JP2002073290A - 記録システム及び記録方法 - Google Patents

記録システム及び記録方法

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JP2002073290A
JP2002073290A JP2000261612A JP2000261612A JP2002073290A JP 2002073290 A JP2002073290 A JP 2002073290A JP 2000261612 A JP2000261612 A JP 2000261612A JP 2000261612 A JP2000261612 A JP 2000261612A JP 2002073290 A JP2002073290 A JP 2002073290A
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Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々なデータ形式に対応できる安価な構成の
記録システムを提供する。 【解決手段】 ホスト装置10と、シート状の記録媒体
に記録を行う複数のプリンタユニット11、12とを含
み、ホスト装置及び複数のプリンタユニットのそれぞれ
は、複数のデバイスをデイジーチェーン状に接続でき、
かつ双方向通信が可能なUSB等のインタフェースを有
している記録システムにおいて、ホスト装置と複数のプ
リンタとを、それぞれのインタフェースを介してデイジ
ーチェーン状に接続し、ホスト装置10から、複数のプ
リンタユニット11、12のそれぞれに記録データをペ
ージ単位で同時に送信する。各プリンタユニットは記録
終了後、ホスト装置10から排紙命令を受信したときに
排紙を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録システム及び記
録方法に関し、特に、ホスト装置と、シート状の記録媒
体に記録を行う複数のプリンタユニットとを含む記録シ
ステム及び該システムの記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置とし
て、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等
シート状の記録媒体に記録を行うプリンタが広く使用さ
れている。近年、プリンタの記録可能な解像度や階調数
が増加するにつれて、記録速度の低下が問題となること
がある。これは特に業務用として使用する場合に大きな
問題となる。
【0003】記録速度を高速化する記録装置として、特
開平8−202216号公報には、複数台のプリンタユ
ニットを連結した装置が開示されている。該公報に開示
された装置は、ホスト装置(上位装置)から受信した記
録データを、データ分配手段で各プリンタユニットに対
して均等に配分して、時間的に重複して記録処理を行う
ものである。
【0004】また、このような装置では、複数台のプリ
ンタユニットを連結しているため、個々のプリンタユニ
ットでの障害発生時やメンテナンス時においても、いず
れかのプリンタユニットで記録が行えるという利点もあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら複数台の
プリンタユニットを連結する場合には、ホスト装置と複
数台のプリンタユニットの他に、記録データの分配を行
うための管理コントローラが必要となる。当該管理コン
トローラには、少なくとも、プリンタユニットそれぞれ
とホスト装置とに対応した数だけインタフェース回路
と、記録データを一時的に蓄積させるために、複数ペー
ジ分の記録データに相当する容量のRAMとが必要とな
り、安価に構成することが困難である。
【0006】また、上記公報に記載されているデータ分
配手段は、ホスト装置からの記録データを量的に均等に
分配するものである。ところが、今日多くのプリンタ装
置で用いられている記録データ形式は、ページ記述言語
のように抽象度が高かったり、ビットマップに基づくも
のであっても何らかの圧縮が施されていたり、またイン
クジェット方式のようなシリアルプリンタの場合であれ
ば、ページ毎にないしは同一ページ内であっても、例え
ば、文字や自然画といった記録する画像の種別に基づい
て、記録データ形式を変更することがあるため、各ペー
ジ毎の記録データ量が同一の大きさになるとは限らな
い。
【0007】従って、今日広く用いられている記録デー
タ形式に対しては、上記公報のデータ分配手段を適用す
ることは出来ない。
【0008】更に、インクジェット方式のようなシリア
ルプリンタでは記録内容に応じて記録処理時間が異なる
ため、たとえ適切に分配されたとしても、複数のプリン
タユニット間で排紙順序がばらばらとなり、後のページ
の方が先に排出されてしまうなど、仕上がった記録物に
乱丁が発生する可能性が高い。
【0009】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、様々なデータ形式に対応できる安価な構
成の記録システム及び記録方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録システムは、ホスト装置と、シート状の
