JP2002074351A - 歪み補正装置およびその方法ならびに歪み補正プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

歪み補正装置およびその方法ならびに歪み補正プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002074351A JP2000260360A JP2000260360A JP2002074351A JP 2002074351 A JP2002074351 A JP 2002074351A JP 2000260360 A JP2000260360 A JP 2000260360A JP 2000260360 A JP2000260360 A JP 2000260360A JP 2002074351 A JP2002074351 A JP 2002074351A
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Daisaku Horie
大作 保理江
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影対象面の高さが一様でないために生じる
撮影画像の歪みを、撮影条件によらず、容易かつ正確に
補正することのできる歪み補正装置を提供する。 【解決手段】 見開き原稿等の入力画像データに所定の
前処理(S301)、およびエッジ画像の作成処理を行
なう(S303)。作成されたエッジ画像から原稿の上
端および下端の検出を行なう(S305)。検出された
原稿の上下端情報から、撮像器と原稿との相対位置につ
いて検出を行なう(S307)。次に、撮像器から原稿
までの概距離、撮像器の相対位置、および原稿端情報を
用いて、原稿上の各点における高さ情報を算出する(S
309)。最後に、入力画像データに高さ情報を用いた
幾何学変形補正を行なう(S311)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歪み補正装置および
その方法ならびに歪み補正プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、本などの
見開き原稿を撮影した画像に対して、あたかも原稿が平
面であるかのような画像を得ることのできる歪み補正装
置およびその方法ならびに歪み補正プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】製本された本等の見開き原稿を上方から
撮影すると、原稿台から原稿表面(撮影対象面)までの
高さが均一でないために、歪んだ画像が得られる。図2
0に、見開き本を上方から撮影した場合に得られる歪ん
だ画像の一例を示す。
【0003】本図を参照して、撮影された見開き本2の
画像は、丸で囲んだ領域aのように、文字列に歪みが生
じ、位置毎に異なる回転を含む。さらに、丸で囲んだ領
域bのように、画像の位置毎に文字のサイズが異なり、
また、文字変形が生じる。したがって、このような歪ん
だ画像からは文字認識を行なうことが困難であった。な
お、このような画像の歪みの問題は、文字領域に限られ
ず、写真領域や罫線で囲まれた領域等についても同様に
生じる。
【0004】以下、図21および図22を用いて、画像
の歪みが生じる様子を、原稿画像の垂直方向と水平方向
とに分けて簡単に説明する。
【0005】まず、垂直方向に生じる歪みについて説明
する。図21は、原稿画像の水平方向の位置によって、
画像のサイズが変化する様子を示した図である。本図を
参照して、ここでは、見開き本2を真横から見た図を模
式的に示している。撮像部は、見開き本2のほぼ中央付
近(点P0)上方の点P1に位置している。見開き本2
の撮影面上の点Aや点Bは、原稿台からの高さがそれぞ
れ異なる。このため、撮像部のある点P1からの垂直距
離もそれぞれ異なる。
【0006】撮像部からの垂直距離が異なると、それに
応じて画像のサイズが変化する。具体的には、垂直距離
が短いほど画像のサイズは大きくなり、垂直距離が長い
ほど画像のサイズは小さくなる。したがって、下側の図
に示すように、原稿の水平方向の位置に応じて、すなわ
ち、原稿台からの高さに応じて、画像サイズが変化し、
解像度の変化が生じる。
【0007】次に、水平方向に生じる歪みについて説明
する。図22は、原稿画像の水平方向に画像の伸び縮み
が生じる様子を示した図である。撮影条件は図21と同
様であり、ここでも、見開き本2を真横から見た図を模
式的に示している。見開き本2の撮影面は、曲面となっ
ている。このため、見開き本2上の等間隔点の位置にあ
る画像は、下側の図に示すように、平面上の間隔の異な
る位置へと変換される。したがって、得られる撮影画像
は水平方向に伸び縮みが生じる。
【0008】その結果、図23に示すように、本来の平
面画像(a)が、水平方向および垂直方向それぞれに歪
んだ画像(b)として撮影されることになる。
【0009】従来から、このような画像の歪み(以下、
「ブック歪み」という)を補正するために様々な方法が
提案されている。たとえば、特開平5−292314お
よび特開平6−97658では、それぞれ、照射したス
ポット光およびスリット光を用いて原稿の面形状を検出
することにより、ブック歪みを補正する技術が開示され
ている。また、特開平9−102854には、原稿横に
設置されたミラーを用いて原稿の真横からの高さ変化を
検出し、ブック歪みを補正する技術が開示されている。
さらに、特開2000−20682には、原稿端の歪曲
状態を基に原稿の高さ方向の変化を算出し、これを利用
して補正を行なう技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような補正方法では、以下に示すような問題が生じて
いた。
【0011】すなわち、特開平5−29231に示され
る技術では、原稿の面形状の検出、即ち、高さの検出精
度を上げるために、極めて多数の位置について測定する
必要があった。また、正確な測定のためにスポット光の
