JP2002071755A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2002071755A
JP2002071755A JP2000263241A JP2000263241A JP2002071755A JP 2002071755 A JP2002071755 A JP 2002071755A JP 2000263241 A JP2000263241 A JP 2000263241A JP 2000263241 A JP2000263241 A JP 2000263241A JP 2002071755 A JP2002071755 A JP 2002071755A
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hifix
semiconductor test
dut
handler
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Seiji Nishii
清司 西井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数個のDUTを同時測定する構成を備えるH
IFIXにおいて、個々のHIFIX自体にHIFIX
適用条件の情報を付与する手段を備えて、装着されるH
IFIXに対応した試験管理を可能とする半導体試験装
置を提供する。 【解決手段】装着されるHIFIXの個々の種類を識別
するHIFIX適用条件を、コード化された設定情報と
してHIFIX内に備え、これを読出しできるHIFI
X適用条件取得手段を備え、HIFIX適用条件取得手
段から得られたコード値に基づいて、半導体試験装置本
体とICハンドラ装置とに対して、HIFIXに対応し
た動作条件に設定する、半導体試験装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体試験装置
のテストヘッドと被試験デバイス(DUT)との間を電
気的に接続する接続装置を備える半導体試験装置に関す
る。特に、複数個のDUTを同時測定する構造を備える
接続装置、例えばハイフィックスを備える半導体試験装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術について、図1、図2、図3、
図4を参照して以下に説明する。図1はICハンドラ
(ICハンドラ装置)と接続する半導体試験装置の概念
構成図である。この要部構成要素は装置本体と、テスト
ヘッドTHと、ハイフィックスHIFIXと、ICハン
ドラとを備える。前記装置本体の構成要素例としてはタ
イミング発生器TGと、パターン発生器PGと、波形整
形器FCと、論理比較器DCと、フェイルメモリFMと
を備える。この図1の中で、本願に係る要部を除き、そ
の他の信号や構成要素は半導体試験装置が備える通常の
要素であり、公知であるからして説明を省略する。
【0003】テストヘッドTHは、DUTの各ICピン
である入力ピン/出力ピン/入出力ピンとの間で試験形
態に対応して所定に信号の授受を行う。例えば、100
0チャンネル以上にも及ぶ多数チャンネルのピンエレク
トロニクスPEを備えていて、この出力端とHIFIX
の一端側とが所定に接続されていて、DUTとの信号の
授受ができるようになっている。尚、2ステーション構
成の場合には2台のテストヘッドが備えられ、対応する
2台のICハンドラへ接続されて、2ステーション同時
測定が行われる。
【0004】ハイフィックスHIFIXは、テストヘッ
ドTHとICハンドラ装置との間に挟まれて機械的に結
合して、所定の伝送インピーダンスで電気的に中継接続
する構造体である。これは、接続する装置本体側のテス
トヘッドTHの種類と、ICハンドラ装置の機種と、D
UT品種の形状/端子構造/ピン数とに対応するよう
に、個別に製作される。更に、同時測定個数(同測個
数)に対応可能なように製作される。このHIFIXの
中で、電気系に係る要部構成要素の一例としては、パフ
ォーマンスボードPB1と、多数本の同軸ケーブルCB
2と、ソケットボードSB3と、所定個数のICソケッ
ト(コンタクトソケット)ICS4とを備えている。こ
