JP2002073376A - 携帯型情報伝送端末装置 - Google Patents

携帯型情報伝送端末装置

Info

Publication number
JP2002073376A
JP2002073376A JP2000260935A JP2000260935A JP2002073376A JP 2002073376 A JP2002073376 A JP 2002073376A JP 2000260935 A JP2000260935 A JP 2000260935A JP 2000260935 A JP2000260935 A JP 2000260935A JP 2002073376 A JP2002073376 A JP 2002073376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
information
transmission terminal
state
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000260935A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4269499B2 (ja
Inventor
Junichi Takai
純一 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2000260935A priority Critical patent/JP4269499B2/ja
Publication of JP2002073376A publication Critical patent/JP2002073376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4269499B2 publication Critical patent/JP4269499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LED表示器やスイッチのみを設けた専用情
報伝送端末装置では、LCD表示器をもたないため、異
常発生時や通常時の動作状態の詳細情報を得ることがで
きない。 【解決手段】 装置の異常発生の状態または異常発生に
対する復旧方法を該異常発生のフェーズに対応させた音
声メッセージ・データをメモリ回路に格納しておき、装
置の各フェーズにおける異常発生を検出したときに、メ
モリ回路から対応する音声メッセージ・データを抽出
し、音声情報処理手段を通して音声での出力を得る。メ
モリ回路には、装置の通常動作状態に対応させた音声メ
ッセージ・データも格納しておき、このメッセージを電
源オン/オフのスイッチ操作で音声出力することも含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル化され
た画像や音声の情報を、遠隔地にある情報装置に伝送す
るための携帯型情報伝送端末装置に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話(PDC:Portable Di
gital Cellular:登録商標)や、PHS(Personal H
andy-Phone System:登録商標)の普及によって、モバ
イル通信が華やかである。その様な中において、これら
の通信媒体を利用し、画像データや音声データを圧縮し
て遠隔地にある情報処理装置(パソコンなど)に伝送
し、現場の状況を報告するための携帯型情報伝送端末装
置が知られている。
【0003】この携帯型情報伝送端末装置の主たる伝送
情報は画像データと音声データであり、現場の映像を画
像処理して伝送する機能および現場と音声による情報交
換を行うのが一般的である。この携帯型情報伝送端末装
置の使用形態を図7に示す。
【0004】図7において、100が入力された画像情
報と音声情報を圧縮処理して伝送するための携帯型情報
伝送端末装置の本体、200が伝送された画像情報を受
信して処理するための管理局側の情報処理装置(パソコ
ンなど)の本体である。
【0005】また、同図において、301は、画像情報
を入力するためのカメラ装置(ビデオ・カメラや、ディ
ジタル・スチル・カメラなど)、302は音声情報を入
力するためのマイクロフォン、303は管理局側から送
られてきた音声情報を音声として出力するためのスピー
カである。ここでは、302のマイクロフォンと303
のスピーカは、一体になって頭部に装着できるヘッドセ
ットを例に採っている。
【0006】また、同図において、400は情報の伝送
媒体である通信網(PDC、PHS、アナログ電話、L
ANなど)を示す。また、501は受信した画像情報を
表示するための画像出力装置(CRT、LCD、ビデオ
・モニタなど)、502は管理局側の音声を入力するた
めのマイクロフォン、503は端末側から送られてきた
音声を再生するためのスピーカである。この場合も、5
02のマイクロフォンと503のスピーカは、一体にな
