JP2002070355A - 車止め及び車止め設備 - Google Patents

車止め及び車止め設備

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JP2002070355A
JP2002070355A JP2001154265A JP2001154265A JP2002070355A JP 2002070355 A JP2002070355 A JP 2002070355A JP 2001154265 A JP2001154265 A JP 2001154265A JP 2001154265 A JP2001154265 A JP 2001154265A JP 2002070355 A JP2002070355 A JP 2002070355A
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power
stop
vehicle stop
solar cell
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JP2001154265A
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Toshitake Yasuda
敏剛 安田
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TOBATA TEKKO KK
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池の設置面積の制約や気候による影響
が少なく、異物等によって破損することのない車止め及
び車止め設備を提供する。 【解決手段】 発光体24の発光部26を車止め本体1
5の天井部16及び/又は側壁部17、18、19から
露出させ、発光体24に電力を供給して夜間に発光体2
4を発光させる複数の車止め12と、発光体24に電力
を供給する電源13とを有し、電源13は、車止め本体
15とは別置された太陽電池29と、太陽電池29の出
力電力を充電可能なバッテリー32と、バッテリー32
から発光体24に供給する電力を制御する制御装置33
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場に自動車を
整列して駐車させるための車止め及び車止め設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車場には複数の自動車を整列し
て駐車させるために、所定間隔を開けて複数の車止めを
設けているが、夜間に駐車場に駐車するときに、照明を
節約した駐車場では車止めの位置が直ちに判別できない
ことがある。それで、例えば特開平8−319609号
公報に開示されているように、コンクリート製の車止め
本体の上面に太陽電池を搭載し、車止め本体の周囲には
発光体を設け、車止め本体の内部には太陽電池が発電し
た電力を充電するバッテリーを設けて、バッテリーから
の電力で発光体を発光させて、夜間でも車止め本体の位
置を明確に表示するようにしたものがある。また、車止
め本体に反射テープを用いて自動車の照明によって車止
めの目印にするものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、太陽電池を車止め本体の上面に搭載して
いるために、人の足で踏み付けられたり、太陽電池の上
に異物が落下したり、重量物を載せたりしたときに破損
するという問題があった。また、車止め本体が日中に駐
車した自動車の影になって、太陽電池の発電量が低下し
たり、梅雨時の長雨等により長期間、太陽電池が発電出
来ないことがあり、しかも、太陽電池の搭載面積は車止
め本体の上面の面積によって限定されているため、出力
電力が不足したり、バッテリーの充電が十分行われない
ために、バッテリーが過放電して寿命が短くなるという
問題があった。また、車止め本体に反射テープを用いる
場合は、自動車の照明が当たらないと判別できない。ま
た、車止めに反射テープを張り付けて、車止めに自動車
のヘッドライトが当たったときだけ反射テープの反射光
によって車止めを視認でき、運転者が駐車した自動車に
向かって歩くときには、ヘッドライトが車止めを照射し
ないため、反射テープの反射光が発生せず、車止めの位
置や車止めが確認しにくいときがあった。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたもので、太陽電池の設置面
積の制約や気候による影響が少なく、異物等によって破
損することのない車止め及び車止め設備を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る車止めは、発光体の発光部を車止め本体の天井
部及び/又は側壁部から露出させ、発光体に電力を供給
して夜間に発光体を発光させる。これにより、発光体の
発光部を車止め本体の天井部及び/又は側壁部に取付け
ることにより、発光体の発光を著しく目立たせることが
でき、従来のように車止め本体に反射テープを用いて自
動車の照明によって目印にした場合に比べて、常時発光
させることができるので、車の照明がなくても車止めの
夜間における判別を容易にすることができる。特に、駐
車場の中で空いていて駐車可能な場所を直ちに判別する
ことができる。なお、発光体に発光ダイオード(LE
D)を用いることにより、消費電力を抑え、しかも異物
の落下等による衝撃にも強くすることができる。
【0005】第1の発明に係る車止めにおいて、発光体
に電力を供給する電源は、太陽電池と太陽電池によって
発電された電力を充電するバッテリーとを有し、電源
は、車止め本体の内部又は外部に配置されていてもよ
い。この場合、太陽電池は車止め本体の外部に、例えば
支柱を立てて、その上に独立して設けることにより、車
止め本体の上面等のスペースに限定されることなく、発
電量を増やすことができる。また、支柱には制御ボック
スを設けて、その中に太陽電池によって発電された電力
を充電するバッテリーと、発光体に供給する電力を制御
する制御装置を収納し、昼間に太陽電池が発電した電力
をバッテリーに蓄えて、その電力を夜間に有効に利用す
ることができる。なお、バッテリーや制御装置を車止め
本体の外部に設置できるので、中実状の車止め本体に発
光体を設けるだけでよく、車止め本体の中に発光体を取
付ける作業を容易にすることができる。また、小規模の
駐車場に設ける車止めの場合は、太陽電池を車止め本体
の天井部に設け、バッテリーと制御装置を車止め本体の
内部に設置することにより、コンパクトにまとめること
ができる。
【0006】前記目的に沿う第2の発明に係る車止め設
備は、発光体の発光部を車止め本体の天井部及び/又は
側壁部から露出させ、発光体に電力を供給して夜間に発
光体を発光させる複数の車止めと、発光体に電力を供給
する電源とを有し、電源は、車止め本体とは別置された
太陽電池と、太陽電池の出力電力を充電可能なバッテリ
ーと、バッテリーから発光体に供給する電力を制御する
制御装置とを備えている。これにより、複数の車止めを
駐車場に整列配置した車止め設備では、太陽電池が車止
め本体とは別置されて、例えば駐車場内に立てられた支
柱上に設置されることにより、車止め本体の大きさに制
限されない面積を備えることができる。また、例えば太
陽電池が設置された支柱に制御ボックスを取付け、夜間
に発光体が消費する電力より余裕をもった電力を太陽電
池によって昼間に発電して、その大部分を、制御ボック
ス内に収納したバッテリーに充電することができる。ま
た、太陽電池は駐車場の付近の家屋の屋根に設け、制御
ボックスを家屋の中又は外壁に設けて利用することも可
能である。なお、昼間に太陽電池が発電した電力は整流
器を介してバッテリーに充電し、太陽電池の電圧がバッ
テリーの電圧より低くなる夜間には、制御装置によって
バッテリーから各車止め本体に設けたそれぞれの発光体
に電力を供給して、発光体を発光させ、明るくなって太
陽電池の電圧が低下し、所定電圧未満になったときに発
光体の発光を自動的に停止することもできる。
【0007】第2の発明に係る車止め設備において、電
源には、太陽電池によって発電する電力の不足分を、商
用電源又は自家発電装置から供給する補助電力装置を備
えていてもよい。この場合、梅雨時の長雨等により長期
間、太陽電池が発電出来ないようなときでも、商用電源
又は自家発電装置から供給する補助電力装置によって、
直接又はバッテリーを介して発光体に電力を供給し、発
光体を発光させることができる。第2の発明に係る車止
め設備において、補助電力装置は、バッテリーの電圧が
一定電圧未満になった場合に作動するようにしてもよ
い。この場合、発光体の電力消費によりバッテリーの電
圧が低くなっても、所定電圧未満になったときに自動的
に補助電力装置から直接発光体に、又はバッテリーを介
して電力が供給されるので、発光体が発光できない状態
になることはなく、また、バッテリーが過放電すること
もない。
【0008】第2の発明に係る車止め設備において、複
数の車止め本体に設けた発光体の点灯は、制御装置によ
ってタイミング制御するようにしてもよい。この場合、
例えば車止め本体とは別置された制御装置の操作ボード
によってタイミング制御モードを選択し、制御装置によ
って複数の車止め本体に設けたそれぞれの発光体を同期
して点滅させることができ、車止め本体の位置を目立た
せると共に、消費電力を少なくすることができる。ま
た、制御装置によって発光体の発光を、時間差をもって
点滅させ、例えば複数配列された車止め本体の配列順に
点滅させて、あたかも発光体が配列方向に移動している
ように感じさせて、注目を引くことも可能である。
【0009】第2の発明に係る車止め設備において、発
光体は、制御装置によって時間制御され、夜間の所定の
時間のみに点灯するようにしてもよい。この場合、車止
めは、制御装置によって、例えば車止めが見えにくくな
る夕方から翌朝までに限って発光体を点灯させたり、特
に店舗に所属する駐車場の車止めは、店舗の開店時間に
限って発光体を点灯させて、店舗の営業状態の表示をし
たりすることができる。第2の発明に係る車止め設備に
おいて、車止め本体は、異なる色を発光する複数の発光
体を設けてもよい。この場合、車止め本体は、駐車場の
中に配置された位置によって発光体の色を変えることに
より、駐車位置が明確になったり、景観を出現させるこ
とが可能である。
【0010】第2の発明に係る車止め設備において、車
止め本体の一部又は全部が、コンクリートブロック、石
材、鋳鉄、ステンレス、プラスチック、硬質ゴムの1又
は2以上によって形成されてもよい。この場合、強度の
大きい鋳鉄、アルミ鋳物、ステンレス等で形成すること
により、車止め本体の天井部や側壁部の厚みを薄くして
軽量化することができる。また、車止め本体の表面に、
例えば模様を浮き上がらせたり、塗装を施して美観を備
え、高級感を持たせることができる。また、コンクリー
トブロック、石材、鋳鉄の鋳造、ステンレス鋼板の溶
接、プラスチックや硬質ゴムの成形によって複雑で精密
な形状の車止め本体を形成することが容易であり、例え
ば車止め本体の内部に空間部を形成し、側面には開口部
を設けてシール部材を介して防水可能に密封することが
でき、更に開口部から発光体を空間部に装着し、空間部
から車止め本体の外側に露出するように発光体を取付け
る沈み部を形成することができる。また車の当接部分を
車が馴染みやすい湾曲した形状に形成することも可能で
ある。
【0011】前記目的に沿う第3の発明に係る車止めに
おいて、車止め本体の天井部及び/又は側壁部に設けら
れた収納部に発光器を装入配置し、夜間に発光器の発光
体を点滅発光させる車止めであって、発光器は、表面側
が透明な密閉容器の中に太陽電池と、太陽電池によって
発電された電力を充電する蓄電器と、蓄電器から電力を
供給されて発光する発光体と、太陽電池から蓄電器への
充電制御並びに蓄電器から発光体に夜間に電力を供給し
て点滅させる放電制御を行うコントローラとを備えてい
る。これにより、従来の車止めに反射テープを張り付け
る場合に比べて、発光器を設けた車どめでは、夜間に車
止めに設けた発光器が点滅発光するので、車止めにつま
ずくことなく、直ちに駐車場の各車止めや駐車した自動
車の位置、更には車止め周辺の段差等を確認することが
できる。特に、車止めに設けた発光器からの光は歩行者
の目線に入りやすいため、視認性が高く、運転者、歩行
者、駐車場の近傍の店舗に入る人等の目に入りやすい。
また、車止め本体に直接収納部を設けて、その収納部に
発光器を装入配置し、例えば接着剤や樹脂によって固定
するので、取付けが極めて簡単である。
【0012】また、車止め本体の上端部に設けた発光器
は、昼間に太陽電池が発電した電力を蓄電器に充電し、
夜間にはコントローラによって間欠的かつ瞬間的に、例
えば0.01秒間放電して0.99秒間休止するサイク
ルで、蓄電器から、例えば発光素子からなる発光体に電
力を供給して発光させる。したがって、発光時間が極め
て短く、休止時間が長いので、日陰や日照時間の少ない
場所で太陽電池によって発電され、例えば6時間程度、
蓄電器に充電された少ない電力でも発光体から長時間、
例えば夜間の12時間程度の間欠的な点滅発光が可能と
なる。なお、発光体からの光は瞬間的な発光であって
も、高輝度LED(発光ダイオード)を使用することに
より、輝度が高くなって目立たせることができ、しか
も、人の目には残像効果があるので、車止めの夜間にお
ける視認性を高めることができる。
【0013】また、発光器は内部に太陽電池を備えて、
商用電源などの外部から電力の供給を受けることなく発
光動作するので、配線自体が不要であり、コストが安く
なると共に、配線工事や蓄電池の交換等のメンテナンス
が実質的に必要なくなる。また、太陽電池が発電した電
力は、化学反応を伴わないで蓄電器に充電されるので、
−40℃〜+70℃程度の温度まで使用が可能であり、
寒冷地でも利用が可能で、充放電を繰り返しても劣化す
ることがない。なお、蓄電器は、例えば電気二重層コン
デンサーを使用する場合、充電用電池に使用されている
鉛等の重金属類を使用しておらず、無公害材料である活
性炭と有機溶剤を使用しているので、廃棄回収等の規制
がなく、環境問題を起こすことがない。また、配線工事
が不要で設置場所に制約がなく、寒冷地や雨の多い地域
や屋根が有って壁が2〜3方が開いているような常時日
陰になっている場所でも設置が可能である。また、車止
めが駐車している自動車の影になっていても、充電が可
能である。しかも発光器は全体が一体の、例えば透明な
ポリカーボネート樹脂の密閉容器(ケース)の中に収容
され、例えばウレタン樹脂、シリコン樹脂や接着剤によ
って樹脂封止されて完全防水されることができ、破損し
たり雨水の浸入を防止することができ、メンテナンスの
手間が掛からず、半永久的な寿命がある。
【0014】第3の発明に係る車止めにおいて、表面側
に発光体を備えた発光器が樹脂封止されて、発光器が収
納部に固着されていてもよい。この場合、発光器の破損
や雨水の浸入を防止することができ、メンテナンスの手
間が掛からず、半永久的な寿命がある。第3の発明に係
る車止めにおいて、収納部は、有底円筒体によって形成
されてもよい。この場合、例えば鉄製やコンクリートで
中空状の肉厚の薄いの車止めに発光器を取付けるとき
等、有底円筒体を溶接や接着剤によって固定し、有底円
筒体の内側に形成された収納部に発光器を、例えば接着
剤を介して密接嵌入することにより、極めて簡単に、し
かも安価に製造することができる。第3の発明に係る車
止めにおいて、発光器は、収納部から部分球状に突出す
る透光部を有し、透光部に周囲からの光を太陽電池に集
光し、発光体の光を周囲に散乱させてもよい。この場
