JP2002075106A - 照明付表示ダイヤル装置 - Google Patents
照明付表示ダイヤル装置Info
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- JP2002075106A JP2002075106A JP2000266583A JP2000266583A JP2002075106A JP 2002075106 A JP2002075106 A JP 2002075106A JP 2000266583 A JP2000266583 A JP 2000266583A JP 2000266583 A JP2000266583 A JP 2000266583A JP 2002075106 A JP2002075106 A JP 2002075106A
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストダウンにつながる構成の簡素化がなさ
れた照明付表示ダイヤル装置を得る。 【構成】 固定盤；この固定盤に対し回動操作可能に支
持された回転操作部材；上記固定盤に、回転操作部材の
回転中心を中心とする同一円周上に位置させて透光性材
料により形成した複数の表示記号；上記回転操作部材の
回転中心に位置させて固定して設けた発光部材；及び上
記回転操作部材の回動位置に拘わらず一端入射端部がこ
の発光部材に臨み、該回転操作部材の回動位置に応じて
他端出射端部が上記複数の表示記号のいずれかに択一し
て臨む、上記回転操作部材上に固定された導光部材；を
備えたことを特徴とする照明付表示ダイヤル装置。
れた照明付表示ダイヤル装置を得る。 【構成】 固定盤；この固定盤に対し回動操作可能に支
持された回転操作部材；上記固定盤に、回転操作部材の
回転中心を中心とする同一円周上に位置させて透光性材
料により形成した複数の表示記号；上記回転操作部材の
回転中心に位置させて固定して設けた発光部材；及び上
記回転操作部材の回動位置に拘わらず一端入射端部がこ
の発光部材に臨み、該回転操作部材の回動位置に応じて
他端出射端部が上記複数の表示記号のいずれかに択一し
て臨む、上記回転操作部材上に固定された導光部材；を
備えたことを特徴とする照明付表示ダイヤル装置。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】本発明は、照明付表示ダイヤル装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】本出願人は、撮影モード
を選択するダイヤル装置として、選択した表示記号を発
光表示する照明付表示ダイヤル装置を備えたカメラを開
発発売した（商品名『ＭＺ７』）。この照明付表示ダイ
ヤル装置は、固定盤に固定された表示板に複数の透光性
の表示記号を描き、各表示記号の下面に、発光部材とし
てＬＥＤをそれぞれ固定し、固定盤に対して回動操作可
能に支持された回転操作部材の指標が指し示す表示板の
表示記号を、ＬＥＤによる背面からの照明で発光表示す
る。
を選択するダイヤル装置として、選択した表示記号を発
光表示する照明付表示ダイヤル装置を備えたカメラを開
発発売した（商品名『ＭＺ７』）。この照明付表示ダイ
ヤル装置は、固定盤に固定された表示板に複数の透光性
の表示記号を描き、各表示記号の下面に、発光部材とし
てＬＥＤをそれぞれ固定し、固定盤に対して回動操作可
能に支持された回転操作部材の指標が指し示す表示板の
表示記号を、ＬＥＤによる背面からの照明で発光表示す
る。
【０００３】しかし、固定盤に固定された表示板にＬＥ
Ｄを固定する従来の照明付表示ダイヤル装置では、発光
表示したい表示記号の数だけＬＥＤが必要となり、構成
の簡素化およびコストの両面においてマイナスである。
Ｄを固定する従来の照明付表示ダイヤル装置では、発光
表示したい表示記号の数だけＬＥＤが必要となり、構成
の簡素化およびコストの両面においてマイナスである。
