JP2002076122A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002076122A
JP2002076122A JP2000255652A JP2000255652A JP2002076122A JP 2002076122 A JP2002076122 A JP 2002076122A JP 2000255652 A JP2000255652 A JP 2000255652A JP 2000255652 A JP2000255652 A JP 2000255652A JP 2002076122 A JP2002076122 A JP 2002076122A
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JP
Japan
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fuse
basic
section
block
semiconductor device
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Application number
JP2000255652A
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English (en)
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Yasuaki Kobayashi
靖明 小林
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光を用いた切断技術をそのまま適用し
ても被切断ヒューズ周辺のヒューズに影響を及ぼすこと
なく、且つヒューズ部の所要面積を大幅に低減できる配
置と構成のヒューズを有する半導体装置を提供する。 【解決手段】 ヒューズブロック100が、第1基本ヒ
ューズブロック110を構成する第1ヒューズ部113
及び第2ヒューズ部115と、第1基本ヒューズブロッ
ク130を構成する第1ヒューズ部133及び第2ヒュ
ーズ部135と、3個の第2基本ヒューズブロック21
0,220及び230をそれぞれ構成する第3ヒューズ
部211,221及び231含む第3基本ヒューズブロ
ック300と第3ヒューズ部241を含む第2基本ヒュ
ーズブロック240を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズを有する
半導体装置に関し、特に例えばリダンダンシセルアレイ
回路を有する半導体記憶装置等のリダンダンシヒューズ
回路部でよく用いられる一端を共通電位配線に接続した
複数のヒューズを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM等の大容量半導体記憶装置にと
って冗長回路技術は必須である。リダンダンシセルアレ
イ回路部は、素子の微細化によって所要面積の削減が進
んでいるが、不良アドレスの設定等に用いるリダンダン
シヒューズ回路部、特に必要に応じてレーザ光等により
切断するための切断領域を有するヒューズ部の微細化は
ヒューズ毎の切断領域を確保する必要があるためあまり
進んでいない。
【0003】このヒューズ部の面積を削減する技術は、
既にいくつか提案されている。
【0004】例えば、特開平11−150239号公報
(以下、公知例とする)には、ヒューズを絶縁層で隔離
されたn個の階層に設けることでヒューズ部の面積を1
/nに削減を図る例が開示されている。図9は、この公
知例に開示されたもので、従来同一平面に並行に配列し
ていたヒューズ901を2階層(902,903)に分
けて配列し、ヒューズ部の所要面積を1/2にしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の公知例に開示さ
れた方法によればヒューズ部の所要面積を低減すること
はできるが、ヒューズの切断のためには複数のレーザ光
(905,906)を準備し、切断点907でこの複数
のレーザ光が全て交差するように照射して切断点でエネ
ルギーを重畳し、溶断するようにしているので、切断方
法が極めて複雑になると言う問題がある。また、階層を
増やしてヒューズ間の間隔を狭めた場合、被切断ヒュー
ズ周辺のヒューズが切断時の影響を受けやすくなるとい
う問題もある。
【0006】従って、本発明の目的は、従来の例えばレ
ーザ光を用いた切断技術をそのまま適用しても被切断ヒ
ューズ周辺のヒューズに影響を及ぼすことなく、且つヒ
ューズ部の所要面積を大幅に低減できる配置と構成のヒ
