JP2002070333A - 構造物破砕装置 - Google Patents

構造物破砕装置

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JP2002070333A JP2000263275A JP2000263275A JP2002070333A JP 2002070333 A JP2002070333 A JP 2002070333A JP 2000263275 A JP2000263275 A JP 2000263275A JP 2000263275 A JP2000263275 A JP 2000263275A JP 2002070333 A JP2002070333 A JP 2002070333A
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crushing
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宏美 堤
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達廣 古長
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健二 若林
Kenji Yoshikawa
賢治 吉川
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英二 玉井
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/965Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被破砕部を容易かつ確実に捉えることができ
る構造物破砕装置を提供することにある。 【解決手段】 構造物を破砕する圧砕機8をアーム部7
の先端に備える。圧砕機8に、この圧砕機8上の基点か
ら構造物の被破砕部103までの距離を計測する距離計
35を取り付ける。または、圧砕機8に、この圧砕機8
の指向方向を撮像する第1のテレビカメラ30を取り付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は構造物破砕装置に
関し、より詳しくは、建物や煙突その他の構造物を破砕
して解体する構造物破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構造物破砕装置として
は、図9に示すように、第1アーム204と第2アーム
205とを有するブーム203の先端に圧砕機201を
取り付けたものが知られている。第1アーム204の根
元側端部はピン(図示せず)を介して、操作者が乗るベ
ースマシン202に取り付けられている。第1アーム2
04の先端に第2アーム205がピン207を介して取
り付けられ、さらに第2アーム205の先端に圧砕機2
01がピン208を介して取り付けられている。第1ア
ーム204の起伏の角度は油圧ジャッキ211によっ
て、第1アーム204と第2アーム205とがなす角度
は油圧ジャッキ212によって、第2アーム205と圧
砕機201とがなす角度は油圧ジャッキ213によっ
て、それぞれ可変されるようになっている。圧砕機20
1の捻り方向の回転は第2アーム205の先端に取り付
けられた油圧モータ214によって行われ、圧砕機20
1の開閉は油圧ジャッキ215によって行われる。操作
者は、油圧ジャッキ211,212,213,215お
よび油圧モータ214を遠隔操作することによって、第
1アーム204、第2アーム205および圧砕機201
の姿勢を適宜変えながら、建物等の構造物206を挟む
にように圧砕機201を移動させて、圧砕機201を閉
じて構造物206を圧砕または切断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造物破砕装置では、操作者は構造物206の破砕
されるべき箇所(被破砕部)を遠くから見ているため、
圧砕機201によって被破砕部を捉えるのが難しいとい
う問題がある。このため、例えば、被破砕部が圧砕機
(の圧砕刃)201の間に入っていないにもかかわら
ず、圧砕機201を閉じてしまうことがある(いわゆる
「空噛み」)。逆に、圧砕機201が被破砕部から十分
に離れていると誤認して、圧砕機201を勢い良く被破
砕部の方へ移動させてしまい、圧砕機201を被破砕部
に衝突させてしまうことがある。その場合、被破砕部が
粗く割れて大きい塊が落下したり、アーム204,20
5が破損したり、ベースマシン202が転倒するなど、
事故を招くおそれがある。また、これらの結果、操作者