記録媒体に記録を行う複数のプリンタユニットとを含む
記録システムであって、前記ホスト装置及び前記複数の
プリンタユニットのそれぞれは、複数のデバイスをデイ
ジーチェーン状に接続でき、かつ双方向通信が可能なイ
ンタフェース手段を有しており、前記ホスト装置と前記
複数のプリンタユニットとは、それぞれのインタフェー
ス手段を介してデイジーチェーン状に接続されており、
前記ホスト装置は、前記複数のプリンタユニットそれぞ
れに記録データをページ単位で同時に送信する。
【0011】また、上記目的を達成する本発明の記録方
法は、ホスト装置と、シート状の記録媒体に記録を行う
複数のプリンタユニットとを含み、前記ホスト装置及び
前記複数のプリンタユニットのそれぞれは、複数のデバ
イスをデイジーチェーン状に接続でき、かつ双方向通信
が可能なインタフェース手段を有している記録システム
の記録方法であって、前記ホスト装置と前記複数のプリ
ンタユニットとを、それぞれのインタフェース手段を介
してデイジーチェーン状に接続し、前記ホスト装置か
ら、前記複数のプリンタユニットそれぞれに記録データ
をページ単位で同時に送信する。
【0012】すなわち、本発明は、ホスト装置と、シー
ト状の記録媒体に記録を行う複数のプリンタユニットと
を含み、ホスト装置及び複数のプリンタユニットのそれ
ぞれは、複数のデバイスをデイジーチェーン状に接続で
き、かつ双方向通信が可能なインタフェース手段を有し
ている記録システムにおいて、ホスト装置と複数のプリ
ンタとを、それぞれのインタフェース手段を介してデイ
ジーチェーン状に接続し、ホスト装置から、複数のプリ
ンタユニットそれぞれに記録データをページ単位で同時
に送信する。
【0013】これによれば、管理コントーラ等の特別な
付加装置が不要となり、システム全体を安価に構成でき
ると共に、記録データの出力がページ単位で行われるの
で、ページ毎のデータ量が異なる場合等のあらゆる記録
データ形式に対応できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0015】[第1の実施形態]図1は、本発明の記録
システムの第1の実施形態の全体構成を示すブロック図
である。図中10はホスト装置で、例えばパーソナルコ
ンピュータである。11及び12は、それぞれ同様な構
成の第1及び第2のプリンタユニットであり、各々US
B(Universal Serial Bus)インタフェースを備えてお
り、図示されたようにUSBインタフェースケーブル8
0及び81でデイジーチェーン接続されている。ホスト
装置10からは、プリンタユニット11及び12をそれ
ぞれ単独のプリンタ装置として別々に使用すること、及
び見かけ上一つのプリンタ装置として使用することが出
来るようになっている。
【0016】なお、プリンタユニット11及び12の記
録方式はどのようなものでもかまわないが、本実施形態
では、例えばインクジェット方式により記録を行う記録
ヘッドをキャリッジに搭載し、用紙等の記録媒体の送り
方向と直角な方向にキャリッジを往復走査させながら記
録を行なうシリアル記録方式を用いるものとして説明す
る。
【0017】図2は、プリンタユニット11及び12の
制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路を示
す同図において、1700は記録信号を入力するインタ
ーフェース、1701はMPU、1702はMPU17
01が実行する制御プログラムを格納するROM、17
03は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される
記録データ等)を保存しておくDRAMである。170
4は記録ヘッドIJHに対する記録データの供給制御を
行うゲートアレイ(G.A.)であり、インターフェー
ス1700、MPU1701、RAM1703間のデー
タ転送制御も行う。1710は記録ヘッドIJHを搬送
するためのキャリアモータ、1709は記録紙搬送のた
めの搬送モータである。1705は記録ヘッドを駆動す
るヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送
モータ1709、キャリアモータ1710を駆動するた
めのモータドライバである。
【0018】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1
704とMPU1701との間で記録信号がプリント用
の記録データに変換される。そして、モータドライバ1
706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ
1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆
動され、記録が行われる。
【0019】ここでは、MPU1701が実行する制御
プログラムをROM1702に格納するものとしたが、
EEPROM等の消去/書き込みが可能な記憶媒体を更
に追加して、プリンタユニットと接続されたホスト装置
から制御プログラムを変更できるように構成することも
できる。
【0020】図3は、プリンタユニット11及び12の
