JPH08277568A - 水洗トイレ及びトイレ水洗方法 - Google Patents

水洗トイレ及びトイレ水洗方法

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JPH08277568A
JPH08277568A JP8035209A JP3520996A JPH08277568A JP H08277568 A JPH08277568 A JP H08277568A JP 8035209 A JP8035209 A JP 8035209A JP 3520996 A JP3520996 A JP 3520996A JP H08277568 A JPH08277568 A JP H08277568A
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JP
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water
passage
flush
bowl
tank
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JP8035209A
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Dennis J Hayman
デニス、ジェイ.ハイマン
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Original Assignee
Eljer Manufacturing Inc
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D5/00Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D2201/00Details and methods of use for water closets and urinals not otherwise provided for
    • E03D2201/30Water injection in siphon for enhancing flushing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Public Health (AREA)
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空補助式水洗システムによる節水型のタン
ク型トイレの提供。 【解決手段】 トイレ10の水洗中、加圧水をタンク1
6内の浮き玉コック弁から排出し、タンク16内の切換
弁に送出する。切換弁は、受け入れた水から水の噴流を
つくりだし、この水の噴流は切換弁内に真空領域をつく
りだす。真空領域は、少量の水洗水によるボウル12内
での主水洗作用を容易にするため、トラップ路36の最
も上側の内部部分42と連通している。同時に、水の噴
流は、切換弁本体に設けられた水入口開口部を通してタ
ンク内の水を同伴し、噴流及び同伴された水をボウル1
2のリム水洗通路54に送出し、真空補助式主水洗作用
を高める。タンク16内の水の液面高さが所定の高さま
で低下したとき、切換弁に設けられたフロートが切換弁
内のポペット弁を介して噴流を停止させ、切換弁を通る
水流をそらし、タンク16及びボウル12を再充填す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗トイレに関
し、更に詳細には、タンク型トイレ用水洗システム、及
びそのようなトイレに関連したトイレ水洗方法と水洗ト
イレ用切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅用トイレは、代表的には、底
出口開口部を持つボウル(便器)を有する。このボウル
は、底出口開口部と連通し且つこの開口部とともにボウ
ルからの水洗排出通路を形成するトラップ路、及びボウ
ルの後方にボウルと隣接して位置決めされた貯水タンク
を有する。トイレの「ロータンク式一体型」態様では、
タンクはボウルと一体に形成されており、タンクの頂側
は、ボウルの頂側よりもほんの僅かな距離だけ上方に位
置決めされている。トイレの「ハイタンク式二部品型」
態様では、タンクはボウルとは別に形成されており、タ
ンクの頂側はロータンク式の場合よりもかなり高い。
【0003】従来のロータンク式一体型の構造及び作動
のトイレでは、トイレの水洗は、代表的には、タンクの
外側に取り付けられたハンドルを廻し、次いで離すこと
によって、タンク内に配置されたトリップレバーを上方
に回転させ、次いで解放することによって始められる。
トリップレバーは、タンクの内部からボウルの内部まで
延びる水洗通路の開放した入口座部分を覆い且つシール
するフラッパー部材にチェーンで連結されている。トリ
ップレバーを回転させ、開放することによって、フラッ