【０００４】
【発明の目的】本発明は以上の問題に基づきコストダウ
ンにつながる構成の簡素化がなされた照明付表示ダイヤ
ル装置を得ることを目的とする。
ンにつながる構成の簡素化がなされた照明付表示ダイヤ
ル装置を得ることを目的とする。
【０００５】
【発明の概要】本発明の照明付表示ダイヤル装置は、固
定盤；この固定盤に対し回動操作可能に支持された回転
操作部材；上記固定盤に、回転操作部材の回転中心を中
心とする同一円周上に位置させて透光性材料により形成
した複数の表示記号；上記回転操作部材の回転中心に位
置させて固定して設けた発光部材；及び上記回転操作部
材の回動位置に拘わらず一端入射端部がこの発光部材に
臨み、該回転操作部材の回動位置に応じて他端出射端部
が上記複数の表示記号のいずれかに択一して臨む、上記
回転操作部材上に固定された導光部材；を備えたことを
特徴とする。
定盤；この固定盤に対し回動操作可能に支持された回転
操作部材；上記固定盤に、回転操作部材の回転中心を中
心とする同一円周上に位置させて透光性材料により形成
した複数の表示記号；上記回転操作部材の回転中心に位
置させて固定して設けた発光部材；及び上記回転操作部
材の回動位置に拘わらず一端入射端部がこの発光部材に
臨み、該回転操作部材の回動位置に応じて他端出射端部
が上記複数の表示記号のいずれかに択一して臨む、上記
回転操作部材上に固定された導光部材；を備えたことを
特徴とする。
【０００６】固定盤は、例えば複数の表示記号に対応す
る位置に開口部を有する穴あき盤と、この穴あき盤の各
開口部上に位置する表示記号を描いた表示板とから構成
することができる。回転操作部材の裏面には、回転操作
部材の回転位置を検出するコード板が固定されている。
このコード板を環状とすることによって回路基板に固定
された発光部材の発した照明光が、台座に穿設した穴部
を通過して、回転操作部材に固定した導光部材に進入す
ることが可能となる。導光部材に進入した照明光は、導
光部材によって屈折され固定盤の開口部まで導かれる。
開口部に到達した照明光は、開口部を通過し、表示板の
表示記号を背面から照明する。表示板の表示記号は透光
性材料で形成されているため照明光を透過する。このた
め背面からの照明で表示記号を発光表示することが可能
となる。
る位置に開口部を有する穴あき盤と、この穴あき盤の各
開口部上に位置する表示記号を描いた表示板とから構成
することができる。回転操作部材の裏面には、回転操作
部材の回転位置を検出するコード板が固定されている。
このコード板を環状とすることによって回路基板に固定
された発光部材の発した照明光が、台座に穿設した穴部
を通過して、回転操作部材に固定した導光部材に進入す
ることが可能となる。導光部材に進入した照明光は、導
光部材によって屈折され固定盤の開口部まで導かれる。
開口部に到達した照明光は、開口部を通過し、表示板の
表示記号を背面から照明する。表示板の表示記号は透光
性材料で形成されているため照明光を透過する。このた
め背面からの照明で表示記号を発光表示することが可能
となる。
【０００７】複数の反射面を有する導光部材を使用する
ことによって、発光部材が発した照明光を様々な角度に
反射させることが可能となる。このため発光部材を回転
操作部材の回転中心に位置させて回路基板に固定するこ
とが可能となる。
ことによって、発光部材が発した照明光を様々な角度に
反射させることが可能となる。このため発光部材を回転
操作部材の回転中心に位置させて回路基板に固定するこ
とが可能となる。
【０００８】発光部材として単体で複数色を発色するＬ
ＥＤを使用する事によって、選択する表示記号に応じて
照明光の色を変えることが可能となり識別性と視認性が
向上する。
ＥＤを使用する事によって、選択する表示記号に応じて
照明光の色を変えることが可能となり識別性と視認性が
向上する。
【０００９】表示板に表示される表示記号には、絵、文
字、数字等を使用することができる。
