JP2006337885A - 発電手段を備えたled式看板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気的な照明器具を備えた看板を改良して、自然エネルギーの利用を図り、商用電源の消費を節減し、電力料金の節約を図り、かつ、間接的ながら二酸化炭素排出量の低減に貢献する。
【解決手段】 1はLED内照型看板であり、多数のLEDを内蔵していて、直流電力の供給を必要とする。所要電力は、ソーラ発電器2によって供給するが、一旦蓄電地5に蓄電しておいて、手動開閉器16を介して前記LED内照型看板1に給電する。ソーラ発電器2の発電量の不足分は商用電源3で補う。このため、商用電源を整流器4で整流し、発電受電切換スイッチ7によって自家発電(ソーラ発電)と外部電力(商用電源)とを切換えて使用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自然エネルギーを利用する自家発電手段を備え、かつ、LEDを光源とする看板に関するものであり、特に、深夜も営業する店舗の内照型看板として好適なものである。
例えばコンビニエンスストアーは、早朝,深夜も営業するので、照明用の消費電力が少なくない。
消費電力が大きいことは、営業経費を増大させるのみでなく、間接的には二酸化炭素の排出量を増加させて地球温暖化を促進する。
こうした問題に対応するため、自然エネルギーを利用する自家発電が推奨されており、これを具体化する発明も種々提案されている。すなわち、
特開2004−303602号公報には、太陽電池を用いて誘導灯を点灯させる技術が開示されており、
特開2004−334160号公報には、太陽電池を用いてLED道路標識を点灯させる技術が開示されており、
特開2004−361512号公報には、太陽電池を用いて楽器用電子機器を作動させる技術が開示されており、
特開2005−16869号公報には、ソーラー発電器による換気の技術が開示されている。
特開2004−303602号公報 特開2004−334160号公報 特開2004−361512号公報 特開2005−16869号公報
太陽電池(ソーラー発電器)を用いて有効な電力を発生させ、産業活動ないし民生活動に利用することは種々工夫されているが、自然エネルギーを利用した電源装置は、使用目的に応じた特性が要求される。
例えばコンビニエンスストアーのように、深夜早朝に営業する店舗の看板にソーラー発電器を利用しようとすると、
a.自家発電の稼働時間と、照明器具作動時間とのずれ。
b.自家発電の電力量と、照明器具の所要電力量との不整合。
といった難問が有る。
ソーラー発電器は昼間の日照時にのみ発電が可能であるのに対して、店舗の看板は主として夜間に照明を必要とし、時間的なずれが有る。
また、店舗の看板に必要とされる電力はほぼ一定であって変化しないのに対して、ソーラー発電の電力は季節,天候,時刻によって著しく変動し、電力量の需給がバランスしない。
ソーラー発電の代りに風力発電の利用を図っても、ソーラー発電器の場合と同様に
a.自家発電の稼働時間と、照明器具作動時間とのずれ。および、
b.自家発電の電力量と、照明器具の所要電力量との不整合。という問題を生じる。
本発明は以上に述べた事情に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、
自家発電の稼働時間と照明器具作動時間との時間的なずれを調整することができ、かつ、
自家発電の電力量と、照明器具の所要電力量との動力的不整合を解消することのできる、
自然エネルギーを利用した照明技術を提供するにある。本発明は、特に、深夜営業店舗の看板に好適である。
上記の目的を達成するために創作した請求項1に係る発明の構成は、(図1参照)
自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
ソーラ発電器(2)と、
商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
上記蓄電地の充放電状態を検知して前記充放電制御器(6)に対して、ソーラ発電器(2)または整流器(4)を切り換え接続する発電受電切換スイッチ(7)とを具備し、
前記充放電制御器(6)の出力側に、前記の看板(1)が接続されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明の構成は、(図2参照)
自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
風力発電機(10)と、
商用電源(3)を整流して、上記風力発電機の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