のHIFIX一端側には上記THに接続され、他端側に
はDUTとコンタクトする為のICソケット構造となっ
ている。パフォーマンスボードPB1は、下面側がテス
トヘッドTH側へ電気的に接続され、上面側が多数本の
同軸ケーブルCB2を接続している。また、DUTへの
電源供給の中継を行い、また、負荷回路や制御用のLO
ADリレー、バイパスコンデンサ接続用のPCONリレ
ー、その他が搭載されている。また、制御CPU990
から、例えばマシンワードの”SENDーCW”、”R
EADーCW”で制御が可能な、オープンコレクタ型の
TTL負論理出力及び読出し可能な32ビットの汎用の
制御信号も備えている。多数本の同軸ケーブルCB2
は、DUTの各ICピンと1:1に接続する為に、所定
の特性インピーダンスで等長の同軸ケーブルを使用す
る。このケーブルの一端はパフォーマンスボードPB1
に接続され、他端はソケットボードSB3に接続されて
いる。尚、同軸ケーブルの代わりに、同等の機能を実現
する多数枚のボードで接続する場合もある。ソケットボ
ードSB3は、この表面には所定個数のコンタクトソケ
ットICS4が配設されていて、各コンタクトソケット
の端子と上記同軸ケーブルCB2とが1:1に接続さ
れ、且つ、所定の特性インピーダンスで等長にパターン
配線されている。所定個数のコンタクトソケットICS
4は、ICハンドラ側にあるDUTが保持されて押圧さ
れたときに各ソケットの端子電極へDUTのICピンが
電気的にコンタクトされる形態のコンタクタソケットで
ある。
【0005】ICハンドラの本願に係る要部は、ハンド
ラ制御部100と、ローダ/アンローダ部300と、測
定部400とを備えている。ローダ/アンローダ部30
0では、図4に示すように、複数個のDUTを搭載可能
なトレイ単位にDUTを搬送でき、所定温度に加熱/冷
却した後、測定部400へトレイ単位に複数個のDUT
を供給する。また、試験完了後のDUTは、装置本体で
得た良否判定等の試験結果の分類情報を、通信回線を介
してハンドラ制御部100が受け、これに基づいて、個
々のDUTをソーティングしてカテゴリ別のカストマト
レイへ分類収容する。測定部400では、ハイフィック
ス側に備える複数個のコンタクトソケットICS4に対
向する位置へトレイが搬送位置決めされた後、トレイ上
の所定のDUTを押圧して対応するコンタクトソケット
ICS4へ電気的にコンタクトさせ、この状態で、装置
本体側により電気的試験が実施される。ハンドラ制御部
100は、上述した搬送制御を行い、また、装置本体側
との通信情報の授受を行う。試験完了後に各DUT番号
毎の分類情報(良否判定情報や、AC特性のランク分け
情報等)の通知を受けて、対応するDUT番号のデバイ
スを前記情報に基づいて、カストマトレイへ所定に分類
収容の制御を行う。
【0006】ところで、同測個数は、半導体試験装置の
機種やシステム構成によって異なるが、例えば、メモリ
用の半導体試験装置では1ステーション当たり最大64
個の同時測定ができる。他方のICハンドラ装置におい
ても、機種により最大の同時測定個数が64個/32個
/16個等の違いがある。更に、実際の検査ラインで試
験実施する場合には、種々の事情により、最大の同測個
数で試験実施するとは限らない。例えば最大32個同測
個数が可能であっても、16個/8個/4個/2個等の
ように、少ない同測個数で試験実施したい場合がある。
【0007】次に、HIFIX適用条件である同測個数
とデバイスの並びとDUT番号と、について図2を参照
して説明する。HIFIX適用条件は、当該HIFIX
が実際に適用する同測個数と、デバイスの並び(DUT
配列条件)と、DUT番号の割り付けを規定するもので
ある。図2のHIFIX適用条件では、何れも同測個数
が16個とした適用例であり、HIFIXの製作条件や
ICハンドラの機種によって複数種類の配列構成が存在
する。図2(a)、(b)では、例えば8ビットI/O
ピン構成のメモリデバイスが最大32個まで適用できる
HIFIXにおいて、コンタクトソケットが16個のみ
取り付けられた状態のものである。図2(c)では、例
えば16ビットI/Oピン構成のメモリデバイスが最大
16個まで適用できるHIFIXにおいて、コンタクト