ューズを有する半導体装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明による
一端が共通電位配線に接続された複数のヒューズを有す
る半導体装置は、第1端部から第1の方向に延在する直
線部を有し第2端部を共通電位配線に接続する共通配線
部と、この共通配線部の第1端部にそれぞれの一端を接
続し第1の方向と直交する第2の方向で且つ共通配線部
を挟んで互い反対側に形成されたそれぞれ所定の切断領
域を有する第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部と、第1
ヒューズ部及び第2ヒューズ部のそれぞれの他端に接続
しいずれも第1の方向と平行で且つ第1ヒューズ部及び
第2ヒューズ部に関して共通配線部と同じ側に延在する
第1接続配線部と第2接続配線部を備えた第1基本ヒュ
ーズブロックを、少なくとも一つ含み構成されている。
【0008】このとき、ヒューズは、少なくとも第1の
導電膜で形成された第1のヒューズと、第1の導電膜と
絶縁膜で分離された異なる導電層の第2の導電膜で形成
された第2のヒューズとを含むようにすることができ
る。
【0009】また、複数の第1基本ヒューズブロックを
有し、この中の少なくとも2個の第1基本ヒューズブロ
ックは、一方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部と他
方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部とが互いに並行
で且つ所定の距離で直接対向するように配置されるのが
好ましい。
【0010】また、複数の第1基本ヒューズブロックを
有し、この中の少なくとも2個の第1基本ヒューズブロ
ックA,Bは同一構成であり、且つ第1基本ヒューズブ
ロックAと第1基本ヒューズブロックBとは一方の第1
ヒューズ部及び第2ヒューズ部と他方の第1ヒューズ部
及び第2ヒューズ部とが所定の距離で互いに直接対向す
ると共に互いに線対称になるように配置してもよい。
【0011】また、所定の切断領域を有する第3ヒュー
ズ部と、この第3ヒューズ部の両端部にそれぞれ一列状
態で接続する第3接続配線部と第4接続配線部を有する
第2基本ヒューズブロックを更に含むようにすることも
できる。
【0012】このとき、第1基本ヒューズブロックの第
1及び第2ヒューズ部を第1のヒューズで形成し、第2
基本ヒューズブロックの第3ヒューズ部を第2のヒュー
ズで形成することができる。また、第1基本ヒューズブ
ロックを第1の導電膜で形成し、第2基本ヒューズブロ
ックを第2の導電膜で形成してもよい。
【0013】更に、2個の同一構成の第1基本ヒューズ
ブロックA,Bと3個の同一構成の第2基本ヒューズブ
ロックを含み、第1基本ヒューズブロックA,Bをいず
れも第1の導電膜で形成し、3個の第2基本ヒューズブ
ロックをいずれも第2の導電膜で形成し、且つ第1基本
ヒューズブロックAと第1基本ヒューズブロックBとは
一方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部と他方の第1
ヒューズ部及び第2ヒューズ部とが、第2基本ヒューズ
ブロックの第3ヒューズ部を露出できる所定の距離で互
いに直接対向すると共に互いに線対称になるように配置
し、3個の第2基本ヒューズブロックはそれぞれの第3
ヒューズ部が第1基本ヒューズブロックAと第1基本ヒ
ューズブロックBとの間に位置し、且つ第1基本ヒュー
ズブロックA,Bそれぞれの第1接続配線部、共通配線
部及び第2接続配線部と1個ずつが重なるように配置さ
れた第3基本ヒューズブロックを、少なくとも1個含む
のが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は、本発明の半導体装置が有するヒュ
ーズブロックの一実施形態を説明するための模式的な平
面図である。図2は、本実施形態のヒューズブロックが
適用される半導体装置のヒューズを含む回路部の具体例
の一つで、特許第3036411号公報に開示されてい
る公知のリダンダンシヒューズ回路の一例の回路図であ
る。以下、このヒューズ素子部H1に本実施形態のヒュ
ーズブロックが適用された場合を例として説明する。図
3,4は、図1のA部を分かり易くするためにヒューズ
を形成する導電膜毎にそれぞれのパターンを示す平面図
である。特に限定されないが、ここでは第1基本ヒュー
ズブロックが下層の第1導電膜で形成され、第2基本ヒ
ューズブロックが層間絶縁膜を介して第1導電膜より上
層に設けられる第2導電膜で形成されているものとす
る。図5は、第3基本ヒューズブロックの断面構造の概
要を説明するための図で、(a)は平面図、(b),
(c),(d),(e)はそれぞれ(a)のX1−X
