JP2002076273A - 半導体装置およびその設計方法と製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその設計方法と製造方法Info
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- JP2002076273A JP2002076273A JP2000254357A JP2000254357A JP2002076273A JP 2002076273 A JP2002076273 A JP 2002076273A JP 2000254357 A JP2000254357 A JP 2000254357A JP 2000254357 A JP2000254357 A JP 2000254357A JP 2002076273 A JP2002076273 A JP 2002076273A
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- semiconductor device
- gate electrode
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】セル間を接続する配線が長い場合でも、ゲート
酸化膜に絶縁破壊が生じ難くする。 【解決手段】論理セルAのドレイン端子6と、論理セル
Bのゲート端子7を配線Lで接続する。論理セルB内に
は容量1を形成し、この容量1とゲート端子7を配線8
で接続する。
酸化膜に絶縁破壊が生じ難くする。 【解決手段】論理セルAのドレイン端子6と、論理セル
Bのゲート端子7を配線Lで接続する。論理セルB内に
は容量1を形成し、この容量1とゲート端子7を配線8
で接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートアレイやス
タンダードセル等の半導体装置に関する。
タンダードセル等の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲートアレイやスタンダードセル等にお
いては、複数の論理セル(トランジスタを含むセル)が
配線によって接続されている。その一例を図3に示す。
この例では、論理セルA,Bとして、それぞれCMOS
FET(complementary metal-oxide semiconductor fi
eld effect transistor )が形成されている。そして、
論理セルAのpチャネルとnチャネルの両ドレインを接
続する配線5に、論理セルBとの接続用のドレイン端子
6が形成されている。また、論理セルBのゲート用配線
4に、論理セルAとの接続用のゲート端子7が形成され
ている。これらの端子6,7同士を配線Lで接続するこ
とにより、論理セルAのドレイン電極と論理セルBのゲ
ート電極とが接続される。
いては、複数の論理セル(トランジスタを含むセル)が
配線によって接続されている。その一例を図3に示す。
この例では、論理セルA,Bとして、それぞれCMOS
FET(complementary metal-oxide semiconductor fi
eld effect transistor )が形成されている。そして、
論理セルAのpチャネルとnチャネルの両ドレインを接
続する配線5に、論理セルBとの接続用のドレイン端子
6が形成されている。また、論理セルBのゲート用配線
4に、論理セルAとの接続用のゲート端子7が形成され
ている。これらの端子6,7同士を配線Lで接続するこ
とにより、論理セルAのドレイン電極と論理セルBのゲ
ート電極とが接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この配
線を、アルミニウム合金等の導電性薄膜に対するドライ
エッチングで形成する際に、プラズマ等の影響で配線に
溜まった電荷がゲート電極に向かう現象が生じる。その
結果、配線が長くて電荷の滞留量が多い場合には、ゲー
ト酸化膜に絶縁破壊が生じる恐れがある。これを防止す
る目的で配線の長さを短くすると、セルの配置が制限さ
れて設計の自由度が小さくなり、効率的なセル配置がで
きなくなるという問題がある。
線を、アルミニウム合金等の導電性薄膜に対するドライ
エッチングで形成する際に、プラズマ等の影響で配線に
溜まった電荷がゲート電極に向かう現象が生じる。その
結果、配線が長くて電荷の滞留量が多い場合には、ゲー
ト酸化膜に絶縁破壊が生じる恐れがある。これを防止す
る目的で配線の長さを短くすると、セルの配置が制限さ
れて設計の自由度が小さくなり、効率的なセル配置がで
きなくなるという問題がある。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、セル間を接続する配線が
長い場合でもゲート酸化膜に絶縁破壊が生じ難くするこ
とを課題とする。
着目してなされたものであり、セル間を接続する配線が
長い場合でもゲート酸化膜に絶縁破壊が生じ難くするこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数のセルが配線で接続されている半導
体装置において、前記配線がゲート電極と接続されてい
るセル内に、このゲート電極と接続された容量を有する
ことを特徴とする半導体装置を提供する。
に、本発明は、複数のセルが配線で接続されている半導
体装置において、前記配線がゲート電極と接続されてい
るセル内に、このゲート電極と接続された容量を有する
ことを特徴とする半導体装置を提供する。
【0006】本発明はまた、複数のセルを配線で接続し
て得られる半導体装置の設計方法において、前記配線が
ゲート電極と接続されるセル内に容量を設け、この容量