字、数字等を使用することができる。
【００１０】導光部材には、導光性の樹脂材料からなる
ライトガイドや、光を用いて情報伝達する際に光の通路
として用いられる光ファイバー等を使用することができ
る。
ライトガイドや、光を用いて情報伝達する際に光の通路
として用いられる光ファイバー等を使用することができ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１及び図２に本発明の一実施形
態を示す。図１は照明付表示ダイヤル装置の分解斜視図
である。図２は照明付表示ダイヤル装置図１のII−II線
に沿った断面図である。
態を示す。図１は照明付表示ダイヤル装置の分解斜視図
である。図２は照明付表示ダイヤル装置図１のII−II線
に沿った断面図である。
【００１２】本発明の照明付表示ダイヤル装置は、固定
盤２０と、この固定盤２０を固定する台座５０と、この
台座５０を固定し発光部材６３としてのＬＥＤ６３ａを
配置した回路基板６０と、固定盤２０と台座５０の間に
回動操作可能に支持される回転操作部材３０とを備え、
回転操作部材３０は表面に導光部材３７を有し、裏面に
コード板４０を固定している。
盤２０と、この固定盤２０を固定する台座５０と、この
台座５０を固定し発光部材６３としてのＬＥＤ６３ａを
配置した回路基板６０と、固定盤２０と台座５０の間に
回動操作可能に支持される回転操作部材３０とを備え、
回転操作部材３０は表面に導光部材３７を有し、裏面に
コード板４０を固定している。
【００１３】固定盤２０は、表示板２１と穴あき盤２２
とからなり、表示板２１は円形で、回転操作部材３０の
回転中心を中心とする同一円周上に透光性材料により表
示記号２１ａ〜２１ｆが形成されている。穴あき盤２２
は円形で、表示板２１の表示記号２１ａ〜２１ｆに対向
する位置に開口部２２ａ〜２２ｆを有している。穴あき
盤２２の裏面には、中心と開口部２２ａ〜２２ｆとの間
に回路基板６０に向けて軸部２３が突設されている。
とからなり、表示板２１は円形で、回転操作部材３０の
回転中心を中心とする同一円周上に透光性材料により表
示記号２１ａ〜２１ｆが形成されている。穴あき盤２２
は円形で、表示板２１の表示記号２１ａ〜２１ｆに対向
する位置に開口部２２ａ〜２２ｆを有している。穴あき
盤２２の裏面には、中心と開口部２２ａ〜２２ｆとの間
に回路基板６０に向けて軸部２３が突設されている。
【００１４】回転操作部材３０は、底部３１を有し、固
定盤２０の外径より大径な内径を有する略円筒状であ
る。底部３１の中心には、軸穴３３を有する軸部３２が
回路基板６０に向けて突設されている。回転操作部材３
０の表面を、回転操作部材３０の回転中心から固定盤２
０の開口部２２ａ〜２２ｆの任意の一カ所に対応する位
置まで切除して、導光部材３７を装着する導光部材装着
溝３４が形成されている。操作部材３０の裏面には、所
定間隔で表示記号２１ａ〜２１ｆに対応するクリック穴
３６が穿設されている。また回転操作部材３０には、ク
リック穴３６と導光部材装着溝３４とを有さない領域に
固定盤２０の軸部２３を挿通する略Ｃ字形の穴部３５が
穿設されている。
定盤２０の外径より大径な内径を有する略円筒状であ
る。底部３１の中心には、軸穴３３を有する軸部３２が
回路基板６０に向けて突設されている。回転操作部材３
０の表面を、回転操作部材３０の回転中心から固定盤２
０の開口部２２ａ〜２２ｆの任意の一カ所に対応する位
置まで切除して、導光部材３７を装着する導光部材装着
溝３４が形成されている。操作部材３０の裏面には、所
定間隔で表示記号２１ａ〜２１ｆに対応するクリック穴
３６が穿設されている。また回転操作部材３０には、ク
リック穴３６と導光部材装着溝３４とを有さない領域に
固定盤２０の軸部２３を挿通する略Ｃ字形の穴部３５が
穿設されている。
【００１５】回転操作部材３０に固定される導光部材３
７は、例えばアクリル樹脂等の樹脂材料からなるライト
ガイド３７ａである。ライトガイド３７ａは回転操作部