って頭部に装着できるヘッドセットを例に採っている。
【0007】図7において、遠隔地に赴いた操作員は、
図に示すような体勢で、301のカメラから画像情報を
入力し、これを100の携帯型遠隔情報伝送端末におい
て、圧縮処理して伝送する。この情報は、400の伝送
媒体(通信網)によって遠隔地に送られるので、管理局
側では、これを通信網を介して受信し、200の情報処
理装置にて伸長処理して元の画像情報に再生し、この情
報を501の表示装置に表示する。
【0008】更に、この様な装置では、現場と管理局と
の間で、音声情報の交換ができる。この場合は、100
の携帯型情報伝送端末と、200の情報処理装置との間
で、双方向の音声圧縮と伸張処理を相互に行うことによ
ってこの機能を実現する。
【0009】さて、この様な、携帯型情報伝送端末装置
(100)の例として、図8、および図9に示すものが
ある。
【0010】両図において、100aは本装置の操作を
行うスイッチや表示を集めた操作パネル部、100bは
本装置と外部機器との電気的接続(コネクタ)部分を集
めた外部インターフェース・パネル部、100cは外部
インターフェース不使用時にインターフェース部を保護
するための保護用蓋、100dは本装置をベルトに実装
するためのベルト・フック、100eは本装置を肩掛け
で使用する場合のストラップを保持するためのストラッ
プ・フックである。
【0011】前記の通り、この装置は、屋外の遠隔地か
ら無線などを介して情報を伝送するための端末装置であ
り、特に施設、設備の保守点検、工事や災害現場などの
状況監視などに用いる必要性から、標準的に屋外で使用
されるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記のような携帯型情
報伝送端末については、様々な形態の製品が存在する
が、大きく分けると汎用のモバイル・パソコンをそのま
ま端末に利用する場合と、図8の装置のように専用の端
末とする場合とがある。
【0013】前者の場合は、もともとLCDパネルと入
力用のキーボードなどが装置に付属しているので、装置
のソフトウェアによって、設定入力用の画面を表示し、
設定モード時にこの画面を見ながらキーボード操作など
で、目的とする情報を装置に与えることができる。ま
た、このLCDパネルは、装置の状態表示用として使用
できるので、異常発生時の異常内容の通知や、通常動作
時においても装置の実行状況の監視用としてこれを利用
することができる。
【0014】しかし、汎用のモバイル・パソコンは、特
定の処理を行うために、様々な操作処理を繰り返し行わ
なければならず、現場において迅速性が要求される専用
の処理には不向きである。つまり、操作が複雑で現場向
きでない端末になる。
【0015】一方、後者の専用端末装置の場合について
は、通常操作に必要な最低限の操作ボタンと、LED表
示機能しか持たないのが理想である。専用端末装置にお
ける課題は、小型化、低価格化、低消費電力化(電池に
よる長時間駆動)と言った点にあるが、これに加えて現
場での使用に合わせて、操作の簡易性、堅牢性と言った
点が求められる。
【0016】そのため、前者のようなLCDパネルは装
備しないことが一般的である。これにより、少数のLE
D表示器しか搭載しないこのタイプの装置では、LCD
パネルを用いれば簡単になる装置の状態表示について、
その機能を大幅に簡略化する必要性が出てくる。
【0017】さて、この様なニーズを鑑みて、本願出願
人は、ボタンや表示機能を必要最低限まで少数化した専
用端末装置において、宛先設定のためにこれらのボタン
と状態表示を行う方式(音声メッセージを含む)を既に
提案している(特願2000-118893)。また、他の方式と
して、1つの電源ボタンで装置の電源の入り/切りを安
定して行う方法(n秒以上の押下で動作する)を既に提
案している(特願2000-159723)。
【0018】ここで、上記の既提案を実現した携帯型情
報伝送端末の例を考えてみる。図10に現行の携帯型情
報伝送端末(図8)の操作パネル100aの実現例を、
またその実現回路例を図11に示す。また、この装置の
一般的な操作処理フローの例を示したものが図12であ
る。
【0019】図10において、100aが操作パネルの
全体、101は電源ボタン、102はシャッター・ボタ
ン、103は通話ボタンである。電源ボタンは電源の入
/切、シャッター・ボタンは静止画の取り込みと送信、
通話ボタンは通話期間中に押下するのが通常の使用法で
ある。また、105a〜105cは動作表示(電源、静
止画、通話)用のLED、106、107は、エラー表
示や充電中表示など状態表示用のLEDである。同図か
ら判る通り、本操作パネル上には、宛先設定用の専用ボ
タンや設定表示用の専用LEDなどは存在しない。
【0020】また、この操作パネル部を実現するための
回路は、図11に示す通りであるが、110は情報伝送
端末装置の全体を制御するためのCPU、111はその
CPUのローカルバス、110aは読み出しコマンド信
号(RD信号)、110bは書き込みコマンド信号(W