を前記ゲート電極と接続することを特徴とする半導体装
置の設計方法を提供する。
て得られる半導体装置の設計方法において、前記配線が
ゲート電極と接続されるセル内に容量を設け、この容量
を前記ゲート電極と接続することを特徴とする半導体装
置の設計方法を提供する。
【0007】本発明はまた、複数のセルを接続する配線
を、導電性薄膜に対するドライエッチングで形成する半
導体装置の製造方法において、前記配線がゲート電極と
接続されるセル内に、前記ゲート電極に接続する容量を
形成することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供
する。
を、導電性薄膜に対するドライエッチングで形成する半
導体装置の製造方法において、前記配線がゲート電極と
接続されるセル内に、前記ゲート電極に接続する容量を
形成することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供
する。
【0008】本発明の製造方法によれば、セル間を接続
する配線のエッチング時にこの配線に電荷が溜まった場
合、この電荷はゲート電極だけでなく容量にも分配され
るため、セル間を接続する配線が長い場合でもゲート酸
化膜の絶縁破壊を防止することができる。したがって、
この製造方法によれば、得られる半導体装置の製造歩留
りが高くなる。
する配線のエッチング時にこの配線に電荷が溜まった場
合、この電荷はゲート電極だけでなく容量にも分配され
るため、セル間を接続する配線が長い場合でもゲート酸
化膜の絶縁破壊を防止することができる。したがって、
この製造方法によれば、得られる半導体装置の製造歩留
りが高くなる。
【0009】この製造方法で得られた半導体装置は、複
数のセルが配線で接続されている半導体装置において、
前記配線がゲート電極と接続されているセル内に、この
ゲート電極と接続された容量を有するものとなる。した
がって、この半導体装置は、セル間を接続する配線が長
い場合でもゲート酸化膜に絶縁破壊が生じ難い。
数のセルが配線で接続されている半導体装置において、
前記配線がゲート電極と接続されているセル内に、この
ゲート電極と接続された容量を有するものとなる。した
がって、この半導体装置は、セル間を接続する配線が長
い場合でもゲート酸化膜に絶縁破壊が生じ難い。
【0010】本発明の設計方法によれば、セル間を接続
する配線に溜まった電荷は、ゲート電極だけでなく容量
にも分配されるため、セル間を接続する配線が長い場合
でもゲート酸化膜の絶縁破壊を防止することができる。
する配線に溜まった電荷は、ゲート電極だけでなく容量
にも分配されるため、セル間を接続する配線が長い場合
でもゲート酸化膜の絶縁破壊を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0012】図1は本発明の半導体装置の一実施形態を
示す平面図であり、図2は図1のa−a線断面図であ
る。
示す平面図であり、図2は図1のa−a線断面図であ
る。
【0013】この半導体装置は、論理セルA,Bと、こ
れらを接続する配線Lとで構成されている。論理セル
A,Bとして、それぞれCMOSFETが形成されてい
る。論理セルB内には、CMOSFETとともに容量1
が形成されている。図1において、符号2はソースに接
続された電極であり、符号3はドレインに接続された電
極であり、符号4,4aはゲート電極に接続された配線
である。
れらを接続する配線Lとで構成されている。論理セル
A,Bとして、それぞれCMOSFETが形成されてい
る。論理セルB内には、CMOSFETとともに容量1
が形成されている。図1において、符号2はソースに接
続された電極であり、符号3はドレインに接続された電
極であり、符号4,4aはゲート電極に接続された配線
である。
【0014】論理セルAでは、pチャネルとnチャネル
の両ドレインの電極3が、配線5で接続されており、こ
の配線5に、論理セルBとの接続用の端子6が形成され
ている。
の両ドレインの電極3が、配線5で接続されており、こ
の配線5に、論理セルBとの接続用の端子6が形成され
ている。
【0015】論理セルBのゲート用配線4aには、pM
OSFETとnMOSFETとの間の位置に、論理セル
Aとの接続用のゲート端子7が形成されている。このゲ
ート端子7と容量1とが配線8で接続されている。
OSFETとnMOSFETとの間の位置に、論理セル
Aとの接続用のゲート端子7が形成されている。このゲ
ート端子7と容量1とが配線8で接続されている。
【0016】図2に示すように、論理セルBの容量1
は、シリコン基板S上に形成された不純物拡散層11
と、シリコン酸化膜12と、多結晶シリコンからなる電
極13とで構成されている。この容量1は、pMOSF
ETまたはnMOSFETのソース領域21、ドレイン
領域31、ゲート酸化膜41、多結晶シリコンからなる
ゲート電極42を作製する各工程で、この容量用のパタ
ーンを加えたマスクを使用してレジストのパターニング
を行うことによって、pMOSFETまたはnMOSF
ETと同時に形成することができる。
は、シリコン基板S上に形成された不純物拡散層11
と、シリコン酸化膜12と、多結晶シリコンからなる電
極13とで構成されている。この容量1は、pMOSF
ETまたはnMOSFETのソース領域21、ドレイン
領域31、ゲート酸化膜41、多結晶シリコンからなる
ゲート電極42を作製する各工程で、この容量用のパタ
ーンを加えたマスクを使用してレジストのパターニング
を行うことによって、pMOSFETまたはnMOSF
ETと同時に形成することができる。
【0017】例えば、容量1をなす電極13とゲート電
極42を形成した後に、絶縁膜15を形成し、この絶縁
