JP2002070084A - 表示装置および建設機械の機能ロック解除装置 - Google Patents

表示装置および建設機械の機能ロック解除装置

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JP2002070084A
JP2002070084A JP2000264040A JP2000264040A JP2002070084A JP 2002070084 A JP2002070084 A JP 2002070084A JP 2000264040 A JP2000264040 A JP 2000264040A JP 2000264040 A JP2000264040 A JP 2000264040A JP 2002070084 A JP2002070084 A JP 2002070084A
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】正当な使用者が、モニタパネルなどの表示装置
の機能ロック状態を解除する暗証番号(操作パターン)
を忘れた場合であっても、解除専用のツールを使用する
ことなく、容易に表示装置の機能ロック状態を解除し、
表示画面を次画面に遷移させる。また建設機械の正当な
使用者が、始動機能または作業機能のロック状態を解除
する暗証番号(操作パターン)を忘れた場合であって
も、解除専用のツールを使用することなく、容易に機能
ロック状態を解除できるようにする。 【解決手段】設定操作パターンが互いに異なるパターン
で複数、記憶部16a、16bに設定される。そして入
力手段3〜15によって入力された操作パターンが設定
された複数の設定操作パターンのうちのいずれかの設定
操作パターンと一致した場合に、表示装置1の表示画面
2が次画面100に遷移されることが許容され、建設機
械の始動機能または作業機能のロック状態が解除され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関する。
また本発明は建設機械の機能ロック解除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械は非常に高価なものであり盗難
を効果的に防止することが必要となる。また建設機械の
作業機用操作レバーが、到底操作に熟練していない人間
によって誤って操作されてしまうと、作業機が不用意に
作動して、危険な状態になる。このため正当な使用者以
外の者によって建設機械が作動されてしまうことを防ぐ
ことが、盗難防止、誤作動防止のために必要となる。
【0003】そこで暗証番号入力等の特定の解除操作が
実行されないかぎり建設機械の始動機能または作業機能
をロックした状態を維持する技術が種々開発されてい
る。
【0004】例えば、建設機械の運転室内にテンキー入
力装置を設け、このテンキー入力装置に特定の暗証番号
を入力しないかぎり建設機械のエンジンを始動させな
い、つまり建設機械の始動機能をロックした状態を維持
する始動機能ロック装置が従来より建設機械に搭載され
ている。同様にテンキー入力装置に特定の暗証番号を入
力しないかぎり油圧ポンプから吐出される圧油を作業機
用油圧アクチュエータに供給しない、つまり作業機の作
業機能をロックした状態を維持する作業機能ロック装置
が建設機械に搭載されている。
【0005】しかし、こうした機能ロック装置によれ
ば、正当な使用者が暗証番号を忘れた場合に機能ロック
状態を容易に解除できないという問題が生じる。
【0006】そこで、特開平11−78788号公報に
は、ロック解除信号を機能ロック装置に入力することで
ロック状態を解除するハンディターミナルを用意して、
このハンディターミナルから機能ロック装置にロック解
除信号を入力することで機能ロック状態を解除するとい
う発明が記載されている。この公報記載の発明によれ
ば、正当な使用者が暗証番号を忘れた場合でも、サービ
スマンを呼び出してサービスマンがハンディターミナル
を建設機械に装着しロック解除信号を機能ロック装置に
入力すれば機能ロック状態が解除される。
【0007】また建設機械の運転室にはモニタパネルが
設けられている。モニタパネルは表示装置としての機能
と入力装置としての機能を有する。
【0008】モニタパネルでは冷却水の水温、燃料量な
どの建設機械の状態がセンサによって検出され、これら
建設機械の状態がモニタパネル上の表示画面に表示され
る。つまりモニタパネルはモニタ機能を備えている。ま
たモニタパネル上のスイッチを操作することにより建設
機械の走行装置や作業装置を制御するコントローラに制
御信号が出力され作業モードや走行速度が選択される。
またコントローラの内部パラメータを設定したり調整す
ることもできる。つまりモニタパネルは制御機能を有す
る。
【0009】近年のモニタパネルでは、電源が投入され
ると、つまりスタータースイッチがオン位置に操作され
ると、先頭画面に暗証番号を入力する暗証番号入力画面
を表示して、この暗証番号入力画面上で暗証番号を入力
し、この入力した暗証番号が予め設定しておいた番号と
一致しないと、上記モニタ機能および制御機能を機能さ
せない、つまり暗証番号入力画面から次画面に遷移させ
ないようにしている。モニタパネルは上述した機能ロッ
ク装置と連動しており、モニタパネルから入力した暗証
番号が設定した番号に一致すると、ロック解除信号が出
力されるが、モニタパネルから入力した暗証番号が設定
番号と不一致であれば、ロック解除信号は出力されな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術に
よれば、機能ロック状態を解除するためにハンディター
ミナルという解除専用のツールが必要となる。解除専用
ツールを常時携行して個々の建設機械に装着する作業は
サービスマンにとって大きな負担になっている。また解
除専用ツールの開発、製作、維持に要する費用も大き
く、建設機械のメーカ等にとって大きな負担になってい
る。
【0011】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、正当な使用者が、モニタパネルなどの表示装
置の機能ロック状態を解除する暗証番号(操作パター
ン)を忘れた場合であっても、解除専用のツールを使用
することなく、容易に表示装置の機能ロック状態を解除
し、表示画面を次画面に遷移させることを第1の解決課
題とするものである。
【0012】また本発明は、建設機械の正当な使用者
が、始動機能または作業機能のロック状態を解除する暗
証番号(操作パターン)を忘れた場合であっても、解除
専用のツールを使用することなく、容易に機能ロック状
態を解除できるようにすることを第2の解決課題とする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用、効果】そこ
で、本発明の第1発明では、上記第1の解決課題を達成
するために、特定の操作パターンを設定し、入力手段に
よって入力した操作パターンが前記設定操作パターンと