パー部材を水洗通路の入口座から一時的に持ち上げ、こ
れによって所定量のタンク水を通路を通してボウルの下
部分に流入させ、ボウル内に水洗作用をつくりだす。
【0004】タンクの水が水洗通路を通ってボウルに流
入すると同時に、水洗水がタンクから出るに従ってタン
ク内のフロートが下降し始める。フロートが下方に移動
すると、タンク内の浮き玉コック弁が開放し、これによ
り、切換弁及びこれに連結された導管構造を介して、加
圧水を外部加圧水源からボウルに流入させてボウル内に
リム水洗作用をつくりだすことができる。リム水洗作用
は、これと同時にボウルに進入するタンクの水によって
行われるボウル水洗作用を補足する。
【0005】ボウル水洗水及びリム水洗水がボウルに進
入すると、ボウル及びトラップ路内の水の液面高さが急
速に上昇し、これによって、ボウルから水を流し出すト
ラップ路サイホン作用がつくりだされる。タンク内の水
の液面高さが下方に所定の高さに到達したとき、浮き玉
コック弁を介して供給された加圧水を切換弁が再び供給
し、タンク及びボウルを再充填する。タンクが充填され
たとき、タンクの内部フロートは浮き玉コック弁を遮断
するまで上昇し、これによって、トイレを次の水洗に備
える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この一般的な種類の住
宅用トイレは、従来は、各水洗毎に約13.2リットル
(約3.5ガロン)の水を必要としたが、最近の連邦政
府の規則は、水洗毎に許容される水の量を6.06リッ
トル(1.6ガロン)に減らした。この基準を満たす必
要があるため、タンク型トイレ及びその水洗機構が実質
的に再設計された。しかしながら、多くの理由のため、
これらの再設計されたトイレ及び関連した水洗機構のう
ち、完全に満足のいくものはなかった。
【0007】例えば、ロータンク式一体型トイレと関連
して提案された、わずか6.06リットル(1.6ガロ
ン)の水を使用して適当な効率で水洗を行うための1つ
の設計は、トイレのボウルのトラップ路の直径を小さく
し、特別の設計の内部加圧貯水式水洗タンクをトイレの
大型の主水洗タンク部分内に設置することであった。ト
イレを水洗した後、この内部タンクを減圧弁を介して流
入供給水で充填する。この充填は、内部タンクが充填さ
れているときにタンク内の水が内部タンク内に捕捉され
た所定量の加圧空気によって加圧されるように行われ
る。トイレを水洗するとき、6.06リットル(1.6
ガロン)の加圧水をボウル内に強制的に噴出し、空気で
加圧された水は直径を減少させたトラップ路と協働し、
上記の規則により減少された基準容積の水で水洗を行
う。この加圧水洗タンクのアイデアを使用すると、少量
の水洗水を効果的に使用できるけれども、このアイデア
には、音が大きくトイレに組み込むのに比較的に費用が
掛かるという決定的な欠点がある。
【0008】ロータンク式一体型トイレの改造に使用さ
れる別の方法は、電動モータ駆動式インペラー機構をト
ラップ路に配置し、水洗サイクルの開始に応じて6.0
6リットル(1.6ガロン)の水をインペラーでトラッ
プ路に圧送し、これによって、ボウルから排出されるか
なり少量の水の水洗効率を改善する。この技術には、複
雑であり、電気システムをトイレと関連させる必要があ
り、トイレの全体としての価格を大きく押し上げるとい
う欠点がある。
【0009】ハイタンク式二部品トイレと関連して使用
するための幾分異なる方法が提案されている。この形式
のトイレは、ロータンク式一体型トイレの場合と同様
に、トラップ路の断面積を大きく減少させた。更に、ハ
イタンク式トイレで利用できる大きいタンク水頭を使用
し、ボウルの前内部側で始まり且つトラップ路入口開口
部に差し向けられた、重力によりつくりだされた水洗噴
流をつくりだす。
【0010】この方法にも幾つかの欠点がある。例え
ば、主水洗排出開口部をボウルの前側に設ける必要があ
るため、製造が複雑になり、価格が上昇するという欠点
である。更に、重力によりつくりだされた水洗噴流は、
上述の内部加圧タンクから出る水洗噴流程の力がなく、
この水洗技術の洗浄性能はぎりぎりであり、小さいトラ
ップ路は詰まり易い。
【0011】以上から、水洗毎に約6.06リットル
(約1.6ガロン)の水で作動し、少量の水で水洗を行
う従来のシステムを備えたタンク型トイレと共通して関
連した上文中に言及した問題点、制限、及び欠点をなく
すか或いは少なくとも大きく減少する改良された水洗装
置及び方法を持つタンク型トイレに対する必要があると
いうことは容易に理解できるであろう。
【0012】従って、本発明の目的は、このような改良
された水洗トイレ及びトイレ水洗方法を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の原理を実施する
にあたり、本発明の好ましい態様によれば、タンク型ト
イレには、わずか6.06リットル(1.6ガロン)の
水を使用してトイレの水洗を行うことができる改良され
