JP2002075603A - 熱伝達強化型クイックヒートプレート及びこれを用いた定着装置 - Google Patents

熱伝達強化型クイックヒートプレート及びこれを用いた定着装置

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JP2002075603A
JP2002075603A JP2000306830A JP2000306830A JP2002075603A JP 2002075603 A JP2002075603 A JP 2002075603A JP 2000306830 A JP2000306830 A JP 2000306830A JP 2000306830 A JP2000306830 A JP 2000306830A JP 2002075603 A JP2002075603 A JP 2002075603A
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heat
layer
heat transfer
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heating resistor
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Takao Kawamura
孝夫 河村
Akio Harada
昭雄 原田
Takeshi Nishi
毅 西
Yukio Yamamoto
之雄 山本
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Daiken Kagaku Kogyo KK
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Daiken Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形方法が容易で、長寿命性を確保でき、同
時に高速加熱性を飛躍的に高めた発熱抵抗体利用の定着
用部材及び定着装置を実現することである。 【解決手段】 本発明に係る熱伝達強化型クイックヒー
トプレートは金属基板4の裏面に発熱抵抗体6を備え、
この発熱抵抗体6は金属基板側から少なくとも熱伝達強
化層11と発熱抵抗体層12を積層して形成され、熱伝
達強化層11は高熱伝導率を有した電気絶縁層であり、
前記発熱抵抗体層12を通電加熱して発生する熱を熱伝
達強化層11を介して効率的に金属基板側に伝導させる
ことを特徴としている。この熱伝達強化型クイックヒー
トプレート2を金属面4が凸面42となるように湾曲さ
せて湾曲形加熱パイプを製造し、定着装置の加熱源とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の電子写真装置におけるトナー定着用のヒートプレ
ートに関し、更に詳細には長寿命で高速加熱性を有し、
しかも熱伝達性の改良により高速加熱性を飛躍的に高め
た熱伝達強化型クイックヒートプレート及びこれを用い
た定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、プリンター等の電子写
真装置におけるトナー定着装置としては、発熱手段を備
えたヒートローラーと、加圧ローラーを対向して配置
し、これらのローラー間に、トナー画像を転写した記録
紙を通過させ、加熱と同時に加圧してトナー画像を記録
紙に熱定着している。
【0003】従来から実用化されているヒートローラー
は、アルミニウムやステンレス等の金属パイプの内部に
ハロゲンランプ等の発光加熱管を内装したものである。
しかし、このヒートローラーは輻射熱を利用するため、
発熱効率が悪く、熱定着に必要な所定の温度、例えば1
60℃に昇温するのに、数十秒〜数分を要していた。特
に、複写機を停止状態又は小休止状態からオン状態にす
る際、使用可能になるまでの長い待機時間は利用者の作
業効率の低下を招いていた。
【0004】また、近年では複写機を他の電子機器と連
動させて使用するため、オフ状態又は小休止状態の複写
機に信号入力があったときには、ヒートローラーの長い
昇温時間を待たなければシステムが進行せず、システム