光量を十分に確保しなければならない。このため、装置
が大型化すると共に、処理時間が長くなるという問題が
あった。さらに、最終的な文書画像を得るために、画像
からスポット光の影響を消去する補正処理も必要であっ
た。同様に、特開平6−97658に示される技術で
も、スリット光の光量や消去のための補正処理の必要性
に関して問題があった。
【0012】また、特開平9−102854に示される
技術では、設置されたミラーを用いて高さ変化の検出を
行なうため、撮影器や被写体の位置が限定されるという
問題があった。
【0013】さらに、特開2000−20682に示さ
れる技術では、原稿と撮像器の位置が固定である密着型
スキャナを想定しているため、手持ち撮像器等、被写体
原稿と撮像器との相対位置が不定である場合への適用は
困難であった。
【0014】即ち、相対位置が不定であると、高さ変化
が激しい原稿をほぼ真上から見た場合の原稿端形状と、
高さ変化が緩やかな原稿を角度をつけて見た場合の原稿
端形状との区別をつけることができない。このため、原
稿の高さ方向の変化が特定できず、正確な補正を行うこ
とができないといった問題があった。
【0015】本発明はかかる実状に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、撮影対象面の高さが一様でない
ために生じる撮影画像の歪みを、撮影条件によらず、容
易かつ正確に補正することのできる歪み補正装置および
その方法ならびに歪み補正プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供すことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のある局面に従うと、歪み補正装置は、撮像
部により撮影された対象物の画像データを取得する画像
データ取得手段と、取得された画像データからライン状
の領域を検出する検出手段と、撮像部と対象物との相対
位置に関する情報を取得する位置情報取得手段と、取得
された相対位置に関する情報および検出されたライン状
の領域に基づいて、対象物の撮影面の高さ分布情報を算
出する算出手段と、算出された高さ分布情報に基づい
て、取得された画像データを幾何変換する変換手段とを
備える。
【0017】この発明に従うと、検出されたライン状の
領域、および、撮像部と対象物との相対位置に関する情
報に基づいて、対象物の撮影面の高さ分布情報が算出さ
れる。このため、原稿台からの高さが一様でない見開き
原稿を手持ち型の撮像器で上方から撮影する場合のよう
に、撮像器の撮影位置が変化する場合であっても、撮像
部と対象物との相対位置に関する情報を取得すること
で、それに基づいて高さ分布情報を正確に算出すること
ができる。
【0018】そして、算出された高さ分布情報に基づい
て、画像データが幾何変換される。正確に算出された高
さ情報を基に比較的容易な幾何変換が行なわれるため、
容易かつ正確に撮影された画像の歪みを補正することが
できる。
【0019】したがって、撮影対象面の高さが一様でな
いために生じる撮影画像の歪みを、撮影条件によらず、
容易かつ正確に補正することのできる歪み補正装置を提
供することが可能となる。
【0020】好ましくは、ライン状の領域は、対象物の
端部、または、罫線、文字列等の対象物の撮影面上に記
載された連続線を含む。
【0021】これによると、検出手段により、取得され
た画像データから、対象物の端部、または、罫線、文字
列等の対象物の撮影面上に記載された連続線が検出され
る。見開き原稿の原稿端など、対象物の端部の検出であ
ると、対象物全体にわたる適切なラインデータが取得さ
れることになる。また、罫線等の検出であると、原稿端
など、対象物の端部が撮影画像に含まれていない場合で
あってもラインデータを取得することができる。
【0022】また、好ましくは、相対位置に関する情報
は、撮像部と対象物の垂直距離に関する情報および水平
距離に関する情報を含み、位置情報取得手段は、垂直距
離に関する情報を取得する垂直距離取得手段と、水平距
離に関する情報を取得する水平距離取得手段とを含む。
【0023】これによると、撮像部と対象物との相対位
置に関する情報には、撮像部と対象物の垂直距離に関す
る情報および水平距離に関する情報を含む。このため、
撮像部と対象物との位置関係が明確になり、対象物の撮
影面の高さ分布情報を容易かつ正確に算出することが可
能となる。
【0024】ここで、垂直距離に関する情報とは、撮像
部から撮影対象物に下ろした垂線の足の長さ(概距離情
報)を意味し、水平距離に関する情報とは、たとえば、
撮影対象物に対する、撮像部から撮影対象物に下ろした
垂線の足の位置情報を意味する。
【0025】好ましくは、検出手段は、画像データから
2つのライン状の領域を検出し、水平距離取得手段は、
検出された2つのライン状の領域の傾きを基に、水平距
離に関する情報を算出することを特徴とする。
【0026】これによると、撮像部と対象物との水平距
離に関する情報が、検出された2つのライン状の領域の
傾きを基に算出される。ライン状の領域の局所的な傾き
が用いられるため、簡易な処理でもって水平距離に関す
る情報を算出することができる。
【0027】好ましくは、歪み補正装置は、取得された
画像データのエッジを強調するエッジ強調画像を作成す
るエッジ画像作成手段をさらに含み、検出手段は、作成
されたエッジ強調画像を基にライン状の領域を検出する
ことを特徴とする。
【0028】これによると、エッジ強調画像を基に、ラ
イン状の領域が検出されるため、検出処理を容易かつ確
実に行なうことが可能となる。
【0029】好ましくは、歪み補正装置は、取得された
画像データに所定の前処理を行なう前処理手段をさらに
備え、エッジ画像作成手段は、所定の前処理の行なわれ
た画像データを基にエッジ強調画像を作成し、所定の前
処理は、倍率変更処理、鮮鋭化処理、白画素拡大処理、
平滑化処理の少なくとも1つを含む。
【0030】これによると、倍率変更処理等の所定の前
処理が行なわれた後の画像データを基にエッジ強調画像