材３０の回転軸上を伸びる軸方向延長部分３８ａと、回
転操作部材３０の半径方向に伸びる半径方向延長部分３
９ａとを有する略Ｌ字状をなしている。軸方向延長部分
３８ａの端部は、回路基板６０上に固定したＬＥＤ６３
ａに臨む入射端部３８ｃを構成し、軸方向延長部分３８
ａと半径方向延長部分３９ａの接続部には、両者に対し
て４５度をなす第一反射面３８ｂが形成されている。半
径方向延長部分３９ａの端部は、固定盤２０の表示記号
２１ａ〜２１ｆに臨む出射端部３９ｃを構成し、出射端
部３９ｃには、第一反射面３８ｂ平行をなす第二反射面
３９ｂが形成されている。
７は、例えばアクリル樹脂等の樹脂材料からなるライト
ガイド３７ａである。ライトガイド３７ａは回転操作部
材３０の回転軸上を伸びる軸方向延長部分３８ａと、回
転操作部材３０の半径方向に伸びる半径方向延長部分３
９ａとを有する略Ｌ字状をなしている。軸方向延長部分
３８ａの端部は、回路基板６０上に固定したＬＥＤ６３
ａに臨む入射端部３８ｃを構成し、軸方向延長部分３８
ａと半径方向延長部分３９ａの接続部には、両者に対し
て４５度をなす第一反射面３８ｂが形成されている。半
径方向延長部分３９ａの端部は、固定盤２０の表示記号
２１ａ〜２１ｆに臨む出射端部３９ｃを構成し、出射端
部３９ｃには、第一反射面３８ｂ平行をなす第二反射面
３９ｂが形成されている。
【００１６】コード板４０は環状で、裏面には回転操作
部材３０の回転中心を中心とする同心円状のコード部４
１が形成されている。
部材３０の回転中心を中心とする同心円状のコード部４
１が形成されている。
【００１７】台座５０は回転操作部材３０の外径より小
径な外径を有し、上端が蓋部５１によって塞がれた略円
筒状であり、その下端付近の側面から半径方向の二カ所
にねじ止め部５２が突設されている。蓋部５１の中心に
は、回転操作部材３０の軸部３２を挿通する軸穴５３が
穿設されている。蓋部５１には、軸穴５３から半径方向
に向けて広がる略扇形のブラシ突出穴部５４が穿設され
ている。ブラシ突出穴部５４を有さない領域には、回転
操作部材３０のクリック穴３６に対応する任意の一カ所
に、クリックピン５５を挿通させるクリックピン挿通穴
部５６が穿設されている。クリックピン挿通穴部５６の
下面には、蓋部５１にねじ５８をねじ込んでクリックば
ね５７が固定されている。
径な外径を有し、上端が蓋部５１によって塞がれた略円
筒状であり、その下端付近の側面から半径方向の二カ所
にねじ止め部５２が突設されている。蓋部５１の中心に
は、回転操作部材３０の軸部３２を挿通する軸穴５３が
穿設されている。蓋部５１には、軸穴５３から半径方向
に向けて広がる略扇形のブラシ突出穴部５４が穿設され
ている。ブラシ突出穴部５４を有さない領域には、回転
操作部材３０のクリック穴３６に対応する任意の一カ所
に、クリックピン５５を挿通させるクリックピン挿通穴
部５６が穿設されている。クリックピン挿通穴部５６の
下面には、蓋部５１にねじ５８をねじ込んでクリックば
ね５７が固定されている。
【００１８】回路基板６０上には、回転操作部材３０の
回転中心に位置させて、ＬＥＤ６３ａが設置されてい
る。回路基板６０には、回転位置検知用ブラシ６１が設
置されており、回転位置検知用ブラシ６１は、台座５０
の蓋部５１に穿設されたブラシ突出穴部５４からコード
板４０側へ突出する。
回転中心に位置させて、ＬＥＤ６３ａが設置されてい
る。回路基板６０には、回転位置検知用ブラシ６１が設
置されており、回転位置検知用ブラシ６１は、台座５０
の蓋部５１に穿設されたブラシ突出穴部５４からコード
板４０側へ突出する。
【００１９】本実施例の照明付表示ダイヤル装置は以下
のように組立てられる。略Ｌ字状のライトガイド３７ａ
の軸方向延長部分３８ａを軸穴３３に挿入し、半径方向
延長部分３９ａを導光部材装着溝３４に嵌めて回転操作
部材３０に固定する。回転操作部材３０は、台座５０の
クリックピン挿通穴部５６に挿通されて図中上方にクリ