一致した場合に、表示画面が次画面に遷移することを許
容する表示装置において、前記設定操作パターンを互い
に異なるパターンで複数設定し、操作パターン入力画面
上で、前記入力手段によって操作パターンを入力し、前
記入力手段によって入力した操作パターンが前記設定し
た複数の設定操作パターンのうちのいずれかの設定操作
パターンと一致した場合に、表示画面が次画面に遷移す
ることを許容することを特徴とする。
【0014】第1発明を図1、図3、図10を参照して
説明する。
【0015】第1発明によれば、設定操作パターンが互
いに異なるパターンで複数、記憶部16a、16bに設
定される。そして入力手段3〜15によって入力された
操作パターンが設定された複数の設定操作パターンのう
ちのいずれかの設定操作パターンと一致した場合に、表
示装置1の表示画面2が次画面100に遷移されること
が許容される。
【0016】従って第1発明によれば、正当な使用者が
設定操作パターン(暗証番号)を忘れた場合であって
も、複数の設定操作パターンのうちいずれかの設定操作
パターンを記憶していれば、従来のようにサービスマン
を呼び出し解除専用ツールを用いることなく表示画面2
を次画面100に遷移させて、表示装置1の機能ロック
状態を容易に解除することができる。
【0017】また、本発明の第2発明では、第1発明に
おいて、前記複数の設定操作パターンを、別々の記憶手
段16a、16bに記憶したことを特徴とする。
【0018】第2発明を図1を参照して説明する。
【0019】第2発明によれば、複数の設定操作パター
ンが、別々の記憶手段16a、16bに記憶されている
ので、全ての設定操作パターンの記憶データが同時に消
失されることを防ぐことができる。すなわち一方の記憶
手段16aに記憶された設定操作パターンのデータが消
失しても、他の設定操作パターンのデータは他方の記憶
手段16bに保存されたままである。このためデータ消
失時に全ての設定操作パターンのデータを再度設定する
必要がなく、消失した設定操作パターンを再設定するだ
けで済むので再設定作業が容易になる。
【0020】また、本発明の第3発明では、上記第2の
解決課題を達成するために、特定の操作パターンを設定
し、入力手段によって入力した操作パターンが前記設定
操作パターンと一致した場合に、建設機械の始動機能ま
たは作業機能をロックした状態を解除する建設機械の機
能ロック解除装置において、前記設定操作パターンを互
いに異なるパターンで複数設定し、前記入力手段によっ
て入力した操作パターンが前記設定した複数の設定操作
パターンのうちのいずれかの設定操作パターンと一致し
た場合に、前記始動機能または作業機能のロック状態を
解除することを特徴とする。
【0021】第3発明を図1、図2を参照して説明す
る。
【0022】第3発明によれば、設定操作パターンが互
いに異なるパターンで複数、記憶部16a、16bに設
定される。そして入力手段3〜15によって入力された
操作パターンが設定された複数の設定操作パターンのう
ちのいずれかの設定操作パターンと一致した場合に、建
設機械の始動機能または作業機能のロック状態が解除さ
れる(ステップ207)。
【0023】従って第3発明によれば、建設機械の正当
な使用者が入力手段3〜15に入力すべき設定操作パタ
ーン(暗証番号)を忘れた場合であっても、複数の設定
操作パターンのうちいずれかの設定操作パターンを記憶
していれば、従来のようにサービスマンを呼び出し解除
専用ツールを用いることなく、建設機械の始動機能また
は作業機能のロック状態を容易に解除することができ
る。
【0024】また、本発明の第4発明では、第3発明に
おいて、前記複数の設定操作パターンを、別々の記憶手
段に記憶したことを特徴とする。
【0025】第4発明によれば、第2発明と同じ効果が
得られる。
【0026】また、本発明の第5発明では、上記第1の
解決課題を達成するために、第1の操作パターンを設定
し、表示画面が第1の操作パターン入力画面に遷移した
場合に、この第1の操作パターン入力画面上で、入力手
段によって操作パターンを入力し、入力した操作パター
ンが前記第1の設定操作パターンと一致した場合に、表
示画面が次画面に遷移することを許容する表示装置にお
いて、前記第1の設定操作パターンとは異なるパターン
の第2の操作パターンを設定し、前記第1の操作パター
ン入力画面上で、前記入力手段によって操作パターンを
入力し、入力した操作パターンが前記第1の設定操作パ
ターンと一致しなかった場合に、表示画面を、第2の操
作パターン入力画面に遷移させ、前記第2の操作パター
ン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力
し、入力した操作パターンが前記第2の設定操作パター
ンと一致した場合に、表示画面を、設定操作パターン再
生画面に遷移させ、前記設定操作パターン再生画面上に
おいて、前記第1の設定操作パターンを表示若しくは再
設定することを特徴とする。
【0027】第5発明を図1、図2、図3、図5、図8
を参照して説明する。
【0028】第5発明によれば、第1の設定操作パター
ン(ユーザパスワード)とは異なるパターンの第2の操
作パターン(サービスパスワード)が記憶部16bに設
定される。
【0029】そして第1の操作パターン入力画面30上
で、入力手段3〜15によって操作パターンが入力され
(ステップ200)、入力された操作パターンが第1の
設定操作パターン(ユーザパスワード)と一致しなかっ
た場合に(ステップ200の判断NO)、表示画面2
が、第2の操作パターン入力画面50に遷移される(ス
テップ201、202、203)。
【0030】次に第2の操作パターン入力画面50上
で、入力手段3〜15によって操作パターンが入力され
(ステップ203)、入力された操作パターンが第2の
設定操作パターン(サービスパスワード)と一致した場
合に(ステップ203の判断YES)、表示画面2が、
設定操作パターン再生画面30に遷移される。そして設
定操作パターン再生画面30、80上において、第1の
設定操作パターン(ユーザパスワード)が表示若しくは
再設定される(ステップ205)。これにより第1の設
定操作パターン(ユーザパスワード)を知り得るので再
度第1の操作パターン入力画面30上で、入力手段3〜
15によって操作パターンを入力すれば(ステップ20
0)、入力した操作パターンが第1の設定操作パターン
(ユーザパスワード)と一致するので(ステップ200
の判断YES)、表示画面2が次画面100に遷移する
(ステップ206)。
【0031】従って第5発明によれば、正当な使用者が
第1の設定操作パターン(ユーザパスワード)を忘れた
場合であっても、第2の設定操作パターン(サービスパ
スワード)さえ入力できれば第1の設定操作パターン
(ユーザパスワード)を再生することができ、従来のよ
うにサービスマンを呼び出し解除専用ツールを用いるこ
となく表示画面2を次画面100に遷移させて、表示装
置1の機能ロック状態を容易に解除することができる。
【0032】また、本発明の第6発明では、上記第2の