ソケットを16個全て取り付けたものである。何れも同
測個数は16個である。コンタクトソケットの配列構成
は、図2(a)、(b)では4段x4列構成であり、図
2(c)では2段x8列構成である。前記DUT配列条
件に対応するように、搬送用のトレイ上にDUTが載置
されて、測定部400へ搬送される。
【0008】更に、図2の各コンタクトソケット上に付
与されている番号”1”〜”16”は、ICハンドラが
管理するDUTの物理的な配置を示すDUT番号であ
り、HIFIXの配線形態、あるいは半導体試験装置の
割り付け条件に対応してDUT番号が付与される。この
結果、図2(a)、(b)はコンタクトソケットが同一
配列であるものの、DUT番号の物理的な付与位置が異
なっている。このDUT番号により、半導体試験装置が
試験実施する論理的なDUT番号と、ICハンドラ側の
物理的なDUTの位置関係とが1:1に対応付けされる
結果、試験完了後の搬送制御が特定できる。そして、試
験完了後の各DUTは、装置本体側の試験結果で通知さ
れる各DUT番号とこれに対応する分類情報に基づい
て、個々の配置にあるDUTが特定されて、個々の分類
情報に基づいて当該DUTが搬送制御されて分類すべき
所定のカストマトレイへ収容される。
【0009】上述したように、ICハンドラではHIF
IX適用条件である同測個数とデバイスの並びとDUT
番号とを正しく管理する必要がある。この為、主にHI
FIXの交換の都度、当該HIFIXに対応するHIF
IX適用条件を作業者が、ICハンドラと装置本体とへ
各々設定入力している。しかしながら、前記手作業によ
る設定入力は間違いを生じる可能性があり好ましくな
い。もしも、作業者による設定入力が正しく設定されな
いと、第1に、試験結果で通知される各DUT番号に対
応する分類情報に基づいて、誤った分類処理(ミスソー
ト)がなされる場合がある。また、第2に、ICハンド
ラ内の搬送処理も適正に行われなくなってしまう可能性
もある。
【0010】尚、上述した同測個数が16個のHIFI
X以外に、図3(a)に示すように、同測個数が32個
のものや、図3(b)に示すように、同測個数が8個の
ものや、図3(c)に示すように、同測個数が8個のも
のや、その他の同測個数のものが存在し、上述同様にH
IFIX適用条件を作業者が設定入力して使用に供され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述説明したように従
来技術においては、HIFIXの交換の都度、ICハン
ドラと装置本体とへのHIFIX適用条件の設定を作業
者が設定入力をしている。特に、交換頻度の多い少量多
品種に適用する場合においては多数種類のHIFIXを
試験対象のDUTと同測個数に対応して交換する頻度が
多くなる。この都度、作業者が設定入力をする。このと
きに、人為的な設定入力ミスが生じる可能性がある。ま
た、各HIFIXの外見上の装着構造は同一であり、何
れのHIFIXも装着可能であるからして、間違えて装
着してしまう可能性もある。もしも、誤った設定条件や
異なるHIFIXで試験実施されると、正常に試験実施
が出来なかったり、所定のカストマトレイへ分類収容さ
れなくなる事態を招く可能性がある。これらのことはデ
バイス試験の品質管理上好ましくなく、この点において
実用上の難点がある。そこで、本発明が解決しようとす
る課題は、複数個のDUTを同時測定する構成を備える
HIFIXにおいて、個々のHIFIX自体にHIFI
X適用条件の情報を付与する手段を備えて、装着される
HIFIXに対応した試験管理を可能とする半導体試験
装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第5図は、本発明に係る
解決手段を示している。上記課題を解決するために、半
導体試験装置のテストヘッドTHと、ICハンドラ装置
との間を接続するハイフィックスHIFIXを備える半
導体試験装置において、装着されるHIFIXの個々の
種類を識別するHIFIX適用条件を、コード化された
設定情報(コード値)として上記HIFIX内に備え、
これを読出しできるHIFIX適用条件取得手段50を
備え、上記HIFIX適用条件取得手段50から得られ
たコード値に基づいて、半導体試験装置本体(装置本
