JP2002073491A - ネットワーク通信装置及びその制御方法、並びに、ネットワーク通信システム - Google Patents

ネットワーク通信装置及びその制御方法、並びに、ネットワーク通信システム

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JP2002073491A
JP2002073491A JP2000263648A JP2000263648A JP2002073491A JP 2002073491 A JP2002073491 A JP 2002073491A JP 2000263648 A JP2000263648 A JP 2000263648A JP 2000263648 A JP2000263648 A JP 2000263648A JP 2002073491 A JP2002073491 A JP 2002073491A
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Naoki Ota
直樹 太田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書データ蓄積用のメモリの残量が少なくな
っても電子メールを受信することができるようにするこ
と。 【解決手段】 送信元クライアント装置からの電子メー
ル受信開始時または受信途中に蓄積メモリの残量が所定
のしきい残量以下になった場合に所定の再送要求を行う
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークファ
クシミリ装置等のネットワーク通信装置及びその制御方
法、並びに、ネットワーク通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介した電子メールによる
文書データの通信は、送信側クライアント装置から送信
側メールサーバ装置に電子メールを送信し、その送信側
メールサーバ装置が受信側メールサーバ装置に前記送信
元クライアント装置からの電子メールを転送し、受信側
クライアント装置が前記受信側メールサーバ装置にアク
セスして自装置宛の電子メールを取得する形態が一般的
である。
【0003】一方、ネットワークを介した電子メールに
よる文書データの通信形態としては、メールサーバ機能
を備えたネットワーク通信装置が前記送信側クライアン
ト装置からの電子メールを直接受信する通信形態もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような、
メールサーバ機能を備えたネットワーク通信装置が直接
クライアント装置から電子メールにより文書データを受
信する場合、従来は、文書データ蓄積用のメモリの残量
が所定量以下になると、そのまま電子メールの受信を継
続したとしても、メモリ残量がなくなって結果的に電子
メール受信がエラーとなってしまうためにクライアント
装置からの電子メール送信要求を無条件に拒否してしま
っていて、文書データ蓄積用のメモリの残量が残り少な
くなると電子メールの受信が行えないという問題点があ
った。
【0005】また、特開平9−149234号公報に見
られる「ファクシミリ装置」のように、特定の送信元か
らの文書しか受信しないようにすることで、文書データ
蓄積用のメモリの残量の温存を図って、電子メールの受
信をできるだけ行えるようにすることも考えられるが、
その場合、当該特定の送信元が優先されて、その他の送
信元からの電子メールを受信できない場合があるという
問題がある。
【0006】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、文書データ蓄積用のメモリの残量が少なくなって
も電子メールを受信することができる、ネットワーク通
信装置及びその制御方法、並びに、ネットワーク通信シ
ステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のネット
ワーク通信装置は、電子メールにより受信した文書デー
タ等の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メ
モリに記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアン
ト装置から電子メールにより文書データを受信する際に
前記メールサーバが前記クライアント装置に対して所定
の再送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置
が再送要求された文書データを再送信する再送手順を含
む所定の電子メール伝送手順により、送信元クライアン
ト装置にとってのメールサーバとなって文書データを電
子メールにより受信するネットワーク通信装置におい
て、前記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手
段と、前記送信元クライアント装置からの電子メール受
信開始時または受信途中に前記メモリ残量検出手段が検
出する前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量以下に
なった場合に前記所定の再送要求を行う再送要求手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載のネットワーク通信装置
は、電子メールにより受信した文書データ等の未処理の
文書データを処理が完了するまで蓄積メモリに記憶・蓄
積する一方、メールサーバがクライアント装置から電子
メールにより文書データを受信する際に前記メールサー
バが前記クライアント装置に対して所定の再送要求を行
うと一定時間後に前記クライアント装置が再送要求され
た文書データを再送信する再送手順を含む所定の電子メ
ール伝送手順により、送信元クライアント装置にとって
のメールサーバとなって文書データを電子メールにより
受信するネットワーク通信装置において、前記蓄積メモ
リの残量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元
クライアント装置からの電子メール受信途中に前記メモ
リ残量検出手段が検出する前記蓄積メモリの残量がなく
なった場合に、前記所定の再送要求を行う再送要求手段
とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載のネットワーク通信装置
は、電子メールにより受信した文書データ等を蓄積メモ
リに記憶・蓄積するネットワーク通信装置において、前
記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段と、
前記送信元クライアント装置からの電子メール受信開始
時または受信途中に前記メモリ残量検出手段が検出する
前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量以下になった
場合に所定の再送要求を行う再送要求手段と、前記再送
要求手段により前記所定の再送要求が行われる前に受信
された部分受信文書データと、当該所定の再送要求の後
前記送信元クライアント装置から再送信された電子メー
ルを受信して得られた全文の通常受信文書データとを関
連付けた所定の後処理を行う再送要求受信文書後処理手
段とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載のネットワーク通信装置
は、電子メールにより受信した文書データ等を蓄積メモ
リに記憶・蓄積するネットワーク通信装置において、前
記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段と、
前記送信元クライアント装置からの電子メール受信途中
に前記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモリの
残量がなくなった場合に、所定の再送要求を行う再送要
求手段と、前記再送要求手段により前記所定の再送要求
が行われる前に受信された部分受信文書データと、当該
所定の再送要求の後前記送信元クライアント装置から再
送信された電子メールを受信して得られた全文の通常受
信文書データとを関連付けた所定の後処理を行う再送要
求受信文書後処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載のネットワーク通信装置
は、請求項3または4のいずれかに記載のネットワーク
通信装置において、前記再送要求受信文書後処理手段に
よる前記所定の後処理は、前記部分受信文書データにつ
いては、前記蓄積メモリから単に削除する一方、前記通
常受信文書データについては、転送先情報が付帯する場
合には当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録
出力する処理であることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載のネットワーク通信装置
は、請求項3または4のいずれかに記載のネットワーク
通信装置において、前記再送要求受信文書後処理手段に
よる前記所定の後処理は、前記部分受信文書データにつ
いては、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への
転送し、付帯しない場合には記録出力する一方、前記通
常受信文書データについては、転送先情報が付帯する場
合には当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録
出力する処理であることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載のネットワーク通信装置
は、請求項3または4のいずれかに記載のネットワーク
通信装置において、前記再送要求受信文書後処理手段に
よる前記所定の後処理は、前記部分受信文書データにつ
いては、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への
転送し、付帯しない場合には記録出力する一方、前記通
常受信文書データについては、前記部分受信文書データ
として受信済みのページを除いた残存通常受信文書デー
タについてのみ、転送先情報が付帯する場合には当該転
送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する処理
であることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載のネットワーク通信装置
は、請求項7に記載のネットワーク通信装置において、
前記再送要求受信文書後処理手段は、更に、前記部分受
信文書データを構成する各ページに連番のページ番号を
付加する一方、前記残存通常受信文書データを構成する
各ページには、前記部分受信文書データの総ページ数に
1だけ加えた番号を初期値とする連番のページ番号を付
加するものであることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載のネットワーク通信装置
は、請求項7または8のいずれかに記載のネットワーク
通信装置において、前記再送要求受信文書後処理手段
は、更に、前記部分受信文書データ及び前記残存通常受
信文書データのそれぞれに同一の識別情報を付加するも
のであることを特徴とする。
【0016】請求項10に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、電子メールにより受信した文書データ等
の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メモリ
に記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアント装
置から電子メールにより文書データを受信する際に前記
メールサーバが前記クライアント装置に対して所定の再
送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置が再
送要求された文書データを再送信する再送手順を含む所
定の電子メール伝送手順により、送信元クライアント装
置にとってのメールサーバとなって文書データを電子メ
ールにより受信するネットワーク通信装置の制御方法に
おいて、前記蓄積メモリの残量を検出する一方、前記送
信元クライアント装置からの電子メール受信開始時また
は受信途中に前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量
以下になった場合に前記所定の再送要求を行うことを特
徴とする。
【0017】請求項11に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、電子メールにより受信した文書データ等
の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メモリ
に記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアント装
置から電子メールにより文書データを受信する際に前記
メールサーバが前記クライアント装置に対して所定の再
送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置が再
送要求された文書データを再送信する再送手順を含む所
定の電子メール伝送手順により、送信元クライアント装
置にとってのメールサーバとなって文書データを電子メ
ールにより受信するネットワーク通信装置の制御方法に
おいて、前記蓄積メモリの残量を検出する一方、前記送
信元クライアント装置からの電子メール受信途中に前記
蓄積メモリの残量がなくなった場合に、前記所定の再送
要求を行うことを特徴とする。
【0018】請求項12に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、電子メールにより受信した文書データ等
を蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信装置の
制御方法において、前記蓄積メモリの残量を検出する一
方、前記送信元クライアント装置からの電子メール受信
開始時または受信途中に前記蓄積メモリの残量が所定の
しきい残量以下になった場合に所定の再送要求を行い、
前記所定の再送要求が行われる前に受信された部分受信
文書データと、当該所定の再送要求の後前記送信元クラ
イアント装置から再送信された電子メールを受信して得
られた全文の通常受信文書データとを関連付けた所定の
後処理を行うことを特徴とする。
【0019】請求項13に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、電子メールにより受信した文書データ等
を蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信装置の
制御方法において、前記蓄積メモリの残量を検出する一
方、前記送信元クライアント装置からの電子メール受信
途中に前記蓄積メモリの残量がなくなった場合に、所定
の再送要求を行い、前記所定の再送要求が行われる前に
受信された部分受信文書データと、当該所定の再送要求
の後前記送信元クライアント装置から再送信された電子
メールを受信して得られた全文の通常受信文書データと
を関連付けた所定の後処理を行うことを特徴とする。
【0020】請求項14に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、請求項12または13のいずれかに記載
のネットワーク通信装置の制御方法において、前記所定
の後処理は、前記部分受信文書データについては、前記
蓄積メモリから単に削除する一方、前記通常受信文書デ
ータについては、転送先情報が付帯する場合には当該転
送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する処理
であることを特徴とする。
【0021】請求項15に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、請求項12または13のいずれかに記載
のネットワーク通信装置の制御方法において、前記所定
の後処理は、前記部分受信文書データについては、転送
先情報が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯
しない場合には記録出力する一方、前記通常受信文書デ
ータについては、転送先情報が付帯する場合には当該転
送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する処理
であることを特徴とする。
【0022】請求項16に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、請求項12または13のいずれかに記載
のネットワーク通信装置の制御方法において、前記所定
の後処理は、前記部分受信文書データについては、転送
先情報が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯
しない場合には記録出力する一方、前記通常受信文書デ
ータについては、前記部分受信文書データとして受信済
みのページを除いた残存通常受信文書データについての
み、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への転送
し、付帯しない場合には記録出力する処理であることを
特徴とする。
【0023】請求項17に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、請求項16に記載のネットワーク通信装
置の制御方法において、前記所定の後処理として、更
に、前記部分受信文書データを構成する各ページに連番
のページ番号を付加する一方、前記残存通常受信文書デ
ータを構成する各ページには、前記部分受信文書データ
の総ページ数に1だけ加えた番号を初期値とする連番の
ページ番号を付加する処理を含むことを特徴とする。
【0024】請求項18に記載のネットワーク通信装置
の制御方法は、請求項16または17のいずれかに記載
のネットワーク通信装置の制御方法において、前記所定
の後処理として、更に、前記部分受信文書データ及び前
記残存通常受信文書データのそれぞれに同一の識別情報
を付加する処理を含むことを特徴とする。
【0025】請求項19に記載のネットワーク通信シス
テムは、ネットワーク通信装置は、電子メールにより受
信した文書データ等の未処理の文書データを処理が完了
するまで蓄積メモリに記憶・蓄積ものである一方、メー
ルサーバがクライアント装置から電子メールにより文書
データを受信する際に前記メールサーバが前記クライア
ント装置に対して所定の再送要求を行うと一定時間後に
前記クライアント装置が再送要求された文書データを再
送信する再送手順を含む所定の電子メール伝送手順によ
