JP2002070256A - 軒樋の止まり - Google Patents

軒樋の止まり

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JP2002070256A
JP2002070256A JP2000262464A JP2000262464A JP2002070256A JP 2002070256 A JP2002070256 A JP 2002070256A JP 2000262464 A JP2000262464 A JP 2000262464A JP 2000262464 A JP2000262464 A JP 2000262464A JP 2002070256 A JP2002070256 A JP 2002070256A
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JP
Japan
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eaves gutter
stop
decorative cover
inclination angle
edge piece
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Pending
Application number
JP2000262464A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kurita
真彦 栗田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取りつける軒樋の排水部の外周形状さえ一定
であれば、化粧部の傾斜角度が異なる場合でも、少ない
種類の止まりで対応することができる軒樋の止まりを提
供する。 【解決手段】 止水板5と、止水板5の片側の上端縁を
除く周縁部に突設していて、その内周形状を、取り付け
る軒樋の排水部の外周に合致する形状としている外側縁
片6を有する止まり本体9と、外側縁片6の屋外側の上
端部10に折り曲げ自在に設けられ、止まり本体9の上
方を覆う化粧カバー11とを具備していて、化粧カバー
11の傾斜角度を、取り付ける軒樋の化粧部の傾斜角度
に応じて可変としている軒樋の止まり4。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋の長さ方向の
端部に取り付けられて止水を行う軒樋の止まりに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7(a)、(b)に示すように、屋根
20との一体感を出すために、軒樋1の排水部2の前壁
上端から、軒樋1の排水部2の上方を覆う化粧部3を備
える軒樋1が多く使用されている。ここで、(a)は化
粧部3の傾斜角度が緩い勾配の例であり、(b)は化粧
部3の傾斜角度が急勾配の例である。そして、軒樋の長
さ方向の端部に取り付けて止水を行う軒樋の止まりは、
軒樋の端部をはめこむ構造であるため、軒樋の外周形状
が異なるとそれに応じて、専用の形状の止まりを作製す
る必要がある。そのため、例えば図7(a)、(b)に
示すように軒樋1の全体の外周形状が異なる場合には、
全体の外周形状の種類毎に夫々の軒樋1に適合する止ま
りが必要であった。例えば図7(a)に示す軒樋1に適
合する従来の止まり4の断面形状の例を図8(a)に示
し、図7(b)に示す軒樋1に適合する従来の止まり4
の断面形状の例を図8(b)に示す。なお、図7、図8
においては、軒樋の前耳部や後耳部等は省略して、説明
に必要な部分のみを図示している。
【0003】このように軒樋の全体の外周形状が多種類
となる場合には、対応する形状の多種類の止まりを生産
することになるが、多種類の形状の止まりの生産には、
それぞれ金型を作製するために多額の費用を必要とする
問題や、多種類の在庫を持つための費用が必要であると
いう問題があった。また、軒樋の排水部とその上方を覆
う化粧部とを分離した構成とし、化粧部の支持具を準備
することにより化粧部の傾斜角度を可変にできる構造の
軒樋も研究されているが、このような、化粧部の傾斜角
度を可変にできる軒樋に対応できる軒樋の止まりは開発
されておらず、化粧部の傾斜角度毎に対応する形状の止
まりを作製する必要があり、やはり、金型費用や在庫費
用といった多種類の止まりを生産するための費用が多大
となる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来の
軒樋の止まりについての問題点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とする所は、屋根との一体感を出すた
めに軒樋の排水部の上方を覆う化粧部を備える軒樋の端
部に取り付けて止水を行う止まりであって、取りつける
軒樋の排水部の外周形状さえ一定であれば、化粧部の傾
