JP5722810B2 - 街路灯用照明器具 - Google Patents
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Description
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、透明なドーム状カバーを被せたソーラーパネルからなる天蓋で灯具本体ケースを覆っていて、
前記灯具本体ケースの内部には、LEDからなる光源部と、前記ソーラーパネルが発電した電気の充電と商用電源からの充電とが可能な蓄電池からなり前記光源部に給電する電源部と、前記光源部と前記電源部を制御する制御部とが配置されている街路灯用照明器具であって、
震度センサーを備えており、
前記制御部は、
前記商用電源から前記電源部への電力供給と喪失とを常時監視していて、
商用電源からの前記電力供給の条件下で、
前記震度センサーが地震非検知或いは検知した震度が所定震度未満の時に、前記ソーラーパネルを介した太陽光発電の電気を蓄電池に充電し、
前記震度センサーが検知した震度が所定震度以上の時に、この所定震度以上の震度が検知された時点から所定期間の間、商用電源から蓄電池に充電するように電源部を制御し、
前記震度センサーが検知した震度が所定震度以上の時に、この所定震度以上の震度が検知された時点からの前記所定期間での夜間時には、商用電源から蓄電池への前記充電と商用電源から前記光源部への電力供給との両方を行なうように電源部を制御するものである
ことを特徴とする街路灯用照明器具を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明において、上記制御部は、
上記商用電源の喪失後の電力供給が検知されてその電力供給が検知された時点が、上記震度センサーが所定震度以上の震度を検知してから上記所定期間内であるときに、
前記商用電源から蓄電池に充電するように電源部を制御し、前記所定期間での夜間時には、商用電源から蓄電池への前記充電と商用電源から前記光源部への電力供給との両方を行なうように電源部を制御するものであるものであるとすることができる。
また、本発明において、上記電源部は、商用電源喪失の条件下で、該電源部が該商用電源の電力供給を受けるまでの間、上記ソーラーパネルを介した太陽光発電の電気を蓄電池に充電するものであるとすることができる。
また、本発明において、上記電源部は、
上記震度センサーが地震非検知或いは検知した震度が所定震度未満であって該電源部が商用電源の電力供給を受ける条件の下で、
上記蓄電池の充電残量が所定量未満の場合には商用電源の電力を直接光源部へ供給し、
前記蓄電池の充電残量が所定量以上の場合には蓄電池の放電により光源部へ電力の供給するものであるとすることができる。
本発明によれば、商用電源から電力が供給されているという条件の下で、震度センサーの検知震度が所定の震度以上の時に、太陽光発電によらずに商用電源からの電力を充電するように設けられているので、太陽光発電から得られる電力を充電する場合に比べて薄暮時や夜間時に照明ができる確実性が向上するという優れた効果を奏するものである。
請求項2の発明によれば、商用電源の電力供給により照明器具を点灯させることが可能となってこの照明器具の信頼性が向上する。
上記電源部は具体的には制御部の制御下で動作するものであり、前記制御部は、商用電源喪失の条件下で、電源部が該商用電源の電力供給を受けるまでの間、上記ソーラーパネルを介した太陽光発電の電気を蓄電池に充電するようにこの電源部を制御する。よって、商用電源からの電力が喪失、即ち、停電の場合でも蓄電池の放電の下で照明ができるものとなり、この照明器具の信頼性が向上する。
上記電源部は具体的には制御部の制御下で動作するものであり、前記制御部は、震度センサーが地震非検知或いは検知した震度が所定震度未満であって電源部が商用電源の電力供給を受ける条件の下で、上記蓄電池の充電残量が所定量未満の場合には商用電源の電力を蓄電池に充電させずに直接に光源部へ供給するように、また反対に前記蓄電池の充電残量が所定量以上の場合には蓄電池の放電により電力を光源部に供給するように電源部を制御し、光源部を点灯させる。よって、蓄電池の充電残量によることなく必要時に照明ができるものとなり、この照明器具の信頼性が向上する。
図中1は本発明に係る街路灯用照明器具であり、該照明器具1は略トレイ状の灯具本体ケース2の上面開放の収納空間2aに後述する電源部3と光源部4と制御部14とを配置した灯具本体5と、この灯具本体5の上面側に位置し、前記灯具本体ケース2の後方辺にヒンジを介して回動可能に取り付けられて灯具本体5の上面を開閉可能に覆う天蓋6とからなるもので、前記天蓋6の両側辺に、天蓋6による収納空間2aの閉鎖状態を維持するために灯具本体5に係止することのできる係止具7が設けられている。