は破砕作業をゆっくりと進めざるを得ず、破砕作業の能
率が悪くなる。
【0004】この問題は、解体すべき構造物が高層建築
物や煙突などであって、被破砕部が高い位置になればな
るほど深刻になる。
【0005】そこで、この発明の目的は、被破砕部を容
易かつ確実に捉えることができる構造物破砕装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の構造物破砕装置は、構造物を破砕
する圧砕機をアーム部の先端に備えた構造物破砕装置に
おいて、上記圧砕機に、この圧砕機上の基点から上記構
造物の被破砕部までの距離を計測する距離計が取り付け
られていることを特徴とする。
【0007】この請求項1の構造物破砕装置では、圧砕
機に、この圧砕機上の基点から構造物の被破砕部までの
距離を計測する距離計が取り付けられている。したがっ
て、操作者は、破砕作業中、この距離計の出力に基づい
て、圧砕機上の基点から構造物の被破砕部までの距離を
正確に知ることができる。したがって、圧砕機によっ
て、被破砕部を容易かつ確実に捉えることができ、そし
て圧砕または切断できる。このようにした場合、例え
ば、被破砕部が圧砕機(の圧砕刃)の間に入っていない
にもかかわらず、圧砕機を閉じてしまうこと(いわゆる
「空噛み」)がなくなる。また、圧砕機が被破砕部から
十分に離れていると誤認して、圧砕機を勢い良く被破砕
部の方へ移動させてしまい、圧砕機を被破砕部に衝突さ
せてしまうようなことがなくなる。この結果、被破砕部
が粗く割れて大きい塊が落下したり、アーム部が破損す
るなどの事故を招くおそれがなくなる。これらの結果、
操作者は破砕作業を迅速に進めることができ、破砕作業
の能率が高まる。
【0008】請求項2に記載の構造物破砕装置は、構造
物を破砕する圧砕機をアーム部の先端に備えた構造物破
砕装置において、上記圧砕機に、この圧砕機の指向方向
を撮像する第1のテレビカメラが取り付けられているこ
とを特徴とする。
【0009】この請求項2の構造物破砕装置では、圧砕
機に、この圧砕機の指向方向を撮像する第1のテレビカ
メラが取り付けられている。したがって、操作者は、破
砕作業中、この第1のテレビカメラによる映像出力に基
づいて、圧砕機から構造物の被破砕部までの距離を、視
覚を通じて感覚的に把握できる。したがって、圧砕機に
よって、被破砕部を容易かつ確実に捉えることができ、
そして圧砕または切断できる。このようにした場合、例
えば、被破砕部が圧砕機(の圧砕刃)の間に入っていな
いにもかかわらず、圧砕機を閉じてしまうこと(いわゆ
る「空噛み」)がなくなる。また、圧砕機が被破砕部か
ら十分に離れていると誤認して、圧砕機を勢い良く被破
砕部の方へ移動させてしまい、圧砕機を被破砕部に衝突
させてしまうようなことがなくなる。この結果、被破砕
部が粗く割れて大きい塊が落下したり、アーム部が破損
するなどの事故を招くおそれがなくなる。これらの結
果、操作者は破砕作業を迅速に進めることができ、破砕
作業の能率が高まる。
【0010】請求項3に記載の構造物破砕装置は、望遠
鏡式に伸縮可能なブームの先端に、アーム部を介して、
構造物を破砕する圧砕機が取り付けられるとともに、上
記ブームの先端に、上記構造物の被破砕部を上記アーム
部によって遮られない角度から撮像する第2のテレビカ
メラが取り付けられていることを特徴とする。
【0011】なお、「望遠鏡式に伸縮可能」とは、一方
向に細長くかつ互いに太さが異なる複数の筒状要素を備
え、太い要素の内側に細い要素が長手方向に沿って入り
込んで収縮する一方、太い要素の内側から細い要素が長
手方向に沿って突出して伸張し得ることをいう。
【0012】この請求項3の構造物破砕装置では、望遠
鏡式に伸縮可能なブームの先端に、アーム部を介して、
構造物を破砕する圧砕機が取り付けられている。構造物
の被破砕部が高い位置にある場合、操作者は、ブームを
伸張させることによって、アーム部および圧砕機を上記
被破砕部の高さに応じた高い位置に持ち上げることがで
きる。このとき、上記ブームの先端に取り付けられた第
2のテレビカメラが、上記構造物の被破砕部を上記アー
ム部によって遮られない角度から撮像する。したがっ
て、操作者は、破砕作業中、この第2のテレビカメラに
よる映像出力に基づいて、圧砕機から構造物の被破砕部
までの距離を、視覚を通じて感覚的に把握できる。した
がって、圧砕機を被破砕部のところまで迅速に移動させ
ることができる。また、圧砕機によって、被破砕部を容
易かつ確実に捉えることができ、そして圧砕または切断
できる。このようにした場合、例えば、被破砕部が圧砕
機(の圧砕刃)の間に入っていないにもかかわらず、圧
