JP2002070678A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JP2002070678A
JP2002070678A JP2000260361A JP2000260361A JP2002070678A JP 2002070678 A JP2002070678 A JP 2002070678A JP 2000260361 A JP2000260361 A JP 2000260361A JP 2000260361 A JP2000260361 A JP 2000260361A JP 2002070678 A JP2002070678 A JP 2002070678A
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Riyougo Murayama
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Kojima Press Industry Co Ltd
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(57)【要約】 【課題】 吸気通路に設けられた場合でも、インレット
の開口面積を小とすることなく、消音効果を得ることが
できる消音器の提供。 【解決手段】 エアクリーナ20の上流の吸気通路40
に、吸気通路40の最狭部32より下流に、通路軸方向
に延びるサイドブランチ10が設けられており、サイド
ブランチ10が設けられている部位の通路断面積S
3 は、最狭部32の通路断面積S1 と同じかまたは最狭
部32の通路断面積S1 よりも大である消音器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の吸気脈動
音を小さくするために設けられる消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン内に空気をできるだけスムーズ
に取り込むための吸気通路を形成する部材に、レゾネー
タと呼ばれる消音器が設けられることが多い。レゾネー
タは、エンジンの吸気バルブの開閉と空気圧により発生
する脈動音(吸気音)を小さくするために設けられる。
レゾネータの一種として、図7、図8に示すように、サ
イドブランチ1がある。 図7は、サイドブランチ1が吸気通路を形成する部
材の1つであるインレット2の外壁に外側に突出させて
設けられている場合を示している。 図8は、サイドブランチ1がインレット2の内壁に
沿うように設けられている場合を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記、の
消音器には、つぎの問題がある。 エンジンルーム内において、インレット2のまわり
にはインレット2以外の物が配置されているので、それ
とサイドブランチ1との干渉を避けることが必要であ
る。そのため、サイドブランチ1が取りうるスペースは
限られ、サイドブランチ1による消音効果を上げること
が困難となる場合が多い。 サイドブランチ1がインレット2の内壁に沿うよう
に設けられているので、サイドブランチ1がインレット
2の外壁に設けられている場合(の場合)に比べてサ
イドブランチ1の取りうるスペースは大となるが、サイ
ドブランチ1を大とすればするほどインレット2内にお
ける吸気通路の断面積が小となり、インレット2の開口
面積が小となる。その結果、吸気圧力損失が過剰に増加
する。 本発明の目的は、吸気通路に設けられた場合でも、イン
レットの開口面積を小とすることなく、消音効果を得る
ことができる消音器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1) エアクリーナの
上流の吸気通路に、該吸気通路の最狭部より下流に、通
路軸方向に延びるサイドブランチが設けられている消音
器。 (2) 前記サイドブランチが設けられている部位の通
路断面積は、前記最狭部の通路断面積と同じかまたは前
記最狭部の通路断面積よりも大である(1)記載の消音
器。 (3) 前記サイドブランチは前記吸気通路の周りに設
けられている(1)記載の消音器。 (4) 前記吸気通路は前記サイドブランチの周りに設
けられている(1)記載の消音器。
【0005】上記(1)〜(4)の消音器では、サイド
ブランチが吸気通路に設けられるので、吸気ダクトのま
わりの吸気ダクト以外の物からの搭載上の制限をうけず
に消音効果を得ることができる。また、消音器は、最狭
部より下流に、通路軸方向に延びるサイドブランチであ
るので、インレットの開口面積を小とすることはない。
そのため、従来の、サイドブランチをインレットの内壁
に沿うように設けた場合に比べて、吸気圧力損失の増加
量は小となる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の第1実施例
の消音器を示しており、図5、図6は、本発明の第2実
施例の消音器を示している。本発明の第1実施例と第2
実施例に共通する部分または類似する部分の構成および
作用を、図1、図2、図4、図6を参照して、説明す
る。本発明実施例の消音器は、エンジン内に空気をでき
るだけスムーズに取り込むための吸気通路を形成する部
材に設けられるレゾネータであり、特にサイドブランチ
10である。サイドブランチ10は、図2に示すよう
に、エアクリーナ20と連結されるインレット30に設
けられる。ただし、サイドブランチ10は、エアクリー
ナ20とインレット30とを連結する図示略のダクトが
設けられている場合、ダクトに設けられていてもよい。
【0007】まず、インレット30について説明する。
インレット30は、図1、図2に示すように、エアクリ
ーナ20の上流に位置する。インレット30は、エア取
入口31と、最狭部32と、徐変部33とを、有する。
最狭部32は、エア取入口31よりも下流に位置する。
最狭部32は、エア取入口31の通路断面積S0 より小
さな断面積S1 となっている。徐変部33は、最狭部3
2より下流に設けられている。徐変部33の通路断面積
は、最狭部32から下流にいくにつれて大となってい
る。徐変部33の下流端の通路断面積S2 は、エア取入
口31の通路断面積S0 より小であり、最狭部32の通
路断面積S1 より大である。徐変部33の下流端33a
は、エアクリーナ20と連結されている。
【0008】つぎに、サイドブランチ10について説明
する。サイドブランチ10は、インレット30の徐変部
33に設けられている。サイドブランチ10は、吸気通
路40の軸方向に延びている。サイドブランチ10の下
流端11は、エアクリーナ20内に突出していてもよい