解決課題を達成するために、第1の操作パターンを設定
し、建設機械に設けられた表示装置の表示画面が第1の
操作パターン入力画面に遷移した場合に、この第1の操
作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パター
ンを入力し、入力した操作パターンが前記第1の設定操
作パターンと一致した場合に、建設機械の始動機能また
は作業機能をロックした状態を解除する建設機械の機能
ロック解除装置において、前記第1の設定操作パターン
とは異なるパターンの第2の操作パターンを設定し、前
記第1の操作パターン入力画面上で、前記入力手段によ
って操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前
記第1の設定操作パターンと一致しなかった場合に、表
示画面を、第2の操作パターン入力画面に遷移させ、前
記第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によって
操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第
2の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面を、
設定操作パターン再生画面に遷移させ、前記設定操作パ
ターン再生画面上において、前記第1の設定操作パター
ンを表示若しくは再設定することを特徴とする。
【0033】第6発明を図1、図2、図3、図5、図8
を参照して説明する。
【0034】第6発明によれば、第1の設定操作パター
ン(ユーザパスワード)とは異なるパターンの第2の操
作パターン(サービスパスワード)が記憶部16bで設
定される。
【0035】そして第1の操作パターン入力画面30上
で、入力手段3〜15によって操作パターンが入力され
(ステップ200)、入力された操作パターンが第1の
設定操作パターン(ユーザパスワード)と一致しなかっ
た場合に(ステップ200の判断NO)、表示画面2
が、第2の操作パターン入力画面50に遷移される(ス
テップ201、202、203)。
【0036】第2の操作パターン入力画面50上で、入
力手段3〜15によって操作パターンが入力され、入力
された操作パターンが第2の設定操作パターン(サービ
スパスワード)と一致した場合に、表示画面2が、設定
操作パターン再生画面30、80に遷移される。そして
設定操作パターン再生画面30、80上において、第1
の設定操作パターン(ユーザパスワード)が表示若しく
は再設定される(ステップ205)。これにより第1の
設定操作パターン(ユーザパスワード)を知り得るので
再度第1の操作パターン入力画面30上で、入力手段3
〜15によって操作パターンを入力すれば(ステップ2
00)、入力した操作パターンが第1の設定操作パター
ン(ユーザパスワード)と一致するので(ステップ20
0の判断YES)、建設機械の始動機能または作業機能
のロック状態が解除される(ステップ207)。
【0037】従って第6発明によれば、正当な使用者が
第1の設定操作パターン(ユーザパスワード)を忘れた
場合であっても、第2の設定操作パターン(サービスパ
スワード)さえ入力できれば第1の設定操作パターン
(ユーザパスワード)を再生することができ、従来のよ
うにサービスマンを呼び出し解除専用ツールを用いるこ
となく建設機械の始動機能または作業機能のロック状態
を容易に解除することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下本発明の表示装置の実施形態
について図面を参照して説明する。
【0039】本実施形態では表示装置として建設機械の
運転室に設けたモニタパネルを想定している。図1に示
すように表示装置1としてのモニタパネルは表示画面2
に表示する機能とスイッチ3〜15を押動操作して操作
内容を入力する機能を有する。建設機械のエンジンの冷
却水の水温、燃料量などの建設機械の状態がセンサによ
って検出され、これら建設機械の状態が表示装置1上の
表示画面2に表示される。つまり表示装置1はモニタ機
能を備えている。また表示装置1上のスイッチ3〜15
を操作することにより建設機械の走行装置や作業装置を
制御するコントローラに対して操作内容に対応する制御
信号が出力され作業モードや走行速度が選択される。ま
たコントローラの内部パラメータを設定したり調整する
こともできる。つまり表示装置1は制御機能を有する。
【0040】一方建設機械には、予め記憶されたユーザ
パスワードを入力しない限りエンジンを始動させない、
つまり建設機械の始動機能をロックした状態を維持する
始動機能ロック装置が搭載されている。なお始動機能ロ
ック装置の代わりに作業機能ロック装置を搭載してもよ
い。この場合、予め記憶されたユーザパスワードを入力
しない限り油圧ポンプから吐出される圧油を作業機用油
圧アクチュエータに供給しない、つまり作業機の作業機
能をロックした状態を維持する。ここでユーザパスワー
ドは建設機械の正当な使用者(正当な使用者が許可した
者を含む)のみが知り得る特定の操作パターンである。
また後述するサービスパスワードは建設機械を点検、整
備するサービスマンのみが知り得る特定の操作パターン
である。本実施形態ではユーザパスワードおよびサービ
スパスワードは数字の組合せであるとする。なおユーザ
パスワードおよびサービスパスワードを文字の組合せと
してもよく、また文字と数字を混合した組合せでもよ
い。
【0041】表示装置1と上述した機能ロック装置とは
連動している。表示装置1のスイッチ3〜15を操作す
ることで入力した操作パターンが記憶したユーザパスワ
ードに一致している場合には、ロック解除信号が機能ロ
ック装置に出力され、始動機能または作業機能のロック
状態が解除される。また表示装置1のスイッチ3〜15
を操作することで入力した操作パターンが記憶したユー
ザパスワードに不一致の場合には、ロック解除信号が機
能ロック装置に出力されず、始動機能または作業機能の
ロック状態が維持される。
【0042】実施形態の表示装置1では、電源が投入さ
れると、つまりスタータースイッチがオン位置に操作さ
れると、表示画面2の先頭画面にユーザパスワードを入
力するパスワード入力画面30が図3に示すように表示
される。このパスワード入力画面30上で操作パターン
を入力し、この入力した操作パターンが記憶しておいた
パスワードと一致しないと、パスワード入力画面30か
ら次画面に遷移させない、つまり表示装置1のモニタ機
能および制御機能を機能させないようにしている。
【0043】以下表示装置1の構成について更に詳述す
る。
【0044】図1に示すように表示装置1は筐体で構成
され、大きくは、筐体外側に設けられた表示画面2と、
同じく外側に設けられたスイッチ3〜15と、筐体内部
に設けられた記憶部16a、16bと、同じく筐体内部
に設けられた判定部17とから構成されている。
【0045】スイッチ3〜15はスイッチパネル18上
に設けられている。スイッチ3〜15は押動操作される