R信号)である。また、112はスイッチ状態を読み込
むためのDI回路、113は表示LEDを点灯/消灯さ
せるためのDO回路である。更に、101は、図10の
操作パネル上にある電源ボタン、102はシャッター・
ボタン、103は同じく通話ボタン、105a〜105
cは動作表示LEDである。
【0021】ここで、図12を用いて処理の流れを説明
する。図において、楕円は処理フェーズを示し、太線の
矢印は状態の遷移を示す。
【0022】(1)電源オフの状態で、ここからスター
トする。この例では、この状態でも電源ボタンをスキャ
ンする機能だけは動作している。電源ボタンがn秒以上
押下されると装置の電源が投入され、初期化処理に移行
する。
【0023】(2)装置の初期化処理を行う。
【0024】(3)初期化処理が済むと、接続宛先指定
処理を行う。ここでは、予め記憶させてある複数の宛先
の電話番号などの中から接続宛先を選択する。
【0025】(4)上記の(3)で指定された宛先との
接続処理(ネットワークの回線接続処理)を行う。
【0026】(5)宛先との接続処理が完了後、装置は
自動的に動画伝送状態となる。動画像データを圧縮処理
を行って連続的に宛先の管理局側に転送する。この状態
では、電源ボタン、シャッター・ボタン、通話ボタンが
スキャンされている。
【0027】(6)上記の(5)の動画伝送状態で、シ
ャッター・ボタンをクリックすると、装置は静止画の画
像情報を読み込み、圧縮処理を行ってその静止画データ
を宛先の管理局側に転送する。静止画データ転送後、自
動的に(5)の動画像伝送状態に復帰する。なお、転送
する動画像または静止画像の区別は、画像伝送フォーマ
ットのヘッダ部分に設ける静止画/動画の設定ビットで
行う。
【0028】(7)上記の(5)の動画伝送状態で、通
話ボタンを押下すると、装置は通話状態になる。この状
態で、装置は音声情報を取り込み、圧縮処理を行ってそ
の音声データを宛先の管理局側に転送する。通話ボタン
を開放すると、音声送信状態を終了し、上記の(5)の
状態に復帰する。
【0029】(8)上記の(5)の動画伝送状態で、電
源ボタンをn秒以上押下すると装置は、接続中のネット
ワーク(回線)を切断し、電源をオフして初期状態に戻
る。
【0030】このような機能により、小型、低価格、低
消費電力化、簡易操作性、堅牢性という課題を満たす装
置として必要な基本的な動作を実現することができる。
しかし、この装置は先述のとおり、LCD表示器などの
文字表示機能を具備していないため、LED表示器によ
る表示が、状態通知の限度であった。
【0031】しかし、装置としてより高いメインテナン
ス性を持たせることを考えると、実際に状態表示を必要
とする状況は、装置の設定の場合の他にも、異常の発生
時や、通常の動作時に数多く考えられる。
【0032】例えば、異常発生時には、複数のLEDの
点滅状態によっておおよその異常発生状況を知ることは
できるが、更に詳細な状況や、復旧方法についての情報
をオペレータに伝えることが求められる。
【0033】また、通常動作時においても、装置の状態
を詳細かつ的確に伝えることが求められるが、単純なL
EDの点滅状態だけでは、これを実現することは難し
く、オペレータもその状態を直感的に捉えることができ
なかった。
【0034】本発明の目的は、専用伝送端末装置構成に
しながら、通常動作時や異常発生時に、オペレータが装
置の動作状況や操作/復旧処理方法を的確に知ることが
できる携帯型情報伝送端末装置および情報通信システム
を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用伝送端末
装置を利用し、装置の異常発生や通常時の動作状態を音
声メッセージとして出力でき、通常時の動作状態の音声
メッセージ出力には電源ボタン1個による低消費電力型
の装置電源オン/オフスイッチ回路を利用して、装置の
動作状況を詳細かつ、的確にオペレータに通知できるよ
うにしたもので、以下の構成を特徴とする。
【0036】入力した画像情報・音声情報を通信媒体を
介して遠隔地の情報処理装置に送信する画像・音声情報
処理手段と、該情報処理装置から通信媒体を介して受信
する音声情報を出力するための音声情報処理手段を有す
る装置本体と、装置電源のオン/オフおよび前記情報の
入出力操作のためのスイッチと、装置の動作状態表示の
ためのオン/オフ表示器とを備えた携帯型情報伝送端末
装置において、前記装置本体は、装置の異常発生の状態
または異常発生に対する復旧方法を該異常発生のフェー
ズに対応させた音声メッセージ・データを格納しておく
メッセージ記憶メモリ回路と、装置の異常発生を検出し
たときに、該異常発生した前記フェーズを元に前記メモ
リ回路から対応する音声メッセージ・データを抽出し、
前記音声情報処理手段を通して音声での出力を得る音声
メッセージ通知処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0037】また、前記メモリ回路は通常時の装置動作
状態に対応させた音声メッセージ・データを格納してお
