JP2002356905A - 夜間に発光する蓋部材 - Google Patents

夜間に発光する蓋部材

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JP2002356905A
JP2002356905A JP2001164185A JP2001164185A JP2002356905A JP 2002356905 A JP2002356905 A JP 2002356905A JP 2001164185 A JP2001164185 A JP 2001164185A JP 2001164185 A JP2001164185 A JP 2001164185A JP 2002356905 A JP2002356905 A JP 2002356905A
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Toshitake Yasuda
敏剛 安田
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TOBATA TEKKO KK
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部材に発光器を設けて視認し易くして、自
動車の運転者、弱視の人、及び健常者に対しても道路を
通行するときの誘導となり、通行の安全を確保すると共
に、通行人の目線の高さで蓋部材を視認し易くし、明る
い街作りや防犯に役立ち、しかも公共施設の異常事態に
対する即応性を高めることが可能な夜間に発光する蓋部
材を提供する。 【解決手段】 側溝又は暗渠の蓋本体11に、その発光
器12の表面が蓋本体11の上表面より下位置に配置さ
れ、夜間に点灯して周囲遠方より視認可能な発光器12
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗装道路の側溝又
は暗渠を部分的に覆うグレーチングやマンホール蓋等の
蓋部材に関し、特に夜間の蓋部材の視認性や通行の安全
性を高めるようにした夜間に発光する蓋部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば舗装道路の車道の側部には
排水を流す側溝が設けられ、側溝には所定の間隔毎に人
や車両が側溝を渡ることができるように、コンクリート
製の溝蓋や鋼製又は鋳鉄製からなる格子状の蓋部材(グ
レーチング)を設けている。また、車道と歩道の境目に
段差が設けられ、段差の車道側に側溝を設けて、側溝を
流れる雨水や廃水を地中に設けられた暗渠に流すために
排水口が設けられ、蓋部材によって排水口を覆う場合も
ある。排水口には鋼製又は鉄鋳物からなる格子状の蓋部
材(グレーチング)を設けて、排水口を覆っている。こ
れにより、側溝を流れてきた雨水等をグレーチングを通
して排水口から暗渠に流すと共に、車、人、あるいは大
形の廃棄物等の異物が排水口に落ち込んだり、暗渠に異
物が詰まることを防止し、道路の安全を確保している。
また、公共施設の水道管、ガス管、電線等を配設する地
下道(以下、暗渠という)が歩道沿いに設けられ、暗渠
には、メンテナンスのために人が入ったり、手を入れて
作業ができるマンホールが設けられ、マンホールには作
業時に開くことができる蓋部材(マンホール蓋)が設け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のグレーチングや溝蓋では、夜間の照明が無かった
り、雨が激しく降る日や雪が積もる日には、舗装道路の
段差側部がはっきり視認できず、人が段差につまずいた
り、自動車のタイヤが段差を擦ったりするという問題が
あった。また、夜間の照明が無い場所のマンホール蓋
は、人目に付き難く、水道管、ガス管、電線等に異常が
有った場合に、マンホールの場所を見つけ出すのに多く
の時間が掛かって、異常事態に対する対応が遅れたりす
るという問題があった。本発明はこのような事情に鑑み
てなされたもので、蓋部材に発光器を設けて視認し易く
して、自動車の運転者、弱視の人、及び健常者に対して
も道路を通行するときの誘導となり、通行の安全を確保
すると共に、通行人の目線の高さで蓋部材を視認し易く