体)とICハンドラ装置とに対して、当該HIFIXに
対応した動作条件(例えば同測個数に対応した試験実施
とDUT搬送制御)に自動的に設定する、ことを特徴と
する半導体試験装置である。上記発明によれば、特に、
複数個のDUTを同時測定する構成を備えるHIFIX
において、個々のHIFIX自体にHIFIX適用条件
の情報を付与する手段を備えておき、これを読み出すこ
とで、HIFIX適用条件に対応した設定が自動的に可
能となり、装着されるHIFIXに対応した試験管理を
可能とする半導体試験装置が実現できる。
【0013】上記課題を解決するために、半導体試験装
置のテストヘッドTHと、ICハンドラ装置若しくはI
Cプローバ装置との間を電気的/機械的に接続するハイ
フィックスHIFIXを備える半導体試験装置におい
て、装着されるHIFIXの個々の種類を識別するHI
FIX適用条件を、コード化された設定情報(コード
値)として上記HIFIX内に備え、これを読出しでき
るHIFIX適用条件取得手段50を具備し、上記HI
FIX適用条件取得手段50から得られたコード値に基
づいて、半導体試験装置本体(装置本体)とICハンド
ラ装置若しくはICプローバ装置とに対して、当該HI
FIXに対応した動作条件(例えば同測個数に対応した
試験実施とDUT搬送制御)に自動的に設定する動作条
件設定手段を具備し、以上を具備することを特徴とする
半導体試験装置がある。
【0014】第6図と第7図は、本発明に係る解決手段
を示している。また、上述HIFIX適用条件取得手段
50の一態様としては、少なくとも適用するHIFIX
の種類を個別に識別可能なビット長(例えば最大32種
類迄の場合は少なくとも5ビット長を備える)の設定情
報を上記HIFIXに備え、前記設定情報を装置本体若
しくはICハンドラ装置から読出しする手段を備える、
ことを特徴とする上述半導体試験装置がある。
【0015】また、上述HIFIX適用条件の一態様と
しては、同測個数とデバイスの並びとDUT番号との情
報を少なくとも有する、ことを特徴とする上述半導体試
験装置がある。また、上述HIFIX適用条件の一態様
としては、DUTの品種情報、あるいはDUTのパッケ
ージ形態情報、を更に有することを特徴とする上述半導
体試験装置がある。
【0016】また、上述HIFIX適用条件のコード値
の一態様としては、同測個数とデバイスの並びとDUT
番号との情報をコード化したコード値形態である、ある
いは、デバイスの並びとDUT番号とを示すコード値
と、同測個数を示すコード値形態とである、ことを特徴
とする上述半導体試験装置がある。
【0017】また、上述HIFIXの一態様としては、
装置本体側のテストヘッドTHに接続するパフォーマン
スボードPB1と、ICハンドラ装置側に接続する同測
個数Nに対応するコンタクトソケットICS4と、前記
パフォーマンスボードPB1と前記コンタクトソケット
ICS4との間を所定に接続する接続手段(例えば同軸
ケーブルCB2と前記コンタクトソケットICS4を実
装するソケットボードSB3)とを備えて、テストヘッ
ドTHとICハンドラ装置との間を仲介接続する、こと
を特徴とする上述半導体試験装置がある。
【0018】また、上述HIFIXに備える上記HIF
IX適用条件の一態様としては、ジャンパ配線若しくは
DIPスイッチにより所定ビット長のコード値を付与す
る、ことを特徴とする上述半導体試験装置がある。
【0019】また、上述HIFIX適用条件取得手段の
一態様としては、上記HIFIXがICハンドラ装置若
しくはテストヘッドTHと機械的に結合される当接部位
に、個々のHIFIX毎に異なるコードデータのスイッ
チ検出となる機械的な凸部若しくは凹部を所定複数点配
設して備え、前記機械的な凹部若しくは凸部に対向する
装置側でスイッチ信号として検出する検出装置を備え
る、ことを特徴とする上述半導体試験装置がある。
【0020】また、上述DUT品種、若しくは同測個数
に対応して上記HIFIXの機械的条件、電気的条件を
交換変更されるチェンジキットに対して、上記機械的な
凹部若しくは凸部の構造体を同時に交換可能に備えて、
上記HIFIXの機械的条件、電気的条件を交換変更さ
れるチェンジキットに対応したコード値が読出しでき