き、前記音声メッセージ通知処理手段は、オペレータが
状態通知要求を出した時点の装置動作状態を元に前記メ
モリ回路から対応する音声メッセージ・データを抽出
し、前記音声情報処理手段を通して音声での出力を得る
構成にしたことを特徴とする。
【0038】また、前記装置本体は、装置電源のオン/
オフ操作スイッチの操作時間の違いで電源オン/オフ操
作と前記状態通知要求とを切替える手段を備えたことを
特徴とする。
【0039】また、前記装置本体は、前記情報処理装置
から情報圧縮した音声情報を受信し、これを情報伸長処
理して音声出力を得る手段を有し、前記音声メッセージ
・データは情報圧縮して前記メモリ回路に保存し、該音
声情報は情報伸長して出力することを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
携帯型情報伝送端末装置の回路構成図である。同図にお
いて、100は入力された画像情報と音声情報を圧縮処
理して伝送するための携帯型情報伝送端末装置の本体全
体、400は情報の伝送媒体である通信網(PDC、P
HS、アナログ電話、LANなど)、301は画像情報
を入力するためのカメラ装置(ビデオ・カメラや、ディ
ジタル・スチル・カメラなど)、302は音声情報を入
力するためのマイクロフォン、303は管理局側から送
られてきた音声情報を音声として出力するためのスピー
カである。
【0041】更に、同図において、130は、通信網を
介して管理局側に本装置からの画像・音声情報を送る
際、また管理局側から送られてきた情報を通信網から受
信し、情報装置側に取り込む際に使用される通信インタ
ーフェース回路である。また、110は、装置全体の管
理制御を行うと共に、装置に取り込まれてディジタル化
された画像や音声の情報を圧縮処理したり、通信手段か
ら受け取った音声情報を伸張処理したりするための制御
CPUであり、120はそのためのプログラムを格納し
てあるプログラム・メモリ(ROM)、121は、プロ
グラム処理用のワーク・メモリ(RAM)である。
【0042】また、同図において、140はCCDカメ
ラなどの画像入力装置から与えられる画像信号(ビデオ
信号など)をディジタル化して入力する画像入力ディジ
タル化処理回路である。なお、ディジタル化処理には、
画像信号から表示装置の同期用信号である同期信号を除
去し、画像に関する信号である輝度信号、色信号にそれ
ぞれ分離し、各々の信号をディジタル値に変換する。
【0043】141は入力された生の画像データを一時
的に貯えるための画像データ入力バッファ・メモリ回路
である。
【0044】一方、同図において、150は302のマ
イクロフォンから取り込まれた音声信号をディジタル化
して取り込むための音声入力ディジタル化処理回路、1
51は入力された音声データを一時的に貯えるための音
声データ入力バッファ・メモリ回路である。更に、16
0は伸張し復元された音声を再生出力するためにそのデ
ータを一時的に格納しておくための音声データ出力バッ
ファ機能、161は、音声を実際のスピーカなどから出
力するための音声出力アナログ変換処理回路である。
【0045】以上の装置構成において、301の画像入
力装置から取り込まれた画像情報は、140の画像入力
ディジタル化回路でディジタル化されて141の画像デ
ータ入力バッファ・メモリに格納され、110の制御C
PUによって圧縮処理されて、130の通信インターフ
ェースを介して、400の通信網に送出される。
【0046】また、302のマイクロフォンから取り込
まれた音声情報は、150の音声入力ディジタル化回路
でディジタル化されて151の音声データ入力バッファ
・メモリに格納され、110の制御CPUによって圧縮
処理されて、130の通信インターフェースを介して、
400の通信網に送出される。
【0047】更に、400の通信網から130の通信イ
ンターフェースを介して受け取られた音声情報は、11
0の制御CPUによって伸張処理された後、一旦160
の音声データ出力バッファ・メモリに貯えられ、順次1
61の音声出力アナログ変換回路に与えられ、303の
スピーカに出力されて音声に変換される。
【0048】以上までの構成は、音声メッセージ再生機
能を持たない一般の携帯型情報伝送端末部分である。更
に、本実施形態の場合には、122のメッセージ記憶メ
モリ回路(FlashROMなど)を持ち、このメモリ
上には、圧縮された音声メッセージ情報を複数格納して
おく。このような回路構成を持つ装置を使用し、異常発
生時にメッセージを再生して状態や復旧処理方法をオペ
レータに音声メッセージとして通知する。この例を以下
に詳細に説明する。
【0049】 (1)異常発生時の音声メッセージによる通知処理 この通知処理は、メイン回路のプロセッサが自ら判断で
きる異常が発生した場合に、この異常発生の状態や、復
旧方法を音声メッセージを用いてオペレータに通知す
る。この通知処理を図2に示す。
【0050】同図において、正常時の基本的な処理の流
れは、図12の動作処理図(フロー図)と同じである。