た真空補助式水洗システムが設けられる。例示として、
トイレは、ロータンク式一体型形体であるが、水洗シス
テムは、ハイタンク式二部品トイレを含む種類の異なる
トイレにも同様に有利に組み込むことができる。
【0014】トイレは、出口開口部を持つボウル、この
ボウルと隣接して配置された貯水タンク、及び出口開口
部と連通し且つ出口開口部とともにボウルからの水洗排
出通路を形成するトラップ路を含む。特別の設計の水洗
手段が設けられ、これらの手段は、トイレの水洗を行う
ように選択的に作動する。水洗手段は、タンク内に配置
された弁手段を含み、この弁手段は、加圧水源から加圧
水を受け入れ、受け入れた水から噴流をそれに応じてつ
くりだし、噴流を使用して弁手段内に真空領域を形成
し、次いで、受け入れた水を排出するように作動する。
【0015】排出された水をボウルに流入させる作用を
持つ第1通路手段、及びトイレの水洗を容易にし且つ必
要水洗水容積を減少するように真空領域をトラップ路の
内部と連通する作用を持つ第2通路手段が設けられてい
る。水洗手段は、好ましくは、更に、水の噴流にタンク
内の水を同伴し、同伴したタンクの水を噴流とともに第
1通路手段を通してボウルに送出するように作動する。
【0016】例示として、弁手段は、全体に従来のフラ
ッパー弁と関連して使用される特別の設計の切換弁に組
み込まれており、浮き玉コック弁アッセンブリもまたト
イレの貯水タンク部品に配置されている。切換弁の真空
領域は、トラップ路の堰部分の上方でトラップ路の最も
上側の部分と連通し、噴流及び同伴されたタンクの水
は、そのリム水洗通路を通ってトイレのボウルの内部に
送出されるようになっていることが好ましい。タンク内
の水の液面高さが、水洗作業により、所定の高さまで下
がったとき、切換弁と関連したフロートにより、切換弁
本体内のポペット弁がばねで押圧されたその水洗前の位
置から遠ざかるように移動し、水の噴流を停止し、流入
加圧水を弁の噴流形成部分からそらし、この水をタンク
及びボウルの再充填に使用するために、排出する。
【0017】
【発明の実施の形態】まず最初に、図1を参照すると、
本発明は、タンク型トイレ10を提供する。この図で
は、床によって支持されるボウル12を持つロータンク
式一体型トイレが示してある。このボウルの開放した頂
部に亘ってリム14が延びている。取り外し自在の蓋1
6aを持つ貯水タンク16は、トイレの残りの部分と一
体成形されており、ボウル12の後方に配置されており
且つボウル12の上側を越えて上方に突出している。水
洗毎にわずか6.06リットル(1.6ガロン)の水洗
水を使用してトイレ10の水洗を効率的に行うため、本
発明は、主にタンク16内に配置される特別の設計の真
空補助式水洗システム18を提供する。このシステムを
以下に例示し且つ説明する。
【0018】トイレ10をその水洗前状態で図1に示
す。この状態では、タンク内の水の液面高さ20及びボ
ウル内の水の液面高さ22は、図示の通りである。タン
クの前壁24には開口部26が形成されており、この開
口部26は、ボウル12とタンク16との間に位置決め
された成形部分34内に配置されたチャンバ30と連通
している。トラップ路36が、全体に、成形部分34の
下方に配置され、ボウル12からの水洗排出通路を形成
する。トラップ路36は、ボウル12の水洗前水線22
の下方の底後部分に開口部38を有し、上方に傾斜をな
し且つ入口開口部38から後方に遠ざかる入口脚部40
と、トラップ路36の堰部44の上方に位置決めされた
トラップ路36の最も上側の内部部分42と、堰部44
から下方及び後方に傾斜をなした中間脚部分46と、こ
の脚部分46の下端から前方に延びるほぼ水平方向な出
口脚部分48とを有し、この脚部分48の前端には、衛
生下水設備に連結できる下向きの排出開口部50が位置
決めされている。
【0019】図1を更に参照すると、リム水洗水供給導
管52の開放した出口端部分はタンク16の内部から外
方にタンクの壁の開口部26を通って延びており、開口
部26に密封をなして受け入れられている。上チャンバ
30は、リム14に沿って水平方向に延びる全体に環状
の内部成形通路(リム通路)54と連通している。リム
通路54は、周方向に間隔を隔てられた一連のリム水洗
開口部(図示せず)を備えた底壁56を有する。タンク
16の底内部分は、タンク16の底側壁59に連結され
たボウル通路58によってボウル12の内部と連通して
いる。ボウル通路58の出口開口部60は、トラップ路
36の入口38と隣接してボウル12の下内側部分内に
外方に開放しており、トラップ路36の長さに対してほ
ぼ横方向に水平方向に向いている。後に説明する目的の
ため、吸気導管62がタンク16の内部から外方に延び
ている。この導管の入口端62aは下方に開放してお
り、全体に堰部44の上方にある最も上側の内部トラッ
プ路領域(内部部分)42の上壁66に形成された開口
部64に密封をなして受け入れられている。真空補助式水洗システム18の構造 次に、図2乃至図5を参照する。これらの図では、本発