る、ことを特徴とする上述半導体試験装置がある。
【0021】また、上述動作条件設定手段の一態様とし
ては、上記HIFIX適用条件に基づいて、装置本体が
同測個数に対応して試験実施し、各DUTの試験結果を
所定にICハンドラ装置へ通知し、ICハンドラ装置が
上記HIFIX適用条件と前記通知情報とに基づき対応
する各DUTを特定して所定に搬送制御する、ことを特
徴とする上述半導体試験装置がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明を適用した実施の形
態の一例を図面を参照しながら説明する。また、以下の
実施の形態の説明内容によって特許請求の範囲を限定す
るものではないし、更に、実施の形態で説明されている
要素や接続関係が解決手段に必須であるとは限らない。
更に、実施の形態で説明されている要素や接続関係の形
容は、一例でありその形容内容のみに限定するものでは
ない。
【0023】本発明について、図5と図6と図7とを参
照して以下に説明する。尚、従来構成に対応する要素は
同一符号を付し、また重複する部位の説明は省略する。
【0024】本願に係る要部構成は、図5のHIFIX
に対してHIFIX適用条件取得手段50を追加して備
える。他の要素は従来と同一要素であるからして説明を
要しない。
【0025】HIFIX適用条件取得手段50の具体構
成例について、図6の5ビットのコードデータ形態とし
た具体構成例を示す。この構成では、適用条件設定部2
0と、読出し部28とを備える。この回路の設置場所と
しては、例えばパフォーマンスボードPB1上の空き領
域に設けると良い。
【0026】適用条件設定部20は、5ビットのハイ/
ロウに設定可能なスイッチ22の設定条件により、5ビ
ットのコードデータを読出し部28へ供給する。尚、前
記スイッチ22は開閉操作可能なDIPスイッチでも良
いし、固定的なジャンパ配線で行っても良い。読出し部
28は、制御CPU990からの読出し信号RDENB
を発生して、5ビットのコードデータを読出しする。こ
の結果、この場合には5ビットで32種類のHIFIX
の種類を識別できることとなる。
【0027】次に、5ビットのコードデータ(コード
値)から対応するHIFIX適用条件に変換する具体例
を図7に示して説明する。図7の6種類のDUT配列構
成は、AとBとが4段x4列構成であり、Cが2段x8
列構成であり、Dが4段x8列構成であり、Eが4段x
2列構成であり、Fが2段x4列のちどり構成であるも
のとする。上記配列構成のとき、AとBとは同一配列構
成であるが、DUT番号の順番が異なる為に、Aはコー
ド番号#11が割り当てられ、Bは異なるコード番号#
16が割り当てられる。他のC〜Fの配列構成のもの
は、各々異なるコード番号が割り当てられる。このコー
ド番号とDUTの配列構成との対応関係を示す対応テー
ブルを予め記憶装置に格納しておき、上述したHIFI
X適用条件取得手段50で読み出したコードデータをコ
ード番号として上記対応テーブルを参照することで、ど
のような配列構成のHIFIXが装着されているかが判
る。従って、これに基づいてHIFIX適用条件である
同測個数とデバイスの並びとDUT番号とを装置本体
と、ICハンドラとへ通知して自動的に設定入力する。
これにより、HIFIX適用条件が自動的に検出されて
設定される結果、DUTの測定と搬送制御とが正しく管
理することが可能となる大きな利点が得られる。
【0028】尚、本発明の技術的思想は、上述実施の形
態の具体構成例、接続形態例に限定されるものではな
い。更に、本発明の技術的思想に基づき、上述実施の形
態を適宜変形して広汎に応用してもよい。例えば、上述
実施例では、HIFIX適用条件取得手段50は、専用
の回路を設ける具体例で説明していたが、パフォーマン
スボードPB1上には例えば32ビット幅の汎用の”R
EADーCW”のマシンワードに対応する回路が標準で
備えられていて、この中で空きビットが存在して適用可
能な場合においては、当該ビットを流用して実施する形
態としても良い。
【0029】また、HIFIXとICハンドラ(若しく
はテストヘッドTH)とが結合される当接部位のICハ
ンドラ側(若しくはテストヘッドTH)にマイクロスイ