り、送信元クライアント装置が文書データを電子メール
により送信してメールサーバとしての前記ネットワーク
通信装置が受信するネットワーク通信システムにおい
て、前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残
量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライ
アント装置からの電子メール受信開始時または受信途中
に前記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモリの
残量が所定のしきい残量以下になった場合に前記所定の
再送要求を行う再送要求手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0026】請求項20に記載のネットワーク通信シス
テムは、ネットワーク通信装置は、電子メールにより受
信した文書データ等の未処理の文書データを処理が完了
するまで蓄積メモリに記憶・蓄積ものである一方、メー
ルサーバがクライアント装置から電子メールにより文書
データを受信する際に前記メールサーバが前記クライア
ント装置に対して所定の再送要求を行うと一定時間後に
前記クライアント装置が再送要求された文書データを再
送信する再送手順を含む所定の電子メール伝送手順によ
り、送信元クライアント装置が文書データを電子メール
により送信してメールサーバとしての前記ネットワーク
通信装置が受信するネットワーク通信システムにおい
て、前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残
量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライ
アント装置からの電子メール受信途中に前記メモリ残量
検出手段が検出する前記蓄積メモリの残量がなくなった
場合に、前記所定の再送要求を行う再送要求手段とを備
えたことを特徴とする。
【0027】請求項21に記載のネットワーク通信シス
テムは、送信元クライアント装置から送信された電子メ
ールにより受信した文書データ等をネットワーク通信装
置が蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信シス
テムにおいて、前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積
メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送
信元クライアント装置からの電子メール受信開始時また
は受信途中に前記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄
積メモリの残量が所定のしきい残量以下になった場合に
所定の再送要求を行う再送要求手段と、前記再送要求手
段により前記所定の再送要求が行われる前に受信された
部分受信文書データと、当該所定の再送要求の後前記送
信元クライアント装置から再送信された電子メールを受
信して得られた全文の通常受信文書データとを関連付け
た所定の後処理を行う再送要求受信文書後処理手段とを
備えたことを特徴とする。
【0028】請求項22に記載のネットワーク通信シス
テムは、送信元クライアント装置から送信された電子メ
ールにより受信した文書データ等をネットワーク通信装
置が蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信シス
テムにおいて、前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積
メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送
信元クライアント装置からの電子メール受信途中に前記
メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモリの残量が
なくなった場合に、所定の再送要求を行う再送要求手段
と、前記再送要求手段により前記所定の再送要求が行わ
れる前に受信された部分受信文書データと、当該所定の
再送要求の後前記送信元クライアント装置から再送信さ
れた電子メールを受信して得られた全文の通常受信文書
データとを関連付けた所定の後処理を行う再送要求受信
文書後処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項23に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項21または22のいずれかに記載のネッ
トワーク通信システムにおいて、前記再送要求受信文書
後処理手段による前記所定の後処理は、前記部分受信文
書データについては、前記蓄積メモリから単に削除する
一方、前記通常受信文書データについては、転送先情報
が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯しない
場合には記録出力する処理であることを特徴とする。
【0030】請求項24に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項21または22のいずれかに記載のネッ
トワーク通信システムにおいて、前記再送要求受信文書
後処理手段による前記所定の後処理は、前記部分受信文
書データについては、転送先情報が付帯する場合には当
該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する
一方、前記通常受信文書データについては、転送先情報
が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯しない
場合には記録出力する処理であることを特徴とする。
【0031】請求項25に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項21または22のいずれかに記載のネッ
トワーク通信システムにおいて、前記再送要求受信文書
後処理手段による前記所定の後処理は、前記部分受信文
書データについては、転送先情報が付帯する場合には当
該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する
一方、前記通常受信文書データについては、前記部分受
信文書データとして受信済みのページを除いた残存通常
受信文書データについてのみ、転送先情報が付帯する場
合には当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録
出力する処理であることを特徴とする。
【0032】請求項26に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項25に記載のネットワーク通信システム
において、前記再送要求受信文書後処理手段は、更に、
前記部分受信文書データを構成する各ページに連番のペ
ージ番号を付加する一方、前記残存通常受信文書データ
を構成する各ページには、前記部分受信文書データの総
ページ数に1だけ加えた番号を初期値とする連番のペー
ジ番号を付加するものであることを特徴とする。
【0033】請求項27に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項25または26のいずれかに記載のネッ
トワーク通信システムにおいて、前記再送要求受信文書
後処理手段は、更に、前記部分受信文書データ及び前記
残存通常受信文書データのそれぞれに同一の識別情報を
付加するものであることを特徴とする。
【0034】請求項28に記載のネットワーク通信シス
テムは、送信元クライアント装置と、その送信元クライ
アント装置にとってのメールサーバとなって文書データ
を電子メールにより受信すると共に電子メールとして受
信した文書データ等の未処理の文書データを処理が完了
するまで蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信
装置とにより構成されるネットワーク通信システムにお
いて、前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの
残量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クラ
イアント装置からの電子メール受信開始時に前記メモリ
残量検出手段が検出した前記蓄積メモリの残量を前記送
信元クライアント装置に通知するメモリ残量通知手段と
を備える一方、前記送信元クライアント装置は、電子メ
ールの送信開始時に前記ネットワーク通信装置から通知
されたメモリ残量が、送信対象文書データのサイズ以上
である場合には、当該送信対象文書データの全文を電子
メールにより送信し、前記通知されたメモリ残量が当該
送信対象文書データのサイズより少ない場合には、一定
時間待った後に当該送信対象文書データを電子メールに
より再送信することを特徴とする。
【0035】請求項29に記載のネットワーク通信シス
テムは、送信元クライアント装置と、その送信元クライ
アント装置にとってのメールサーバとなって文書データ
を電子メールにより受信すると共に電子メールとして受
信した文書データ等の未処理の文書データを処理が完了
するまで蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信
装置とにより構成されるネットワーク通信システムにお
いて、前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの
残量を検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クラ
イアント装置からの電子メール受信開始時に前記メモリ
残量検出手段が検出した前記蓄積メモリの残量を前記送
信元クライアント装置に通知するメモリ残量通知手段と
を備える一方、前記送信元クライアント装置は、電子メ
ールの送信開始時に前記ネットワーク通信装置から通知
されたメモリ残量が、送信対象文書データのサイズ以上
である場合には、当該送信対象文書データの全文を電子
メールにより送信し、前記通知されたメモリ残量が当該
送信対象文書データのサイズより少ない場合には、当該
送信対象文書データのうちの前記通知されたメモリ残量
に収まる分のページの部分文書データを電子メールによ
り送信すると共に一定時間待った後に当該送信対象文書
のうちの送信済みの前記部分文書データの分のページを
除く残存文書データのみを再送信することを特徴とす
る。
【0036】請求項30に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項29に記載のネットワーク通信システム
において、前記ネットワーク通信装置は、前記送信元ク
ライアント装置から一定時間をおいて分割受信した前記
部分文書データと前記残存文書データとを関連付けた所
定の後処理を行う分割受信文書後処理手段を備えたこと
を特徴とする。
【0037】請求項31に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項30に記載のネットワーク通信システム
において、前記分割受信文書後処理手段による前記所定
の後処理は、前記部分文書データについては、転送先情
報が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯しな
い場合には記録出力する一方、前記残存文書データにつ
いては、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への
転送し、付帯しない場合には記録出力する処理であるこ
とを特徴とする。
【0038】請求項32に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項31に記載のネットワーク通信システム
において、前記分割受信文書後処理手段は、更に、前記
部分文書データを構成する各ページに連番のページ番号
を付加する一方、前記残存文書データを構成する各ペー
ジには、前記部分文書データの総ページ数に1だけ加え
た番号を初期値とする連番のページ番号を付加するもの
であることを特徴とする。
【0039】請求項33に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項31または32のいずれかに記載のネッ
トワーク通信システムにおいて、前記分割受信文書後処
理手段は、更に、前記部分文書データ及び前記残存文書
データのそれぞれに同一の識別情報を付加するものであ
ることを特徴とする。
【0040】請求項34に記載のネットワーク通信シス
テムは、請求項30に記載のネットワーク通信システム
において、前記分割受信文書後処理手段による前記所定
の後処理は、前記部分文書データを前記残存文書データ
を受信するまで前記蓄積メモリに保持しておき、前記残
存文書データの受信後に、前記部分文書データと当該残
存文書データとを連結して得られた文書データを、転送
先情報が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯
しない場合には記録出力する処理であることを特徴とす
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0042】先ず、図1に、本発明の実施の形態に係る
ネットワーク通信システムの接続形態について示す。
【0043】同図において、ネットワークファクシミリ
装置1は、PCクライアント装置20のメールサーバと
して、LAN(ネットワーク網)30を介して電子メー
ルの送信元のPCクライアント装置20から、MIME
形式等でエンコードされた文書データをSMTPプロト
コルにより電子メールで受信する。また、ネットワーク
ファクシミリ装置1は、公衆網40にも接続され、公衆
網40上のG3ファクシミリ装置50等に対して、G3
ファクシミリプロトコルにより文書データをファクシミ
リメッセージとして送信する。
【0044】図2に、ネットワークファクシミリ装置1
のブロック構成を示す。
【0045】同図において、ネットワークファクシミリ
装置1は、システム制御部2、ROM3、RAM4、ス
キャナ5、プロッタ6、蓄積メモリ7、DCR8、操作
表示部9、LANコントローラ10、トランス11、モ
デム12、網制御部13、及び、システムバス14によ
り構成されている。
【0046】システム制御部2は、ROM3に書き込ま
れた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータである。
【0047】ROM3は、前述したように、システム制
御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリであり、図3に示
すように、記憶領域3aには、詳細は後述する蓄積メモ
リしきい残量値Mthが予め記憶され、また、記憶領域
3bには、蓄積メモリ7の全容量値Mmaxが予め記憶
されている。
【0048】RAM4は、前述したようにシステム制御
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リであり、図4に示すように、記憶領域4aには、詳細
は後述する蓄積メモリ実残量値Mleftを記憶する。
【0049】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画像文書データを得るためのも
のである。
【0050】プロッタ6は、受信した画像文書データ
を、その線密度に応じて記録出力したり、スキャナ5で
読み取った画像文書データを、その線密度に応じて記録
出力(コピー動作)するためのものである。
【0051】蓄積メモリ7は、ネットワークファクシミ
リ装置1が扱う、電子メールにより受信した文書データ
や、ファクシミリ送信前の文書データやファクシミリ受
信した文書データ等の各種の未処理文書データを処理さ
れるまで一時的に蓄積するためのものである。
【0052】DCR8は、ファクシミリ送信する画像デ
ータを、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方
式、MR符号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号
化方式で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符
号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応
する所定の復号化方式で復号伸長するものであり、ま
た、画像文書データをMIME形式の電子メールにより
送信する場合のTIFFフルへの変換や、TIFF形式
のファイルからの画像文書データの取り出し処理を行う
ものである。
【0053】操作表示部9は、宛先を指定するためのキ
ー等の各種キーが配設される一方、液晶表示装置等の表
示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、
各種メッセージを表示するものである。
【0054】LANコントローラ10は、ネットワーク
から受信したデータのデコード、またネットワークへ送
信するデータのエンコードを行ったり、送信フレームや
受信フレームのバッファリングを行うことで、ネットワ
ークからのデータを送受信するためのトランスフォーマ
ーであるトランス11を介したLANプロトコルを制御
して、そのLANプロトコル上でシステム制御部2がT
CP/IPプロトコルを制御して、SMTPプロトコル
による電子メールの送受信を行えるようにするためのも
のである。
【0055】モデム12は、G3ファクシミリモデム
で、網制御部13を介して公衆網に送信するデータを変
調する一方、網制御部13を介して公衆網から受信した
信号を復調するものである。また、モデム12は、相手
先番号に対応するDTMF信号の送出も行う。
【0056】網制御部13は、公衆網に接続されて、公
衆網の回線の極性反転の検出、回線の直流ループの閉結
・解放や、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートー
ン等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との
接続制御や、相手先番号に対応する選択信号の、20P
PSまたは10PPSのダイヤル回線に対応したダイヤ
ルパルス信号による送出を行うものである。システムバ
ス14は、上記各部がデータをやり取りするための信号
ラインである。
【0057】次に、図2にネットワークファクシミリ装
置1におけるソフトウェア構成を図5に示す。
【0058】図5において、ネットワークファクシミリ
装置1は、2つのプロトコルスタックを持っている。す
なわち、公衆回線網を制御するためのFAXプロトコル
とネットワークを制御するためのTCP/IPプロトコ
ルである。
【0059】FAXプロトコルは、ITU−T勧告T.