砕機を閉じてしまうこと(いわゆる「空噛み」)がなく
なる。また、圧砕機が被破砕部から十分に離れていると
誤認して、圧砕機を勢い良く被破砕部の方へ移動させて
しまい、圧砕機を被破砕部に衝突させてしまうようなこ
とがなくなる。この結果、被破砕部が粗く割れて大きい
塊が落下したり、アーム部が破損するなどの事故を招く
おそれがなくなる。特に、第2のテレビカメラが上記構
造物の被破砕部を上記アーム部の左斜め後ろから撮像す
るように配置した場合、第2のテレビカメラによる映像
出力は、操作者がバックホウ(最も一般的なショベル型
掘削機の一つ)に乗っているときの目線で見るものと同
じになる。したがって、操作者は、バックホウに乗って
破砕作業を行っているかのような慣れた感覚で操作を行
うことができる。これらの結果、操作者は破砕作業を迅
速に進めることができ、破砕作業の能率が高まる。
【0013】なお、操作者は、ブームを収縮させること
によってアーム部および圧砕機を低い位置に降ろすこと
ができ、低い位置での破砕ができる。このときブームは
望遠鏡式に自ら収縮するので、作業スペースが少なくて
済む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の構造物破砕装置
を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0015】図1は、一実施形態の構造物破砕装置10
0と、破砕すべき構造物としての高さH=55mの煙突
101とを示している。
【0016】この構造物破砕装置100は、概略、車両
をなすベースマシン1と、望遠鏡式に伸縮可能なブーム
を有する400t吊り油圧クレーン2と、構造物を破砕
するためにブーム(以下、これを符号2で表す)の先端
3に着脱自在に取り付けられた破砕機構5を備えてい
る。
【0017】ブーム2は、一方向に細長い断面矩形の複
数のブーム要素2a,2b,…,2eを備えている。そ
して、最も太いブーム要素(これを「基本ブーム要素」
と呼ぶ。)2aの内側に、太さが順に小さく設定された
残りのブーム要素2b,…,2eが太さの順に入り込ん
で、長手方向に関して収縮する。一方、長手方向に関し
て伸張するときは、基本ブーム要素2aから残りのブー
ム要素2b,…,2eが長手方向に順次スライドして突
出する。この例では、ブーム2の長さは最長で51.2
mになるように設定されている。基本ブーム要素2aの
根元側端部はピン(図示せず)を介してベースマシン1
上に回動自在に取り付けられている。この基本ブーム要
素2aとベースマシン1との間には、ブーム2の起伏角
度を可変するためのブーム起伏ジャッキ4が設けられて
いる。ブーム起伏ジャッキ4のシリンダ4a側の端部は
ピン76を介してベースマシン1上に回動自在に取り付
けられる一方、ブーム起伏ジャッキ4のロッド4b側の
端部はピン77を介して基本ブーム要素2aの上部に回
動自在に取り付けられている。したがって、ブーム起伏
ジャッキ4を伸縮させることによって、基本ブーム要素
2a、ひいてはブーム2全体の起伏角度を可変すること
ができる。
【0018】図2に示すように、上記破砕機構5は、ブ
ーム先端3に取り付けられた基台部6と、この基台部6
に対して起伏可能に取り付けられた一つの関節を有する
アーム部7と、このアーム部7の先端に取り付けられた
破砕部としての圧砕機8を備えている。
【0019】基台部6は、上下一対をなす略矩形の平板
6a,6bと、それらの平板6a,6bを縦方向につな
ぐ複数の連結板6c,6dとを、強度を持たせるために
接合して構成されている。基台部6の下面には略半円状
の取付部61,62、基台部6の上面には略三角形の取
付部63がそれぞれ突出して設けられている。基台部6
の取付部61,62とブーム先端3に対応して設けられ
た略半円状の取付部3a,3bとがピン78,79を介
して係止される結果、基台部6はブーム先端3に対して
相対移動しないように、かつ取り外し可能に連結されて
いる。
【0020】アーム部7は、基台部6側に配された第1
アーム71と、この第1アーム71の先端にピン83を
介して回動自在に取り付けられた第2アーム72を備え
ている。第1アーム71の根元側端部はピン80を介し
て基台部6上の取付部63の頂に回動自在に取り付けら
れている。この第1アーム71と基台部6との間には、
基台部6に対する第1アーム71の起伏角度を可変する
ための第1アーム起伏ジャッキ41が設けられている。
第1アーム起伏ジャッキ41のシリンダ41a側の端部
はピン81を介して基台部6上の取付部63の根元に回
動自在に取り付けられ、第1アーム起伏ジャッキ41の