膜15にコンタクトホール16を開けて、これらのコン
タクトホール16内と絶縁膜15の上にアルミニウム合
金膜17を形成し、このアルミニウム合金膜17をパタ
ーニングすることにより、ゲート用配線4a、ゲート端
子7、配線8を同時に形成する。これにより、容量1を
なす電極13と論理セルBの各ゲート電極42とが接続
される。
極42を形成した後に、絶縁膜15を形成し、この絶縁
膜15にコンタクトホール16を開けて、これらのコン
タクトホール16内と絶縁膜15の上にアルミニウム合
金膜17を形成し、このアルミニウム合金膜17をパタ
ーニングすることにより、ゲート用配線4a、ゲート端
子7、配線8を同時に形成する。これにより、容量1を
なす電極13と論理セルBの各ゲート電極42とが接続
される。
【0018】次に、論理セルA,Bを接続する配線L
を、アルミニウム合金薄膜に対するドライエッチングで
形成する。このエッチング時に配線Lに溜まった電荷
は、ゲート電極42と容量1に分配される。これによ
り、配線Lが長い場合でも、ゲート酸化膜41の絶縁破
壊を防止することができる。
を、アルミニウム合金薄膜に対するドライエッチングで
形成する。このエッチング時に配線Lに溜まった電荷
は、ゲート電極42と容量1に分配される。これによ
り、配線Lが長い場合でも、ゲート酸化膜41の絶縁破
壊を防止することができる。
【0019】なお、ゲート電極に接続する容量は、この
実施形態の構成に限定されず、例えば、半導体基板と不
純物拡散層とで構成されるpn接合の容量であってもよ
い。また、ゲート電極に接続する容量は、使用時に半導
体装置の性能が大きく損なわれないものとする必要があ
る。
実施形態の構成に限定されず、例えば、半導体基板と不
純物拡散層とで構成されるpn接合の容量であってもよ
い。また、ゲート電極に接続する容量は、使用時に半導
体装置の性能が大きく損なわれないものとする必要があ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セル間を接続する配線が長い場合でもゲート酸化膜に絶
縁破壊を生じ難くすることができる。
セル間を接続する配線が長い場合でもゲート酸化膜に絶
縁破壊を生じ難くすることができる。
【図1】本発明の半導体装置の一実施形態を示す平面図
である。
である。
【図2】図1のa−a線断面図である。
【図3】複数の論理セルが配線によって接続されている
半導体装置の従来例を示す平面図である。
半導体装置の従来例を示す平面図である。
A 論理セル B 論理セル L セル間を接続する配線 S シリコン基板 1 容量 2 ソース電極 3 ドレイン電極 4 ゲート電極に接続された配線 4a ゲート電極に接続された配線 5 両チャネルのドレインを接続する配線 6 ドレイン端子 7 ゲート端子 8 ゲート電極と容量を接続する配線 11 不純物拡散層 12 シリコン酸化膜 13 多結晶シリコンからなる容量電極 21 ソース領域 31 ソース領域 41 ゲート酸化膜 42 多結晶シリコンからなるゲート電極
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のセルが配線で接続されている半導
体装置において、 前記配線がゲート電極と接続されているセル内に、この
ゲート電極と接続された容量を有することを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項2】 複数のセルを配線で接続して得られる半
導体装置の設計方法において、 前記配線がゲート電極と接続されるセル内に容量を設
け、この容量を前記ゲート電極と接続することを特徴と
する半導体装置の設計方法。 - 【請求項3】 複数のセルを接続する配線を、導電性薄
膜に対するドライエッチングで形成する半導体装置の製
造方法において、 前記配線がゲート電極と接続されるセル内に、前記ゲー
ト電極に接続する容量を形成することを特徴とする半導
体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254357A JP2002076273A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 半導体装置およびその設計方法と製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254357A JP2002076273A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 半導体装置およびその設計方法と製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002076273A true JP2002076273A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18743321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000254357A Withdrawn JP2002076273A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 半導体装置およびその設計方法と製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002076273A (ja) |
-
2000
- 2000-08-24 JP JP2000254357A patent/JP2002076273A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |