JP2002076506A - 光モジュールの異常検出方法及びその装置 - Google Patents

光モジュールの異常検出方法及びその装置

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JP2002076506A JP2000260574A JP2000260574A JP2002076506A JP 2002076506 A JP2002076506 A JP 2002076506A JP 2000260574 A JP2000260574 A JP 2000260574A JP 2000260574 A JP2000260574 A JP 2000260574A JP 2002076506 A JP2002076506 A JP 2002076506A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市販の光モジュールそのものへの適用が可能
で、モジュール中のLDだけでなく他の部品の異常も検
出することができ、然も異常検出用の閾値の設定が容易
な光モジュールの異常検出方法及びその装置を提供す
る。 【解決手段】 光モジュール10の消費電流が初期状態か
らどの程度の値Δだけ増加した場合にアラームを発生さ
せるかを事前に定め、その値Δを閾値としてアラーム回
路24に設定しておく。光モジュール10の使用を実際に開
始した時点で、電流検知回路21は、電源ライン30によっ
て光モジュール10に供給されている電流値を初期状態の
電流値として記憶回路22に記憶し、以後、一定周期T
毎に、電流値を再度検知して演算回路23に出力する。演
算回路23は、最新の電流値と初期状態の電流値との差分
値を求め、アラーム回路24は差分値が閾値Δを超えた場
合に、光モジュール10の予防保守の必要性を示すアラー
ム信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ伝送シス
テムなどに使われる光モジュールの予防保守に関し、特
に光モジュールの異常を検出する方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光モジュールは、電気信号を光信号に、
またその逆に光信号を電気信号に変換するデバイスであ
り、例えば、コンピュータ間を光ファイバで接続して高
速に信号を入出力するインタフェース部分などに用いら
れている。
【0003】図8に光モジュールの内部構成例を示す。
光モジュール10は、例えばSFF(Small Form Facto
r) の場合には、LD(レーザダイオード,半導体レー
ザ)11、モニタPD12及びLDドライバ(LD駆動
回路)13で送信系が主に構成され、PD14及びPD
増幅器15で受信系が主に構成され、図示は省略してい
るがピン配列やピンアサインなどはSFFのマルチソー
ス合意に基づいている。光モジュール10の外部にパラ
レル信号をシリアル信号に変換するP/S変換LSI1
6と、シリアル信号をパラレル信号に変換するS/P変
換LSI17とを接続することで、図示しないコンピュ
ータ内部のパラレルのデータ信号をシリアル化して別の
コンピュータへと伝送することができ、逆に他のコンピ
ュータからのデータ信号をパラレル化して、自身のコン
ピュータ内に取り込むことができる。
【0004】例としてファイバチャネル規格の場合、5
3.125MHzで20ビットのパラレルに通信されて
いるデータ信号をP/S変換LSI16を通して1.0
625Gbpsのシリアル信号として光モジュール10
へ入力し、光モジュール10から同じ速度で他の光モジ
ュールへ送信する。逆に他の光モジュールから受信した
1.0625Gbpsのシリアル信号をS/P変換LS
I17へ入力し、これを53.125MHz、20ビッ
トのパラレル信号として、S/P変換LSI17はコン
ピュータ側へ出力することになる。
【0005】光モジュール10の内部では、P/S変換
LSI16より入力されたシリアル信号(送信信号)は
LDドライバ13へ伝えられ、LDドライバ13はこの
信号と直流のバイアス電流とを重畳した信号でLD11
に変調をかけて送信することになる。このとき、LD1
1の光出力の一部をモニタPD12で受光し、モニタ電
流としてLDドライバ13にフィードバックし、LDド
ライバ13の有するオートパワーコントロール(APC
(Auto Power Control))機能により、このモニタ電流
をもとにLD11の光出力レベルが一定になるようにL
D11のバイアス電流値を制御する。逆に、PD14で
受信したシリアル信号はPD増幅器15を通して、ロジ
ックレベルの大きさに増幅され、S/P変換LSI16
へと出力される。
【0006】ところで、信頼度の高いコンピュータネッ
トワークシステムを実現する上で、光モジュールも高い
信頼性が要求されるため、その予防保守の必要性が高ま
っている。ここで、光モジュールの予防保守とは、故障
する確率が高まったと考えられる異常が発生したとき
に、完全に故障に至る前に正常なモジュールと交換し、
故障の発生を未然に防止する措置を言う。
【0007】光モジュールの予防保守へ応用可能な技術
の一例が、特開2000−22631号公報に記載され
ている。同公報に記載の技術(以下、従来技術と称す)
では、信号光源として使われるLDのバイアス電流を予
め設定した閾値と常時比較し、閾値を超えてバイアス電
流が増大した場合にはバイアス異常のアラームを発生す
るとともに、APCによるLDの出力光レベル一定の自
動的な出力光制御動作を、予め設定した固定の光パワー
出力動作に切り替えるようにしている。ここで、前記閾
値としては、これ以上印加するとLDが破壊を生じる電
流値である絶対定格の直前のバイアス電流値を設定する
ようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、LDのバイアス電流が予め設定された閾値を超え