が作成される。このため、エッジ強調画像の作成がし易
くなり、より適切な画像を作成することが可能となる。
【0031】また、本発明の別の曲面に従うと、歪み補
正方法は、撮像部により撮影された対象物の画像データ
を取得する画像データ取得ステップと、取得された画像
データからライン状の領域を検出する検出ステップと、
撮像部と対象物との相対位置に関する情報を取得する位
置情報取得ステップと、取得された相対位置に関する情
報および検出されたライン状の領域に基づいて、対象物
の撮影面の高さ分布情報を算出する算出ステップと、算
出された高さ分布情報に基づいて、取得された画像デー
タを幾何変換する変換ステップとを備える。
【0032】この発明に従うと、検出されたライン状の
領域、および、撮像部と対象物との相対位置に関する情
報に基づいて、対象物の撮影面の高さ分布情報が算出さ
れる。このため、原稿台からの高さが一様でない見開き
原稿を手持ち型の撮像器で上方から撮影する場合のよう
に、撮像器の撮影位置が変化する場合であっても、撮像
部と対象物との相対位置に関する情報を取得すること
で、それに基づいて高さ分布情報を正確に算出すること
ができる。
【0033】そして、算出された高さ分布情報に基づい
て、画像データが幾何変換される。正確に算出された高
さ情報を基に比較的容易な幾何変換が行なわれるため、
容易かつ正確に撮影された画像の歪みを補正することが
できる。
【0034】したがって、撮影対象面の高さが一様でな
いために生じる撮影画像の歪みを、撮影条件によらず、
容易かつ正確に補正することのできる歪み補正方法を提
供することが可能となる。
【0035】好ましくは、ライン状の領域は、対象物の
端部、または、罫線、文字列等の対象物の撮影面上に記
載された連続線を含む。
【0036】これによると、検出ステップにおいて、画
像データから、対象物の端部、または、罫線、文字列等
の対象物の撮影面上に記載された連続線が検出される。
見開き原稿の原稿端など、対象物の端部の検出である
と、対象物全体にわたる適切なラインデータが取得され
ることになる。また、罫線等の検出であると、原稿端な
ど、対象物の端部が撮影画像に含まれていない場合であ
ってもラインデータを取得することができる。
【0037】好ましくは、相対位置に関する情報は、撮
像部と対象物の垂直距離に関する情報および水平距離に
関する情報を含み、位置情報取得ステップは、垂直距離
に関する情報を取得する垂直距離取得ステップと、水平
距離に関する情報を取得する水平距離取得ステップとを
含む。
【0038】これによると、撮像部と対象物との相対位
置に関する情報には、撮像部と対象物の垂直距離に関す
る情報および水平距離に関する情報を含む。このため、
撮像部と対象物との位置関係が明確になり、対象物の撮
影面の高さ分布情報を容易かつ正確に算出することが可
能となる。
【0039】好ましくは、検出ステップは、画像データ
から2つのライン状の領域を検出し、水平距離取得ステ
ップは、検出された2つのライン状の領域の傾きを基
に、水平距離に関する情報を算出することを特徴とす
る。
【0040】これによると、撮像部と対象物との水平距
離に関する情報が、検出された2つのライン状の領域の
傾きを基に算出される。ライン状の領域の局所的な傾き
が用いられるため、簡易な処理でもって水平距離に関す
る情報を算出することができる。
【0041】好ましくは、歪み補正方法は、取得された
画像データのエッジを強調するエッジ強調画像を作成す
るエッジ画像作成ステップをさらに含み、検出ステップ
は、作成されたエッジ強調画像を基にライン状の領域を
検出することを特徴とする。
【0042】これによると、エッジ強調画像を基に、ラ
イン状の領域が検出されるため、検出処理を容易かつ確
実に行なうことが可能となる。
【0043】好ましくは、歪み補正方法は、取得された
画像データに所定の前処理を行なう前処理ステップをさ
らに備え、エッジ画像作成ステップは、所定の前処理の
行なわれた画像データを基にエッジ強調画像を作成し、
所定の前処理は、倍率変更処理、鮮鋭化処理、白画素拡
大処理、平滑化処理の少なくとも1つを含む。
【0044】これによると、倍率変更処理等の所定の前
処理が行なわれた後の画像データを基にエッジ強調画像
が作成される。このため、エッジ強調画像の作成がし易
くなり、より適切な画像を作成することが可能となる。
【0045】本発明のさらに別の曲面に従うと、コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、上述したいずれかの
歪み補正方法をコンピュータに実行させるための歪み補
正プログラムを記録する。
【0046】この発明に従うと、撮影対象面の高さが一
様でないために生じる撮影画像の歪みを、撮影条件によ
らず、容易かつ正確に補正することのできる歪み補正方
法をコンピュータに実行させるための歪み補正プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提
供することが可能となる。
【0047】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0048】図1は、本発明の実施の形態における歪み
補正装置を備えた手持ち型の撮像器1が、見開き原稿2
を撮影する様子を示した図である。歪み補正装置は、本
図に示すような手持ち型の撮像器1の内部に設けられて
いる。そして、撮像器1により、本などの見開き原稿2
が上方から撮影されると、その撮影された画像の歪み補
正処理を行なう。
【0049】図2は、本発明の実施の形態における歪み
補正装置200全体の概略構成を示した図である。本図
を参照して、歪み補正装置200は、撮像器1により撮
影された原稿の画像データを入力する入力部201と、
CPU209で行なわれる歪み補正処理プログラムを保
存し、また、入力された画像データ、処理データ等を格
納するメモリ203と、撮像器1から撮影対象である原
稿面までの距離を測定する距離センサ205と、CPU
209により歪み補正がなされた後の画像データを出力