ことで操作内容に応じた信号が図示しないコントローラ
に入力される。このコントローラは建設機械の走行装
置、作業装置を操作内容に応じて制御する。またコント
ローラは表示装置1の表示画面2の表示を操作内容に応
じて制御する。
【0046】スイッチ3〜15のうちスイッチ3〜12
は表示装置1の表示画面2の表示内容に応じて、入力さ
れるデータ内容を異ならせている。表示画面2の表示内
容が、数字入力を指示している場合にはスイッチ3〜1
2はそれぞれ数字「0」〜「9」のデータを入力するテ
ンキーとして機能する。すなわちスイッチ3を押すと
「0」が入力され、スイッチ4を押すと「1」が入力さ
れ、スイッチ5を押すと「2」が入力され、スイッチ6
を押すと「3」が入力され、スイッチ7を押すと「4」
が入力され、スイッチ8を押すと「5」が入力され、ス
イッチ9を押すと「6」が入力され、スイッチ10を押
すと「7」が入力され、スイッチ11を押すと「8」が
入力され、スイッチ12を押すと「9」が入力される。
【0047】表示画面2の表示内容が、数字入力以外を
指示している場合にはスイッチ3〜12はそれぞれスイ
ッチに図示された文字、イラスト内容に応じたデータを
入力するスイッチとして機能する。
【0048】またスイッチ13、14は表示画面2上の
表示内容を選択するカーソルキーである。またスイッチ
15はエンターキーである。
【0049】記憶部16aには建設機械の正当な使用者
のみが知り得るユーザパスワードが記憶されている。な
おユーザパスワードは4桁の数字で構成されるものとす
る。一方記憶部16bにはサービスマンのみが知り得る
サービスパスワードが記憶されている。なおサービスパ
スワードはユーザパスワードと同様に4桁の数字によっ
て構成されておりユーザパスワードの数字の組合せのパ
ターンが異なる。
【0050】本実施形態ではユーザパスワードとサービ
スパスワードとが、別々の記憶部16a、16bに記憶
されているので、両方のパスワードの記憶データが同時
に消失されることを防ぐことができる。すなわち一方の
記憶部16aに記憶されたユーザパスワードのデータが
消失しても、他のサービスパスワードのデータは他方の
記憶部16bに保存されたままである。このためデータ
消失時に両方のパスワードのデータを再度設定する必要
がなく、消失したユーザパスワードを再設定するだけで
済むので再設定作業が容易になる。
【0051】なお本実施形態では表示装置1の内部に記
憶部16a、16bを設けるようにしているが、表示装
置1とは別の装置、例えば建設機械内に設けられたコン
トローラに記憶部16a、16bを設けるようにしても
よい。
【0052】表示画面2は、スイッチ3〜15の操作に
応じて順次、次画面に遷移して表示内容が変化するディ
スプレイ部であり液晶等によって構成されている。ただ
し前述したように表示画面2の先頭画面であるパスワー
ド入力画面30上でパスワードが正しく入力されない
と、次画面には遷移しない。
【0053】判定部17は、表示画面2がユーザパスワ
ード入力画面30に遷移しているときに、スイッチ(テ
ンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパ
ターンと記憶部16aに記憶されたユーザパスワードの
数字組合せのパターンとが一致しているか否かを判定す
る。また判定部17は、表示画面2がユーザパスワード
入力画面50に遷移しているときに、スイッチ(テンキ
ー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパター
ンと記憶部16bに記憶されたサービスパスワードの数
字組合せのパターンとが一致しているか否かを判定す
る。
【0054】次に図1に示す表示装置1の動作につい
て、図2から図10(a)、(b)、(c)を併せ参照
して説明する。図2は処理の手順を示すフローチャート
であり、図3から図10(a)、(b)、(c)は表示
画面2が遷移する様子を示す図である。
【0055】すなわち建設機械の電源が投入されると、
つまりスタータースイッチがオン位置に操作されると、
表示画面2の先頭画面には図3に示すようにパスワード
入力画面30が表示される。パスワード入力画面30上
にはユーザパスワードの4桁に対応して点滅部30a、
30b、30c、30dが表示されている。まずユーザ
パスワードの最上位の桁に対応する点滅部30aが点滅
して最上位の桁の数字の入力を促す。表示画面2がユー
ザパスワード入力画面30に遷移しているとスイッチ3
〜12はテンキーとして機能する。
【0056】そこで使用者がスイッチ3〜12を押動操
作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力する。以
後スイッチ3〜12を押動操作する毎に点滅箇所が点滅
部30b、30c、30dへと順次移動して対応する桁
の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部30b、30
c、30dへと順次移動するに応じて使用者はスイッチ
3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の次の
桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を順次入力する。こ
うして4桁の数字の組合せのパターンが入力される。但
し、実施形態では点滅部30a、30b、30c、30
dには使用者が入力した数字は表示されないものとす
る。もちろん入力した数字を表示させる実施も可能であ
る(ステップ200)。
【0057】この結果、判定部17では、スイッチ(テ
ンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパ
ターンと記憶部16aに記憶されているユーザパスワー
ドの数字組合せのパターンとが一致しているか否かが判
断され、両者が一致している場合には(ステップ200
の判断YES)、パスワード入力画面30から図10
(a)、(b)、(c)に示す次画面であるモニタ用画
面100、101、102に遷移することを許容する
(ステップ206)。さらに、ロック解除信号が機能ロ
ック装置に出力され、始動機能または作業機能のロック
状態が解除される(ステップ207)。エンジン始動前
であれば図10(a)に示すモニタ用先頭画面100か
ら図10(b)に示すモニタ用始動前画面101に遷移
する。エンジンが始動されると図10(b)に示すモニ
タ用始動前画面101から図10(c)に示すモニタ用
始動後画面102に遷移する。これにより表示装置1の
表示画面2上で建設機械の状態をモニタすることができ
る。なおスイッチ2〜15を操作することにより表示画
面2を図示しない制御用画面に遷移させることができ、
この制御用画面上で作業モードや走行速度を選択して建
設機械の走行装置や作業装置を制御したり、コントロー
ラの内部パラメータを設定したり調整することができ
る。
【0058】一方、判定部17で、スイッチ(テンキ