1’線,X2−X2’線,Y1−Y1’線,Y2−Y
2’線に沿った断面構造概略を示す断面図である。
【0016】図1を参照すると本実施形態のヒューズブ
ロック100は、第1基本ヒューズブロック110(図
示せず)を構成する第1ヒューズ部113及び第2ヒュ
ーズ部115と、第1基本ヒューズブロック130(図
示せず)を構成する第1ヒューズ部133及び第2ヒュ
ーズ部135と、3個の第2基本ヒューズブロック21
0,220及び230(いずれも図示せず)をそれぞれ
構成する第3ヒューズ部211,221及び231含む
第3基本ヒューズブロック300と第3ヒューズ部24
1を含む第2基本ヒューズブロック240を備えてい
る。
【0017】まず、第1基本ヒューズブロックについて
説明する。図1,3,5を参照すると、第1基本ヒュー
ズブロック110は、共通配線部111と切断領域11
3pを有する第1ヒューズ部113と切断領域115p
を有する第2ヒューズ部115と第1接続配線部117
と第2接続配線部118を備え、第1基本ヒューズブロ
ック130は、共通配線部131と切断領域133pを
有する第1ヒューズ部133と切断領域137pを有す
る第2ヒューズ部135と第1接続配線部137と第2
接続配線部138を備えている。また、共通配線部11
1,131はそれぞれ直線部111a、131aと第1
端部111b,131bと第2端部111c,131c
を備え、第1ヒューズ部113と第2ヒューズ部115
はいずれも共通配線部111の直線部111aと直交す
るように且つ共通配線部111を挟んで互いに反対側に
位置するように第1端部111bと接続し、第1ヒュー
ズ部133と第2ヒューズ部135はいずれも共通配線
部131の直線部131aと直交するように且つ共通配
線部131を挟んで互いに反対側に位置するように第1
端部131bと接続している。更に、第1基本ヒューズ
ブロック110の第1,第2ヒューズ部113,115
の他端部には、それぞれ共通配線部110と同じ側に延
在する第1接続配線部117と第2接続配線部118の
それぞれの一端が接続し、第1基本ヒューズブロック1
30の第1,第2ヒューズ部133,135の他端部に
は、それぞれ共通配線部130と同じ側に延在する第1
接続配線部137と第2接続配線部138のそれぞれの
一端が接続している。尚、第1接続配線部137と第2
接続配線部138の長手方向は、それぞれ直線部111
aと直線部131aの長手方向に並行になるように設け
られている。このとき、第1ヒューズ部113と第2ヒ
ューズ部115とを、また第1接続配線部117と第2
接続配線部118とを、いずれも共通配線部110を対
称軸として線対称になるようにしておくのが好ましい。
また、第1ヒューズ部133と第2ヒューズ部135、
また第1接続配線部137と第2接続配線部138につ
いても、いずれも共通配線部130を対称軸として線対
称になるようにしておくのが好ましい。共通配線部11
1,131のそれぞれの第2端部111c,131c
は、それぞれの延長部で接続孔21,23を介して共通
電位配線10と接続し、第1接続配線部117の他端は
配線11を介してトランジスタ領域1に、また第1接続
配線部137の他端は配線15を介してトランジスタ領
域2にそれぞれ接続し、第2接続配線部118の他端は
配線12を介してトランジスタ領域1に、また第2接続
配線部138の他端は配線16を介してトランジスタ領
域2にそれぞれ接続している。尚、図1のトランジスタ
領域1,2は図2のトランジスタ群G1,G2に対応す
るが、詳細の図示は省略する。また、図2のQ1,Q
2,Q3,インバータ及びラッチ等も、図1では図示を
省略してある。
【0018】次に第2基本ヒューズブロックについて説
明する。図1,4を参照すると、第2基本ヒューズブロ
ック210は、切断領域211pを有する第3ヒューズ
部211と第3接続配線部213と第4接続配線部21
5を備え、第3接続配線部213と第4接続配線部21
5を第3ヒューズ部211の両端にそれぞれの長手方向
が一直線状になるように接続している。他の第2基本ヒ
ューズブロック220,230,240の構成は、図4
に示されているとおりこの第2基本ヒューズブロック2
10の構成と同様であるのでこれらの詳細な説明は省略
する。第2基本ヒューズブロック210,230は、各
々の第3接続配線部213,233にそれぞれ接続する
配線30,50を介してトランジスタ領域1に接続する
と共に、各々の第4接続配線部215,235の延長部
でそれぞれ接続孔31,51を介して共通電位配線10
に接続している。また、第2基本ヒューズブロック22
0,240は、各々の第4接続配線部225,245に
