JP2002075422A - 燃料電池用加湿装置 - Google Patents

燃料電池用加湿装置

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JP2002075422A JP2000265692A JP2000265692A JP2002075422A JP 2002075422 A JP2002075422 A JP 2002075422A JP 2000265692 A JP2000265692 A JP 2000265692A JP 2000265692 A JP2000265692 A JP 2000265692A JP 2002075422 A JP2002075422 A JP 2002075422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給ガスの加湿を多く行うことができ、ま
た、加湿効率が良くかつ排出ガスからの水分回収を多く
行うことのできる燃料電池用加湿装置の提供。 【解決手段】 燃料電池1から排出される排出空気Ae
中の水分を燃料電池1に供給する供給空気A側へ透過さ
せる中空糸膜モジュール21を備え、この中空糸膜モジ
ュール21内を通流する排出空気Aeの量が供給空気A
の量に対して多くなるように構成した。また、2本の中
空糸膜モジュール21a,21bを備え、この中空糸膜
モジュール21a,21bを、排出空気Ae側では直列
に配管し、供給空気A側では並列に配管した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水透過型加湿器を
使用した燃料電池用加湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車の動力源などとして、
クリーンでエネルギ効率の優れた燃料電池(固体高分子
型燃料電池)が注目されている。この燃料電池は、燃料
ガス(水素)及び酸化剤ガス(空気)が供給されると、
電気化学的に発電する一種の発電機である。固体高分子
型の燃料電池は、その内部にプロトン導電性の固体高分
子からなる電解質膜を備えるが、該電解質膜は加湿され
ることによりその性能を良好に発揮する。一方、電解質
膜は、乾燥するとプロトン導伝性が低下すると共に、最
悪損傷につながることもある。このため、燃料電池に供
給される酸化剤ガスなどの加湿が行われる。例えば、特
開平8−273687号公報には、中空糸膜を用いた加
湿装置が開示されている。
【0003】中空糸膜は断面ドーナッツ型をした中空繊
維であり、中空糸膜の外側に湿った気体や水(乾燥した
気体)を通流し内側に乾燥した気体(湿った気体や水)
を通流すると乾燥した気体側に水分が移動し、乾燥した
気体が加湿される。通常、中空糸膜は、これを数千本束
にしてハウジングに詰めた中空糸膜モジュール(水透過
型加湿器)の形で使用される。
【0004】ところで、燃料電池用の加湿装置として
は、図5(a)に示すように、中空糸膜モジュール20
1を並列(Parallel)に接続した構成の加湿装置200
Pが知られている。また、図5(b)に示すように、中
空糸膜モジュール201(201a,201b)を直列
(Series)に接続した構成の加湿装置200Sが知られ
ている。なお、この図5の(a)及び(b)の加湿装置
200P,200Sは、燃料電池1の電気化学的反応に
より生成する生成水を含んだ排出空気Aeの水分を利用
して供給空気Aを加湿するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(a)に示す中空糸膜モジュール201を並列に接続し
た加湿装置200Pでは、それぞれの中空糸膜モジュー
ル201における排出空気Aeと中空糸膜モジュール2
01における被加湿ガスである供給空気Aの滞留時間が
短く、供給空気Aの加湿を多く行うことができない。ま
た、排出空気Aeからの水分回収を充分に行うこともで
きない。一方、図5(b)に示す中空糸膜モジュール2
01を直列に接続した加湿装置200Sでは、中空糸膜
モジュール201における供給空気Aの滞留時間が長く
なる分、供給空気Aの加湿効率を高めることができて好
ましいが、中空糸膜モジュール201の数を増やしたほ