ー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパター
ンと記憶部16aに記憶されているユーザパスワードの
数字組せのパターンとが一致していないと判断された場
合には(ステップ200の判断NO)、パスワード入力
画面30上の点滅箇所が再度ユーザパスワードの最上位
の桁に対応する点滅部30aに移行して、正しいユーザ
パスワードの入力を促すとともに、表示画面2は先頭画
面であるパスワード入力画面30の状態を維持する。す
なわち正当な使用者がユーザパスワードを忘れたか正当
使用者以外の者がユーザパスワードを入力しようとして
いるときには、次画面であるモニタ用画面100、10
1、102に遷移することを許容しない。また制御用画
面に遷移することを許容しない。このため表示装置1の
機能をロックした状態を維持することができる。またロ
ック解除信号が出力されないので始動機能または作業機
能のロック状態が維持される。
【0059】正当な使用者がユーザパスワードを忘れた
場合のみ、つぎのような処理にてユーザパスワードを再
生することができる。
【0060】すなわちユーザパスワードが正しく入力さ
れないことが判明した時点で正当な使用者はサービスマ
ンを呼び出す。サービスマンはスイッチ3〜12をサー
ビスマンのみが知り得る特定のパターンで操作する。こ
の特定の操作パターンは、たとえば特定のスイッチを特
定の回数だけ押し続ける操作パターンや、複数の特定の
スイッチを同時に押す操作パターンなどである。スイッ
チ3〜12が特定の操作パターンで操作されると(ステ
ップ201の判断YES)、図3のユーザパスワード入
力画面30から図4に示すサービスメニュー画面40に
遷移される。サービスメニュー画面40上にはサービス
マンのみが行うことができるサービスメニュー「00」
〜「09」が表示される。なおサービスメニュー画面4
0はスクロールすることができる(ステップ202)。
【0061】同図4に示すようにサービスメニュー画面
40の各サービスメニューの中には「09 パスワード
設定」が表示されている。表示画面2がサービスメニュ
ー画面40に遷移しているとスイッチ3〜12はテンキ
ーとして機能する。そこでスイッチ3、12が順次押さ
れると、「0」、「9」が入力され、サービスメニュー
画面40上の「09 パスワード設定」が選択される。
サービスメニュー画面40上で「09 パスワード設
定」が選択され、選択確定を示すエンターキー15が押
し操作されると(ステップ202aの判断YES)、図
4のサービスメニュー画面40から図5に示すサービス
パスワード入力画面50に遷移される。
【0062】サービスパスワード入力画面50上にはサ
ービスパスワードの4桁に対応して点滅部50a、50
b、50c、50dが表示されている。まずサービスパ
スワードの最上位の桁に対応する点滅部50aが点滅し
て最上位の桁の数字の入力を促す。表示画面2がサービ
スパスワード入力画面50に遷移しているとスイッチ3
〜12はテンキーとして機能する。
【0063】そこでサービスマンがスイッチ3〜12を
押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力す
る。以後スイッチ3〜12を押動操作する毎に点滅箇所
が点滅部50b、50c、50dへと順次移動して対応
する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部50b、
50c、50dへと順次移動するに応じてサービスマン
はスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上
位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を入力す
る。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力され
る。但し、実施形態では点滅部50a、50b、50
c、50dにはサービスマンが入力した数字は表示され
ないものとする。もちろん入力した数字を表示させる実
施も可能である。点滅部50dに対応する最下位の桁の
数字が入力されると、入力が確定したことを促すべくE
NT表示部50eが点滅される。そこでこの点滅指示に
したがいエンターキー15が押されると、つぎに判定部
17で、スイッチ(テンキー)3〜12を操作して入力
した数字の組合せのパターンと記憶部16bに記憶され
ているサービスパスワードの数字組合せのパターンとが
一致しているか否かが判断される(ステップ203)。
【0064】この結果、入力した数字の組合せのパター
ンと記憶部16bに記憶されているサービスパスワード
の数字組合せのパターンとが一致している場合には(ス
テップ203の判断YES)、図5のサービスパスワー
ド入力画面50から図6に示すパスワード設定選択メニ
ュー画面60に遷移する(ステップ204)。
【0065】しかし入力した数字の組合せのパターンと
記憶部16bに記憶されているサービスパスワードの数
字組合せのパターンとが不一致の場合か、4桁の数字入
力の途中で誤ってエンターキー15が押された場合には
(ステップ203の判断NO)、サービスパスワード入
力画面50上の点滅箇所が再度サービスパスワードの最
上位の桁に対応する点滅部50aに移行して、正しいサ
ービスパスワードの入力を促すとともに、表示画面2は
再度サービスパスワード入力画面50の状態を維持す
る。すなわちサービスマン以外の者がサービスパスワー
ドを入力しようとしているときには、次画面であるパス
ワード設定選択メニュー画面60に遷移することを許容
しない。
【0066】図6に示すようにパスワード設定選択メニ
ュー画面60上にはユーザパスワードを再生(現在のユ
ーザパスワードを表示、ユーザパスワードを変更)した
り、パスワード機能をオンオフしたり、サービスパスワ
ードを変更したりするメニューが表示されている。具体
的には「00 戻る」、「01 パスワード機能ON/
OFF」、「02 パスワード変更」、「03 サービ
スパスワード変更」、「04 現在のパスワード」の各
メニューが表示されている。ここで「パスワード機能」
をオンするとは、ユーザパスワードを正しく入力するこ
とを条件として表示画面2がモニタ用画面100、10
1、102に遷移することを許容し、ロック解除信号を
出力することを意味する。また「パスワード機能」をオ
フするとは、ユーザパスワードを入力の有無を問わず表
示画面2がモニタ用画面100、101、102に遷移
することを許容し、ロック解除信号を出力することを意
味する。
【0067】表示画面2がパスワード設定選択メニュー
画面60に遷移しているとスイッチ3〜12はテンキー
として機能し、テンキー3〜12を操作して入力した数
字に対応するメニューが選択される。またカーソルキー
13、14は押し方向、回数に応じてメニューを選択す
るスイッチとして機能する。スイッチ3〜14によって
選択したメニューの表示箇所は他の表示箇所と識別でき
