JP2002070766A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP2002070766A
JP2002070766A JP2000258072A JP2000258072A JP2002070766A JP 2002070766 A JP2002070766 A JP 2002070766A JP 2000258072 A JP2000258072 A JP 2000258072A JP 2000258072 A JP2000258072 A JP 2000258072A JP 2002070766 A JP2002070766 A JP 2002070766A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • F04C18/0269Details concerning the involute wraps
    • F04C18/0276Different wall heights

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定スクロール、旋回スクロール間の気密性
を確保しながらも、連結縁の加工性を高めてコストの削
減を図る。 【解決手段】 端板の一側面に渦巻き状の壁体12bを
有する固定スクロールと、端板の一側面に渦巻き状の壁
体13bを有し、壁体12b,13bどうしをかみ合わ
せて公転旋回運動する旋回スクロールとを備え、壁体1
2b,13bは段付き形状とされ、端板の一側面は段付
き形状とされたスクロール圧縮機において、各端板の一
側面のうち隣り合う部位どうしを繋ぐ連結壁面12eの
形状を、各上縁のうち隣り合う部位どうしを繋ぐ連結縁
12eの旋回軌跡が描く包絡線により決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置や冷
凍装置等に具備されるスクロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機は、固定スクロールと
旋回スクロールとを渦巻き状の壁体どうしを組み合わせ
て配置し、固定スクロールに対し旋回スクロールを公転
旋回運動させることで壁体間に形成される圧縮室の容積
を漸次減少させて該圧縮室内の流体の圧縮を行うもので
ある。
【0003】スクロール圧縮機の設計上の圧縮比は、圧
縮室の最小容積(壁体どうしのかみ合いが外れて圧縮室
が消滅する直前の容積)に対する、圧縮室の最大容積
(壁体どうしがかみ合って圧縮室が形成された時点の容
積)の比であり、次式(I)で表される。 Vi={A(θsuc)・L}/{A(θtop)・L}=A(θsuc)/A(θtop) … (I) (I)式において、A(θ)は旋回スクロールの旋回角θに
応じて容積を変化させる圧縮室の旋回面に平行な断面積
を表す関数、θsucは圧縮室が最大容積となるときの旋
回スクロールの旋回角、θtopは圧縮室が最小容積とな
るときの旋回スクロールの旋回角、Lは壁体どうしのラ
ップ(重なり)長である。
【0004】従来、スクロール圧縮機の圧縮比Viの向
上を図るには、両スクロールの壁体の巻き数を増やして
最大容積時の圧縮室の断面積A(θ)を大きくする手法が
採られてきた。しかしながら、壁体の巻き数を増やす従
来の手法ではスクロールの外形が拡大して圧縮機自体が
大型化するため、大きさの制限が厳しい自動車用等の空
気調和装置には採用し難いという問題点があった。
【0005】上記の問題点を解決すべく、特公昭60-179
56号には、固定スクロール、旋回スクロールともに壁体
の渦巻き状の上縁を中心側が低く外周端側が高い段付き
形状とし、さらにこの上縁の段付き形状に対応して、両
スクロールともに端板の側面を中心側が高く外周端側が
低い段付き形状としたスクロール圧縮機が提案されてい
る。
【0006】上記スクロール圧縮機において、最大容積
時の圧縮室のラップ長をLl、最小容積時の圧縮室のラ
ップ長をLsとすると、設計上の圧縮比Vi’は次式(I
I)で表される。 Vi’={A(θsuc)・Ll}/{A(θtop)・Ls} … (II) (II)式においては、最大容積時の圧縮室のラップ長Ll
が最小容積時の圧縮室のラップ長Lsよりも大きく、L
l/Ls>1となるから、壁体の巻き数を増やさなくて