し、明るい街作りや防犯に役立ち、しかも公共施設の異
常事態に対する即応性を高めることが可能な夜間に発光
する蓋部材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る夜間に発光する蓋部材は、側溝又は暗渠の蓋本体
に、その発光器表面が蓋本体の上表面より下位置に配置
され、夜間に点灯して周囲遠方より視認可能な発光器を
設けている。これにより、蓋本体に設けた発光器は、歩
行者が、例えば溝蓋、グレーチング、マンホール蓋等の
蓋本体を用いた蓋部材を踏みつけても、発光器表面が蓋
本体の上表面より沈んだ位置に配置されているので、直
接発光器を踏みつけることがなく、したがって発光器の
破損の防止が可能となると共に、蓋部材の夜間における
遠方からの視認性を高め、子供や女性が安心して歩くこ
とができる明るい街づくりに役立たせることができ、視
覚障害者にも健常者にも快適なユニバーサルデザインを
実現することができる。
【0005】本発明に係る夜間に発光する蓋部材におい
て、発光器は、表面側が透明な密閉容器の中に太陽電池
と、太陽電池によって発電された電力を充電する蓄電器
と、蓄電器から電力を供給されて発光する発光素子と、
太陽電池から蓄電器への充電制御並びに蓄電器から発光
素子に夜間に電力を供給して点滅させる放電制御を行う
コントローラとを備えてもよい。この場合、昼間に太陽
電池が発電した電力を蓄電器に充電し、夜間にはコント
ローラによって間欠的かつ瞬間的に、例えば0.01秒
間放電して0.99秒間休止するサイクルで、蓄電器か
ら、例えば発光素ダイオードからなる発光素子に電力を
供給して発光させる。したがって、発光時間が極めて短
く、休止時間が長いので、日陰や日照時間の少ない場所
で太陽電池によって発電され、例えば6時間程度、蓄電
器に充電された少ない電力でも発光素子から長時間、例
えば夜間の12時間程度の間欠的な点滅発光が可能とな
る。なお、発光素子からの光は瞬間的な発光であって
も、高輝度LED(発光ダイオード)を使用することに
より、輝度が高くなって目立たせることができ、しか
も、人の目には残像効果があるので、グレーチングやマ
ンホール蓋等の夜間における視認性を高めることができ
る。
【0006】また、発光器は内部に太陽電池を備えて、
商用電源などの外部から電力の供給を受けることなく発
光動作し、配線自体が不要であり、コストが安くなると
共に、配線工事や蓄電池の交換等のメンテナンスが実質
的に必要でなくなる。また、太陽電池が発電した電力
は、化学反応を伴わないで蓄電器に充電されるので、−
20℃〜+70℃程度の温度まで使用が可能であり、寒
冷地でも利用が可能で、充放電を繰り返しても劣化する
ことがない。なお、蓄電器は、例えば電気二重層コンデ
ンサーを使用する場合、充電用電池に使用されている鉛
等の重金属類を使用しておらず、無公害材料である活性
炭と有機溶剤を使用しているので、廃棄回収等の規制が
なく、環境問題を起こすことがない。また、配線工事が
不要で設置場所に制約がなく、寒冷地や雨の多い地域や
常時日陰になっている場所でも設置が可能である。
【0007】本発明に係る夜間に発光する蓋部材におい
て、発光器は、蓋本体の上部に設けられた凹状の収納部
に収納固定されていてもよい。この場合、収納部は直接
蓋本体に設けられているので、例えばコンクリートで形
成するときに型枠に収納部となる凹部が形成されるよう
に加工することにより、簡単に収納部を形成でき、部品
点数を少なくすることができる。本発明に係る夜間に発
光する蓋部材において、発光器は、蓋本体に固着された
有底円筒体の内側の収納部に収納固定されていてもよ
い。この場合、蓋部材が例えば蓋本体に鋼製のグレーチ
ングを用いた場合、グレーチングを形成する枠の中に設
けられた格子状の桟部の一部を切断し、切断して形成さ
れた空間部に鋼製の有底円筒体を溶接で固定し、その内
側に発光器を収納する収納部を形成して発光器を収納す
る。収納部には発光器の上部が突出しないように、例え
ばグレーチングの上部表面から1〜3mm程度下げて接
着剤を介して発光器を固着することにより、グレーチン
グを通行人が踏んだり蹴飛ばしたりしても、発光器が破
損するようなことがない。発光器は全体が一体の、例え