全体の高速化を阻害する主要因ともなっている。即ち、
他の電子装置が如何に高速化されても、トナー定着部の
抜本的解決策がない限り、電子写真システムの高速化は
困難な状況下にある。
【0005】そこで、本発明者等は、ハロゲンランプ等
の発光加熱管の代わりに、発熱抵抗材料を通電加熱する
方式を創案した。つまり、金属素管の内周面又は外周面
に電気絶縁層を介して発熱抵抗体層を形成し、この発熱
抵抗体層に通電して加熱すると、金属素管の表面を急速
に昇温することが可能になる。この急速昇温が可能なヒ
ートローラーをクイックヒートローラーと称する。
【0006】このクイックヒートローラーの性能を種々
の面から検討したところ、急速昇温性においてはハロゲ
ンランプ方式よりかなり速いことが実証された。従っ
て、複写機などの電子写真装置の定着装置として利用で
きることが分かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クイックヒー
トローラーの良好な昇温性能にもかかわらず、クイック
ヒートローラーの成形方法や寿命性には種々の問題があ
ることが分かった。
【0008】発熱抵抗体層を金属素管の外周面に形成す
る場合には、その成形方法は比較的簡単である。外周面
に各種の材料をスプレー法や浸漬法により形成すればよ
い。しかし、この場合には耐久性において問題がある。
クイックヒートローラーの外周面には記録紙やサーミス
ターや剥離爪が常時接触する。この機械的接触は発熱抵
抗体の各層を常に摩耗するためクイックヒートローラー
の寿命を短期化する欠点がある。特に、摩耗が発熱抵抗
体層に到ると漏電などの危険性が生じる。
【0009】発熱抵抗体層を金属素管の内周面に形成す
る場合には、記録紙等との接触摩耗は生じないので、ク
イックヒートローラーの長寿命性が確保される。しか
し、金属素管の内周面に発熱抵抗体層を均一に形成する
方法が極めて難しい。本発明者等は各層を絶縁性シート
に塗布して発熱抵抗体シートをまず作成し、この発熱抵
抗体シートを金属素管の内周面に貼着する方法を創案し
た。しかし、貼着の均一性を保証しつつ量産性を確保す
ることは容易ではない。
【0010】従って、本発明の第1目的は、成形方法が
容易で、しかも長寿命性を確保できる発熱抵抗体を利用
した定着用部材及び定着装置を実現することである。本
発明の第2目的は、熱伝達性の改良により高速加熱性を
飛躍的に高めた熱伝達強化型定着用部材を実現すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、金属
基板の裏面に発熱抵抗体を備え、この発熱抵抗体は金属
基板側から少なくとも熱伝達強化層と発熱抵抗体層を積
層して形成され、熱伝達強化層は高熱伝導率を有した電
気絶縁層であり、前記発熱抵抗体層を通電加熱して発生
する熱を熱伝達強化層を介して効率的に金属基板側に伝
導させることを特徴とした熱伝達強化型クイックヒート
プレートである。
【0012】請求項2の発明は、前記発熱抵抗体には熱
伝達強化層と発熱抵抗体層からなる組が複数含まれてい
る請求項1に記載の熱伝達強化型クイックヒートプレー
トである。
【0013】請求項3の発明は、前記発熱抵抗体層の外
側に断熱層を設け、この断熱層は熱遮断性を有した電気
絶縁層であり、発熱抵抗体層で発生した熱を効率的に金
属基板側に誘導する請求項1記載の熱伝達強化型クイッ
クヒートプレートである。
【0014】請求項4の発明は、前記発熱抵抗体層の更
に外側に熱反射層を設け、この熱反射層により金属基板
側へ熱を反射させて昇温時間を短縮する請求項1記載の
熱伝達強化型クイックヒートプレートである。
【0015】請求項5の発明は、前記発熱抵抗体は、金
属基板側から熱伝達強化層、発熱抵抗体層、断熱層、熱
反射層、保護層をこの順に積層した層状発熱抵抗体であ
る請求項4記載の熱伝達強化型クイックヒートプレート
である。
【0016】請求項6の発明は、前記金属基板がアルミ
ニウム、ニッケル、ステンレス又は鉄から形成され、発
熱抵抗体と接触する裏面が粗面加工されている請求項1
記載の熱伝達強化型クイックヒートプレートである。
【0017】請求項7の発明は、前記発熱抵抗体層は、
導入端子側の膜厚が中央部より小さくなるようにして、