本照明器具1での充電と放電とに係る制御部14による通常の動作についての一例を図4に基づいて説明する。なお、この通常の動作は、後述する震度センサーでの地震非検知(所定震度までの地震を検知しない)状態時での動作や、この状態で所定時間経過後(本実施の形態では後述の72時間後)を経た後に行なわれる動作である。
(ステップ1)
まず、ステップ1として光源部4を点灯しない昼間時が示されており、この時点で太陽光発電された電力を蓄電池9に充填するように制御する。
(ステップ2)
そして、上記照度センサーや時刻情報などの条件から薄暮時や夜間時であるか否かの判定を行なうステップ2に移行する。なお、ここで言う「薄暮時や夜間時」とは人の見た目で感じられる暗さを推測させる曖昧な時間帯の表現として示したものではなく、夜に移行するに際し、外界の明るさが落ちて街路灯を点灯するに適する予め設定された照度となる状況を「薄暮時や夜間時」と表現したものである。以降、説明を容易にするために「夜間時」と記載し、それ以外を「昼間時」と記載する。
上記ステップ2で制御部14が外界状況を夜間時であると判定すると、ステップ3として、制御部14はさらに電源部3の蓄電池9の容量に対して充電残量が20%以上であるか否かを判定する。また、ステップ2において制御部14が昼間時であると判定すると、ステップ1に制御の流れが戻される。
ステップ3での判定(蓄電池9の充電残量が20%以上)に基づいてステップ4に移行する。ステップ4として、制御部14は蓄電池9の放電を開始させる。
電源部3からの電力(蓄電池9の放電)を受け、ステップ5として光源部4が点灯する。
上記光源部4が点灯している段階で、制御部14は外界が夜間時であるか或いは昼間時であるかの判定を照度センサーなどの条件に基づいて行なうステップ6に移行する。ステップ6において制御部14が夜間時と判定した場合には、ステップ4に制御の流れが戻り、一方、昼間時と判定した場合には、蓄電池9の放電を停止して光源部4を消灯し、ステップ1に戻るように制御する。
上記ステップ3において、蓄電池9の充電残量が20%未満と判定した場合について説明する。このように、ステップ3で蓄電池9の充電残量が20%未満と判定されると、制御の流れはステップ4−1に移行する。ステップ4−1では図4に示されているように商用電源の電力供給を電源部3が受け、蓄電池9に電力を通すことなしに(即ち、蓄電池に電力を充電せずに)電源部3がそのまま光源部4へ電力供給するように制御する。
そして、電源部3からの電力(前記商用電源からの電力供給の下)で、ステップ5−1として光源部4が点灯する。
つぎのステップ6−1において制御部14は、夜間時であるか否かの判定を行ない、夜間時と判定した場合には、ステップ4−1に制御の流れが戻り、昼間時と判定した場合には、電源部3から光源部4への商用電源の電力供給を停止させ、それによって、光源部4が消灯し、この後にステップ1に戻るように制御する。
本照明器具1では震度センサーが搭載されていて、地震時にこの震度センサーが検知した震度に基づいて制御部14がつぎの制御が、上述した通常の動作に割り込む形で行なうように設けられている。そして、この地震時での制御部14による制御の主要なポイントは商用電源から電力が得られる場合には昼夜を問わずにその商用電源から充電を行なうようにすることであり、制御部14は商用電源の電力供給とその喪失とを常時監視、即ち、商用電源から電力供給があって電源部3への充電が可能な状態であるか、或いは停電して商用電力からの電力による電源部3への充電が不可能な状態であるかを常時監視している。
(ステップA01:昼間時震度検知の地震モード作動)
まず、本照明器具の地震時の動作を、通常の動作での昼間時に割り込む形とした例を示す図5に基づいて説明する。昼間時であることから太陽光発電により電力を蓄電池に充電している段階に割り込むものであって、震度センサーが震度5以上の震度を検知すると地震時の動作におけるつぎのステップA01となるように制御部14が動作する。このステップA01では震度センサーが震度5以上を検知したときにその所定震度(震度5)を検知した時点からタイマーなどの経時計測手段にて72時間の経時を計測し始める。なお、前記ステップA01に移行する条件である震度センサーの検知震度の前記震度5は、気象庁などの公的機関が管理する計測地震計での計測震度5に相当する揺れを指しており、地震時の前記計測地震計での計測震度の値をこの震度センサーが導き出すものではない。
つぎのステップA02の段階で、制御部14は商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。なお、制御部14が停電と判定した場合は、後述する商用電源供給無しのステップへ制御の流れが移行する。
