JP2002070125A - 水洗便器 - Google Patents
水洗便器Info
- Publication number
- JP2002070125A JP2002070125A JP2000259020A JP2000259020A JP2002070125A JP 2002070125 A JP2002070125 A JP 2002070125A JP 2000259020 A JP2000259020 A JP 2000259020A JP 2000259020 A JP2000259020 A JP 2000259020A JP 2002070125 A JP2002070125 A JP 2002070125A
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- JP
- Japan
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- flush toilet
- water
- jet
- flush
- drain passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚物排出能力を低下させることなく、ジェッ
ト噴流のトラップ排水路衝突音を低減できる水洗便器を
提供すること 【解決手段】 水洗便器１は隔壁２で区画されたボウル
部３とトラップ排水路４とを有する。トラップ排水路４
はボウル部３の後壁下部に開設した流入口５と、便器１
の略中央部底面に開設した流出口６とを略逆Ｕ字状に屈
曲して連結している。ボウル部３の底面にはジェットノ
ズル１１を水密状態に取着している。ジェットノズル１
１から噴射させる洗浄水はトラップ排水路４の屈曲部に
衝突するが、この洗浄水を整流する手段をもつことを特
徴とする。
ト噴流のトラップ排水路衝突音を低減できる水洗便器を
提供すること 【解決手段】 水洗便器１は隔壁２で区画されたボウル
部３とトラップ排水路４とを有する。トラップ排水路４
はボウル部３の後壁下部に開設した流入口５と、便器１
の略中央部底面に開設した流出口６とを略逆Ｕ字状に屈
曲して連結している。ボウル部３の底面にはジェットノ
ズル１１を水密状態に取着している。ジェットノズル１
１から噴射させる洗浄水はトラップ排水路４の屈曲部に
衝突するが、この洗浄水を整流する手段をもつことを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジェット孔を有す
る水洗便器の改良に関し、詳しくは、ジェット孔から噴
射した洗浄水がトラップ排水路内壁に衝突した際に発生
する騒音を低減することにより、洗浄騒音がきわめて小
さい水洗便器を提供することを目的とする。
る水洗便器の改良に関し、詳しくは、ジェット孔から噴
射した洗浄水がトラップ排水路内壁に衝突した際に発生
する騒音を低減することにより、洗浄騒音がきわめて小
さい水洗便器を提供することを目的とする。
【０００２】
【従来の技術】ボウル面底面にジェット孔を有する水洗
便器は、噴射した洗浄水によりトラップ内の汚物を洗浄
水とともに排出するものであり、浮遊する汚物の洗浄能
力に優れている。
便器は、噴射した洗浄水によりトラップ内の汚物を洗浄
水とともに排出するものであり、浮遊する汚物の洗浄能
力に優れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ボウル面底面にジェッ
ト孔を有する水洗便器にあっては、ノズルから噴射され
た洗浄水がトラップ内壁に衝突し、飛散する。このとき
洗浄水に内包される乱れが水滴の飛散を促進し、空気の
振動が増加するために、これが洗浄騒音の一因になって
いる。この発明は噴射された洗浄水に内包される乱れを
減少させるために、洗浄水を整流する手段を提供するも
のである。
ト孔を有する水洗便器にあっては、ノズルから噴射され
た洗浄水がトラップ内壁に衝突し、飛散する。このとき
洗浄水に内包される乱れが水滴の飛散を促進し、空気の
振動が増加するために、これが洗浄騒音の一因になって
いる。この発明は噴射された洗浄水に内包される乱れを
減少させるために、洗浄水を整流する手段を提供するも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、噴射された洗
浄水により発生する衝突時の騒音を低減するための手段
を提供するものである。本発明がかかる目的のために採
用する便器洗浄方法の特徴とするところは、洗浄水自体
に内包される乱れをできるだけ低減してトラップ内へ洗
浄水を供給することにある。
浄水により発生する衝突時の騒音を低減するための手段
を提供するものである。本発明がかかる目的のために採
用する便器洗浄方法の特徴とするところは、洗浄水自体
に内包される乱れをできるだけ低減してトラップ内へ洗
浄水を供給することにある。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１に本発明に係る水洗便器１の
一例を示す。
一例を示す。
【０００６】水洗便器１は隔壁２で区画されたボウル部
３とトラップ排水路４とを有する。トラップ排水路４は
ボウル部３の後壁下部に開設した流入口５と、便器１の
略中央部底面に開設した流出口６とを略逆Ｕ字状に屈曲
して連結している。
３とトラップ排水路４とを有する。トラップ排水路４は
ボウル部３の後壁下部に開設した流入口５と、便器１の
略中央部底面に開設した流出口６とを略逆Ｕ字状に屈曲
して連結している。
【０００７】ボウル部３の上端周辺のリム部７には、リ
ム通水路８をボウル部３の内方へ突出するように環状に
形成し、このリム通水路８の底面にリム射水孔９を適宜
間隔毎に開設する。
ム通水路８をボウル部３の内方へ突出するように環状に
形成し、このリム通水路８の底面にリム射水孔９を適宜
間隔毎に開設する。
【０００８】ボウル部３の底面にはジェットノズル１１
を水密状態に取着している。
を水密状態に取着している。
【０００９】便器１の後部上方にボックス１３を設け、
このボックス１３内に洗浄給水装置１４を設ける。
このボックス１３内に洗浄給水装置１４を設ける。
【００１０】洗浄給水装置１４は制御装置１５と、この
制御装置１５に洗浄起動入力を与える操作部１６と、リ
ム用弁１７、ジェット用弁１８、および大気開放弁１９
を備えている。給水管２０は分岐してリム用弁１７およ
びジェット用弁１８の一端に接続し、リム用弁１７の他
端はリム給水管２１を介してリム通水路８へ接続する。
ジェット用弁１８の他端は大気開放弁１９およびジェッ
ト用給水管２２を介してノズル１１のジェット噴出口１
２へ接続する。
制御装置１５に洗浄起動入力を与える操作部１６と、リ
ム用弁１７、ジェット用弁１８、および大気開放弁１９
を備えている。給水管２０は分岐してリム用弁１７およ
びジェット用弁１８の一端に接続し、リム用弁１７の他
端はリム給水管２１を介してリム通水路８へ接続する。
ジェット用弁１８の他端は大気開放弁１９およびジェッ
ト用給水管２２を介してノズル１１のジェット噴出口１
２へ接続する。
【００１１】ジェットノズル１１から噴射させた洗浄水
はトラップ排水路４の屈曲部に衝突する。その際に衝突
音が発生し、外部に伝搬する。
はトラップ排水路４の屈曲部に衝突する。その際に衝突
音が発生し、外部に伝搬する。
【００１２】本発明の第１の実施形態では、図２に示す
ようにノズル１１の内部流路１１ａが直管であり吐出径
φに対して３倍以上の長さＬを有する助走区間を持つこ
とで、洗浄水が整流され、衝突音が低減される。
ようにノズル１１の内部流路１１ａが直管であり吐出径
φに対して３倍以上の長さＬを有する助走区間を持つこ
とで、洗浄水が整流され、衝突音が低減される。
【００１３】本発明の第２の実施形態では、図３に示す
ようにノズル１１の内部流路１１ａが出口に向かって徐
々に絞られていることで、洗浄水が整流され、衝突音が
低減される。
ようにノズル１１の内部流路１１ａが出口に向かって徐
々に絞られていることで、洗浄水が整流され、衝突音が
低減される。
【００１４】本発明の第３の実施形態では、図４に示す
ようにノズル１１の内部流路１１ａ内に流路に対して平
行に設置された整流板１１ｂを持つことで、洗浄水が整
流され、衝突音が低減される。本実施例ではノズル１１
内に整流板１１ｂを設置しているが、ジェット用給水管
２２内に設置してもよい。
ようにノズル１１の内部流路１１ａ内に流路に対して平
行に設置された整流板１１ｂを持つことで、洗浄水が整
流され、衝突音が低減される。本実施例ではノズル１１
内に整流板１１ｂを設置しているが、ジェット用給水管
２２内に設置してもよい。
【００１５】本発明の第４の実施形態では、図５に示す
ようにノズル１１の内部流路１１ａ内に整流網２３が設
置されていることで、洗浄水が整流され、衝突音が低減
される。本実施例ではノズル１１内に整流網２３を設置
しているが、ジェット用給水管２２内に設置してもよ
い。
ようにノズル１１の内部流路１１ａ内に整流網２３が設
置されていることで、洗浄水が整流され、衝突音が低減
される。本実施例ではノズル１１内に整流網２３を設置
しているが、ジェット用給水管２２内に設置してもよ
い。
【００１６】
【発明の効果】本発明によればジェット孔を有する水洗
便器のジェット吐水時における洗浄騒音を抑制すること
ができる。
便器のジェット吐水時における洗浄騒音を抑制すること
ができる。
【図１】 本発明に係る水洗便器の縦断面図である。
【図２】 本発明の第一の実施形態に係わるものであっ
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
【図３】 本発明の第二の実施形態に係わるものであっ
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
【図４】 本発明の第三の実施形態に係わるものであっ
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
【図５】 本発明の第四の実施形態に係わるものであっ
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
て、整流機構の横断面図及び平面図である。
１…水洗便器 ２…隔壁 ３…ボウル部 ４…トラップ排水路 ５…流入口 ６…流出口 ７…リム部 ８…リム通水路 ９…リム斜水孔 １１…ノズル １１ａ…内部流路 １１ｂ…整流板 １２…ジェット噴射孔 １３…ボックス １４…洗浄給水装置 １５…制御装置 １６…操作部 １７…リム用弁 １８…ジェット用弁 １９…大気開放弁 ２０…給水管 ２１…リム給水管 ２２…ジェット用給水管 ２３…整流網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末永 光宏 福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１ 号 東陶機器株式会社内 Ｆターム(参考） 2D039 AC04 AD04
Claims (5)
- 【請求項１】 流入口から堰部に向かって上昇する上昇
部管路と堰部から下方の排出口へ向かう下降部管路とを
連結してなるトラップ排水路と、前記上昇部に略平行に
洗浄水を噴射するジェット孔とを備えた水洗便器におい
て、 ジェット孔から噴射させる洗浄水を整流する手段を備え
たことを特徴とする水洗便器。 - 【請求項２】 前記整流手段として、流路が直管であり
吐出径に対して３倍以上の長さを有する助走区間を持つ
ことを特徴とする請求項１記載の水洗便器。 - 【請求項３】 前記整流手段として、流路が出口に向か
って徐々に絞られていることを特徴とする請求項１記載
の水洗便器 - 【請求項４】 前記整流手段として、流路内に流路に対
して平行に設置された整流板を持つことを特徴とする請
求項１記載の水洗便器 - 【請求項５】 前記整流手段として、流路内に整流網が
設置されていることを特徴とする請求項１記載の水洗便
器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000259020A JP2002070125A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000259020A JP2002070125A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 水洗便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002070125A true JP2002070125A (ja) | 2002-03-08 |
| JP2002070125A5 JP2002070125A5 (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=18747244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000259020A Pending JP2002070125A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 水洗便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002070125A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1304702C (zh) * | 2005-02-28 | 2007-03-14 | 刘德辅 | 一种新型坐便器 |
| KR101323345B1 (ko) * | 2011-06-09 | 2013-10-30 | 와토스코리아 주식회사 | 양변기 |
| CN104878819A (zh) * | 2015-05-15 | 2015-09-02 | 佛山市恒洁卫浴有限公司 | 直喷式强力冲洗马桶 |
-
2000
- 2000-08-29 JP JP2000259020A patent/JP2002070125A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1304702C (zh) * | 2005-02-28 | 2007-03-14 | 刘德辅 | 一种新型坐便器 |
| KR101323345B1 (ko) * | 2011-06-09 | 2013-10-30 | 와토스코리아 주식회사 | 양변기 |
| CN104878819A (zh) * | 2015-05-15 | 2015-09-02 | 佛山市恒洁卫浴有限公司 | 直喷式强力冲洗马桶 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070730 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070730 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090223 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090302 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090430 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091005 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100222 |