ば透明なポリカーボネート樹脂のケース(密閉容器)の
中に収容され、例えばウレタン樹脂、シリコン樹脂や接
着剤によって樹脂封止されて完全防水できるので、破損
したり雨水の浸入を防止することができ、メンテナンス
の手間が掛からず、半永久的な寿命がある。
【0008】本発明に係る夜間に発光する蓋部材におい
て、発光器は、収納部から部分球状に突出する透光部を
有し、透光部に周囲からの光を太陽電池に集光し、発光
素子の光を周囲に散乱させるようにしてもよい。この場
合、発光器の透光部を発光器の表面側に突出させること
で、周囲からの光を太陽電池に集光して発電効果を高め
ると共に、発光器から発光する光を周囲に散乱して、発
光器の上方ばかりではなく、横方向(水平方向)に光が
発散して、通行人の目線の高さで蓋部材を視認し易く
し、遠方からの視認性を高めることができる。本発明に
係る夜間に発光する蓋部材において、発光器は異なる色
を発光する複数の発光素子を設けてもよい。この場合、
夜間の視認性を高めると共に、街路を明るく、しかも色
彩豊かにして景観を良くすることができる。
【0009】本発明に係る夜間に発光する蓋部材におい
て、蓋本体は、上下に貫通する多孔部が形成されたグレ
ーチングであってもよい。この場合、グレーチングの視
認性が高められると共に、グレーチングの近傍の車道と
歩道の境目や段差を明確に視認することができる。本発
明に係る夜間に発光する蓋部材において、蓋本体は、前
記暗渠に連通するマンホールを覆う板状のマンホール蓋
であってもよい。この場合、歩行者、特に弱視の人も常
に発光器の点滅発光を見ることができ、マンホールの位
置が視認されるので、暗渠の中の公共施設に異常が発生
したとき等、蓋部材の一例であるマンホール蓋を開ける
必要が出たときに直ちに対応することができる。また、
マンホール蓋の上部表面から1〜3mm程度下げて接着
剤を介して発光器を固着することにより、マンホール蓋
を通行人が踏んだり蹴飛ばしたりしても、発光器が破損
するはない。本発明に係る夜間に発光する蓋部材におい
て、蓋本体は、側溝を覆う平板状の溝蓋であってもよ
い。この場合、側溝の上に被せられた例えばコンクリー
ト製の溝蓋に設けられた発光器の光は側溝に沿って光の
列が形成され、夜間の側溝の位置が確認でき、車の運転
者をはじめ、弱視の人や健常者に対しても通行するとき
の誘導となり、通行の安全を確保すると共に、明るい街
作りや防犯に役立ち、街の景観となる。本発明に係る夜
間に発光する蓋部材において、蓋本体の表面には発光器
の取付け位置を外して複数の突起部を設けてもよい。こ
の場合、突起部及び突出した発光器が盲人等の誘導部材
や歩行指標として作用する他、発光器が夜間発光して一
般の人にも目立たせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る夜間に発光する蓋部材の斜視図、図2は同
夜間に発光する蓋部材の要部拡大側断面図、図3は本発
明の第2の実施の形態に係る夜間に発光する蓋部材の斜
視図、図4は同夜間に発光する蓋部材の要部拡大側断面
図、図5は本発明の第3の実施の形態に係る夜間に発光
する蓋部材の斜視図、図6は同夜間に発光する蓋部材の
要部拡大側断面図、図7は本発明の第3の実施の形態の
変形例に係る夜間に発光する蓋部材の斜視図である。
【0011】図1、図2に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る夜間に発光する蓋部材10は、蓋本体
の一例として上下(表裏面)に貫通する多孔部が形成さ
れたグレーチング11を用い、グレーチング11に発光
器12を備えている。グレーチング11は、平面視して
長方形の鋼製の外枠13の内側に、外枠13の長辺に平
行な鋼製の縦桟部14が複数個、所定間隔あけて外枠1
3に溶接で固定され、更に外枠13の短辺に平行な鋼製
の横桟部15が所定間隔あけて溶接で外枠13及び縦桟
部14に固定されて、縦桟部14と横桟部15の間に多
孔部が形成されて格子状に形成されている。グレーチン
グ11の中央部には、縦桟部14と横桟部15が一部切
り取られて、空間部16が形成され、その中にグレーチ
ング11の上表面より僅少の範囲で下位置に、すなわち
グレーチング11の表面から、例えば深さが6〜8mm