する出力部207と、これらを制御等し、歪み補正処理
を行なうCPU209とを含む。
【0050】撮像器1により撮影された画像データは、
デジタルデータとして、入力部201から歪み補正装置
200内に入力される。入力された画像データは、メモ
リ203内の所定領域に一旦格納される。格納された画
像データは、適宜CPU209により読み出され、各種
画像処理が施される。この際、必要に応じて距離センサ
205により測定された原稿面までの概距離データも使
用される。画像処理が施された後の最終の画像データ
は、出力部207から歪み補正装置200の外部に出力
される。
【0051】以下、歪み補正装置200の行なう処理に
ついて詳細に説明する。図3は、歪み補正装置200に
おけるブック歪み補正処理の全体の流れを示したフロー
チャートである。歪み補正装置200は、まず、ステッ
プS301の処理を行なう前に、距離センサ205によ
り手持ち型の撮像器1から撮影対象である原稿面までの
概距離についての情報を得る。この際、距離センサ20
5は、コントラスト法、三角測量、および位相差方式等
のいずれを用いて距離を算出してもよい。なお、原稿サ
イズが既知であるならば画像内の原稿サイズを基に、概
距離情報を算出してもよい。
【0052】この後、ブック歪みを補正するための処理
を行なうが、ここでは説明の簡略化のため、原稿は左右
に見開きの状態であることが既知であるものとする。原
稿の見開き方向が左右であるか上下であるか、あるいは
原稿が回転しているか否かについては、原稿端、または
原稿の角の位置関係を基に検出ができる。そして、原稿
が左右の見開き状態になるように画像あるいは座標軸を
回転して考えれば同様に補正が行なえるため、ここでは
詳細の説明を省略し、左右に見開き状態であるとする。
【0053】原稿面までの概距離情報が求められると、
ステップS301において、撮像器1により撮影された
見開き原稿の画像データに対して前処理が行なわれる。
すなわち、入力画像データに縮小処理、鮮鋭化処理、平
滑化処理、および白画素拡大処理等が施される。
【0054】図4は、図20で示した見開き原稿の撮影
画像を、縮小処理した後に、鮮鋭化処理、白画素拡大処
理、平滑化処理を順に行なった場合の画像を示す図であ
る。このような前処理を行なうことで、後に行なうエッ
ジ画像の作成を確実に行なうことが可能となる。
【0055】前処理が終了すると、ステップS303に
おいて、エッジ画像の作成処理が行なわれる。エッジ画
像の作成には、例えば二次微分処理が使用される。図5
に、図4の前処理が施された画像を基に、二次微分の絶
対値を算出して、二次微分画像を作成した図を示す。こ
のようなエッジ画像を作成することにより、後に行なう
原稿端検出を確実に行なうことが可能となる。
【0056】エッジ画像の作成が終了すると、次にステ
ップS305において、原稿端の検出処理が行なわれ
る。本ステップでは、後に行なう撮像器1の相対位置検
出処理に必要なため、上端および下端の両方の原稿端の
検出が行なわれる。なお、検出方法の詳細については、
後述する。
【0057】原稿端が検出されると、ステップS307
において、検出された原稿の上下端情報から、撮像器1
と原稿との相対位置についての検出処理が行なわれる。
ここで、相対位置とは、原稿の置かれている平面に撮像
器1から垂線を下ろした場合、その垂線の足が、撮影さ
れた原稿画像上のどこに位置するかを示す位置情報のこ
とである。この相対位置と、原稿と撮像器1間の距離情
報とが分からなければ、検出された原稿端の形状から、
正確な高さ情報を取得することができなくなる。
【0058】図8から図10は、高さの異なる原稿につ
いて、原稿端を検出した場合、同じような原稿端の形状
が得られる場合を示す図である。いずれも、点P1に撮
像器1が存在し、原稿の上端を検出する場合を考える。
なお、点P0は、撮像器1から下ろした垂線の足であ
る。また、いずれも、(a)は、撮像器1と原稿との撮
影位置関係を示した斜視図であり、(b)は、原稿を上
からみた平面図である。
【0059】例えば、図8で示すように、撮像器1か
ら、薄い見開き原稿をかなり鋭角で見た場合に得られる
原稿端形状lと、図9で示すように、分厚い原稿をほぼ
真上から見た場合に得られる原稿端形状l’と、図10
に示すように、薄い原稿をほぼ真上から見た場合であっ
て、原稿サイズが大きい場合に得られる原稿端形状l”
とは、いずれも形状が似ている。したがって、これらの
場合は、相対位置情報(点P0についての位置情報)が
分からなければ、上端から高さ変化を正確に検出するこ
とができなくなる。
【0060】撮像器1の相対位置の検出が終了すると、
ステップS309において、原稿端の形状を基に高さ情
報の算出処理が行なわれる。すなわち、撮像器1から原
稿までの概距離、撮像器1の相対位置、および原稿端情
報を用いて、原稿上の各点における高さ情報が算出され
る。
【0061】なお、左右方向に見開きが存在する原稿画
像では、縦方向には高さの変化が少ないものと想定す
る。このため、ここでは原稿端の上端のみを用いて左右
方向の高さ情報を算出する。
【0062】高さ情報が算出されると、最後に、ステッ
プS311において、原稿画像データに対して高さ情報
を用いた幾何学変形補正処理が行なわれる。すなわち、
撮影された原稿画像に対して、水平方向(x軸方向)に
ついて、曲面を平面に伸ばすような画像の幾何学変換が
行なわれる。また、垂直方向(y軸方向)については、
画像のサイズが異なり伸び縮みが生じている画像の倍率
変更が行なわれる。
【0063】幾何学変形補正処理が完了すると、ブック
歪みに対する補正処理が終了する。以上説明した処理を
行なうことにより、見開き原稿を上方から撮影した際に
生じる画像の歪みが補正され、あたかも平面原稿である
かのように画像を再現することができる。
【0064】続いて、図3のブック歪み補正処理におけ
る原稿端検出処理(S305)、撮像器の相対位置検出
処理(S307)、高さ情報算出処理(S309)、お
よび幾何学変形補正処理(S311)の各処理の詳細に