30で規定されるファクシミリプロトコルを制御する。
MODEM制御は、PSTN網でのFAXデータ通信に
使用される。DCR制御は、ITU−T勧告T.4で規
定されるファクシミリの画像圧縮/伸長を処理する制御
部である。画情報管理は、FAXイメージ情報などを管
理・蓄積する。TCP/IPは、ネットワーク上の通信
プロトコルである。MIME(Multipurpose Internet M
ail Extensions)は、RFC1521で規定されるバイ
ナリ・メールや複数のボディを持つメールなどの新しい
タイプの電子メールの通信を行うためのインターネット
・メッセージの規格である。SMTP(Simple Mail Tran
sfer Protocol)(クライアント)は、ネットワーク上でメ
ールサーバに対して電子メールの送信を行うプロトコル
である。SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)(サ
ーバ)は、ネットワーク上のPCクライアントなどから
電子メールの受信をするためのプロトコルである。
【0060】以上の構成のネットワークファクシミリ装
置1は、ネットワーク上のクライアント端末との電子メ
ールによる文書データのやりとりや、公衆網を介したフ
ァクシミリメッセージによる文書データのやりとりを行
うのに伴って、文書データを蓄積メモリ7に記憶・蓄積
し、未送信、未転送、未印字等の各種未処理状態の文書
データを保持する一方、送信済み、転送済み、印字済等
の各種処理済みの文書データを蓄積メモリ7から削除す
る。
【0061】そのような蓄積メモリ7への文書データの
蓄積・削除に伴って、ネットワークファクシミリ装置1
においては、図6に示す蓄積メモリ7の残量管理処理が
行われる。
【0062】図6において、システム制御部2は、先
ず、図4に示したように、RAM4の記憶領域4aに記
憶される蓄積メモリ実残量値Mleftに初期値とし
て、図3に示したように、ROM3の記憶領域3bに記
憶されている蓄積メモリ全容量値Mmaxを設定した上
で(処理1001)、蓄積メモリ7への蓄積対象データ
(サイズMs)があるか、または、蓄積メモリ7に削除
対象データ(サイズMd)があるかを監視する(判断1
002のNo、判断1003のNoループ)。
【0063】蓄積対象データがある場合には(判断10
02のYes)、その蓄積対象データを蓄積メモリ7に
蓄積すると共に(処理1004)、実残量値Mleft
から今蓄積したデータのサイズMsを減じて(処理10
05)、判断1002に戻る。
【0064】削除対象データがある場合には(判断10
03のYes)、その削除対象データを蓄積メモリ7か
ら削除すると共に(処理1006)、実残量値Mlef
tに今削除したデータのサイズMdを加えて(処理10
07)、判断1002に戻る。
【0065】このような残量管理処理を行うことによ
り、システム制御部2は、RAM4の記憶領域4aから
実残量Mleftを読み出すことで、いつでも蓄積メモ
リ7の現在の残量を知ることができる。
【0066】図7に、PCクライアント装置20と、そ
のPCクライアント装置20のメールサーバとしてのネ
ットワークファクシミリ装置1との間のSMTPプロト
コルに基づいた電子メール通信シーケンスについて示
す。
【0067】図7に示す通信シーケンスは、メールサー
バ(ネットワークファクシミリ装置1)側にメール受信
に関する問題がなく、PCクライアントからの文書デー
タ全文(フェーズF11のメッセージ)を正常に受信で
きた場合を示している。
【0068】PCクライアントは、TCPポート25を
使用してコネクション接続要求を行い(フェーズF
1)、以後その接続要求に応答したメールサーバ側との
間で既によく知られたSMTPプロトコルでのやりとり
による前手順(フェーズF2ないしF10)を行った上
で、文書データをメッセージとして送信し(フェーズF
11)、その後、SMTPプロトコルでのやりとりによ
る後手順(フェーズF12ないしF16)を行ってメー
ル送信を完了する。
【0069】図8に、PCクライアント装置20と、そ
のPCクライアント装置20のメールサーバとしてのネ
ットワークファクシミリ装置1との間のSMTPプロト
コルに基づいた電子メール通信シーケンスの、別の例に
ついて示す。
【0070】図8に示す通信シーケンスは、メールサー
バ(ネットワークファクシミリ装置1)側が、メール受
信を開始する時点で既にシステム・ストレージ(蓄積メ
モリ7の残量)不足を生じていて、フェーズF20の接
続要求に対して、フェーズF21で、システム・ストレ
ージ不足を示すコード452を返して再送要求する場合
を示している。
【0071】その場合PCクライアントは、メールサー
バが一時的にSMTPプロトコルに対して応答できない
と判断してQUITコマンドを送信して通信を終了する
(フェーズF22)。
【0072】PCクライアントは、一定時間後、図7に
示した手順と同様の再送手順(フェーズF23ないしF
29)を行い、フェーズF20の接続要求で送信しよう
としていた文書データを電子メールによりメールサーバ
へ再送する。このときには、メールサーバ(ネットワー
クファクシミリ装置1)の蓄積メモリ7には、再送まで
の一定時間の間にかなりの文書データが処理・削除され
て十分な残量があり、再送された文書データの全文を正
常に受信することができる。なお、SMTPプロトコル
では、送信される電子メールに他の電子メールに付され
るものとは重複しないメッセージID(MessageId)が
付加されるが、このような再送に係る電子メールには、
前回の失敗した送信時に付されたものと同一のメッセー
ジIDが付加される。
【0073】図9に、PCクライアント装置20と、そ
のPCクライアント装置20のメールサーバとしてのネ
ットワークファクシミリ装置1との間のSMTPプロト
コルに基づいた電子メール通信シーケンスの、また別の
例について示す。
【0074】図9に示す通信シーケンスは、メールサー
バ(ネットワークファクシミリ装置1)側が、メール受
信を開始して、フェーズF40において文書データをメ
ッセージとして受信している途中でシステム・ストレー
ジ(蓄積メモリ7の残量)不足を生じてしまって、フェ
ーズF41により「.」記号を受信してメッセージ受信
が完了した後、フェーズF42でシステム・ストレージ
不足を示すコード452を返して再送要求する場合を示
している。
【0075】その場合PCクライアントは、メールサー
バが一時的にSMTPプロトコルに対して応答できない
と判断してQUITコマンドを送信して通信を終了する
(フェーズF43)。
【0076】PCクライアントは、一定時間後、図7に
示した手順と同様の再送手順(フェーズF43)を行
い、フェーズF40において正常にメールサーバ(ネッ
トワークファクシミリ装置1)側に受信されなかった文
書データを電子メールによりメールサーバへ再送する。
このときには、メールサーバ(ネットワークファクシミ
リ装置1)の蓄積メモリ7には、再送までの一定時間の
間にかなりの文書データが処理・削除されて十分な残量
があり、再送された文書データの全文を正常に受信する
ことができる。なお、SMTPプロトコルでは、送信さ
れる電子メールに他の電子メールに付されるものとは重
複しないメッセージID(MessageId)が付加される
が、このような再送に係る電子メールには、前回の失敗
した送信時に付されたものと同一のメッセージIDが付
加される。
【0077】このように、メールサーバとしてのネット
ワークファクシミリ装置1は、図7、図8及び図9にそ
れぞれ示した通信シーケンスにより文書データを受信す
るが、蓄積メモリ7の実残量Mleftがどの程度にな
ってから、図8のフェーズ21や図9のフェーズ42に
おけるシステム・ストレージ不足の通知を行って再送要
求を行うべきかや、図9の通信シーケンスにおけるフェ
ーズF40で部分的に受信済みの文書データと、その後
のフェーズF46での再送で全文受信した、フェーズF
40で部分的に受信済みの文書データと同一内容で、重
複する部分がある文書データとをどうように整合性を持
たせて後処理すべきかについて考慮する必要があり、以
後、それらを考慮した各処理手順について説明する。
【0078】先ず、図10に、PCクライアント装置2
0(PCクライアント)とネットワークファクシミリ装
置1(ネットワークファクス)との間の電子メール通信
処理手順の一例について示す。
【0079】同図において、左側の処理はPCクライア
ントにおける処理手順を示し、右側の処理はネットワー
クファクスにおける処理手順を示している。
【0080】ネットワークファクスは、図7のフェーズ
F1等に相当する接続要求があるかを監視している(判
断3001のNoループ)。PCクライアント側におけ
る処理2001に対応して判断3001がYesとなる
と、蓄積メモリ7の実メモリ残量Mleftが、しきい
残量Mthよりも多いかを判断する(判断3002)。
【0081】蓄積メモリ73が送信待機文書や代行受信
文書などにより使用されていて、1通信分の文書データ
を全文受信するに十分な残量が蓄積メモリ7にない場合
には判断3002がNoとなって、図8のフェーズF2
1に対応するストレージ不足通知を行い(処理300
3)、QUITコマンドの受信を待つ(判断3004の
Noループ)。
【0082】PCクライアントにおいては、処理200
1の後、ストレージ不足通知があるかを判断し(判断2
002)、処理3003に対応してストレージ不足通知
があると(判断2002のYes)、図8のフェーズF
22に対応するQUITコマンドを送信して(処理20
03)、一定時間待った後に(処理2004)、処理2
001に戻り、同一文書について、接続要求からやりな
おす。なお、ネットワークファクスにおいては、処理2
004に対応して判断3004はYesとなり、判断3
001に戻る。
【0083】ネットワークファクスにおける判断300
2がYesの場合には、PCクライアントにおける判断
2002もNoとなって、互いに、図7のフェーズF1
0や図9のフェーズF39までに相当する前手順を行っ
た後(処理2005、処理3005)、PCクライアン
トにおいては送信対象文書データを内容とするメッセー
ジの送信(処理2006)を行い、ネットワークファク
スにおいは、メッセージの受信及び蓄積メモリ7への蓄
積を行う(処理3006)。
【0084】PCクライアントは、メッセージの送信が
完了するまで(判断2007のYes)、処理2006
のメッセージ送信を継続し(判断2007のNo)、メ
ッセージ送信が完了すると図7のフェーズF12や図9
のフェーズF41に対応するメッセージ送信完了を示す
「.」記号を送信して(処理2008)、図11の判断
2009に移行する。
【0085】一方、ネットワークファクスにおいては、
処理3006のメッセージ受信・蓄積処理を、「.」記
号を受信するか、メモリ実残量Mleftがしきい残量
Mthよりも多いかを監視しつつ継続して行う(判断3
007のNo、判断3008のYes)。
【0086】メモリ実残量Mleftがしきい残量Mt
hよりも少なくなることなく、メッセージ送信完了を示
す「.」記号を受信した場合には(判断3007のYe
s)、図11の処理3009に移行する。
【0087】メッセージ送信完了を示す「.」記号を受
信する前に、メモリ実残量Mleftがしきい残量Mt
hよりも少なくなってしまった場合には(判断3008
のNo)、メッセージの蓄積メモリ7への蓄積を中止し
てから(処理3012)、図11の処理3013に移行
する。なお、処理3012で蓄積が中止されても、メッ
セージの受信処理(受信したデータは破棄)は継続され
る。
【0088】図11の処理3009において、ネットワ
ークファクスは、図7のフェーズF13に対応する「O
K」の応答を送信し(処理3009)、図7のフェーズ
F14以降に相当する以後の後手順を行ってメール通信
を終了した後(処理3010)、図10の処理3006
で全文受信・蓄積された文書データについて、通常受信
文書後処理を行う(処理3011)。なお、処理301
1の通常受信文書後処理の詳細については後述する。
【0089】図11の処理3013において、ネットワ
ークファクスは、ダミーのメッセージ受信処理
を、「.」記号を受信するまで(判断3014のYe
s)、継続する(判断3014のNo)。「.」記号を
受信すると(判断3014のYes)、図9のフェーズ
F42に対応する「ストレージ不足」の応答を送信し
(処理3015)、図9のフェーズF43以降に相当す
る以後の後手順を行ってメール通信を終了した後(処理
3016)、図10の処理3006で部分的に受信・蓄
積された文書データについて、部分受信文書後処理を行
い(処理3017)、図10の判断3001に戻る。な
お、処理3017の部分受信文書後処理の詳細について
は後述する。
【0090】一方、図11の判断2009において、P
Cクライアントは、「ストレージ不足」の応答を受信す
るか否(「OK」の応答を受信)を判断し、「OK」の
応答を受信した場合には(判断2009のNo)、図7
のフェーズF14以降に相当する以後の後手順を行って
メール通信を終了する(処理2010)。
【0091】判断2009において、「ストレージ不
足」の応答を受信した場合には、図9のフェーズF43
以降に相当する以後の後手順を行ってメール通信を終了
して(処理2011)、一定時間待った後(処理201
2)、図10の処理2001に戻る。
【0092】以上の図10及び図11に示したPCクラ
イアント側における通信手順において、処理2004ま
たは処理2012において一定時間待った後に、同一の
送信対象文書データについて再度行われる処理2001
の接続要求以後の処理においては、一定時間待つことに
よりネットワークファクス側の「ストレージ不足」は解
消されるために判断2002はNoとなり、判断200
9もNoとなるため、送信対象文書データの再送信は、
図7のシーケンスにより正常に終了することになる。
【0093】また、以上の図10及び図11に示した通
信手順においては、ネットワークファクス側の蓄積メモ
リ7の実残量Mleftが、しきい残量Mthよりも少
ない場合に「ストレージ不足」を通知して再送要求を行
い、同一文書データの再送をPCクライアントから受け
るようにしたが、図10の処理手順を、図12に示す処
理手順と置換して、図12及び図11に示す電子メール
通信処理手順を行うようにしてもよい。
【0094】つまり、図12において、ネットワークフ
ァクスは、図7のフェーズF1等に相当する接続要求が
あるかを監視している(判断3101のNoループ)。
PCクライアント側における処理2101に対応して判
断3101がYesとなると、互いに、図7のフェーズ
F10や図9のフェーズF39までに相当する前手順を
行った後(処理2102、処理3102)、PCクライ
アントにおいては送信対象文書データを内容とするメッ
セージの送信(処理2103)を行い、ネットワークフ
ァクスにおいては、メッセージの受信及び蓄積メモリ7
への蓄積を行う(処理3103)。
【0095】PCクライアントは、メッセージの送信が
完了するまで(判断2104のYes)、処理2103
のメッセージ送信を継続し(判断2104のNo)、メ
ッセージ送信が完了すると図7のフェーズF12や図9
のフェーズF41に対応するメッセージ送信完了を示す
「.」記号を送信して(処理2105)、既に説明済み
のための重複する説明は省略する図11の、判断200
9に移行する。
【0096】一方、ネットワークファクスにおいては、