も、設計上の圧縮比を向上させることが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスクロー
ルに段付き形状を採用したスクロール圧縮機において
は、壁体の低位の上縁と高位の上縁とを繋ぐ連結縁が、
端板の底の深い底面と底の浅い底面とを繋ぐ連結壁面に
摺接する際の気密性を如何に保つかが問題となる。
【0008】例えば、特公昭60-17956号では、連結縁に
あたる部分の形状を渦巻き状の壁の両側面に滑らかに連
続する半径t/2の半円状に形成し、連結壁面にあたる
部分の形状を隣り合う壁の中間点を中心として半径rO
+(t/2)(rO;旋回スクロールの旋回半径)の半円
を描くように形成すると記載されている。
【0009】しかしながら、上記のように連結縁を壁の
両側面に滑らかに連続する半円状に形成するには非常に
高い加工技術を要することが知られており、このため加
工コストが大幅に膨らみ、量産化を阻む要因となる。
【0010】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、固定スクロール、旋回スクロール間の気密性を
確保しながらも、連結縁の加工性を高めてコストの削減
を図ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のような構成のスクロール圧縮機を
採用する。すなわち請求項1記載のスクロール圧縮機
は、端板の一側面に立設された渦巻き状の壁体を有し、
定位置に固定された固定スクロールと、端板の一側面に
立設された渦巻き状の壁体を有し、前記各壁体どうしを
かみ合わせて自転を阻止されつつ公転旋回運動可能に支
持された旋回スクロールとを備え、前記各壁体の上縁
は、複数の部位に分割されかつ該部位の高さが渦方向の
中心側で低く外周端側で高くなる段付き形状とされ、同
じく前記各端板の一側面は、前記各部位に対応し、その
高さが渦方向の中心側で高く外周端側で低くなる複数の
部位を有する段付き形状とされたスクロール圧縮機にお
いて、前記各端板の一側面のうち隣り合う前記部位どう
しを繋ぐ連結壁面の形状が、前記各上縁のうち隣り合う
前記部位どうしを繋ぐ連結縁の旋回軌跡が描く包絡線に
より決定されることを特徴とする。
【0012】このスクロール圧縮機においては、連結壁
面の形状を、連結縁の公転旋回運動時における旋回軌跡
が描く包絡線により決定する。すなわち、連結縁を公転
旋回面と平行に平面視し、旋回半径を半径とする円の中
心を連結縁に沿って移動させたとき、移動した円の軌跡
のアウトラインが連結壁面の公転旋回面に現れる形状と
なる。これにより、連結縁が如何なる形状であっても連
結壁面との気密性を確保することができる。そこで、連
結縁に比較的単純な形状を採用すれば加工性が向上す
る。
【0013】請求項2記載のスクロール圧縮機は、請求
項1記載のスクロール圧縮機において、前記連結縁が、
前記壁体の渦方向に交する平面により形成されているこ
とを特徴とする。
【0014】このスクロール圧縮機においては、連結縁
を壁体の渦方向に交する平面により形成することによ
り、例えば連結縁を切削加工する場合において加工性が
格段に向上する。
【0015】請求項3記載のスクロール圧縮機は、請求
項2記載のスクロール圧縮機において、前記平面と前記
壁体の側面との間が面取りされていることを特徴とす
る。
【0016】このスクロール圧縮機においては、平面と
壁体の側面との間を面取りすることにより、壁体の連結
縁周辺おける強度が確保されるとともに、加工精度の向
上が図れる。
【0017】請求項4記載のスクロール圧縮機は、請求
項1、2または3記載のスクロール圧縮機において、前
記連結縁と前記連結壁面との間に微小な隙間が設けられ
ることを特徴とする。
【0018】スクロール圧縮機を駆動すると、スクロー
ル自体の熱膨張により接触圧が変化することがある。そ
こでこのスクロール圧縮機においては、連結縁と連結壁
面との間にあらかじめ微小な隙間を設けておくことによ
り、両スクロールが熱膨張しても接触圧が必要以上に高
くなったりせず、安定した駆動が実現される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係るスクロール圧縮機の
第1の実施形態を図1ないし図9に示して説明する。図
1は本発明に係るスクロール圧縮機の全体構成を示す断