(本発明図示例ではエアクリーナ20内に突出している
場合を示している)。サイドブランチ10の下流端11
は、下流に向って開口している。サイドブランチ10が
設けられている部位では、図4に示すように、サイドブ
ランチ10が吸気通路40の周りに設けられているか、
または、図6に示すように、吸気通路40がサイドブラ
ンチ10の周りに設けられている。サイドブランチ10
が設けられている部位の通路断面積S3 は、最狭部32
の通路断面積S1 と同じか、または、通路断面積S1
りも大とされている。
【0009】つぎに、作用を説明する。本発明実施例で
は、エアクリーナ20の上流の吸気通路40で最狭部3
2より下流に通路軸方向に延びるサイドブランチ10が
設けられているので、吸気ダクトのまわりの吸気ダクト
以外の物からの搭載上の制限をうけることはない。ま
た、サイドブランチ10は、徐変部33に設けられてお
り、吸気通路40の軸方向に延びているので、サイドブ
ランチ10がインレット30のエア取入口31の開口面
積を狭くすることはない。そのため、従来の、サイドブ
ランチをインレットの内壁に沿うように設けた場合(図
8参照)に比べて、吸気圧力損失の増加量は小となる。
また、サイドブランチ10の下流端がエアクリーナ20
内に突出していてもよいので、サイドブランチ10の軸
方向長さの選定の自由度が従来(図7、図8)より大と
なる。
【0010】以下、本発明の各実施例に特有な部分を説
明する。本発明の第1実施例は、図1〜図4に示すよう
に、サイドブランチ10が吸気通路40の周りに全周に
わたって設けられている場合を示している。サイドブラ
ンチ10の上流端12は、吸気圧力損失増加量を小とす
るため、ファンネル形状とされている。サイドブランチ
10が設けられていない場合と、サイドブランチがイン
レットの外壁に設けられている場合と、サイドブランチ
がインレットの内壁に沿うように設けられている場合
と、本発明第1実施例のサイドブランチ10が設けられ
ている場合との、吸気圧力損失は、表1に示すようにな
る。
【0011】
【表1】
【0012】表1を、詳細に説明するとつぎの通りにな
る。サイドブランチ10が設けられていない場合の吸気
圧力損失を100とした場合、サイドブランチがインレ
ットの外壁に設けられている場合(図7参照)の吸気圧
力損失は101であり、サイドブランチがインレットの
内壁に沿うように設けられている場合(図8参照)の吸
気圧力損失は130であり、本発明第1実施例のサイド
ブランチ10が設けられている場合の吸気圧力損失は1
10である。表1より、本発明第1実施例のサイドブラ
ンチ10が設けられている場合、インレットの内壁に設
けられている場合(図7)に比べて、吸気圧力損失は小
となる。
【0013】本発明の第2実施例は、図5、図6に示す
ように、吸気通路40がサイドブランチ10の周りに設
けられている場合を示している。サイドブランチ10の
外壁13には、外壁13から通路軸方向と直交する方向
に延びるリブ13aが設けられている。サイドブランチ
10はリブ13aを介して徐変部33に取り付けられて
いる。サイドブランチ10の上流端12は、吸気圧力損
失増加量を小とするため、ファンネル形状とされてい
る。
【0014】
【発明の効果】請求項1または請求項2または請求項3
または請求項4記載の消音器によれば、サイドブランチ
が吸気通路に設けられるので、吸気ダクトのまわりの吸
気ダクト以外の物からの搭載上の制限をうけずに消音効
果を得ることができる。また、消音器は、最狭部より下
流に、通路軸方向に延びるサイドブランチであるので、
インレットの開口面積を小とすることはない。そのた
め、従来の、サイドブランチをインレットの内壁に沿う
ように設けた場合に比べて、吸気圧力損失の増加量は小
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の消音器が設けられる吸気ダクト
を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の消音器とその近傍を示す
断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の消音器の消音効果を示す
概念図である。
【図4】本発明の第1実施例の消音器の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の消音器とその近傍を示す
断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の消音器の断面図である。
【図7】従来の、消音器がインレットの外壁に設けられ
ている場合を示す平面図である。
【図8】従来の、消音器がインレットの内壁に設けられ
ている場合を示す平面図である。
【符号の説明】
10 サイドブランチ 20 エアクリーナ 30 インレット 31 エア取入口 32 最狭部 33 徐変部 40 吸気通路 S0 インレットのエア取入口の通路断面積 S1 最狭部の通路断面積 S2 徐変部の下流端の通路断面積 S3 サイドブランチが設けられている部位の通路断面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナの上流の吸気通路に、該吸
    気通路の最狭部より下流に、通路軸方向に延びるサイド
    ブランチが設けられている消音器。
  2. 【請求項2】 前記サイドブランチが設けられている部
    位の通路断面積は、前記最狭部の通路断面積と同じかま
    たは前記最狭部の通路断面積よりも大である請求項1記
    載の消音器。
  3. 【請求項3】 前記サイドブランチは前記吸気通路の周
    りに設けられている請求項1記載の消音器。
  4. 【請求項4】 前記吸気通路は前記サイドブランチの周
    りに設けられている請求項1記載の消音器。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731561U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19
JPH03122263U (ja) * 1990-03-26 1991-12-13
JPH06159175A (ja) * 1992-11-30 1994-06-07 Kobe Steel Ltd 吸気音低減装置
JP2001132567A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Toyo Roki Mfg Co Ltd 吸気装置

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