設置状態を示す側面図である。図示されたように、プリ
ンタユニット11の上にプリンタユニット12が上積み
にされている。プリンタユニット11、12はそれぞれ
独立して記録動作を行うように構成されているので、そ
れぞれに給紙カセット21、22と不図示の記録機構部
を備えている。40は記録が終了して排出される記録紙
を受容して積載保持するための排紙トレイである。
【0021】排紙トレイ40は、物理的にはプリンタユ
ニット11に取り付けてあるが、どちらのプリンタユニ
ットから排出された記録紙(図中、31、32)も受容
するように構成されている。なお、各プリンタユニット
は、記録紙の記録された面が図において下面となった状
態で排出するように構成されている。
【0022】また、本実施形態では、USBインタフェ
ースが双方向通信可能であることを利用して、各プリン
タユニットの状態をホスト装置10で確認できるように
なっている。更に、各プリンタユニットはホスト装置1
0から出力された記録データに基づいて記録動作を行う
のであるが、1ページ分の記録が終了しても、記録紙の
端部が保持されるようになっており、ホスト装置10か
ら排紙命令が出力されたときに、最終的な排紙動作を行
うように構成されている。
【0023】次に、図4のフローチャートを用いて、ホ
スト装置10における処理について説明する。本フロー
チャートで説明する処理動作は、例えばホスト装置10
に格納されたプリンタドライバソフトウェアで実施され
るものである。
【0024】まず、ステップS100において全ての記
録が終了しているかどうかを確認する。終了していなけ
れば、ステップS101において2ページ分の記録デー
タ(Nページ目とN+1ページ目の記録データ)を生成
し、内部のRAMないしはハードディスク等の記憶装置
に記憶しておく。なお、本実施形態において、Nはステ
ップS101を実行する毎に2ずつカウントアップす
る。従って、記録すべきページが残り1ページだけであ
るときは当該ページ分の記録データのみを生成し、次ペ
ージ分は空データとしておく。
【0025】ステップS102で、使用可能なプリント
ユニットを確認する。使用可能なプリンタユニットが1
台だけの場合は、ステップS103に進む。ステップS
103では、Nページの記録データをその使用可能なプ
リンタユニットへ出力する。そしてステップS104に
おいて記録が終了したかを確認する。Nページ目の記録
が終了したら、ステップS105において排紙命令を出
力し、ステップS106において、N+1ページ目の記
録データを使用可能なプリンタユニットに出力する。そ
してステップS107において記録が終了したかを確認
する。N+1ページ目の記録が終了したら、ステップS
108において排紙命令を出力し、ステップS100に
戻る。
【0026】ステップS102で、使用可能なプリンタ
ユニットが2台である場合は、ステップS109に進
む。ステップS109では、Nページ目の記録データを
プリンタユニット11に、またN+1ページ目の記録デ
ータをプリンタユニット12に、時分割多重で同時に出
力する。具体的には、第1のプリンタユニットに対して
奇数ページ、第2のプリンタユニットに対して隅数ペー
ジの記録データを時分割多重で同時に出力する。この
際、出力がページ単位なので記録データ形式はどんなも
のであってもよく、ページ毎に記録データ量が異なって
いても一向に構わない。
【0027】そしてステップS110において、プリン
タユニット11の記録が終了したか否かを確認する。プ
リンタユニット11の(すなわちNページ目の)記録が
終了したら、ステップS111において、プリンタユニ
ット11に排紙命令を出力する。ステップS112にお
いてN+1ページ目の記録データが空データであったか
否かを調べる。空データであった場合は、そのままステ
ップS100に戻る。
【0028】ステップS112でN+1ページ目の記録
データが空データでない場合には、ステップS113に
おいて、プリンタユニット12の記録が終了したかを確
認する。プリンタユニット12の(すなわちN+1ペー
ジ目の)記録が終了したら、ステップS114において
プリンタユニット12に対して排紙命令を出力し、ステ
ップS100に戻る。
【0029】このステップS109からS114までの
処理を行うことにより、本実施形態では2台のプリンタ
ユニットを使用して記録を行うときに、2ページ単位で
記録動作を実行させ、かつ奇数ページを記録するプリン
タユニット11に先に排紙を行わせるように制御してい
る。このため、排紙トレイ40上に積載された記録用紙
はページ順となり乱丁が発生しない。
【0030】ステップS102において、使用可能なプ
リンタユニットが1台もない場合は、ステップS115
に進み、使用可能なプリンタユニットがない旨、ユーザ
ーに報知する。そしてステップS116で、記録処理を
中止するのか継続するのかをユーザーに問い合わせる。
ユーザーが適切な復帰処理を行った後、継続が選択され
た場合はステップS100に戻り、処理を再び実行す
る。
【0031】以上説明してきたように本実施形態によれ
ば、USBでホスト装置にデイジーチェーン状に接続さ
れた2台のプリンタユニットを用いて、2ページ毎に記
録処理を実行させて高速記録を可能とし、管理コントロ
ーラのような特別の装置を必要としない安価な記録シス
テムを構築することができる。また、仮に一方のプリン
タユニットが何らかの理由で記録不能な状態になったと
しても、他方のプリンタユニットで記録を継続させるこ
とができる。
【0032】なお、以上の説明ではプリンタユニットが
2台の場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れることなく、同様の考え方で任意の台数のプリンタユ
ニットに拡張可能なのは言うまでもない。この場合、ス
テップS102で使用するプリンタユニットの台数に応
じて分岐の数を増やすと共に、使用可能ユニット数が2
以上の処理におけるステップS109に対応する処理で
は、プリンタユニットの台数をm、modを除余を求め
る関数とすると、nページ目の記録データを(n−1
mod m)+1番目のプリンタユニットに出力すれば
よい。
【0033】[第2の実施形態]次に、本発明の記録シ
ステムの第2の実施の形態について説明する。本実施形
態の構成および処理の概略は上記第1の実施形態と同様
であり、以下では第1の実施形態と異なる部分について
説明する。
【0034】上記第1の実施形態は2台のプリンタユニ
ットを使用する構成であったが、上述のように本発明は
任意の台数のプリンタユニットを使用することができ
る。しかしながら、第1の実施形態のように、各プリン
タユニットから排出された記録紙を自然落下させ、下部
に備えた単一の排紙トレイで受容するように構成する
と、プリンタユニットの台数が増えた場合に上段にある
プリンタユニットから排出された記録紙を排紙トレイ内
に受容することが困難となる。
【0035】本実施形態ではこの点に鑑み、各プリンタ
ユニットから排出された記録紙を搬送する排紙搬送ユニ
ットを設けたものである。図4は、第2の実施形態のプ
リンタユニットと排紙搬送ユニットの設置状態を示す側
面図である。ここでは3台のプリンタユニットを使用す
る形態を示している。図中第1の実施形態と同じ構成要
素(11、12、21、22、31、32)には同じ番
号を付してしる。
【0036】13は3台目のプリンタユニットで、その
構成はプリンタユニット11、12と全く同一である。
また、23はプリンタユニット13の給紙カセットであ
る。本実施形態ではプリンタユニットの積み重ね方が第
1の実施形態とは逆になっており、上からプリンタユニ
ット11、12、13の順に積み重ねられている。
【0037】50は排紙搬送ユニットである。排紙搬送
ユニット50の内部には、不図示のモータで駆動される
排紙ローラ60〜72が取り付けられており、各プリン
タユニットから排出された記録紙31〜33は、最終的
にプリンタユニット11の上面部まで搬送される。すな
わち、プリンタユニット13の上面部が排紙トレイを兼
ねた構造になっている。
【0038】プリンタユニット13から排出された記録
紙33は、排紙ローラ60、61、62、63、64、
65によってプリンタユニット11の上面部まで搬送さ
れる。プリンタユニット12から排出された記録紙32
は、排紙ローラ66、67、68、69によってプリン
タユニット11の上面部まで搬送される。プリンタユニ
ット11から排出された記録紙31は、排紙ローラ7
0、71、72によってプリンタユニット11の上面部
まで搬送される。
【0039】いずれのプリンタユニットからも記録紙は
記録面を上面とした状態で排出され、プリンタユニット
11の上面部には記録面を下面とした状態で積載され
る。この場合、排出された記録紙の枚数が多い場合にも
整列して積載できるように、最終的に記録紙が積載され
るプリンタユニット11の上面部に排紙トレイ等を設け
るのが好ましい。
【0040】この場合の処理は、図4に示したステップ
S102で使用するプリンタユニットの台数に応じて分
岐の数4つに増やすと共に、使用可能ユニット数が3台
の処理におけるステップS109に対応する処理では、
Nページ目のデータをプリンタユニット11に、N+1
ページ目のデータをプリンタユニット12に、N+2ペ
ージ目のデータをプリンタユニット13にそれぞれ出力
するようにする。
【0041】以上説明してきたように、本実施形態では
自然落下式ではなく、強制的に記録紙を搬送する排紙搬
送ユニットを設けたことにより、プリンタユニットの台
数を増やして記録速度を更に向上させた場合において
も、排出された記録紙を乱丁なくページ順に積載するこ
とができる。
【0042】[他の実施形態]なお、本発明はインクジ
ェット方式等のシリアルプリンタの場合に好適である
が、これに限定されるわけではなく、電子写真方式のペ
ージプリンタ、あるいはそれらが混在している場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0043】また、ホスト装置との接続に用いるインタ
フェースについては、USBインタフェース以外に、S
CSIインタフェース、IEEE1394インタフェー
ス、IEEE1284インタフェースのEPP(Enhanc
ed Parallel Port)モードなどの、ホスト装置側に複数
のインタフェース回路を設けずに、複数のデバイスをデ
イジーチェーン状に接続することができ、かつ双方向通
信が可能な任意のインタフェースを用いることが可能で
ある。
【0044】更にまた、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図4に示す)フローチ
ャートに対応するプログラムコードが格納されることに
なる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、管
理コントーラ等の特別な付加装置が不要となり、システ
ム全体を安価に構成できると共に、記録データの出力が
ページ単位で行われるので、ページ毎のデータ量が異な
る場合等のあらゆる記録データ形式に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録システムの第1の実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のプリンタユニットの制御構成を示すブロ
ック図である。
【図3】第1の実施形態のプリンタユニットの設置状態
を示す側面図である。
【図4】ホスト装置における制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】第2の実施形態のプリンタユニットの設置状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ホスト装置 11〜13 プリンタユニット 80,81 USBインタフェースケーブル 21〜23 給紙カセット 31〜33 排出された記録紙 40 排紙トレイ 50 排紙搬送ユニット 60〜72 搬送ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と、シート状の記録媒体に記
    録を行う複数のプリンタユニットとを含む記録システム
    であって、 前記ホスト装置及び前記複数のプリンタユニットのそれ
    ぞれは、複数のデバイスをデイジーチェーン状に接続で
    き、かつ双方向通信が可能なインタフェース手段を有し
    ており、 前記ホスト装置と前記複数のプリンタユニットとは、そ
    れぞれのインタフェース手段を介してデイジーチェーン
    状に接続されており、 前記ホスト装置は、前記複数のプリンタユニットそれぞ
    れに記録データをページ単位で同時に送信することを特
    徴とする記録システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のプリンタユニットそれぞれ
    は、1ページの記録を終了した後に、前記ホスト装置か
    ら排紙命令を受信したときに前記記録媒体を排排出する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の記録システム。
  3. 【請求項3】 前記ホスト装置は、記録データが複数ペ
    ージに渡るとき、前記複数のプリンタユニットそれぞれ
    に対して、所定の順序で各ページの記録データを割り当
    てることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記複数のプリンタユニットは、各プリ
    ンタユニットから排出された記録媒体が積載されるよう
    に、鉛直方向に積載配置されていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれか1項に記載の記録システム。
  5. 【請求項5】 各プリンタユニットから排出された記録
    媒体を所定の位置に導く搬送手段を更に備えていること
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記
    録システム。
  6. 【請求項6】 前記ホスト装置は、記録データが複数ペ
    ージに渡るとき、前記複数のプリンタユニットから記録
    媒体が正しいページ順で排出されるように各プリンタユ
    ニットに排紙命令を出力することを特徴とする請求項2
    から5のいずれか1項に記載の記録システム。
  7. 【請求項7】 前記ホスト装置は、前記複数のプリンタ
    ユニットのいずれかが記録不可能な状態であるとき、他
    のプリンタユニットを用いて記録動作を行うことを特徴
    とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録シス
    テム。
  8. 【請求項8】 ホスト装置と、シート状の記録媒体に記
    録を行う複数のプリンタユニットとを含み、前記ホスト
    装置及び前記複数のプリンタユニットのそれぞれは、複
    数のデバイスをデイジーチェーン状に接続でき、かつ双
    方向通信が可能なインタフェース手段を有している記録
    システムの記録方法であって、 前記ホスト装置と前記複数のプリンタユニットとを、そ
    れぞれのインタフェース手段を介してデイジーチェーン
    状に接続し、 前記ホスト装置から、前記複数のプリンタユニットそれ
    ぞれに記録データをページ単位で同時に送信することを
    特徴とする記録方法。
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