それぞれ接続する配線40,60を介してトランジスタ
領域2に接続すると共に、各々の第3接続配線部22
3,243の延長部でそれぞれ接続孔41,61を介し
て共通電位配線10に接続している。
【0019】尚、図7に示すように各ヒューズ部の切断
領域113p,115p,133p,135p,211
p,221p,231pの長さは全てLとし、互いに並
行で且つ対向するヒューズ部の中心間距離(例えば第1
ヒューズ部113と第1ヒューズ部133の中心間距
離)、従って共通配線部111,131と第1接続配線
部117,137或いは第2接続配線部118,138
との中心間距離も全てPとする。但し、P,Lは、製造
工程の条件とヒューズ切断条件(例えばレーザ光の照射
領域3のサイズ,強度、照射位置制御精度等)により適
宜定めればよい。
【0020】次に第3基本ヒューズブロックについて説
明する。図3,4,5を参照すると、本実施形態の第3
基本ヒューズブロック300は、第1の絶縁膜101の
上に第1基本ヒューズブロック110,130を形成
し、その上に第2の絶縁膜103を堆積してこの第2の
絶縁膜上に第2基本ヒューズブロック210,220,
230を形成している。このとき、第1基本ヒューズブ
ロック110,130は、一方の第1,第2ヒューズ部
113,115と他方の第1,第2ヒューズ部133,
135とが互いに並行で且つ第3ヒューズ部211,2
21,231と重ならない所定の中心間距離Pをおいて
直接対向し、更にこの対向している間隙の中央を対称軸
として第1基本ヒューズブロック110,130が互い
に線対称になるように配置されている。また、第2基本
ヒューズブロック210は、例えば第3接続配線部21
3が第1接続配線部117の直上に、第4接続配線部2
15が第1接続配線部137の直上に、第3ヒューズ部
211が第1接続配線部117と第1接続配線部137
との間になるように配置され、第2基本ヒューズブロッ
ク220は、第3接続配線部223が共通配線部111
の直上に、第4接続配線部225が共通配線部131の
直上に、第3ヒューズ部211が共通配線部111と共
通配線部131との間になるように配置され、第2基本
ヒューズブロック230は、第3接続配線部233が第
2接続配線部118の直上に、第4接続配線部235が
第2接続配線部138の直上に、第3ヒューズ部231
が第2接続配線部118と第2接続配線部138との間
になるように配置されている。
【0021】ここでヒューズ部に要する面積を比較す
る。例えば最外周ヒューズ部の中心線で囲まれた領域を
ヒューズ部に要する面積とすると、8個のヒューズ素子
の場合、図10のように単純に並列に並べた場合は7P
2 の面積が必要であり、図9の例の場合は3.5P2
なる。これに対し、本実施形態のヒューズブロック10
0は、1個の第3基本ヒューズブロック300と1個の
第2基本ヒューズブロック240を用いて構成してお
り、3P2 の面積となる。
【0022】また、ヒューズ素子が14個になると、単
純に並列に並べた場合は13P2 の面積が必要であり、
図9の例の場合は6.5P2 となる。これに対し、本発
明の半導体装置では、2個の第3基本ヒューズブロック
300A,300Bを用いて図8のように構成でき、5
2 の面積となり、従来より所要面積を削減できる。
【0023】また、ヒューズ窓5は当該ヒューズブロッ
ク100に含まれる全てのヒューズ部を露出するように
形成されており、且つ被切断ヒューズ部に隣接するヒュ
ーズ部は当該被切断ヒューズ部と直交する方向に配置さ
れているので、各ヒューズ部の端部が平面的に互いに接
するまで接近させて配置しても、切断用レーザ光の照射
が隣接ヒューズ部に及ぼす影響を抑制できている。
【0024】尚、上述の実施形態では、第1基本ヒュー
ズブロックが下層の第1導電膜で形成され、第2基本ヒ
ューズブロックが層間絶縁膜を介して第1導電膜より上
層に設けられる第2導電膜で形成された例を説明した
が、逆に第2基本ヒューズブロックを下層の第1導電膜
で形成し、第2基本ヒューズブロックを層間絶縁膜を介
して第1導電膜より上層に設けられる第2導電膜で形成
することもできる。この場合、第3基本ヒューズブロッ
クの断面構造は、図6のようになる。図6においても、
図5と同じ構成要素は同じ参照符号を用いているので、
詳細な説明は省略する。
【0025】また、第1基本ヒューズブロック、第2基
本ヒューズブロックのいずれについても、少なくともヒ
ューズ部及び接続配線部(第1基本ヒューズブロックの
場合は共通配線部も含む)を同一導電膜で同時に形成す
ることができる。第1,第2導電膜としては、多結晶シ
リコン膜、或いはタングステンシリサイド(WSi),
チタンシリサイド(TiSi),モリブデンシリサイド