ロッド41b側の端部はピン82を介して第1アーム7
1の略中央部に回動自在に取り付けられている。したが
って、第1アーム起伏ジャッキ41を伸縮させることに
よって、基台部6に対する第1アーム71の起伏角度を
可変することができる。
【0021】第1アーム71の先端にピン83を介して
取り付けられているのは、第2アーム72のうち長手方
向に関して一方の端部(ピン84が通されている端部)
から全長の略1/4に位置する部分である。第2アーム
72と第1アーム71との間には、第1アーム71と第
2アーム72とが作る関節の角度を可変するための第2
アーム起伏ジャッキ42が設けられている。第2アーム
起伏ジャッキ42のシリンダ42a側の端部はピン84
を介して第2アーム72の上記端部に回動自在に取り付
けられ、第2アーム起伏ジャッキ42のロッド42b側
の端部はピン83を介して第1アーム71の略中央部に
回動自在に取り付けられている。したがって、第2アー
ム起伏ジャッキ42を伸縮させることによって、第1ア
ーム71と第2アーム72とが作る関節の角度を可変す
ることができる。
【0022】圧砕機8は、第2アーム72に連結された
略台形状のリスト部材49と、このリスト部材49の先
端側の面に枢着された略U字状の支持部材50と、一対
の圧砕刃51,52と、圧砕刃51,52を駆動する破
砕部開閉ジャッキ45を備えている。
【0023】リスト部材49は、一つのコーナ部におい
てピン89を介して第2アーム72の先端に回動自在に
取り付けられている。リスト部材49のもう一つのコー
ナ部は、ロッド46を介して、破砕部起伏ジャッキ43
のロッド43b側の端部に連結されている。破砕部起伏
ジャッキ43のロッド43b側の端部にはまた、別のロ
ッド47を介して、第2アーム72の先端近傍部分が連
結されている。これらのロッド46,47およびロッド
43bは、それぞれの端部でピン88,87,86を介
して取り付けられているお陰で回動の自由度を残してい
る。破砕部起伏ジャッキ43のシリンダ側43a側の端
部はピン85をを介して第2アーム72の根元近傍部分
に回動自在に取り付けられている。したがって、破砕部
起伏ジャッキ43を伸縮させることによって、図示の平
面内で、第2アーム72とリスト部材49とが作る関節
の角度を可変することができる。
【0024】支持部材50は、圧砕刃51,52の内側
略中央部をピン92,93を介して回動自在に支持して
いる。圧砕刃51,52は、ピン92,93近傍の位置
に鉄筋を切断するための鋭利な刃53,54を有すると
ともに、先端近傍の位置に木やコンクリートを圧砕する
ための粗い刃55,56を有している。
【0025】破砕部開閉ジャッキ45は、圧砕刃51,
52のアーム側端部の間に配置されている。この破砕部
開閉ジャッキ45は、シリンダの両端からそれぞれロッ
ドが突出する両ロッドシリンダからなっている。シリン
ダ45aが支持部材50に固定され、各ロッド45bの
先端はピン90,91を介して圧砕刃51,52のアー
ム側端部に回動自在に連結されている。したがって、こ
の破砕部開閉ジャッキ45を収縮・伸張させることによ
って、圧砕刃51,52を開閉させることができる。
【0026】また、リスト部材49には、支持部材50
をリスト部材49に対して捻り方向(手首を捻るのに相
当する方向)に回転させるための破砕部回転モータ44
が搭載されている。したがって、この破砕部回転モータ
44を駆動することによって、圧砕刃51,52を支持
部材50や破砕部開閉ジャッキ45と一体に捻り方向に
回転させることができる。
【0027】このような破砕機構5の構成により、基台
部6に対する第1アーム71の起伏角度、第1アーム7
1と第2アーム72とが作る関節の角度、第2アーム7
2とリスト部材49が作る関節の角度、圧砕機8の捻り
回転角度を必要に応じて様々に変えることができる。し
たがって、構造物のうち破砕されるべき部分(被破砕
部)に対して様々な角度からアタックできる。例えば、
上方へ向かって突出している煙突の端部には上方からア
タックでき、また、水平方向へ突出しているスラブには
水平方向からアタックできる。したがって、破砕作業の
効率を高めることができる。
【0028】なお、この実施形態では、既述の第1アー
ム起伏ジャッキ41、第2アーム起伏ジャッキ42、破
砕部起伏ジャッキ43、破砕部回転モータ44、破砕部
開閉ジャッキ45が、作動油の供給を受けて破砕機構5
の対応部分を駆動する油圧駆動手段を構成している。
【0029】上記圧砕機8の支持部材50の側面には、
第1のテレビカメラ30と距離計35が、それぞれこの
圧砕機8の指向方向へ向けて取り付けられている。第1