面図である。図において符号11はハウジングを示して
おり、このハウジング11は、カップ状に形成されたハ
ウジング本体11aと、ハウジング本体11aの開口端
側に固定された蓋板11bとで構成されている。
【0020】ハウジング11の内部には、固定スクロー
ル12および旋回スクロール13からなるスクロール圧
縮機構が配設されている。固定スクロール12は端板1
2aの一側面に渦巻き状の壁体12bが立設された構成
となっている。旋回スクロール13は、固定スクロール
12と同様に端板13aの一側面に渦巻き状の壁体13
bが立設された構成となっており、特に壁体13bは固
定スクロール12側の壁体12bと同一形状をなしてい
る。また、壁体12b,13bの上縁には後述する圧縮
室Cの気密性を高めるためのチップシール27,28が
配設されている(チップシール27,28については後
述する)。
【0021】固定スクロール12はボルト14によって
ハウジング本体11aに締結されている。旋回スクロー
ル13は固定スクロール12に対して相互に公転旋回半
径だけ偏心しかつ180゜だけ位相をずらした状態で、
壁体12b,13bどうしをかみ合わせて組み付けられ
ており、蓋板11bと端板13aとの間に設けられた自
転阻止機構15によって自転を阻止されつつ公転旋回運
動可能に支持されている。
【0022】蓋板11bにはクランク16aを備える回
転軸16が貫通され、ベアリング17a,17bを介し
て蓋板11bに回転自在に支持されている。
【0023】旋回スクロール13側の端板13aの他端
面の中央にはボス18が突設されている。ボス18には
クランク16aの偏心部16bが軸受19およびドライ
ブブッシュ20を介して回動自在に収容されており、旋
回スクロール13は回転軸16を回転させることによっ
て公転旋回運動するようになっている。回転軸16に
は、旋回スクロール13に与えられたアンバランス量を
打ち消すバランスウェイト21が取り付けられている。
【0024】また、ハウジング11の内部には、固定ス
クロール12の周囲に吸入室22が形成され、さらにハ
ウジング本体11aの内底面と端板12aの他側面とに
区画されて吐出キャビティ23が形成されている。
【0025】ハウジング本体11aには吸入室22に向
けて低圧の流体を導く吸入ポート24が設けられ、固定
スクロール12側の端板12aの中央には容積を漸次減
少させながら中心に移動してきた圧縮室Cから吐出キャ
ビティ23に向けて高圧の流体を導く吐出ポート25が
設けられている。端板12aの他側面中央には、所定の
大きさ以上の圧力が作用した場合にのみ吐出ポート25
を開く吐出弁26が設けられている。
【0026】図2は固定スクロール12、旋回スクロー
ル13それぞれの斜視図である。固定スクロール12側
の壁体12bは、その渦巻き状の上縁が2つの部位に分
割され、かつ渦の中心側で低く外周端側で高い段付き形
状となっている。旋回スクロール13側の壁体13bも
壁体12bと同様に、渦巻き状の上縁が2つの部位に分
割され、かつ渦方向の中心側で低く外周端側で高い段付
き形状となっている。
【0027】また、固定スクロール12側の端板12a
は、壁体13bの上縁の各部位に対応し、一側面の高さ
が渦の中心で高く外周端で低くなる2つの部位を有する
段付き形状となっている。旋回スクロール13側の端板
13aも端板12aと同様に、一側面の高さが渦方向の
中心で高く外周端で低くなる2つの部位を有する段付き
形状となっている。
【0028】壁体12bの上縁は、中心寄りに設けられ
た低位の上縁12cと外周端寄りに設けられた高位の上
縁12dの2つの部位に分けられ、隣り合う上縁12
c,12d間には、両者を繋いで旋回面に垂直な連結縁
12eが存在している。壁体13bの上縁も壁体12b
と同様に、中心寄りに設けられた低位の上縁13cと外
周端寄りに設けられた高位の上縁13dの2つの部位に
分けられ、隣り合う上縁13c,13d間には、両者を
繋いで旋回面に垂直な連結縁13eとが存在している。
【0029】また、端板12aの底面は、中心寄りに設
けられた底の浅い底面12fと外周端寄りに設けられた
底の深い底面12gの2つの部位に分けられ、隣り合う
底面12f,12g間には、両者を繋いで垂直に切り立
つ連結壁面12hが存在している。端板13aの底面も
端板12aと同様に、中心寄りに設けられた底の浅い底