(MoSi)等のシリサイド膜、更にはこれらの積層膜
等を用いることができる。また同じ材料であってもゲー
ト電極用、容量電極用、ビット線用、ワード線用等形成
される工程が異なり、互いに絶縁膜で層間が分離されて
いれば、第1,第2導電膜として使用できることは言う
までもない。
【0026】本発明の半導体装置がもたらすヒューズ部
の面積削減効果は、上記で簡単に説明したが、最近のメ
モリデバイスではリダンダンシ用ヒューズが1000個
以上搭載されることもまれではないので、より実際に近
い例で具体的に説明する。
【0027】例えばP=3.2μmとし、Yリダンダン
シ用ヒューズが800個、Xリダンダンシ用ヒューズが
1536個搭載されているとすると、第3基本ヒューズ
ブロックを用いて設計すれば、図10のように単に並行
に配列する場合に比べてYリダンダンシ用ヒューズでほ
ぼ4671μm2 、Xリダンダンシ用ヒューズでほぼ8
977μm2 の面積削減になり、公知例の方法に比べて
もYリダンダンシ用ヒューズでほぼ580μm2 、Xリ
ダンダンシ用ヒューズでほぼ1118μm2 の面積削減
になる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、従来の例えばレーザ光を用いた切断技術をそのま
ま適用しても被切断ヒューズ周辺のヒューズに影響を及
ぼすことなく、且つヒューズ部の所要面積を大幅に低減
できるという効果が得られる。特に、リダンダンシ用ヒ
ューズが大量に搭載された大容量メモリデバイス等にお
いて、大きな削減効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置が有するヒューズブロック
の一実施形態を説明するための模式的な平面図である。
【図2】特許第3036411号公報に開示されている
公知のリダンダンシヒューズ回路の一例の回路図であ
る。
【図3】図1のA部を分かり易くするためにヒューズを
形成する導電膜毎にそれぞれのパターンを示す平面図で
ある。
【図4】図1のA部を分かり易くするためにヒューズを
形成する導電膜毎にそれぞれのパターンを示す平面図で
ある。
【図5】第3基本ヒューズブロックの断面構造の概要を
説明するための図で、(a)は平面図、(b),
(c),(d),(e)はそれぞれ(a)のX1−X
1’線,X2−X2’線,Y1−Y1’線,Y2−Y
2’線に沿った断面構造概略を示す断面図である。
【図6】他の第3基本ヒューズブロックの断面構造の概
要を説明するための図で、(a)は平面図、(b),
(c),(d),(e)はそれぞれ(a)のX1−X
1’線,X2−X2’線,Y1−Y1’線,Y2−Y
2’線に沿った断面構造概略を示す断面図である。
【図7】各ヒューズ部の寸法定義を示す図である。
【図8】2個の第3基本ヒューズブロックを用いたとき
のヒューズ部の配置例を示す平面図である。
【図9】特開平11−150239号公報に開示された
ヒューズの配置を説明する図である。
【図10】ヒューズを同一平面上で並行に配列して例の
平面図である。
【符号の説明】
1,2 トランジスタ領域3 照射領域5 ヒュ
ーズ窓10 共通電位配線11,12,15,16,
30,40,50,60 配線21,23,31,4
1,51,61 接続孔110,130 第1基本
ヒューズブロック111,131 共通配線部11
3,133 第1ヒューズ部115,135 第2
ヒューズ部117,137 第1接続配線部118,
138 第2接続配線部210,220,230,2
40 第2基本ヒューズブロック211,221,2
31,241 第3ヒューズ部213,223,23
3,243 第3接続配線部215,225,23
5,245 第4接続配線部300,300A,30
0B 第3基本ヒューズブロック113p,115
p,133p,135p,211p,221p,231
p,241p 切断領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH27 HH28 HH29 UU04 VV11 XX00 5F038 AV15 CA06 CA07 5F064 BB14 EE16 EE26 FF02 FF27 FF34 FF42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が共通電位配線に接続された複数の
    ヒューズを有する半導体装置であって、第1端部から第
    1の方向に延在する直線部を有し第2端部を前記共通電
    位配線に接続する共通配線部と、この共通配線部の前記
    第1端部にそれぞれの一端を接続し前記第1の方向と直
    交する第2の方向で且つ前記共通配線部を挟んで互い反