のテレビカメラ30は、この圧砕機8の指向方向を撮像
する。第1のテレビカメラ30の視野30aはこの圧砕
機8の指向方向を中心として広がっている。距離計35
は、この圧砕機8上の基点から構造物の破砕されるべき
箇所(被破砕部)103までの距離を計測する。詳しく
は図7に示すように、距離計35は、被破砕部103の
面103aへ向けてレーザ光35aを出射して、この距
離計35の前面と被破砕部103の面103aとの間の
距離L1を検出する。そして、この距離L1から、基点と
しての鋭利な刃53,54の前端53a,54aと距離
計35の前面との間の距離L2を差し引いて、得られた
距離lを表すデータを出力する。なお、基点は、支持部
材50の前端50aとすることもできる。図8(a)に
示すように、第1のテレビカメラ30による映像P1の
中に、矩形の距離表示部D1を設けてこの距離lが表示
されるので、操作者は、圧砕機8を被破砕部103へ接
近させる間、この距離表示部D1の表示に基づいて、圧
砕機8上の基点から被破砕部103までの距離lを正確
に知ることができる。また、その映像P1の中に、レー
ザ光35aの照射スポットが見られるので、操作者は圧
砕機8がどこを指向しているのかを容易に知ることがで
きる。
【0030】なお、この例では、第1のテレビカメラ3
0、距離計35は、図6(a)に示すように支持部材5
0の互いに反対側の側面に取り付けられているが、図6
(b)に示すように支持部材50の同じ側の側面に取り
付けられていてもよい。
【0031】図2中に示すように、基台部6上には、さ
らに油圧切替部31と、遠隔操作部32と、第2のテレ
ビカメラ34が搭載されている。地上レベルにある油圧
供給部12から油圧本管20を通して供給された作動油
は、基台部6上に取り付けられた油圧切替部31を経由
する。この油圧切替部31と、第1アーム起伏ジャッキ
41、第2アーム起伏ジャッキ42、破砕部起伏ジャッ
キ43、破砕部回転モータ44、破砕部開閉ジャッキ4
5との間には、それぞれ往復用の油圧配管22a,22
b;23a,23b;24a,24b;25a,25
b;26a,26b(これらを一般に符号21で表
す。)が設けられている。油圧本管20は一対の往復配
管20a,20bからなる。遠隔操作部32は地上の遠
隔指令部16から遠隔指令を受けて、その指令に基づい
て油圧切替部31を制御する。この油圧切替部31によ
って作動油が各油圧配管21へ分配され、各油圧配管2
1を通して第1アーム起伏ジャッキ41、第2アーム起
伏ジャッキ42、破砕部起伏ジャッキ43、破砕部回転
モータ44、破砕部開閉ジャッキ45へ供給される。こ
れにより、第1アーム起伏ジャッキ41、第2アーム起
伏ジャッキ42、破砕部起伏ジャッキ43、破砕部回転
モータ44、破砕部開閉ジャッキ45が駆動される。こ
のようにした場合、ブーム2に沿って長々と設ける配管
は油圧本管20(往復配管20a,20b)だけとな
る。したがって、配管の規模を小さくできる。
【0032】第2のテレビカメラ34は、脚部39を介
して基台部6上に取り付けられている。この第2のテレ
ビカメラ34は、アーム部7によって遮られない角度3
4aから被破砕部103近傍を撮影して、その映像を無
線方式で送信する。したがって、操作者は、圧砕機8を
被破砕部103へ接近させる間、この第2のテレビカメ
ラ34による映像出力に基づいて、圧砕機8から被破砕
部103までの距離を、視覚を通じて感覚的に把握でき
る。この第2のテレビカメラ34の位置は、基台部6に
対する脚部39の角度を変えることによって可変できる
ようになっている。この例では特に、第2のテレビカメ
ラ34が被破砕部103をアーム部7の左斜め後ろから
撮像するように配置されている。このようにした場合、
第2のテレビカメラ34による映像P2は、例えば図8
(b)に示すように、操作者がバックホウに乗っている
ときの目線(これを「バックホウ目線」と呼ぶ。)で見
るものと同じになる。したがって、操作者は、バックホ
ウに乗って破砕作業を行っているかのような慣れた感覚
で操作を行うことができる。
【0033】また、この映像P2の中にも、矩形の距離
表示部D1を設けて、距離計35によって得られた圧砕
機8上の基点から被破砕部103までの距離lが表示さ
れる。したがって、操作者は、圧砕機8を被破砕部10
3へ接近させる間、この距離表示部D1の表示に基づい
て、圧砕機8上の基点から被破砕部103までの距離l
を正確に知ることができる。
【0034】図1に示すように、ブーム先端3には、上
記破砕機構5に加えて、泡発生器33が取り付けられて
いる。泡発生器33は、破砕作業中に構造物の被破砕部