導入端子側の発熱電力量を中央部より大きく設定し、金
属基板の表面温度分布を均一化する請求項1記載の熱伝
達強化型クイックヒートプレートである。
【0018】請求項8の発明は、前記発熱抵抗体はスク
リーン印刷法で層形成され、各層の膜厚を多層印刷によ
り制御した請求項1記載の熱伝達強化型クイックヒート
プレートである。
【0019】請求項9の発明は、前記熱伝達強化型クイ
ックヒートプレートを金属面が凸面となるように湾曲さ
せたことを特徴とする湾曲形加熱パイプである。
【0020】請求項10の発明は、前記湾曲形加熱パイ
プの凸面と定着ローラー間に定着用エンドレスベルトを
巻回し、定着用エンドレスベルトと加圧ローラー間に荷
重を掛けながら記録紙を通過させ、定着用エンドレスベ
ルトによりトナー画像を熱定着させることを特徴とする
定着装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明者等は、成形方法の容易性
と長寿命性の両者を確保するために鋭意検討した結果、
金属素管から出発することを止めて、金属基板から成形
する方法を想到するに到った。まず、金属基板に発熱抵
抗体層などの各層を塗着して発熱抵抗体を形成し、これ
をクイックヒートプレートと称する(以下、QHPと略
称する場合あり)。金属基板に各層を順次積層するだけ
であるから、QHPの製造は極めて容易に行える。
【0022】次に、クイックヒートプレートをプレス成
形して金属面を凸面に成形し、この凸面を形成したクイ
ックヒートプレートを湾曲形加熱パイプと称する。特
に、凸面の両端部を折り畳んで断面を半月状に形成す
る。発熱抵抗体は湾曲形加熱パイプの内側に位置してい
る。
【0023】この湾曲形加熱パイプは回転して使用され
ることはなく、常に所定位置に固定状態で配置される。
湾曲形加熱パイプの凸面と定着用ローラーの間に定着用
エンドレスベルトを巻回する。定着用ローラーの回転に
より、定着用エンドレスベルトを湾曲形加熱パイプの凸
面に摺接させながら移動させる。
【0024】更に、記録紙を走行・定着させるために、
加圧ローラーを定着用エンドレスベルトを緊張させなが
ら定着ローラーに圧接する。定着ローラーと加圧ローラ
ーは協力して定着用エンドレスベルトを回転させ、固定
された湾曲形加熱パイプの凸面に定着用エンドレスベル
トを確実に摺接させる。エンドレスベルトが凸面に摺接
しても、凸面は金属面であるため摩耗せず、内部に位置
する発熱抵抗体の摩耗は一切無い。従って、クイックヒ
ートプレートの長寿命性が確保される。
【0025】発熱抵抗体層の電流発熱により湾曲形加熱
パイプの金属基板面は急速に加熱される。この熱は凸面
から定着用エンドレスベルトに伝達し、定着用エンドレ
スベルトを所定温度に加熱設定する。定着用エンドレス
ベルトは金属の凸面に大面積で摺接しているから、熱伝
達は大容量で行われ、定着用エンドレスベルトの急速加
熱を容易に実現する。
【0026】記録紙は定着用エンドレスベルトと加圧ロ
ーラーの間に狭着状態で挿通され、このときトナー画像
面は定着用エンドレスベルト面に向いている。従って、
トナー画像は所望温度に保持された定着用エンドレスベ
ルトで確実に熱定着され、定着済み記録紙が外部に排出
される。熱定着によりエンドレスベルトには瞬間的に温
度ムラが生じるが、湾曲形加熱パイプの凸面で直ちに熱
供給が為され、温度ムラは急速に解消され、所定温度に
瞬時に復帰する。
【0027】前記した定着ローラーと加圧ローラーとし
て従来のヒートローラーやクイックヒートローラーを用
いれば、定着用エンドレスベルトの所定温度への復帰は
更に高速に行われ、大量の記録紙を定着する場合にも対
応できる。このように、この発明のクイックヒートプレ
ートを利用すれば、成形が容易であるだけでなく、その
長寿命性も保証される。
【0028】特に、本発明に係る熱伝達強化型クイック
ヒートプレートは、金属基板の加熱特性に特徴を有して
いる。金属基板と発熱抵抗体層の間には電気絶縁層を介
装しているが、この電気絶縁層を高熱伝導性の電気絶縁
物質で構成する。発熱抵抗体層で発生した熱は表面と裏
面に一様に伝導するが、この熱を金属基板側に熱伝導さ
せる必要がある。金属基板側の電気絶縁層を高熱伝導率