図2では、異常の発生が考えられる処理フェーズに、エ
ラー発生時の処理の流れを付け加えてある。それぞれの
フェーズからエラーによって分岐して行われる処理は、
「エラー・アナウンス」処理(プロセス)である。この
処理への移行時には、エラーが発生したフェーズを示す
引数を保持するものとする。
【0051】エラー・アナウンス処理内では、エラーの
発生したフェーズを示す引数を元に、予め各種の音声メ
ッセージをテーブル式に記憶させてあった図1における
122のメッセージ記憶メモリ回路から、適合する音声
メッセージ・データを抽出する。
【0052】この音声メッセージ・データは、この情報
伝送端末が音声データとして、遠隔地のホスト・コンピ
ュータ(図7、200部)との間で授受するデータと同
じアルゴリズムで、圧縮されたものとする。このエラー
・アナウンス処理では、この音声メッセージのデータ列
を、通常の音声データ伸長・出力処理ルーチンに流し込
む。つまり、エラー時に発生する、エラー・アナウンス
の音声は、通常動作時に使用されている、音声データ伸
長・出力処理を用いればよく、独立した専用処理を必要
としない。
【0053】図1における122のメッセージ記憶メモ
リ回路に予め格納される音声メッセージ・テーブルの例
を図3に示す。
【0054】例えば、図2のフェーズ2(初期化処理)
中に異常が発生したとする。この場合には、メッセージ
番号1に相当する引数を保持して、「エラー・アナウン
ス」処理に移行すればよく、エラー・アナウンス処理内
では、図3に示したメッセージ記憶メモリ回路上のメッ
セージ・テーブルから、メッセージ番号1のメッセージ
・データを抽出し、これを「音声データ伸長・出力」処
理に引き渡すことにより、「初期化中にエラーが発生し
ました。電源を入れ直して、最初から処理をやり直して
下さい。」という音声メッセージが再生出力される。そ
の他の各フェーズにおける異常発生時も同様である。
【0055】 (2)通常動作時の装置状態(フェーズ)の通知処理 まず、既提案での1つの電源ボタンによる主電源オン/
オフ回路の例を図4に示す。
【0056】同図において、1000は、本装置のメイ
ン回路であって主たる制御をするプロセッサなどを具備
した回路である。1001は、電池から与えられる1次
DC電源「DCIN」をメイン回路の要求する2次直流電源
の電圧「Vcc」に変換するためのDC/DCコンバータ
回路であって、この回路の入り/切りを「SHUT」信号を
持って行うことができる。1002は、電源監視回路で
あって主電源Vccを監視し、予め定められた電位以下に
なるとメイン回路に対して「DCLOW」信号を与える。メ
イン回路はこれを初期化のためのリセット信号として使
用する。更に、同図において、1100は装置全体の電
源となる電池部分である。また、1101は、電源ボタ
ン(スイッチ)であって、タクトスイッチ(2極)であ
る。
【0057】更に同図において、1300は、電源電圧
が高い、CMOSの標準論理ICであって、ここではN
AND回路2個だけを利用している。1301〜130
5は抵抗素子(R1〜R5)、1401と1402はコン
デンサ(C1とC2)、1501,1502はトランジスタ
またはFET(TR1,TR2)である。
【0058】また、図中、A〜D,S,DCIN,Vcc,T1,T2
は、説明をし易くするために回路中の各信号に付けた信
号名称である。
【0059】ここで、R5とC2による積分回路は、R1を加
えた時定数(R1+R5)・C2を、R2とC1による時定数R2・C1
よりも小さくなるように選択する。
【0060】このような回路による主電源オン/オフ回
路を具備し、更に電源オフ時には電源ボタン操作をメイ
ン回路のプロセッサに割り込み通知した上、適度なノイ
ズ除去を行うことにより、短時間の電源ボタン操作(誤
操作や誤った接触などによるノイズ的なオン動作)によ
る電源回路の誤ったオン/オフ動作を防止することがで
きる。
【0061】本発明では、この回路により除去されるH
/W的なノイズによる信号のアサート時間をm秒(mは
数値)、S/W処理による電源スイッチの誤操作防止時
間をn秒(nは数値)に設定するものとする。この様な
回路を具備すると、電源ボタンに更なるもう1つの操作
モードを与えることができる。
【0062】それは、電源ボタンの押下時間がノイズに
よるアサート時間m秒よりは長く、n秒未満の場合であ
って、装置の動作中に、このような電源ボタンの押下操
作が行われた場合、その時点での装置の動作状態を音声
メッセージを用いてオペレータに通知することができ
る。この例を以下に説明する。
【0063】通常動作では、音声再生機能は、ホストか
らの下り音声通話に使用することが基本であり、前記の
異常が発生した場合の「エラー・アナウンス」を除き、
装置が自動的に音声を生成する所謂音声ガイダンスにつ
いてはその有無に賛否がある。つまり、丁寧なガイダン
スを行えば、より親切であってマニュアルなしでもオペ
レータへの操作ガイダンスが可能となる。しかし、装置
を使いこなしたオペレータにとっては、毎回発声される
