変換する信号変換手
    段と、 前記ベースバンド信号と前記PN信号とに基づいて、イ
    ンパルスレスポンス推定値を導出するインパルスレスポ
    ンス推定手段と、 データ信号、前記インパルスレスポンス推定値及び前記
    PN信号とに基づいて、前記受信信号のレプリカを生成
    する受信信号レプリカ生成手段と、 前記ベースバンド信号から前記受信信号のレプリカを減
    算する第1の減算手段と、 前記減算手段によって算出された値の2乗値を出力値と
    して出力する2乗値算出手段と、を備えることを特徴と
    する信号受信装置。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の受信手段は、前記2乗
    値算出手段によって算出された値に前記受信信号の受信
    レベルに対応する重み付けをする重み付け手段を更に備
    えることを特徴とする請求項2に記載の信号受信装置。
  4. 【請求項4】前記インパルスレスポンス推定手段は、 前記ベースバンド信号を遅延させる遅延手段と、 前記最尤系列推定型等化手段によって導出されたデータ
    信号に基づいて、データ信号のレプリカを生成するデー
    タ信号レプリカ生成手段と、 前記遅延手段からのベースバンド信号から前記データ信
    号のレプリカを減算する第2の減算手段と、 前記第2の減算手段によって算出された値と前記PN信
    号とに基づいて前記インパルスレスポンス推定値を導出
    するインパルスレスポンス推定値導出手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の信号受
    信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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