程度沈んだ位置に、その上表面が配置されるように短い
鋼管に底を設けた有底円筒体17を溶接で固定して、有
底円筒体17の内側に、例えば直径が50mm、深さが
30mm程度の凹状の収納部18を形成している。
【0012】収納部18には、表面側が透明な、例えば
ポリカーボネート樹脂からなる密閉容器19を備えた発
光器12が接着剤を介して装入配置されている。密閉容
器19の中には太陽電池20と、太陽電池20によって
発電された電力を充電する蓄電器(コンデンサー)21
と、蓄電器21から電力を供給されて発光する発光ダイ
オードからなる発光素子22と、太陽電池20から蓄電
器21への充電制御、並びに蓄電器21から発光素子2
2に夜間に電力を供給して点滅させる放電制御を行うコ
ントローラ23とを備えている。更に、密閉容器19の
中は、シリコン樹脂(ウレタン樹脂、接着剤等でもよ
い)によって樹脂封止されて、太陽電池20、蓄電器2
1、発光素子22、コントローラ23が固着され、完全
防水されると共に、発光器12の剛性を高めている。ま
た、発光器12は、収納部18から部分球状に突出する
透光部24を有し、透光部24に周囲からの光を太陽電
池20に集光し、発光素子22の光を周囲に散乱させ
る。なお、発光器12はグレーチング11に複数個設け
ることもできる。また、発光器12の表面、すなわち、
透光部24の上端はグレーチング11の上表面より下位
置に配置されている。したがって、グレーチング11を
通行人が踏んだり蹴飛ばしたりしても、発光器12の破
損を防止することができる。
【0013】これにより、グレーチング11に設けた発
光器12は、昼間に太陽電池20が発電した電力を蓄電
器21に充電し、夜間にはコントローラ23によって間
欠的かつ瞬間的に、例えば0.01秒間放電して0.9
9秒間休止するサイクルで、蓄電器21から発光素子2
2に電力を供給して点滅発光させる。したがって、発光
時間が極めて短く、休止時間が長いので、日陰や日照時
間の少ない場所で太陽電池20によって発電され、例え
ば6時間程度、蓄電器21に充電された少ない電力でも
発光素子22から長時間、例えば夜間の12時間程度の
間欠的な点滅発光が可能となる。なお、発光素子22か
らの光は瞬間的な発光であっても、人の目には残像効果
があるので、グレーチング11の夜間における視認性を
高めることができる。また、発光器12は内部に太陽電
池20を備えて、商用電源などの外部から電力の供給を
受けることなく発光動作し、太陽電池20が発電した電
力は、化学反応を伴わないで蓄電器21に充電されるの
で、−20℃〜+70℃程度の温度まで使用が可能であ
り、寒冷地でも利用が可能で、充放電を繰り返しても劣
化することがない。
【0014】また、グレーチング11が駐車している自
動車の影になっていても、充電が可能である。しかも発
光器12は全体が一体の密閉容器19の中に収容され、
しかも樹脂封止されて完全防水されているので、破損し
たり雨水の浸入を防止することができ、メンテナンスの
手間が掛からず、半永久的な寿命がある。また、発光器
12の表面側に突出する透光部24を設けることで、周
囲からの光を太陽電池20に集光して発電効果を高める
と共に、発光器12から点滅発光する光を周囲に散乱し
て、発光器12の上方ばかりではなく、横方向からの視
認性を高めることができる。
【0015】図3、図4に示すように、本発明の第2の
実施の形態に係る夜間に発光する蓋部材30は、蓋本体
の一例として円板状に形成されたマンホール蓋31を用
いている。なお、前記第1の実施の形態に係る夜間に発
光する蓋部材10と共通する構成要素については同一名
称、同一符号を付して、説明を省略する。歩道に設けら
れたマンホール蓋31は、側溝や水道、ガス、電線等を
配設した暗渠に連通するマンホールを覆い、例えば鋳鉄
製とする場合は、円板状のマンホール蓋31の表面側の
外周縁に形成された環状の縁部32と、縁部32の内側
に形成された格子状のリブ部33と、中央部に形成され
た円筒部34とが、例えば6〜8mm程度、表面側に突
出している。円筒部34の内側には、例えば直径が50
mm、深さが30mm程度の凹状の収納部35を設けて
いる。収納部35には、前記第1の実施の形態に係る夜