ッチのような機械的な凹凸を検出して電気信号に変換す
る凹凸検出装置を所望複数個備え、更に、個々のHIF
IX毎に異なるコードデータのスイッチ状態となる凸部
若しくは凹部をHIFIX側の当接部位に備える。これ
によれば、このスイッチ状態を読み出して上述したコー
ドデータと同様の適用をすることで、同様にして実施可
能である。この場合には、機械的なチェンジキットの変
更に対しても対応するコードデータを付与することが可
能となる利点が得られる。
【0030】また、上述実施例では、HIFIXとして
ICハンドラと接続する具体例で説明したが、ICプロ
ーバ装置用に適用するHIFIXについても、上述同様
のHIFIX適用条件取得手段50を備えることで実施
可能である。これによれば、ICウエハの移動制御と同
測個数とDUT番号に相当するICウエハ上のチップ位
置が正しく認識される結果、正常に試験実施の管理をす
ることが可能となる。
【0031】また、HIFIX適用条件は、同測個数と
デバイスの並びとDUT番号との情報を有するが、所望
により、更にDUTの品種情報や、DUTのパッケージ
構造に係る情報や、DUTのICリードに係る情報を適
用条件として追加して備えてもよい。
【0032】また、装着されたHIFIXから同測個数
の管理情報が得られるが、図8(a)、(b)、(c)
に示すように、段数と列数の物理的な配列位置関係が同
一であるが、図8(a)に示す当該HIFIXで適用可
能な最大の32個同測個数に対して、図8(b)、
(c)に示すように、16個、8個の少ない同測個数と
するHIFIXがある。このような場合には、上述5ビ
ットのコード値は同一コード値としておき、更に、複数
ビットを追加して備える。前記追加した複数ビットの意
味づけは、同測個数専用に割り付ける。例えば、32個
/16個/8個等のように割り付ける。これによれば、
前記追加ビットに基づいて、DUT配列の中の所望の複
数DUTに減じた設定条件に、双方の装置間へ通知でき
るので、上述同様にして適正に試験実施できる。尚、追
加した複数ビットに対するスイッチ22は、DIPスイ
ッチのように設定変更を可能にして、接続する装置本体
やICハンドラの同測処理能力、その他の事情に対応し
て設定変更が随時可能としても良い。これによれば、同
一HIFIXにより、例えば64個/32個/16個/
8個/4個/2個のように異なる同測個数が適用でき、
高価なHIFIXを兼用可能となる利点が得られる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容からして、下
記に記載される効果を奏する。上述説明したように本発
明によれば、個々のHIFIXに対応したHIFIX適
用条件をコード化したコード値を割り付け、これを読出
し可能とするHIFIX適用条件取得手段を具備する構
成としたことにより、装着されている当該HIFIXの
HIFIX適用条件が取得でき、これに基づき、自動的
にHIFIX適用条件を装置本体と、ICハンドラとへ
供給して設定できる結果、作業者による設定入力が不要
となり、且つ、人為的設定ミスが無くなる。更に、各D
UTが適正に試験実施されて、試験結果の情報に基づき
ICハンドラ側でのミスソートされることが無くなり、
適正に分類収容される利点が得られる。従って、HIF
IXの交換装着に係る無用なトラブルが解消されて、デ
バイス試験の品質管理が維持される利点が得られる。従
って、本発明の技術的効果は大であり、産業上の経済効
果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の、ICハンドラと接続する半導体試験装
置の概念構成図。
【図2】同測個数が16個の場合のHIFIXにおけ
る、同測個数とデバイスの並びとDUT番号との関係を
説明する図。
【図3】他の同測個数におけるデバイスの並びとDUT
番号との関係を示す図。
【図4】ICハンドラ内のDUT搬送動作を説明する概
念図。
【図5】本発明の、ICハンドラと接続する半導体試験
装置の概念構成図。
【図6】本発明の、HIFIX適用条件取得手段の具体
構成例。
【図7】本発明の、6種類のDUT配列構成と、割り付
けされたコードデータとの関係を示す図。