た場合に、バイアス異常のアラームを発生し、且つLD
の損傷につながるバイアス電流の過度の増大を抑えるた
め、光モジュールの信頼性が向上する。また、アラーム
の発生時点で直ちに正常な部品と交換すれば、光モジュ
ールの故障を未然に防止できると考えられる。しかし、
この従来技術を光モジュールの予防保守に応用した場合
には、以下のような課題がある。
【0009】(1)故障する確率が高まったと考えられ
る異常の発生を検出するための閾値を設定する作業が比
較的面倒である。その理由は、バイアス電流値を監視対
象とする場合、時間的余裕をもって予防保守が行えるよ
うにするためには、LDの正常状態でのバイアス電流値
より所定値Δだけ値の大きなバイアス電流値(勿論、絶
対定格のバイアス電流値以下である必要がある)を閾値
に設定するのが望ましいが、LDの特性のバラツキによ
り正常状態でのバイアス電流値にはLD毎のバラツキが
あるため、閾値を設定するには、以下のような手順を踏
む必要があるからである。 (a)個々のLDの正常状態でのバイアス電流値を測定
する。 (b)個々のLD毎に、測定したバイアス電流値より所
定値Δだけ値の大きな閾値を計算する。 (c)計算した閾値を、個々の光モジュールの異常検出
用の閾値として設定する。
【0010】例えば、所定値Δを20mAとすると、或
るLDaの正常状態でのバイアス電流値が230mAで
あった場合には、250mAをそのLDaの異常検出用
の閾値に設定し、別のLDbの正常状態でのバイアス電
流値が235mAであった場合には、そのLDbには異
常検出用の閾値として255mAを設定する。バイアス
電流値の測定および閾値の計算と設定は、各LD毎に行
う必要があり、他のLD用の閾値を設定してしまうこと
がないように管理する必要がある。
【0011】(2)光モジュールの改造が必要になり、
市販の光モジュールそのものへの適用が困難である。そ
の理由は、LDのバイアス電流は光モジュールの内部で
生成されている為、それを閾値と比較してアラームを発
生するには、(a)バイアス電流と閾値とを比較してア
ラームを発生する回路を光モジュール自体に組み込む、
(b)バイアス電流を取り出すモニタ端子を光モジュー
ルに設け、モジュール外部にモニタ端子から出力される
バイアス電流と閾値とを比較してアラームを発生する回
路を設ける等、光モジュール自体の改造が必要になるた
めである。
【0012】(3)光モジュール内のLD以外の部品の
異常を検出できない。その理由は、LDのバイアス電流
を監視対象としているためである。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、第1の目的は、故障する確率が高まった
と考えられる異常の発生を検出するための閾値の設定を
簡易に行える、光モジュールの異常検出方法及びその装
置を提供することにある。
【0014】本発明の第2の目的は、光モジュール自体
を改造する必要がなく、市販の光モジュールそのものへ
の適用が可能な、光モジュールの異常検出方法及びその
装置を提供することにある。
【0015】本発明の第3の目的は、光モジュール中の
LD等の送信光源だけでなく他の部品の経時的な劣化に
よる異常も検出することができる、光モジュールの異常
検出方法及びその装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の光モジュールの
異常検出方法は、送信光源の光出力のモニタ光を受光す
る受光素子のモニタ電流により送信光源の光出力を一定
にするオートパワーコントロール機能を有する光モジュ
ールの異常検出方法であって、下記のステップを含む。 (a)光モジュールの所定箇所を流れる電流値(例え
ば、光モジュールに電源を供給する電源ラインの電流の
値、または、前記モニタ電流の値、または、送信光源の
直流バイアス電流の値)を検出するステップ (b)検出された電流値の過去の値(例えば、光モジュ
ールの使用開始当初における前記所定箇所を流れる電流
の値、または、現在より所定時間だけ過去の時刻におけ
る前記所定箇所を流れた電流の値)を記憶するステップ (c)記憶された過去の値と現在検出された値との差分
値またはその差分値の前記過去の値に対する割合を求め
るステップ (d)求められた差分値または割合が予め定められた閾
値を超えたときに、予防保守の必要性を示すアラーム信
号を発生するステップ
【0017】また本発明の光モジュールの異常検出装置
は、送信光源の光出力のモニタ光を受光する受光素子の
モニタ電流により送信光源の光出力を一定にするオート
パワーコントロール機能を有する光モジュールの異常検
出装置であって、下記の手段を含む。光モジュールの所
定箇所を流れる電流値(例えば、光モジュールに電源を
供給する電源ラインの電流の値、または、前記モニタ電
流の値、または、送信光源の直流バイアス電流の値)を
検出する電流検知手段 該電流検知手段で検出された過去の値(例えば、光モジ
ュールの使用開始当初における前記所定箇所を流れる電
流の値、または、現在より所定時間だけ過去の時刻にお
ける前記所定箇所を流れた電流の値)を記憶する記憶手
段 前記記憶手段に記憶された過去の値と前記電流検知手段
で現在検出された値との差分値またはその差分値の前記
過去の値に対する割合を求める演算手段 該演算手段で求められた差分値または割合が予め定めら
れた閾値を超えたときに、予防保守の必要性を示すアラ
ーム信号を発生するアラーム手段
【0018】
【作用】本発明の光モジュールの異常検出方法及びその
装置にあっては、光モジュールの所定箇所を流れる電流
の過去の値と現在の値との差分値、あるいは、その差分
値の前記過去の値に対する割合を予め定められた閾値と
比較することで、アラーム信号の発生を制御している。
このため、以下の理由によって閾値の設定が容易に行え
る。
【0019】例えば、監視対象とする電流値を従来技術
と同様にLDのバイアス電流とし、且つ、過去の値とし
て光モジュールの使用開始当初におけるLDのバイアス
電流値とし、更に差分値を閾値と比較する構成を考え
る。また、時間的余裕をもって予防保守が行えるように
するために、LDの正常状態でのバイアス電流値より所
定値Δだけ値の大きなバイアス電流値(勿論、絶対定格
のバイアス電流値以下である必要がある)を閾値に設定
するものとする。この場合、従来技術によれば、前述し
たように、(a)個々の光モジュールの正常状態でのバ
イアス電流値を測定し、(b)個々のLD毎に、測定し
たバイアス電流値より所定値Δだけ値の大きな閾値を計
算し、(c)計算した閾値を、個々のLDの異常検出用
の閾値として設定する作業が必要であった。これに対し
て本発明では、所定値Δを閾値として設定する作業だけ
で同様の効果が得られる。
【0020】具体的には、例えば、所定値Δを20mA
とすると、従来技術によれば、或るLDaの正常状態で
のバイアス電流値が230mAであった場合には、25
0mAをそのLDaの異常検出用の閾値に設定し、別の
LDbの正常状態でのバイアス電流値が235mAであ
った場合には、そのLDbには異常検出用の閾値として
255mAを設定する。こうすると、LDaのバイアス
電流値が250mAを超えるとアラームが発生し、LD
bのバイアス電流値が255mAを超えるとアラームが
発生する。
【0021】これに対して本発明では、LDaおよびL
Dbとも閾値として所定値Δ(20mA)を設定する。
こうすると、LDaを含む光モジュールおよびLDbを
含む光モジュールにあっては、その使用開始当初のバイ
アス電流値が検出されて過去の値として記憶される。使
用開始当所のバイアス電流値は正常状態でのバイアス電
流値と考えられるので、その値はLDaは230mA、
LDbは235mAである。従って、LDaを含む光モ
ジュールにおいて、LDaのバイアス電流値が250m
Aを超えると、差分値は250mA−230mA=20
mAより大きくなり、閾値Δ=20mAを超えてアラー
ムが発生する。また、LDbを含む光モジュールにおい
て、LDbのバイアス電流値が255mAを超えると、
差分値は255mA−235mA=20mAより大きく
なり、閾値Δ=20mAを超えてアラームが発生する。
【0022】光モジュール中のLDのバイアス電流が増
大すると、その光モジュール全体の消費電流が増大する
ため、光モジュールに電源を供給する電源ラインの電流
の値を監視対象とする場合でも同様の効果が得られる
(更なる効果は後述する)。また、LDが経時的に劣化
すると、APC機能によってもその光出力の低下を防ぐ
ことができなくなり、モニタ電流が減少していくため、
モニタ電流を監視対象とする場合でも同様の効果が得ら
れる。
【0023】また、過去の値として、現在より所定時間
前の電流値を用いても同様の効果が得られる。例えば、
過去の値としてT時間前の電流値を用いるものとする
と、そのT時間内でどの程度の電流値の変化があったと
きにアラームを発生させるかに応じて閾値を事前に決定
しておく。ここで、T時間としては、一般には1日以上
の比較的長い時間に設定される。例えばTを100時間
とし、閾値を5mAとすると、監視対象の現在の電流値
と100時間前の電流値との差分値が5mAを超える
と、アラームが発生する。
【0024】さらに、過去の値と現在の値との差分値の
前記過去の値に対する割合を閾値と比較する構成でも同
様の効果が得られる。例えば、監視対象とする電流値を
従来技術と同様にLDのバイアス電流とし、且つ、過去
の値として光モジュールの使用開始当初におけるLDの
バイアス電流値とする構成を考える。また、LDaの正
常状態でのバイアス電流値は230mA、LDbの正常
状態でのバイアス電流値は235mAとする。この場
合、閾値として例えば8%を設定しておくと、LDaを
含む光モジュールにおいて、LDaのバイアス電流値が
約249mAを超えると、差分値は249mA−230
mA=19mA、過去の値に対する割合は19mA/2
30mA≒8.3%となり、閾値の8%を超えてアラー
ムが発生する。また、LDbを含む光モジュールにおい
て、LDbのバイアス電流値が254mAを超えると、
差分値は254mA−235mA=19mA、過去の値
に対する割合は19mA/235mA=8.1%とな
り、閾値の8%を超えてアラームが発生する。
【0025】本発明の光モジュールの異常検出方法及び
その装置において、光モジュールに電源を供給する電源
ラインの電流値を監視する構成にあっては、光モジュー
ル自体を改造する必要がないため、市販の光モジュール
そのものへの適用が可能になり、また、光モジュール中
のLD等の送信光源だけでなく、LDのドライバなど他
の部品の経時的な劣化による異常も検出することができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0027】(第1の実施例)図1を参照すると、本発
明の第1の実施例にかかる異常検出装置20は、異常検
出対象となる光モジュール10に電源を供給する電源ラ
イン30を流れる電流を監視することによって、光モジ
ュール10の異常を検出する装置であり、電流検知回路
21、記憶回路22、演算回路23及びアラーム回路2
4を主要部として有する。異常検出対象となる光モジュ
ール10には何らの改造は加えられておらず、市販の光
モジュールそのものが対象となる。光モジュール10の
内部構造は例えば図8で説明したような構造になってお
り、LDの光出力のモニタ光を受光する受光素子のモニ
タ電流によりLDの光出力を一定にするオートパワーコ
ントロール機能を有する。
【0028】電流検知回路21は、電源ライン30と信
号線41により、図示しないコンピュータと信号線42
により、記憶回路22と信号線43により、演算回路2
3と信号線44により、それぞれ接続される。電流検知
回路21は、信号線42を通じて図示しないコンピュー
タから起動されると動作を開始し、先ず、信号線41を
通じて電源ライン30の電流値を検知し、その電流値を
初期状態の電流値として信号線43を通じて記憶回路2
2に記憶する。その後、電流検知回路21は、予め定め
られた一定時間T毎に、電源ライン30の電流値を再度
検知し、現在の電流値として信号線44を通じて演算回
路23へ出力する動作を繰り返す。ここで、一定時間T
は任意の時間とすることができる。
【0029】記憶回路22は、電流検知回路21から送
られてきた初期状態の電流値を保持すると共に信号線4
5を通じて演算回路23へ出力する。
【0030】演算回路23は、信号線44を通じて伝達
される現在の電流値と信号線45を通じて伝達される初
期状態の電流値との差分値を求め、その差分値を信号線
46を通じてアラーム回路24へ出力する。
【0031】アラーム回路24には事前に閾値Δが設定
されている。アラーム回路24は、信号線46を通じて
伝達される差分値と閾値Δとを比較し、差分値が閾値Δ
を超えると、信号線47を通じて図示しないコンピュー
タに対し、光モジュール10の予防保守の必要性を示す
アラーム信号を送出する。
【0032】次に本実施例の動作について説明する。本
実施例では、一般に光モジュール10を構成する部品が
異常をきたすと、光モジュール10の消費電流が大きく
なる傾向を示す現象を利用している。例えばLDが劣化
傾向にある場合、LDからの光出力は低下するが、光モ
ジュール10に内蔵されているAPC機能によりLDへ
印加するバイアス電流値が増加し、LDからの光出力を
増加させて、劣化による低下分を補おうとする。従っ
て、このような劣化傾向が見られた場合、光モジュール
10全体での消費電流も増加することになる。
【0033】図2は多数の光モジュールを対象に実際に
高温寿命試験を行ったときの消費電流の時間的変化を示
すグラフである。図中の実線Lに示されるように、約1
300時間が経過した時点より、一部のサンプルの消費
電流が徐々に増加するのが観測された。この一部のサン
プルは消費電流が増加傾向を示しはじめた段階では完全
に故障はしていなかったが、或る測定時間の後には故障
となった。劣化原因はこの場合、LDではなく、LDド
ライバの故障であった。このような試験の結果から、光
モジュールの消費電流が増加しはじめた場合には予防保
守が必要であること、LDドライバなどLD以外の部品
の劣化も光モジュールの消費電流の増加につながること
が判明した。
【0034】そこで本実施例では、光モジュールの消費
電流が初期状態からどの程度の値Δだけ増加した場合
に、予防保守の必要性を知らすアラームを発生させれば
良いかを事前に定め、その値Δを閾値としてアラーム回
路24に設定しておく。こうして、光モジュール10の
使用を実際に開始した時点で、図示しないコンピュータ
から信号線42によって電流検知回路21を起動する
と、その時点において電源ライン30によって供給され
る電流が電流検知回路21で検出されて、初期状態の電
流値として記憶回路22に記憶され、以後、一定周期T
毎に、電流検知回路21で再度検知される電源ライン3
0の最新の電流値と初期状態の電流値との差分が演算回
路23で求められ、若しその差分値が閾値Δを超えた場
合にはアラーム回路24から信号線47にアラーム信号
が出力される。図示しないコンピュータは、アラーム信
号を受けると、例えば光モジュール10の保守交換を要
求するメッセージを表示装置などに表示する。これによ
り、余裕をもって光モジュール10の予防保守が行える
ことになる。
【0035】次に異常検出装置20の各構成要素の構成
例について説明する。
【0036】図3に電流検知回路21の構成例を示す。
信号線41に接続した抵抗211によって電源ライン3
0の電流値に比例した電圧を取り出し、A/D変換器2
12でデジタル化し、信号線43およびレジスタ213
に出力する。図示しないコンピュータから与えられる信
号線42の起動信号は、記憶回路22への書き込み信号
として信号線43に出力すると共に、カウンタ214の
起動信号に使う。従って、記憶回路22へは初期状態の
電流値が記憶され、以後、信号線42に起動信号が現れ
ないので、記憶回路22の値は変更されない。カウンタ
214は起動されると、発振器215の出力パルスの計
数を開始し、カウント値が周期Tに相当する値になると
レジスタ213にセット信号を出力し、再び0からカウ
ントを開始する。レジスタ213はセット信号のタイミ
ングでA/D変換器212の出力を保持し、信号線44
に出力する。別の構成例として、A/D変換器212の
直後に平均値算出回路を設け、数秒間程度の期間にわた
る電源ライン30上の電流値の平均値を使うようにして
も良い。
【0037】異常検出装置20を構成する記憶回路22
は例えばレジスタで構成でき、演算回路23は、例え
ば、信号線44による電流値から信号線45による電流
値を差し引く減算器で構成できる。また、アラーム回路
24は、例えば、信号線46による電流値と閾値Δとを
比較し、電流値が閾値Δ以上であればその出力(アラー
ム信号)を論理“1”とするコンパレータで構成でき
る。
【0038】(第2の実施例)図4を参照すると、本発
明の第2の実施例にかかる異常検出装置20Aは、一定
時間T毎に、異常検出対象となる光モジュール10に電
源を供給する電源ライン30を流れる電流を検出し、今
回検出した電流値と前回の周期(T時間前の時刻)で検
出した電流値との差分値が予め定められた閾値を超えて
いないかどうかを調べることによって、光モジュール1
0の異常を検出する点で、第1の実施例と相違する。
【0039】本実施例の異常検出装置20Aは、電流検
知回路21A、2つの記憶回路22−1A、22−2
A、演算回路23A及びアラーム回路24Aを主要部と
して有する。異常検出対象となる光モジュール10は第
1の実施例で説明したものと同様に一切改造は加えられ
ておらず、APC機能を有する市販の光モジュールその
ものが対象となる。
【0040】電流検知回路21Aは、電源ライン30と
信号線41により、図示しないコンピュータと信号線4
2により、記憶回路22−1Aと信号線43−1Aによ
り、それぞれ接続される。電流検知回路21Aは、信号
線42を通じて図示しないコンピュータから起動される
と動作を開始し、先ず、信号線41を通じて電源ライン
30の電流値を検知し、その電流値を信号線43−1A
を通じて記憶回路22−1Aに記憶する。その後、電流
検知回路21Aは、予め定められた一定時間T毎に、同
じ動作を繰り返す。
【0041】記憶回路22−1Aは、電流検知回路21
Aから電流値が送られてくる毎に、それを保持して信号
線44Aを通じて演算回路23Aに出力すると共に、以
前に保持していた電流値は信号線43−2Aを通じて記
憶回路22−2Aへ出力する。記憶回路22−2Aは、
記憶回路22−1Aから電流値が送られてくる毎にそれ
を保持すると共に信号線45Aを通じて演算回路23A
に出力する。つまり、記憶回路22−1Aに保持される
電流値は最新(現在)の電流値であり、記憶回路22−
2Aに保持される電流値はそのT時間前の電流値であ
る。なお、動作開始直後と電流値が2度検出される迄の
不定な動作を防止するために、記憶回路22−1A、2
2−2Aは初期値として十分に大きな同じ値が設定され
る。
【0042】演算回路23Aは、信号線44Aを通じて
伝達される現在の電流値と信号線45Aを通じて伝達さ
れるT時間前の電流値との差分値を求め、その差分値を
信号線46Aを通じてアラーム回路24Aへ出力する。
【0043】アラーム回路24Aには事前に閾値Δが設
定されている。アラーム回路24Aは、信号線46Aを
通じて伝達される差分値と閾値Δとを比較し、差分値が
閾値Δを超えると、信号線47を通じて図示しないコン
ピュータに対し、光モジュール10の予防保守の必要性
を示すアラーム信号を送出する。
【0044】次に本実施例の動作について説明する。図
2を参照して第1の実施例の箇所で説明したように、光
モジュール10を構成する部品に異常をきたすと、光モ
ジュール10の消費電流が大きくなる傾向を示す。そこ
で本実施例では、光モジュールの消費電流が一定時間T
の間にどの程度の値Δだけ増加した場合に、予防保守の
必要性を知らすアラームを発生させれば良いかを事前に
定め、その値Δを閾値としてアラーム回路24Aに設定
しておく。ここで、一定時間Tとしては、一般には1日
以上の比較的長い時間に設定される。
【0045】こうして、光モジュール10の使用を実際
に開始した時点で、信号線42によって電流検知回路2
1Aを起動すると、一定時間T毎に、電源ライン30に
よって光モジュール10に供給されている電流が電流検
知回路21で検出され、現在(最新)の電流値が記憶回
路22−1Aに、T時間前の電流値が記憶回路22−2
Aに記憶され、現在の電流値とT時間前の電流値との差
分値が演算回路23Aで求められ、若しその差分値が閾
値Δを超えた場合にはアラーム回路24Aから信号線4
7にアラーム信号が出力される。図示しないコンピュー
タは、アラーム信号を受けると、例えば光モジュール1
0の保守交換を要求するメッセージを表示装置などに表
示する。これにより、余裕をもって光モジュール10の
予防保守が行えることになる。
【0046】次に異常検出装置20Aの各構成要素の構
成例について説明する。
【0047】図5に電流検知回路21Aの構成例を示
す。信号線41に接続した抵抗211によって電源ライ
ン30の電流値に比例した電圧を取り出し、A/D変換
器212でデジタル化し、信号線43−1Aに出力す
る。図示しないコンピュータからの信号線42の起動信
号は、オア回路216を通じて記憶回路22−1Aへの
書き込み信号として信号線43−1Aに出力すると共
に、カウンタ214の起動信号に使う。カウンタ214
は起動されると、発振器215の出力パルスの計数を開
始し、カウント値が周期Tに相当する値になると、オア
回路216を通じて記憶回路22−1Aへの書き込み信
号を信号線43−1Aに出力し、再び0からカウントを
開始する。従って、信号線42の起動信号がオンする
と、その時点の電源ライン30の電流値が記憶回路22
−1Aに書き込まれ、その後、一定時間Tが経過する毎
に、再びその時点の電源ライン30の電流値が記憶回路
22−1Aに書き込まれる(このとき、記憶回路22−
1Aに保持されていた電流値は記憶回路22−2Aにシ
フトする)。別の構成例として、A/D変換器212の
直後に平均値算出回路を設け、数秒間程度の期間にわた
る電源ライン30上の電流値の平均値をとるようにして
も良い。
【0048】異常検出装置20Aを構成する記憶回路2
2−A、22−2Bは、例えば、レジスタで構成でき、
演算回路23Aは、例えば、信号線44Aによる電流値
から信号線45Aによる電流値を差し引く減算器で構成
できる。また、アラーム回路24Aは、例えば、信号線
46Aによる電流値と閾値Δとを比較し、電流値が閾値
Δ以上であればその出力(アラーム信号)を論理“1”
とするコンパレータで構成できる。
【0049】(第3の実施例)図6を参照すると、本発
明の第3の実施例にかかる異常検出装置20Bは、異常
検出対象となる光モジュール10に組み込まれており、
光モジュール10中のモニタPD12のモニタ電流を監
視することによって、光モジュール10の異常を検出す
る装置であり、電流検知回路21B、2つの記憶回路2
2−1B、22−2B、演算回路23B及びアラーム回
路24Bを主要部として有する。異常検出対象となる光
モジュール10は、異常検出装置20Bが組み込まれて
いる以外、図8で説明した光モジュール10と同様の構
成を有する(図6には送信系のみ図示してある)。
【0050】電流検知回路21Bは、モニタPD12か
ら出力されるモニタ電流を入力すると共に、図示しない
コンピュータと信号線42により、記憶回路22−1B
と信号線43−1Bにより、それぞれ接続される。電流
検知回路21Bは、信号線42を通じて図示しないコン
ピュータから起動されると動作を開始し、先ず、モニタ
PD12のモニタ電流値を検知し、その電流値を信号線
43−1Bを通じて記憶回路22−1Bに記憶する。そ
の後、電流検知回路21Bは、予め定められた一定時間
T毎に、同じ動作を繰り返す。
【0051】記憶回路22−1Bは、電流検知回路21
Bからモニタ電流値が送られてくる毎に、それを保持し
て信号線44Bを通じて演算回路23Bに出力すると共
に、以前に保持していたモニタ電流値は信号線43−2
Bを通じて記憶回路22−2Bへ出力する。記憶回路2
2−2Bは、記憶回路22−1Bからモニタ電流値が送
られてくる毎にそれを保持すると共に信号線45Bを通
じて演算回路23Bに出力する。つまり、記憶回路22
−1Bに保持されるモニタ電流値は最新(現在)の電流
値であり、記憶回路22−2Bに保持されるモニタ電流
値はそのT時間前の電流値である。なお、動作開始直後
とモニタ電流値が2度検出される迄の不定な動作を防止
するために、記憶回路22−1B、22−2Bは初期値
として十分に小さな同じ値が設定される。
【0052】演算回路23Bは、信号線45Bを通じて
伝達されるT時間前のモニタ電流値と信号線44Bを通
じて伝達される現在のモニタ電流値との差分値を求め、
その差分値を信号線46Bを通じてアラーム回路24B
へ出力する。
【0053】アラーム回路24Bには事前に閾値Δが設
定されている。アラーム回路24Bは、信号線46Bを
通じて伝達される差分値と閾値Δとを比較し、差分値が
閾値Δを超えると、信号線47を通じて図示しないコン
ピュータに対し、光モジュール10の予防保守の必要性
を示すアラーム信号を送出する。
【0054】異常検出装置20Bのこれらの各構成要素
は第2の実施例における異常検出装置20Aの各構成要
素と同様に実現することができる。
【0055】次に本実施例の動作について説明する。一
般にAPC機能を有する光モジュール10では、LD1
1の劣化による光出力の低下をバイアス電流を増大させ
ることで補っているが、劣化が進むと光出力の低下を十
分に補うことができず、光出力が低下する傾向を示す。
それに伴って、モニタPD12のモニタ電流も低下す
る。そこで本実施例では、モニタ電流が一定時間Tの間
にどの程度の値Δだけ低下した場合に、予防保守の必要
性を知らすアラームを発生させれば良いかを事前に定
め、その値Δを閾値としてアラーム回路24Bに設定し
ておく。ここで、一定時間Tとしては、一般には1日以
上の比較的長い時間が設定される。
【0056】こうして、光モジュール10の使用を実際
に開始した時点で、信号線42によって電流検知回路2
1Bを起動すると、一定時間T毎に、モニタPD12の
モニタ電流が電流検知回路21Bで検出され、現在(最
新)のモニタ電流値が記憶回路22−1Bに、T時間前
のモニタ電流値が記憶回路22−2Bに記憶され、T時
間前の電流値と現在の電流値との差分値が演算回路23
Bで求められ、若しその差分値が閾値Δを超えた場合に
はアラーム回路24Bから信号線47にアラーム信号が
出力される。図示しないコンピュータは、アラーム信号
を受けると、例えば光モジュール10の保守交換を要求
するメッセージを表示装置などに表示する。これによ
り、余裕をもって光モジュール10の予防保守が行える
ことになる。
【0057】(第4の実施例)図7を参照すると、本発
明の第4の実施例にかかる異常検出装置20Cは、異常
検出対象となる光モジュール10に組み込まれており、
光モジュール10中のLD11に印加されるバイアス電
流を監視することによって、光モジュール10の異常を
検出する装置であり、電流検知回路21C、2つの記憶
回路22−1C、22−2C、演算回路23C及びアラ
ーム回路24Cを主要部として有する。異常検出対象と
なる光モジュール10は、異常検出装置20Cが組み込
まれている以外、図8で説明した光モジュール10と同
様の構成を有する(図7には送信系のみ図示してあ
る)。
【0058】電流検知回路21Cは、LDドライバ13
からLD11に印加されているバイアス電流を入力する
と共に、図示しないコンピュータと信号線42により、
記憶回路22−1Cと信号線43−1Cにより、それぞ
れ接続される。電流検知回路21Cは、信号線42を通
じて図示しないコンピュータから起動されると動作を開
始し、先ず、LD11のバイアス電流値を検知し、その
電流値を信号線43−1Cを通じて記憶回路22−1C
に記憶する。その後、電流検知回路21Cは、予め定め
られた一定時間T毎に、同じ動作を繰り返す。
【0059】記憶回路22−1Cは、電流検知回路21
Cからバイアス電流値が送られてくる毎に、それを保持
して信号線44Cを通じて演算回路23Cに出力すると
共に、以前に保持していたバイアス電流値は信号線43
−2Cを通じて記憶回路22−2Cへ出力する。記憶回
路22−2Cは、記憶回路22−1Cからバイアス電流
値が送られてくる毎にそれを保持すると共に信号線45
Cを通じて演算回路23Cに出力する。つまり、記憶回
路22−1Cに保持されるバイアス電流値は最新(現
在)の電流値であり、記憶回路22−2Cに保持される
バイアス電流値はそのT時間前の電流値である。なお、
動作開始直後とバイアス電流値が2度検出される迄の不
定な動作を防止するために、記憶回路22−1C、22
−2Cは初期値として十分に大きな同じ値が設定され
る。
【0060】演算回路23Cは、信号線44Cを通じて
伝達される現在のバイアス電流値と信号線45Cを通じ
て伝達されるT時間前のバイアス電流値との差分値を求
め、その差分値を信号線46Cを通じてアラーム回路2
4Cへ出力する。
【0061】アラーム回路24Cには事前に閾値Δが設