へ向けて泡や水を放出して、粉塵の発生を抑える。
【0035】ベースマシン1が存在する地上レベルに
は、図示しない油タンクおよび油圧ポンプを有する油圧
供給部12と、この油圧供給部12に必要な電力を供給
する発電機11と、操作室13が置かれている。油圧供
給部12は、油圧ポンプの動作によって油タンクから作
動油を、ブーム2に沿って設けられた油圧本管20へ供
給する。操作室13には、第1のテレビカメラ30や第
2のテレビカメラ34が撮影した映像を表示するモニタ
(表示装置)14と、ブーム2の高さや起伏、破砕機構
5の動作などを操作者が無線方式で操作するための遠隔
指令部16が設けられている。モニタ14は、第1のテ
レビカメラ30による映像P1と第2のテレビカメラ3
4による映像P2とを切り替えて表示するようになって
いても良いし、同時に表示するようになっていても良
い。
【0036】図3、図4、図5は遠隔指令部16の本体
160をそれぞれ上方、手前、右側方から見たところを
示している。遠隔指令部16は、破砕機構5の各部の姿
勢を制御するためのジョイスティック161,162,
163と、無線ユニット164と、アンテナ165と、
泡吹き付けスイッチ166と、高圧水吹きつけスイッチ
167と、電源スイッチ168を備えている。泡吹き付
けスイッチ166、高圧水吹きつけスイッチ167、電
源スイッチ168は、いずれもトグルスイッチからな
り、操作者の手が意図しないのに当たって誤動作が生じ
ないように、それぞれ両側がカバー176,177,1
78で保護されている。なお、本体160には、取っ手
181,182、吊り手183,184が設けられてい
る。
【0037】操作者がジョイスティック161を奥側
(A側)へ倒すと、第1アーム起伏ジャッキ41が収縮
して、第1アーム71が倒れる(基台部6に対する第1
アーム71の起伏角度が小さくなる)。逆に、ジョイス
ティック161を手前側(B側)に倒すと、第1アーム
起伏ジャッキ41が伸張して、第1アーム71が起き上
がる(基台部6に対する第1アーム71の起伏角度が大
きくなる)。ジョイスティック161を左側(C側)に
倒すと、破砕部起伏ジャッキ43が伸張して、圧砕機8
が下を向く。逆に、ジョイスティック161を右側(D
側)に倒すと破砕部起伏ジャッキ43が収縮して、圧砕
機8が上を向く。
【0038】操作者がジョイスティック162を奥側
(A側)へ倒すと、第2アーム起伏ジャッキ42が伸張
して、第1アーム71と第2アーム72とが作る関節の
角度(内角)が小さくなる。逆に、ジョイスティック1
62を手前側(B側)に倒すと、第2アーム起伏ジャッ
キ42が収縮して、第1アーム71と第2アーム72と
が作る関節の角度(内角)が大きくなる。ジョイスティ
ック162を左側(C側)に倒すと、破砕部回転モータ
44が圧砕機8を被破砕部へ向かって捻り方向左回りに
回転させる。逆に、ジョイスティック162を右側(D
側)に倒すと、破砕部回転モータ44が圧砕機8を被破
砕部へ向かって捻り方向右回りに回転させる。
【0039】また、操作者がジョイスティック163を
奥側(A側)へ倒すと、圧砕機8が閉じる。ジョイステ
ィック163が中立位置にあれば、圧砕機8は開いた状
態になる。なお、ジョイスティック162の頂部にはボ
タンスイッチ169が設けられており、圧砕機8は、操
作者がこのボタンスイッチ169を押すことによっても
閉じ得るようになっている。
【0040】各ジョイスティック161,162,16
3は、操作者の手が離れるとスプリングによって中立位
置に自動的に復帰する。
【0041】無線ユニット164は、アンテナ165を
介して無線方式でブーム先端3の遠隔操作部32と通信
を行うための手段である。この遠隔指令部16と遠隔操
作部32との間では、破砕機構5の姿勢の制御に関する
指令、第1および第2のテレビカメラ30,34の映像
信号、距離計35による計測結果その他の情報がやり取
りされる。
【0042】操作者が泡吹き付けスイッチ166、高圧
水吹きつけスイッチ167を奥側に倒すと、ブーム先端
3の泡発生器33から泡や高圧水が被破砕部へ向けて放
出される。逆に、泡吹き付けスイッチ166、高圧水吹
きつけスイッチ167を手前側に倒すと、泡や高圧水の
放出は停止する。
【0043】操作者が電源スイッチ168を奥側に倒す
と、この遠隔指令部16の電源がオンされる。逆に、電
源スイッチ168を手前側に倒すと、この遠隔指令部1
6の電源がオフされる。破砕作業中は、電源スイッチ1
68はオン状態とされる。
【0044】当業者ならば分かるように、この遠隔指令
部16は一般的なバックホウの操作盤と同じ仕様になっ