(ステップA03)
上記ステップA02で制御部14が商用電源からの電力供給がなされていると判定した場合に、ステップA03として制御部14は太陽光発電から蓄電池9への充電を停止する。
つぎにステップA04として商用電源から蓄電池9に充電するように制御する。この商用電源からの電力を蓄電池9に充電する動作は昼夜を問わないこととなる。
上記ステップA04にて商用電源から電力が蓄電池9に充電されるようになれば、つぎにステップA05にて制御部14は夜間時であるか否かの判定を行なう。ここで昼間時と判定された場合には制御の流れがステップA04に戻る。
ステップA05で夜間時と判定した場合、制御部14は、前ステップでの商用電源の電力供給による蓄電池9への充電を行ないながら、ステップA06として商用電源の光源部4への直接の電力供給をも行なって光源部4が点灯するように制御する。この場合、蓄電池9自体は充電するものの放電は行なわれない。即ち、電源部3では蓄電池9の充電を行なっているとともに蓄電池を介さない回路が閉じられて光源部4にも商用電源の電力を供給する。
光源部4が点灯した後にステップA07において、制御部14は震度センサーによる所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。なお、このステップA07において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。
ステップA07での72時間経過しているか否かの判定において、制御部14が72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップA08の段階で、制御部14は商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。すなわち、上記ステップA02と同様に停電しているか否かの判定を行なうステップであり、制御部14が停電と判定した場合は、後述する商用電源供給無しのステップへ制御の流れが移行する。
ステップA08での商用電源の電力が供給されているか否かの判定において、制御部14が商用電源の電力供給が可能と判定した場合には、つぎのステップA09での判定動作として夜間時であるか否かの判定を行なう。ここで夜間時と判定された場合にはステップA06に制御の流れが戻る。
ステップA09にて夜間時ではなく昼間時と判定された場合、ステップA10にて示すように制御部14は、商用電源の光源部4への電力供給を停止して光源部4を消灯するように制御する。なお、蓄電池9に対する商用電源からの電力供給による充電は継続している。
ステップA10の段階で光源部4が消灯した後には、ステップA11にて、制御部14は、所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。このステップA11において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。一方、72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップA12に移行する。
このステップA12の段階で、制御部14は商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。すなわち、上記ステップA02、A08と同様に停電しているか否かの判定を行なうステップである。ここで、制御部14が商用電源の電力供給が可能と判定した場合には、ステップA10で光源部4を消灯している関係から、夜間時であるか否かを判定するステップA05に制御の流れが戻るように設けられている。制御部14が商用電源の電力供給が不可能(停電)と判定した場合は、後述する商用電源供給無しのステップへ制御の流れが移行する。
制御部14が上述のステップA02、A08、A12で商用電源が喪失されていると判定した場合の制御の流れを図6に示す。先に説明したステップA01〜A12は、昼間時に地震(震度5以上)を検知してスタートする制御の流れを示していて、供給される商用電源の電力を利用して充電することを基本としており、ステップを順次経る途中で、太陽光発電での蓄電池への充電を停止するステップA03がある。よって、前記ステップA02、A08、A12で商用電源が喪失されていると判定した場合のいずれでも、その次の段階として、「太陽光発電の電力を蓄電池に充電」する段階を必ず経るようにしている。そのため、夜間時に行なわれるステップA08での判定での商用電源喪失に応じれば、夜間時に「太陽光発電の電力を蓄電池に充電」する制御フローとなるが、その後のステップA061(後述)にて、太陽光発電による蓄電池への充電停止となるため、問題はない。