明の節水型真空補助式水洗システム18は、全体に周知
のフラッパー弁アッセンブリ72(図2参照)及び全体
として周知の浮き玉コック弁アッセンブリ74(図3、
図4、及び図5参照)と作動的に関連した特別の設計の
切換弁70をタンク16の内部に有する。
【0020】図2に示すように、フラッパー弁アッセン
ブリ72は、タンクの底壁59を垂直方向に貫通し且つ
ボウル通路58の上端内に連結した管状本体部分76を
有する。フラッパー弁80が枢着された貯水塔構造78
が本体76に固定されており、本体の内部と連通してい
る。タンク16の外側に取り付けられた水洗ハンドル8
4にトリップレバー82の一端が作動的に固定されてお
り、トリップレバー82の他端は、垂下チェーン86を
介してフラッパー弁80の上側に連結されている。トイ
レ10が水洗前状態にあるとき、トリップレバー82
は、図2に示す位置にあり、フラッパー弁80は弁本体
76の上座端88上に着座しており、これによって、タ
ンクの水がボウル通路58の開放した上端に下方に進入
しないようにする。
【0021】次に、図3、図4、及び図5を参照する。
浮き玉コック弁アッセンブリ74は、タンクの底壁59
を密封をなして下方に貫通し且つ加圧水供給管92(図
1参照)に連結した下端部分を持つ垂直方向に配向され
た管状本体部分90を有する。環状フロート部材94
が、弁本体90に対して垂直方向に移動するように弁本
体90を同軸に取り囲んでいる。フロート部材94は、
垂直方向に配向された作動ロッド96に固定されてい
る。作動ロッド96は、弁の開閉を行うために弁の上端
に対して枢動されるように弁74の上端100に取り付
けられた弁作動レバー98に、その上端が固定されてい
る。浮き玉コック弁74の出口102には、下方に曲が
った水排出チューブ104が連結されている。
【0022】図3、図4、及び図5を更に参照する。切
換弁70の内部、導管52、チャンバ30(図1参
照)、及びリム通路54は、タンク16の内部を通って
延びる第2水洗通路を集合的に構成する。この通路は、
加圧水供給源から加圧水を受け入れるための入口と、リ
ム水洗通路54の底側壁56に形成されたリム噴流孔
(図示せず)でボウル12の内部と連通した出口とを有
する。
【0023】切換弁70は、水平方向に細長い形体を持
ち、全体に、取り付けカラー構造107で浮き玉コック
弁の本体90に適宜取り付けられた入口端部分106
と、図4の右方に面して開放した排出端110を持つ管
状出口端部分108とを有する。入口端部分106は、
浮き玉コック弁アッセンブリの水排出チューブ104の
開放した下端を密封をなして受け入れる入口開口部11
2を有する。
【0024】図4に断面で示すように、入口開口部11
2は、内部ポート114を介して内部チャンバ116と
左方に連通し、このチャンバ116は、断面が内部ポー
ト114よりも大きい弁本体外壁ポート118を通して
タンク16の内部と上方に連通している。入口開口部1
12は、更に、チャンバ120と下方に連通している。
チャンバ120の左方には、内壁構造124によってチ
ャンバ120から分離されたチャンバ122が設けられ
ており、このチャンバ122は、内壁開口部126を介
してチャンバ116と上方に連通している。チャンバ1
22の右側部分は、タンク16の内部と適当に連通して
いる。チャンバ120は、内壁構造124の開口部12
8を介して弁70の管状出口部分126の内部と連通し
ている。
【0025】ポペット弁130は、チャンバ122内に
摺動自在に且つ密封をなして受け入れられた円筒形左ヘ
ッド部分(大径ポペットヘッド)132と、内壁構造1
24の開口部内に摺動自在に受け入れられた水平ステム
部分134と、チャンバ120内に配置された、左ヘッ
ド部分132よりも小径の円筒形右ヘッド部分(小径ポ
ペットヘッド)136とを有する。水平方向に配向され
た内部ノズル138は、チャンバ120内に位置決めさ
れており且つポペット弁130の小径ポペットヘッド1
36に向いた管状入口端140と、切換弁70の出口端
部分108の左端に位置決めされた真空チャンバ144
内に配置された縮径出口端142とを有する。小径ポペ
ットヘッド136とノズル138との間に図示のように
着座した円筒形戻しばね要素146は、ポペット弁13
0を図4に示すその水洗前配向に左方へ付勢する。この
配向では、小径ポペットヘッド136は、壁構造124
と左方係合し、その開口部128を閉止する。
【0026】ノズル138の右には、切換弁70の出口
端部分108内に管状レジューサ継手148が配置され
ている。この継手148は、真空チャンバ144内でノ
ズル138の直ぐ右側に配置された入口端149と、切
換弁70の出口端部分108に周方向に間隔を隔てて形
成された複数の側壁タンク水入口開口部152のところ
に位置決めされ、外方にテーパした出口端150とを有
する。次に、図3、図4、及び図5を参照する。リム水
洗供給導管52の入口端が弁部分108の開放した排出