上記蓄電地の充放電状態を検知して前記充放電制御器(6)に対して、ソーラ発電器(2)または整流器(4)を切り換え接続する発電受電切換スイッチ(7)とを具備し、
前記充放電制御器(6)の出力側に、前記の看板(1)が接続されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明の構成は、(図3参照)
自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
ソーラ発電器(2)と、
商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
前記ソーラ発電器の発生電圧を検知し、前記の充放電制御器(6)に対して、前記ソーラ発電器(2)または整流器(4)を切り換え接続する発電受電切換スイッチ(7)と、
前記LED式看板(1)付近の明るさを検知する環境光センサ(8)と、
上記環境光センサの検出信号を入力される自動点滅スイッチ(11)とを具備し、 前記充放電制御器(6)の出力側が、上記環境光センサを介して前記の看板(1)に接続されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明の構成は、(図4参照)
自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
ソーラ発電器(2)と、
商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
前記ソーラ発電器(2)の出力端子に接続された充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
上記充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との何れか一方を、看板(1)に対して切換え接続し、または、充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との両方を看板(1)に対して遮断する機能を有する受発電切換・点滅制御スイッチ(13)と、
を具備していることを特徴とする。
請求項5に係る発明の構成は、
自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
風力発電機(10)と、
商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
前記風力発電機の出力端子に接続された充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
上記充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との何れか一方を、看板(1)に対して切換え接続し、または、充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との両方を看板(1)に対して遮断する機能を有する受発電切換・点滅制御スイッチ(13)と、
を具備していることを特徴とする。
請求項6に係る発明の構成は、(図5参照)
自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
交流風力発電機(15)と、
整流器(4)と、
上記の整流器に対して、交流風力発電機(15)の出力電力または商用電源(3)の何れかを選択的に切換え接続する発電受電切換スイッチ(7)と、
前記交流風力発電機(15)の出力電力を検知して上記発電受電切換スイッチ(7)を作動させる受電発電切換制御器(14)と、
前記整流器(4)の出力側に接続された充放電制御器(6)および蓄電地(5)と、を具備し、
上記充放電制御器(6)が、スイッチ手段(16)を介して看板(1)に接続されていることを特徴とする。
請求項1の発明に係る看板を適用すると、ソーラ発電器が昼間の日照時に発生した直流電力を蓄電地に蓄えておいて、夜間営業の店舗看板を照明することができる。
しかも、整流器が併設されているので、ソーラ発電電力の不足分は商用電源で補うことができる。このため大型看板を充分に照明することもでき、梅雨期などの日照不足時にも照明を行なうことができる。
また、LEDを光源としているので、調光が可能であって、光公害対策ができる。
本発明装置は、蓄電地の充放電状態を監視し、充放電制御器に対して、ソーラ発電器と整流器とを切り換える発電受電切換スイッチを有しているので、蓄電地を常にほぼ完全充電状態に維持することができ、照明作動の信頼性が高い。
この請求項1の発明を適用すると、LEDを光源としているので、大形看板を高照度で照明しても消費電力が少なく、その上、消費電力の大半を自然エネルギー(太陽光)で賄うので、商用電源の消費量が顕著に低減される。