ガイダンスを、「しつこい」「うっとうしい」「うるさ
い」という感覚を持たれる場合がある。つまり、「必要
時以外は、ガイダンスや状態表示不要」というのが結論
といえる。
【0064】本実施形態では、装置が各フェーズで、絶
えず状態通知の音声メッセージ「状態アナウンス」を行
うのではなく、通常動作の中で、オペレータが状態を知
りたい場合についてのみそれを行う手段である。
【0065】ここで、音声メッセージ動作のトリガとな
る操作はオペレータによって行われるが、専用の状態通
知指令ボタン(スイッチ)を設ければ、これから物理的
に割り込みを生成して「状態アナウンス」処理を行えば
よいが、新たなボタン(スイッチ)を設けることは、本
来の装置の目標(小型、低価格、低消費電力、簡易操
作、堅牢)に反することになる。
【0066】そこで、ここでは、この装置に設けられた
3つの操作ボタンの内、電源のオン/オフ操作にしか用
いられていない「電源ボタン(スイッチ)」を、状態通
知指令用のボタン(スイッチ)として兼用する。
【0067】電源ボタン(スイッチ)は、図4の回路を
用い、通常の電源オン/オフ操作は、n秒以上の連続押
下によって行われるようにH/W、S/W処理すれば、
極めて短時間なノイズ的なアサート時間m秒より長く、
n秒以未満の押下について、別の操作モードを与えるこ
とができる。これを、状態通知指令に用いれば良い。通
常ボタン(スイッチ)の押下時間はm≪nである。mは
ノイズ除去分であまり大きな値とする必要はない。つま
り、nを比較的大きく採っておけば、一般的なクリック
(連続した押し/放し操作)でこの操作を実現できる。
【0068】つまり、装置が電源を投入され、通常の動
作(サービス)状態にある間については、電源ボタンの
押下によってメイン回路のCPUに割り込みを掛け、m
秒以上でn秒未満の連続押下(クリック)が行われた場
合には、これをオペレータからの状態通知指令とみなし
て「状態アナウンス」処理を実行すれば良い。
【0069】この機能を、本装置に適用した場合の動作
処理例を図5に示す。同図において「電源SWクリッ
ク」と書かれた操作が、「電源ボタンのm秒以上でn秒
未満の押下」を意味している。
【0070】同図に示すように、各フェーズにおいて電
源ボタン(スイッチ)をクリックすることによって、そ
のフェーズに対応したメッセージ番号を引数として保持
した上、「状態アナウンス」処理を実行する。実行後は
元の処理動作に復帰する。「状態アナウンス」処理に用
いられるメッセージ情報も、エラー・アナウンス処理と
同様に、図1における122のメッセージ記憶メモリ回
路上に記憶させておく。このメモリ回路上に置く、状態
アナウンス用のメッセージ・テーブルの例を第図6に示
す。
【0071】例えば、フェーズ3で、電源ボタンのクリ
ック操作が行われた場合、メッセージ番号12が引数と
して保持されて「状態アナウンス」処理が行われ、「接
続先選択待ち中です。」というメッセージが再生出力さ
れる。その他の各フェーズにおける状態通知指令の発生
時も同様である。但し、フェーズ7のプレストーク発生
時については、能動的にオペレータが通話ボタンを押下
しているため、状態通知指令は重複して操作されること
はないとし、図中に図示していない。
【0072】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、専用伝
送端末装置において、通常動作時や異常発生時に、オペ
レータが装置の動作状況や操作/復旧処理方法を的確に
知るための手段を提供できる。
【0073】例えば、異常発生時にオペレータは、従来
のLEDのみの状態通知ではおおよその異常発生状況し
か知ることができなかったものが、詳細な以上発生状況
や、その復旧方法を音声メッセージで知ることができる
ようになる。
【0074】また、通常動作時においても、単純なLE
Dの点滅状態だけでは、装置の状態を詳細かつ的確に伝
えることは難しかったが、本発明では、オペレータはそ
の状態を容易に詳細に知ることができるようになる。特
に、本発明では、この状態通知の要求に対して、専用の
ボタン(スイッチ)を新たに設けず、通常の動作状態で
は電源のオン/オフ操作にしか用いられていなかった、
電源ボタン(スイッチ)に別の操作モードを付加するこ
とにより、この状態アナウンスの機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す携帯型情報伝送端末装
置の回路構成。
【図2】実施形態における異常状態発生時の音声メッセ
ージ通知処理手順。
【図3】実施形態におけるエラー・アナウンス用メッセ
ージ・テーブルの例。
【図4】低消費電力型の主電源オン/オフ制御回路例。
【図5】実施形態における状態通知時の音声メッセージ
通知処理手順。
【図6】実施形態における状態アナウンス用メッセージ
・テーブルの例。
【図7】従来の遠隔情報伝送システムの使用状態図。
【図8】従来の携帯型情報伝送端末装置の概観および操
作パネル部。
【図9】従来の携帯型情報伝送端末装置の外部インタフ
ェース・パネル部。
