JP2007082270A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 太陽光発電による蓄電池の充電が不十分な場合でも十分な照度を確保することができ、さらに太陽光発電の余剰電力も有効に使用できるLED照明装置を提供する。
【解決手段】 LED照明装置A1は、昼間は、LEDユニット7を消灯した状態で、太陽電池1の発電電力を蓄電池3に充電し、太陽電池1の発電電力が充電電力等の本装置の消費電力より大きい場合、余剰電力は系統連系装置5を介して商用電源AC側に逆潮流させて、電力会社に売電する。太陽電池1での発電量が低下する夜間は、蓄電池3の充電電荷を用いて、DC/AC変換器4、系統連系装置5、AC/DC変換器6を介してLEDユニット7に点灯電力を供給する。このとき、昼間の天候不順等によって蓄電池3への充電が不十分であった場合、商用電源ACからも系統連系装置5、AC/DC変換器6を介してLEDユニット7に点灯電力を供給する。
【選択図】図1
【解決手段】 LED照明装置A1は、昼間は、LEDユニット7を消灯した状態で、太陽電池1の発電電力を蓄電池3に充電し、太陽電池1の発電電力が充電電力等の本装置の消費電力より大きい場合、余剰電力は系統連系装置5を介して商用電源AC側に逆潮流させて、電力会社に売電する。太陽電池1での発電量が低下する夜間は、蓄電池3の充電電荷を用いて、DC/AC変換器4、系統連系装置5、AC/DC変換器6を介してLEDユニット7に点灯電力を供給する。このとき、昼間の天候不順等によって蓄電池3への充電が不十分であった場合、商用電源ACからも系統連系装置5、AC/DC変換器6を介してLEDユニット7に点灯電力を供給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、LED照明装置に関するものである。
太陽光発電を利用した防犯灯、街灯装置、広告灯等の照明装置が従来からあり、太陽電池で発電した電力を蓄電池に充電し、この蓄電池に充電された電力を用いてLED素子を点灯させている。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−100111号公報
しかし、太陽光発電を利用した上記従来の照明装置では、天候不順等で蓄電池への充電が不十分であった場合、LED素子の点灯電力が不足し、十分な照度を得ることができなかった。
また、太陽電池の発電電力が装置の消費電力よりも大きくなった場合、この余剰電力の有効な用途もなかった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、太陽光発電による蓄電池の充電が不十分な場合でも十分な照度を確保することができ、さらに太陽光発電の余剰電力も有効に使用できるLED照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、太陽電池と、太陽電池で発電した電力によって充電される蓄電池と、蓄電池から出力される直流電力を交流電力に変換するDC/AC変換器と、商用電源に接続した幹線とDC/AC変換器の出力との間に挿入されDC/AC変換器と商用電源との系統連系と系統分離との切換を行なう系統連系装置と、DC/AC変換器、商用電源から系統連系装置を介して入力される交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換器と、AC/DC変換器から出力される直流電力によって点灯するLED素子とを備え、太陽電池の発電電力が本装置の消費電力より大きい場合、余剰電力が系統連系装置を介して商用電源側に逆潮流することを特徴とする。
この発明によれば、昼間の天候不順等によって蓄電池への充電が不十分で、LED素子へ必要な点灯電力を長時間供給できない場合でも、商用電源から系統連系装置、AC/DC変換器を介してLED素子に点灯電力を供給することで、LED素子に必要な点灯電力を商用電源で補償し、蓄電池の充電状態に関わらず十分な照度を確保することができる。さらに、太陽光発電によって装置の運用コストを削減するだけでなく、昼間、太陽電池で発電した電力が本装置の消費電力より大きい場合、余剰電力を電力会社に売電しており、余剰電力の有効利用が可能となる。
以上説明したように、本発明では、太陽光発電による蓄電池の充電が不十分な場合でも十分な照度を確保することができ、さらに太陽光発電の余剰電力も有効に使用できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態のLED照明装置A1のブロック構成を示し、太陽電池1と、充電部2と、蓄電池3と、DC/AC変換器4と、系統連系装置5と、AC/DC変換器6と、LEDユニット7とから構成される。
図1は、本実施形態のLED照明装置A1のブロック構成を示し、太陽電池1と、充電部2と、蓄電池3と、DC/AC変換器4と、系統連系装置5と、AC/DC変換器6と、LEDユニット7とから構成される。
まず、太陽電池1で発電された電力は充電部2を介して蓄電池3に充電され、蓄電池3が出力する直流電力はDC/AC変換器4で交流電力に変換される。
系統連系装置5は、DC/AC変換器4の出力と商用電源ACの幹線との間に挿入されて、DC/AC変換器4と商用電源ACとの系統連系と系統分離との切換を行なうもので、商用電源ACの周波数変動や電圧変動、或いは停電等を検出して、DC/AC変換器4と商用電源ACとを解列する系統連系保護機能を有している。
AC/DC変換器6は、系統連系装置5を介してDC/AC変換器4,商用電源ACから入力される交流電力を直流電力に変換して、負荷であるLEDユニット7に供給する。
LEDユニット7は、1つ以上のLED素子を備えており、AC/DC変換器6から供給される電力によってLED素子が点灯する。
このように構成されたLED照明装置A1は、図示しない照度センサあるいはタイマーによって昼間と夜間とを識別して点灯、消灯制御を行っており、昼間は、LEDユニット7を消灯した状態で、太陽電池1の発電電力を蓄電池3に充電する。太陽電池1の発電電力が充電電力等の本装置の消費電力より大きい場合、余剰電力は系統連系装置5を介して商用電源AC側に逆潮流させて、電力会社に売電する。したがって、太陽光発電によって装置の運用コストを削減するだけでなく、昼間の余剰電力を電力会社に売電しており、余剰電力の有効利用が可能となる。
太陽電池1での発電量が低下する夜間は、蓄電池3の充電電荷を用いて、DC/AC変換器4、系統連系装置5、AC/DC変換器6を介してLEDユニット7に点灯電力を供給する。このとき、昼間の天候不順等によって蓄電池3への充電が不十分であった場合、LEDユニット7へ必要な点灯電力を長時間供給できないが、本実施形態では、商用電源ACからも系統連系装置5、AC/DC変換器6を介してLEDユニット7に点灯電力を供給することで、LEDユニット7に必要な点灯電力を商用電源ACで補償し、蓄電池3の充電状態に関わらず十分な照度を確保することができる。
図2は、上記LED照明装置A1を用いた防犯灯ユニットA2の外観斜視図であり、防犯灯ユニットA2は、電柱Bに取り付けられている。
防犯灯ユニットA2は、函型の電池回路ユニット10と、電池回路ユニット10の上方に接続部11を介して設けられた横長のランプユニット12とを備え、電池回路ユニット10の後面が電柱Bに固定される。電池回路ユニット10は、充電部2と、蓄電池3と、DC/AC変換器4と、系統連系装置5と、AC/DC変換器6とを収納し、ランプユニット12は、太陽電池1を上面に配置し、複数のLED素子7aを具備するLEDユニット7を前面に配置している。
このような防犯灯ユニットA2は、屋外の電柱Bに取り付けられ、充電が不十分な蓄電池3からの供給電力を商用電源ACからの供給電力で補償しているので、蓄電池3の充電状態に関わらず安定してLED素子7aを点灯させることができ、防犯灯としての機能を確実に果たすことができる。
A1 LED照明装置
1 太陽電池
2 充電部
3 蓄電池
4 DC/AC変換器
5 系統連系装置
6 AC/DC変換器
7 LEDユニット
AC 商用電源
1 太陽電池
2 充電部
3 蓄電池
4 DC/AC変換器
5 系統連系装置
6 AC/DC変換器
7 LEDユニット
AC 商用電源
Claims (1)
- 太陽電池と、太陽電池で発電した電力によって充電される蓄電池と、蓄電池から出力される直流電力を交流電力に変換するDC/AC変換器と、商用電源に接続した幹線とDC/AC変換器の出力との間に挿入されDC/AC変換器と商用電源との系統連系と系統分離との切換を行なう系統連系装置と、DC/AC変換器、商用電源から系統連系装置を介して入力される交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換器と、AC/DC変換器から出力される直流電力によって点灯するLED素子とを備え、太陽電池の発電電力が本装置の消費電力より大きい場合、余剰電力が系統連系装置を介して商用電源側に逆潮流することを特徴とするLED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005262951A JP2007082270A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | Led照明装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005262951A Withdrawn JP2007082270A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | Led照明装置 |
Country Status (1)
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100916212B1 (ko) * | 2009-05-15 | 2009-09-08 | 박장호 | 태양광을 이용한 엘이디 조명장치 및 그 조명 제어시스템 |
FR2933166A1 (fr) * | 2008-06-30 | 2010-01-01 | Novea En | Lampadaire |
JP2011045188A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Skg:Kk | 充放電制御装置及び内照明式看板 |
KR200456022Y1 (ko) * | 2009-10-12 | 2011-10-10 | 주식회사 이피코 | 태양전지를 이용한 엘리베이터카 조명장치 |
CN101457873B (zh) * | 2007-12-14 | 2012-06-27 | 胡旻宇 | 采用太阳能充电的充电式手电筒 |
KR101216704B1 (ko) * | 2010-01-21 | 2012-12-28 | 세방전지(주) | 독립형 태양광 가로등의 계통전원 연계 시스템 및 그 운용방법 |
CN103925550A (zh) * | 2014-04-26 | 2014-07-16 | 周芸 | 太阳能电池和市电两用led照明灯 |
CN110159995A (zh) * | 2019-06-04 | 2019-08-23 | 温州盛淼工业设计有限公司 | 一种混合电力型太阳能路灯供电切换装置 |
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- 2005-09-09 JP JP2005262951A patent/JP2007082270A/ja not_active Withdrawn
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