間に発光する蓋部材10に用いたものと同じ構成の発光
器12を装入固定している。また、発光器12は、収納
部35から部分球状に5mm程度突出する透光部24を
有し、しかも透光部24の頂上はマンホール蓋31の表
面から1〜3mm程度下方に沈んだ位置に配置されるよ
うにし、透光部24に周囲からの光を太陽電池20に集
光し、発光素子22の光を周囲に散乱させる。マンホー
ル蓋31の裏側外周にはマンホールに嵌合する段部36
が設けられている。また、マンホール蓋31の一部のリ
ブ部33の下側に凹部37を形成して手鉤で引っ掛かけ
てマンホール蓋31を容易に開けるようにしている。
【0016】なお、マンホール蓋31は鉄製の代わり
に、コンクリートによって形成することができるが、こ
の場合は表面側の中央部に、例えば直径が60mm、深
さが35mm程度の凹部を設け、その中に短い鋼管に底
板を設けた有底円筒体を接着剤(セメントを含む)で固
定して、有底円筒体の内側に収納部35を形成するよう
にしてもよい。また、マンホール蓋31は円板状に限ら
ず、四角形を含む多角形に形成されたものでもよい。こ
れにより、前記グレーチング11に発光器12を用いた
場合と同様な作用と動作により、長時間の間欠的な点滅
発光が可能となり、メンテナンスの手間が掛からず、半
永久的な寿命がある。また、寒冷地でも利用が可能で、
充放電を繰り返しても劣化することがなく、発光器12
の上方ばかりではなく、横方向からの視認性を高めるこ
とができるマンホール蓋31に発光器12を設けた蓋部
材30を提供するとができる。更に、発光器12の上部
がマンホール蓋31の表面から1〜3mm程度下方に沈
んだ位置に配置されているので、マンホール蓋31を通
行人が踏んだり蹴飛ばしたりしても、発光器12が破損
することがなくなる。
【0017】図5、図6に示すように、本発明の第3の
実施の形態に係る夜間に発光する蓋部材40は、蓋本体
の一例として側溝を覆う平板状に形成された溝蓋41を
用いている。なお、前記第1の実施の形態に係る夜間に
発光する蓋部材10と共通する構成要素については同一
名称、同一符号を付して、説明を省略する。鉄筋コンク
リート製の平面視して長方形の平板状(幅が200〜4
00mm、長さが400〜700mm、厚さが40〜7
0mm程度)の溝蓋41は、その表面側の長手方向の中
央部で、しかも幅方向の一方側に偏った位置に、1個の
凹状の収納部42を設けている。収納部42は、例えば
直径が50mm、深さが30mm程度の凹状に形成され
ている。収納部42には、グレーチング11に用いたも
のと同じ構成の発光器12を装入固定している。発光器
12の上部には収納部42から部分球状に5mm程度突
出する透光部24を有している。なお、収納部42の数
は1個に限るものではなく、2個以上設けてもよい。ま
た、溝蓋41の表面には収納部42を除く位置に、発光
器12の透光部24の高さ(例えば5mm)より高い、
6〜8mm程度にし、しかも発光器12より小さい直径
(付け根の直径が20〜40mm程度)の緩やか曲面を
持った複数の突起部43を、収納部42を囲むように間
隔を開けて、溝蓋41の表面側の全面にわたって設けて
いる。溝蓋41の長手方向の両端部には一部を切り欠い
た把手部44が形成され、溝蓋41を側溝から取り外す
ときに持ち易いようにしている。
【0018】この場合、発光器12は溝蓋41の幅方向
の一方側に偏った位置に設けられ、発光器12を設けた
周辺には発光器12の透光部24より高い突起部43が
設けられているので、例えば歩道と側溝との境目に段差
が付いているとき、段差の歩道側に収納部42を接近し
て設けることができ、収納部42に収納された発光器1
2は自動車のタイヤや人によって踏みつけられることが
ない。また、発光器12の周辺を踏みつけたり蹴っ飛ば
したりしても、突起部43が先に踏みつけたり蹴っ飛ば
したりした靴に当たるので、発光器12が損傷すること
がない。また、側溝の上に被せられた溝蓋41に設けら
れた発光器12は側溝に沿って光の列を形成し、夜間の
側溝の位置が確認でき、子供や女性が夜間に歩行する場
合の安全と防犯に寄与すると共に、街の景観となる。ま
た、前記第1の実施の形態について説明したグレーチン
グ11と共に溝蓋41を用いて、例えば溝蓋41とグレ