図6に示すように太陽光発電の電力を蓄電池に充電する制御処理が行なわれた後に、つぎのステップとしてステップA051に示す夜間時であるか否かの判定を行なう。夜間時ではないと判定された場合には、前述の太陽光発電の電力を蓄電池に充電する制御処理に戻り、また、夜間時と判定された場合には、つぎのステップA061に移行する。
前ステップA051で夜間時と判定した場合、制御部14は太陽光発電による蓄電池9への充電を停止し、蓄電池9の放電を行なって光源部4が点灯するように制御する。
ステップA071において、上記ステップA061で光源部4が点灯した後に、制御部14は所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。なお、このステップA071において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。
ステップA071での72時間経過しているか否かの判定において、制御部14が72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップA08において、制御部14は、商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。すなわち、本ステップA081では、停電状態であった商用電源が回復しているかどうかの判定を行なうステップであり、制御部14が停電と判定した場合は、つぎのステップA091へ制御の流れが移行する。一方、商用電源が回復していると判定した場合には、上記ステップA03へ制御の流れが移行するように設けられている。
ステップA081で制御部14が商用電源の電力が供給されていないと判定すると、つぎのステップA091にて夜間時であるか否かの判定を行なう。ここで夜間時と判定された場合にはステップA061に制御の流れが戻って蓄電池9の放電が継続されることとなる。
ステップA091にて夜間時ではなく昼間時と判定された場合、ステップA101にて示すように制御部14は、蓄電池9での放電を停止して光源部4を消灯するように制御する。
ステップA101の段階で光源部4が消灯した後には、ステップA111にて、制御部14は、所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。このステップA111において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。一方、72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップA121へ制御の流れが移行する。
このステップA121は、上記ステップA081と同じ制御であって、制御部14は、商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。このステップA121の段階で、制御部14が停電と判定した場合は、再び太陽光発電の電力を蓄電池に充電する点に制御の流れが戻るように設けられている。商用電源が回復していると判定した場合には、上記ステップA03へ制御の流れが移行するように設けられている。
(ステップB01:夜間時震度検知の地震モード作動)
つぎに、地震時の動作が通常の動作での夜間時に割り込む形とした例を示す図7に基づいて説明する。通常の動作が行なわれている夜間時であることから蓄電池9を放電して光源部4が点灯している段階に割り込むものであって、震度センサーが震度5以上の震度を検知すると、地震時でかつ夜間時用として、つぎのように制御部14が動作する。図7において、最初の動作をステップB01として表わしていて、本ステップB01でも昼間時に地震を検知した場合と同様に、震度センサーが震度5以上を検知したときにその所定震度(震度5)を検知した時点からタイマーなどの経時計測手段にて72時間の経時を計測し始める。
つぎのステップB02の段階で、制御部14は商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。ここで電力が供給されていないと判定された場合には、後述するステップB031へと制御の流れが移行するように設けられている。
(ステップB03)
前ステップB02で制御部14が商用電源からの電力供給がなされていると判定した場合に、ステップB03において、制御部14は、商用電源の電力供給を電源部3の蓄電池9に対して開始してこの蓄電池9に充電するように制御する。この商用電源からの電力を蓄電池9に充電する動作は昼夜を問わないこととなる。