端110に連結されており、切換弁70の管状出口部分
126は、導管154の塞がれた左端部分に連結されて
いる。導管154は、T継手158の二つの直列した脚
部によって導管156に連結されている。T継手158
の導管156に連結された脚部には、レジューサ継手1
60が挿入されている。図3に最もよく示してあるよう
に、導管156の外端156aは、開放しており、タン
ク16内に配置されている。T継手158の第3脚部
は、導管162の一端に連結されており、導管162の
他端は、図2に示すように、貯水塔78の開放した頂端
に続いている。
【0027】図5に最もよく示してあるように、切換弁
70は、真空チャンバ144と連通した入口継手164
を有する。吸気導管62の一端が入口継手164に連結
されており、他端は、上述のように(図1参照)、トラ
ップ路36の最も上側の内部部分42の頂側と連通して
いる。吸気導管62(図5参照)内には、縮径入口端1
70及び縮径出口端172を有する中空円筒形本体16
8と、内部浮き玉部材174とを備え垂直方向に配向さ
れた浮き玉型逆止弁166が作動的に配置されている。
【0028】フロート部材176は、レバー部材178
の一端に固定されている。レバー部材178の他端は、
切換弁70の入口端部分106の上側に、符号180で
示すように枢着されている。トイレ10が水洗前状態に
あるとき、フロート176がレバー178を図4に示す
その配向から遠ざかる方向に反時計廻り方向に揺動し、
レバーに設けられた横方向ストップ突起182は外ポー
ト118を覆わなくなる。トイレ10を水洗し、タンク
内の水の液面高さが低下すると、レバー178は、突起
182が入口端部分106に当たって止まり、外ポート
118の上端を本明細書中下文に説明するように塞ぐま
で、時計廻り方向(図4に矢印184で示すように)に
下方に揺動する。真空補助水洗システム18の作動 トイレ10の水洗は、ハンドル84(図1及び図2参
照)を廻してトリップレバー82を図2に矢印186で
示すように上方に揺動させることによってフラッパー弁
80を座88から持ち上げて離し、タンクの水をボウル
通路58(図1参照)を通して下方に流し、ボウル通路
58の出口60のところでボウル12に進入させること
によって始まる。タンクの水がボウル12に進入する
と、ボウル12内の水の液面高さ22が上昇し、これに
よって水をトラップ路36を通してこのトラップ路36
の内部堰部44を越えて後方に流し始める。
【0029】次に、図3、図4、及び図5を参照する。
水をこのようにタンク16から排出すると、浮き玉コッ
ク弁74のフロート94が降下し、これによってロッド
96が強制的に下方に作動され、レバー98を枢動して
浮き玉コック弁74を開放する。浮き玉コック弁74が
開放されると、加圧水が浮き玉コック弁74から排出さ
れ、チューブ104を通って切換弁70の入口開口部1
12に流入する。切換弁70への加圧水のこの最初の流
入中、切換弁のフロート176が図4に示すその配向か
ら反時計廻り方向に上方に揺動し、その結果、レバー1
78のストップ突起182が外ポート118を開く。
【0030】切換弁70に進入する加圧水のうちの少量
が左方に押しやられ、内部ポート114を通ってチャン
バ116に進入する。しかしながら、チャンバ116に
進入した水はこのようなチャンバ116を大きくは加圧
しない。ポート118がポート114よりもかなり大き
いため、チャンバ116に流入した加圧水は、チャンバ
116からポート118を通ってタンク16の内部に流
れ出すだけである。更にチャンバ116内の圧力が大き
くは増加しないため、大径ポペットヘッド132の左側
のチャンバ122の部分内の圧力は大きくは増加しな
い。従って、ポペット弁130は、図4に示す左方にば
ねで押圧された位置に止まる。この位置では、右側の小
径ポペットヘッド136が内壁の開口部128を覆って
おり且つノズル138の入口端を開放している。
【0031】排出チューブ104を通って切換弁70に
最初に進入した加圧水の残りの分は、弁本体のチャンバ
120に進入し、ノズル138を通って右方に強制的に
移動され、これによって水の噴流188(図4参照)を
つくりだす。この噴流は、ノズル138から右方に出
て、レジューサ継手148を通過し、切換弁70の出口
端部分108の残った部分に右方に進入し、その側壁の
入口開口部152の右方に進入する。
【0032】本発明の重要な特徴によれば、水の噴流1
88は、真空チャンバ144内に真空を引くように機能
し、これによって、トイレ10の水洗中、空気をトラッ
プ路36の最も上側の内部部分42(図1参照)から導
管62を通して切換弁の真空チャンバ144内に引き込
むことによって、トラップ路36の内部部分42内に真
空をつくりだす。逆止弁166(図5参照)内の浮き玉
174は、空気を弁本体168を通じて垂直方向に通す
ことができるが、水が弁本体168を通って上方に通過
することを阻止する。水の噴流188によってトラップ