定されている。アラーム回路24Cは、信号線46Cを
通じて伝達される差分値と閾値Δとを比較し、差分値が
閾値Δを超えると、信号線47を通じて図示しないコン
ピュータに対し、光モジュール10の予防保守の必要性
を示すアラーム信号を送出する。
【0062】異常検出装置20Cのこれらの各構成要素
は第2の実施例における異常検出装置20Aの各構成要
素と同様に実現することができる。
【0063】次に本実施例の動作について説明する。本
実施例では、LD11のバイアス電流が一定時間Tの間
にどの程度の値Δだけ増加した場合に、予防保守の必要
性を知らすアラームを発生させれば良いかを事前に定
め、その値Δを閾値としてアラーム回路24Cに設定し
ておく。ここで、一定時間Tとしては、一般には1日以
上の比較的長い時間が設定される。
【0064】こうして、光モジュール10の使用を実際
に開始した時点で、信号線42によって電流検知回路2
1Cを起動すると、一定時間T毎に、LD11のバイア
ス電流値が電流検知回路21Cで検出され、現在(最
新)のバイアス電流値が記憶回路22−1Cに、T時間
前のバイアス電流値が記憶回路22−2Cに記憶され、
現在のバイアス電流値とT時間前のバイアス電流値との
差分値が演算回路23Cで求められ、若しその差分値が
閾値Δを超えた場合にはアラーム回路24Cから信号線
47にアラーム信号が出力される。図示しないコンピュ
ータは、アラーム信号を受けると、例えば光モジュール
10の保守交換を要求するメッセージを表示装置などに
表示する。これにより、余裕をもって光モジュール10
の予防保守が行えることになる。
【0065】以上本発明を幾つかの実施例を挙げて説明
したが、本発明は以上の実施例にのみ限定されず、以下
のような実施例も含まれる。
【0066】(第5の実施例)図6に示した第3の実施
例における異常検出装置20Bの構成を、図1に示した
第1の実施例における異常検出装置20と同様に、初期
状態での電流値を基準に比較を行う構成とする。つま
り、光モジュール10の初期状態におけるモニタPD1
2のモニタ電流値を検知して記憶しておき、以後、一定
時間毎にモニタ電流値を再度検知して、初期状態でのモ
ニタ電流値との差分値を求め、その差分値が予め定めら
れた閾値を超えたときにアラーム信号を発生する構成に
する。
【0067】(第6の実施例)図7に示した第4の実施
例における異常検出装置20Cの構成を、図1に示した
第1の実施例における異常検出装置20と同様に、初期
状態での電流値を基準に比較を行う構成とする。つま
り、光モジュール10の初期状態におけるLD11のバ
イアス電流値を検知して記憶しておき、以後、一定時間
毎にバイアス電流値を再度検知して、初期状態でのバイ
アス電流値との差分値を求め、その差分値が予め定めら
れた閾値を超えたときにアラーム信号を発生する構成に
する。
【0068】(他の実施例)以上の第1乃至第6の実施
例においては、差分値を閾値と比較したが、差分値の過
去の電流値に対する割合を閾値と比較するようにしても
良い。例えば、図1に示した第1の実施例において、演
算回路23は、現在の電流値と初期状態の電流値との差
分値を求めた後、その差分値の初期状態の電流値に対す
る割合を求めて、アラーム回路24へ出力し、アラーム
回路24では事前に設定された閾値と比較し、求められ
た割合が閾値を超えていればアラーム信号を発生する。
また、図4に示した第2の実施例において、演算回路2
3Aは、現在の電流値とT時間前の電流値との差分値を
求めた後、その差分値のT時間前の電流値に対する割合
を求めて、アラーム回路24Aへ出力し、アラーム回路
24Aでは事前に設定された閾値と比較し、求められた
割合が閾値を超えていればアラーム信号を発生する。第
3乃至第6の実施例についても同様である。
【0069】なお、以上の実施例では、異常検出対象と
なる光モジュールとして、図8で説明したSFFを例に
挙げたが、これに限定されることなくGLM(Gigabit L
inkModule) 、GBIC(GigaBit Interface Converter)
、1×9等の任意の光モジュールの異常検出に本発明
は適用可能である。また、光モジュールの通信速度とし
て1.0625Gbpsのファイバチャネルを例にした
が、それ以外の通信速度の光モジュールに対しても適用
可能なことは勿論のことである。更に、送信光源として
LED(発光ダイオード)を使用した光モジュールにも
適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
のような効果が得られる。
【0071】故障する確率が高まったと考えられる異常
の発生を検出するための閾値の設定が簡易になる。その
理由は、光モジュールの所定箇所を流れる電流値を検出
し、現在の電流値が過去の電流値に比べてどの程度変化
したかを示す差分値またはその差分値の前記過去の電流
値に対する割合を閾値と比較することでアラーム信号の
発生を制御しているため、同じ値の閾値を設定しても個
々の光モジュールにおける特性のバラツキが吸収される
からである。
【0072】光モジュールに電源を供給する電源ライン
の電流値を監視する構成にあっては、更に、光モジュー
ル自体を改造する必要がないために市販の光モジュール
そのものへの適用が可能になるという効果と、光モジュ
ール中のLD等の送信光源だけでなく、LDのドライバ
など他の部品の経時的な劣化による異常も検出すること
ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】多数の光モジュールを対象に実際に高温寿命試
験を行ったときの消費電流の時間的変化を示すグラフで
ある。
【図3】本発明の第1の実施例における電流検知回路の
構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例における電流検知回路の
