JP2002322717A - 水洗式便器 - Google Patents
水洗式便器Info
- Publication number
- JP2002322717A JP2002322717A JP2001128479A JP2001128479A JP2002322717A JP 2002322717 A JP2002322717 A JP 2002322717A JP 2001128479 A JP2001128479 A JP 2001128479A JP 2001128479 A JP2001128479 A JP 2001128479A JP 2002322717 A JP2002322717 A JP 2002322717A
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- JP
- Japan
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- jet nozzle
- water
- air
- trap
- venturi
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- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
減できて組み付けも容易となる水洗式便器の提供を目的
とする。 【構成】 ジェットノズル6からトラップ部3内へ洗浄
水を噴射させ、トラップ部3内に負圧を発生させて、排
水する構造の水洗便器1において、ジェットノズル6内
にベンチュリー部を設け、ベンチュリー部を介し、洗浄
水の噴射時に、前記トラップ部3内の空気をエアーチュ
ーブ10を通し、ジェットノズル6内に吸い込ませるよ
うに構成する。
Description
ものである。
て、節水効果を向上させるために、例えば特開平6−1
73308号公報に開示されているように、ジェットノ
ズルからの噴出水にエアーを混入させる構造のものと
か、また、例えば特開平7−42217号公報に開示さ
れているように、便器のトラップ部内を負圧にさせる構
造のものが存在するが、前者では、便器外に空気混入手
段を設けるとか、加圧ポンプ等が必要となり、また後者
では、負圧発生手段を設ける必要があり、構造が複雑と
なり、コストが増大してしまい、また、組付作業に手間
が掛かってしまうという問題点があった。
点に鑑み案出したものであって、洗浄効率,節水効果を
向上させ、コストを低減させることができ、組付作業も
容易となる水洗式便器を提供せんことを目的とし、その
第1の要旨は、ジェットノズルからトラップ部内へ洗浄
水を噴出させ、トラップ部内に負圧を発生させて排水す
る構造の水洗式便器において、前記ジェットノズル内に
ベンチュリー部を設け、該ベンチュリー部を介し、洗浄
水の噴出時に前記トラップ部内の空気をジェットノズル
内に吸い込ませるように構成したことである。また、第
2の要旨は、前記トラップ部内上部と前記ジェットノズ
ルを繋ぐ空気導入路を便器に一体形成したことである。
する。図1は、水洗式便器の断面構成図であり、水洗式
便器1は、鉢部2から後方側へ傾斜状にトラップ部3が
形成されており、トラップ部3の下流端に排水口4が形
成され、また、上面側にはリム通水路5が形成されたも
のとなっている。水道直圧式のものでは、フラッシュバ
ルブ13が設けられて、このフラッシュバルブ13に洗
浄水路7が接続され、洗浄水路7の下端は、鉢部2の底
面に取り付けられたジェットノズル6に連通されてい
る。
路5に向かってリム射水口8が設けられており、フラッ
シュバルブ13が作動すると、水道圧を有する洗浄水
が、洗浄水路7を通りジェットノズル6に流入して、ジ
ェットノズル6から洗浄水がトラップ部3内に向かって
噴射されて、トラップ部3内に洗浄水が充満し、洗浄水
が排水口4から下方へ落下することにより、トラップ部
3内に負圧が発生して、鉢部2内の水がトラップ部3内
に引かれて、排水口4から排水されるものであり、ま
た、リム射水口8から噴射される洗浄水が、リム通水路
5を通って鉢部2内に流下するように構成されている。
面図で示すような構造となっており、ジェットノズル6
の流入口6aに、前記洗浄水路7から洗浄水が流入され
るのであるが、流入口6aの下流側に、内径を縮小した
ベンチュリー部6bが連続形成されて、このベンチュリ
ー部6bの下流側に噴射口6cが形成されており、ベン
チュリー部6bには、空気導入口11が開口されて、こ
の空気導入口11にはエアーチューブ10の下端が接続
され、エアーチューブ10の上端は、トラップ部3の外
側を通ってトラップ部上面壁3aに開口された空気口9
に接続されたものとなっている。
ジェットノズル6の流入口6aに流入され、噴射口6c
から噴出される洗浄水が、ベンチュリー部6bで流速を
早め負圧状態が形成されるため、空気導入口11からベ
ンチュリー部6b内に空気が吸い込まれることとなり、
噴射口6cから噴出される洗浄水中には空気が混入され
て、トラップ部3内に噴射されることとなる。また、封
水面Wより上方のトラップ部3内の上部に存在する空気
は、空気口9からジェットノズル6内に導入されるた
め、トラップ部3内の空気が消費されて、トラップ部3
内が良好な負圧状態となり、より強力に排水することが
でき、洗浄効率が従来よりも向上するものとなる。ま
た、空気が混入された洗浄水がジェットノズル6から噴
出されるため、節水効果も向上するものとなる。
チュリー部6bを形成させておけば、従来のように、負
圧発生装置を設置する必要がなく、また別途、空気混入
手段を設ける必要もなく、ジェットノズル6を取り付け
て、このジェットノズル6にエアーチューブ10を接続
するだけで良く、簡単な構造で、コストを軽減させて、
良好な洗浄効率と節水効果を得られるものとなる。
断面構成図である。図3では、トラップ部3内の上部の
トラップ上面壁3aに空気口9が開口されているととも
に、この空気口9の外側に一体状に空気導入路12が形
成され、空気導入路12は、図4の断面拡大図で示すト
ラップ部3に沿って下方へ延びて、その下端が、図5の
拡大図で示すように、取り付けられたジェットノズル6
の空気導入口11に連通されるように構成されており、
空気導入路12は、トラップ部3に沿って一体状に陶器
で形成させておくことができる。