ついて説明する。
【0065】まず、図6を用いて原稿端の検出処理(S
305)を説明する。本図を参照して、長方形枠は入力
画像全体の外延を示しており、曲線Lは検出された原稿
端を示している。また、点線Lv0、Lv1、およびL
v2は、入力画像全体を水平方向に4等分した際のライ
ンである。
【0066】通常、原稿画像は入力画像の中央付近には
必ず存在すると考えられる。このため、点線Lv1から
点線Lv2の間にまたがって存在する最も上に位置する
連続エッジを原稿の上端として認識する。
【0067】したがって、まず点線Lv1上で、最も上
に存在するエッジ画素を検出する。具体的には、二次微
分画像の点線Lv1上の位置にある画素を、上から順に
一定のしきい値Th1よりも大きいか否かを調ることに
より行なう。しきい値Th1より大きい画素が検出され
ると、その時点で、その画素を最も上に存在するエッジ
画素として認識する。
【0068】Lv1上のエッジ画素が検出されると、次
は、右側のエッジ画素の検出を順に行なう。図7は、右
側のエッジ画素の検出を説明するために、図6のA付近
の画素を拡大して示した図である。本図を参照して、検
出されたエッジ画素を注目画素Pとすると、その注目画
素位置の右側5画素(01〜05)の中から、次のエッ
ジ画素を検出する。
【0069】まず、右側5画素のうち、最も二次微分画
像の画素値が大きい画素を選択する。次に、この画素の
画素値をしきい値Th2(<Th1)と比較して大きい
か否かを判断する。結果、大きければこの画素をエッジ
画素と認識する。そして、エッジ画素と認識された画素
を注目画素として、同様に右側の5画素についてのエッ
ジ画素の抽出を行なう。このようにして、順にエッジの
追跡を行なう。
【0070】点線Lv2に到達するまでに、しきい値T
h2よりも大きいい画素が存在せず、エッジが途切れて
しまった場合には、そのラインはエッジではないとはん
だんし、新たにエッジの抽出を行なう。すなわち、ま
ず、点線Lv1上のエッジ画素として、先に抽出された
画素より下側の画素を選択して、同様に右側にエッジを
追跡する。この処理を適宜繰り返すことにより、点線L
v1と点線Lv2との間にまたがる最も上部に位置する
連続エッジを原稿上端として抽出する。
【0071】連続エッジが抽出されると、次は、点線L
v1から左側および点線L2から右側に、同様のエッジ
追跡を行なう。そして、最終的に二次微分画像におい
て、原稿の上端を検出する。
【0072】同様にして、原稿の下端の検出も行なう。
すなわち、図6における処理を上下対象にして行なうこ
とで、原稿の下端を検出することができる。なお、左端
や右端を検出する必要がある場合にも、同様にして行な
う。
【0073】検出された上部の原稿端は、縮小画像に対
して検出されたものであるため、元画像のサイズに対応
させる必要がある。したがって、線形補間やキュービッ
クコンボリューション等の既存の補間方法によって原稿
端画像情報を復元しておく。
【0074】次に、撮像器1と原稿との相対位置の検出
処理(S307)について説明する。図11は、原稿端
情報から相対位置を算出する具体例を説明するための図
である。本図を参照して、ここでは、水平方向にx軸
を、垂直方向にy軸をとっている。そして、原稿端の局
所的な傾きを基に、相対位置を算出する。
【0075】まず、撮影された見開き原稿2の上端の点
(X、Ya)における傾き角θと、同じx座標値の原稿
下端の点(X、Yb)における傾き角φとを求める。そ
の結果、θとφが同符合、かつ|θ|>|φ|の場合
は、撮像器1のy方向の位置(相対位置座標)Ycは、
Yc=Yb+k×(Yb−Ya)×|φ|により求め
る。そして、θとφが同符合、かつ|θ|≦|φ|の場
合は、Yc=Ya−k×(Yb−Ya)×|θ|によ
り、また、θとφが異符号の場合は、Yc={(Ya+
Yb)/2}+{(Yb−Ya)/2}×(|φ|−|
θ|)/(|θ|+|φ|)により、それぞれ求める。
【0076】ここで、係数kは、撮像器1と原稿との概
距離、標準的な被写体のサイズ(または撮影画角)等に
応じて、その都度一義的に設定される値である。本図に
おいては、文字列Sで示されるY座標位置が撮像器1の
相対位置となる。なお、傾き角は反時計回りを正とする
ため、本図においては、θは正であるがφは負となる。
【0077】また、原稿端の局所的な傾き角を用いて相
対位置を算出する代わりに、原稿内の文字列、矩形、罫
線等の傾きを用いて同様に算出してもよい。原稿端が上
下端とも画像内に撮像されているとは限らないからであ
る。傾き角の抽出には、画像の縮小、黒画素の拡大、平
滑化等によって黒画素を拡大した後に測定を行なうな
ど、周知の方法により行なう。
【0078】なお、原稿端や文字列等を用いて傾きを抽
出する場合、傾きが検出されず、傾き角が0となる局所
領域が検出されたとすると、その位置を相対位置として
決定してもよい。たとえば、図11においては、傾き角
が0となる文字列Sを含む領域が、相対位置として決定
されることになる。また、相対位置の精度を上げるため
に図12の点線で囲んだ領域のように複数の領域に対し
て求めた傾き角を基に、撮像器1の相対位置を算出して
もよい。
【0079】続いて、図13および図14を用いて、高
さ情報の算出処理について説明する。図13は、撮影さ
れた原稿端Lと撮像器1との位置関係を示した斜視図で
ある。また、図14は、図13を矢印方向から見た場合
の位置関係を説明するための図である。
【0080】図13および図14を参照して、点P1は
撮像器1の位置、点P0は原稿が置かれている平面にP
1から下ろした垂線の足、点A’は原稿端上で最も高さ
が高い位置、点B’は任意の原稿端上の位置を、それぞ
れ示している。また、曲線Lは撮影された原稿端形状を
示している。
【0081】このため、たとえば、点A’の高さ情報
は、三角形の相似関係を用いて、A’A=P1P0・A
2A/A2P0として算出することができる。同様に、
点B’の高さ情報も、B’B=P1P0・B2B/B2
P0として算出することができる。