つぎに制御部14は、ステップB04として光源部4へも直接に商用電源の電力供給を行なって光源部4が点灯するように制御する。この場合、電源部3では蓄電池9の充電を行なっているとともに、蓄電池を介さない回路が閉じられて光源部4にも商用電源の電力を供給する。(ステップA06参照)
商用電源の電力を直接的に利用して光源部4を点灯させた後に制御部14は、ステップB05として、所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。なお、このステップB05において72時間経過していると判定した場合には本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。
ステップB05での72時間経過しているか否かの判定において、制御部14が72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップB06において、制御部14は、商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。制御部14が停電と判定した場合は、後述する商用電源供給無しのステップへ制御の流れが移行する。
上記ステップB06での商用電源の電力が供給されているか否かの判定において、制御部14が商用電源の電力供給が可能と判定した場合には、ステップB07での判定動作として夜間時であるか否かの判定を行なう。ここで夜間時と判定された場合にはステップB04に制御の流れが戻る。
ステップB07にて夜間時ではなく昼間時と判定された場合、ステップB08にて示すように制御部14は、商用電源の光源部4への電力供給を停止して光源部4を消灯するように制御する。なお、蓄電池9に対する商用電源からの電力供給による充電は行なう。
ステップB08の段階で光源部4が消灯した後には、ステップB09にて、制御部14は、所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。本ステップB09において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。一方、72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップに移行する。
ステップB09での72時間経過しているか否かの判定において、制御部14が72時間経過していないと判定した場合には、ステップB10において、制御部14は、商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。制御部14が停電と判定した場合は、後述する商用電源供給無しのステップへ制御の流れが移行する。
上記ステップB10での商用電源の電力が供給されているか否かの判定において、制御部14が商用電源の電力供給が可能と判定した場合には、ステップB11での判定動作として夜間時であるか否かの判定を行なう。ここで夜間時と判定された場合にはステップB04に制御の流れが戻る。また、昼間時と判定された場合にはステップB08に制御の流れが戻るように設けられている。その結果として商用電源の電力供給の停止の下で光源部4が消灯したままとなる。
(ステップB031)
上述したように上記ステップB02,B06,B10において、制御部14は商用電源が喪失されていると判定した場合の制御の流れを図8に示す。先に説明したステップB01〜B11は、夜間時に地震(震度5以上)を検知してスタートする制御の流れを示していて、供給される商用電源の電力を利用して蓄電池に充電することを基本としているが、このステップB031以降ではその商用電源そのものが喪失している点、またステップB02の前段階で、通常の夜間時として蓄電池9の放電を行なって光源部4が点灯している点とから、夜間時に地震を検知して商用電源の電力供給が不能と判定された場合の制御フローの始まりでは、光源部4を点灯させるための「蓄電池9の放電」と、夜間時であることによる「光源部4の太陽光発電による蓄電池への充電停止」とを、本ステップB031にて行なうように設けられている。
つぎにステップB041において、制御部14は所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。このステップB041において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。
ステップB041での72時間経過しているか否かの判定において、制御部14が72時間経過していないと判定した場合には、ステップB051において、制御部14は、商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。商用電源の電力供給可能と判定した場合は、図7に示す商用電源供給有りの以降のステップB03へ制御の流れが移行する。また、商用電源の電力が供給されていないと判定した場合にはつぎのステップに移行する。