【図10】従来の携帯型情報伝送端末装置の操作パネル
の例。
【図11】従来の操作パネル部の回路例。
【図12】従来の携帯型情報伝送端末装置の処理手順。
【符号の説明】
100…装置本体 100a…操作パネル 101…電源ボタン 102…シャッターボタン 103…通話ボタン 105…状態表示LED 106…エラー表示LED 107…充電中表示LED 110…制御CPU 122…メッセージ記憶メモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/14 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5B042 GA12 GA13 JJ01 MA10 MC36 NN06 5C064 AA06 AB03 AB04 AC04 AC06 AC08 AC16 AD02 AD08 AD14 5D045 AB26 DB02 5K067 AA34 BB21 DD52 EE02 EE10 EE16 FF24 FF25 HH23 KK13 KK15 LL13 5K101 LL01 LL03 LL05 LL12 NN06 NN07 NN13 NN18 NN25 NN34 NN36 NN37 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した画像情報・音声情報を通信媒体
    を介して遠隔地の情報処理装置に送信する画像・音声情
    報処理手段と、該情報処理装置から通信媒体を介して受
    信する音声情報を出力するための音声情報処理手段を有
    する装置本体と、装置電源のオン/オフおよび前記情報
    の入出力操作のためのスイッチと、装置の動作状態表示
    のためのオン/オフ表示器とを備えた携帯型情報伝送端
    末装置において、 前記装置本体は、 装置の異常発生の状態または異常発生に対する復旧方法
    を該異常発生のフェーズに対応させた音声メッセージ・
    データを格納しておくメッセージ記憶メモリ回路と、 装置の異常発生を検出したときに、該異常発生した前記
    フェーズを元に前記メモリ回路から対応する音声メッセ
    ージ・データを抽出し、前記音声情報処理手段を通して
    音声での出力を得る音声メッセージ通知処理手段とを備
    えたことを特徴とする携帯型情報伝送端末装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ回路は通常時の装置動作状態
    に対応させた音声メッセージ・データを格納しておき、
    前記音声メッセージ通知処理手段は、オペレータが状態
    通知要求を出した時点の装置動作状態を元に前記メモリ
    回路から対応する音声メッセージ・データを抽出し、前
    記音声情報処理手段を通して音声での出力を得る構成に
    したことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報伝送
    端末装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体は、装置電源のオン/オフ
    操作スイッチの操作時間の違いで電源オン/オフ操作と
    前記状態通知要求とを切替える手段を備えたことを特徴
    とする請求項2に記載の携帯型情報伝送端末装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体は、前記情報処理装置から
    情報圧縮した音声情報を受信し、これを情報伸長処理し
    て音声出力を得る手段を有し、前記音声メッセージ・デ
    ータは情報圧縮して前記メモリ回路に保存し、該音声情
    報は情報伸長して出力することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の携帯型情報伝送端末装置。
JP2000260935A 2000-08-30 2000-08-30 携帯型情報伝送端末装置 Expired - Fee Related JP4269499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260935A JP4269499B2 (ja) 2000-08-30 2000-08-30 携帯型情報伝送端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260935A JP4269499B2 (ja) 2000-08-30 2000-08-30 携帯型情報伝送端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002073376A true JP2002073376A (ja) 2002-03-12