ックばね５７によって付勢されてクリックピン挿通穴部
５６から突出したクリックピン５５の先端部を、回転操
作部材３０のクリック穴３６の任意の一カ所に納めると
ともに、軸部３２を台座５０の軸穴５３に挿通して、台
座５０に乗せる。固定盤２０は、軸部２３を回転操作部
材３０の穴部３５に挿通して回転操作部材３０に乗せ
る。固定盤２０の軸部２３に台座５０の蓋部５１の裏面
からねじ２４をねじ込んで固定盤２０を台座５０に固定
する。固定盤２０との間に回転操作部材３０を回動操作
可能に挟み込んだ台座５０は、回路基板６０に設置され
た回転位置検知用ブラシ６１をブラシ突出穴部５４から
コード板４０側へ突出するよう位置決めして、ねじ止め
部５２から回路基板６０にねじ６２をねじ込み回路基板
６０に固定する。
のように組立てられる。略Ｌ字状のライトガイド３７ａ
の軸方向延長部分３８ａを軸穴３３に挿入し、半径方向
延長部分３９ａを導光部材装着溝３４に嵌めて回転操作
部材３０に固定する。回転操作部材３０は、台座５０の
クリックピン挿通穴部５６に挿通されて図中上方にクリ
ックばね５７によって付勢されてクリックピン挿通穴部
５６から突出したクリックピン５５の先端部を、回転操
作部材３０のクリック穴３６の任意の一カ所に納めると
ともに、軸部３２を台座５０の軸穴５３に挿通して、台
座５０に乗せる。固定盤２０は、軸部２３を回転操作部
材３０の穴部３５に挿通して回転操作部材３０に乗せ
る。固定盤２０の軸部２３に台座５０の蓋部５１の裏面
からねじ２４をねじ込んで固定盤２０を台座５０に固定
する。固定盤２０との間に回転操作部材３０を回動操作
可能に挟み込んだ台座５０は、回路基板６０に設置され
た回転位置検知用ブラシ６１をブラシ突出穴部５４から
コード板４０側へ突出するよう位置決めして、ねじ止め
部５２から回路基板６０にねじ６２をねじ込み回路基板
６０に固定する。
【００２０】以上の構成により、回転操作部材３０はラ
イトガイド３７ａとコード部４１を備えたコード板４０
を有し、固定盤２０と台座５０の間に回動操作可能に支
持される。回転操作部材３０を回動操作すると、回転操
作部材３０に固定されたライトガイド３７ａの半径方向
延長部分３９ａの出射端部３９ｃが表示記号２１ａ〜２
１ｆの背面を移動する。これと同時に回転操作部材３０
の裏面に固定されたコード板４０のコード部４１が回路
基板６０上に配置された回転位置検知ブラシ６１に摺接
する。
イトガイド３７ａとコード部４１を備えたコード板４０
を有し、固定盤２０と台座５０の間に回動操作可能に支
持される。回転操作部材３０を回動操作すると、回転操
作部材３０に固定されたライトガイド３７ａの半径方向
延長部分３９ａの出射端部３９ｃが表示記号２１ａ〜２
１ｆの背面を移動する。これと同時に回転操作部材３０
の裏面に固定されたコード板４０のコード部４１が回路
基板６０上に配置された回転位置検知ブラシ６１に摺接
する。
【００２１】クリックばね５７、クリックピン挿通穴部
５６、クリックピン５５及び、クリック穴３６からなる
クリックストップ機構は、回転操作部材３０を回動操作
すると、回転操作部材３０に固定されたライトガイド３
７ａの半径方向延長部分３９ａの出射端部３９ｃが、そ
れぞれの表示記号２１ａ〜２１ｆの背面にクリックスト
ップするよう形成されている。選択した一つの表示記号
２１ａ〜２１ｆの背面にライトガイド３７ａの半径方向
延長部分３９ａの出射端部３９ｃがクリックストップす
ると、回転位置検知ブラシ６１によってライトガイド３
７ａの半径方向延長部分３９ａの出射端部３９ｃが停止
した位置を検知する。回転位置検知ブラシ６１からの信
号をカメラ内の制御回路が検知し、回路基板６０上のＬ
ＥＤ６３ａを発光させる。
５６、クリックピン５５及び、クリック穴３６からなる
クリックストップ機構は、回転操作部材３０を回動操作
すると、回転操作部材３０に固定されたライトガイド３
７ａの半径方向延長部分３９ａの出射端部３９ｃが、そ