斜角度が異なる場合でも、少ない種類の止まりで対応す
ることができる軒樋の止まりを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の軒
樋の止まりは、軒樋の長さ方向の端部に取り付けて止水
を行う止まりであって、止水板と、この止水板の片側の
上端縁を除く周縁部に突設していて、その内周形状を、
取り付ける軒樋の排水部の外周に合致する形状としてい
る外側縁片を有する止まり本体と、上記外側縁片の屋外
側の上端部に折り曲げ自在に設けられ、止まり本体の上
方を覆う化粧カバーとを具備していて、上記化粧カバー
の傾斜角度を、取り付ける軒樋の化粧部の傾斜角度に応
じて可変としている軒樋の止まりである。
【0006】この請求項1に係る発明の軒樋の止まりで
は、止まり本体が備える外側縁片の屋外側の上端部に、
止まりの上方を覆う化粧カバーを折り曲げ自在に設けて
いるので、軒樋の排水部の外周形状さえ一定であれば、
その化粧部の傾斜角度が異なる場合でも、少ない種類の
止まりで対応することができる軒樋の止まりとなる。
【0007】請求項2に係る発明の軒樋の止まりは、上
記上端部に、化粧カバーを軸支して、装着していること
を特徴とする請求項1記載の軒樋の止まりである。
【0008】この請求項2に係る発明の軒樋の止まりで
は、外側縁片の屋外側の上端部に、化粧カバーを軸支す
る構造としているので、化粧カバーの傾斜角度の調製を
容易に行うことができる。
【0009】請求項3に係る発明の軒樋の止まりは、止
水板に近い側の化粧カバーの側端から垂下していて、止
水板の内面に摺接可能な側板を、化粧カバーの上記側端
に形成し、この側板を止水板に固着することにより、角
度調整後の化粧カバーの傾斜角度を固定可能としている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の軒樋の止
まりである。
【0010】この請求項3に係る発明の軒樋の止まりで
は、側板を止水板に固着することにより、角度調整後の
化粧カバーの傾斜角度を固定可能としているので、角度
調整後における化粧カバーの傾斜角度の保持が容易にで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1、図2、図3は本発明の一実施形態を
示していて、図1は斜視図、図2において(a)は正面
図、(b)は側面図、図3は図2(b)のA−A線にお
ける断面図である。この実施形態の止まり4は、止水板
5の片側の上端縁を除く周縁部に外側縁片6を突設し、
さらに、止水板5の片側の外側縁片6よりもやや内側に
おいて内側縁片7を突設していて、外側縁片6と内側縁
片7との間にはめ込み部8(図3に表れている)を形成
している止まり本体9を具備している。そして、外側縁
片6の屋外側の上端部10に止まり本体9の上方を覆う
化粧カバー11を折り曲げ自在に設けている構成として
いる。
【0012】以下では、この実施形態に取り付ける軒樋
は、図7(a)、(b)に示すような排水部2と化粧部
3を有する軒樋1であるとして説明する。この実施形態
における止まり本体9に備える外側縁片6の内周形状
は、取り付ける軒樋1の排水部2の外周に合致する形状
に形成していて、外側縁片6と内側縁片7との間に形成
しているはめ込み部8に、軒樋1の排水部2の端部をは
め込むことができるようになっている。なお、外側縁片
6と内側縁片7との間に形成しているはめ込み部8は、
軒樋1の排水部2の端部を止まり本体9にはめ込んだ後
で、止まり本体9が離脱しないようにするのに有効であ
る。
【0013】そして、この図1に示す実施形態における
化粧カバー11と止まり本体9との接続については、図
4として示す、図2のB−B線における断面の拡大図に
示すように、外側縁片6と、化粧カバー11とを折り曲
げ性を有する素材(例えば樹脂製)によって一体に形成
し、外側縁片6の屋外側の上端部10に相当する位置を
薄肉化することによって、この薄肉部を支点として化粧
カバー11が折り曲げ自在となるように接続している。
【0014】また、外側縁片6の屋外側の上端部10
に、化粧カバー11を折り曲げ自在に接続する態様とし
ては、ピン結合(ピンを軸とする方法)や、図5に示す
ように外側縁片6の屋外側の上端部10に断面略C字状
の軸部14を形成し、化粧カバー11の屋外側の端部に
断面略C字状の軸受け部15を形成し、この軸部14と
軸受け部15を嵌合させる構成とする態様とすることも
出来る。このように外側縁片6の屋外側の上端部10
に、化粧カバー11を軸支する構造とすると化粧カバー
11の傾斜角度の調製を容易に行うことができるので好
ましい。
【0015】また、この図1に示す実施形態では、止水
板5に近い側の化粧カバー11の側端16に、この側端
16から垂下していて、止水板5の内面に摺接可能な側
板17を化粧カバー11の側端16に形成している。そ
して、化粧カバー11の傾斜角度の調整を終えた後で側