路36の内部部分42内につくりだされた真空補助は、
全部で6.06リットル(1.6ガロン)の水でトイレ
10を水洗することを実質的に容易にする。この真空補
助式水洗作業中、内部トラップ路部分46を通ってトラ
ップ路36の出口脚部分48内に下方に流れる水が、ほ
ぼ第1箇所190から第2箇所192まで(図1参照)
トラップ路36の内部に亘って一時的シールを形成し、
トイレ10の真空補助式水洗を更に容易にする。
【0033】水の噴流188がレジューサ継手148
(図4参照)を出るとき、タンク水入口開口部152と
隣接して内方にベンチュリ作用をつくりだし、これによ
って、タンクの水194を開口部152に吸い込み、来
入するタンクの水を噴流188内に同伴する。噴流水及
び同伴されたタンク水は、次いで、リム水洗導管52を
通って外方に環状リム水洗通路54(図1参照)に流入
する。リム水洗通路54に圧送された水は、下方洗浄作
用により、リム水洗水としてこの通路54から排出さ
れ、トラップ路36を通して水を外方に送る主水洗作用
を高める。
【0034】タンク水をこのように排出することによっ
て、フロート94、176をタンク16内で下降させ
る。切換弁70のフロート176が図4に示す位置まで
下降したとき、ストップ突起182が外ポート118を
塞ぎ、チャンバ116からポート118を通る水の流出
流を遮断する。水噴流188が切換弁70を通って右方
に流れており且つボウル12の水洗が行われていると
き、このようにポート118を遮断すると、加圧された
浮き玉コック弁供給水が内部ポート114を通ってチャ
ンバ116に流入し、このチャンバ116を加圧するこ
とができる。
【0035】チャンバ116内の圧力が増大すると、大
径ポペットヘッド132の左側のチャンバ122の部分
内の圧力を増大する。この圧力の増大により、ポペット
弁130が押圧ばね146の弾性抵抗力に抗して右方に
駆動され、小径ポペットヘッド136が壁構造の開口部
128を開き、次いで、ノズル138への入口と係合し
てこれを閉止し、これによって水の噴流188を遮断
し、かくしてトラップ路真空及びボウル12へのリム水
洗水の送出を遮断するまで続く。
【0036】ポペット弁130がノズル138の入口を
塞ぐと、浮き玉コック弁74から切換弁70に進入する
加圧水は、左方にそらされ、右方に移動した小径ポペッ
トヘッド136の廻りを通り、管状出口部分126を通
って下方に、導管154(図4参照)の塞がれた左端部
分内に送られる。導管154に進入する加圧水は、導管
162を通って外方に貯水塔78(図2参照)の上端に
流入するとともに、導管156(図3参照)の開放端1
56aを通って外方に流れ、ボウル12及びタンク16
を夫々再充填する。
【0037】タンク16をこのように再充填するとき、
浮き玉コック弁74のフロート94及び切換弁70のフ
ロート176は、タンク水がその水洗前の液面高さ20
(図2参照)に至るまで上方に移動し、その時点で、フ
ロート94が、作動ロッド96を介して浮き玉コック弁
74を閉鎖し、切換弁70への加圧水流の供給を停止
し、トイレ10をその元の水洗前状態に戻す。切換弁7
0への加圧水流の供給を停止することによって、ポペッ
ト弁130をばね146でその元の図4の位置まで移動
する。
【0038】水噴流188を使用することによって得ら
れた真空補助式水洗作用は、タンクの水を同伴するため
の噴流の使用及び噴流水のリム洗浄作用を高めるための
同伴水の使用と相まって、例示のタンク型トイレ10
を、水洗毎に、わずか6.06リットル(1.6ガロ
ン)の水を使用して独特の方法で適切に水洗できるよう
にする。重要なことは、静かに且つ確実に作動する機械
的に簡単な切換弁70を使用することによって、このよ
うに少量の水で水洗を行うことができるということであ
る。更に、本発明の水洗システム18では、水洗通路出
口開口部60をボウル12の前内側に位置決めし直す必
要がない。
【0039】本発明の水洗システムをロータンク式一体
型トイレと関連して例示として示し且つ説明したが、本
発明は、有利には、ハイタンク式二部品トイレのような
種類の異なるタンク型トイレにも有利に使用できるとい
うことは当業者には容易に理解されよう。従って、本明
細書中で使用されているように、「タンク型トイレ」と
いう言い方は、例示のロータンク式一体型トイレに限定
されない。
【0040】以上の詳細な説明は、単なる例示であり且
つ例であると明瞭に理解されるべきであり、本発明の思
想及び範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による水洗トイレの一実施形態を示す部
分断面側面図。
【図2】図1に示す水洗トイレの水洗システムのフラッ
パー弁部分の部分断面拡大側面図。
【図3】図1に示す水洗トイレの水洗システムの浮き玉
コック弁部分及び切換弁部分の拡大斜視図。
【図4】水洗システムの浮き玉コック弁部分及び切換弁
部分を、一部を切除した拡大側面図で示す、図1の4−