【0082】ここで、P1P0は、撮像器1から原稿ま
での概距離である。また、P0Pは、撮像器1の原稿に
対する相対位置として求められるため、A2P0やB2
P0は、P0Pと各座標値とから求められる。
【0083】最後に、高さ情報を用いた幾何学変形補正
処理(ステップS311)について説明する。図15
は、水平方向に幾何学変形される様子を概念的に示した
図である。図15(a)は変形前の原稿表面の形状を表
わしており、図15(b)は変形後の原稿表面形状を表
わしている。本図を参照して、幾何学変形は、変形後の
平面を等分するようにM0、M1、M2・・・と順に区
切り、その各格子点(M0〜M9)が変換前の曲面上で
はどの位置にあるのかを求めることにより行なう。
【0084】このような幾何学変形により画像が変換さ
れる様子を、図16を用いてより詳細に説明する。図1
6を参照して、変換後の格子点M1にくるべき変換前の
画像のデータは、原稿端上において、M0M1=N0N
1となるような位置N1のデータである。このN1点
は、N0N1付近の傾きを基に求められる(ただし、M
0=N0)。なお、N0N1付近の傾きは、高さ情報か
らM1付近の位置の曲面上の傾きを算出し、それを用い
ればよい。
【0085】N1点が求められると次に、M1M2=N
1N2となるような位置N2を同様にして求める。そし
て、N2点のデータは、平面上の格子点M2に変換され
る。同様にして、M2M3=N2N3となるような位置
N3が求められ、N3点のデータがM3点に変換され
る。この処理を繰り返すことで、水平方向への幾何学変
換が行なわれる。
【0086】図17は、高さ情報に基づく幾何学変形補
正によりブック歪みが補正される様子を概念的に示した
図である。本図を参照して、前述した水平方向への幾何
学変換により、図17(a)に示すような歪んだ画像
が、図17(b)に示すように水平方向に伸ばされて、
解像度が一様となる画像に変換される。
【0087】そして、この図17(b)に示す水平方向
に補正された画像に、垂直方向への倍率変換処理が行な
われ、最終的に、図17(c)に示すように、垂直方向
のサイズの変化も補正された平面画像が得られることに
なる。
【0088】垂直方向への倍率変換処理は、原稿端形状
より算出された高さ情報と、撮像器1の撮影距離(概距
離)とを用いて行なわれる。すなわち、図21において
説明したように、垂直方向の画像サイズが水平位置に因
って異なるのは、原稿から撮像器までの高さの変化に起
因する。このため、高さ情報と概距離とから原稿の各点
から撮像器までの高さを求めることができ、これを用い
て垂直方向の倍率変換を行なうことができる。たとえ
ば、原稿上の最も高い位置、あるいは最も低い位置など
を基準として垂直方向のライン毎に幾何学変換を行な
う。
【0089】なお、図17においては、水平方向の幾何
学変換を行なった後に垂直方向の倍率変換を行なってい
るが、処理順序は逆であってもよい。また、高速化を図
るために、座標計算のみ予め行なっておき、水平方向と
垂直方向の両変換処理を一括して行なってもよい。
【0090】ここまでの説明では、撮影された見開き原
稿に、スキューやあおりのない場合を考えていた。以
下、図18および図19を用いて、原稿全体にスキュー
やあおりがある場合の処理について説明する。
【0091】図18(a)に示されるように、見開き原
稿にスキューやあおりがある場合は、図3の原稿端検出
処理(S305)の検出結果に基づいて、A〜Dの各端
点を求めるそして、これらの端点を基に、図18(b)
に示されるように、予めこれらを補正する。そして、図
3のステップS307、S309、およびS311の各
処理を行なう。
【0092】なお、見開き原稿と撮像器1の空間的な位
置関係が既知であれば、その位置関係の情報を用いてス
キューやあおりを補正してもよい。この場合、最初から
あおり等の補正された画像データを用いて、図3のブッ
ク歪み補正(ステップS301〜S311)を行なう。
【0093】図19は、たるみやあおりのために原稿の
上端と下端において高さ変化が異なる場合に、撮影され
た原稿画像から高さ情報を算出する方法を説明するため
の図である。ここでは、直線AM、直線ST、および直
線DNは、x軸に平行な(水平な)直線である。また、
直線QRは、原稿上の垂直な直線に該当し、撮影された
原稿画像上では、あおりのためにy軸と平行ではない直
線である。
【0094】本図を参照して、まず、直線AM上(y=
ya上)の任意の点の高さ情報は、前述した方法により
原稿上端の形状から算出される。また、直線DN上(y
=yd上)の任意の点の高さ情報も、同様に、原稿下端
の形状から算出される。よって、直線AM上の点Qの高
さ情報をHq、直線DN上の点Rの高さ情報Hrは、そ
れぞれのx座標の値xqおよびxrが分かれば、算出す
ることができる。
【0095】ここで、xq={(xm−xa)(xp−
xs)/(xt−xs)}+xa xr={(xn−xd)(xp−xs)/(xt−x
s)}+xd である。なお、xi(i=a,d,m,n,p,t)
は、i点におけるx座標の値である。したがって、x
q、xrを用いることで、直線ST上の任意の点Pの高
さ情報Hpは、次式により算出することができる。
【0096】Hp={(yd−yp)Hq+(yp−y
a)Hr}/(yd−ya) このようにして、原稿上の任意の点の高さ情報が、原稿
上端および原稿下端からの距離、原稿上端および下端の
高さ情報を用いて算出される。
【0097】そして、高さ情報に基づく幾何学変形処理
は、水平方向については、任意の点Pを通る水平線(直
線ST)上の高さ分布を基に座標位置変換を行い、垂直
方向については任意の点Pにおける高さ情報(あるい
は、OR上の全ての点の高さ情報の平均値)を基に座標
位置変換を行なう。
【0098】このように、2つの高さ情報を用いてブッ
ク歪み補正を行なうことで、さらに高精度な歪み補正を
行なうことができる。
【0099】以上説明したように、本実施の形態におけ
る歪み補正装置200によると、まず、高さの異なる見
開き原稿を上方から撮影した際の画像データから原稿端