るように表示色が反転する。
【0068】パスワード設定選択メニュー画面60に遷
移した初期状態では「00 戻る」が選択されておりこ
の表示箇所が図6で図示するように反転表示されてい
る。パスワード設定選択メニュー画面60上の選択内容
表示部60cには現在選択されているメニューに対応す
る数字(たとえば「戻る」というメニューが選択されて
いる場合には「00」)が表示される。
【0069】そこでサービスマンがテンキー3〜12あ
るいはカーソルキー13、14を押動操作すると、操作
内容に応じて「00 戻る」、「01 パスワード機能
ON/OFF」、「02 パスワード変更」、「03
サービスパスワード変更」、「04 現在のパスワー
ド」のいずれかが選択される。
【0070】この結果「01 パスワード機能ON/O
FF」が選択されると、選択された「01 パスワード
機能ON/OFF」の表示箇所の表示色が反転するとと
もに、ENT表示部60aが点滅され、選択確定の入力
を促す。そこでサービスマンがエンターキー15を押す
とOK表示部60bが点灯して、表示画面2は図7に示
すパスワード機能ON/OFF画面70に遷移される。
【0071】パスワード機能ON/OFF画面70上に
は、「00 戻る」、「01 パスワード機能 O
N」、「02 パスワード機能 OFF」の各メニュー
が表示されている。ここでテンキー3〜12、カーソル
キー13、14、エンターキー15の機能はパスワード
設定選択メニュー画面60上における機能と同じであり
メニューを選択し確定することができる。またパスワー
ド機能ON/OFF画面70上のENT表示部70a、
OK表示部70b、選択内容表示部70cの機能は、パ
スワード設定選択メニュー画面60上におけるENT表
示部60a、OK表示部60b、選択内容表示部60c
の機能と同じである。
【0072】パスワード機能ON/OFF画面70に遷
移した初期状態では「00 戻る」が選択されておりこ
の表示箇所が反転表示されている。
【0073】そこでサービスマンがテンキー3〜12あ
るいはカーソルキー13、14を押動操作すると、操作
内容に応じて「00 戻る」、「01 パスワード機能
ON」、「02 パスワード機能 OFF」のいずれ
かが選択される。
【0074】この結果「02 パスワード機能OFF」
が選択されると、図7に図示するように選択された「0
2 パスワード機能OFF」の表示箇所の表示色が反転
するとともに、ENT表示部70aが点滅され、選択確
定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー1
5を押すとOK表示部70bが点灯し表示画面2は図6
に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。パ
スワード設定設定選択メニュー画面60で「00 戻
る」が選択され選択が確定されると、更に図4に示すサ
ービスメニュー画面40に戻る。
【0075】サービスメニュー画面40で「00 戻
る」が選択され選択が確定されると、表示画面2は図1
0(a)に示すモニタ用先頭画面100に遷移する。こ
のためパスワード機能がオフされていればユーザパスワ
ードの入力の有無にかかわらずモニタ用画面100、1
01、102に遷移することが許容され、ロック解除信
号が出力されて始動機能または作業機能のロック状態が
解除される。
【0076】パスワード機能ON/OFF画面70で
「01 パスワード機能 ON」が選択され選択が確定
されると、パスワード機能をオンした状態を維持して表
示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面
60に戻る。パスワード設定設定選択メニュー画面60
で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、更に
図4に示すサービスメニュー画面40に戻る。サービス
メニュー画面40で「00 戻る」が選択され選択が確
定されると、表示画面2は図3に示すユーザパスワード
入力画面30に遷移する。このためパスワード機能がオ
ンされていればユーザパスワードが正しく入力されない
限りモニタ用画面100、101、102に遷移せず、
ロック解除信号が出力されて始動機能または作業機能の
ロック状態は解除されない。
【0077】なおパスワード機能ON/OFF画面70
で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、表示
画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面6
0に戻る。
【0078】パスワード設定選択メニュー画面60上で
「02 パスワード変更」が選択されると、選択された
「02 パスワード変更」の表示箇所の表示色が反転す
るとともに、ENT表示部60aが点滅され、選択確定
の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー15
を押すとOK表示部60bが点灯して、表示画面2は図
8に示すパスワード変更画面80に遷移される。
【0079】パスワード変更画面80上には、「戻
る」、「入力」の各メニュー、ユーザパスワードの各桁
に対応する点滅部80c、80d、80e、80f、E
NT表示部80a、OK表示部80bが表示されてい
る。ここでテンキー3〜12はユーザパスワードの各桁
の数字を入力するテンキーとして機能する。またカーソ
ルキー13、14は「戻る」、「入力」の各メニューを
選択するスイッチとして機能する。またエンターキー1
5は入力内容を確定するスイッチとして機能する。
【0080】ユーザパスワード変更画面80上で「入
力」が選択されるとユーザパスワードの最上位の桁に対
応する点滅部80cが点滅して最上位の桁の数字の入力
を促す。ただしこの状態では現在、記憶部16aに記憶
されているユーザパスワードの4桁の数字を点滅部80
c、80d、80e、80fに表示させないものとす
る。
【0081】そこでサービスマンがテンキー3〜12を
押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力す
る。以後テンキー3〜12を押動操作する毎に点滅箇所
が点滅部80d、80e、80fへと順次移動して対応
する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部80d、
80e、80fへと順次移動するに応じてサービスマン
はスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上
位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を入力す
る。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力され
る。但し、実施形態では数字が入力される毎に点滅部8
0c、80d、80e、80fには入力した数字が順次