面13fと外周端寄りに設けられた底の深い底面13g
の2つの部位に分けられ、隣り合う底面13f,13g
間には、両者を繋いで垂直に切り立つ連結壁面13hと
が存在している。
【0030】連結縁12eは、図3に示すように、壁体
12bを旋回スクロール13の方向から見ると壁体12
bに直行する平面をなしており、さらに壁体12bの内
外両側面との間の角は面取りされてコーナ面Qが形成さ
れている。
【0031】また、連結壁面12hは、旋回スクロール
の旋回に伴って連結縁13eの旋回軌跡が描く包絡線に
より決定されており、端板12aを旋回軸方向から見る
と2つの円弧の一端どうしを直線で滑らかに結んだ略円
弧状をなしている。連結壁面13hも連結壁面12hと
同様に、連結縁12eの旋回軌跡が描く包絡線により決
定された略円弧状をなしている。
【0032】壁体12bにおいて上縁12dと連結縁1
2eとが突き合う部分には、図4に示すようにリブ12
iが設けられている。リブ12iは、応力集中を避ける
ため上縁12dと連結縁12eとに滑らかに連続する凹
曲面をなして壁体12bと一体に形成されている。壁体
13bにおいて上縁13d,13eが突き合う部分に
も、同様の理由で同形状のリブ13iが設けられてい
る。
【0033】端板12aにおいて底面12gと連結壁面
12hとが突き合う部分にも、肉盛りしたようにリブ1
2jが設けられている。リブ12jは、応力集中を避け
るため底面12gと連結壁面12hとに滑らかに連続す
る凹曲面をなして壁体12bと一体に形成されている。
端板13aにおいて底面13gと連結壁面13hとが突
き合う部分にも、同様の理由で同形状のリブ13jが設
けられている。
【0034】壁体12bにおいて上縁12cと,12e
が突き合う部分、および壁体13bにおいて上縁13
c,13eが突き合う部分は、組み付け時にリブ13
j,12jとの干渉を避けるためにそれぞれ面取りされ
ている。
【0035】さらに、壁体12bの各上縁12c,12
dにはチップシール27c,27dが、連結縁12eに
はチップシール(シール部材)27eがそれぞれ配設さ
れている。これと同様に壁部13の各上縁13c,13
dにはチップシール28c,28dが、連結縁13eに
はチップシール(シール部材)28eがそれぞれ配設さ
れている。
【0036】チップシール27c,27dはいずれも渦
巻き状をなし、上縁12c,12dに渦方向に沿って形
成された溝12k,12lに嵌合されており、圧縮機の
運転時には溝12k,12lに導入される高圧の流体に
より背圧を受け、底面13f,13gに押し当てられて
シールとしての機能を発揮するようになっている。
【0037】チップシール28c,28dも渦巻き状を
なし、上縁13c,13dに渦方向に沿って形成された
溝13k,13lに嵌合されており、圧縮機の運転時に
は溝13k,13lに導入される高圧の流体により背圧
を受け、底面12f,12gに押し当てられてシールと
しての機能を発揮するようになっている。
【0038】チップシール27eは棒状をなし、連結縁
12eに沿って形成された溝12mに嵌合されるととも
に溝12mからの離脱を防止する構造を採用されてお
り、圧縮機の運転時には後述するように図示しない付勢
手段によって連結壁面13hに押し当てられてシールと
しての機能を発揮する。チップシール28eも、チップ
シール27eと同様に連結縁13eに沿って形成された
溝13mに嵌合されるとともに溝13mからの離脱を防
止する構造を採用されており、圧縮機の運転時には図示
しない付勢手段によって連結壁面12hに押し当てられ
てシールとしての機能を発揮する。
【0039】固定スクロール12に旋回スクロール13
を組み付けると、低位の上縁13dが底の浅い底面12
fに当接し、高位の上縁13eが底の深い底面12gに
当接する。同時に、低位の上縁12dが底の浅い底面1
3fに当接し、高位の上縁12eが底の深い底面13g
に当接する。これにより、両スクロール間には向かい合
う端板12a,13aと壁体12b,13bとに区画さ
れて圧縮室Cが形成される(図5〜図8参照)。
【0040】また、連結縁12eと連結壁面13hとの
間、および連結縁13eと連結壁面12hとの間には、
駆動時における両スクロールの熱膨張を考慮して、微小
な隙間が設けられる。
【0041】圧縮室Cは旋回スクロール13の公転旋回