4線に沿ったトイレタンクの一部の断面図。
【図5】水洗システムの浮き玉コック弁部分及び切換弁
部分を示す、図4の5−5線に沿った概略部分側面図。
【符号の説明】
10 タンク型トイレ 12 ボウル 16 貯水タンク 18 真空補助式水洗システム 36 トラップ路 42 トラップ路の内部部分 54 リム通路 58 ボウル通路 70 切換弁 72 フラッパー弁アッセンブリ 74 浮き玉コック弁アッセンブリ 94,176 フロート 130 ポペット弁

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出口開口部を有するボウルと、 前記ボウルと隣接して配置された貯水タンクと、 前記出口開口部と連通し、前記ボウルからの水洗排出通
    路を前記出口開口部とともに形成するトラップ路と、 前記トイレを水洗するように選択的に作動する水洗手段
    と、を備え、 この水洗手段は、 加圧水源から加圧水を受け入れ、受け入れた水から噴流
    をつくりだし、この噴流を使用してその内部に真空領域
    をつくりだし、また、受け入れた水を排出するため、前
    記タンク内に配置された弁手段と、 前記排出された水を前記ボウルに流入させるための第1
    通路手段と、 トイレの水洗を容易にし、トイレの要求水洗水容積を減
    少するよう、前記真空領域を前記トラップ路の内部と連
    通させるための第2通路手段と、を有することを特徴と
    する水洗トイレ。
  2. 【請求項2】前記ボウルは、前記貯水タンクと一体に形
    成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の水洗
    トイレ。
  3. 【請求項3】前記弁手段は、前記噴流がタンク内の水を
    同伴し、この同伴したタンク内の水を前記噴流とともに
    前記第1通路手段を通して前記ボウルに送出するように
    作動可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の水
    洗トイレ。
  4. 【請求項4】前記ボウルは、前記第1通路手段の下流端
    部分を構成するリム水洗通路によって水平方向に取り囲
    まれたリム部分を有する、ことを特徴とする請求項3に
    記載の水洗トイレ。
  5. 【請求項5】前記トラップ路は、堰部と、この堰部の上
    方に配置された最も上側の内部部分を有し、 前記第2通路手段は、前記真空領域を前記トラップ路の
    最も上側の内部部分と連通させる、ことを特徴とする請
    求項1に記載の水洗トイレ。
  6. 【請求項6】前記水洗手段は、トイレの水洗中、前記貯
    水タンク及び前記ボウル内の水の液面高さを低下させる
    ように作動し、 前記弁手段は、前記貯水タンク及び前記ボウル内の水の
    液面高さの低下に対応して、前記噴流を停止させるとと
    もに、前記弁手段に流入する加圧水をそらして、前記貯
    水タンク及び前記ボウルを再充填するように作動可能で
    ある、ことを特徴とする請求項1に記載の水洗トイレ。
  7. 【請求項7】出口開口部を有するボウルと、前記出口開
    口部と連通し、前記ボウルからの排出通路を前記出口開
    口部とともに形成するトラップ路と、前記ボウルと隣接
    して位置決めされたタンクとを備えた水洗トイレに関連
    して使用するためのトイレ水洗方法において、 加圧水源から加圧水を受け入れるための入口と、前記ボ
    ウルの内部と連通した出口とを有し、前記タンクの内部
    を通って延びる水洗通路を形成する工程と、 加圧水を、前記水洗通路の前記入口から前記出口まで前
    記水洗通路を通して内部に水の噴流を形成するように流
    す工程と、 前記水の噴流を利用して前記水洗通路内に真空領域をつ
    くりだす工程と、 前記トラップ路の内部から前記真空領域内に空気を吸い
    込むように、前記真空領域を前記トラップ路と連通する
    工程と、を備えたことを特徴とするトイレ水洗方法。
  8. 【請求項8】前記トイレは、前記水洗通路の下流端部分
    を構成するリム通路によって水平方向に取り囲まれたリ
    ム部分を有し、 前記タンク内の水を前記水の噴流に同伴させる工程と、
    噴流水及び同伴されたタンクの水を前記リム通路に流入
    させる工程と、を更に備えたことを特徴とする請求項7
    に記載のトイレ水洗方法。
  9. 【請求項9】前記トラップ路は、堰部と、この堰部の上
    方に配置された最も上側の内部部分を有し、 前記連通する工程は、前記真空領域を前記トラップ路の
    最も上側の内部部分と連通させることによって行われ
    る、ことを特徴とする請求項7に記載のトイレ水洗方
    法。
  10. 【請求項10】前記水洗通路は、リム水洗通路であり、 前記貯水タンクの内部から前記ボウルの底部分まで延び
    るボウル水洗通路を形成する工程と、前記貯水タンクの
    水を前記ボウル水洗通路を通して前記ボウル内に重力で
    流す工程と、を更に備えたことを特徴とする請求項7に
    記載のトイレ水洗方法。
  11. 【請求項11】出口開口部と、リム部分と、このリム部
    分を水平方向に取り囲むリム通路とを有するボウルと、 このボウルと隣接して配置された貯水タンクと、 前記ボウルの出口開口部と隣接し、前記ボウルからの水
    洗排出通路を前記出口開口部とともに形成するトラップ
    路と、 前記貯水タンクの内部を前記ボウルの底部分と連通する
    ボウル水洗通路と、 前記貯水タンクの内部を前記リム通路と連通するリム水
    洗通路と、 トイレを水洗するように選択的に作動する水洗手段と、
    を備え、 この水洗手段は、 前記貯水タンク内に配置され、所定量のタンクの水を前
    記ボウル水洗通路を通して前記ボウル内に一時的に重力
    で流すように作動できるフラッパー弁手段と、 前記貯水タンク内に配置され、加圧水源から受け取った
    加圧水を前記フラッパー弁手段の作動に応じて排出する
    ように作動する、浮き玉コック弁手段と、 前記貯水タンク内に配置され、前記浮き玉コック弁手段
    から加圧水を受け入れ、受け入れた水を水の噴流に変換
    し、この水の噴流を使用してその内部に真空領域を作り
    だし、次いで、前記受け入れた水を排出するように作動
    可能となった、切換弁手段と、 この切換弁手段から前記リム水洗通路内に排出された水
    の噴流及びこれに同伴された水を流すための第1通路構
    成手段と、 トイレの水洗を容易にし且つその要求水洗水容積を減少
    するように、前記真空領域を前記トラップ路の内部と連
    通するための第2通路構成手段と、を有することを特徴
    とする水洗トイレ。
  12. 【請求項12】前記ボウルは、前記貯水タンクと一体に
    形成されている、ことを特徴とする請求項11に記載の
    水洗トイレ。
  13. 【請求項13】前記トイレは、ロータンク式単部品トイ
    レである、ことを特徴とする請求項12に記載の水洗ト
    イレ。
  14. 【請求項14】前記トラップ路は、堰部と、この堰部の
    上方に配置された最も上側の内部部分を有し、 前記第2通路構成手段は、前記真空領域を前記トラップ
    路の最も上側の内部部分と連通するように作動可能とな
    っている、ことを特徴とする請求項11に記載の水洗ト
    イレ。
  15. 【請求項15】前記切換弁手段は、更に、前記水の噴流
    に前記タンク内の水を同伴させ、同伴したタンクの水を
    噴流とともに前記第1通路構成手段を通して前記ボウル
    に送出するように作動可能となっている、ことを特徴と
    する請求項11に記載の水洗トイレ。
  16. 【請求項16】タンク型トイレの水洗システムで使用す
    るための切換弁であって、前記トイレのタンク部内の水
    中に浸漬できるような水洗トイレ用切換弁において、 加圧水源から加圧水を受け入れるための入口開口部と、
    受け入れた水を排出するための第1出口開口部と、受け
    入れた水を排出するための第2出口開口部と、を有する
    中空本体と、 この中空本体内に支持されるとともに、受け入れた水を
    前記第1出口開口部を通して排出する第1位置と、受け
    入れた水を前記第2出口開口部を通して排出する第2位
    置とにそれぞれ位置決め可能となった、ポペット弁手段
    と、 このポペット弁手段を前記第1位置に向かって弾性的に
    押圧するためのばね手段と、 前記中空本体内で前記入口開口部と前記第1出口開口部
    との間に配置され、前記中空本体を通って外方に延びる
    空気入口開口部を有する真空チャンバと、 前記第1出口開口部に向かって排出された水を、前記真
    空チャンバ内に真空をつくりだすような水の噴流に変換
    するための噴流形成手段と、 前記中空本体上に支持されるとともに、前記ポペット弁
    手段をその前記第1位置に保持することができるような
    第1位置と、前記入口開口部に進入する加圧水で前記ポ
    ペット弁手段をその前記第2位置まで移動するような第
    2位置との間で、前記中空本体に対して移動するフロー
    ト手段と、を備えたことを特徴とする水洗トイレ用切換
    弁。
  17. 【請求項17】前記中空本体内に形成されるとともに、
    タンクの水が前記中空本体に流入できるようにし、流入
    したタンクの水を前記水の噴流に同伴させ、前記水の噴
    流とともに前記第1出口開口部を通して排出するための
    開口部手段を更に備えたことを特徴とする、請求項16
    に記載の水洗トイレ用切換弁。
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