れぞれの表示記号２１ａ〜２１ｆの背面にクリックスト
ップするよう形成されている。選択した一つの表示記号
２１ａ〜２１ｆの背面にライトガイド３７ａの半径方向
延長部分３９ａの出射端部３９ｃがクリックストップす
ると、回転位置検知ブラシ６１によってライトガイド３
７ａの半径方向延長部分３９ａの出射端部３９ｃが停止
した位置を検知する。回転位置検知ブラシ６１からの信
号をカメラ内の制御回路が検知し、回路基板６０上のＬ
ＥＤ６３ａを発光させる。
【００２２】ＬＥＤ６３ａが発した照明光は、回転操作
部材３０の軸穴３３に挿入されたライトガイド３７ａの
軸方向延長部分３８ａの入射端部３８ｃからライトガイ
ド３７ａに入射する。軸方向延長部分３８ａに入射した
照明光は、第一反射面３８ｂによって反射され半径方向
延長部分３９ａ内を進み、第二反射面３９ｂによって反
射され出射端部３９ｃにから出射される。出射された照
明光は、固定盤２０の開口部２２ａ〜２２ｆを通過し、
選択した一つの表示記号２１ａ〜２１ｆのみを背面から
照明する。表示板２１の表示記号２１ａ〜２１ｆは透光
性材料で形成されているため照明光を透過する。このた
め背面からの照明で表示記号２１ａ〜２１ｆを発光表示
することが可能となる。
部材３０の軸穴３３に挿入されたライトガイド３７ａの
軸方向延長部分３８ａの入射端部３８ｃからライトガイ
ド３７ａに入射する。軸方向延長部分３８ａに入射した
照明光は、第一反射面３８ｂによって反射され半径方向
延長部分３９ａ内を進み、第二反射面３９ｂによって反
射され出射端部３９ｃにから出射される。出射された照
明光は、固定盤２０の開口部２２ａ〜２２ｆを通過し、
選択した一つの表示記号２１ａ〜２１ｆのみを背面から
照明する。表示板２１の表示記号２１ａ〜２１ｆは透光
性材料で形成されているため照明光を透過する。このた
め背面からの照明で表示記号２１ａ〜２１ｆを発光表示
することが可能となる。
【００２３】ライトガイド３７ａは、回転操作部材３０
に固定されているため、回転操作部材３０を回動操作す
ることによってライトガイド３７ａの半径方向延長部分
３９ａの出射端部３９ｃは全ての表示記号２１ａ〜２１
ｆの背面に移動することができる。このためＬＥＤ６３
ａが発した照明光は、全ての表示記号２１ａ〜２１ｆの
背面に到達することができる。これにより単一のＬＥＤ
６３ａで全ての表示記号２１ａ〜２１ｆを照明すること
が可能となる。また単体で複数色を発色するＬＥＤ６３
ａを使用する事によって、選択する表示記号２１ａ〜２
１ｆに応じて照明光の色を変えることが可能となり識別
性と視認性が向上する。
に固定されているため、回転操作部材３０を回動操作す
ることによってライトガイド３７ａの半径方向延長部分
３９ａの出射端部３９ｃは全ての表示記号２１ａ〜２１
ｆの背面に移動することができる。このためＬＥＤ６３
ａが発した照明光は、全ての表示記号２１ａ〜２１ｆの
背面に到達することができる。これにより単一のＬＥＤ
６３ａで全ての表示記号２１ａ〜２１ｆを照明すること
が可能となる。また単体で複数色を発色するＬＥＤ６３
ａを使用する事によって、選択する表示記号２１ａ〜２
１ｆに応じて照明光の色を変えることが可能となり識別
性と視認性が向上する。
【００２４】なお、上記実施例では、本発明の照明付表
示ダイヤル装置をカメラに適用して説明したが、本発明
はこの実施例に限定されず、ダイヤル機構を用いた他の
機器にも用いることができる。また上記実施例では、導
光部材にライトガイドを適用し、発光部材にＬＥＤを適
用して説明したが、本発明はこれに限定されない。
示ダイヤル装置をカメラに適用して説明したが、本発明
はこの実施例に限定されず、ダイヤル機構を用いた他の
機器にも用いることができる。また上記実施例では、導
光部材にライトガイドを適用し、発光部材にＬＥＤを適
用して説明したが、本発明はこれに限定されない。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コストダ