処理3103のメッセージ受信・蓄積処理を、「.」記
号を受信するか、メモリ実残量Mleftが0になった
かを監視しつつ継続して行う(判断3104のNo、判
断3105のYes)。
【0097】メモリ実残量Mleftが0になることな
く、メッセージ送信完了を示す「.」記号を受信した場
合には(判断3104のYes)、図11の処理300
9に移行する。
【0098】メッセージ送信完了を示す「.」記号を受
信する前に、メモリ実残量Mleftが0になってしま
った場合には(判断3105のYes)、メッセージの
蓄積メモリ7への蓄積を中止してから(処理310
6)、図11の処理3013に移行する。なお、処理3
012で蓄積が中止されても、メッセージの受信処理
(受信したデータは破棄)は継続される。
【0099】以上の図12及び図11に示したPCクラ
イアント側における通信手順において、処理2012に
おいて一定時間待った後に、同一の送信対象文書データ
について再度行われる処理2101の接続要求以後の処
理においては、一定時間待つことによりネットワークフ
ァクス側の「ストレージ不足」は解消されるために判断
2009もNoとなるため、送信対象文書データの再送
信は、図7のシーケンスにより正常に終了することにな
る。
【0100】また、以上の図12及び図11に示した通
信手順においては、ネットワークファクス側の蓄積メモ
リ7の実残量Mleftが、全くなくなってしまって0
になった場合に初めて「ストレージ不足」を通知して、
部分的ではあっても受信可能なだけの文書データを受信
した上で再送要求が行われることになる。
【0101】次に、図10及び図11の組合せ通信処理
手順、または、図12及び図11の組合せの通信処理手
順における図11の処理3017の部分受信文書後処
理、及び、処理3011の通常受信文書後処理の具体的
な処理手順の組み合わせである、再送要求受信文書後処
理の3つの例について、図13、図14及び図15にそ
れぞれ示す。
【0102】先ず、図13に示す組み合わせにおいて
は、部分受信文書後処理は、単に、図10の処理300
6または図12の処理3103で部分的に受信され蓄積
メモリ7に蓄積された文書を何ら処理することなく、蓄
積メモリ7から削除してしまう。これにより、一定時間
後に全文受信・蓄積される同一文書データと重複する内
容が蓄積メモリ7には残らないことになる。
【0103】一方、図13に示す組み合わせにおける通
常受信文書後処理においては、受信文書の「Subje
ct:」フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ
等の転送先装置を特定するための情報、具体的には、例
えば、転送先ファクス番号等が付帯しているかを判断す
る(判断5001)。なお、転送先情報の指定形態は、
転送先ファクス番号の直接指定に限定されるものではな
く、例えば、ネットワークファクシミリ装置1が識別番
号とファクス番号との対応テーブルを備えていて、識別
番号の指定により間接的に転送先のファクス番号を指定
したりするような、その他の指定形態であってもよい。
【0104】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断5001のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
5002)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積
メモリ7から削除する(処理5005)。
【0105】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断5001のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理5003)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理5004)、転送という処
理済みの受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理5
005)。
【0106】これにより、同一の文書について、全文の
通常受信文書の受信前に部分受信文書が受信されている
場合でも、全文の通常受信文書のみを記録出力または指
定宛先に転送することができる。
【0107】次に、図14に示す組み合わせにおける部
分受信文書後処理においては、受信文書の「Subje
ct:」フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ
等の転送先装置を特定するための情報、具体的には、例
えば、転送先ファクス番号等が付帯しているかを判断す
る(判断4101)。
【0108】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断4101のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
4102)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積
メモリ7から削除する(処理4105)。
【0109】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断4101のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理4103)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理4104)、転送という処
理済みの受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理4
105)。
【0110】一方、図14に示す組み合わせにおける通
常受信文書後処理においては、受信文書の「Subje
ct:」フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ
等の転送先装置を特定するための情報、具体的には、例
えば、転送先ファクス番号等が付帯しているかを判断す
る(判断5101)。
【0111】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断5101のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
5102)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積
メモリ7から削除する(処理5105)。
【0112】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断5101のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理5103)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理5104)、転送という処
理済みの受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理5
105)。
【0113】これにより、同一の文書について、全文の
通常受信文書の受信前に部分受信文書が受信されている
場合には、全文の通常受信文書が記録出力または指定宛
先に転送される前に、部分受信文書が記録出力または指
定宛先に転送されていることになるため、部分的ではあ
っても、受信文書の内容を全文を入手する前に確認する
ことができる。
【0114】なお、部分受信文書後処理における判断4
101で転送先情報が付帯して受信された部分受信文書
の元となった送信対象文書データは、一定時間後にPC
クライアントからの同一内容のまま全文再送されて、通
常受信文書後処理にかけられることになるため、部分受
信文書後処理で一部転送された文書は、通常受信文書後
処理においても正しく全文転送されることになる。
【0115】次に、図15に示す組み合わせにおける部
分受信文書後処理においては、部分受信文書受信時の電
子メールに付加されていた「MessageId」を、部分受信
文書のページ中に付加する(処理4201)。その場合
の付加形態としては、先頭ページのみに付加するように
してもよし、全ページに付加するようにしてもよい。
【0116】また、部分受信文書の各ページに、初期値
1のページ番号を付加する(処理4201)。
【0117】そして、受信文書の「Subject:」
フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ等の転送
先装置を特定するための情報、具体的には、例えば、転
送先ファクス番号等が付帯しているかを判断する(判断
4203)。
【0118】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断4203のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
4204)、部分受信文書のページ数を「MessageId」
と対応付けてRAM4に記憶すると共に(処理420
7)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積メモリ
7から削除する(処理4208)。
【0119】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断4203のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理4205)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理4206)、部分受信文書
のページ数を「MessageId」と対応付けてRAM4に記
憶すると共に(処理4207)、転送という処理済みの
受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理420
8)。
【0120】一方、図15に示す組み合わせにおける通
常受信文書後処理においては、同一「MessageId」の部
分受信文書があるか、すなわち、処理対象の通常受信文
書の「MessageId」と同一の「MessageId」が処理420
7によりRAM4に記憶されているかを判断する(判断
5201)。
【0121】同一「MessageId」の部分受信文書がない
場合には(判断5201のNo)、処理対象の通常受信
文書は、再送要求に係るものではないことになるため、
判断5205に移行する。
【0122】一方、同一「MessageId」の部分受信文書
がある場合には(判断5201のYes)、対応して記
憶されていた部分受信文書と重複する分のページを破棄
し、残りのページの文書(残存通常受信文書)につい
て、通常受信文書受信時の電子メールに付加されていた
「MessageId」(部分受信文書と同一)を、残存通常受
信文書のページ中に付加する(処理5203)。その場
合の付加形態としては、先頭ページのみに付加するよう
にしてもよし、全ページに付加するようにしてもよい。
【0123】また、その残存通常受信文書の各ページ
に、部分受信文書のページ数+1を初期値としてページ
番号を付加する(処理5204)。
【0124】判断5201がNoの場合には、通常受信
文書そのものについて、処理5204の後には、「Mess
ageId」及び、部分受信文書と連番のページ番号が付さ
れた残存通常受信文書について、判断5205以降の処
理を行う。
【0125】つまり、受信文書の「Subject:」
フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ等の転送
先装置を特定するための情報、具体的には、例えば、転
送先ファクス番号等が付帯しているかを判断する(判断
5205)。
【0126】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断5205のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
5206)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積
メモリ7から削除する(処理5209)。
【0127】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断5205のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理5207)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理5208)、転送という処
理済みの受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理5
209)。
【0128】これにより、同一の文書について、全文の
通常受信文書の受信前に部分受信文書が受信されている
場合には、全文の通常受信文書が記録出力または指定宛
先に転送される前に、部分受信文書が記録出力または指
定宛先に転送されていることになるため、部分的ではあ
っても、受信文書の内容を全文を入手する前に確認する
ことができる。
【0129】更に、部分受信文書を受信後一定時間をお
いて受信した全文の通常受信文書を前ページそのまま転
送または記録出力してしまうのではなく、部分受信文書
として転送または記録出力済みのページについては、転
送または記録出力をしないようにしているため、内容の
重複するページを転送または記録出力することが避けら
れ、通信費及び記録紙の節減が図れる。
【0130】また、通常受信文書のうちの、部分受信文
書と内容の重複するページを転送または記録出力しない
ようにすると、転送先または自機においては、第1ペー
ジから記録出力される部分受信文書と、途中のページか
ら記録出力される残存通常受信文書とが一定時間をおい
て得られることになり、後から受信した途中のページか
らの残存通常受信文書が、その前に記録出力されたどの
文書と対応するのかが、そのままではわかりにくい。し
かし、部分受信文書と残存通常受信文書とで同一の「Me
ssageId」を識別情報として付加するようにしているた
め、一定時間をおいて記録出力される部分受信文書と残
存通常受信文書とを容易に連結して参照することができ
るようになる。また、一定時間をおいて記録出力される
部分受信文書及び残存通常受信文書に連番のページ番号
が付されることで、いっそう確実に各文書を連結して参
照することができる。もちろん、部分受信文書及び残存
通常受信文書に連番のページ番号を付すのみで、「Mess
ageId」の付加を省いても、ページ番号を頼りに各文書
を連結することは可能であるが、「MessageId」及び連
番のページ番号を共に付加することで、いっそう確実に
各文書を連結することができる。なお、本実施の形態で
は、部分受信文書と残存通常受信文書とに付加する識別
情報としては、「MessageId」を利用するようにした
が、それに限らず、例えば、ネットワークファクシミリ
装置1において文書データの管理に用いるファイル番号
等を識別情報として付すようにしてもよいのはいうまで
もない。
【0131】さて、図10及び図11、または、図12
及び図11に示した通信手順では、部分受信文書の受信
後、蓄積メモリ7の残量が残り少ないか、または、全く
なくなってしまった場合に、「ストレージ不足」を送信
元のPCクライアント装置20に通知することで再送要