が検出される。次に、検出された原稿端、撮像器と原稿
との概距離(垂直距離)、および相対距離(水平距離)
を用いることで、原稿の高さ情報が算出される。そし
て、この算出された高さ情報を用いて元画像に幾何変換
が施される。これにより、原稿表面が歪曲している見開
き原稿の画像があたかも平面原稿であるかのような画像
へと変換されることになる。その結果、文書の識別が容
易となり、また、文書画像処理も容易に行なうことがで
きる。
【0100】しかも、撮影された画像情報から検出され
た原稿端形状(エッジ形状)を基に、相対距離、高さ情
報等を得ることができるため、照明装置や複雑なセンサ
装置等を不要とし、簡易かつ装置の小型化を図ることが
できる。
【0101】なお、今回示した歪み補正処理は、上述し
た一連の処理動作を機能させるための歪み補正プログラ
ムをコンピュータに実行させることによって実現するこ
とができる。歪み補正プログラムは、予めコンピュータ
内のハードディスクにインストールされたものであって
もよいし、CD−ROM、磁気テープのような取り外し
可能な記録媒体に記録されたものであってもよい。いず
れにせよ、歪み補正プログラムはコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録されている。
【0102】なお、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体としては、磁気テープやカセットテープなどのテープ
系、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディ
スク装置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD
/DVD等)などのディスク系、ICカード(メモリカ
ードを含む)や光カードなどのカード系、あるいはマス
クROM、EPROM、EEPROM、フラッシュRO
Mなどの半導体メモリ等の、固定的にプログラムを担持
する媒体が考えられる。
【0103】また、ネットワークからプログラムがダウ
ンロードされるように、流動的にプログラムを担持する
媒体であってもよい。
【0104】なお、記録媒体に格納される内容として
は、プログラムに限定されず、データであってもよい。
【0105】なお、今回の実施の形態においては、図6
等で説得明したように、原稿端を検出することで原稿端
形状(エッジ形状)を求めている。しかし、原稿端に限
らず、原稿上の文字列、罫線等の本来ライン状の領域等
をエッジとして検出してもよい。原稿の高さや方向の変
化によって、原稿端と同様にこれらのライン状の領域も
曲がって撮影されるため、これらのライン状の領域等の
形状を基に高さ情報を算出することもできる。なお、こ
れらの形状の検出は、前述の相対位置を算出する際の文
字列、矩形、罫線等の傾き検出方法と同様の検出方法を
用いればよい。
【0106】また、図3の原稿端検出処理(S305)
においては、図6および図7で示す方法により原稿端が
検出される場合を説明した。しかし、このような検出方
法に限定されるものはなく、エッジ追跡の際に比較すべ
き画素数を増減させたり、また、他の方法により検出し
てもよい。
【0107】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えるべきであ
る。本発明の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における歪み補正装置を
備えた手持ち型の撮像器1が、見開き原稿2を撮影する
様子を示した図である。
【図2】 本発明の実施の形態における歪み補正装置2
00全体の概略構成を示した図である。
【図3】 歪み補正装置200におけるブック歪み補正
処理の全体の流れを示したフローチャートである。
【図4】 図20で示した見開き原稿の撮影画像を、縮
小処理した後に、鮮鋭化処理、白画素拡大処理、平滑化
処理を順に行なった場合の画像を示す図である。
【図5】 図4の前処理が施された画像を基に、二次微
分の絶対値を算出して、二次微分画像を作成した図であ
る。
【図6】 原稿端の検出処理(S305)を説明するた
めの図である。
【図7】 右側のエッジ画素の検出を説明するために、
図6のA付近の画素を拡大して示した図である。
【図8】 撮像器1から、薄い見開き原稿をかなり鋭角
で見た場合に得られる原稿端形状lを説明するための図
である。
【図9】 分厚い原稿をほぼ真上から見た場合に得られ
る原稿端形状l’を説明するための図である。
【図10】 薄い原稿をほぼ真上から見た場合であっ
て、原稿サイズが大きい場合に得られる原稿端形状l”
を説明するための図である。
【図11】 原稿端情報から相対位置を算出する具体例
を説明するための図である。
【図12】 撮像器1の相対位置を複数の傾き角を基に
算出する場合を示した図である。
【図13】 撮影された原稿端Lと撮像器1との位置関
係を示した斜視図である。
【図14】 図13を矢印方向から見た場合の位置関係
を説明するための図である。
【図15】 水平方向に幾何学変形される様子を概念的
に示した図である。
【図16】 幾何学変形により画像が変換される様子を
より詳細に説明するための図である。
【図17】 高さ情報に基づく幾何学変形補正によりブ
ック歪みが補正される様子を概念的に示した図である。
【図18】 原稿全体にスキューやあおりがある場合の
処理について説明するための図である。
【図19】 たるみやあおりのために原稿の上端と下端
において高さ変化が異なる場合に、撮影された原稿画像
から高さ情報を算出する方法を説明するための図であ
る。
【図20】 見開き本を上方から撮影した場合に得られ
る歪んだ画像の一例を示す図である。
【図21】 原稿画像の水平方向の位置によって、画像
のサイズが変化する様子を示した図である。
【図22】 原稿画像の水平方向に画像の伸び縮みが生
じる様子を示した図である。
【図23】 平面画像が、水平方向および垂直方向それ