【図8】適用可能な最大の同測個数よりも少ない同測個
数で試験実施したい場合の配列構成の一例。
【符号の説明】
PB1 パフォーマンスボード CB2 同軸ケーブル SB3 ソケットボード ICS4 コンタクトソケット(ICソケット) 50 HIFIX適用条件取得手段 100 ハンドラ制御部 300 ローダ/アンローダ部 400 測定部 990 制御CPU DUT 被試験デバイス TH テストヘッド HIFIX ハイフィックス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体試験装置のテストヘッドTHと、
    ICハンドラ装置との間を接続するハイフィックスHI
    FIXを備える半導体試験装置において、 装着されるHIFIXの個々の種類を識別するHIFI
    X適用条件を、コード化された設定情報(コード値)と
    して該HIFIX内に備え、これを読出しできるHIF
    IX適用条件取得手段を備え、 該HIFIX適用条件取得手段から得られたコード値に
    基づいて、半導体試験装置本体(装置本体)とICハン
    ドラ装置とに対して、当該HIFIXに対応した動作条
    件に設定する、ことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 半導体試験装置のテストヘッドTHと、
    ICハンドラ装置若しくはICプローバ装置との間を電
    気的/機械的に接続するハイフィックスHIFIXを備
    える半導体試験装置において、 装着されるHIFIXの個々の種類を識別するHIFI
    X適用条件を、コード化された設定情報(コード値)と
    して該HIFIX内に備え、これを読出しできるHIF
    IX適用条件取得手段と、 該HIFIX適用条件取得手段から得られたコード値に
    基づいて、半導体試験装置本体(装置本体)とICハン
    ドラ装置若しくはICプローバ装置とに対して、当該H
    IFIXに対応した動作条件に設定する動作条件設定手
    段と、 を具備することを特徴とする半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 該HIFIX適用条件取得手段は、少な
    くとも適用するHIFIXの種類を個別に識別可能なビ
    ット長の設定情報を該HIFIXに備え、該設定情報を
    装置本体若しくはICハンドラ装置から読出しする手段
    を備える、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導
    体試験装置。
  4. 【請求項4】 該HIFIX適用条件は、同測個数とデ
    バイスの並びとDUT番号との情報を少なくとも有す
    る、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体試験
    装置。
  5. 【請求項5】 該HIFIX適用条件は、DUTの品種
    情報、あるいはDUTのパッケージ形態情報、を更に有
    することを特徴とする請求項4記載の半導体試験装置。
  6. 【請求項6】 該HIFIX適用条件のコード値は、同
    測個数とデバイスの並びとDUT番号との情報をコード
    化したコード値形態である、あるいは、デバイスの並び
    とDUT番号とを示すコード値と、同測個数を示すコー
    ド値形態とである、ことを特徴とする請求項1又は2記
    載の半導体試験装置。
  7. 【請求項7】 該HIFIXは、装置本体側のテストヘ
    ッドTHに接続するパフォーマンスボードと、ICハン
    ドラ装置側に接続する同測個数Nに対応するコンタクト
    ソケットと、該パフォーマンスボードと該コンタクトソ
    ケットとの間を所定に接続する接続手段とを備えて、テ
    ストヘッドTHとICハンドラ装置との間を仲介接続す
    る、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体試験
    装置。
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