を有した熱伝達強化層にすれば、発生熱を強力に金属基
板側に熱伝導させることができる。
【0029】また、発熱抵抗体層の裏面側にある電気絶
縁層を断熱性物質で構成して断熱層にする。この断熱層
は裏面側に流出する熱流を遮断する機能を有する。表面
側の熱伝達強化層と裏面側の断熱層及び熱反射層の協同
作用により、発生熱は金属基板側に強力に熱伝導され、
金属基板の高速加熱性を更に強化する。
【0030】以下に、本発明に係る熱伝達強化型クイッ
クヒートプレート及びこれを用いた定着装置の実施形態
を図面に従って詳細に説明する。図1は熱伝達強化型ク
イックヒートプレートの縦断面図である。熱伝達強化型
クイックヒートプレート2は、金属基板4の裏面に発熱
抵抗体6を積層して形成され、発熱抵抗体6の左右端縁
には導入端子8、8が形成される。この導入端子8、8
間に電源を接続して発熱抵抗体6を通電加熱し、この発
生熱により金属基板4を所定温度まで急速に昇温する。
【0031】図2は熱伝達強化型クイックヒートプレー
トの第1実施形態の縦断面図である。金属基板4の裏面
に形成された発熱抵抗体6は熱伝達強化層11、発熱抵
抗体層12及び保護層14の3層から構成されている。
発熱抵抗体層12の両端には電極層16、16が設けら
れ、この電極層16、16に導入端子8、8を接続し、
この導入端子8、8に電源を接続する。
【0032】金属基板4は後述する定着用エンドレスベ
ルトに熱を伝達する部材で、例えば、ステンレス、鉄
板、亜鉛メッキ鉄板、アルミ板、ニッケル板などから形
成される。金属基板4の裏面は粗面に形成されており、
発熱抵抗体6を積層したときにその接着性が向上し、し
かも発熱抵抗体6から金属基板4への熱伝導性が向上す
る。
【0033】発熱抵抗体層12は電流の通電によって発
熱する部材で、この発熱抵抗体層12は金属粉体やカー
ボン粉体等からなる発熱抵抗体ペーストを塗膜形成した
り、所定の電気抵抗値を有する抵抗性フィルムを張設し
たりすることによって形成する。発熱抵抗体ペーストの
組成及びその厚みを調節すれば抵抗値を可変でき、発熱
電力量を自在に調節できる。
【0034】発熱抵抗材料は、導電剤だけでなく、これ
にマトリックスを成す合成樹脂またはガラスを添加した
混合物を用いることができる。また、目的に応じてその
他の公知の材料を添加することもできる。導電剤として
は、Ag、Ni、Au、Pd、Mo、Mn、W等の金属
材料、あるいはRe、Mn、LaMnO
等の金属間化合物を用いる。またマトリックスを成すガ
ラスを用いることにより、加熱冷却サイクルによっても
抵抗値の変化を少なくすることができる。
【0035】熱伝達強化層11は電気絶縁層として機能
するだけでなく、熱を積極的に金属基板側に伝達する機
能をも有する。従って、熱伝達強化層11を構成する物
質は高熱伝導率を有した電気絶縁性物質であることが望
ましい。しかし、他の構成をとってもよい。例えば、高
熱伝導性物質と電気絶縁性物質を混合してもよいし、高
熱伝導性物質からなる熱伝導層と電気絶縁性物質からな
る電気絶縁層の二重層を熱伝達強化層としてもよい。
【0036】高熱伝導率を有した絶縁性物質としては金
属酸化物系物質があり、その中でもアルミナ(Al
)等は好適である。この金属酸化物からなる粉体を後
述する電気絶縁性物質、例えば耐熱性有機絶縁物質に混
合してペースト化し、加熱硬化させて熱伝達強化層11
とすることができる。
【0037】金属粉を電気絶縁性物質に混合してペース
ト化し、加熱硬化して熱伝達強化層11としてもよい。
金属粉は一般に高熱伝導性を有しており、電気絶縁性物
質に混合して熱伝導性と電気絶縁性を保持できる。しか
し、金属粉自体は電気伝導性をも有するから、この場合
には電気絶縁性を確実にするため、電気絶縁性物質の物
質量と混合性に注意する必要がある。電気絶縁性を更に
確実にするため、この熱伝導層に電気絶縁層を積層して
二重層とし、この二重層を熱伝達強化層としてもよい。
【0038】前述した電気絶縁性材料としては、無機絶
縁材料と有機絶縁材料に分かれる。無機絶縁材料には酸
化物絶縁材、マイカ、大理石、セラミックス、ガラスな
どがあり、有機絶縁材料には繊維、プラスチックス、ゴ
ム、ろう、コンパウンドなど各種の公知材料があり、耐