ウンにつながる構成の簡素化がなされた照明付表示ダイ
ヤル装置を得ることができる。
ウンにつながる構成の簡素化がなされた照明付表示ダイ
ヤル装置を得ることができる。
【図１】 本発明のモードダイヤルの一実施形態を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図２】 組み立てた状態の図１のII−II線に沿った断
面図である。
面図である。
２０ 固定盤 ２１ 表示板 ２１ａ〜２１ｆ 表示記号 ２２ 穴あき盤 ２２ａ〜２２ｆ 開口部 ２３ 軸部 ２４ ねじ ３０ 回転操作部材 ３１ 底部 ３２ 軸部 ３３ 軸穴 ３４ 導光部材装着溝 ３５ 穴部 ３６ クリック穴 ３７ 導光部材 ３７ａ ライトガイド ３８ａ 軸方向延長部分 ３８ｂ 第一反射面 ３８ｃ 入射端部 ３９ａ 半径方向延長部分 ３９ｂ 第二反射面 ３９ｃ 出射端部 ４０ コード板 ４１ コード部 ５０ 台座 ５１ 蓋部 ５２ ねじ止め部 ５３ 軸穴 ５４ ブラシ突出穴部 ５５ クリックピン ５６ クリックピン挿通穴部 ５７ クリックばね ５８ ねじ ６０ 回路基板 ６１ 回転位置検知用ブラシ ６２ ねじ ６３ 発光部材 ６３ａ ＬＥＤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 智司 東京都板橋区前野町２丁目36番９号 旭光 学工業株式会社内 Ｆターム(参考） 2H100 AA18 2H102 BB02 BB05 BB14 CA01 5G019 AA01 AF33 AM03 JJ02 JJ08 KK03 SK02 SY15 5G052 AA19 AA23 BB02 JA02 JA08 JB05 JC02 JC04
Claims (8)
- 【請求項１】 固定盤；この固定盤に対し回動操作可能
に支持された回転操作部材；上記固定盤に、回転操作部
材の回転中心を中心とする同一円周上に位置させて透光
性材料により形成した複数の表示記号；上記回転操作部
材の回転中心に位置させて固定して設けた発光部材；及
び、上記回転操作部材の回動位置に拘わらず一端入射端
部がこの発光部材に臨み、該回転操作部材の回動位置に
応じて他端出射端部が上記複数の表示記号のいずれかに
択一して臨む、上記回転操作部材上に固定された導光部
材；を備えたことを特徴とする照明付表示ダイヤル装
置。 - 【請求項２】 請求項１記載の照明付表示ダイヤル装置
において、固定盤は、複数の表示記号に対応する位置に
開口部を有する穴あき盤と、この穴あき盤の各開口部上
に位置する表示記号を描いた表示板とからなっている照
明付表示ダイヤル装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の照明付表示ダイ
ヤル装置において、回転操作部材の裏面には、該回転操
作部材の回転位置を検出する環状のコード板が備えられ
ている照明付表示ダイヤル装置。 - 【請求項４】 請求項１から３のいずれか１項記載の照
明付表示ダイヤル装置において、回転操作部材の回転中
心に位置する発光部材は、回路基板に固定された照明付
表示ダイヤル装置。 - 【請求項５】 請求項４記載の照明付表示ダイヤル装置
において、固定盤を固定する台座には、回路基板に固定
した発光部材に対応する位置に穴部を穿設した照明付表
示ダイヤル装置。 - 【請求項６】 請求項１から５のいずれか一項記載の照
明付表示ダイヤル装置において、発光部材は単体で一色
または複数色の照明光を発する照明付表示ダイヤル装
置。 - 【請求項７】 請求項６記載の照明付表示ダイヤル装置
において、発光部材は、ＬＥＤである照明付表示ダイヤ
ル装置。 - 【請求項８】 請求項１から７のいずれか一項記載の照
明付表示ダイヤル装置において、導光部材は、複数の反
射面を有する照明付表示ダイヤル装置。
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