求し、全文の通常受信文書を再送信してもらうようにし
たが、その場合、部分受信文書と、一定時間後に受信す
る全文の通常受信文書とに一部重複が生じてしまうこと
になる。
【0132】そこで、以下説明する通信手順では、メー
ルサーバとしてのネットワークファクシミリ装置1と送
信元のPCクライアント装置20との間で、必要な情報
をやりとりして、同一の文書データに関して、受信した
部分文書と、その部分文書受信後一定時間をおいて再送
信されてくる残存文書とに重複がなくなるようにする。
【0133】そのための通信手順としては、図16に示
す通信手順、または、図17及び図18に示す通信手順
の2通りが考えられる。
【0134】先ず図16に示す通信手順においては、ネ
ットワークファクスは、接続要求があるかを監視してい
る(判断7001のNoのループ)。PCクライアント
側における処理6001に対応して判断7001がYe
sとなると、蓄積メモリ7の実メモリ残量Mleft
を、蓄積メモリ残量として、PCクライアント側に通知
し(処理7002)、その通知をPCクライアントが受
ける(処理6002)。
【0135】蓄積メモリ残量の通知を受けたPCクライ
アントは、その通知されたメモリ残量が、これから送信
しようとする文書のサイズよりも多いか否かを判断する
(判断6003)。
【0136】メモリ残量が送信文書サイズよりも少ない
場合には(判断6003のNo)、QUITコマンドを
送信して(処理6004)、一定時間待った後に(処理
6005)、処理6001に戻り、同一文書について、
接続要求からやりなおす。なお、ネットワークファクス
においては、処理6004に対応して判断7003はY
esとなり、判断7001に戻る。
【0137】メモリ残量が送信文書サイズよりも多い場
合には(判断6003のYes)、互いに前手順を行っ
た後(処理6007、処理7004)、PCクライアン
トにおいては送信対象文書データを内容とするメッセー
ジの送信(処理6008)を行い、ネットワークファク
スにおいては、メッセージの受信及び蓄積メモリ7への
蓄積を行う(処理7005)。
【0138】PCクライアントは、メッセージの送信が
完了するまで(判断6009のYes)、処理6008
のメッセージ送信を継続し(判断6009のNoのルー
プ)、メッセージ送信が完了するとメッセージ送信完了
を示す「.」記号を送信する(処理6010)。
【0139】一方、ネットワークファクスにおいては、
処理7005のメッセージ受信・蓄積処理を、「.」記
号を受信するまで継続して行う(判断7006のNoの
ループ)。
【0140】処理6010に対応して判断7006がY
esとなると、互いに後手順を行い(処理6011、7
007)、通信を終了する。
【0141】ネットワークファクスは、その後、処理7
005で受信蓄積した全文の通常受信文書に対して後処
理を行う(処理7008)。
【0142】なお、処理7008の通常受信文書後処理
としては、受信される文書は常に全文の文書となるた
め、他の文書との関係を考慮した特別な処理は不要で、
例えば図13の右側に示した処理を適用することができ
る。
【0143】このような図16に示した通信手順では、
PCクライアント側が、メールサーバとしてのネットワ
ークファクス側の蓄積メモリの残量が、これから送信し
ようとする文書が蓄積できるだけのこっていない限り、
送信を行わず、一定時間待って同一文書を再送信する一
方、一定時間待つことによりネットワークファクス側の
蓄積メモリ残量は未処理の文書が処理されることにより
増えているため、送信対象の文書全文をネットワークフ
ァクスに再送信することができる。
【0144】次に、図17及び図18に示す通信手順に
おいては、先ず図17において、ネットワークファクス
は、接続要求があるかを監視している(判断7101の
Noのループ)。PCクライアント側における処理61
01に対応して判断7101がYesとなると、蓄積メ
モリ7の実メモリ残量Mleftを、蓄積メモリ残量と
して、PCクライアント側に通知し(処理7102)、
その通知をPCクライアントが受ける(処理610
2)。
【0145】蓄積メモリ残量の通知を受けたPCクライ
アントは、その通知されたメモリ残量が、これから送信
しようとする文書のサイズよりも多いか否かを判断する
(判断6103)。
【0146】メモリ残量が送信文書サイズよりも多い場
合には(判断6103のYes)、互いに前手順を行っ
た後(処理6104、処理7103)、PCクライアン
トにおいては送信対象文書データを内容とするメッセー
ジの送信(処理6105)を行い、ネットワークファク
スにおいては、メッセージの受信及び蓄積メモリ7への
蓄積を行う(処理7104)。
【0147】PCクライアントは、メッセージの送信が
完了するまで(判断6106のYes)、処理6105
のメッセージ送信を継続し(判断6106のNoのルー
プ)、メッセージ送信が完了するとメッセージ送信完了
を示す「.」記号を送信する(処理6107)。
【0148】一方、ネットワークファクスにおいては、
処理7104のメッセージ受信・蓄積処理を、「.」記
号を受信するまで継続して行う(判断7105のNoの
ループ)。
【0149】処理6107に対応して判断7105がY
esとなると、互いに後手順を行い(処理6108、7
106)、通信を終了する。
【0150】ネットワークファクスは、その後、処理7
104で受信蓄積した全文の通常受信文書、または、後
述する処理6109、処理6112に対応して受信す
る、分割受信に係る文書に対して後処理を行う(処理7
107)。
【0151】判断6103において、メモリ残量が送信
文書サイズよりも少ない場合には(判断6103のN
o)、図18の処理6109に移行する。
【0152】処理6109では、通知されたメモリ残量
におさまる分のページだけを送信する。なお、その再、
送信する文書が全文ではない、部分的な送信である旨を
通知する。その通知は、メールプロトコルにおけるコマ
ンドによって行っても良いし、メールヘッダ部の「Su
bject:」フィールドや、メール本文中等の所定位
置に埋め込むようにしてもよい。
【0153】処理6109に対応して、ネットワークフ
ァクスでは、処理7103ないしないし処理7106が
行われる。
【0154】一方、PCクライアントは、処理6109
の後、一定時間待ち(この間にネットワークファクスに
おける蓄積メモリ残量は回復している)、再度接続要求
を行う(処理6111)、その接続要求に対応してネッ
トワークファクスにおいては、判断7101がYesと
なる。
【0155】PCクライアントは、処理6111の接続
要求の後、送信対象文書データのうちの処理6109で
送信できなかった残りの残りのページを、同一「Messag
eId」で送信する(処理6112)。
【0156】処理6116に対応して、ネットワークフ
ァクスでは、処理7103ないしないし処理7106が
行われる。
【0157】このようにしてネットワークファクスにお
ける処理7104により受信され蓄積メモリ7に蓄積さ
れた文書としては、全文の通常の受信文書、処理610
9に対応して受信された部分文書、処理6112に対応
して受信された残存文書があり、処理7107の通常受
信文書後処理においては、その3通りの受信文書を処理
する必要がある。
【0158】次に、処理7107の通常受信文書後処理
の具体的な処理手順の2通りの例について説明する。
【0159】先ず、第1例の処理手順について、図19
に示す。
【0160】同図において、先ず、受信文書が、部分送
信通知を伴う、図18の処理6109に対応して受信し
た、分割受信に係る部分文書であるか否かを判断する
(判断8001)。
【0161】部分文書である場合には(判断8001の
Yes)、部分文書受信時の電子メールに付加されてい
た「MessageId」を、部分受信文書のページ中に付加す
る(処理8002)。その場合の付加形態としては、先
頭ページのみに付加するようにしてもよし、全ページに
付加するようにしてもよい。
【0162】また、部分受信文書の各ページに、初期値
1のページ番号を付加する(処理8003)。
【0163】そして、受信文書の「Subject:」
フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ等の転送
先装置を特定するための情報、具体的には、例えば、転
送先ファクス番号等が付帯しているかを判断する(判断
8004)。
【0164】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断8004のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
8005)、部分受信文書のページ数を「MessageId」
と対応付けてRAM4に記憶すると共に(処理800
8)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積メモリ
7から削除する(処理8009)。
【0165】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断8004のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理8006)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理8007)、部分文書のペ
ージ数を「MessageId」と対応付けてRAM4に記憶す
ると共に(処理8008)、転送という処理済みの受信
文書を蓄積メモリ7から削除する(処理8009)。
【0166】判断8001において、部分文書ではない
場合には(判断8001のNo)、すなわち、全文受信
した通常の受信文書または、図18の処理6112に対
応して受信した分割受信に係る残存文書である場合に
は、同一「MessageId」の部分文書があるか、すなわ
ち、処理対象の受信文書の「MessageId」と同一の「Mes
sageId」が処理8008によりRAM4に記憶されてい
るかを判断する(判断8010)。
【0167】同一「MessageId」の部分文書がない場合
には(判断8010のNo)、全文受信した通常の受信
文書であることになるため、判断8013に移行する。
【0168】一方、同一「MessageId」の部分受信文書
がある場合には(判断8010のYes)、処理対象の
文書が分割受信に係る残存文書であることになるため、
その残存文書のページ中に、受信時の電子メールに付加
されていた「MessageId」(部分文書と同一)を付加す
る(処理8011)。その場合の付加形態としては、先
頭ページのみに付加するようにしてもよし、全ページに
付加するようにしてもよい。
【0169】また、その残存文書の各ページに、部分受
信文書のページ数+1を初期値としてページ番号を付加
する(処理8012)。
【0170】判断8010がNoの場合には、全文の通
常受信文書について、処理8012の後には、「Messag
eId」及び、部分受信文書と連番のページ番号が付され
た残存文書について、判断8013以降の処理を行う。
【0171】つまり、受信文書の「Subject:」
フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ等の転送
先装置を特定するための情報、具体的には、例えば、転
送先ファクス番号等が付帯しているかを判断する(判断
8013)。
【0172】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断8013のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
8014)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積
メモリ7から削除する(処理8017)。
【0173】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断8013のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理8015)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理8016)、転送という処
理済みの受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理8
017)。
【0174】これにより、同一の文書について、部分文
書と残存文書とか一定時間をおいて受信される場合に
は、残存文書が記録出力または指定宛先に転送される前
に、部分文書が記録出力または指定宛先に転送されてい
ることになるため、部分的ではあっても、受信文書の内
容を全文を入手する前に確認することができ、また、転
送または記録出力される文書の内容に重複がないため、
通信費及び記録紙の節減が図れる。
【0175】また、転送先または自機においては、第1
ページから記録出力される部分文書と、途中のページか
ら記録出力される残存文書とが一定時間をおいて得られ
ることになり、後から受信した途中のページからの残存
文書が、その前に記録出力されたどの文書と対応するの
かが、そのままではわかりにくい。しかし、部分文書と
残存文書とで同一の「MessageId」を識別情報として付
加するようにしているため、一定時間をおいて記録出力
される部分文書と残存文書とを容易に連結して参照する
ことができるようになる。また、一定時間をおいて記録
出力される部分文書及び残存文書に連番のページ番号が
付されることで、いっそう確実に各文書を連結して参照
することができる。もちろん、部分文書及び残存文書に
連番のページ番号を付すのみで、「MessageId」の付加
を省いても、ページ番号を頼りに各文書を連結すること
は可能であるが、「MessageId」及び連番のページ番号
を共に付加することで、いっそう確実に各文書を連結す
ることができる。なお、本実施の形態では、部分文書と
残存文書とに付加する識別情報としては、「MessageI
d」を利用するようにしたが、それに限らず、例えば、
ネットワークファクシミリ装置1において文書データの
管理に用いるファイル番号等を識別情報として付すよう
にしてもよいのはいうまでもない。
【0176】次に、第2例の処理手順について、図20
に示す。
【0177】同図において、先ず、受信文書が、部分送
信通知を伴う、図18の処理6109に対応して受信し
た、分割受信に係る部分文書であるか否かを判断する
(判断8101)。
【0178】部分文書である場合には(判断8101の
Yes)、その部分文書に対してなにも(蓄積メモリ7
からの削除も)せずに、蓄積メモリ7に保持したままと
する。
【0179】一方、判断8101において、部分文書で
はない場合には(判断8101のNo)、すなわち、全
文受信した通常の受信文書または、図18の処理611
2に対応して受信した分割受信に係る残存文書である場
合には、同一「MessageId」の部分文書があるか、すな
わち、処理対象の受信文書の「MessageId」と同一の「M
essageId」の部分文書が、判断8101がYesとなる
ことにより、蓄積メモリ7に保持されているかを判断す
る(判断8102)。
【0180】同一「MessageId」の部分文書がない場合
には(判断8010のNo)、全文受信した通常の受信
文書であることになるため、判断8104に移行する。
【0181】一方、同一「MessageId」の部分受信文書