ーチング11とを交互に、又は例えば2〜6個の溝蓋4
1毎にグレーチング11を設けて側溝を覆うことによっ
て、更に長く視認性の高い光の列を形成することができ
る。図7は第3の実施の形態に係る夜間に発光する蓋部
材40の変形例を示す夜間に発光する蓋部材45で、溝
蓋46の表面に幅方向の一方側に偏らせて設けた収納部
47の回りを囲むように、複数(この場合、6個)の突
起部48を設けている。突起部48は収納部47の中に
装着した発光器12の透光部24の高さ(例えば5m
m)より高い、6〜8mm程度にし、しかも発光器12
より小さい直径(付け根の直径が20〜40mm程度)
の緩やか曲面を持っている。これにより、発光器12の
上や周辺を踏みつけたり蹴っ飛ばしたりしても、発光器
12が損傷することがなく、通行人の目線の高さで蓋部
材45が視認し易く、遠方からの視認性が高い夜間に発
光する蓋部材45を提供できる。
【0019】以上、本発明を実施の形態について説明し
てきたが、本発明は、何ら前記の実施の形態に記載の構
成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載さ
れている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態
や変形例も含むものである。例えば、前記実施の形態の
グレーチングは、収納部を、グレーチングの幅方向の一
方の側壁に接近させて設けてもよい。この場合、例えば
歩道と側溝との境目に段差が付いているとき、段差の歩
道側に収納部を接近して設けることができるので、収納
部に収納された発光器は自動車のタイヤや人によって踏
みつけられることがない。また、グレーチングは、側溝
の開口部を覆う発光器を設けていない複数のコンクリー
ト製の板状蓋部材と交互に、又は複数個(例えば、2〜
6個)の板状蓋部材毎に間隔をおいて設けて、グレーチ
ングに設けた発光器から側溝の長手方向に間隔をおいて
点滅発光する光の列を形成するようにしてもよい。
【0020】また、夜間に発光する蓋部材としてのグレ
ーチングやマンホール蓋や溝蓋の発光器に、異なる色を
発光する複数の発光素子、例えば赤、橙、緑、黄、緑、
青、白等の発光ダイオードを用いて、視認性や街の景観
を高めるようにしてもよい。この場合、特に発光器を取
付けたグレーチングや溝蓋を用いて、歩道や車道に沿っ
た側溝に配置し、各発光器の発光素子の色を変えること
により、イルミネーションを形成して景観を出現させる
ことも可能であり、グレーチングや側溝の位置の視認性
を高めることができる。なお、グレーチング等の蓋部材
に発光器を設ける位置や数は前記実施の形態の説明で示
したものに限るものではない。また、発光器に設ける発
光素子は発光ダイオードに限るものではなく、電力消費
量が小さい液晶ディスプレーやEL(エレクトロルミネ
ッセンス)ランプ等を使用することも可能である。ま
た、本発明に係る夜間に発光する蓋部材は、消火栓、水
道等のバルブや水量計を地中に収納する収納箱の点検蓋
にも適用でき、例えば雪が降ったときなど、点検蓋の表
面に発光器を設けておくことにより、夜間に容易に点検
蓋を見つけ出すことができ、水道のバルブや水量計の点
検作業に便利である。このように、本発明に係る夜間に
発光する蓋部材によれば、グレーチングやマンホール蓋
等の周囲を明るい感じにすることができるので、安全な
領域が明確になり、不用心さが解消され、いたずらや盗
難等の犯罪防止に役立つと共に、マンホール蓋や点検蓋
等の視認性を高め緊急時の作業の対応を早めること貢献
することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1〜10記載の夜間に発光する蓋
部材においては、側溝又は暗渠の蓋本体に、その発光部
表面が蓋本体の上表面より下位置に配置され、夜間に点
灯して周囲遠方より視認可能な発光器を設けているの
で、発光器の破損の防止が可能となり、蓋部材の夜間に
おける遠方からの視認性を高めると共に、明るい街づく
りに役立たせることができる。特に、請求項2記載の夜
間に発光する蓋部材においては、発光器は、表面側が透
明な密閉容器の中に太陽電池と、太陽電池によって発電
された電力を充電する蓄電器と、蓄電器から電力を供給