表示されるものとする。もちろん入力した数字を表示さ
せない実施も可能である。点滅部80fに対応する最下
位の桁の数字が入力されると、入力が確定したことを促
すべくENT表示部80aが点滅される。そこでこの点
滅指示にしたがいエンターキー15が押されると、OK
表示部80bが点灯する。この結果、記憶部16aの記
憶内容がこのユーザパスワード変更画面80で入力され
たユーザパスワードに変更される。そして表示画面2は
図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻
る。なおユーザパスワード変更画面80で「戻る」が選
択されると、表示画面2は図6に示すパスワード設定選
択メニュー画面60に戻る。またユーザパスワードの4
桁の数字を入力し終わっていない状態で「戻る」が選択
されると、4桁の数字を最初から入力すべく、最上位の
桁に対応する点滅部80cが点滅する状態に戻る。
【0082】パスワード設定選択メニュー画面60上で
「03 サービスパスワード変更」が選択されると、選
択された「03 サービスパスワード変更」の表示箇所
の表示色が反転するとともに、ENT表示部60aが点
滅され、選択確定の入力を促す。そこでサービスマンが
エンターキー15を押すとOK表示部60bが点灯し
て、表示画面2は図9に示すサービスパスワード変更画
面90に遷移される。
【0083】サービスパスワード変更画面90上には、
「戻る」、「入力」の各メニュー、サービスパスワード
の各桁に対応する点滅部90c、90d、90e、90
f、ENT表示部90a、OK表示部90bが表示され
ている。ここでテンキー3〜12はサービスパスワード
の各桁の数字を入力するテンキーとして機能する。また
カーソルキー13、14は「戻る」、「入力」の各メニ
ューを選択するスイッチとして機能する。またエンター
キー15は入力内容を確定するスイッチとして機能す
る。
【0084】サービスパスワード変更画面90上で「入
力」が選択されるとサービスパスワードの最上位の桁に
対応する点滅部90cが点滅して最上位の桁の数字の入
力を促す。ただしこの状態では現在、記憶部16bに記
憶されているサービスパスワードの4桁の数字を点滅部
90c、90d、90e、90fに表示させないものと
する。
【0085】そこでサービスマンがテンキー3〜12を
押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力す
る。以後テンキー3〜12を押動操作する毎に点滅箇所
が点滅部90d、90e、90fへと順次移動して対応
する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部90d、
90e、90fへと順次移動するに応じてサービスマン
はスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上
位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を入力す
る。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力され
る。但し、実施形態では数字が入力される毎に点滅部9
0c、90d、90e、90fには入力した数字が順次
表示されるものとする。もちろん入力した数字を表示さ
せない実施も可能である。点滅部90fに対応する最下
位の桁の数字が入力されると、入力が確定したことを促
すべくENT表示部90aが点滅される。そこでこの点
滅指示にしたがいエンターキー15が押されると、OK
表示部90bが点灯する。この結果、記憶部16bの記
憶内容がこのサービスパスワード変更画面90で入力さ
れたサービスパスワードに変更される。そして表示画面
2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に
戻る。なおサービスパスワード変更画面90で「戻る」
が選択されると、表示画面2は図6に示すパスワード設
定選択メニュー画面60に戻る。またサービスパスワー
ドの4桁の数字を入力し終わっていない状態で「戻る」
が選択されると、4桁の数字を最初から入力すべく、最
上位の桁に対応する点滅部90cが点滅する状態に戻
る。
【0086】パスワード設定選択メニュー画面60上で
「04 現在のパスワード」が選択されると、選択され
た「04 現在のパスワード」の表示箇所の表示色が反
転するとともに、ENT表示部60aが点滅され、選択
確定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー
15を押すとOK表示部60bが点灯して、表示画面2
は図11に示す現在パスワード画面110に遷移され
る。
【0087】現在パスワード画面110には、記憶部1
6aに現在記憶されているユーザパスワードの4桁の数
字が表示される。4桁の数字の確認終了を促すべくEN
T表示部110aが点滅される。そこでこの点滅指示に
したがいエンターキー15が押されると、表示画面2は
図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻
る。
【0088】以上のようにして現在のユーザパスワード
が表示されたり変更されたりすると、使用者は記憶部1
6aに記憶されているユーザパスワードを知り得る(ス
テップ205)。そこで画面上で「戻る」を選択するこ
とによって表示画面2は図6に示すパスワード設定選択
メニュー画面60に戻る。更にパスワード設定設定選択
メニュー画面60で「00 戻る」を選択すると、図4
に示すサービスメニュー画面40に戻る。さらにサービ
スメニュー画面40で「00 戻る」を選択すると、表
示画面2は図3に示すユーザパスワード入力画面30に
遷移する。
【0089】ここで使用者は記憶部16aに記憶されて
いるユーザパスワードを知り得ているので、ユーザパス
ワード入力画面30上でユーザパスワードを正しく入力
することができる。この結果、表示画面2を次画面であ
るモニタ用画面100、101、102に遷移させるこ
とができ、ロック解除信号を出力させて始動機能または
作業機能のロック状態を解除することができる(ステッ
プ200の判断YES、ステップ206、207)。以
上のように本実施形態によれば正当な使用者がユーザパ
スワードを忘れた場合であっても、サービスパスワード
さえ入力できればユーザパスワードを表示したり変更し
たりして再生することができる。このため従来のように
サービスマンを呼び出し解除専用ツールを用いることな
く表示画面2を次画面であるモニタ用画面100、10
1、102に遷移させて、表示装置1の機能ロック状態
を容易に解除することができるとともに建設機械の始動
機能または作業機能のロック状態を容易に解除すること
ができる。
【0090】なお本実施形態ではユーザパスワードを再
生する条件としてサービスパスワードの入力を条件とし
ている。しかしユーザパスワードを異なるパターンで2
種類、第1、第2のユーザパスワードとして用意してお