ている。したがって、操作者は慣れた感覚で操作を行う
ことができる。
【0045】実際に、例えば図1に示したような煙突1
01を解体する場合、操作者15は、遠隔指令部16を
操作して、ブーム2を伸張させる。これによって、煙突
の頂部102を破砕できるように、破砕機構5を高い位
置に持ち上げる。さらに、第1のテレビカメラ30や第
2のテレビカメラ34から送られてくる映像をモニタ1
4によって見ながら遠隔指令部16を操作して、破砕機
構5における、基台部6に対する第1アーム71の起伏
角度、第1アーム71と第2アーム72とが作る関節の
角度、第2アーム72とリスト部材49が作る関節の角
度、圧砕機8の捻り回転角度を必要に応じて変える。こ
れにより、上方へ向かって突出している煙突の端部10
2に対して上方からアタックできるようにし、煙突の端
部102を圧砕刃51,52で挟み、圧砕刃51,52
を閉じて煙突の端部102を圧砕または切断する。そし
て、順次下方へ向かって破砕作業を進行させる。なお、
破砕作業中に、泡発生器33によって被破砕部103へ
向けて泡や水を放出して、粉塵の発生を抑える。
【0046】破砕作業中、操作者は、図8(a),
(b)中に示した距離表示部D1の表示に基づいて、圧
砕機8上の基点から被破砕部103までの距離lを正確
に知ることができる。また、第1のテレビカメラ30に
よる映像P1の中に、レーザ光35aの照射スポットが
見られるので、操作者は圧砕機8がどこを指向している
のかを容易に知ることができる。また、操作者は、第2
のテレビカメラ34による映像P2に基づいて、圧砕機
8から被破砕部103までの距離を、視覚を通じて感覚
的に把握できる。しかも、第2のテレビカメラ34によ
る映像P2は操作者がバックホウ目線で見るものと同じ
になっており、また、遠隔操作部16は一般的なバック
ホウの操作盤と同じ仕様になっているので、操作者は、
バックホウに乗って破砕作業を行っているかのような慣
れた感覚で操作を行うことができる。
【0047】これらの結果、操作者は、圧砕機8によっ
て、被破砕部103を容易かつ確実に捉えることがで
き、そして圧砕または切断できる。このようにした場
合、例えば、被破砕部103が圧砕機8(の圧砕刃5
1,52)の間に入っていないにもかかわらず、圧砕機
8を閉じてしまうこと(いわゆる「空噛み」)がなくな
る。また、圧砕機8が被破砕部103から十分に離れて
いると誤認して、圧砕機8を勢い良く被破砕部103の
方へ移動させてしまい、圧砕機8を被破砕部103に衝
突させてしまうようなことがなくなる。この結果、被破
砕部103が粗く割れて大きい塊が落下したり、アーム
部7が破損するなどの事故を招くおそれがなくなる。こ
れらの結果、操作者は破砕作業を迅速に進めることがで
き、破砕作業の能率を高めることができる。
【0048】被破砕部103の高さが低くなれば、ブー
ム2を収縮させることによって破砕機構5を低い位置に
降ろしてくる。これにより、低い位置での破砕ができ
る。このときブーム2は望遠鏡式に自ら収縮するので、
作業スペースが少なくて済む。
【0049】この実施形態では、油タンクおよび油圧ポ
ンプを有する油圧供給部12と、発電機11とが地上レ
ベルに置かれているものとしたが、これに限られるもの
ではない。上記ブーム先端3または基台部6に、油圧切
替部31に加えて、油タンクおよび油圧ポンプを有する
油圧供給部と、この油圧供給部に必要な電力を供給する
発電機を搭載しても良い。または、発電機に代えて、基
台部6に原動機とこの原動機に燃料を供給する燃料タン
クを搭載して、油圧供給部の油圧ポンプを駆動するよう
にしても良い。このようにした場合、基台部6上で作動
油を供給できるので、ブーム2に沿って配管を長々と設
ける必要がなく、配管の規模を小さくできる。また、予
めそのような破砕機構5を用意しておけば、構造物破砕
装置を構成するとき、ブーム2にその破砕機構5を取り
つけるだけで良く、配管作業を行う必要がない。また、
そのような破砕機構5を或るブーム2から別のブームに
付け替える場合も同様に、配管作業を行う必要がない。
したがって、利便性が高まる。
【0050】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の構
造物破砕装置では、圧砕機に、この圧砕機上の基点から
構造物の被破砕部までの距離を計測する距離計が取り付
けられているので、操作者は、破砕作業中、この距離計
の出力に基づいて、圧砕機上の基点から構造物の被破砕
部までの距離を正確に知ることができる。したがって、
圧砕機によって、被破砕部を容易かつ確実に捉えること
ができる。