JP4269499B2 JP4269499B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=18748868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000260935A Expired - Fee Related JP4269499B2 (ja) 2000-08-30 2000-08-30 携帯型情報伝送端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4269499B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135373A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Nec Infrontia Corp 通信システムおよびその異常情報通知方法
JP2016015635A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 ミツミ電機株式会社 無線通信装置、及び無線通信方法
CN113014735A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 东芝泰格有限公司 图像处理装置、信息处理方法以及记录介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135373A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Nec Infrontia Corp 通信システムおよびその異常情報通知方法
JP2016015635A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 ミツミ電機株式会社 無線通信装置、及び無線通信方法
CN113014735A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 东芝泰格有限公司 图像处理装置、信息处理方法以及记录介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4269499B2 (ja) 2009-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140327928A1 (en) Apparatus for capturing, converting, and transmitting a visual image signal via a digital transmission system
US6625478B1 (en) Multifunction wireless telephone
US20080305829A1 (en) Apparatus for capturing, converting, and transmitting a visual image signal via a digital transmission system
SE527449C2 (sv) Ett system och en anordning för mobilradiokommunikation
JP2670998B2 (ja) 画像通信装置
CN1893629B (zh) 交互式通信设备和状态信令方法
CN102377903B (zh) 传真通信装置及其控制方法
JP4269499B2 (ja) 携帯型情報伝送端末装置
JPH09191451A (ja) ビデオ電話装置
KR100438540B1 (ko) 이동통신 단말기의 이미지 송수신 방법 및 시스템
JP4469265B2 (ja) テレビドアホン装置
KR100735303B1 (ko) 카메라를 가지는 이동통신단말기의 이미지 파일 저장방법
JP2932027B2 (ja) テレビ電話装置
KR20010068001A (ko) 휴대형 통신단말기의 시간경보/배경화면 제어장치
CN111447332B (zh) 一种调度终端主板和调度终端
US7099703B1 (en) Data communication system
KR101102395B1 (ko) 티브이 화면에서 이동통신 단말기를 제어하기 위한 시스템및 제어 방법
KR200243646Y1 (ko) 휴대형 통신단말기의 시간경보/배경화면 제어장치
JP3589702B2 (ja) 通信端末装置
JP3320649B2 (ja) テレビ電話アダプタ装置及びそれを用いたテレビ電話装置
JPH0670312A (ja) 携帯無線電話装置および固定電話装置
KR101150641B1 (ko) 이동통신 단말기의 영상 및 음향 정보 변환장치 및 방법
JP2000013513A (ja) 設備異常監視システム
JP2001339528A (ja) 携帯型情報伝送端末装置
JP2007060499A (ja) インターホンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4269499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees