JP2004165944A - 投影情報補正方法、投影情報補正装置、プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】投影面の三次元座標が変化する際にも利用者による観測を阻害することなく測定し、歪みの少ない投影画像を生成する。
【解決手段】投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、投影面上で表示される投影画像の歪みを補正する。
投影画像入力部1は投影画像を入力する。撮影画像入力部2は撮影画像を入力する。投影面測定部3は、投影画像から特徴点を抽出し、該特徴点に対応する対応点を撮影画像から決定し、特徴点と対応点と、投影装置と撮影装置のパラメータを用いて特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を求める。投影画像補正部4は三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なう。投影画像出力部5は補正した画像を出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、投影面上で表示される投影画像の歪みを補正する。
投影画像入力部1は投影画像を入力する。撮影画像入力部2は撮影画像を入力する。投影面測定部3は、投影画像から特徴点を抽出し、該特徴点に対応する対応点を撮影画像から決定し、特徴点と対応点と、投影装置と撮影装置のパラメータを用いて特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を求める。投影画像補正部4は三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なう。投影画像出力部5は補正した画像を出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投影される画像の歪みを補正可能にした画像投影方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ等の投影装置を利用して該プロジェクタに入力された画像を投影する際、凹凸面など投影装置の光軸と投影面(スクリーン)の法線が一致しない部分では、投影された画像に歪みが生じることになる。
【0003】
これに対して、従来から入力画像に何らかの補正を行なって、歪みの少ない投影画像を得る方法が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
【0004】
これら文献に記載されている方法では、光投影法として知られる、縞模様などのパターン画像を対象に投影した様子をカメラ等の撮像装置で観測し、三角測量の原理によって対象座標を測定する方法を利用してあらかじめ投影面の三次元座標を測定し、該投影面の三次元座標を利用して入力画像に補正処理を施してから投影する方法により歪みの少ない投影画像を得ている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−61121
【0006】
【非特許文献1】
「スクリーン物体への光学パターン投影による仮想光学環境の実現」
(向川康博、電子情報通信学会論文誌 D−II,Vol.J84−D−II,No.7,pp.1448−1455.2001年7月)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の投影方法では、入力画像補正に必要な投影面の三次元座標の計測にパターン画像を投影するため、投影面の三次元座標が測定時と異なる場合にはその都度パターンの再投影が必要となる。このため、画像を観察する利用者にとっては投影面の三次元座標が変化する都度、画像の観察を中断することを余儀なくされ、操作性の悪化だけでなく時間のロスを招くという問題があった。
【0008】
本発明は、上述したような従来技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、投影情報補正方法において、投影面の三次元座標が変化する際にも利用者による観測を阻害することなく測定し、歪みの少ない投影画像を生成することが可能な投影情報補正方法、投影情報補正装置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の投影情報補正方法、投影情報補正装置、プログラムおよび記録媒体を特徴とする。
【0010】
(方法の発明)
(1)投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、前記投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、前記投影面上で表示される前記投影画像の歪みを補正する方法であって、
前記投影画像から投影画像を補正するために利用する特徴点を抽出し、前記撮影画像から前記特徴点に対応する対応点を決定し、前記特徴点と前記対応点と投影装置および撮影装置のパラメータとを用いて前記特徴点に対応する前記投影面上の点の三次元座標を決定し、該三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なうことを特徴とする。
【0011】
(2)前記投影画像から特徴点を抽出する手順において、前記投影画像の画素値を用いて画像上の角や交点となる点を特徴点として抽出することを特徴とする。
【0012】
(3)前記撮影画像から前記特徴点に対応する対応点を決定する手順において、前記投影画像の特徴点近傍の画素値を利用して対応点を決定する時に利用するための照合パターンを作成し、該照合パターンを利用して前記撮影画像から特徴点に対応する対応点を決定することを特徴とする。
【0013】
(4)前記特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標に対応して投影画像に対して補正を行なう手順において、前記投影画像中の特徴点を用いて該特徴点を頂点とする三角形を作成し、該三角形内部点の投影画像の補正を前記特徴点の補正値を利用して行なうことを特徴とする。
【0014】
(5)前記特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標に対応して投影画像に対して補正を行なう手順において、前記三次元座標と、前記投影面を観測している利用者の視点位置と視線方向を用いて前記投影画像を補正することを特徴とする。
【0015】
(装置の発明)
(6)投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、前記投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、前記投影面上で表示される前記投影画像の歪みを補正する装置であって、
前記投影画像を入力する投影画像入力手段と、
前記撮影画像を入力する撮影画像入力手段と、
前記投影画像から特徴点を抽出し、該特徴点に対応する対応点を前記撮影画像から決定し、前記特徴点と前記対応点と、前記投影装置と前記撮影装置のパラメータを用いて前記特徴点に対応する前記投影面上の点の三次元座標を求める投影面測定手段と、
該三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なう投影画像補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
(プログラムの発明)
(7)上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の投影情報補正方法における処理手順をコンピュータで実行可能に構成したことを特徴とする。
【0017】
(記録媒体の発明)
(8)上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の投影情報補正方法における処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能に記録したことを特徴とする。
【0018】
以上の投影情報補正方法、装置、プログラムおよび記録媒体になる本発明では、投影面の三次元座標を投影画像を利用して測定することにより、利用者による投影画像の観測を阻害することなく、歪みの少ない投影画像を表示することが可能となる。また、本発明では、投影面の三次元座標を投影画像中の特徴点のみ測定することにより、投影画像の補正処理に掛かる計算処理を大幅に削減することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施形態になる投影情報補正方法および装置を説明するための装置構成図である。この例の投影情報補正装置は、投影画像入力部1と撮影画像入力部2と投影面測定部3と投影画像補正部4および投影画像出力部5から構成される。
【0021】
投影画像入力部1は、プロジェクタなどの投影装置に入力される投影画像を入力する。撮影画像入力部2は、カメラなどの撮影装置を介して投影面を撮影した画像を入力する。投影面測定部3は、投影面の三次元座標の情報を測定する。投影画像補正部4は画像の歪み補正の処理を行なう。投影画像出力部5は、歪み補正された画像を投影出力する。
【0022】
続いて、投影情報補正方法および装置で行われる処理フローを詳細に説明する。全体の処理を表した図を図2に示す。
【0023】
(S1)投影情報補正装置では、まず投影画像入力部が起動される。投影画像入力部1では、投影装置に入力される投影画像を受け取り、処理を終了する。
【0024】
(S2)続いて撮影画像入力部が起動される。撮影画像入力部2では、撮影装置が出力する投影面を撮影した撮影画像を受け取り、処理を終了する。
【0025】
(S3)両画像が揃ったことをチェックする。
【0026】
(S4)続いて投影面測定部が起動される。投影面測定部4で行なわれる処理を表した図を図3に示す。同図において、投影面測定部4は、起動されると投影画像と撮影画像を受け取り、投影画像の特徴点を抽出する(S41)。この特徴点の抽出は、画像の特徴を利用して自動で設定しても良いものとする。
【0027】
次に、投影画像を利用し撮影画像から特徴点に対応する点を決定するための照合パターン(テンプレート)を作成し(S42)、これを利用して対応点を決定する(S43)。
【0028】
ここで、照合パターンには例えば前記特徴点近傍の画素値を利用する。また、対応点探索処理は例えば投影画像の特徴点近傍の画素値と前記撮影画像に設定した探索ウィンドウ内の画素値を特徴量として行ない、対応付けの評価値として両画像のウィンドウ内の画素値の差の2乗和(SSD:Sum of Squared Differences)を利用することにより実現できる。また、対応点探索の際の特徴量は画素値に限らずエッジの向きや大きさを特徴量として利用しても良いし、フーリエ変換して得た周波数成分等を特徴量として利用しても良い。また、対応点探索の評価値としてはSSDに限らず、正規化相関値や画素値の差の絶対値和(SAD:Sum of Absolute Differences)など画像中から対応点を絞り込むために利用されるものであれば何でも良い。
【0029】
最後に、特徴点と対応点、投影装置と撮影装置の校正パラメータを利用して、特徴点に対応する投影面上の点の撮影装置の校正パラメータを利用して、特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を決定し、処理を終了する(S44)。
【0030】
(S5)図2に戻って、投影画像補正部が起動される。投影画像補正部4で行なわれる処理を表した図を図4に示す。同図において、投影画像補正部4が起動されると、まず投影画像と各特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を受け取り、投影画像をその符徴点を頂点とする三角形で分割する(S51)。この三角形分割処理は例えばDelaunayの方法などにより実現できる。
【0031】
続いて、三角形の各頂点に対応する投影面上の点の三次元座標を読み出し、それらを頂点とした三角形の法線を投影面の各部分の法線として算出する(S52)。続いて、三角形の三次元座標を用いて、投影画像の補正処理を行う(S53)。
【0032】
この投影画像補正処理は、従来技術(例えば、特開2001−61121「プロジェクタ装置」記載の方法)と特に変わるところはないので、ここでの詳細な記述は省略する。
【0033】
また、投影画像補正の際に利用者の視点位置、方向の情報を用いて投影画像の画素値の補正を行なってもよい。この時、利用者の視点位置、方向はあらかじめ設定していても良いし、位置トラッカ、ジャイロセンサ等の位置、方向計測装置を利用して計測した値を利用しても良い。
【0034】
最後に、分割した三角形全てに対して投影画像補正処理が終了したかどうかを確認し、全て終了していれば処理を終了する。終了していなければ未処理の三角形を決定し補正処理を繰り返す(S54)。
【0035】
次に、本実施形態を具体的データに即して説明する。まず、図5に示すように三次元空間中に凹凸のある投影面11が存在し、これに対してプロジェクタ12などの投影装置により図6に示す投影画像を投影し、これをカメラ13などの撮影装置により撮影し、図7に示す撮影画像を得たものとする。
【0036】
投影情報補正方法ではまず投影画像入力部が起動する。投影画像入力部1は起動されると、図6で示す、プロジェクタ12等の投影装置に入力される投影画像を読み込む。
【0037】
同様に撮影画像入力部2は起動されると、図5で示す、カメラ13等の撮影装置で投影面を撮影し、出力された画像を読み込む。
【0038】
次に、投影面測定部3が起動されると、図6の投影画像と図7の撮影画像を受信する。続いて投影画像から特徴点を抽出する。本実施形態では特徴点として図8で示す黒丸のように選択された10点が決定されたものとする。
【0039】
次に、投影画像を利用し撮影画像から特徴点に対応する点を決定するための照合パターンを作成する。本実施形態では照合パターンとして図8中のように四角で囲った領域内の画素値を利用するものとする。
【0040】
次に、抽出された各特徴点に対応する対応点を設定した照合パターンを利用して照合パターンマッチングにより撮影画像中から決定する。本実施形態では対応点として図9中の×印で示す点が決定されたものとする。
【0041】
次に、各特徴点とそれに対応する対応点、投影装置と撮影装置の校正パラメータを利用して、特徴点の対応する投影面上の点の三次元座標を決定する。
【0042】
続いて、投影画像補正部4は、起動されると、図6の投影画像と各特徴点、各特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を受け取る。次に、投影画像の特徴点を利用し三角形分割を行う。本実施形態では図10のように三角形に分割されたものとする。続いて、分割された三角形の中から適当に一つを選択する。
【0043】
次に、その三角形の各頂点に対応する投影面上の点の三次元座標と利用者の視点位置、方向と投影画像を利用し、利用者視点から正しく投影画像を観測できるよう投影画像を補正する。最後に、分割した三角形全てに対して投影画像補正処理が終了したかどうかを確認し、全て終了していれば処理を終了する。
【0044】
本実施形態では投影画像中の全ての三角形に投影画像補正処理を行なった結果、図11のような歪み補正画像が得られたものとする。また、本実施形態における最終的に補正した画像の投影結果を図12に示す。
【0045】
以上、本発明を実施形態例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0046】
なお、本発明は、図2〜図4に示した方法又は図1に示した装置の一部又は全部の処理機能をプログラムとして構成してコンピュータを用いて実現し、コンピュータに実行させることができる。また、コンピュータでその各部の処理機能を実現するためのプログラム、あるいはコンピュータにその処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることが可能であり、また、インターネットのような通信ネットワークを介して配布したりすることが可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、投影面の三次元座標を投影画像を利用して測定することにより、計測用の特定のパターン画像を投影することなく、したがって、利用者による投影画像の観測を阻害することなく、歪みの少ない投影画像を表示することが可能となる。
【0048】
また、本発明では、投影面の三次元座標を投影画像中の特徴点のみ測定することにより、投影画像の補正処理に掛かる計算処理を大幅に削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影情報補正方法及び装置を説明するための図。
【図2】本発明による投影情報補正方法の全体処理フロー。
【図3】本発明による投影面測定部の処理フロー。
【図4】本発明による投影画像補正部の処理フロー。
【図5】本発明の実施形態における投影情報補正前の投影状態図。
【図6】本発明の実施形態における投影画像例。
【図7】本発明の実施形態における撮影画像例。
【図8】本発明の実施形態における投影画像特徴点抽出例。
【図9】本発明の実施形態における対応点の例。
【図10】本発明の実施形態における投影画像の特徴点の三角分割例。
【図11】本発明の実施形態における歪み補正画像例。
【図12】本発明の実施形態における投影情報補正後の投影状態図。
【符号の説明】
1…投影画像入力部
2…撮影画像入力部
3…投影面測定部
4…投影画像補正部
5…投影画像出力部
【発明の属する技術分野】
本発明は、投影される画像の歪みを補正可能にした画像投影方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタ等の投影装置を利用して該プロジェクタに入力された画像を投影する際、凹凸面など投影装置の光軸と投影面(スクリーン)の法線が一致しない部分では、投影された画像に歪みが生じることになる。
【0003】
これに対して、従来から入力画像に何らかの補正を行なって、歪みの少ない投影画像を得る方法が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
【0004】
これら文献に記載されている方法では、光投影法として知られる、縞模様などのパターン画像を対象に投影した様子をカメラ等の撮像装置で観測し、三角測量の原理によって対象座標を測定する方法を利用してあらかじめ投影面の三次元座標を測定し、該投影面の三次元座標を利用して入力画像に補正処理を施してから投影する方法により歪みの少ない投影画像を得ている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−61121
【0006】
【非特許文献1】
「スクリーン物体への光学パターン投影による仮想光学環境の実現」
(向川康博、電子情報通信学会論文誌 D−II,Vol.J84−D−II,No.7,pp.1448−1455.2001年7月)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の投影方法では、入力画像補正に必要な投影面の三次元座標の計測にパターン画像を投影するため、投影面の三次元座標が測定時と異なる場合にはその都度パターンの再投影が必要となる。このため、画像を観察する利用者にとっては投影面の三次元座標が変化する都度、画像の観察を中断することを余儀なくされ、操作性の悪化だけでなく時間のロスを招くという問題があった。
【0008】
本発明は、上述したような従来技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、投影情報補正方法において、投影面の三次元座標が変化する際にも利用者による観測を阻害することなく測定し、歪みの少ない投影画像を生成することが可能な投影情報補正方法、投影情報補正装置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の投影情報補正方法、投影情報補正装置、プログラムおよび記録媒体を特徴とする。
【0010】
(方法の発明)
(1)投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、前記投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、前記投影面上で表示される前記投影画像の歪みを補正する方法であって、
前記投影画像から投影画像を補正するために利用する特徴点を抽出し、前記撮影画像から前記特徴点に対応する対応点を決定し、前記特徴点と前記対応点と投影装置および撮影装置のパラメータとを用いて前記特徴点に対応する前記投影面上の点の三次元座標を決定し、該三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なうことを特徴とする。
【0011】
(2)前記投影画像から特徴点を抽出する手順において、前記投影画像の画素値を用いて画像上の角や交点となる点を特徴点として抽出することを特徴とする。
【0012】
(3)前記撮影画像から前記特徴点に対応する対応点を決定する手順において、前記投影画像の特徴点近傍の画素値を利用して対応点を決定する時に利用するための照合パターンを作成し、該照合パターンを利用して前記撮影画像から特徴点に対応する対応点を決定することを特徴とする。
【0013】
(4)前記特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標に対応して投影画像に対して補正を行なう手順において、前記投影画像中の特徴点を用いて該特徴点を頂点とする三角形を作成し、該三角形内部点の投影画像の補正を前記特徴点の補正値を利用して行なうことを特徴とする。
【0014】
(5)前記特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標に対応して投影画像に対して補正を行なう手順において、前記三次元座標と、前記投影面を観測している利用者の視点位置と視線方向を用いて前記投影画像を補正することを特徴とする。
【0015】
(装置の発明)
(6)投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、前記投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、前記投影面上で表示される前記投影画像の歪みを補正する装置であって、
前記投影画像を入力する投影画像入力手段と、
前記撮影画像を入力する撮影画像入力手段と、
前記投影画像から特徴点を抽出し、該特徴点に対応する対応点を前記撮影画像から決定し、前記特徴点と前記対応点と、前記投影装置と前記撮影装置のパラメータを用いて前記特徴点に対応する前記投影面上の点の三次元座標を求める投影面測定手段と、
該三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なう投影画像補正手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
(プログラムの発明)
(7)上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の投影情報補正方法における処理手順をコンピュータで実行可能に構成したことを特徴とする。
【0017】
(記録媒体の発明)
(8)上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の投影情報補正方法における処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能に記録したことを特徴とする。
【0018】
以上の投影情報補正方法、装置、プログラムおよび記録媒体になる本発明では、投影面の三次元座標を投影画像を利用して測定することにより、利用者による投影画像の観測を阻害することなく、歪みの少ない投影画像を表示することが可能となる。また、本発明では、投影面の三次元座標を投影画像中の特徴点のみ測定することにより、投影画像の補正処理に掛かる計算処理を大幅に削減することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施形態になる投影情報補正方法および装置を説明するための装置構成図である。この例の投影情報補正装置は、投影画像入力部1と撮影画像入力部2と投影面測定部3と投影画像補正部4および投影画像出力部5から構成される。
【0021】
投影画像入力部1は、プロジェクタなどの投影装置に入力される投影画像を入力する。撮影画像入力部2は、カメラなどの撮影装置を介して投影面を撮影した画像を入力する。投影面測定部3は、投影面の三次元座標の情報を測定する。投影画像補正部4は画像の歪み補正の処理を行なう。投影画像出力部5は、歪み補正された画像を投影出力する。
【0022】
続いて、投影情報補正方法および装置で行われる処理フローを詳細に説明する。全体の処理を表した図を図2に示す。
【0023】
(S1)投影情報補正装置では、まず投影画像入力部が起動される。投影画像入力部1では、投影装置に入力される投影画像を受け取り、処理を終了する。
【0024】
(S2)続いて撮影画像入力部が起動される。撮影画像入力部2では、撮影装置が出力する投影面を撮影した撮影画像を受け取り、処理を終了する。
【0025】
(S3)両画像が揃ったことをチェックする。
【0026】
(S4)続いて投影面測定部が起動される。投影面測定部4で行なわれる処理を表した図を図3に示す。同図において、投影面測定部4は、起動されると投影画像と撮影画像を受け取り、投影画像の特徴点を抽出する(S41)。この特徴点の抽出は、画像の特徴を利用して自動で設定しても良いものとする。
【0027】
次に、投影画像を利用し撮影画像から特徴点に対応する点を決定するための照合パターン(テンプレート)を作成し(S42)、これを利用して対応点を決定する(S43)。
【0028】
ここで、照合パターンには例えば前記特徴点近傍の画素値を利用する。また、対応点探索処理は例えば投影画像の特徴点近傍の画素値と前記撮影画像に設定した探索ウィンドウ内の画素値を特徴量として行ない、対応付けの評価値として両画像のウィンドウ内の画素値の差の2乗和(SSD:Sum of Squared Differences)を利用することにより実現できる。また、対応点探索の際の特徴量は画素値に限らずエッジの向きや大きさを特徴量として利用しても良いし、フーリエ変換して得た周波数成分等を特徴量として利用しても良い。また、対応点探索の評価値としてはSSDに限らず、正規化相関値や画素値の差の絶対値和(SAD:Sum of Absolute Differences)など画像中から対応点を絞り込むために利用されるものであれば何でも良い。
【0029】
最後に、特徴点と対応点、投影装置と撮影装置の校正パラメータを利用して、特徴点に対応する投影面上の点の撮影装置の校正パラメータを利用して、特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を決定し、処理を終了する(S44)。
【0030】
(S5)図2に戻って、投影画像補正部が起動される。投影画像補正部4で行なわれる処理を表した図を図4に示す。同図において、投影画像補正部4が起動されると、まず投影画像と各特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を受け取り、投影画像をその符徴点を頂点とする三角形で分割する(S51)。この三角形分割処理は例えばDelaunayの方法などにより実現できる。
【0031】
続いて、三角形の各頂点に対応する投影面上の点の三次元座標を読み出し、それらを頂点とした三角形の法線を投影面の各部分の法線として算出する(S52)。続いて、三角形の三次元座標を用いて、投影画像の補正処理を行う(S53)。
【0032】
この投影画像補正処理は、従来技術(例えば、特開2001−61121「プロジェクタ装置」記載の方法)と特に変わるところはないので、ここでの詳細な記述は省略する。
【0033】
また、投影画像補正の際に利用者の視点位置、方向の情報を用いて投影画像の画素値の補正を行なってもよい。この時、利用者の視点位置、方向はあらかじめ設定していても良いし、位置トラッカ、ジャイロセンサ等の位置、方向計測装置を利用して計測した値を利用しても良い。
【0034】
最後に、分割した三角形全てに対して投影画像補正処理が終了したかどうかを確認し、全て終了していれば処理を終了する。終了していなければ未処理の三角形を決定し補正処理を繰り返す(S54)。
【0035】
次に、本実施形態を具体的データに即して説明する。まず、図5に示すように三次元空間中に凹凸のある投影面11が存在し、これに対してプロジェクタ12などの投影装置により図6に示す投影画像を投影し、これをカメラ13などの撮影装置により撮影し、図7に示す撮影画像を得たものとする。
【0036】
投影情報補正方法ではまず投影画像入力部が起動する。投影画像入力部1は起動されると、図6で示す、プロジェクタ12等の投影装置に入力される投影画像を読み込む。
【0037】
同様に撮影画像入力部2は起動されると、図5で示す、カメラ13等の撮影装置で投影面を撮影し、出力された画像を読み込む。
【0038】
次に、投影面測定部3が起動されると、図6の投影画像と図7の撮影画像を受信する。続いて投影画像から特徴点を抽出する。本実施形態では特徴点として図8で示す黒丸のように選択された10点が決定されたものとする。
【0039】
次に、投影画像を利用し撮影画像から特徴点に対応する点を決定するための照合パターンを作成する。本実施形態では照合パターンとして図8中のように四角で囲った領域内の画素値を利用するものとする。
【0040】
次に、抽出された各特徴点に対応する対応点を設定した照合パターンを利用して照合パターンマッチングにより撮影画像中から決定する。本実施形態では対応点として図9中の×印で示す点が決定されたものとする。
【0041】
次に、各特徴点とそれに対応する対応点、投影装置と撮影装置の校正パラメータを利用して、特徴点の対応する投影面上の点の三次元座標を決定する。
【0042】
続いて、投影画像補正部4は、起動されると、図6の投影画像と各特徴点、各特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標を受け取る。次に、投影画像の特徴点を利用し三角形分割を行う。本実施形態では図10のように三角形に分割されたものとする。続いて、分割された三角形の中から適当に一つを選択する。
【0043】
次に、その三角形の各頂点に対応する投影面上の点の三次元座標と利用者の視点位置、方向と投影画像を利用し、利用者視点から正しく投影画像を観測できるよう投影画像を補正する。最後に、分割した三角形全てに対して投影画像補正処理が終了したかどうかを確認し、全て終了していれば処理を終了する。
【0044】
本実施形態では投影画像中の全ての三角形に投影画像補正処理を行なった結果、図11のような歪み補正画像が得られたものとする。また、本実施形態における最終的に補正した画像の投影結果を図12に示す。
【0045】
以上、本発明を実施形態例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0046】