合、発光器の透光部を発光器の表面側に突出させること
で、周囲からの光を太陽電池に集光して発電効果を高め
ると共に、発光器から発光する光を周囲に散乱して、発
光器の前後ばかりではなく、横方向からの視認性を高め
ることができる。
【0015】第3の発明に係る車止めにおいて、収納部
の表面側端(上端)の周囲には、車止め本体の天井部及
び/又は側壁部の表面から沈んだ凹状の沈み部を設け、
しかも沈み部の内壁は外に向かって拡がる傾斜面を形成
していてもよい。この場合、収納部に嵌入された発光器
の透光部は天井部及び/又は側壁部の表面から突出しな
いようにできるので、人が発光器を踏んでも破損するこ
とがなく、また、沈み部の内壁は傾斜面となっているの
で、発光器からの光が広い範囲に拡がると共に、沈み部
に入った塵埃の清掃が容易となる。第3の発明に係る車
止めにおいて、車止め本体の天井部及び/又は側壁部の
表面に収納部を囲むように、発光器の透光部より高い複
数の突起部を設けてもよい。この場合、発光器を設けた
周辺には発光器の透光部より高く、しかも例えば発光器
より小さい直径の突起部を、収納部の周囲を囲むように
設けることにより、発光器の周辺を踏みつけたり蹴っ飛
ばしたりしても、突起部が先に踏みつけたり蹴っ飛ばし
たりした靴に当たるので、発光器が損傷することがな
い。また、車止めの天井部や側壁面に溜まったり付着し
た埃や雨水は、簡単に除去することができる。また、突
起部は地上に露出する天井部及び/又は側壁部の全面に
もうけてもよい。第3の発明に係る車止めにおいて、車
止め本体の地上に露出する角部は丸みを帯びて形成する
のが好ましい。この場合、人がつまずいたり、怪我をす
ることがなく、更に、車止め本体の運搬や据え付け工事
の際に、互いにぶつかったり落下しても、角部が欠損す
ることが少なくなり、材料の節約にもなる。そして、第
3の発明に係る車止めにおいて、車止め本体は、地上か
ら露出する部分の横幅が100〜400mm、高さが3
00〜700mmの縦長角錐台状物、縦長円錐状物又は
棒状部であって、発光器の収納部は車止め本体の天井部
に設けられている。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る車止め設備の構成図、図2は同車止め設備
に用いる車止めの斜視図、図3は同車止め設備に用いる
車止めの側断面図、図4は同車止め設備のブロック図、
図5は同車止め設備のフローチャート、図6は本発明の
第2の実施の形態に係る車止め設備のブロック図、図7
は本発明の第3の実施の形態に係る車止めの斜視図、図
8は同車止めの側断面図、図9(A)、(B)はそれぞ
れ本発明の第4の実施の形態に係る車止めの一部切り欠
き正面図、側断面図、図10は同車止めの発光器の側断
面図、図11は同車止めの発光器の変形例を示す側断面
図、図12(A)、(B)はそれぞれ第5の実施の形態
に係る車止めの平面図、一部切り欠き正面図、図13
(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の同車止めの
変形例を示す平面図、一部切り欠き正面図、側断面図、
図14(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の第6
の実施の形態に係る車止めの平面図、一部切り欠き正面
図、側断面図、図15(A)、(B)はそれぞれ本発明
の第7の実施の形態に係る車止めの斜視図、その変形例
に係る車止めの斜視図である。
【0017】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係る車止め設備10は、駐車場11に自動車Wの
寸法に応じて間隔を開けて配置された複数の車止め12
と、複数の車止め12に電力を供給する電源13とを備
えている。図2及び図3に示すように、車止め12は、
内部に空間部14を備えた直方体状の箱型に形成された
車止め本体15を備え、車止め本体15の天井部16と
前側壁部17との間にはタイヤの当接面積が大きくなる
ように傾斜させた側壁部の一部となるタイヤ当接部18
を備え、後側壁部19の上側には開口部20を設け、シ
ール部材21を介して蓋22を設けて空間部14を密閉
できるようにしている。タイヤ当接部18には複数の貫
通孔23を設け、貫通孔23の外側の径は内側よりテー
パー状に拡大されている。また、車止め本体15のタイ
ヤ当接部18に設けた貫通孔23には、例えば消費電流
が40mA程度の発光ダイオードからなる発光体24を
シール部材25を介して設けて、発光体24の発光部2
6をタイヤ当接部18から露出させている。なお、貫通
孔23と発光部26との間の隙間には透明の樹脂からな
るシール材を充填してもよい。また、車止め本体15の
表面、特にタイヤが接触するタイヤ当接部18には、凹
凸ができるように、例えば幾何学模様からなる凹凸模様
部27を浮き上がらせている。
【0018】図1及び図4に示すように、発光体24に
電力を供給する電源13は、車止め本体15とは別置
に、人や自動車Wの高さより高い筒状の支柱28を立て
て、その上に昼間の太陽光線を最も多く受ける方向に向
けて設置した、例えば1個の車止め12当たり1〜2W
程度の容量の太陽電池29を備えている。また、支柱2
8の中間部には、施錠可能な開閉扉30を備えた制御ボ
ックス31を設け、制御ボックス31の中には太陽電池
29の出力電力を充電可能な、例えば500〜1500
mAh程度の容量を持つバッテリー32と、バッテリー
32から発光体24に供給する電力を制御する制御装置
33とを収納している。太陽電池29で発電した電力を
バッテリー32に充電するための電線34は、支柱28
を通って制御ボックス31内の制御装置33に接続さ
れ、更に制御装置33から車止め本体15に設けられた
発光体24に電力を供給する電線35は支柱28及び地
中に配管した電線管36の中を通り、車止め本体15の
中に防水されて配線され、発光体24に接続されてい
る。
【0019】制御装置33は、図4に示すように、昼間
に太陽電池29が発電した電力の電圧を第1の電圧検出
器37によって検出して、太陽電池29の電圧が第2の
電圧検出器38によって検出したバッテリー32の電圧
より高い場合には、制御装置33は、太陽電池29が発
電した電力をダイオード等の整流器39を介してバッテ
リー32に充電可能にしている。また、太陽が沈んだ
り、曇ることによって暗くなって、太陽電池29の電圧
がバッテリー32の電圧より低くなると、整流器39に
よってバッテリー32から太陽電池29に電流が逆流す
るのを防ぎ、制御装置33によってバッテリー32から
発光体24に電力を供給する。また、制御装置33に
は、例えば小型キーボード等の操作ボード40を設け
(図1参照)、操作ボード40によって、複数の点滅タ
イミング、例えば点灯間隔と停止間隔を設定できるタイ
ミング制御モードと、発光開始及び発光停止時間を設定
できる時間制御モードとを選択できるようにしている。
そして、タイミング制御を選択した場合、例えば複数の
車止め本体15に設けた各発光体24を同期して点滅さ
せたり、発光体24の発光を、時間差をもって点滅さ
せ、例えば複数配列された車止め本体15の配列順に点
滅させて、あたかも発光体24が配列方向に移動してい
るように感じさせることを可能にしている。
【0020】また、制御装置33によって時間制御モー
ドを選択した場合、電力の供給時間を制御して、発光体
24を夜間の所定の時間のみに点灯するようにすること
も可能にしている。この場合、例えば車止め12が見え
にくくなる夕方から翌朝までに限り発光体24を点灯さ
せたり、店舗に所属する駐車場11の車止め12を、店
舗の開店時間に限り発光体24を点灯させたりして、店
舗の営業中であることを表示することができる。なお、
明るくなって太陽電池29の出力電圧が高くなり、所定
電圧に達したときに、制御装置33によって発光体24
を自動的に消灯させることも可能である。
【0021】ここで、本発明の第1の実施の形態に係る
車止め設備10の動作について図5に示すフローチャー
トを参照して説明する。 (1)制御装置33の所望のタイミング制御モード又は
時間制御モードを操作ボード40によって選択してお
く。 (2)太陽が昇って明るくなると、太陽電池29が太陽
光を受けて発電し、出力する(ステップS1)。バッテ
リー32の電圧(例えば12V)以上に太陽電池29の
電圧が高くなると(ステップS2)、バッテリー32に
充電を開始し(ステップS3)、バッテリー32の電圧
が上昇する。 (3)暗くなって太陽電池29の電圧が低下し、太陽電
池29の電圧がバッテリー32の電圧(例えば12V)
より低くなると、整流器39によって逆流が止められ、
充電が停止する(ステップS4)。
【0022】(4)バッテリー32の電圧が所定電圧
(例えば12V)以上であれば(ステップS5)、時間
制御モードの発光開始時間を確認し(ステップS6)、
次にタイミング制御モードに従って、例えば夕方から翌
朝までの12時間、同期点滅するように設定された点滅
タイミングに従い、制御装置33の指令によってバッテ
リー32から発光体24に電力が供給され(ステップS
7)、発光体24が発光する(ステップS8)。 (5)バッテリー32の電圧が所定電圧(例えば12
V)以上であれば(ステップS9)、発光終了時間まで
発光体24に電力が継続して供給され(ステップS1
0)、バッテリー32の電圧が所定電圧未満になると
(ステップS9)、発光体24への電力供給を停止し
(ステップS11)、太陽電池29の出力上昇を待って
充電する。
【0023】これにより、本実施の形態に係る車止め設
備10は、太陽電池29が人や自動車Wの高さより高い
支柱28の上方に太陽光線を十分受けられる方向に向け
て設置されているので、人の足で踏み付けられたり、重
量物を載せたりしたときに破損したり、車止め本体15
が日中に駐車した自動車Wの影になって、太陽電池29
の発電量が低下したりすることがなく、昼間に太陽電池
29が発電した電力をバッテリー32に蓄えておいて、
夜間に有効に利用することができる。また、車止め12
に設けた発光体24の発光条件を制御装置33の操作ボ
ード40で選択し、選択された時間制御モードやタイミ
ング制御モードによって点滅させることによって、消費
電流を増やすことなく、車止め本体15の位置を目立た
せることができる。特に大規模の駐車場11に発光体2
4を設けた車止め12を用いることによって、夜間に発
光体24の光が美観を呈し、離れた所からでも駐車場1
1の存在を知ることができる。また、駐車場11の周囲
が停電になっても、発光体24の光によって駐車場11
が明るくなり、駐車位置を簡単に見分けることが可能で
ある。
【0024】更に、車止め本体15を鋳鉄で形成すると
きに、タイヤが当たるタイヤ当接部18の表面に幾何学
模様の凹凸模様部27を形成しているので、美観と高級
感をもたせることができ、マンション、高級ホテルや料
亭等の駐車場11にマッチした雰囲気を提供することが
できる。なお、凹凸模様部27は幾何学模様に限るもの
ではなく、美観を備えた模様であればよく、タイヤ当接
部18に限らず、天井部16、前側壁部17、後側壁部
19の何れに模様を設けてもよい。また、凹凸模様部2
7の模様はレリーフのように浮き上がらせる外に、塗装
やめっきによって形成してもよい。また、レリーフのよ
うに浮き上がらせた凹凸模様部27をタイヤが接触する
タイヤ当接部18に設けることにより、タイヤが当たる
ときの衝撃を緩和することができる。
【0025】図6に示すように、本発明の第2の実施の
形態に係る車止め設備41は、第1の実施の形態に係る
車止め設備10に補助電力装置42を追加して、太陽電
池29によって発電した電力の不足分を供給し、バッテ
リー32を保護するようにしたものである。なお、第1
の実施の形態に係る車止め設備10と共通する同一構成
要素については、同一符号を付して説明する。すなわ
ち、補助電力装置42は、電源13の整流器39のバッ
テリー32側には、スイッチ43と整流回路44を介し
て商用電源又は、例えばエンジン発電機などの自家発電
装置からなる補助電源部45を接続し、整流回路44の
出力電圧を第3の電圧検出器46によって検出して制御
装置33に入力するようにしている。
【0026】これにより、第2の電圧検出器38によっ
てバッテリー32の電圧を検出し、例えば太陽電池29
の発電量が日照不足等により不十分でバッテリー32の
電圧が一定電圧(例えば12V)未満になった場合に、
補助電力装置42は、スイッチ43を介してバッテリー
32に接続して、制御装置33からの指令を受けて発光
体24に電力を供給する。バッテリー32の電圧が所定
電圧(例えば12V)に達したとき、スイッチ43を開
き、補助電源部45からの電力供給を停止する。この場
合、梅雨時の長雨等により長期間、太陽電池29が発電
出来ないようなときでも、補助電力装置42によって、
直接又はバッテリー32を介して発光体24に電力を供
給し、発光体24を発光させることができる。また、発
光体24の電力消費によりバッテリー32の電圧が低く
なっても、一定電圧未満になったときに自動的に補助電
力装置42から発光体24に電力が供給されるか、又は
バッテリー32に電力が供給されて充電されるので、発
光体24が発光できない状態になることはなく、また、
バッテリー32が過放電することもない。
【0027】図7及び図8に示すように、本発明の第3
の実施の形態に係る車止め48は、車止め本体49の内
部に電源を内蔵させており、車止め48には、例えば鋳
鉄やアルミ鋳物等の鋳造製の車止め本体49の天井部5
0に凹状の沈み部51を設け、その中に太陽電池29a
を装着し、その上に衝撃に強い例えばアクリル樹脂から
なる透明板52を被せている。タイヤ当接部18に設け
た貫通孔23には発光体24を装着し、発光部26をタ
イヤ当接部18から露出させている。タイヤ当接部18
には凹凸模様部27を設けている。空間部53には太陽
電池29aの発電電力を蓄積するバッテリー32aと発
光体24と制御装置33aが収納され、太陽電池29a
の電力を充電したバッテリー32aから発光体24に電
力を供給するようにしている。後側壁部19の上側には
開口部20を設け、シール部材21を介して蓋22を設
けて空間部53を密閉できると共に、発光体24、バッ
テリー32a、制御装置33aのメンテナンスを可能に
している。この場合、車止め本体49が肉厚の薄い鋳鉄
で形成されているため、軽量であると共に、車止め本体
49の表面に凹凸模様部27を形成し易く、しかも空間
部53を広く形成できるので、空間部53にバッテリー
32aと制御装置33aを収納してコンパクトな車止め
48を形成することができ、小規模の駐車場に簡単に設
置することができる。なお、この場合の制御装置33a
には操作ボードを省略して、タイミング制御モードと時
間制御モードとは予め所定のモードに設定しておく。
【0028】図9(A)、(B)及び図10に示すよう
に、本発明の第4の実施の形態に係る車止め55は、実
質的に直方体状のコンクリートブロックからなる車止め
本体56を備え、車止め本体56の天井部57には、例
えば直径が50mm程度の凹状の収納部58が設けら
れ、収納部58には発光器59が装入配置されている。
発光器59は、表面側が透明な、例えばポリカーボネー
ト樹脂からなる密閉容器60を備え、密閉容器60の中
に太陽電池61と、太陽電池61によって発電された電
力を充電する蓄電器(コンデンサー)62と、蓄電器6
2から電力を供給されて発光する発光素子からなる発光
体63と、太陽電池61から蓄電器62への充電制御、
並びに蓄電器62から発光体63に夜間に電力を供給し
て点滅させる放電制御を行うコントローラ64とを備え
ている。更に、密閉容器60の中は、例えばシリコン樹