運動に伴い外周端から中心に向けて移動するが、連結縁
12eは、壁体12b,13bの当接点が連結縁12e
よりも外周端寄りに存在する間は壁体12を挟んで隣接
する圧縮室C(一方は密閉状態にない)間で流体の漏れ
が生じないように連結壁面13hに摺接し、壁体12
b,13bの当接点が連結縁12eよりも外周端寄りに
存在しない間は壁体12を挟んで隣接する圧縮室C(共
に密閉状態にある)間で均圧を図るべく連結壁面13h
には摺接しないようになっている。
【0042】連結縁13eも同様に、壁体12b,13
bの当接点が連結縁13eよりも外周端寄りに存在する
間は壁体13を挟んで隣接する圧縮室C(一方は密閉状
態にない)間で流体の漏れが生じないように連結壁面1
2hに摺接し、壁体12b,13bの当接点が連結縁1
3eよりも外周端寄りに存在しない間は壁体13を挟ん
で隣接する圧縮室C(共に密閉状態にある)間で均圧を
図るべく連結壁面12hには摺接しないようになってい
る。なお、連結縁12eと連結壁面13h、および連結
縁13eと連結壁面12hの摺接は、旋回スクロール1
3が1/2回転する間で同期して起こる。
【0043】上記のように構成されたスクロール圧縮機
の駆動時における流体圧縮の過程を図5ないし図8に示
して順に説明する。
【0044】図5に示す状態では、壁体12bの外周端
が壁体13bの外側面に当接するとともに、壁体13b
の外周端が壁体12bの外側面に当接し、端板12a,
13a、壁体12b,13b間に流体が封入され、スク
ロール圧縮機構の中心を挟んで正対した位置に、最大容
積の圧縮室Cが2つ形成される。この時点では、連結縁
12eと連結壁面13h、連結縁13eと連結壁面12
hは摺接しているが、直後に解消される。
【0045】図5の状態から旋回スクロール13がπ/
2だけ旋回し図6に示す状態に至る過程では、圧縮室C
が密閉状態を保ちながら中心に向けて進行し、漸次容積
を減少させて流体を圧縮し、圧縮室Cに先行する圧縮室
0も密閉状態を保ちながら中心に向けて進行し、漸次
容積を減少させて引き続き流体を圧縮する。この過程で
は、連結縁12eと連結壁面13h、連結縁13eと連
結壁面12hそれぞれの摺接が解消されており、壁体1
3を挟んで隣接する2つの圧縮室Cが連通状態となって
均圧される。
【0046】図6の状態から旋回スクロール13がπ/
2だけ旋回し図7に示す状態に至る過程では、圧縮室C
が密閉状態を保ちながら中心に向けて進行し、漸次容積
を減少させてさらに流体を圧縮し、圧縮室Cに先行する
圧縮室C0も密閉状態を保ちながら中心に向けて進行
し、漸次容積を減少させて引き続き流体を圧縮する。こ
の過程でも、連結縁12eと連結壁面13h、連結縁1
3eと連結壁面12hそれぞれの摺接は解消されてお
り、隣接する2つの圧縮室C間の均圧は継続される。
【0047】図7に示す状態では、外周端に近い壁体1
2bの内側面とその内方に位置する壁体13bの外側面
との間には後に圧縮室となる空間cが形成され、同じく
外周端に近い壁体13bの内側面とその内方に位置する
壁体12bの外側面との間にも後に圧縮室となる空間c
が形成され、空間cには吸入室22から低圧の流体が流
入する。この時点で、連結縁12eは連結壁面13h
に、連結縁13eは連結壁面12hにそれぞれに摺接を
開始し、空間cに先行する圧縮室Cの密閉状態を保つよ
うになる。
【0048】図7の状態から旋回スクロール13がπ/
2だけ旋回し図8に示す状態に至る過程では、空間cが
大きさを拡大しながらスクロール圧縮機構の中心に向け
て進行し、空間cに先行する圧縮室Cも密閉状態を保ち
ながら中心に向けて進行し、漸次容積を減少させて流体
を圧縮する。この過程では、連結縁12eと連結壁面1
3h、連結縁13eと連結壁面12hそれぞれの摺接が
継続されており、空間cとの間を封止して圧縮室Cの密
閉状態が保たれる。
【0049】図8の状態から旋回スクロール13がさら
にπ/2だけ旋回し再び図5に示す状態に至る過程で
は、空間cがさらに大きさを拡大しながらスクロール圧
縮機構の中心に向けて進行し、空間cに先行する圧縮室
Cも密閉状態を保ちながら中心に向けて進行し、漸次容
積を減少させて流体を圧縮し、最終的に最小容積とな
る。この過程でも、連結縁12eと連結壁面13h、連
結縁13eと連結壁面12hそれぞれの摺接は継続され