構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施例のブロック図である。
【図8】光モジュールの内部構成例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10…光モジュール 20、20A〜20C…異常検出装置 21、21A〜21C…電流検知回路 22、22−1A〜22−1C、22−2C〜22−2
C…記憶回路 23、23A〜23C…演算回路 24、24A〜24C…アラーム回路 30…電源ライン

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信光源の光出力のモニタ光を受光する
    受光素子のモニタ電流により送信光源の光出力を一定に
    するオートパワーコントロール機能を有する光モジュー
    ルの異常検出方法であって、(a)光モジュールの所定
    箇所を流れる電流値を検出するステップと、(b)検出
    された電流値の過去の値を記憶するステップと、(c)
    記憶された過去の値と現在検出された値との差分値を求
    めるステップと、(d)求められた差分値が予め定めら
    れた閾値を超えたときに、予防保守の必要性を示すアラ
    ーム信号を発生するステップと、を含む光モジュールの
    異常検出方法。
  2. 【請求項2】 送信光源の光出力のモニタ光を受光する
    受光素子のモニタ電流により送信光源の光出力を一定に
    するオートパワーコントロール機能を有する光モジュー
    ルの異常検出方法であって、(a)光モジュールの所定
    箇所を流れる電流値を検出するステップと、(b)検出
    された電流値の過去の値を記憶するステップと、(c)
    記憶された過去の値と現在検出された値との差分値の前
    記過去の値に対する割合を求めるステップと、(d)求
    められた割合が予め定められた閾値を超えたときに、予
    防保守の必要性を示すアラーム信号を発生するステップ
    と、を含む光モジュールの異常検出方法。
  3. 【請求項3】 光モジュールに電源を供給する電源ライ
    ンの電流値を、前記所定箇所を流れる電流値とする請求
    項1または2記載の光モジュールの異常検出方法。
  4. 【請求項4】 前記モニタ電流の値を、前記所定箇所を
    流れる電流値とする請求項1または2記載の光モジュー
    ルの異常検出方法。
  5. 【請求項5】 前記送信光源の直流バイアス電流の値
    を、前記所定箇所を流れる電流値とする請求項1または
    2記載の光モジュールの異常検出方法。
  6. 【請求項6】 光モジュールの使用開始当初における前
    記所定箇所を流れる電流値を前記過去の値とする請求項
    3、4または5記載の光モジュールの異常検出方法。
  7. 【請求項7】 現在より所定時間だけ過去の時刻におけ
    る前記所定箇所を流れる電流値を、前記過去の値とする
    請求項3、4または5記載の光モジュールの異常検出方
    法。
  8. 【請求項8】 送信光源の光出力のモニタ光を受光する
    受光素子のモニタ電流により送信光源の光出力を一定に
    するオートパワーコントロール機能を有する光モジュー
    ルの異常検出装置であって、 光モジュールの所定箇所を流れる電流値を検出する電流
    検知手段と、 該電流検知手段で検出された過去の値を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された過去の値と前記電流検知手段
    で現在検出された値との差分値を求める演算手段と、 該演算手段で求められた差分値が予め定められた閾値を
    超えたときに、予防保守の必要性を示すアラーム信号を
    発生するアラーム手段とを含む光モジュールの異常検出
    装置。
  9. 【請求項9】 送信光源の光出力のモニタ光を受光する
    受光素子のモニタ電流により送信光源の光出力を一定に
    するオートパワーコントロール機能を有する光モジュー
    ルの異常検出装置であって、 光モジュールの所定箇所を流れる電流値を検出する電流
    検知手段と、 該電流検知手段で検出された過去の値を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された過去の値と前記電流検知手段
    で現在検出された値との差分値の前記過去の値に対する
    割合を求める演算手段と、 該演算手段で求められた割合が予め定められた閾値を超
    えたときに、予防保守の必要性を示すアラーム信号を発
    生するアラーム手段とを含む光モジュールの異常検出装
    置。
  10. 【請求項10】 光モジュールに電源を供給する電源ラ
    インの電流値を、前記所定箇所を流れる電流値とする請
    求項8または9記載の光モジュールの異常検出装置。
  11. 【請求項11】 前記モニタ電流の値を、前記所定箇所
    を流れる電流値とする請求項8または9記載の光モジュ
    ールの異常検出装置。
  12. 【請求項12】 前記送信光源の直流バイアス電流の値
    を、前記所定箇所を流れる電流値とする請求項8または
    9記載の光モジュールの異常検出装置。
  13. 【請求項13】 光モジュールの使用開始当初における
    前記所定箇所を流れる電流値を前記過去の値とする請求
    項10、11または12記載の光モジュールの異常検出
    装置。
  14. 【請求項14】 現在より所定時間だけ過去の時刻にお
    ける前記所定箇所を流れる電流値を、前記過去の値とす
    る請求項10、11または12記載の光モジュールの異
    常検出装置。
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