脂によって樹脂封止されて、太陽電池61、蓄電器6
2、発光体63、コントローラ64が固着され、完全防
水されると共に、発光器59の剛性を高めている。ま
た、発光器59は、収納部58から部分球状に、例えば
5mm程度の高さで突出する透光部65を有し、透光部
65に周囲からの光を太陽電池61に集光し、発光体6
3の光を周囲に散乱させる。なお、発光器59は車止め
本体56の天井部57に複数個設けることもできると共
に、側壁部に設けることも可能である。なお、車止め本
体56の前後の側壁部に発光器59を設ける場合は、海
岸や岸壁の車転落防止用に適用することができ、陸側に
面した発光器59の光は海岸線の安全な限界を知らせる
ことができる。また、海側に面した発光器59の光は海
の沖を通る船から海岸線を確認できると共に、海岸線の
景観をよくすることができる。
【0029】これにより、車止め本体56の天井部57
に設けた発光器59は、昼間に太陽電池61が発電した
電力を蓄電器62に充電し、夜間にはコントローラ64
によって間欠的かつ瞬間的に、例えば0.01秒間放電
して0.99秒間休止するサイクルで、蓄電器62から
発光体63に電力を供給して点滅発光させる。したがっ
て、発光時間が極めて短く、休止時間が長いので、日陰
や日照時間の少ない場所で太陽電池61によって発電さ
れ、例えば6時間程度、蓄電器62に充電された少ない
電力でも発光体63から長時間、例えば夜間の12時間
程度の間欠的な点滅発光が可能となる。なお、発光体6
3からの光は瞬間的な発光であっても、人の目には残像
効果があるので、車止めの夜間における視認性を高める
ことができる。また、発光器59は内部に太陽電池61
を備えて、商用電源などの外部から電力の供給を受ける
ことなく発光動作し、太陽電池61が発電した電力は、
化学反応を伴わないで蓄電器62に充電されるので、−
40℃〜+70℃程度の温度まで使用が可能であり、寒
冷地でも利用が可能で、充放電を繰り返しても劣化する
ことがない。
【0030】また、車止め55が駐車している自動車の
影になっていても、充電が可能である。しかも発光器5
9は表面側に発光体63を備え、全体が一体の、例えば
透明なポリカーボネート樹脂の密閉容器60の中に収容
され、例えばウレタン樹脂、シリコン樹脂や接着剤によ
って樹脂封止されて完全防水されているので、破損や雨
水の浸入を防止することができ、メンテナンスの手間が
掛からず、半永久的な寿命がある。また、発光器59の
表面側に収納部58から部分球状に突出する透光部65
を設けることで、周囲からの光を太陽電池61に集光し
て発電効果を高めると共に、発光体63から点滅発光す
る光を周囲に散乱して、発光器59の上方ばかりではな
く、横方向からの視認性を高めることができる。
【0031】なお、図11に示すように、車止め55の
変形例として、例えば鋳鉄、あるいはコンクリートブロ
ックによって中空の箱状に形成した車止め本体66を用
いた車止め55Aでは、車止め本体66の天井部67に
取付け孔68を設け、発光器59を収納する収納部69
を、例えばステンレス製の短管に底部を設けた有底円筒
体70によって形成し、有底円筒体70を車止め本体6
6の取付け孔68に装入し、溶接又は接着剤によって固
定してもよい。この場合、有底円筒体70の内側に形成
された収納部69に発光器59を、例えば接着剤を介し
て密接嵌入することにより、極めて簡単に強固に固定す
ることができ、しかも安価に製造することができる。
【0032】図12(A)、(B)に示すように、本発
明の第5の実施の形態に係る車止め72は、実質的に直
方体状のコンクリートブロックからなる車止め本体73
を備え、車止め本体73は平面視すると角が丸みを帯び
た(Rが形成された)形状を備え、正面視すると左右の
上部両端も丸み(R形状)又は面取り(C形状)が形成
されている。また、車止め本体73の天井部74には表
面から、例えば深さが6〜8mm程度沈み、直径が10
0mm程度の凹状(皿状)の沈み部75を設け、しかも
沈み部75の内壁は外に向かって拡がる部分円錐状の傾
斜面76を形成している。沈み部75の中心部には凹状
の収納部77が設けられ、収納部77には、前記第4の
実施の形態に係る車止め55に用いたものと同じ発光器
59が装入配置されている。なお、収納部77は天井部
74に限らず、側壁部に設けることも可能であり、しか
も天井部74及び側壁部のそれぞれに複数個設けてもよ
い。この場合、収納部77に嵌入された発光器59の透
光部65は、収納部77から例えば5mm程度突出させ
ても、天井部74の表面からは突出しないようにできる
ので、人が発光器59を踏んでも破損することがない。
また、沈み部75の内壁は傾斜面76となっているの
で、発光器59から放射される光が広い範囲に拡がると
共に、沈み部75に入った塵埃の清掃が容易となる。な
お、沈み部75に雨水などが溜まる恐れがある場合は、
沈み部75の底部から車止め本体73の側面に向かって
下り勾配を持った排水溝又は排水孔を設けて自動的に排
水できるようにしてもよい。また、車止め本体73の角
部が丸みを帯びているので、人がつまずいたり、怪我を
することがなく、更に、車止め本体73の運搬や据え付
け工事の際に、互いにぶつかったり落下しても、欠損す
ることが少なくなる。更には、製造にあって、脱型が容
易となり、使用材料の節約を図ることができる。なお、
ここで、この実施の形態においては、車止め本体に発光
器を備えているが、発光器を備えないで、地上面から露
出する部分の角部の丸い車止めにおいても、人が接触し
ても怪我をしにくい、脱型が容易となる、材料の節約が
可能となる等の効果があり、有効である。
【0033】また、車止め72の変形例として車止め7
2Aには、図13(A)、(B)、(C)に示すよう
に、皿状の沈み部75を設けた車止め本体73の代わり
に、天井部74には表面から深さが、例えば6〜8mm
程度沈み、しかも天井部74の幅方向に突き通る、例え
ば幅が100mm程度の溝状(凹状)の沈み部78を設
けた車止め本体73Aを備え、沈み部78の内壁が外に
向かって拡がる傾斜面79を形成している。沈み部78
の中心部には凹状の収納部80が設けられ、収納部80
には、前記第4の実施の形態に係る車止め55に用いた
発光器59が装入配置されている。これにより、発光器
59から放射される光が、車止め72Aの側面側から見
ることができ、更に広い範囲に拡がると共に、沈み部7
8に入った雨水の排除や塵埃の清掃が更に容易となる。
【0034】図14は(A)、(B)に示すように、本
発明の第6の実施の形態に係る車止め81は、前記本発
明の第4の実施の形態に係る車止め55の天井部及び/
又は側壁部の表面に突起部84を設けたものである。な
お、第4の実施の形態に係る車止め55と同一構成要素
については同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、車止め本体82の天井部83に、発光器
59の透光部65より高く、例えば6〜8mm程度に
し、しかも発光器59より小さい直径(付け根の直径が
20〜40mm程度、頂上の直径が6〜10mm程度)
の緩やか曲面を持った複数の突起部84を収納部58を
囲むように間隔を開けて設けている。この場合、発光器
59を設けた周囲には、例えば5mm程度の発光器59
の透光部65の高さより高い突起部84を設けることに
より、発光器59の上や周辺を踏みつけたり蹴っ飛ばし
たりしても、突起部84が先に踏みつけたり蹴っ飛ばし
たりした靴に当たるので、発光器59が損傷することが
ない。また、車止め81の天井部83に付着した埃や雨
水は、簡単に除去することができる。更に、昼間は、発
光器59が突起部84に囲まれた状態になっているので
目立ちにくく、悪戯されることを防ぐことができる。ま
た突起部84の形状は発光器59の透光部65の形状
(直径や曲面の曲率等)と実質的に同じ形状、例えば通
常の歩道などに盲人の誘導のために設けた突起の形状と