されて発光する発光素子と、太陽電池から蓄電器への充
電制御並びに蓄電器から発光素子に夜間に電力を供給し
て点滅させる放電制御を行うコントローラとを備えてい
るので、日陰や日照時間の少ない場所でも発光素子から
長時間の間欠的な点滅発光が可能となり、グレーチング
やマンホール蓋等の夜間における視認性を高めることが
できる。また、発光器は、商用電源などの外部から電力
の供給を受けることなく発光動作し、配線自体が不要で
あり、コストが安くなると共に、配線工事や蓄電池の交
換等のメンテナンスが実質的に必要でなくなる。また、
太陽電池が発電した電力は、化学反応を伴わないで蓄電
器に充電されるので、寒冷地でも利用が可能で、充放電
を繰り返しても劣化することがなく、環境問題を起こす
ことがない。
【0022】請求項3記載の夜間に発光する蓋部材にお
いては、発光器は、蓋本体の上部に設けられた凹状の収
納部に収納固定されているので、収納部は簡単に直接蓋
本体に形成でき、部品点数を少なくすることができる。
請求項4記載の夜間に発光する蓋部材においては、発光
器は、蓋本体に固着された有底円筒体の内側の収納部に
収納固定されているので、容易に蓋本体に発光器を固着
することができ、発光器の破損や雨水の浸入を防止する
ことができ、メンテナンスの手間が掛からず、半永久的
な寿命がある。請求項5記載の夜間に発光する蓋部材に
おいては、発光器は、収納部から部分球状に突出する透
光部を有し、透光部に周囲からの光を太陽電池に集光
し、発光素子の光を周囲に散乱させるようにしているの
で、周囲からの光を太陽電池に集光して発電効果を高め
ると共に、発光器から発光する光を周囲に散乱して、発
光器の前後ばかりではなく、通行人の目線の高さで横方
向からの視認性を高め、自動車の運転者、弱視の人、及
び健常者に対しても道路を通行するときの誘導となり、
通行の安全を確保することができる。請求項6記載の夜
間に発光する蓋部材においては、発光器は異なる色を発
光する複数の発光素子を設けているので、夜間の視認性
を高めると共に、街路を明るく、しかも色彩豊かにして
景観を良くすることができる。
【0023】請求項7記載の夜間に発光する蓋部材にお
いては、蓋本体は、格子状に形成されたグレーチングで
あるので、グレーチングの視認性が高められると共に、
グレーチングの近傍の車道と歩道の境目や段差を明確に
視認することができる。請求項8記載の夜間に発光する
蓋部材においては、蓋本体は、平板状のマンホール蓋で
あるので、歩行者が常に発光器の点滅発光を見ることが
でき、マンホールの位置が明確に視認され、暗渠の中の
公共施設に異常が発生したとき等、マンホール蓋を開け
る必要が出たときに直ちに対応することができる。請求
項9記載の夜間に発光する蓋部材において、蓋本体は、
側溝を覆う平板状の溝蓋であるので、夜間の側溝の位置
が確認でき、歩行する人の安全に寄与すると共に、街の
景観を向上させることができる。請求項10記載の夜間
に発光する蓋部材において、蓋本体の表面には発光器の
取付け位置を外して複数の突起部を設けているので、踏
みつけや蹴飛ばしによる発光器の破損の防止の役割を果
たす。また、突起部及び突出した発光器が盲人等の誘導
部材や歩行指標として作用する他、発光器が夜間発光し
て一般の人の視認性を高めると共に、子供や女性が安心
して歩行できる明るい街作りや防犯に貢献することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る夜間に発光す
る蓋部材の斜視図である。
【図2】同夜間に発光する蓋部材の要部拡大側断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る夜間に発光す
る蓋部材の斜視図である。
【図4】同夜間に発光する蓋部材の要部拡大側断面図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る夜間に発光す
る蓋部材の斜視図である。
【図6】同夜間に発光する蓋部材の要部拡大側断面図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施の形態の変形例に係る夜間
に発光する蓋部材の斜視図である。
【符号の説明】