    対側に形成されたそれぞれ所定の切断領域を有する第1
    ヒューズ部及び第2ヒューズ部と、前記第1ヒューズ部
    及び前記第2ヒューズ部のそれぞれの他端に接続しいず
    れも前記第1の方向と平行で且つ前記第1ヒューズ部及
    び前記第2ヒューズ部に関して前記共通配線部と同じ側
    に延在する第1接続配線部と第2接続配線部を備えた第
    1基本ヒューズブロックを、少なくとも一つ含むことを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 ヒューズが、少なくとも第1の導電膜で
    形成された第1のヒューズと、前記第1の導電膜と絶縁
    膜で分離された異なる導電層の第2の導電膜で形成され
    た第2のヒューズとを含む請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 複数の第1基本ヒューズブロックを有
    し、この中の少なくとも2個の前記第1基本ヒューズブ
    ロックは、一方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部と
    他方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部とが互いに並
    行で且つ所定の距離で直接対向するように配置されてい
    る請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 複数の第1基本ヒューズブロックを有
    し、この中の少なくとも2個の前記第1基本ヒューズブ
    ロックA,Bは同一構成であり、且つ前記第1基本ヒュ
    ーズブロックAと前記第1基本ヒューズブロックBとは
    一方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部と他方の第1
    ヒューズ部及び第2ヒューズ部とが所定の距離で互いに
    直接対向すると共に互いに線対称になるように配置され
    ている請求項1乃至3いずれか1項に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 所定の切断領域を有する第3ヒューズ部
    と、この第3ヒューズ部の両端部にそれぞれ一列状態で
    接続する第3接続配線部と第4接続配線部を有する第2
    基本ヒューズブロックを更に含む請求項1乃至4いずれ
    か1項に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 第2基本ヒューズブロックの第3ヒュー
    ズ部が第1の方向になるように配置された請求項5記載
    の半導体装置。
  7. 【請求項7】 第1基本ヒューズブロックの第1及び第
    2ヒューズ部が第1のヒューズで形成され、第2基本ヒ
    ューズブロックの第3ヒューズ部が第2のヒューズで形
    成された請求項5または6に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 第1基本ヒューズブロックが第1の導電
    膜で形成され、第2基本ヒューズブロックが第2の導電
    膜で形成された請求項5または6に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 2個の同一構成の第1基本ヒューズブロ
    ックA,Bと3個の同一構成の第2基本ヒューズブロッ
    クを含み、前記第1基本ヒューズブロックA,Bはいず
    れも第1の導電膜で形成され、3個の前記第2基本ヒュ
    ーズブロックはいずれも第2の導電膜で形成され、且つ
    前記第1基本ヒューズブロックAと前記第1基本ヒュー
    ズブロックBとは一方の第1ヒューズ部及び第2ヒュー
    ズ部と他方の第1ヒューズ部及び第2ヒューズ部とが、
    前記第2基本ヒューズブロックの第3ヒューズ部を露出
    できる所定の距離で互いに直接対向すると共に互いに線
    対称になるように配置され、3個の前記第2基本ヒュー
    ズブロックはそれぞれの第3ヒューズ部が前記第1基本
    ヒューズブロックAと前記第1基本ヒューズブロックB
    との間に位置し、且つ前記第1基本ヒューズブロック
    A,Bそれぞれの第1接続配線部、共通配線部及び第2
    接続配線部と1個ずつが重なるように配置された第3基
    本ヒューズブロックを、少なくとも1個含む請求項5乃
    至8いずれか1項に記載の半導体装置。
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