熱性、絶縁度、処理性能等によって使い分ければよい。
特に、ポリイミド耐熱性樹脂が耐熱性や絶縁性などの観
点から好適である。
【0039】保護層14は発熱抵抗体層12の裏面側を
保護する層である。この熱伝達強化型クイックヒートプ
レート2は後述するようにプレス装置により湾曲形加熱
パイプに湾曲加工される。従って、プレス型により保護
層14を押圧したときに、発熱抵抗体層12を損傷から
保護し、しかもプレス型の剥離を容易にする剥離層にも
なる。従って、保護層14は、保護材料や剥離材料から
形成され、漏電防止のために電気絶縁性を有することが
望まれる。例えば、ポリイミド耐熱性樹脂で保護すれ
ば、耐熱性を有した電気絶縁層にもなり、更にその上に
フッ素樹脂でコーティングすれば剥離層の役割も有す
る。電気絶縁材料と剥離材料を混合してもよい。
【0040】電極層16は発熱抵抗体層12と導入端子
8との接続線であり、導電性材料から構成される。この
導電性材料から導電性ペーストを作り、導電性ペースト
の塗布及び加熱硬化によって電極層16を形成する。導
入端子8は電源との接続端子であり、発熱抵抗体層12
に電力を供給する入力部である。
【0041】上述した各層11、12、14、16の形
成にはスクリーン印刷法が利用できる。例えば、抵抗性
ペーストで発熱抵抗体層12を形成したり、熱伝導性絶
縁ペーストで熱伝達強化層11を形成する場合には、印
刷技術のなかでもスクリーン印刷法を活用してその形成
を容易化できる。スクリーン印刷法とは、所望の孔空き
パターンを介在させて印刷する方式で、その孔あき部分
にペーストが印刷されるのである。従って、使用するス
クリーンを変更するだけで任意のパターンを印刷でき、
また膜厚を調整するために2重、3重と多層印刷するこ
とにより、発熱抵抗体層12の抵抗値や熱伝達強化層1
1の熱伝達特性を自由に設定することができる。
【0042】スクリーン印刷法以外にも、スプレー法、
刷毛塗り法等の公知の方法も利用できる。また、導電性
フィルムや抵抗性フィルム等を貼って各層を形成する場
合には、使用するフィルムの厚みを変えたり、枚数を制
御して厚み調整が可能になる。
【0043】各層を積層するには次のようにする。一つ
の層をペーストを用いて印刷すると、次にこの層を加熱
して仮乾燥する。印刷・仮乾燥を繰り返しながら各層を
順次積層して行く。最後に金属基板4と発熱抵抗体6を
加圧しながら加熱すると、各層が硬化するとともに緻密
になって密度が高まる。特に、発熱抵抗体層12は緻密
化により抵抗値が安定し、信頼性と耐久性が向上する。
加熱温度は300〜400℃、加圧力は0.5〜10k
g/cmが良好である。この後、後述するプレス工程
に入る。
【0044】図3は熱伝達強化型クイックヒートプレー
トの第2実施形態の縦断面図である。この第2実施形態
は、発熱抵抗体層12の膜厚が一定の分布を有する点で
第1実施形態と異なり、同一部分には同一符号を付して
異なる点のみを説明する。発熱抵抗体層12で発生した
熱は導入端子8、8から外部に伝導散逸して行くから、
導入端子側の温度は中央部より低くなるのが常である。
しかし、記録紙の熱定着の均一性を保持するためには、
金属基板4の加熱温度は場所に依らず一様であることが
好ましい。従って、導入端子側の発熱電力量を中央部よ
り大きくして、金属基板4の表面温度分布を均一化する
工夫を設ける。
【0045】図3においては、発熱抵抗体層12の中央
部の膜厚を大きくし、導入端子側の膜厚を小さくするよ
うに膜厚分布を設定している。つまり、中央部の抵抗値
は小さく、導入端子側の抵抗値は大きい。導入端子8、
8間に電源を接続すると、発熱抵抗体層12には電流I
が流れ、各場所での発熱電力WはW=IRで与えられ
る。従って、発熱電力量を抵抗値に比例して設定できる
ので、導入端子側の発熱電力量を中央部より大きくでき
る。膜厚分布の微調整により、金属基板4の表面温度分
布の微細な均一化を図ることができる。
【0046】図4は熱伝達強化型クイックヒートプレー
トの第3実施形態の縦断面図である。本実施例では、熱
伝達強化層11と発熱抵抗体層12の組を2段重ねに積
層している。つまり、金属板4から、第1熱伝達強化層
11a、第1発熱抵抗体層12a、第2熱伝達強化層1