がある場合には(判断8102のYes)、処理対象の
文書が分割受信に係る残存文書であることになるため、
当該部分受信文書を残存文書とを連結して、元の1つの
文書に統合する(処理8103)。
【0182】判断8102がNoの場合には、元から全
文の通常受信文書について、処理8103の後には、連
結再生された全文の文書について、判断8013以降の
処理を行う。
【0183】つまり、受信文書の「Subject:」
フィールド等に、公衆網上のG3ファクシミリ等の転送
先装置を特定するための情報、具体的には、例えば、転
送先ファクス番号等が付帯しているかを判断する(判断
8104)。
【0184】転送先情報が受信文書に付帯していない、
ネットワークファクシミリ装置1が最終的な宛先となる
受信文書だった場合には(判断8104のNo)、その
受信文書をプロッタ6により記録紙に記録出力し(処理
8105)、記録出力という処理済みの受信文書を蓄積
メモリ7から削除する(処理8108)。
【0185】転送先情報が受信文書に付帯している場合
には(判断8104のYes)、その転送先情報により
特定される転送先に発呼し(処理8106)、受信文書
をファクシミリ送信し(処理8107)、転送という処
理済みの受信文書を蓄積メモリ7から削除する(処理8
108)。
【0186】これにより、同一の文書について、部分文
書と残存文書とか一定時間をおいて受信される場合に
は、残存文書が記録出力または指定宛先に転送される前
に、部分文書を前もって記録出力または指定宛先に転送
してしまうのではなく、残存文書の受信を待って、その
受信した残存文書と連結して元の文書に戻してから、転
送または記録出力するため、転送先または自機にて記録
出力された文書の扱いが容易になる。
【0187】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明をネットワーク通信装置の1つであるネット
ワークファクシミリ装置1に適用したが、本発明は、そ
れに限らず、クライアント装置にとってのメールサーバ
となって文書データをネットワークを介して電子メール
として受信するネットワーク通信装置であれば、同様に
適用可能なものである。また、受信文書の転送形態も、
公衆網を介したファクシミリ送信に限定されるものでは
ない。
【0188】
【発明の効果】請求項1、10または19に係る発明に
よれば、電子メールの受信開始時または受信・蓄積途中
に前記蓄積メモリの残量が少なくなった場合に、無条件
に電子メールの受信を拒否してしまうのではなく、送信
元クライアント装置に再送要求するようにしたため、同
一文書が再送信されてくる一定時間後には、前記蓄積メ
モリに蓄積されている未処理の文書データもかなり処理
されて前記蓄積メモリの残量も十分多くなり、再送信さ
れてくる文書の全文を正しく受信することが可能となる
効果が得られる。
【0189】請求項2、11または20に係る発明によ
れば、前記蓄積メモリの残量が残り少なくなった場合
に、無条件に電子メールの受信を拒否してしまうのでは
なく、部分的ではあっても、前記蓄積メモリに蓄積でき
るだけ受信・蓄積してから、送信元クライアント装置に
再送要求するようにしたため、同一文書が再送信されて
くるのを待たずに部分的ではあっても受信文書を取得で
き、また、同一文書が再送信されてくる一定時間後に
は、前記蓄積メモリに蓄積されている未処理の文書デー
タもかなり処理されて前記蓄積メモリの残量も十分多く
なり、再送信されてくる文書の全文を正しく受信するこ
とが可能となる効果が得られる。
【0190】請求項3、12または21に係る発明によ
れば、電子メールの受信開始時または受信・蓄積途中に
前記蓄積メモリの残量が少なくなった場合に、無条件に
電子メールの受信を拒否してしまうのではなく、送信元
クライアント装置に再送要求するようにしたため、同一
文書が再送信されてくる一定時間後には、前記蓄積メモ
リに蓄積されている未処理の文書データもかなり処理さ
れて前記蓄積メモリの残量も十分多くなり、再送信され
てくる文書の全文を正しく受信することが可能となり、
また、同一内容の文書について、前記所定の再送要求前
に受信した部分受診文書データと、前記所定の再送要求
後に受信した全文の通常受信文書データとが、適切に関
連付けられて処理されるため、同一内容の文書につい
て、先に受信した一部の文書データと、後に受信した全
文の文書データとを互いに不整合が生じることなく扱う
ことが可能となる効果が得られる。
【0191】請求項4、13または22に係る発明によ
れば、前記蓄積メモリの残量が残り少なくなった場合
に、無条件に電子メールの受信を拒否してしまうのでは
なく、部分的ではあっても、前記蓄積メモリに蓄積でき
るだけ受信・蓄積してから、送信元クライアント装置に
再送要求するようにしたため、同一文書が再送信されて
くるのを待たずに部分的ではあっても受信文書を取得で
き、また、同一文書が再送信されてくる一定時間後に
は、前記蓄積メモリに蓄積されている未処理の文書デー
タもかなり処理されて前記蓄積メモリの残量も十分多く
なり、再送信されてくる文書の全文を正しく受信するこ
とが可能となり、また、同一内容の文書について、前記
所定の再送要求前に受信した部分受診文書データと、前
記所定の再送要求後に受信した全文の通常受信文書デー
タとが、適切に関連付けられて処理されるため、同一内
容の文書について、先に受信した一部の文書データと、
後に受信した全文の文書データとを互いに不整合が生じ
ることなく扱うことが可能となる効果が得られる。
【0192】請求項5、14または23に係る発明によ
れば、前記再送要求前に受信・蓄積した前記部分受信文
書データは未処理のまま前記蓄積メモリから削除してし
まい、前記再送要求後に受信・蓄積した全文の前記通常
受信文書データのみを指定された転送先に転送または自
機において記録出力するようにしたため、同一文書につ
いて重複した内容が転送先に転送または自機において記
録出力されることがなく再送要求後に受信した全文の前
記通常受信文書データのみを転送または記録出力でき、
転送に要する通信費や、転送先装置または自機において
記録紙の節約が可能となる効果が得られる。
【0193】請求項6、15または24に係る発明によ
れば、前記再送要求前に受信・蓄積した前記部分受信文
書データを、指定された転送先に転送または自機におい
て記録出力するようにすると共に、前記再送要求後に受
信・蓄積した全文の前記通常受信文書データをも指定さ
れた転送先に転送または自機において記録出力するよう
にしたため、前記再送要求後一定時間後に受信される全
文の前記通常受信文書の転送先への転送または自機にお
ける記録出力に先だって、一部ではあっても、受信文書
を転送先へ転送または自機において記録出力することが
でき、文書の内容を一部ではあっても事前確認すること
が可能となる効果が得られる。
【0194】請求項7、16または25に係る発明によ
れば、前記再送要求前に受信・蓄積した前記部分受信文
書データを、指定された転送先に転送または自機におい
て記録出力するようにすると共に、前記再送要求後に受
信・蓄積した全文の前記通常受信文書データのうちの前
記部分受信文書データの分のページを除いた文書データ
をも指定された転送先に転送または自機において記録出
力するようにしたため、前記再送要求後一定時間後に受
信される全文の前記通常受信文書の転送先への転送また
は自機における記録出力に先だって、一部ではあって
も、受信文書を転送先へ転送または自機において記録出
力することができ、文書の内容を一部ではあっても事前
確認することが可能となり、また、同一文書について重
複した内容が転送先に転送または自機において記録出力
されることがなく転送に要する通信費や、転送先装置ま
たは自機において記録紙の節約が可能となる効果が得ら
れる。
【0195】請求項8、17または26に係る発明によ
れば、一定時間をおいて転送先へ転送または自機におい
て記録出力される前記部分受信文書データ及び前記残存
通常受信文書データに連番のページが付されるため、転
送先装置または自機において途中のページから出力され
る前記残存通常受診文書データと、一定時間前に出力済
みの前記部分受信文書データとのページ順が明確にな
り、同一文書が再送要求のために分割されて時間差で出
力されてもページの対応を容易にとることが可能となる
効果が得られる。
【0196】請求項9、18または27に係る発明によ
れば、一定時間をおいて転送先へ転送または自機におい
て記録出力される前記部分受信文書データ及び前記残存
通常受信文書データに同一の識別情報が付されるため、
同一文書が再送要求のために分割されて時間差で出力さ
れても元の文書への結合を容易に行うことが可能となる
効果が得られる。
【0197】請求項28に係る発明によれば、メールサ
ーバとしての前記ネットワーク通信装置が前記送信元ク
ライアント装置にメモリ残量を通知して、送信対象文書
データがそのメモリ残量以下のサイズでない場合には一
定時間の経過の後再送信されるため、前記ネットワーク
通信装置に前記送信元クライアント装置から同一文書が
再送信されてくる一定時間後には、前記蓄積メモリに蓄
積されている未処理の文書データもかなり処理されて前
記蓄積メモリの残量も十分多くなり、再送信されてくる
文書の全文を正しく受信することが可能となる効果が得
られる。
【0198】請求項29に係る発明によれば、メールサ
ーバとしての前記ネットワーク通信装置が前記送信元ク
ライアント装置にメモリ残量を通知して、送信対象文書
データがそのメモリ残量以下のサイズでない場合には前
記通知されたメモリ残量に収まる分のページの部分文書
データが先ず送信され、一定時間の経過の後、残りの文
書データ(残存文書データ)が再送信されるため、前記
残存文書データが再送信されてくるのを待たずに部分的
ではあっても文書データを取得でき、また、前記ネット
ワーク通信装置に前記送信元クライアント装置から前記
残存文書データが再送信されてくる一定時間後には、前
記蓄積メモリに蓄積されている未処理の文書データもか
なり処理されて前記蓄積メモリの残量も十分多くなり、
再送信されてくる文書の全文を正しく受信することが可
能となる効果が得られる。
【0199】請求項30に係る発明によれば、前記送信
元クライアント装置からの1つの送信対象文書につい
て、前記ネットワーク通信装置が分割受信した前記部分
文書データと、残存文書データとが、適切に関連付けら
れて処理されるため、一つの文書について、先に受信し
た一部の文書データと、後に受信した残存の文書データ
とを互いに不整合が生じることなく扱うことが可能とな
る効果が得られる。
【0200】請求項31に係る発明によれば、前記部分
文書データを、指定された転送先に転送または自機にお
いて記録出力するようにすると共に、一定時間後に受信
・蓄積した前記残存文書データをも指定された転送先に
転送または自機において記録出力するようにしたため、
前記部分文書データ受信後に一定時間後に受信される前
記残存文書データの転送先への転送または自機における
記録出力に先だって、一部ではあっても、受信文書を転
送先へ転送または自機において記録出力することがで
き、文書の内容を一部ではあっても事前確認することが
可能となり、また、同一文書について重複した内容が転
送先に転送または自機において記録出力されることがな
く転送に要する通信費や、転送先装置または自機におい
て記録紙の節約が可能となる効果が得られる。
【0201】請求項32に係る発明によれば、一定時間
をおいて転送先へ転送または自機において記録出力され
る前記部分文書データ及び前記残存文書データに連番の
ページが付されるため、転送先装置または自機において
途中のページから出力される前記残存文書データと、一
定時間前に出力済みの前記部分文書データとのページ順
が明確になり、同一文書が分割受信のために分割されて
時間差で出力されてもページの対応を容易にとることが
可能となる効果が得られる。
【0202】請求項33に係る発明によれば、一定時間
をおいて転送先へ転送または自機において記録出力され
る前記部分受信文書データ及び前記残存通常受信文書デ
ータに同一の識別情報が付されるため、同一文書が分割
受信のために分割されて時間差で出力されても元の文書
への結合を容易に行うことが可能となる効果が得られ
る。
【0203】請求項34に係る発明によれば、前記残存
文書データに先だって受信される部分文書データを前記
蓄積メモリに保持しておき、前記残存文書データ受信後
に当該残存文書データと結合して元の1つの文書に統合
してから、転送先へ転送または自機において記録出力す
るようにしたため、1つの文書が時間的に分割された転
送または自機にて記録出力されることがなく、1つの文
書として転送または自機にて記録出力することができ、
転送に要する通信費の削減が可能となり、また、分割受
信に係る文書を、全文一括で受信した通常の文書と同様
の扱いで転送または自機にて記録出力することが可能と
なる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信シ
ステムの接続形態について示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のROMの記憶内容について示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置のRAMの記憶内容について示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置におけるソフトウェア構成について示す図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における残量管理処理手順について示すフロ
ーチャートである。
【図7】PCクライアントと、メールサーバとしてのネ
ットワークファクシミリ装置との間の電子メール通信シ
ーケンスについて示す図である。
【図8】PCクライアントと、メールサーバとしてのネ
ットワークファクシミリ装置との間の電子メール通信シ
ーケンスについて示す図である。
【図9】PCクライアントと、メールサーバとしてのネ
ットワークファクシミリ装置との間の電子メール通信シ
ーケンスについて示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信
システムを構成するPCクライアント装置とネットワー
クファクシミリ装置との間の電子メール通信処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信
システムを構成するPCクライアント装置とネットワー
クファクシミリ装置との間の電子メール通信処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信
システムを構成するPCクライアント装置とネットワー
クファクシミリ装置との間の電子メール通信処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における文書受信後処理としての部分受信
文書後処理手順及び通常受信文書後処理手順について示
すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における文書受信後処理としての部分受信
文書後処理手順及び通常受信文書後処理手順について示
すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における文書受信後処理としての部分受信
文書後処理手順及び通常受信文書後処理手順について示
すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信
システムを構成するPCクライアント装置とネットワー
クファクシミリ装置との間の電子メール通信処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態に係るネットワーク通信
システムを構成するPCクライアント装置とネットワー
クファクシミリ装置との間の電子メール通信処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図18】図16と共に本発明の実施の形態に係るネッ
トワーク通信システムを構成するPCクライアント装置
とネットワークファクシミリ装置との間の電子メール通
信処理手順について示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における分割受信文書後処理としての通常
受信文書後処理手順について示すフローチャートであ
る。
【図20】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における分割受信文書後処理としての通常
受信文書後処理手順について示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ネットワークファクシミリ装置 2 システム制御部 3 ROM 3a 蓄積メモリしきい残量のための記憶領域 3b 蓄積メモリ全容量のため記憶領域 4 RAM 4a 蓄積メモリ実残量のための記憶領域 5 スキャナ 6 プロッタ 7 蓄積メモリ 8 DCR 9 操作表示部 10 LANコントローラ 11 トランス 12 モデム 13 網制御部 14 システムバス 20 PCクライアント 30 LAN(ネットワーク網) 40 公衆網 50 G3ファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04L 11/20 101B 1/32 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA14 AA21 AA30 AA35 AB22 AB38 AB42 AC22 AC38 AC43 AC58 AE14 AF02 AF07 BA00 5C073 AA03 BB02 BC01 CD02 CD08 5C075 AA90 AB90 CA14 CD05 CD07 CD21 CD25 CE09 FF90 5K030 GA08 GA19 HB04 HC01 JT05 KA01 LC09

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールにより受信した文書データ等
    の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メモリ
    に記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアント装
    置から電子メールにより文書データを受信する際に前記
    メールサーバが前記クライアント装置に対して所定の再
    送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置が再
    送要求された文書データを再送信する再送手順を含む所
    定の電子メール伝送手順により、送信元クライアント装
    置にとってのメールサーバとなって文書データを電子メ
    ールにより受信するネットワーク通信装置において、 前記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段
    と、前記送信元クライアント装置からの電子メール受信
    開始時または受信途中に前記メモリ残量検出手段が検出
    する前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量以下にな
    った場合に前記所定の再送要求を行う再送要求手段とを
    備えたことを特徴とするネットワーク通信装置。
  2. 【請求項2】 電子メールにより受信した文書データ等
    の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メモリ
    に記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアント装
    置から電子メールにより文書データを受信する際に前記
    メールサーバが前記クライアント装置に対して所定の再
    送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置が再
    送要求された文書データを再送信する再送手順を含む所
    定の電子メール伝送手順により、送信元クライアント装
    置にとってのメールサーバとなって文書データを電子メ
    ールにより受信するネットワーク通信装置において、 前記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段
    と、前記送信元クライアント装置からの電子メール受信
    途中に前記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモ
    リの残量がなくなった場合に、前記所定の再送要求を行
    う再送要求手段とを備えたことを特徴とするネットワー
    ク通信装置。
  3. 【請求項3】 電子メールにより受信した文書データ等
    を蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信装置に
    おいて、 前記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段
    と、前記送信元クライアント装置からの電子メール受信
    開始時または受信途中に前記メモリ残量検出手段が検出
    する前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量以下にな
    った場合に所定の再送要求を行う再送要求手段と、前記
    再送要求手段により前記所定の再送要求が行われる前に
    受信された部分受信文書データと、当該所定の再送要求
    の後前記送信元クライアント装置から再送信された電子
    メールを受信して得られた全文の通常受信文書データと
    を関連付けた所定の後処理を行う再送要求受信文書後処
    理手段とを備えたことを特徴とするネットワーク通信装
    置。
  4. 【請求項4】 電子メールにより受信した文書データ等
    を蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信装置に
    おいて、 前記蓄積メモリの残量を検出するメモリ残量検出手段
    と、前記送信元クライアント装置からの電子メール受信
    途中に前記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモ
    リの残量がなくなった場合に、所定の再送要求を行う再
    送要求手段と、前記再送要求手段により前記所定の再送
    要求が行われる前に受信された部分受信文書データと、
    当該所定の再送要求の後前記送信元クライアント装置か
    ら再送信された電子メールを受信して得られた全文の通
    常受信文書データとを関連付けた所定の後処理を行う再
    送要求受信文書後処理手段とを備えたことを特徴とする
    ネットワーク通信装置。
  5. 【請求項5】 前記再送要求受信文書後処理手段による
    前記所定の後処理は、前記部分受信文書データについて
    は、前記蓄積メモリから単に削除する一方、前記通常受
    信文書データについては、転送先情報が付帯する場合に
    は当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出力
    する処理であることを特徴とする請求項3または4のい
    ずれかに記載のネットワーク通信装置。
  6. 【請求項6】 前記再送要求受信文書後処理手段による
    前記所定の後処理は、前記部分受信文書データについて
    は、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への転送
    し、付帯しない場合には記録出力する一方、前記通常受
    信文書データについては、転送先情報が付帯する場合に
    は当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出力
    する処理であることを特徴とする請求項3または4のい
    ずれかに記載のネットワーク通信装置。
  7. 【請求項7】 前記再送要求受信文書後処理手段による
    前記所定の後処理は、前記部分受信文書データについて
    は、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への転送
    し、付帯しない場合には記録出力する一方、前記通常受
    信文書データについては、前記部分受信文書データとし
    て受信済みのページを除いた残存通常受信文書データに
    ついてのみ、転送先情報が付帯する場合には当該転送先
    への転送し、付帯しない場合には記録出力する処理であ
    ることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載
    のネットワーク通信装置。
  8. 【請求項8】 前記再送要求受信文書後処理手段は、更
    に、前記部分受信文書データを構成する各ページに連番
    のページ番号を付加する一方、前記残存通常受信文書デ
    ータを構成する各ページには、前記部分受信文書データ
    の総ページ数に1だけ加えた番号を初期値とする連番の
    ページ番号を付加するものであることを特徴とする請求
    項7に記載のネットワーク通信装置。
  9. 【請求項9】 前記再送要求受信文書後処理手段は、更
    に、前記部分受信文書データ及び前記残存通常受信文書
    データのそれぞれに同一の識別情報を付加するものであ
    ることを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載
    のネットワーク通信装置。
  10. 【請求項10】 電子メールにより受信した文書データ
    等の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メモ
    リに記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアント
    装置から電子メールにより文書データを受信する際に前
    記メールサーバが前記クライアント装置に対して所定の
    再送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置が
    再送要求された文書データを再送信する再送手順を含む
    所定の電子メール伝送手順により、送信元クライアント
    装置にとってのメールサーバとなって文書データを電子
    メールにより受信するネットワーク通信装置の制御方法
    において、 前記蓄積メモリの残量を検出する一方、前記送信元クラ
    イアント装置からの電子メール受信開始時または受信途
    中に前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量以下にな
    った場合に前記所定の再送要求を行うことを特徴とする
    ネットワーク通信装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 電子メールにより受信した文書データ
    等の未処理の文書データを処理が完了するまで蓄積メモ
    リに記憶・蓄積する一方、メールサーバがクライアント
    装置から電子メールにより文書データを受信する際に前
    記メールサーバが前記クライアント装置に対して所定の
    再送要求を行うと一定時間後に前記クライアント装置が
    再送要求された文書データを再送信する再送手順を含む
    所定の電子メール伝送手順により、送信元クライアント
    装置にとってのメールサーバとなって文書データを電子
    メールにより受信するネットワーク通信装置の制御方法
    において、 前記蓄積メモリの残量を検出する一方、前記送信元クラ
    イアント装置からの電子メール受信途中に前記蓄積メモ
    リの残量がなくなった場合に、前記所定の再送要求を行
    うことを特徴とするネットワーク通信装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 電子メールにより受信した文書データ
    等を蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信装置
    の制御方法において、 前記蓄積メモリの残量を検出する一方、前記送信元クラ
    イアント装置からの電子メール受信開始時または受信途
    中に前記蓄積メモリの残量が所定のしきい残量以下にな
    った場合に所定の再送要求を行い、前記所定の再送要求
    が行われる前に受信された部分受信文書データと、当該
    所定の再送要求の後前記送信元クライアント装置から再
    送信された電子メールを受信して得られた全文の通常受
    信文書データとを関連付けた所定の後処理を行うことを
    特徴とするネットワーク通信装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 電子メールにより受信した文書データ
    等を蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク通信装置
    の制御方法において、 前記蓄積メモリの残量を検出する一方、前記送信元クラ
    イアント装置からの電子メール受信途中に前記蓄積メモ
    リの残量がなくなった場合に、所定の再送要求を行い、
    前記所定の再送要求が行われる前に受信された部分受信
    文書データと、当該所定の再送要求の後前記送信元クラ
    イアント装置から再送信された電子メールを受信して得
    られた全文の通常受信文書データとを関連付けた所定の
    後処理を行うことを特徴とするネットワーク通信装置の
    制御方法。
  14. 【請求項14】 前記所定の後処理は、前記部分受信文
    書データについては、前記蓄積メモリから単に削除する
    一方、前記通常受信文書データについては、転送先情報
    が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯しない
    場合には記録出力する処理であることを特徴とする請求
    項12または13のいずれかに記載のネットワーク通信
    装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記所定の後処理は、前記部分受信文
    書データについては、転送先情報が付帯する場合には当
    該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する