同じく、直径が34mm、高さが6〜8mm程度にする
ことと、車止め本体82の角部の丸みを設けている。こ
れによって、昼間は目立たない状態にして悪戯等による
被害を防止し、夜間には発光によって視認性を高め、更
に車止め81はデザイン上の整合性を維持することがで
き、外観に美的感覚を備えることができる。なお、車止
め81の側壁部の表面に発光器59を設けるときは側壁
部にも複数の突起部84を設けてもよい。
【0035】図15(A)に示す本発明の第7の実施の
形態に係る車止め101は、車止め本体100が地上か
ら露出する部分の横幅が100〜400mm、高さが3
00〜700mm程度の縦長角錐台状物(即ち、四角錐
台)となって、その頂部(天井部)に発光器59を設け
た車止めであって、発光器59を夜間に点灯させるよう
にしたものである。また、図15(B)は、その変形例
に係る車止め103であって、車止め本体102が地上
から露出する部分の横幅が100〜400mm、高さが
300〜700mm程度の縦長円錐状物からなって、そ
の頂部(天井部)に発光器59を配置して構成されてい
る。何れの車止め101、103であっても、それぞれ
の頂部に直接発光器59が収納される円筒穴からなる収
納部を形成し、発光器59を収納するようにしてもよい
が、ステンレス製又は鉄製の有底円筒体を予めそれぞれ
の頂部に埋め込み、その中に発光器59を配置するのが
好ましい。これによって、これらの車止め101、10
3を夜間に点灯する車止めとして使用することができ
る。なお、コンクリート製品から擬木(棒状物の一例)
の頂部に、発光器を設けることもできる。
【0036】以上、本発明を実施の形態について説明し
てきたが、本発明は、何ら前記の実施の形態に記載の構
成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態
や変形例も含むものである。例えば、前記実施の形態に
係る車止め設備に用いた車止め本体は、鋳鉄で形成した
ものについて説明したが、その一部又は全部をステンレ
ス鋼板又はアルミニウム板の溶接構造としてもよく、プ
ラスチック成形物で構成してもよい。この場合は駐車場
に設置しても錆びることはなく、重量も軽量化でき、現
地の据え付け工事が楽になると共に、形状の自由度が多
くなり、複雑な形状も簡単に製作することができる。ま
た、車止め本体を硬質ゴムによって形成してもよく、こ
の場合は弾性があるので、自動車のタイヤに無理な力を
与えることがない。また、車止め本体を、鋳鉄、ステン
レス、プラスチック、硬質ゴムの2以上によって形成し
てもよい。なお、車止め本体をコンクリートブロック又
は石材によって形成することも可能である。更に、コン
クリートブロック、人造石(疑石)等によって、例えば
直径が200mm程度で地上の高さが300〜500m
m程度の棒状の車止め本体を形成し、車止め本体の頂上
に凹状の収納部を設けて、その収納部に発光器を収納
し、夜間に発光器から点滅発光させることにより、例え
ば自動車の進入を防いだり、自動車や歩行者を誘導した
り、道路と庭園との境界を決めるような車止めを形成し
てもよい。また、直接車止め本体に、又は発光器に、異
なる色を発光する複数の発光体、例えば赤、緑、黄色、
オレンジ等の発光ダイオードを用い、その発光体又は発
光器を車止めの天井部や側壁部に露出させて設けてもよ
い。この場合、車止め本体は、駐車場の中に配置された
位置によって発光体の色を変えることにより、イルミネ
ーションを形成して景観を出現させることも可能であ
り、駐車位置を明確にすることができる。
【0037】なお、車止め本体に設ける発光体又は発光
器の位置や数は前記実施の形態に係る車止めの説明で示
したものに限るものではなく、例えば発光器を車止め本
体の天井部や前後左右の側壁部にそれぞれ1個又は2個
以上設けてもよい。また、発光体は発光素子(発光ダイ
オード)に限るものではなく、電力消費量が小さい液晶
ディスプレーやEL(エレクトロルミネッセンス)ラン
プ等を使用することも可能である。このように、本発明
に係る車止め及び車止め設備によれば、運転者や歩行者
の歩いている状態の目線に発光器又は発光体の光が入り
やすくなるので、明るい感じにすることができると共
に、自分が駐車した場所を簡単に見つけることができ、
しかも安全な領域が明確になる。また、運転者ばかりで
なく、駐車場を利用する弱視の人や老人の歩行者でも車
止めにつまずくこともなく、不用心さが解消され、いた
ずらや盗難等の犯罪防止に役立つ。したがって、運転
者、歩行者、更に視覚障害者、弱視者、高齢者等全ての
人に快適に利用できる、いわゆるユニバーサルデザイン
の車止めを形成することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1及び2記載の車止めにおいて
は、発光体の発光部を車止め本体の天井部及び/又は側
壁部から露出させ、発光体に電力を供給して夜間に発光
体を発光させるので、発光体の発光を著しく目立たせる
ことができ、車止めの夜間における判別を容易にするこ
とができ、駐車場を明るくして防犯に役立ち、明るい街
作りにも寄与するとが可能である。特に、請求項2記載
の車止めにおいては、発光体に電力を供給する電源は、
太陽電池と太陽電池によって発電された電力を充電する
バッテリーとを有し、電源は、車止め本体の内部又は外
部に配置されているので、太陽電池は車止め本体の外部
に、例えばスタンドを立ててその上に独立して設けるこ
とにより、異物等によって破損することを防ぎ、車止め
本体の上面等のスペースに限定されることなく、発電量
を増やすことができる。また、昼間に太陽電池が発電し
た電力をバッテリーに蓄えておいて、夜間に有効に利用
することができ、そのバッテリーは車止め本体の内部に
設置することにより、小規模の駐車場にマッチしたコン
パクトな車止めを提供することができる。
【0039】請求項3〜9記載の車止め設備において
は、発光体の発光部を車止め本体の天井部及び/又は側
壁部から露出させ、発光体に電力を供給して夜間に発光
体を発光させる複数の車止めと、発光体に電力を供給す
る電源とを有し、電源は、車止め本体とは別置された太
陽電池と、太陽電池の出力電力を充電可能なバッテリー
と、バッテリーから発光体に供給する電力を制御する制
御装置とを備えているので、車止め本体とは別置され
て、車止め本体の大きさに制限されない面積を備えた太
陽電池で、夜間に発光体が消費する電力より余裕をもっ
た電力を昼間に発電し、バッテリーに充電することがで
きる。なお、昼間に太陽電池が発電した電力は整流器を
介してバッテリーに充電し、太陽電池の電圧がバッテリ
ーの電圧より低くなる夜間には、制御装置によってバッ
テリーから発光体に電力を供給して発光体を発光させる
ので、電気代が不要であり、太陽電池の設置面積の限定
や気候による影響が少なく、駐車位置を常に明確に表示
できる車止め設備を提供することができる。
【0040】特に、請求項4記載の車止め設備において
は、電源には、太陽電池によって発電した電力の不足分
を商用電源又は自家発電装置から供給する補助電力装置
を備えているので、停電や梅雨時の長雨等により長期
間、太陽電池が発電出来ないようなときでも、商用電源
又は自家発電装置から供給する補助電力装置によって、
直接又はバッテリーを介して発光体に電力を供給し、発
光体を発光させ、駐車場の車の位置を明確に表示すると
共に、常時足元を明るくして安全な駐車場を提供するこ
とができる。請求項5記載の車止め設備においては、補
助電力装置は、バッテリーの電圧が一定電圧未満になっ
た場合に作動するようにしているので、発光体の電力消
費によりバッテリーの電圧が低くなっても、一定電圧未
満になったときに自動的に補助電力装置から直接、又は
バッテリーを介して発光体に電力が供給され、確実に発
光体を発光させることができ、バッテリーの過放電を防
ぐことができる。