上記ステップB051での商用電源の電力が供給されていないと判定した場合には、ステップB061で夜間時であるか否かの判定を行なう。ここで夜間時と判定された場合にはステップB031に制御の流れが戻る。また、昼間時と判定された場合にはステップB061に移行する。
ステップB061にて夜間時ではなく昼間時と判定された場合、本ステップB071にて示すように制御部14は、蓄電池9での放電を停止して光源部4を消灯するように制御する。
上記ステップB071の段階で光源部4が消灯した後には、本ステップB081にて、制御部14は、所定震度を検知してから72時間経ているか否かの判定を行なう。このステップB081において72時間経過していると判定した場合には、制御部14は本照明器具1を通常の動作に復帰させるように制御する。一方、72時間経過していないと判定した場合には、つぎのステップに移行する。
上述したように、ステップB081にて72時間経過していないと判定された場合には、本ステップB091において、制御部14は、商用電源の電力が供給されているか否かを判定する。商用電源の電力供給可能と判定した場合は、商用電源供給有りの場合のステップB03へ制御の流れが移行する。また、商用電源の電力が供給されていないと判定した場合にはつぎのステップに移行する。
ステップB071で光源部4を消灯している関係から、本ステップB101にて、制御部14が夜間時であるか否かを判定し、夜間時であると判定された場合にはステップB031に制御の流れが戻されるように設けられている。また、制御部14が夜間時ではないと判定した場合には、次のステップに移行する。
前ステップB101にて昼間時であると判定されていることから、本ステップB111として制御部14は太陽光発電による電力を蓄電池9に充電する制御を行ない、制御の流れが上記ステップB081に戻るように設けられている。
2…灯具本体ケース
3…電源部
4…光源部
5…灯具本体
6…天蓋
8…開口
9…蓄電池
11…ソーラーパネル
12…ドーム状カバー
13…送受信部
14…制御部
Claims (4)
- 透明なドーム状カバーを被せたソーラーパネルからなる天蓋で灯具本体ケースを覆っていて、
前記灯具本体ケースの内部には、LEDからなる光源部と、前記ソーラーパネルが発電した電気の充電と商用電源からの充電とが可能な蓄電池からなり前記光源部に給電する電源部と、前記光源部と前記電源部を制御する制御部とが配置されている街路灯用照明器具であって、
震度センサーを備えており、
前記制御部は、
前記商用電源から前記電源部への電力供給と喪失とを常時監視していて、
商用電源からの前記電力供給の条件下で、
前記震度センサーが地震非検知或いは検知した震度が所定震度未満の時に、前記ソーラーパネルを介した太陽光発電の電気を蓄電池に充電し、
前記震度センサーが検知した震度が所定震度以上の時に、この所定震度以上の震度が検知された時点から所定期間の間、商用電源から蓄電池に充電するように電源部を制御し、
前記震度センサーが検知した震度が所定震度以上の時に、この所定震度以上の震度が検知された時点からの前記所定期間での夜間時には、商用電源から蓄電池への前記充電と商用電源から前記光源部への電力供給との両方を行なうように電源部を制御するものである
ことを特徴とする街路灯用照明器具。 - 上記制御部は、
上記商用電源の喪失後の電力供給が検知されてその電力供給が検知された時点が、上記震度センサーが所定震度以上の震度を検知してから上記所定期間内であるときに、
前記商用電源から蓄電池に充電するように電源部を制御し、前記所定期間での夜間時には、商用電源から蓄電池への前記充電と商用電源から前記光源部への電力供給との両方を行なうように電源部を制御するものである請求項1に記載の街路灯用照明器具。 - 上記電源部は、商用電源喪失の条件下で、該電源部が該商用電源の電力供給を受けるまでの間、上記ソーラーパネルを介した太陽光発電の電気を蓄電池に充電するものである請求項1または2に記載の街路灯用照明器具。
- 上記電源部は、
上記震度センサーが地震非検知或いは検知した震度が所定震度未満であって該電源部が商用電源の電力供給を受ける条件の下で、
上記蓄電池の充電残量が所定量未満の場合には商用電源の電力を直接光源部へ供給し、
前記蓄電池の充電残量が所定量以上の場合には蓄電池の放電により光源部へ電力の供給するものである請求項1に記載の街路灯用照明器具。
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