商用電源の低減は、照明経費を節減し得るのみでなく、間接的ながら二酸化炭素の排出量を減らして、地球温暖化防止に貢献するところ多大である。
請求項2の発明に係る看板を適用すると、風が吹いている時に風力発電機が発生した直流電力を蓄電地に蓄えておいて、夜間営業の店舗看板を照明することができる。
しかも、整流器が併設されているので、風力発電電力の不足分は商用電源で補うことができる。このため大型看板を充分に照明することもでき、無風時などの発電量不足時にも照明を行なうことができる。
また、LEDを光源としているので、調光が可能であって、光公害対策ができる。
本発明装置は、蓄電地の充放電状態を監視し、充放電制御器に対して、風力発電機と整流器とを切り換える発電受電切換スイッチを有しているので、蓄電地を常にほぼ完全充電状態に維持することができ、照明作動の信頼性が高い。
この請求項2の発明を適用すると、LEDを光源としているので、大形看板を高照度で照明しても消費電力が少なく、その上、消費電力の大半を自然エネルギー(風力)で賄うので、商用電源の消費量が顕著に低減される。
商用電源の低減は、照明経費を節減し得るのみでなく、間接的ながら二酸化炭素の排出量を減らして、地球温暖化防止に貢献するところ多大である。
請求項3の発明に係る看板を適用すると、ソーラ発電器が昼間の日照時に発生した直流電力を蓄電地に蓄えておいて、夜間営業の店舗看板を照明することができる。
しかも、整流器が併設されているので、ソーラ発電電力の不足分は商用電源で補うことができる。このため、大型看板を充分に照明することもでき、梅雨期などの日照不足時にも照明を行なうことができる。
また、LEDを光源としているので、調光が可能であって、光公害対策ができる。
本発明装置は、ソーラ発電器の発電状態を監視し、充放電制御器に対して、ソーラ発電器と整流器とを切り換える発電受電切換スイッチを有しているので、ソーラ発電器の発電電力が無駄無く利用される。
その上、看板付近の明暗に応じて自動的に照明が点滅されるので、消費電力の無駄が無い。
この請求項3の発明を適用すると、LEDを光源としているので、大形看板を高照度で照明しても消費電力が少なく、その上、消費電力の大半を自然エネルギー(太陽光)で賄うので、商用電源の消費量が顕著に低減される。
商用電源の低減は、照明経費を節減し得るのみでなく、間接的ながら二酸化炭素の排出量を減らして、地球温暖化防止に貢献するところ多大である。
請求項4の発明に係る看板を適用すると、ソーラ発電器が昼間の日照時に発生した直流電力を蓄電地に蓄えておいて、夜間営業の店舗看板を照明することができる。
しかも、整流器が併設されているので、ソーラ発電電力の不足分は商用電源で補うことができる。このため、大型看板を充分に照明することもでき、梅雨期などの日照不足時にも照明を行なうことができる。
また、LEDを光源としているので、調光が可能であって、光公害対策ができる。
その上、ソーラ発電電力を備蓄する蓄電地と、商用電源を整流する整流器とを受発電切換・点滅制御スイッチによって切り換えるとともに、看板付近が明るいときは該受発電切換・点滅制御スイッチによって照明手段の光源に対する給電を遮断できるので、電力消費の無駄が無い。
この請求項4の発明を適用すると、LEDを光源としているので、大形看板を高照度で照明しても消費電力が少なく、その上、消費電力の大半を自然エネルギー(太陽光)で賄うので、商用電源の消費量が顕著に低減される。
商用電源の低減は、照明経費を節減し得るのみでなく、間接的ながら二酸化炭素の排出量を減らして、地球温暖化防止に貢献するところ多大である。
請求項5の発明に係る看板を適用すると、風の有るときに風力発電機が発生した直流電力を蓄電地に蓄えておいて、夜間営業の店舗看板を照明することができる。
しかも、整流器が併設されているので、風力発電電力の不足分は商用電源で補うことができる。このため、大型看板を充分に照明することもでき、風の無い時や風が弱い時にも所要の照明を行なうことができる。
また、LEDを光源としているので、調光が可能であって、光公害対策ができる。
その上、風力発電電力を備蓄する蓄電地と、商用電源を整流する整流器とが受発電切換・点滅制御スイッチによって切り換えるとともに、看板付近が明るいときは該受発電切換・点滅制御スイッチによって照明手段の光源に対する給電を遮断できるので、電力消費の無駄が無い。
この請求項5の発明を適用すると、LEDを光源としているので、大形看板を高照度で照明しても消費電力が少なく、その上、消費電力の大半を自然エネルギー(風力)で賄うので、商用電源の消費量が顕著に低減される。
商用電源の低減は、照明経費を節減し得るのみでなく、間接的ながら二酸化炭素の排出量を減らして、地球温暖化防止に貢献するところ多大である。
請求項6の発明に係る看板を適用すると、風が有るときに風力発電機が発生した直流電力を蓄電地に蓄えておいて、夜間営業の店舗看板を照明することができる。
しかも、整流器が併設されているので、風力発電電力の不足分は商用電源で補うことができる。このため、大型看板を充分に照明することもでき、風の無い時や風が弱い時にも所要の照明を行なうことができる。
また、LEDを光源としているので、調光が可能であって、光公害対策ができる。
本発明装置は、風力発電機の発電状態を監視し、充放電制御器に対して、風力発電機と整流器とを切り換える発電受電切換スイッチを有しているので、風力発電機の発電電力が無駄無く利用される。
い。
この請求項6の発明を適用すると、LEDを光源としているので、大形看板を高照度で照明しても消費電力が少なく、その上、消費電力の大半を自然エネルギー(太陽光)で賄うので、商用電源の消費量が顕著に低減される。
商用電源の低減は、照明経費を節減し得るのみでなく、間接的ながら二酸化炭素の排出量を減らして、地球温暖化防止に貢献するところ多大である。
図6(A)は、本発明に用いられるLED内照型看板1の模式的な断面図である。基板1bに、多数のLED1cが配列されている。その配列状態の1例を図6(B)に示す。
上記の基板を取り囲む外枠1aが設けられ、この外枠を覆って透明板1dが配置されている。
上記透明板に看板文字や模様が描かれていて、内側から照明されて透過光を着色させ、看板としての機能を果たす。
この看板は、LEDを光源としているので調光が可能であり、例えば虫が寄り付かないようにする等の光公害対策が可能である。
図1は、本発明に係るLED式看板の1実施形態を描いた系統図である。
本例のLED内照型看板1はコンビニエンスストアなどのように深夜,早朝にも営業している店舗の看板(自立型、付帯型の何れをも含む)であって、前掲の図6を参照して説明したようにLEDを光源としている。
符号2を付して示したのはソーラ発電器である。
符号4を付して示したのは、AC100VまたはAC200Vの商用電源3を整流して、LED用電源として適正な直流出力を得る整流器である。
発電受電制御器9は、上記ソーラ発電器2または整流器4の何れか片方を、充放電制御器6に対して選択的に導通させる。
上記充放電制御器6は、LED内照型看板1に対して所要の直流電力を供給しつつ、蓄電地5を充電せしめる公知の機器である。
発電受電制御器9は、蓄電地5の充放電状態に応じてソーラ発電器2と整流器4とを選択的に切り換える。
すなわち、蓄電地5が充電状態であれば発電受電切換スイッチ7をソーラ発電器側に、
放電状態であれば整流器側に、切換え接続する。
これにより、日照の有無にかかわらず、蓄電地5は常に充電状態に保たれ、照明支援手段としての信頼性が高い。
本実施形態においては、昼間は手動開閉器16をOFF操作するとともに、夜間はON操作する。
図2は前記と異なる実施形態を示す。前掲の図1と異なる点は、ソーラ発電器2に代えて風力発電機10を設けたことである。
上記の風力発電機10は、直流出力の機器を用いる。これのより、相互代替電源としての風力発電機10と整流器4とが、充放電制御器6に対して等価となり、発電受電切換スイッチ7によって任意に選択接続することができる。
図3は、さらに異なる実施形態を示す。この実施形態におけるソーラ発電器2は、風力発電機(図示省略)で代替することもできる。ただし、ソーラ発電器と代替するためには、直流式の風力発電機であることを要する。
本図3の実施形態が前掲の図1,図2に比して異なる処は次の2点である。
a.環境光センサ8及び自動点滅スイッチ11を設置した。
b.自家発電(ソーラ又は風力)と商用電源との選択基準として、発電状態を用いた。
充放電制御器6とLED内照型看板1との間に自動点滅スイッチ11を介装接続するとともに、LED内照型看板1の付近に環境光センサ8を配設し、該環境光センサ8の出力信号によって自動点滅スイッチ11を開閉制御させる。
これにより、日没または雨天,曇天などのように環境が暗くなったとき、自動的に照明が点灯され、かつ、環境が明るくなると自動的に照明が消灯され、精神的な負荷や労力を要しないで消費電力の無駄が無くなる。
発電受電切換制御器14は、蓄電地5の充放電状態を基準にすることなく、自家発電(ソーラまたは風力)状態に応じて発電受電切換スイッチ7を切換え制御する。
これにより、自家発電の電力量が不足すれば商用電源3が自動的に導入される。
太陽光や風のような自然エネルギーは、環境を汚染しないという長所が有る反面、不規則に変化するという欠点を有している。しかし本実施形態においては、自家発電状態に応じて自動的に商用電源3を導入するという構成によって、上記自然エネルギーの欠点を補い、その長所(環境に優しい)を発揮させることができる。
図4は、前記と更に異なる実施形態を示す。この実施形態におけるソーラ発電器2は、風力発電機(図示省略)で代替することもできる。ただし、ソーラ発電器と代替するためには、直流式の風力発電機であることを要する。
前掲の図1、図2、および図3の実施形態においては、自家発電(ソーラまたは風力)の出力が、発電受電切換スイッチ7を経て充放電制御器6に供給され、この段階で蓄電地5を充電するようになっていたが、本図4の実施形態においては、自家発電(ソーラまたは風力)の出力が直接的に充放電制御器6に入力され、この当初の段階で蓄電地5の充電を行なうようになっている。
この図4の実施形態においては、受発電切換・点滅制御器12によって充放電制御器6の作動状態を検知し、受発電切換・点滅制御スイッチ13を作動させて自家発電電力と商用電源3との切換えを行なう。このようにして蓄電地5が保護されつつ、適正な放電許容限度まで放電せしめられて、自家発電電力が照明用の電力として有効に利用される。
自家発電電力だけでは照明できないときは、整流器4を介して商用電源3が導入され、LED内照型看板1の所要電力が確保される。
前記受発電切換・点滅制御器12は、充放電制御器6の作動状態を監視するとともに、
環境光センサ8の出力信号を受けて受発電切換・点滅制御スイッチ13を作動させ、明るいときは照明を消灯させる。
上記の機能を発揮させるため、本実施形態における受発電切換・点滅制御スイッチ13は、イ.LED内照型看板1に対して充放電制御器6又は整流器4を選択的に接続する機能、および、ロ.LED内照型看板1に対して充放電制御器6と整流器4とを切り離す機能、の両方を備えたものとする。
図5は、前記と更に異なる実施形態を示す。本実施形態においては、自家発電用の機器として、交流電力を発生する交流風力発電機15を設けた。
前掲の図1〜図4の実施形態においては、直流電力を発生するソーラ発電器、または、直流電力を発生する風力発電機をもちいたので、「直流か交流か」に着目した場合、
「整流された商用電源」と「充放電制御器を経ていない自家発電電力」とが等価であり、これらの両者を発電受電切換スイッチで選択していた。
本図5の実施形態では交流風力発電機15を設けたので、「直流か交流か」に着目した場合、
「自家発電電力」と「整流されていない商用電源」とが等価である。従って、これらの両者を発電受電切換スイッチ7で選択した後に、その起源を問わず整流器4に供給して直流に変換する。
これにより、整流器4からLED内照型看板1に至る電源回路構成が簡単になる。
さらに、本図5の実施形態においては、構成機器類の調達がよういである。すなわち、交流風力発電機15は交流100Vまたは交流200Vの既製品をそのまま使用することができ、蓄電地5及び充放電制御器6は適宜の既製品を利用することができる。
この場合、LED内照型看板1の定格電圧および定格電流は、電源機器とバランスするように設定すればよい。
本発明に係る「発電手段を備えたLED式看板」の1実施形態を示す模式的な系統図 前記と異なり、直流式の風力発電機を備えたLED式看板の実施形態を示す模式的な系統図 前記と異なり、環境光センサと自動点滅スイッチとを備えたLED式看板の実施形態を示す模式的な系統図 前記と更に異なり、受発電切換・点滅制御スイッチを制御する受発電切換・点滅制御器を備えたLED式看板の実施形態を示す模式的な系統図 前記と更に異なり、交流式の風力発電機を備えたLED式看板の実施形態を示す模式的な系統図 前記各実施形態に用いられているLED内照型看板の光源構造を描いたものであって、(A)は部分的に破断して描いた断面側面図、(B)は透明板を取り除いて部分的に破断した状態を描いた正面図
符号の説明
1…LED内照型看板
1a…外枠
1b…基板
1c…LED
1d…透明板
2…ソーラ発電器
3…商用電源
4…整流器
5…蓄電地
6…充放電制御器
7…発電受電切換スイッチ
8…環境光センサ
9…発電受電制御器
10…風力発電機(直流式)
11…自動点滅スイッチ
12…受発電切換・点滅制御器
13…受発電切換・点滅制御スイッチ
14…発電受電切換制御器
15…交流風力発電機
16…手動開閉器

Claims (6)

  1. 自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
    ソーラ発電器(2)と、
    商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
    充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
    上記蓄電地の充放電状態を検知して前記充放電制御器(6)に対して、ソーラ発電器(2)または整流器(4)を切り換え接続する発電受電切換スイッチ(7)とを具備し、
    前記充放電制御器(6)の出力側に、前記の看板(1)が接続されていることを特徴とする、発電手段を備えたLED式看板。
  2. 自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
    風力発電機(10)と、
    商用電源(3)を整流して、上記風力発電機の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
    充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
    上記蓄電地の充放電状態を検知して前記充放電制御器(6)に対して、ソーラ発電器(2)または整流器(4)を切り換え接続する発電受電切換スイッチ(7)とを具備し、
    前記充放電制御器(6)の出力側に、前記の看板(1)が接続されていることを特徴とする、発電手段を備えたLED式看板。
  3. 自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
    ソーラ発電器(2)と、
    商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
    充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
    前記ソーラ発電器の発生電圧を検知し、前記の充放電制御器(6)に対して、前記ソーラ発電器(2)または整流器(4)を切り換え接続する発電受電切換スイッチ(7)と、
    前記LED式看板(1)付近の明るさを検知する環境光センサ(8)と、
    上記環境光センサの検出信号を入力される自動点滅スイッチ(11)とを具備し、
    前記充放電制御器(6)の出力側が、上記環境光センサを介して前記の看板(1)に接続されていることを特徴とする、発電手段を備えたLED式看板。
  4. 自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
    ソーラ発電器(2)と、
    商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
    前記ソーラ発電器(2)の出力端子に接続された充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
    上記充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との何れか一方を、看板(1)に対して切換え接続し、または、充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との両方を看板(1)に対して遮断する機能を有する受発電切換・点滅制御スイッチ(13)と、
    を具備していることを特徴とする、発電手段を備えたLED式看板。
  5. 自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
    風力発電機(10)と、
    商用電源(3)を整流して、上記ソーラ発電器の定格電圧とほぼ等しい電圧の直流電力を供給する整流器(4)と、
    前記風力発電機の出力端子に接続された充放電制御器(6)を備えた蓄電地(5)と、
    上記充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との何れか一方を、看板(1)に対して切換え接続し、または、充放電制御器(6)の出力電力と、前記整流器(4)の出力電力との両方を看板(1)に対して遮断する機能を有する受発電切換・点滅制御スイッチ(13)と、
    を具備していることを特徴とする、発電手段を備えたLED式看板。
  6. 自家発電手段を備え、かつLEDを光源とする看板(1)であって、
    交流風力発電機(15)と、
    整流器(4)と、
    上記の整流器に対して、交流風力発電機(15)の出力電力または商用電源(3)の何れかを選択的に切換え接続する発電受電切換スイッチ(7)と、
    前記交流風力発電機(15)の出力電力を検知して上記発電受電切換スイッチ(7)を作動させる受電発電切換制御器(14)と、
    前記整流器(4)の出力側に接続された充放電制御器(6)および蓄電地(5)と、を具備し、
    上記充放電制御器(6)が、スイッチ手段(16)を介して看板(1)に接続されていることを特徴とする、発電手段を備えたLED式看板。
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