1b、第2発熱抵抗体層12bを積層し、最後に保護層
14を配置する。
【0047】このように2組繰り返すことによって、発
熱特性と熱伝達特性の調整が容易になり、より良好な特
性を有した熱伝達強化型クイックヒートプレート2を提
供できる。段数は2段に限らず、特性の調整に必要な限
り複数段の設定が可能である。
【0048】図5は熱伝達強化型クイックヒートプレー
トの第4実施形態の縦断面図である。図2の第1実施形
態と同一部分には同一符号を付してその作用効果の説明
を省略し、異なる部分のみを以下に説明する。発熱抵抗
体層12の裏面には断熱層17を介して熱反射層20を
設け、この熱反射層20の裏面に保護層14を形成す
る。
【0049】断熱層17は熱遮断性を有した電気絶縁物
質で構成する。電気絶縁性を有する物質は熱絶縁性を有
する場合が多い。断熱材料としては、例えば、液状の耐
熱性有機絶縁材料に断熱充填剤を一様に混合して構成す
る。
【0050】液状の耐熱性有機絶縁材料の一種としてポ
リイミドワニスが利用できる。また、断熱充填剤として
は低熱伝導率の耐熱材料が利用できる。断熱充填剤とし
ては、ガラス、ガラスウール、各種セラミックス、耐火
レンガ、砂粒、各種酸化物、各種金属酸化物などがあ
り、これらを粉体化して液状耐熱性有機絶縁材料に混合
し、断熱材料とする。
【0051】この断熱層17に断熱充填剤粉末を充填し
た場合には、表面から水分や気体分子などを吸収しやす
くなる。しかし、この実施形態では、後述するように、
断熱層17の裏面に熱反射層0及び保護層14を配置す
るから、水分や気体分子をこれらの層で遮断することが
でき、断熱特性を維持できる。
【0052】断熱層17の裏面には熱反射層20が形成
される。熱反射層20は、発熱抵抗体層12から熱反射
層20まで透過的に又は直接的に散逸放射される熱線を
金属板4側に反射して、金属板4の昇温時間を短縮させ
る効果を有する。鏡面を熱反射面とすればよく、例えば
アルミ箔などの金属フィルムの鏡面側を反射面として配
置する。この熱反射層20により熱伝達強化型クイック
ヒートプレート2の昇温時間を著しく短縮でき、昇温性
能と省エネルギーに寄与することができる。
【0053】電極16、16は発熱抵抗体層12、断熱
層17及び保護層14の側面に接触するように配置され
ているが、電気絶縁のために熱反射層20には非接触に
保持される。従って、熱反射層20の両端は保護層14
により囲繞されている。保護層14の構成および機能は
第1実施形態と全く同様であるから、その説明は省略す
る。
【0054】この第4実施形態では、発熱抵抗体6は熱
伝達強化層11、発熱抵抗体層12、断熱層17、熱反
射層20及び保護層14から層状積層して構成されるこ
とになり、スクリーン印刷法の適用が合理的である。
【0055】図6は湾曲形加熱パイプの断面図である。
図1に示す定着用クイックヒートプレート2をプレス成
形し、金属基板4を凸面42に湾曲成形し、金属基板4
の端縁を折り畳んで折曲片44、44とする。折曲片4
4、44の間は固定用プレート46で連結して湾曲形加
熱パイプ40を形成する。固定用プレート46の両端に
は電気絶縁部48、48を設けて発熱抵抗体6と電気的
に絶縁する。
【0056】湾曲形加熱パイプ40の前後両端は開口さ
れており、この図示しない開口部から図1の導入端子
8、8が外方に露出している。この導入端子8、8に電
源を接続して、金属基板4を加熱する。
【0057】図7は湾曲形加熱パイプ40を利用した定
着装置の構成図である。湾曲形加熱パイプ40の凸面4
2と定着ローラー50のスポンジ体52の周りに定着用
エンドレスベルト54を巻回する。下方から加圧ローラ
ー56を押圧して、定着用エンドレスベルト54を緊張
させ、加圧ローラー56と定着用エンドレスベルト54
との圧着面58が加熱定着領域になる。半月形加熱パイ
プ40は固定式であり、回転駆動はされない。
【0058】定着ローラー50を矢印a方向に、加圧ロ
ーラー56を矢印b方向に回転させると、未定着のトナ
ー画像Tを有した記録紙Pが矢印c方向に引き込まれて
ゆく。定着用エンドレスベルト54は湾曲形加熱パイプ
40と摺接する間に所定の定着温度に到達し、トナー画
像Tは圧着部58にて定着用エンドレスベルト54と密