    一方、前記通常受信文書データについては、転送先情報
    が付帯する場合には当該転送先への転送し、付帯しない
    場合には記録出力する処理であることを特徴とする請求
    項12または13のいずれかに記載のネットワーク通信
    装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記所定の後処理は、前記部分受信文
    書データについては、転送先情報が付帯する場合には当
    該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出力する
    一方、前記通常受信文書データについては、前記部分受
    信文書データとして受信済みのページを除いた残存通常
    受信文書データについてのみ、転送先情報が付帯する場
    合には当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録
    出力する処理であることを特徴とする請求項12または
    13のいずれかに記載のネットワーク通信装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記所定の後処理として、更に、前記
    部分受信文書データを構成する各ページに連番のページ
    番号を付加する一方、前記残存通常受信文書データを構
    成する各ページには、前記部分受信文書データの総ペー
    ジ数に1だけ加えた番号を初期値とする連番のページ番
    号を付加する処理を含むことを特徴とする請求項16に
    記載のネットワーク通信装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記所定の後処理として、更に、前記
    部分受信文書データ及び前記残存通常受信文書データの
    それぞれに同一の識別情報を付加する処理を含むことを
    特徴とする請求項16または17のいずれかに記載のネ
    ットワーク通信装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 ネットワーク通信装置は、電子メール
    により受信した文書データ等の未処理の文書データを処
    理が完了するまで蓄積メモリに記憶・蓄積ものである一
    方、メールサーバがクライアント装置から電子メールに
    より文書データを受信する際に前記メールサーバが前記
    クライアント装置に対して所定の再送要求を行うと一定
    時間後に前記クライアント装置が再送要求された文書デ
    ータを再送信する再送手順を含む所定の電子メール伝送
    手順により、送信元クライアント装置が文書データを電
    子メールにより送信してメールサーバとしての前記ネッ
    トワーク通信装置が受信するネットワーク通信システム
    において、 前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残量を
    検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライアン
    ト装置からの電子メール受信開始時または受信途中に前
    記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモリの残量
    が所定のしきい残量以下になった場合に前記所定の再送
    要求を行う再送要求手段とを備えたことを特徴とするネ
    ットワーク通信システム。
  20. 【請求項20】 ネットワーク通信装置は、電子メール
    により受信した文書データ等の未処理の文書データを処
    理が完了するまで蓄積メモリに記憶・蓄積ものである一
    方、メールサーバがクライアント装置から電子メールに
    より文書データを受信する際に前記メールサーバが前記
    クライアント装置に対して所定の再送要求を行うと一定
    時間後に前記クライアント装置が再送要求された文書デ
    ータを再送信する再送手順を含む所定の電子メール伝送
    手順により、送信元クライアント装置が文書データを電
    子メールにより送信してメールサーバとしての前記ネッ
    トワーク通信装置が受信するネットワーク通信システム
    において、 前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残量を
    検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライアン
    ト装置からの電子メール受信途中に前記メモリ残量検出
    手段が検出する前記蓄積メモリの残量がなくなった場合
    に、前記所定の再送要求を行う再送要求手段とを備えた
    ことを特徴とするネットワーク通信システム。
  21. 【請求項21】 送信元クライアント装置から送信され
    た電子メールにより受信した文書データ等をネットワー
    ク通信装置が蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク
    通信システムにおいて、 前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残量を
    検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライアン
    ト装置からの電子メール受信開始時または受信途中に前
    記メモリ残量検出手段が検出する前記蓄積メモリの残量
    が所定のしきい残量以下になった場合に所定の再送要求
    を行う再送要求手段と、前記再送要求手段により前記所
    定の再送要求が行われる前に受信された部分受信文書デ
    ータと、当該所定の再送要求の後前記送信元クライアン
    ト装置から再送信された電子メールを受信して得られた
    全文の通常受信文書データとを関連付けた所定の後処理
    を行う再送要求受信文書後処理手段とを備えたことを特
    徴とするネットワーク通信システム。
  22. 【請求項22】 送信元クライアント装置から送信され
    た電子メールにより受信した文書データ等をネットワー
    ク通信装置が蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワーク
    通信システムにおいて、 前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残量を
    検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライアン
    ト装置からの電子メール受信途中に前記メモリ残量検出
    手段が検出する前記蓄積メモリの残量がなくなった場合
    に、所定の再送要求を行う再送要求手段と、前記再送要
    求手段により前記所定の再送要求が行われる前に受信さ
    れた部分受信文書データと、当該所定の再送要求の後前
    記送信元クライアント装置から再送信された電子メール
    を受信して得られた全文の通常受信文書データとを関連
    付けた所定の後処理を行う再送要求受信文書後処理手段
    とを備えたことを特徴とするネットワーク通信システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記再送要求受信文書後処理手段によ
    る前記所定の後処理は、前記部分受信文書データについ
    ては、前記蓄積メモリから単に削除する一方、前記通常
    受信文書データについては、転送先情報が付帯する場合
    には当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出
    力する処理であることを特徴とする請求項21または2
    2のいずれかに記載のネットワーク通信システム。
  24. 【請求項24】 前記再送要求受信文書後処理手段によ
    る前記所定の後処理は、前記部分受信文書データについ
    ては、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への転
    送し、付帯しない場合には記録出力する一方、前記通常
    受信文書データについては、転送先情報が付帯する場合
    には当該転送先への転送し、付帯しない場合には記録出
    力する処理であることを特徴とする請求項21または2
    2のいずれかに記載のネットワーク通信システム。
  25. 【請求項25】 前記再送要求受信文書後処理手段によ
    る前記所定の後処理は、前記部分受信文書データについ
    ては、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への転
    送し、付帯しない場合には記録出力する一方、前記通常
    受信文書データについては、前記部分受信文書データと
    して受信済みのページを除いた残存通常受信文書データ
    についてのみ、転送先情報が付帯する場合には当該転送
    先への転送し、付帯しない場合には記録出力する処理で
    あることを特徴とする請求項21または22のいずれか
    に記載のネットワーク通信システム。
  26. 【請求項26】 前記再送要求受信文書後処理手段は、
    更に、前記部分受信文書データを構成する各ページに連
    番のページ番号を付加する一方、前記残存通常受信文書
    データを構成する各ページには、前記部分受信文書デー
    タの総ページ数に1だけ加えた番号を初期値とする連番
    のページ番号を付加するものであることを特徴とする請
    求項25に記載のネットワーク通信システム。
  27. 【請求項27】 前記再送要求受信文書後処理手段は、
    更に、前記部分受信文書データ及び前記残存通常受信文
    書データのそれぞれに同一の識別情報を付加するもので
    あることを特徴とする請求項25または26のいずれか
    に記載のネットワーク通信システム。
  28. 【請求項28】 送信元クライアント装置と、その送信
    元クライアント装置にとってのメールサーバとなって文
    書データを電子メールにより受信すると共に電子メール
    として受信した文書データ等の未処理の文書データを処
    理が完了するまで蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワ
    ーク通信装置とにより構成されるネットワーク通信シス
    テムにおいて、 前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残量を
    検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライアン
    ト装置からの電子メール受信開始時に前記メモリ残量検
    出手段が検出した前記蓄積メモリの残量を前記送信元ク
    ライアント装置に通知するメモリ残量通知手段とを備え
    る一方、前記送信元クライアント装置は、電子メールの
    送信開始時に前記ネットワーク通信装置から通知された
    メモリ残量が、送信対象文書データのサイズ以上である
    場合には、当該送信対象文書データの全文を電子メール
    により送信し、前記通知されたメモリ残量が当該送信対
    象文書データのサイズより少ない場合には、一定時間待
    った後に当該送信対象文書データを電子メールにより再
    送信することを特徴とするネットワーク通信システム。
  29. 【請求項29】 送信元クライアント装置と、その送信
    元クライアント装置にとってのメールサーバとなって文
    書データを電子メールにより受信すると共に電子メール
    として受信した文書データ等の未処理の文書データを処
    理が完了するまで蓄積メモリに記憶・蓄積するネットワ
    ーク通信装置とにより構成されるネットワーク通信シス
    テムにおいて、 前記ネットワーク通信装置は、前記蓄積メモリの残量を
    検出するメモリ残量検出手段と、前記送信元クライアン
    ト装置からの電子メール受信開始時に前記メモリ残量検
    出手段が検出した前記蓄積メモリの残量を前記送信元ク
    ライアント装置に通知するメモリ残量通知手段とを備え
    る一方、前記送信元クライアント装置は、電子メールの
    送信開始時に前記ネットワーク通信装置から通知された
    メモリ残量が、送信対象文書データのサイズ以上である
    場合には、当該送信対象文書データの全文を電子メール
    により送信し、前記通知されたメモリ残量が当該送信対
    象文書データのサイズより少ない場合には、当該送信対
    象文書データのうちの前記通知されたメモリ残量に収ま
    る分のページの部分文書データを電子メールにより送信
    すると共に一定時間待った後に当該送信対象文書のうち
    の送信済みの前記部分文書データの分のページを除く残
    存文書データのみを再送信することを特徴とするネット
    ワーク通信システム。
  30. 【請求項30】 前記ネットワーク通信装置は、前記送
    信元クライアント装置から一定時間をおいて分割受信し
    た前記部分文書データと前記残存文書データとを関連付
    けた所定の後処理を行う分割受信文書後処理手段を備え
    たことを特徴とする請求項29に記載のネットワーク通
    信システム。
  31. 【請求項31】 前記分割受信文書後処理手段による前
    記所定の後処理は、前記部分文書データについては、転
    送先情報が付帯する場合には当該転送先への転送し、付
    帯しない場合には記録出力する一方、前記残存文書デー
    タについては、転送先情報が付帯する場合には当該転送
    先への転送し、付帯しない場合には記録出力する処理で
    あることを特徴とする請求項30に記載のネットワーク
    通信システム。
  32. 【請求項32】 前記分割受信文書後処理手段は、更
    に、前記部分文書データを構成する各ページに連番のペ
    ージ番号を付加する一方、前記残存文書データを構成す
    る各ページには、前記部分文書データの総ページ数に1
    だけ加えた番号を初期値とする連番のページ番号を付加
    するものであることを特徴とする請求項31に記載のネ
    ットワーク通信システム。
  33. 【請求項33】 前記分割受信文書後処理手段は、更
    に、前記部分文書データ及び前記残存文書データのそれ
    ぞれに同一の識別情報を付加するものであることを特徴
    とする請求項31または32のいずれかに記載のネット
    ワーク通信システム。
  34. 【請求項34】 前記分割受信文書後処理手段による前
    記所定の後処理は、前記部分文書データを前記残存文書
    データを受信するまで前記蓄積メモリに保持しておき、
    前記残存文書データの受信後に、前記部分文書データと
    当該残存文書データとを連結して得られた文書データ
    を、転送先情報が付帯する場合には当該転送先への転送
    し、付帯しない場合には記録出力する処理であることを
    特徴とする請求項30に記載のネットワーク通信システ
    ム。
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