ぞれに歪んだ画像として撮影される様子を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 撮像器、200 歪み補正装置、201 入力部、
203 メモリ、205 距離センサ、207 出力
部、209 CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 CA12 CA16 CB12 CB16 CD12 DB02 DC03 DC16 5C076 AA23 BA06 5C077 LL02 LL19 MP05 MP07 PP02 PP03 PP20 PP27 PP58 PP59 PP71 SS01 TT06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像部により撮影された対象物の画像デ
    ータを取得する画像データ取得手段と、 前記取得された画像データからライン状の領域を検出す
    る検出手段と、 前記撮像部と前記対象物との相対位置に関する情報を取
    得する位置情報取得手段と、 前記取得された相対位置に関する情報および前記検出さ
    れたライン状の領域に基づいて、前記対象物の撮影面の
    高さ分布情報を算出する算出手段と、 前記算出された高さ分布情報に基づいて、前記取得され
    た画像データを幾何変換する変換手段とを備えた、歪み
    補正装置。
  2. 【請求項2】 前記ライン状の領域は、前記対象物の端
    部、または、罫線、文字列等の前記対象物の撮影面上に
    記載された連続線を含む、請求項1に記載の歪み補正装
    置。
  3. 【請求項3】 前記相対位置に関する情報は、前記撮像
    部と前記対象物の垂直距離に関する情報および水平距離
    に関する情報を含み、 前記位置情報取得手段は、 前記垂直距離に関する情報を取得する垂直距離取得手段
    と、 前記水平距離に関する情報を取得する水平距離取得手段
    とを含む、請求項1または2に記載の歪み補正装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記画像データから2
    つのライン状の領域を検出し、 前記水平距離取得手段は、前記検出された2つのライン
    状の領域の傾きを基に、前記水平距離に関する情報を算
    出することを特徴とする、請求項3に記載の歪み補正装
    置。
  5. 【請求項5】 前記取得された画像データのエッジを強
    調するエッジ強調画像を作成するエッジ画像作成手段を
    さらに含み、 前記検出手段は、前記作成されたエッジ強調画像を基に
    ライン状の領域を検出することを特徴とする、請求項1
    〜4のいずれかに記載の歪み補正装置。
  6. 【請求項6】 前記取得された画像データに所定の前処
    理を行なう前処理手段をさらに備え、 前記エッジ画像作成手段は、前記所定の前処理の行なわ
    れた画像データを基にエッジ強調画像を作成し、 前記所定の前処理は、倍率変更処理、鮮鋭化処理、白画
    素拡大処理、平滑化処理の少なくとも1つを含む、請求
    項5に記載の歪み補正装置。
  7. 【請求項7】 撮像部により撮影された対象物の画像デ
    ータを取得する画像データ取得ステップと、 前記取得された画像データからライン状の領域を検出す
    る検出ステップと、 前記撮像部と前記対象物との相対位置に関する情報を取
    得する位置情報取得ステップと、 前記取得された相対位置に関する情報および前記検出さ
    れたライン状の領域に基づいて、前記対象物の撮影面の
    高さ分布情報を算出する算出ステップと、 前記算出された高さ分布情報に基づいて、前記取得され
    た画像データを幾何変換する変換ステップとを備えた、
    歪み補正方法。
  8. 【請求項8】 前記ライン状の領域は、前記対象物の端
    部、または、罫線、文字列等の前記対象物の撮影面上に
    記載された連続線を含む、請求項7に記載の歪み補正方
    法。
  9. 【請求項9】 前記相対位置に関する情報は、前記撮像
    部と前記対象物の垂直距離に関する情報および水平距離
    に関する情報を含み、 前記位置情報取得ステップは、 前記垂直距離に関する情報を取得する垂直距離取得ステ
    ップと、 前記水平距離に関する情報を取得する水平距離取得ステ
    ップとを含む、請求項7または8に記載の歪み補正方
    法。
  10. 【請求項10】 前記検出ステップは、前記画像データ
    から2つのライン状の領域を検出し、 前記水平距離取得ステップは、前記検出された2つのラ
    イン状の領域の傾きを基に、前記水平距離に関する情報
    を算出することを特徴とする、請求項9に記載の歪み補
    正方法。
  11. 【請求項11】 前記取得された画像データのエッジを
    強調するエッジ強調画像を作成するエッジ画像作成ステ
    ップをさらに含み、 前記検出ステップは、前記作成されたエッジ強調画像を
    基にライン状の領域を検出することを特徴とする、請求
    項7〜10のいずれかに記載の歪み補正方法。
  12. 【請求項12】 前記取得された画像データに所定の前
    処理を行なう前処理ステップをさらに備え、 前記エッジ画像作成ステップは、前記所定の前処理の行
    なわれた画像データを基にエッジ強調画像を作成し、 前記所定の前処理は、倍率変更処理、鮮鋭化処理、白画
    素拡大処理、平滑化処理の少なくとも1つを含む、請求
    項11に記載の歪み補正方法。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12のいずれかに記載の歪
    み補正方法をコンピュータに実行させるための歪み補正
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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