を備えたジェットノズル6を所定位置に取り付けるだけ
で組み付けを完了することができ、ジェットノズル6か
らトラップ部3内に洗浄水が噴出される時に、ベンチュ
リー部6bに負圧が発生して、空気導入路12を介して
トラップ部3内の空気が吸い込まれて、ジェットノズル
6の噴射口6cから噴射される洗浄水中に空気が良好に
混入されるものであり、節水効果を高めることができ、
また同時に、トラップ部3内の空気を吸い出してトラッ
プ部3内に負圧を発生させ、洗浄効率を向上させること
ができるものとなる。しかも空気導入路12が便器に一
体形成されて、ジェットノズル6を組み付けるだけで良
く、組付作業が容易なものとなり、コストを軽減させる
ことができるものとなる。なお、本例では、フラッシュ
バルブ13を備えた水道直圧式の便器を例示している
が、ロータンク式の水洗便器においても、同様な構造の
ジェットノズルを取り付けて、洗浄効率と節水効果の向
上を図ることができるものである。
部内へ洗浄水を噴出させ、トラップ部内に負圧を発生さ
せて排水する構造の水洗式便器において、ジェットノズ
ル内にベンチュリー部を設け、ベンチュリー部を介し、
洗浄水の噴出時にトラップ部内の空気をジェットノズル
内に吸い込ませるように構成したことにより、ジェット
ノズルから噴出される洗浄水中には、トラップ部内の空
気が混入されて噴出されることとなり、トラップ部内に
確実に負圧を発生させて、洗浄効率を高めることがで
き、また、節水効果を向上させることができるものとな
る。しかも、従来のような空気混入手段とか負圧発生手
段を別途設ける必要がないため、コストを軽減させ、組
み付けの手間も掛からないものとなる。
を繋ぐ空気導入路を便器に一体形成したことにより、ベ
ンチュリー部を備えたジェットノズルを組み付けるだけ
で、空気導入路を介しトラップ部内上部とジェットノズ
ルが繋がり、ジェットノズルからトラップ部内の空気を
混入した洗浄水を噴出させることができるものとなり、
洗浄効率及び節水効果を向上させ、コストを低減できる
ものとなる。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ジェットノズルからトラップ部内へ洗浄
水を噴出させ、トラップ部内に負圧を発生させて排水す
る構造の水洗式便器において、前記ジェットノズル内に
ベンチュリー部を設け、該ベンチュリー部を介し、洗浄
水の噴出時に前記トラップ部内の空気をジェットノズル
内に吸い込ませるように構成したことを特徴とする水洗
式便器。 - 【請求項2】 前記トラップ部内上部と前記ジェットノ
ズルを繋ぐ空気導入路を便器に一体形成したことを特徴
とする請求項1に記載の水洗式便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128479A JP2002322717A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 水洗式便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001128479A JP2002322717A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 水洗式便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002322717A true JP2002322717A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18977160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001128479A Pending JP2002322717A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 水洗式便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002322717A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004081304A1 (fr) * | 2003-02-26 | 2004-09-23 | Jiangsu High & New Technology Development Institute | Cuvette de wc a garde d'eau modifiable |
JP2010106447A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Inax Corp | 便器洗浄ノズル |
WO2023151160A1 (zh) * | 2022-02-12 | 2023-08-17 | 厦门帝恒诺卫浴科技有限公司 | 一种陶瓷压力冲洗设备及其冲洗方法 |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001128479A patent/JP2002322717A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004081304A1 (fr) * | 2003-02-26 | 2004-09-23 | Jiangsu High & New Technology Development Institute | Cuvette de wc a garde d'eau modifiable |
JP2010106447A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Inax Corp | 便器洗浄ノズル |
WO2023151160A1 (zh) * | 2022-02-12 | 2023-08-17 | 厦门帝恒诺卫浴科技有限公司 | 一种陶瓷压力冲洗设备及其冲洗方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061220 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071015 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080603 |