板17を止水板5に接着剤等を用いて固着することによ
り、角度調整後の化粧カバー11の傾斜角度を固定でき
るようにしている。
【0016】図1に示す実施形態の止まり4は上記の構
成をもつので、取りつける軒樋の排水部の外周形状さえ
一定であれば、その化粧部の傾斜角度が異なる軒樋の場
合でも、止まり4の化粧カバー11の傾斜角度を調整し
て対応することができるものであり、従来のように多品
種の止まりを準備する必要がなくなり、少ない品種で化
粧部の傾斜角度が異なる多種の軒樋に対応することがで
きるものである。
【0017】次に、図6に外側縁片6の屋外側の上端部
10に、化粧カバー11をピン結合によって折り曲げ自
在に接続している図1とは異なる実施形態の側面図を示
す。この図6に示すように、側板17の形状を扇型に形
成しておくと、化粧カバー11の傾斜角度が緩い勾配の
とき(図6(a))の状態から、化粧カバー11の傾斜
角度が急勾配のとき(図6(b))の状態まで、側板1
7を用いて化粧カバー11の傾斜角度を固定することが
できるようになるので好ましい。
【0018】なお、本発明の止まり本体及び化粧カバー
の材質としては、各種の樹脂や金属或いは複合材等を用
いることができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る発明の軒樋の止まりに
は、止まり本体が備える外側縁片の屋外側の上端部に、
止まりの上方を覆う化粧カバーを折り曲げ自在に設けて
いる。従って、請求項1に係る発明の軒樋の止まりは、
取りつける軒樋の排水部の外周形状さえ一定であれば、
その化粧部の傾斜角度が異なる軒樋の場合でも、止まり
の化粧カバーの傾斜角度を調整して対応することができ
るものであり、化粧部の傾斜角度が異なる多種の軒樋に
対して、少ない品種で対応することができるものであ
る。
【0020】請求項2に係る発明の軒樋の止まりは、外
側縁片の屋外側の上端部に、化粧カバーを軸支する構造
としているので、化粧カバーの傾斜角度の調製を容易に
行うことができる止まりとなる。
【0021】請求項3に係る発明の軒樋の止まりは、側
板を止水板に固着することにより、角度調整後の化粧カ
バーの傾斜角度を固定可能としているので、角度調整後
における化粧カバーの傾斜角度の保持が容易にできる止
まりとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】同上の(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】図2(b)のA−A線における断面図である。
【図4】図2のB−B線における断面の拡大図である。
【図5】図2のB−B線における断面に相当する部分
の、本発明の他の実施形態の断面の拡大図である。
【図6】本発明のさらに異なる実施形態の側面図であ
り、(a)、(b)は化粧カバーの傾斜角度が異なる状
態を示す図である。
【図7】取り付ける軒樋を説明するための断面図であ
る。
【図8】従来の軒樋の止まりを説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
1 軒樋 2 排水部 3 化粧部 4 止まり 5 止水板 6 外側縁片 7 内側縁片 8 はめ込み部 9 止まり本体 10 上端部 11 化粧カバー 14 軸部 15 軸受け部 16 側端 17 側板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋の長さ方向の端部に取り付けて止水
    を行う止まりであって、止水板と、この止水板の片側の
    上端縁を除く周縁部に突設していて、その内周形状を、
    取り付ける軒樋の排水部の外周に合致する形状としてい
    る外側縁片を有する止まり本体と、上記外側縁片の屋外
    側の上端部に折り曲げ自在に設けられ、止まり本体の上
    方を覆う化粧カバーとを具備していて、上記化粧カバー
    の傾斜角度を、取り付ける軒樋の化粧部の傾斜角度に応
    じて可変としている軒樋の止まり。
  2. 【請求項2】 上記外側縁片の屋外側の上端部に、化粧
    カバーを軸支して、装着していることを特徴とする請求
    項1記載の軒樋の止まり。
  3. 【請求項3】 止水板に近い側の化粧カバーの側端から
    垂下していて、止水板の内面に摺接可能な側板を、化粧
    カバーの上記側端に形成し、この側板を止水板に固着す
    ることにより、角度調整後の化粧カバーの傾斜角度を固
    定可能としていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の軒樋の止まり。
JP2000262464A 2000-08-31 2000-08-31 軒樋の止まり Pending JP2002070256A (ja)

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