ており、空間cとの間を封止して圧縮室Cの密閉状態が
保たれる。
【0050】最大容積から最小容積(吐出弁26開放時
の容積)に至る圧縮室Cの大きさの変遷は、図5におけ
る圧縮室C→図6における圧縮室C→図7における圧縮
室C→図8における圧縮室Cと見なせる。ここで、それ
ぞれの状態における圧縮室を展開した形状を図9に示
す。
【0051】最大容積となる(a)の状態では、圧縮室
は旋回軸方向の幅が途中で狭くなる異形の短冊状をな
し、その幅はスクロール圧縮機構の外周端側では底面1
2gから上縁12dまでの壁体12bの高さ(もしくは
底面13gから上縁13dまでの壁体13bの高さ)に
ほぼ等しいラップ長Llとなり、中心側では底面12f
から上縁12cまでの高さ(もしくは底面13fから上
縁13cまでの壁体13bの高さ)にほぼ等しいラップ
長Ls(<Ll)となる。
【0052】(b)の状態では、圧縮室は(a)の状態
と同じく幅が途中で狭くなる異形の短冊状をなすが、
(a)の状態と比較して旋回方向の長さが短くなるとと
もに、ラップ長Llの部分が短く、ラップ長Lsの部分
が長くなる。
【0053】(c)の状態では、圧縮室は中心側に移動
することで旋回方向の長さがさらに短くなる。しかもラ
ップ長Llの部分が消滅してしまい、幅が均一(ラップ
長Ls)な短冊状となる。
【0054】最小容積となる(d)の状態では、圧縮室
は(c)の状態と同じく幅が均一な短冊状をなすが、
(c)の状態と比較して旋回方向の長さが短くなる。こ
の後は吐出弁26が開放して流体が吐出される。
【0055】上記スクロール圧縮機においては、圧縮室
の容積変化が、従来のように旋回面に平行な断面積の減
少のみによって引き起こされるのではなく、図7に示し
たように旋回軸方向の幅の減少と断面積の減少とによっ
て相乗的に引き起こされる。
【0056】したがって、壁体12b,13bを段付き
形状とし、スクロール圧縮機構の外周端寄りと中心寄り
とで壁体12b,13bのラップ長を変化させ、圧縮室
Cの最大容積を大きくしたり最小容積を小さくしたりす
ることで、壁体12b,13bどうしのラップ長が一定
である従来のスクロール圧縮機に比べて圧縮比を向上さ
せることができる。
【0057】上記スクロール圧縮機においては、連結縁
12e,13eを図3に示すような形状としたことによ
り、切削加工する場合においてその加工性が格段に向上
する。連結縁12e,13eは従来のような半円状では
なく、3つの平面により形成されているので、旋盤を使
って切削加工を行う場合も単純な平面切削の工程を繰り
返すだけで加工できるのである。しかも、連結縁12
e,13eにはコーナ面Qを形成したことから、壁体1
2b,13bの連結縁12e,13e周辺の強度を確保
するとともに、加工精度の向上が図れる。
【0058】また、上記スクロール圧縮機においては、
組み付け後の連結縁12eと連結壁面13hとの間、お
よび連結縁13eと連結壁面12hとの間に微小な隙間
を設けておくことにより、固定スクロール12、旋回ス
クロール13が熱膨張しても両スクロール間の接触圧が
必要以上に高くなることがない。これにより、スクロー
ル圧縮機の安定した駆動が実現できる。
【0059】ところで、本実施形態においては連結縁1
2e,13eを図3のように形成し、特に壁体との間の
角にはコーナ面Qを設けたが、例えばコーナ面ではなく
図10(a)のように隣り合う両平面に滑らかに連続す
るラウンド面Rを採用しても構わないし、コーナ面を設
けずに図10(b)のようにスクエアな形状としても構
わない。
【0060】なお、上記各実施形態においては連結縁1
2e,13eが旋回スクロール13の旋回面に垂直に形
成され、これに対応して連結壁面12h,13hも旋回
面に垂直に形成されているが、連結縁12e,13e、
連結壁面12h,13hは互いの対応関係を守っていれ
ば旋回面に垂直である必要はなく、例えば旋回面に対し
て傾斜するように形成しても構わない。
【0061】また、上記各実施形態においては固定スク
ロール12、旋回スクロール13とともに1つの段差を
有する段付き形状を採用したが、本発明に係るスクロー
ル圧縮機は段差を複数有するものについても実施可能で
ある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載のスクロール圧縮機によれば、連結壁面の形状
を、連結縁の公転旋回運動時における旋回軌跡が描く包
絡線により決定することにより、連結縁が如何なる形状
であっても連結壁面との気密性を確保することができ
る。そこで、連結縁に比較的単純な形状を採用すれば、
加工性が向上してコストの削減が図れる。
【0063】請求項2記載のスクロール圧縮機によれ
ば、連結縁を壁体の渦方向に交する平面により形成する
ことにより、例えば連結縁を切削加工する場合において
加工性が格段に向上するので、加工コストの削減を図る
ことができる。。
【0064】請求項3記載のスクロール圧縮機によれ
ば、平面と壁体の側面との間を面取りすることにより、
壁体の連結縁周辺おける強度を確保するとともに、加工
精度の向上が図れる。
【0065】請求項4記載のスクロール圧縮機によれ
ば、連結縁と連結壁面との間にあらかじめ微小な隙間を
設けておくことにより、両スクロールが熱膨張しても接
触圧が必要以上に高くなったりしないので、安定した駆
動を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスクロール圧縮機の実施形態を
示す側断面図である。
【図2】 固定スクロール、旋回スクロールそれぞれの
斜視図である。
【図3】 連結縁ならびに連結壁面を旋回軸方向から見
た平面図である。
【図4】 上縁と連結縁との間に設けられるリブ、およ
び底面と連結壁面との間に設けられるリブを示す側断面
図である。
【図5】 スクロール圧縮機の駆動時における流体圧縮
の過程を示す状態説明図である。
【図6】 同じく、スクロール圧縮機の駆動時における
流体圧縮の過程を示す状態説明図である。
【図7】 同じく、スクロール圧縮機の駆動時における
流体圧縮の過程を示す状態説明図である。
【図8】 同じく、スクロール圧縮機の駆動時における
流体圧縮の過程を示す状態説明図である。
【図9】 最大容積から最小容積に至る圧縮室の大きさ
の変遷を示す状態説明図である。
【図10】 本発明に係るスクロール圧縮機の他の実施
形態を示す図であって、連結縁ならびに連結壁面を旋回
軸方向から見た平面図である。
【符号の説明】
12 固定スクロール 12a 端板 12b 壁体 12c,12d 上縁 12e 連結縁 12f 底面 12h 連結壁面 13 旋回スクロール 13a 端板 13b 壁体 13c,13d 上縁 13e 連結縁 13f 底面 13h 連結壁面 27e,28e チップシール Q コーナ面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端板の一側面に立設された渦巻き状の壁
    体を有し、定位置に固定された固定スクロールと、 端板の一側面に立設された渦巻き状の壁体を有し、前記
    各壁体どうしをかみ合わせて自転を阻止されつつ公転旋
    回運動可能に支持された旋回スクロールとを備え、 前記各壁体の上縁は、複数の部位に分割されかつ該部位
    の高さが渦方向の中心側で低く外周端側で高くなる段付
    き形状とされ、 同じく前記各端板の一側面は、前記各部位に対応し、そ
    の高さが渦方向の中心側で高く外周端側で低くなる複数
    の部位を有する段付き形状とされたスクロール圧縮機に
    おいて、 前記各端板の一側面のうち隣り合う前記部位どうしを繋
    ぐ連結壁面の形状が、前記各上縁のうち隣り合う前記部
    位どうしを繋ぐ連結縁の旋回軌跡が描く包絡線により決
    定されることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記連結縁が、前記壁体の渦方向に交す
    る平面により形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記平面と前記壁体の側面との間が面取
    りされていることを特徴とする請求項2記載のスクロー
    ル圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記連結縁と前記連結壁面との間に微小
    な隙間が設けられることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載のスクロール圧縮機。
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