10:夜間に発光する蓋部材、11:グレーチング、1
2:発光器、13:外枠、14:縦桟部、15:横桟
部、16:空間部、17:有底円筒体、18:収納部、
19:密閉容器、20:太陽電池、21:蓄電器、2
2:発光素子、23:コントローラ、24:透光部、3
0:夜間に発光する蓋部材、31:マンホール蓋、3
2:縁部、33:リブ部、34:円筒部、35:収納
部、36:段部、37:凹部、40夜間に発光する蓋部
材、41:溝蓋、42:収納部、43:突起部、44:
把手部、45:夜間に発光する蓋部材、46:溝蓋、4
7:収納部、48:突起部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側溝又は暗渠の蓋本体に、その発光器表
    面が前記蓋本体の上表面より下位置に配置され、夜間に
    点灯して周囲遠方より視認可能な発光器を設けたことを
    特徴とする夜間に発光する蓋部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の夜間に発光する蓋部材に
    おいて、前記発光器は、表面側が透明な密閉容器の中に
    太陽電池と、該太陽電池によって発電された電力を充電
    する蓄電器と、該蓄電器から電力を供給されて発光する
    発光素子と、前記太陽電池から前記蓄電器への充電制御
    並びに該蓄電器から前記発光素子に夜間に電力を供給し
    て点滅させる放電制御を行うコントローラとを備えてい
    ることを特徴とする夜間に発光する蓋部材。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の夜間に発光する蓋部材に
    おいて、前記発光器は、前記蓋本体の上部に設けられた
    凹状の収納部に収納固定されていることを特徴とする夜
    間に発光する蓋部材。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の夜間に発光する蓋部材に
    おいて、前記収納部は、前記蓋本体に固着された有底円
    筒体の内側に形成されたことを特徴とする夜間に発光す
    る蓋部材。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の夜間に発光する蓋
    部材において、前記発光器は、前記収納部から部分球状
    に突出する透光部を有し、該透光部に周囲からの光を前
    記太陽電池に集光し、前記発光素子の光を周囲に散乱さ
    せることを特徴とする夜間に発光する蓋部材。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項に記載の夜
    間に発光する蓋部材において、前記発光器は異なる色を
    発光する複数の前記発光素子を設けたことを特徴とする
    夜間に発光する蓋部材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の夜
    間に発光する蓋部材において、前記蓋本体は、上下に貫
    通する多孔部が形成されたグレーチングであることを特
    徴とする夜間に発光する蓋部材。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の夜
    間に発光する蓋部材において、前記蓋本体は、前記暗渠
    に連通するマンホールを覆う板状のマンホール蓋である
    ことを特徴とする夜間に発光する蓋部材。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の夜
    間に発光する蓋部材において、前記蓋本体は、前記側溝
    を覆う平板状の溝蓋であることを特徴とする夜間に発光
    する蓋部材。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    夜間に発光する蓋部材において、前記蓋本体の表面には
    前記発光器の取付け位置を外して複数の突起部を設けた
    ことを特徴とする夜間に発光する蓋部材。
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