着する間に熱定着される。この熱定着でトナー画像Tは
定着画像FTとなり、記録紙Pは矢印d方向に排出され
る。
【0059】定着ローラー50と加圧ローラー56に従
来のクイックヒートローラーを使用すれば、定着用エン
ドレスベルト54の恒温性を更に強化することができ、
定着装置の更なる急速加熱性を実現できる。
【0060】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種
々の変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含す
ることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、発熱抵抗体層
で発生した熱を金属基板側に効率的に伝達させることが
でき、クイックヒートプレートの急速加熱を実現でき
る。、
【0062】請求項2の発明によれば、発熱抵抗体の中
に熱伝達強化層と発熱抵抗体層の二重層を複数組設ける
から、種々の熱伝達特性を付与することができ、更なる
熱伝達性の向上を図ることができる。
【0063】請求項3の発明によれば、発熱抵抗体層の
裏面側(外側)に断熱層を設けたから、発熱抵抗体層で
発生した熱流が金属基板のない裏面側から散逸するのを
防止でき、金属基板の高速加熱を確実にすることができ
る。
【0064】請求項4の発明によれば、物質層を透過す
る波長領域の熱線を熱反射層によって金属基板側に反射
できるから、熱が無駄に散逸するのを防止でき、昇温性
能の向上を期することができる。
【0065】請求項5の発明によれば、熱伝達強化層、
断熱層、熱反射層の組み合わせにより、発生熱を金属板
の加熱に効率的に使用することができ、昇温性能の一層
の向上を図ることができる。
【0066】請求項6の発明によれば、金属基板の裏面
を粗面加工して、その上に発熱抵抗体を積層しているか
ら、発熱抵抗体との密着性がよく、しかも金属基板への
熱伝導性が良好な熱伝達強化型クイックヒートプレート
を製造できる。
【0067】請求項7の発明によれば、発熱抵抗体層
は、導入端子側の膜厚が中央部より小さくなるように形
成されるから、導入端子側の発熱電力を中央部より大き
く設定でき、発熱抵抗体の加熱温度を均一化することが
できる。
【0068】請求項8の発明によれば、スクリーン印刷
法により簡単に発熱抵抗体を積層でき、多層印刷により
膜厚を自在に調整することができる。
【0069】請求項9の発明によれば、熱伝達強化型ク
イックヒートプレートを金属面が凸面となるように湾曲
加工して湾曲形加熱パイプを製造するから、湾曲形加熱
パイプを安価に量産することができる。
【0070】請求項10の発明によれば、固定された湾
曲形加熱パイプの凸面により定着用エンドレスベルトを
摺接状態で急速加熱でき、しかもこの定着用エンドレス
ベルトで記録紙を密着状態で熱定着するから、記録紙の
熱定着を急速且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱伝達強化型クイックヒートプレートの縦断面
図である。
【図2】熱伝達強化型クイックヒートプレートの第1実
施形態の縦断面図である。
【図3】熱伝達強化型クイックヒートプレートの第2実
施形態の縦断面図である。
【図4】熱伝達強化型クイックヒートプレートの第3実
施形態の縦断面図である。
【図5】熱伝達強化型クイックヒートプレートの第4実
施形態の縦断面図である。
【図6】湾曲形加熱パイプの断面図である。
【図7】湾曲形加熱パイプを利用した定着装置の構成図
である。
【符号の説明】