どの加湿効率の向上はない。つまり、最初の中空糸膜モ
ジュール201aを通流した供給空気Aはある程度加湿
されているため、燃料電池1の側の中空糸膜モジュール
201bでの加湿を効率良く行うことができない。ま
た、排出空気Aeからの水分回収についても同様に、中
空糸膜モジュール201の数を増やしたほどの水分回収
を行うことができない。
【0006】そこで、本発明は、供給ガスの加湿を多く
行うことができ、また、加湿効率が高くかつ排出ガスか
らの水分回収を多く行うことのできる燃料電池用加湿装
置を提供することを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題に鑑み本発明者
らは、従来例の図5(a)及び(b)に示す構成の加湿
装置200P,200Sやその他の構成の加湿装置につ
いて、排出空気Aeの量(流量)を一定にして供給空気
Aの量(流量)を変化させ、供給空気Aの流量と該供給
空気Aの露点(加湿量)の関係を把握する試験を行っ
た。この結果を図6に示す。図6は、横軸に供給空気A
の流量(NL/分)を、縦軸に供給空気Aの露点(℃)
をとってある。排出空気Aeの流量は一定である。本発
明者らはこの結果から、中空糸膜モジュール201を通
流する排出空気Aeの量に対して供給空気Aの量が少な
くなると該供給空気Aの露点が高く(加湿量が多く)な
るとの知見を得た。加えて、中空糸膜モジュール201
における加湿効率を向上するには、各中空糸膜モジュー
ル201における供給空気Aと排出空気Aeの水分濃度
差を大きくすればよいとの知見を得た。そして、本発明
者らは、かかる知見に基づいて鋭意研究を行い本発明を
完成するに至った。
【0008】即ち、前記課題を解決した本発明のうち請
求項1に記載の燃料電池用加湿装置は、燃料電池から排
出される排出ガス中の水分を前記燃料電池に供給する供
給ガス側へ透過させる水透過型加湿器を備え、前記水透
過型加湿器内を通流する前記排出ガス量が前記供給ガス
量に対して多くなるように構成したものである。この構
成によれば、供給ガスの量(流量)に対して水分の供給
源となる排出ガスの量(流量)が多くなるので、供給ガ
スの加湿が多く行われる。
【0009】また、請求項2に記載の燃料電池用加湿装
置は、燃料電池から排出される排出ガス中の水分を前記
燃料電池に供給する供給ガス側へ透過させる複数の水透
過型加湿器を備える。そして、それぞれ前記供給ガスが
導入される供給ガス入口部及び供給ガス出口部、並びに
前記排出ガスが導入される排出ガス入口部及び排出ガス
出口部を備えたこの複数の水透過型加湿器は、前記排出
ガス側では直列に配管し、前記供給ガス側では並列に配
管した。この構成によれば、水透過型加湿器を通流する
供給ガスの量は、水透過型加湿器を通流する排出ガスの
量に対して確実に少なくなる。加えて、各水透過型加湿
器には、未だ加湿されていない供給ガスが導入される。
つまり、各水透過型加湿器における供給ガスと排出ガス
の水分濃度差を大きくとることができる。したがって、
加湿効率が向上し、供給ガスの加湿が効率良く行われる
(加湿も多く行われる)。しかも、排出ガスの配管は水
透過型加湿器を直列に接続するので、排出ガスからの水
回収も多く行うことができる。
【0010】また、請求項3に記載の燃料電池用加湿装
置は、請求項2に記載の構成において、前記複数の水透
過型加湿器のうち、前記排出ガスの流れを基準として上
流側に配置されている水透過型加湿器の方が、下流側に
配置されている水透過型加湿器の方よりも多い量の前記
供給ガスが分配される構成とした。上流側の排出ガス
は、燃料電池の生成水を多く保有しており、加湿能力が
高い状態である。この加湿能力が高い状態の排出ガスが
通流する上流側の水透過型加湿器に多い量の供給ガスを
通流することで、加湿能力が少し低下した状態の排出ガ
スが通流する下流側の水透過型加湿器の負荷を少なくす
る。これにより、燃料電池用加湿装置全体でみて、供給
ガスの加湿が多く行われる。
【0011】そして、請求項4に記載の燃料電池用加湿
装置は、燃料電池から排出される排出ガス中の水分を前
記燃料電池に供給する供給ガス側へ透過させる水透過型
加湿器を備え、前記水透過型加湿器から排出される前記
排出ガスの一部を前記水透過型加湿器に供給される排出