【0051】請求項2の構造物破砕装置は、圧砕機に、
この圧砕機の指向方向を撮像する第1のテレビカメラが
取り付けられているので、操作者は、破砕作業中、この
第1のテレビカメラによる映像出力に基づいて、圧砕機
から構造物の被破砕部までの距離を、視覚を通じて感覚
的に把握できる。したがって、圧砕機によって、被破砕
部を容易かつ確実に捉えることができる。
【0052】請求項3に記載の構造物破砕装置では、ブ
ームの先端に取り付けられた第2のテレビカメラが、構
造物の被破砕部をアーム部によって遮られない角度から
撮像するので、操作者は、破砕作業中、この第2のテレ
ビカメラによる映像出力に基づいて、圧砕機から構造物
の被破砕部までの距離を、視覚を通じて感覚的に把握で
きる。したがって、圧砕機を被破砕部のところまで迅速
に移動させることができる。また、圧砕機によって、被
破砕部を容易かつ確実に捉えることができる。特に、第
2のテレビカメラが上記構造物の被破砕部を上記アーム
部の左斜め後ろから撮像するように配置した場合、第2
のテレビカメラによる映像出力は、操作者がバックホウ
目線で見るものと同じになる。したがって、操作者は、
バックホウに乗って破砕作業を行っているかのような慣
れた感覚で操作を行うことができる。これらの結果、操
作者は破砕作業を迅速に進めることができ、破砕作業の
能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の構造物破砕装置と、
破砕すべき構造物としての煙突を示す図である。
【図2】 上記構造物破砕装置の破砕機構を詳細に示す
図である。
【図3】 遠隔操作部を上方から見たところを示す図で
ある。
【図4】 遠隔操作部を手前側から見たところを示す図
である。
【図5】 遠隔操作部を右側方から見たところを示す図
である。
【図6】 圧砕機上の第1のテレビカメラと距離計の取
り付け態様を示す図である。
【図7】 上記距離計による計測の仕方を説明する図で
ある。
【図8】 第1のテレビカメラによる映像と第2のテレ
ビカメラによる映像を示す図である。
【図9】 従来の構造物破砕装置を示す図である。
【符号の説明】
2 ブーム 5 破砕機構 6 基台部 7 アーム部 8 圧砕機 30 第1のテレビカメラ 34 第2のテレビカメラ 35 距離計 100 構造物破砕装置 103 被破砕部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 宏美 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日 本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 古長 達廣 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 若林 健二 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 吉川 賢治 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 玉井 英二 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 Fターム(参考) 2D012 DA02 2D015 HA03 HB00 2E176 AA01 AA13 DD01 DD64 4D063 AA06 AA13 AA18 GA10 GC29 GC40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物を破砕する圧砕機をアーム部の先
    端に備えた構造物破砕装置において、 上記圧砕機に、この圧砕機上の基点から上記構造物の被
    破砕部までの距離を計測する距離計が取り付けられてい
    ることを特徴とする構造物破砕装置。
  2. 【請求項2】 構造物を破砕する圧砕機をアーム部の先
    端に備えた構造物破砕装置において、 上記圧砕機に、この圧砕機の指向方向を撮像する第1の
    テレビカメラが取り付けられていることを特徴とする構
    造物破砕装置。
  3. 【請求項3】 望遠鏡式に伸縮可能なブームの先端に、
    アーム部を介して、構造物を破砕する圧砕機が取り付け
    られるとともに、 上記ブームの先端に、上記構造物の被破砕部を上記アー
    ム部によって遮られない角度から撮像する第2のテレビ
    カメラが取り付けられていることを特徴とする構造物破
    砕装置。
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