2・・・熱伝達強化型クイックヒートプレート 4・・・金属基板 6・・・発熱抵抗体 8・・・導入端子 11・・熱伝達強化層 11a・第1熱伝達強化層 11b・第2熱伝達強化層 12・・発熱抵抗体層 12a・第1発熱抵抗体層 12b・第2発熱抵抗体層 14・・保護層 16・・電極層 17・・断熱層 20・・熱反射層 40・・湾曲形加熱パイプ 42・・凸面 44・・折曲片 46・・固定用プレート 48・・電気絶縁物 50・・定着ローラー 52・・スポンジ体 54・・定着用エンドレスベルト 56・・加圧ローラー 58・・圧着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 毅 大阪府大阪市城東区放出西2丁目7番19号 大研化学工業株式会社内 (72)発明者 山本 之雄 大阪府大阪市城東区放出西2丁目7番19号 大研化学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA23 AA30 AA31 AA42 BA11 BA26 BB18 BB21 BB28 3K034 AA02 AA04 AA06 AA08 AA10 AA16 AA34 BB02 BC12 FA13 3K058 AA00 AA02 BA18 CE13 CE19 DA04 DA26 GA06 3K092 PP18 QA02 QA05 QB02 QB03 QB18 RF03 RF09 RF11 RF12 RF17 RF22 SS12 TT30 VV16 VV40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属基板4の裏面に発熱抵抗体6を備
    え、この発熱抵抗体6は金属基板側から少なくとも熱伝
    達強化層11と発熱抵抗体層12を積層して形成され、
    熱伝達強化層11は高熱伝導率を有した電気絶縁層であ
    り、前記発熱抵抗体層12を通電加熱して発生する熱を
    熱伝達強化層11を介して効率的に金属基板側に伝導さ
    せることを特徴とした熱伝達強化型クイックヒートプレ
    ート。
  2. 【請求項2】 前記発熱抵抗体6には熱伝達強化層11
    と発熱抵抗体層12からなる組が複数含まれている請求
    項1に記載の熱伝達強化型クイックヒートプレート。
  3. 【請求項3】 前記発熱抵抗体層12の外側に断熱層1
    7を設け、この断熱層17は熱遮断性を有した電気絶縁
    層であり、発熱抵抗体層12で発生した熱を効率的に金
    属基板側に誘導する請求項1記載の熱伝達強化型クイッ
    クヒートプレート。
  4. 【請求項4】 前記発熱抵抗体層12の更に外側に熱反
    射層20を設け、この熱反射層20により金属基板側へ
    熱を反射させて昇温時間を短縮する請求項1記載の熱伝
    達強化型クイックヒートプレート。
  5. 【請求項5】 前記発熱抵抗体6は、金属基板側から熱
    伝達強化層11、発熱抵抗体層12、断熱層17、熱反
    射層20、保護層14をこの順に積層した層状発熱抵抗
    体である請求項4記載の熱伝達強化型クイックヒートプ
    レート。
  6. 【請求項6】 前記金属基板4がアルミニウム、ニッケ
    ル、ステンレス又は鉄から形成され、発熱抵抗体6と接
    触する裏面が粗面加工されている請求項1記載の熱伝達
    強化型イックヒートプレート。
  7. 【請求項7】 前記発熱抵抗体層12は、導入端子8側
    の膜厚が中央部より小さくなるようにして、導入端子8
    側の発熱電力を中央部より大きく設定し、金属基板4の
    表面温度分布を均一化する請求項1記載の熱伝達強化型
    クイックヒートプレート。
  8. 【請求項8】 前記発熱抵抗体6はスクリーン印刷法で
    層形成され、各層の膜厚を多層印刷により制御した請求
    項1記載の熱伝達強化型クイックヒートプレート。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の熱伝達強化型クイックヒ
    ートプレート2を金属面4が凸面42となるように湾曲
    させたことを特徴とする湾曲形加熱パイプ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の湾曲形加熱パイプの凸
    面42と定着ローラー50間にフッ素樹脂又はシリコン
    樹脂を被覆した定着用エンドレスベルト54を巻回し、
    定着用エンドレスベルト54と加圧ローラー56間に荷
    重を掛けながら記録紙Pを通過させ、定着用エンドレス
    ベルト54によりトナー画像Tを熱定着させることを特
    徴とする定着装置。
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