なお、本発明は、図2〜図4に示した方法又は図1に示した装置の一部又は全部の処理機能をプログラムとして構成してコンピュータを用いて実現し、コンピュータに実行させることができる。また、コンピュータでその各部の処理機能を実現するためのプログラム、あるいはコンピュータにその処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることが可能であり、また、インターネットのような通信ネットワークを介して配布したりすることが可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、投影面の三次元座標を投影画像を利用して測定することにより、計測用の特定のパターン画像を投影することなく、したがって、利用者による投影画像の観測を阻害することなく、歪みの少ない投影画像を表示することが可能となる。
【0048】
また、本発明では、投影面の三次元座標を投影画像中の特徴点のみ測定することにより、投影画像の補正処理に掛かる計算処理を大幅に削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影情報補正方法及び装置を説明するための図。
【図2】本発明による投影情報補正方法の全体処理フロー。
【図3】本発明による投影面測定部の処理フロー。
【図4】本発明による投影画像補正部の処理フロー。
【図5】本発明の実施形態における投影情報補正前の投影状態図。
【図6】本発明の実施形態における投影画像例。
【図7】本発明の実施形態における撮影画像例。
【図8】本発明の実施形態における投影画像特徴点抽出例。
【図9】本発明の実施形態における対応点の例。
【図10】本発明の実施形態における投影画像の特徴点の三角分割例。
【図11】本発明の実施形態における歪み補正画像例。
【図12】本発明の実施形態における投影情報補正後の投影状態図。
【符号の説明】
1…投影画像入力部
2…撮影画像入力部
3…投影面測定部
4…投影画像補正部
5…投影画像出力部
Claims (8)
- 投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、前記投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、前記投影面上で表示される前記投影画像の歪みを補正する方法であって、
前記投影画像から投影画像を補正するために利用する特徴点を抽出し、前記撮影画像から前記特徴点に対応する対応点を決定し、前記特徴点と前記対応点と投影装置および撮影装置のパラメータとを用いて前記特徴点に対応する前記投影面上の点の三次元座標を決定し、該三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なうことを特徴とする投影情報補正方法。 - 前記投影画像から特徴点を抽出する手順において、前記投影画像の画素値を用いて画像上の角や交点となる点を特徴点として抽出することを特徴とする請求項1記載の投影情報補正方法。
- 前記撮影画像から前記特徴点に対応する対応点を決定する手順において、前記投影画像の特徴点近傍の画素値を利用して対応点を決定する時に利用するための照合パターンを作成し、該照合パターンを利用して前記撮影画像から特徴点に対応する対応点を決定することを特徴とする請求項1または2記載の投影情報補正方法。
- 前記特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標に対応して投影画像に対して補正を行なう手順において、前記投影画像中の特徴点を用いて該特徴点を頂点とする三角形を作成し、該三角形内部点の投影画像の補正を前記特徴点の補正値を利用して行なうことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の投影情報補正方法。
- 前記特徴点に対応する投影面上の点の三次元座標に対応して投影画像に対して補正を行なう手順において、前記三次元座標と、前記投影面を観測している利用者の視点位置と視線方向を用いて前記投影画像を補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の投影情報補正方法。
- 投影面に対して情報を投影する投影装置に入力される投影画像と、前記投影面が撮影範囲内に映るように設置された撮影装置が撮影する撮影画像を入力し、前記投影面上で表示される前記投影画像の歪みを補正する装置であって、
前記投影画像を入力する投影画像入力手段と、
前記撮影画像を入力する撮影画像入力手段と、
前記投影画像から特徴点を抽出し、該特徴点に対応する対応点を前記撮影画像から決定し、前記特徴点と前記対応点と、前記投影装置と前記撮影装置のパラメータを用いて前記特徴点に対応する前記投影面上の点の三次元座標を求める投影面測定手段と、
該三次元座標を用いて投影画像に対して補正を行なう投影画像補正手段とを備えたことを特徴とする投影情報補正装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の投影情報補正方法における処理手順をコンピュータで実行可能に構成したことを特徴とするプログラム。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の投影情報補正方法における処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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