【0041】請求項6記載の車止め設備においては、複
数の車止め本体に設けた発光体の点灯は、制御装置によ
ってタイミング制御されているので、制御装置によって
複数の車止め本体に設けた発光体を同期して点滅させる
ことができ、車止め本体の位置を著しく目立たせ、駐車
場の空き具合を一目で判別することができると共に、発
光体の電力消費量を少なくすることができる。また、制
御装置によって発光体の発光を、時間差をもって点滅さ
せ、例えば複数配列された車止め本体の配列順に点滅さ
せて、あたかも発光体が配列方向に移動しているように
感じさせて、注目を引くことも可能である。請求項7記
載の車止め設備においては、発光体は、制御装置によっ
て時間制御され、夜間の所定の時間のみに点灯するよう
にしているので、制御装置によって、例えば店舗に所属
する駐車場の車止めの発光時間を決めて発光体を点灯さ
せることができ、これにより店舗が営業中であることを
知らせ、明るいイメージを来店客にあたえることができ
る。
【0042】請求項8記載の車止め設備においては、車
止め本体は、異なる色を発光する複数の発光体を設けて
いるので、駐車位置が明確になったり、景観を出現させ
ることが可能である。請求項9記載の車止め設備におい
ては、車止め本体の一部又は全部が、コンクリートブロ
ック、石材、鋳鉄、ステンレス、プラスチック、硬質ゴ
ムの1又は2以上によって形成されているので、強度の
大きい鋳鉄、ステンレス等で形成する場合は、車止め本
体の天井部や側壁部の厚みを薄くすることができ、車止
め本体の軽量化を図ることができる。また、鋳鉄の鋳
造、ステンレス鋼板の溶接、プラスチックや硬質ゴムの
成形によって複雑な形状の車止め本体を形成することが
容易となると共に、鋳鉄、ステンレス鋼板、プラスチッ
ク等からなる車止め本体の表面に硬質ゴムを貼り付けて
衝撃を少なくすることもできる。
【0043】請求項10〜17記載の車止めにおいて
は、車止め本体の天井部及び/又は側壁部に設けられた
収納部に発光器を装入配置し、夜間に発光器の発光体を
点滅発光させる車止めであって、発光器は、表面側が透
明な密閉容器の中に太陽電池と、太陽電池によって発電
された電力を充電する蓄電器と、蓄電器から電力を供給
されて発光する発光体と、太陽電池から蓄電器への充電
制御並びに蓄電器から発光体に夜間に電力を供給して点
滅させる放電制御を行うコントローラとを備えているの
で、日陰や日照時間の少ない場所でも発光体から長時間
の間欠的な点滅発光が可能となり、車止めの夜間におけ
る視認性を高めることができる。また、商用電源などの
外部から電力の供給を受けることなく発光動作し、寒冷
地でも利用が可能で、充放電を繰り返しても劣化するこ
とがなく、蓄電器は、例えば電気二重層コンデンサーを
使用する場合、充電用電池に使用されている鉛等の重金
属類を使用しておらず、無公害材料である活性炭と有機
溶剤を使用しているので、廃棄回収等の規制がなく、環
境問題を起こすことがない。また、配線工事が不要で設
置場所に制約がなく、寒冷地や雨の多い地域や屋根が有
って壁が2〜3方が開いているような常時日陰になって
いる場所でも設置が可能である。また、車止めが駐車し
ている自動車の影になっていても、充電が可能である。
更には、配線工事の必要もない。
【0044】特に、請求項11記載の車止めにおいて
は、表面側に発光体を備えた発光器が樹脂封止されて、
発光器が収納部に固着されているので、発光器の破損や
雨水の浸入を防止することができ、メンテナンスの手間
が掛からず、半永久的な寿命がある。請求項12記載の
車止めにおいては、収納部は、有底円筒体によって形成
されているので、有底円筒体の内側に形成された収納部
に発光器を鋳鉄製の車止め本体に取付ける場合でも極め
て簡単に、しかも安価に製造することができる。請求項
13記載の車止めにおいて、発光器は、収納部から部分
球状に突出する透光部を有し、透光部に周囲からの光を
太陽電池に集光し、発光体の光を周囲に散乱させので、
周囲からの光を太陽電池に集光して発電効果を高めると
共に、発光器の前後ばかりではなく、横方向からの視認
性を高めることができる。
【0045】請求項14記載の車止めにおいて、収納部
の表面側端の周囲には、車止め本体の天井部及び/又は
側壁部の表面から沈んだ凹状の沈み部を設け、しかも沈
み部の内壁は外に向かって拡がる傾斜面を形成している
ので、人が発光器を踏んでも破損することがなく、発光
器からの光が広い範囲に拡がると共に、沈み部に入った
塵埃の清掃が容易となる。請求項15記載の車止めにお
いて、車止め本体の天井部及び/又は側壁部の表面に収
納部を囲むように、発光器の透光部より高い複数の突起
部を設けているので、突起部の間から光が水平方向に放
射され、遠くからの視認性が高くなる。また、発光器の
周辺を踏みつけたり蹴っ飛ばしたりしても、発光器が損
傷することがなく、車止めの天井部や側壁面に溜まった
り付着した埃や雨水は、簡単に除去することができ、塵
埃の清掃が容易となる。請求項16記載の車止めにおい
て、車止め本体の地上に露出する角部は丸みを帯びてい
るので、人がつまずいて怪我をすることが少なくなり、
更に、車止め本体の運搬や据え付け工事の際に、互いに
ぶつかったり落下しても、角部が欠損することが少なく
なる。更には、製品の脱型が容易となり、しかも材料の
節約ができるという利点を有する。そして、請求項17
記載の車止めにおいて、車止め本体は、地上から露出す
る部分の横幅が100〜400mm、高さが300〜7
00mmの縦長角錐台状物、縦長円錐状物又は棒状部で
あって、発光器の収納部は車止め本体の天井部に設けら
れているので、夜間に発光器が光り、自動車の進入を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車止め設備の
構成図である。
【図2】同車止め設備に用いる車止めの斜視図である。
【図3】同車止め設備に用いる車止めの側断面図であ
る。
【図4】同車止め設備のブロック図である。
【図5】同車止め設備のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る車止め設備の
ブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る車止めの斜視
図である。
【図8】同車止めの側断面図である。
【図9】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第4の実施
の形態に係る車止めの一部切り欠き正面図、側断面図で
ある。
【図10】同車止めの発光器の側断面図である。
【図11】同車止めの発光器の変形例を示す側断面図で
ある。
【図12】(A)、(B)はそれぞれ第5の実施の形態
に係る車止めの平面図、一部切り欠き正面図である。
【図13】(A)、(B)、(C)はそれぞれ同車止め
の変形例を示す平面図、一部切り欠き正面図、側断面図
である。
【図14】(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の
第6の実施の形態に係る車止めの平面図、一部切り欠き
正面図、側断面図である。
【図15】(A)、(B)はそれぞれ本発明の第7の実
施の形態に係る車止めの斜視図、その変形例に係る車止
めの斜視図である。
【符号の説明】
10:車止め設備、11:駐車場、12:車止め、1
3:電源、14:空間部、15:車止め本体、16:天
井部、17:前側壁部、18:タイヤ当接部、19:後
側壁部、20:開口部、21:シール部材、22:蓋、
23:貫通孔、24:発光体、25:シール部材、2
6:発光部、27:凹凸模様部、28:支柱、29、2
9a:太陽電池、30:開閉扉、31:制御ボックス、
32、32a:バッテリー、33:33a:制御装置、
34、35:電線、36:電線管、37:第1の電圧検
出器、38:第2の電圧検出器、39:整流器、40:
操作ボード、41:車止め設備、42:補助電力装置、
43:スイッチ、44:整流回路、45:補助電源部、
46:第3の電圧検出器、48:車止め、49:車止め
本体、50:天井部、51:沈み部、52:透明板、5
3:空間部、55、55A:車止め、56:車止め本
体、57:天井部、58:収納部、59:発光器、6
0:密閉容器、61:太陽電池、62:蓄電器、63:
発光体、64:コントローラ、65:透光部、66:車
止め本体、67:天井部、68:取付け孔、69:収納
部、70:有底円筒体、72、72A:車止め、73、
73A:車止め本体、74:天井部、75:沈み部、7
6:傾斜面、77:収納部、78:沈み部、79:傾斜
面、80:収納部、81:車止め、82:車止め本体、
83:天井部、84:突起部、100:車止め本体、1
01:車止め、102:車止め本体、103:車止め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D101 CA14 DA01 DA04 DA05 DA06 EA01 FA02 GA26 GA29 GA30 5C096 AA17 AA23 AA24 AA29 BA04 BB22 BB28 BB38 BB47 BC02 CA06 CA17 CA29 CA32 CB07 CC06 CC29 CC30 CF02 CG01 DA01 DA03 DC02 DC05 DC06 DC11 DC15 DC19 DD04 DD05 EB06 FA00 5G003 AA01 AA06 BA01 CA12

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体の発光部を車止め本体の天井部及
    び/又は側壁部から露出させ、前記発光体に電力を供給
    して夜間に前記発光体を発光させることを特徴とする車
    止め。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車止めにおいて、前記発
    光体に電力を供給する電源は、太陽電池と該太陽電池に
    よって発電された電力を充電するバッテリーとを有し、
    前記電源は、前記車止め本体の内部又は外部に配置され
    ていることを特徴とする車止め。
  3. 【請求項3】 発光体の発光部を車止め本体の天井部及
    び/又は側壁部から露出させ、前記発光体に電力を供給
    して夜間に前記発光体を発光させる複数の車止めと、前
    記発光体に電力を供給する電源とを有し、前記電源は、
    前記車止め本体とは別置された太陽電池と、該太陽電池
    の出力電力を充電可能なバッテリーと、該バッテリーか
    ら前記発光体に供給する電力を制御する制御装置とを備
    えていることを特徴とする車止め設備。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車止め設備において、前
    記電源には、前記太陽電池によって発電する電力の不足
    分を、商用電源又は自家発電装置から供給する補助電力
    装置を備えていることを特徴とする車止め設備。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車止め設備において、前
    記補助電力装置は、前記バッテリーの電圧が一定電圧未
    満になった場合に作動することを特徴とする車止め設
    備。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の車
    止め設備において、複数の前記車止め本体に設けた前記
    発光体の点灯は、前記制御装置によってタイミング制御
    されていることを特徴とする車止め設備。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1項に記載の車
    止め設備において、前記発光体は、前記制御装置によっ
    て時間制御され、夜間の所定の時間のみに点灯すること
    を特徴とする車止め設備。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれか1項に記載の車
    止め設備において、前記車止め本体は、異なる色を発光
    する複数の前記発光体を設けたことを特徴とする車止め
    設備。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれか1項に記載の車
    止め設備において、前記車止め本体の一部又は全部が、
    コンクリートブロック、石材、鋳鉄、ステンレス、プラ
    スチック、硬質ゴムの1又は2以上によって形成された
    ことを特徴とする車止め設備。
  10. 【請求項10】 車止め本体の天井部及び/又は側壁部
    に設けられた収納部に発光器を装入配置し、夜間に前記
    発光器の発光体を点滅発光させる車止めであって、前記
    発光器は、表面側が透明な密閉容器の中に太陽電池と、
    該太陽電池によって発電された電力を充電する蓄電器
    と、該蓄電器から電力を供給されて発光する前記発光体
    と、前記太陽電池から前記蓄電器への充電制御並びに該
    蓄電器から前記発光体に夜間に電力を供給して点滅させ
    る放電制御を行うコントローラとを備えていることを特
    徴とする車止め。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の車止めにおいて、表
    面側に前記発光体を備えた前記発光器が樹脂封止され
    て、前記発光器が前記収納部に固着されていることを特
    徴とする車止め。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の車止めにお
    いて、前記収納部は、有底円筒体によって形成されてい
    ることを特徴とする車止め。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記発光器は、前記収納部から部
    分球状に突出する透光部を有し、該透光部に周囲からの
    光を前記太陽電池に集光し、前記発光体の光を周囲に散
    乱させることを特徴とする車止め。
  14. 【請求項14】 請求項10〜13のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記収納部の表面側端の周囲に
    は、前記車止め本体の天井部及び/又は側壁部の表面か
    ら沈んだ凹状の沈み部が設けられ、しかも該沈み部の内
    壁は外に向かって拡がる傾斜面が形成されていることを
    特徴とする車止め。
  15. 【請求項15】 請求項10〜13のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記車止め本体の天井部及び/又
    は側壁部の表面に前記収納部を囲むように、前記発光器
    の前記透光部より高い複数の突起部を設けたことを特徴
    とする車止め。
  16. 【請求項16】 請求項10〜15のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記車止め本体の地上に露出する
    角部は丸みを帯びて形成されていることを特徴とする車
    止め。
  17. 【請求項17】 請求項10記載の車止めにおいて、前
    記車止め本体は、地上から露出する部分の横幅が100
    〜400mm、高さが300〜700mmの縦長角錐台
    状物、縦長円錐状物又は棒状部であって、前記発光器の
    収納部は前記車止め本体の天井部に設けられていること
    を特徴とする車止め。
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