ガスに戻す手段を備えた構成とした。この構成によれ
ば、確実に排出ガスの量を供給ガスの量よりも多くする
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の燃料電池用加湿装
置(以下「加湿装置」という)の実施形態を、図面を参
照して詳細に説明する。本実施形態で参照する図1は、
加湿装置を含む燃料電池システムの全体構成を示す図で
ある。図2は、図1の燃料電池の構成を模式化した説明
図である。図3は図1の加湿装置における、(a)は中
空糸膜モジュールの構造を示す斜視図であり、(b)は
中空糸膜の構造を示す斜視図である。
【0013】なお、本実施形態の加湿装置2は、2本の
中空糸膜モジュール(水透過型加湿器)21a,21b
を、供給空気Aの側では並列に配管して接続し、排出空
気Aeの側では直列に配管して接続する構成を有する
(図1参照)。
【0014】図1に示す燃料電池システムFCSは、燃
料電池1、空気供給装置AS、水素供給装置HS、及び
制御装置CUなどから構成される燃料電池1を中核とし
た発電システムである。
【0015】〔燃料電池〕図2に示すように、燃料電池
1は、電解質膜1cを挟んでカソード極側(酸素極側)
とアノード極側(水素極側)とに分けられ、それぞれの
側に白金系の触媒を含んだ電極が設けられ、カソード電
極1b及びアノード電極1dを形成している。電解質膜
1cとしては固体高分子膜、例えばプロトン交換膜であ
るパーフロロカーボンスルホン酸膜が使われる。この電
解質膜1cは、固体高分子中にプロトン交換基を多数持
ち、飽和含水することにより低い比抵抗を示し、プロト
ン導伝性電解質として機能する。なお、カソード電極1
bに含まれる触媒は酸素から酸素イオンを生成する触媒
であり、アノード電極1dに含まれる触媒は水素からプ
ロトンを生成する触媒である。
【0016】また、カソード電極1bの外側にはカソー
ド電極1bに酸化剤ガスとしての供給空気Aを通流する
カソード極側ガス通路1aが設けられ、アノード電極1
dの外側にはアノード電極1dに燃料ガスとしての供給
水素Hを通流するアノード極側ガス通路1eが設けられ
ている。カソード極側ガス通路1aの入口及び出口は空
気供給装置ASに接続され、アノード極側ガス通路1e
の入口及び出口は水素供給装置HSに接続されている。
なお、この図2における燃料電池1は、その構成を模式
化して1枚の単セルとして表現してあるが、実際の燃料
電池1は、単セルを200枚程度積層した積層体として
構成される。また、燃料電池1は、発電の際に電気化学
的反応により発熱するため、燃料電池1を冷却する図示
しない冷却装置を有する。
【0017】この燃料電池1は、カソード極側ガス通路
1aに供給空気Aが通流され、アノード極側ガス通路1
eに供給水素Hが供給されると、アノード電極1dで水
素が触媒作用でイオン化してプロトンが生成し、生成し
たプロトンは、電解質膜1c中を移動してカソード電極
1bに到達する。そして、カソード電極1bに到達した
プロトンは、触媒の存在下、供給空気Aの酸素から生成
した酸素イオンと直ちに反応して水を生成する。生成し
た水(生成水)及び未使用の酸素を含む供給空気Aは、
排出空気Aeとして燃料電池1のカソード極側の出口か
ら排出される。また、アノード電極1dでは水素がイオ
ン化する際に電子e-が生成するが、この生成した電子
-は、モータなどの外部負荷Mを経由してカソード電
極1bに達する。
【0018】〔空気供給装置〕次に、図1に示すよう
に、空気供給装置ASは、加湿装置2、エアクリーナ
3、空気圧縮機4、圧力制御弁5、流量センサQ、温度
センサT1,T2、湿度センサH、圧力センサPなどか
ら構成される。
【0019】図1及び図3を参照して本実施形態の加湿
装置2を説明する。前記のとおり、加湿装置2は、2本
の中空糸膜モジュール21a,21bを、供給空気Aの
側では並列に配管して接続し、排出空気Aeの側では直
列に配管して接続する構成を有する。つまり、中空糸膜
モジュール21a,21bは、供給空気Aの側では空気
圧縮機4と燃料電池1の間に並列に配管して接続され、
排出空気Aeの側では燃料電池1と圧力制御弁5の間に
直列に配管して接続されている。なお、中空糸膜モジュ
ール21における供給空気Aと排出空気Aeの流れは、
向流になっている。また、2本の中空糸膜モジュール2
1a,21bは同じ仕様のものである。
【0020】中空糸膜モジュール21は、図3(a)に
示すように、ハウジング31を有し、ハウジング31の
内側には、その長手方向に沿って配した水透過性の中空
糸膜HF(図3(b)参照)を束ねて構成された中空糸膜
束32が収納されている。中空糸膜HFは、その内側か
ら外側に達する口径数nm(ナノメートル)の微細な毛
管を多数有しており、毛管中では、蒸気圧が低下して容
易に水分の凝縮が起こる。凝縮した水分は、水分の多い
方から少ない方に毛管現象(毛管凝縮現象)により吸い
出されて中空糸膜HFを透過する。なお、中空糸膜HF
の直径は数ミリあるいはそれ以下であり、長さは数十c
mである。
【0021】ハウジング31は、両端が開放された中空
円筒形状をしており、その長手方向の一端部側に乾燥空
気たる供給空気Aをハウジング31内に導入する供給空
気流入口33(供給ガス入口部)が周方向に離間して複
数形成されている。また、ハウジング31における長手
方向の他端部側には、加湿された供給空気Aの流出口と
なる複数の供給空気流出口34(供給ガス出口部)が周
方向に離間して複数形成されている。
【0022】一方、ハウジング31に収納される中空糸
膜束32は、中空通路を有する水透過性の中空糸膜HF
を数千本束ね、一端部側にポッティング部35、他端部
側にポッティング部36を設けるようにしてポッティン
グされている。ハウジング31の一端部側に設けられた
ポッティング部35は、供給空気流入口33が形成され
ている位置より若干端部側に位置している(ポッティン
グ部36についても同様である)。
【0023】また、ポッティング部35の外側には排出
空気流出口38(排出ガス出口部)が形成され、ポッテ
ィング部36の外側には排出空気流入口37(排出ガス
入口部)が形成されている。こうして、ポッティング部
35,36を隔てた場合に、排出空気流入口37及び排
出空気流出口38は中空糸膜束32を形成する各中空糸
膜HFの内側を介して連通する状態になっている。こう
して、中空糸膜HFの内側である中空通路を通流する排
出空気Aeと中空糸膜HFの外側を通流する供給空気A
が混合しないようになっている。
【0024】次に、エアクリーナ3は、フィルタなどか
ら構成され、燃料電池1のカソード極側に供給される供
給空気Aをろ過して、供給空気Aに含まれるごみなどを
取り除く。
【0025】空気圧縮機4は、スーパーチャージャ及び
これを駆動するモータなどから構成され、エアクリーナ
3でろ過された供給空気Aを圧縮して後段の加湿装置2
に送出する。送出された供給空気Aは、中空糸膜モジュ
ール21aの供給空気流入口33から加湿装置2に入
る。供給空気Aはこの空気圧縮機4により断熱圧縮され
ることで加熱される。供給空気Aの加熱は、90℃前後
の温度で運転される燃料電池1に供給空気Aを供給する
ため、及び加湿装置2での供給空気Aの加湿(増湿)を
容易にするために必要となるものである。なお、空気圧
縮機4は、後述する圧力制御弁5の弁開度が一定の場
合、空気圧縮機4を駆動するモータの回転速度を速くす
ることにより吐出される供給空気Aの圧力(吐出圧)が
高くなり、これに対応して供給空気Aの温度が上昇す
る。一方、モータの回転速度を遅くすることにより該供
給空気Aの圧力が低くなり、これに対応して供給空気A
の温度が低下する。
【0026】圧力制御弁5は、バタフライ弁及びこれを
駆動するステッピングモータなどから構成され、空気圧
縮機4から吐出される供給空気Aの圧力を圧力制御弁5
の弁開度を減少・増加することにより制御する。ちなみ
に、圧力制御弁5の弁開度を減少すると空気圧縮機4の
吐出圧が高くなり、これに対応して供給空気Aの温度が
上昇する。また、圧力制御弁5の弁開度を増加すると空
気圧縮機4の吐出圧が低くなり、これに対応して供給空
気Aeの温度が減少する。なお、本実施形態の圧力制御
弁5は、排出空気Aeが通流するラインの末端に設けて
ある。もちろん、圧力制御弁5を、空気圧縮機4と加湿
装置2の間、あるいは加湿装置2と燃料電池1(カソー
ド極入口側/出口側)の間などに設ける構成としてもよ
い。なお、燃料電池1の圧力を制御する観点からは、圧
力制御弁5を燃料電池1の下流側(排出空気Aeが通流
するライン)に設けるのが好ましい。また、燃料電池1
の下流側の排出空気Aeが通流するラインの燃料電池1
と加湿装置2の間に圧力制御弁5を設ける構成とすれ
ば、加湿装置2に供給される排出空気Aeの圧力を下げ
て排出空気Aeが保有する水分を蒸気化することができ
るので、加湿装置2における加湿効率が向上する。
【0027】流量計Qは、差圧流量計などから構成さ
れ、エアクリーナ3を通流した後の供給空気Aの流量を
検出し、検出信号を制御装置CUに送信する。
【0028】温度センサT1,T2は、サーミスタある
いは熱電対などから構成される。このうち、温度センサ
T1は、空気圧縮機4から吐出された供給空気Aの温度
を検出し、検出信号を制御装置CUに送信する。温度セ
ンサT2は、燃料電池1のカソード極側の入口における
供給空気Aの温度を検出し、検出信号を制御装置CUに
送信する。
【0029】湿度センサHは、高分子膜系の湿度センサ
などから構成され、燃料電池1のカソード極側入口にお
ける供給空気Aの湿度を検出し、検出信号を制御装置C
Uに送信する。
【0030】圧力センサPは、ブルドン管、ベローズ、
ダイヤフラムあるいはストレインゲージなどから構成さ
れ、燃料電池1のカソード極側の入口における供給空気
Aの圧力を検出し、検出信号を制御装置CUに送信す
る。
【0031】〔水素供給装置〕図1に示すように、水素
供給装置HSは、水素ガスボンベ11、レギュレータ1
2、水素循環ポンプ13、三方弁14などから構成され
る。
【0032】水素ガスボンベ11は、高圧水素容器から
構成され、燃料電池1のアノード極側に導入される供給
水素Hを貯蔵する。貯蔵する供給水素Hは純水素であ
り、圧力は15〜20MPe(150〜200kg/cm
2G)である。なお、水素ガスボンベ11は、水素吸蔵
合金を内蔵し1MPe(10kg/cm2G)程度の圧力で水
素を貯蔵する水素吸蔵合金タイプである場合もある。
【0033】レギュレータ12は、ダイヤフラムや圧力
調整バネなどから構成され、高圧で貯蔵された供給水素
Hを所定の圧力まで減圧させ、一定圧力で使用できるよ
うにする圧力制御弁である。このレギュレータ12は、
ダイヤフラムに入力する基準圧を大気圧にすると、水素
ガスボンベ11に貯蔵された供給水素Hの圧力を大気圧
近辺にまで減圧することができる。
【0034】水素循環ポンプ13は、エジェクタなどか
ら構成され、燃料電池1のアノード極側に向かう供給水
素Hの流れを利用して、燃料電池1で燃料ガスとして使
用された後の供給水素H、つまり燃料電池1のアノード
極側から排出され三方弁14を通流する排出水素Heを
吸引し循環させる。排出水素Heを循環させることで、
大気に放出する水素の量が減るので燃費の向上につなが
る。
【0035】三方弁14は、流路切替器から構成され、
排出水素Heの流路を切り替えて、排出位置、循環位置
にする。三方弁14を排出位置にした場合には、排出水
素Heは水素供給装置HSの系外に排出される。また、
三方弁14を循環位置にした場合には、排出水素Heは
水素循環ポンプ13に導かれる。
【0036】〔制御装置〕次に、制御装置CUは、図示
しないCPU、メモリ、入出力インタフェイス、A/D
変換器、バスなどから構成され、燃料電池システムFC
Sを統括的に制御すると共に、燃料電池1に供給する供
給空気Aの流量、温度、湿度、そして燃料電池1の運転
圧力を制御する。
【0037】〔動作〕以上説明した燃料電池システムF
CSについて、本実施形態の加湿装置2の動作を中心に
説明する(図1から図3参照)。
【0038】空気圧縮機4が作動すると、外気が供給空
気Aとしてエアクリーナ3から空気供給装置ASに取り
込まれる。圧縮された供給空気Aは分岐して、それぞれ
の供給空気流入口33,33から2つの中空糸膜モジュ
ール21a,21bに並行して流入する。分岐により各
中空糸膜モジュール21a,21bを通流する供給空気
Aの量は半分になる。供給空気Aは、中空糸膜束32の
間(中空糸膜HFの外側)を通流した後、それぞれの供
給空気流出口34,34から流出して合流する。なお、
中空糸膜HFの内側には湿潤空気である燃料電池1の排
出空気Aeが通流しており、この排出空気Aeが保有し
ている水分が、中空糸膜モジュール21a内の中空糸膜
HFを介して乾燥空気である供給空気Aの側に移動し、
該供給空気Aを加湿する。
【0039】このように加湿された供給空気Aは、燃料
電池1に供給され、電解質膜1c(図2参照)を適度に
加湿する。そして、供給空気A中の酸素と供給水素Hが
電気化学的に反応して発電する。この際に生成した生成
水は、供給空気Aから転じた排出空気Aeに同伴(保
有)されて燃料電池1から排出される。
【0040】燃料電池1から排出された排出空気Ae
は、生成水に起因する多くの水分を保有しており、この
排出空気Aeは、排出空気流入口37から燃料電池1の
側の中空糸膜モジュール21bに流入し、中空糸膜HF
の内側を通流して排出空気流出口38から流出する。中
空糸膜HFの外側には、前記した供給空気Aが通流して
おり、排出空気Aeが保有している水分が、中空糸膜H
Fを介して乾燥空気である供給空気Aの側に移動し、供
給空気Aが加湿される。
【0041】燃料電池1の側の中空糸膜モジュール21
bを通流した排出空気Aeは、排出空気流入口37から
次の中空糸膜モジュール21aに流入し、中空糸膜HF
の内側を通流して排出空気流出口38から流出する。中
空糸膜HFの外側には、前記した供給空気Aが通流して
おり、排出空気Aeが保有している水分が、中空糸膜H
Fを介して乾燥空気である供給空気Aの側に移動し、供
給空気Aが加湿される。
【0042】ここで、一方の中空糸膜モジュール21b
(燃料電池1の側)には、空気圧縮機4から供給された
未加湿の供給空気Aと燃料電池1から排出されたばかり
の水分を多く含む排出空気Aeが流入する。両空気A,
Aeの水分濃度差は大きく、急速に(効率良く)加湿が
行われる。しかも、供給空気Aは分岐されて半分の量が
中空糸膜モジュール21bに流入するので、その量は排
出空気Aeの量に比べて少ない。したがって、図6から
判るように、供給空気Aの露点を高くすることができ
る。換言すると加湿を多く行うことができる。
【0043】他方の中空糸膜モジュール21a(圧力制
御弁5の側)には、空気圧縮機4から供給された未加湿
の供給空気Aと一方の中空糸膜モジュール21bを通流
した排出空気Aeが流入する。この他方の中空糸膜モジ
ュール21aでの排出空気Aeは、一方の中空糸膜モジ
ュール21bで供給空気Aに水分交換を行ったものでは
あるが、なお充分な水分を保有している(中空糸膜モジ
ュール21bでの供給空気Aの量は全体の供給空気Aの
量の半分に過ぎないから)。したがって、他方の中空糸
膜モジュール21aにおける両空気A,Aeの水分濃度
差は大きく、急速に(効率良く)加湿が行われる。しか
も、未加湿の供給空気Aは分岐されて半分の量しか他方
の中空糸膜モジュール21aに流入しないので、その量
は排出空気Aeの量に比べて少ない。したがって他方の
中空糸膜モジュール21aでも、供給空気Aの露点を高
くすることができる。換言すると加湿を多く行うことが
できる。
【0044】また、排出空気Aeは2つの中空糸膜モジ
ュール21,21を直列に通流することに加えて、各中
空糸膜モジュール21,21では供給空気Aと排出空気
Aeの水分濃度差が大きいことなどから、排出空気Ae
からの水分回収を多く行うことができる。
【0045】なお、本発明は、前記した発明の実施の形
態にかかわらず幅広く変形実施することができる。例え
ば、図4の変形例に示すように、循環ポンプ22により
排出空気Aeを循環する加湿装置2’とすることで、中
空糸膜モジュール21を通流する排出空気Aeの量を供
給空気Aの量に対して多くなるようにしてもよい。この
ようにすることで、供給空気Aの加湿を多く行うことが
できる。
【0046】また、図2などを参照して説明した本実施
形態の加湿装置2について、排出空気Ae〔排出ガス〕
の量>供給空気A〔供給ガス〕)の関係を保持しつつ、
燃料電池1の側の中空糸膜モジュール21bに、より多
くの供給空気Aを通流する構成とするのが好ましい。つ
まり、燃料電池1から排出された排出空気Aeの含有水
分量は多いことから、燃料電池1の側の中空糸膜モジュ
ール21bの加湿能力は高い。したがって、この高い加
湿能力を持った中空糸膜モジュール21bにより多い量
の供給空気Aを通流することで、水分含有量が少し低下
した状態の排出空気Aeが通流する排出空気Aeの流れ
を基準とした下流側の中空糸膜モジュール21aの負荷
を少なくする。このため、加湿装置2全体でみて供給空
気Aの加湿がより多く行われるようになる。同様に、加
湿能力の異なる中空糸膜モジュール21を設置すること
としてもよい。具体的には、燃料電池1の側の中空糸膜
モジュール21(21b)の方が中空糸膜HFの本数が
多くなるようにすると共に該モジュール21bのハウジ
ング31の直径を太くする。すると、供給空気A(及び
排出空気Ae)の流路の断面積が増えて圧力損失が少な
くなり、燃料電池1の側の中空糸膜モジュール21bに
対して多くの供給空気Aを通流することができる。この
ようにすることで、前記説明したように加湿装置2全体
でみて供給空気Aの加湿がより多く行われる。また、中
空糸膜HFの内側に供給空気Aを通流させた場合(排出
空気Aeは中空糸膜HFの外)を考えると、中空糸膜H
Fの本数が増えれば供給空気Aが通流する流路の断面積
が増え、圧力損失が少なくなり、燃料電池1の側の中空
糸膜モジュール21bに対して多くの供給空気Aを通流
することができる。同様に、各中空糸膜モジュール21
に通流する供給空気Aの量の比率を、中空糸膜モジュー
ル21に供給空気Aを供給する配管径を決めることによ
り設定することができる。例えば、燃料電池1の側の中
空糸膜モジュール21bに供給空気Aを供給(及び排
出)する配管径を、中空糸膜モジュール21aに供給空
気Aを供給(及び排出)する配管径よりも太くするする
ことで、弁などの調整手段を用いることなく、自ずと加
湿効率の高い燃料電池1の側の中空糸膜モジュール21
bに多くの供給空気Aを通流させることができる。この
ようにすることで、前記説明したように加湿装置2全体
でみて供給空気Aの加湿がより多く行われる。
【0047】また、中空糸膜モジュール内における供給
空気と排出空気は向流ではなく、並流としてもよい。ま
た、中空糸膜の内側に排出ガスを、外側に供給ガスを通
流することとしてもよい。また、燃料電池の側(一方)
の中空糸膜モジュールと圧力制御弁の側(他方)の中空
糸膜モジュールに通流する供給空気の量の比率は適宜設
定することができる。また、燃料電池は、固体高分子型
のものに限定されることなく、他の型式の燃料電池に
も、本発明の燃料電池用加湿装置を適用することができ
る。また、空気圧縮機を燃料電池の後段に設ける構成と
してもよい。さらに、水素供給装置は、水素タンクから
燃料電池に水素を供給する構成としたが、メタノールな
どの液体原燃料を改質器により改質して水素リッチな燃
料ガスを製造し、これを燃料電池に供給する構成として
もよい。また、排出水素を循環使用する/しないにかか
わらず、本発明を水素供給装置側に適用してもよい。ま
た、加湿装置の水透過型加湿器も中空糸膜に限定される
ことはく、他の型式の水透過型加湿器でもよい。また、
前記した本実施形態と変形例を組み合わせて実施する構
成としてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した本発明のうち請求項1に記
載の加湿装置(燃料電池用加湿装置)によれば、簡単な
構成で供給ガスの加湿を多く行うことができる。したが
って、燃料電池システムを適切な状態で運転することが
可能になる。また、請求項2に記載の加湿装置によれ
ば、簡単な構成で供給ガスの加湿を多く行うことができ
ると共に、加湿効率が高くかつ排出ガスからの水分回収
も多く行うことができる。したがって、燃料電池システ
ムをより一層適切な状態で運転することが可能になる。
また、請求項3に記載の加湿装置によれば、各水透過型
加湿器における排出ガスの含有水分量の違いを考慮し
て、加湿装置全体でみて供給ガスの加湿が多く行われ
る。また、排出ガスからの水分回収を多く行うことがで
きる。したがって、燃料電池システムをより一層適切な
状態で運転することが可能になる。そして、請求項4に
記載の加湿装置によれば、確実に排出ガスの量を供給ガ
スの量よりも多くすることがき、供給ガスの加湿を多く
行うことができる。また、排出ガスからの水分回収を多
く行うことができる。したがって、燃料電池システムを
より一層適切な状態で運転することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態の加湿装置を含む燃料
電池システムの全体構成を示す図である。
【図2】 図1の燃料電池の構成を模式化した説明図で
ある。
【図3】 図3は図1の加湿装置における、(a)は中
空糸膜モジュールの構造を示す斜視図であり、(b)は
中空糸膜の構造を示す斜視図である。
【図4】 本発明に係る変形例の加湿装置の構成を示す
図である。
【図5】 従来例に係る加湿装置を含む燃料電池システ
ムの構成を示す図であり、(a)は中空糸膜モジュール
を並列に接続した加湿装置、(b)は中空糸膜モジュー
ルを直列に接続した加湿装置を示す。
【図6】 供給ガス流量と供給ガス露点の関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1…燃料電池 2,2’… 加湿装置(燃料電池用加湿装置) 21(21a,21b)…中空糸膜モジュール(水透過
型加湿器) 22 … 循環ポンプ 33 … 供給空気流入口(供給ガス入口部) 34 … 供給空気流出口(供給ガス出口部) 37 … 排出空気流入口(排出ガス入口部) 38 … 排出空気流出口(排出ガス出口部) A … 供給空気(供給ガス) Ae … 排出空気(排出ガス)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 6/04 F24F 6/04 H01M 8/06 H01M 8/06 W (72)発明者 島貫 寛士 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 利根川 誠治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3L055 AA10 BA01 DA05 4D006 GA41 HA02 HA07 KA67 KE01P KE01Q KE16P KE16Q KE30P KE30Q MA01 MC05 MC28 MC74 PB65 PB66 PC72 PC80 5H027 AA06 BC19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池から排出される排出ガス中の
    水分を前記燃料電池に供給する供給ガス側へ透過させる
    水透過型加湿器を備えた燃料電池用加湿装置であって、
    前記水透過型加湿器内を通流する前記排出ガスの量が前
    記供給ガスの量に対して多くなるように構成したことを
    特徴とする燃料電池用加湿装置。
  2. 【請求項2】 燃料電池から排出される排出ガス中の
    水分を前記燃料電池に供給する供給ガス側へ透過させる
    複数の水透過型加湿器を備えた燃料電池用加湿装置であ
    って、 前記複数の水透過型加湿器は、それぞれ前記供給ガスが
    導入される供給ガス入口部及び供給ガス出口部、並びに
    前記排出ガスが導入される排出ガス入口部及び排出ガス
    出口部を備え、 前記複数の水透過型加湿器を、前記排出ガス側では直列
    に配管し、前記供給ガス側では並列に配管したことを特
    徴とする燃料電池用加湿装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の水透過型加湿器のうち、前
    記排出ガスの流れを基準として上流側に配置されている
    水透過型加湿器の方が、下流側に配置されている水透過
    型加湿器の方よりも多い量の前記供給ガスが分配される
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池用加湿装
    置。
  4. 【請求項4】 燃料電池から排出される排出ガス中の
    水分を前記燃料電池に供給する供給ガス側へ透過させる
    水透過型加湿器を備えた燃料電池用加湿装置であって、 前記水透過型加湿器から排出される前記排出ガスの一部
    を前記水透過型加湿器に供給される排出ガスに戻す手段
    を備えたことを特徴とする燃料電池用加湿装置。
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