き、一方の第1のユーザパスワードを再生する条件とし
て他方の第2のユーザパスワードの入力を条件とする実
施も可能である。すなわち図2におけるステップ200
の「ユーザパスワード入力」を「第1のユーザパスワー
ド入力」に置換し、ステップ203の「サービスパスワ
ード入力」を「第2のユーザパスワード入力」に置換す
ればよい。この実施形態によれば建設機械の使用者が第
1のユーザパスワード、第2のユーザパスワードのうち
少なくともいずれか一方を記憶していれば、サービスマ
ンを呼び出すまでもなく表示装置1の機能ロック状態を
容易に解除することができるとともに建設機械の始動機
能または作業機能のロック状態を容易に解除することが
できる。さらにユーザパスワードを3以上設定、記憶し
ておく実施も可能である。
【0091】なお本実施形態ではスイッチ3〜12の押
動操作してユーザパスワード、サービスパスワードを入
力しているが、これに限定されることなく、建設機械に
既存する作業機用操作レバー、エンジン回転数設定ダイ
ヤル、アクセルペダル、ブレーキペダル等の各種入力手
段を特定の操作パターンで操作することによってユーザ
パスワード、サービスパスワードを入力してもよい。
【0092】また本実施形態ではユーザパスワードおよ
びサービスパスワードを入力する入力画面において、ユ
ーザパスワードおよびサービスパスワードの桁に対応す
る点滅部の点滅箇所によって入力が終了した桁を確認で
きるようにしているが、ユーザパスワードおよびサービ
スパスワードの桁のうち入力が終了した桁に対応してア
スタリスク「*」を表示して、このアスタリスク「*」
の位置によって入力が終了した桁を確認できるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態を示す図である。
【図2】図2は建設機械の始動機能または作業機能をロ
ックした状態を解除する処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図3】図3は表示画面の表示例を示す図である。
【図4】図4は表示画面の表示例を示す図である。
【図5】図5は表示画面の表示例を示す図である。
【図6】図6は表示画面の表示例を示す図である。
【図7】図7は表示画面の表示例を示す図である。
【図8】図8は表示画面の表示例を示す図である。
【図9】図9は表示画面の表示例を示す図である。
【図10】図10(a)、(b)、(c)は表示画面の
表示例を示す図である。
【図11】図11は表示画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…表示装置 2…表示画面 3〜15…スイッチ 16a、16b…記憶部 17…判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D015 HA03 HB00 5E501 AA30 AC42 BA02 BA05 CB02 DA15 EA05 EA10 FA08 FA45 FB34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の操作パターンを設定し、入力手
    段によって入力した操作パターンが前記設定操作パター
    ンと一致した場合に、表示画面が次画面に遷移すること
    を許容する表示装置において、 前記設定操作パターンを互いに異なるパターンで複数設
    定し、操作パターン入力画面上で、前記入力手段によっ
    て操作パターンを入力し、前記入力手段によって入力し
    た操作パターンが前記設定した複数の設定操作パターン
    のうちのいずれかの設定操作パターンと一致した場合
    に、表示画面が次画面に遷移することを許容することを
    特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の設定操作パターンを、別々
    の記憶手段に記憶したことを特徴とする請求項1記載の
    表示装置。
  3. 【請求項3】 特定の操作パターンを設定し、入力手
    段によって入力した操作パターンが前記設定操作パター
    ンと一致した場合に、建設機械の始動機能または作業機
    能をロックした状態を解除する建設機械の機能ロック解
    除装置において、 前記設定操作パターンを互いに異なるパターンで複数設
    定し、前記入力手段によって入力した操作パターンが前
    記設定した複数の設定操作パターンのうちのいずれかの
    設定操作パターンと一致した場合に、前記始動機能また
    は作業機能のロック状態を解除することを特徴とする建
    設機械の機能ロック解除装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の設定操作パターンを、別々
    の記憶手段に記憶したことを特徴とする請求項3記載の
    建設機械の機能ロック解除装置。
  5. 【請求項5】 第1の操作パターンを設定し、表示画
    面が第1の操作パターン入力画面に遷移した場合に、こ
    の第1の操作パターン入力画面上で、入力手段によって
    操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第
    1の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面が次
    画面に遷移することを許容する表示装置において、 前記第1の設定操作パターンとは異なるパターンの第2
    の操作パターンを設定し、 前記第1の操作パターン入力画面上で、前記入力手段に
    よって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが
    前記第1の設定操作パターンと一致しなかった場合に、
    表示画面を、第2の操作パターン入力画面に遷移させ、 前記第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によっ
    て操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記
    第2の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面
    を、設定操作パターン再生画面に遷移させ、 前記設定操作パターン再生画面上において、前記第1の
    設定操作パターンを表示若しくは再設定することを特徴
    とする表示装置。
  6. 【請求項6】 第1の操作パターンを設定し、建設機
    械に設けられた表示装置の表示画面が第1の操作パター
    ン入力画面に遷移した場合に、この第1の操作パターン
    入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力
    し、入力した操作パターンが前記第1の設定操作パター
    ンと一致した場合に、建設機械の始動機能または作業機
    能をロックした状態を解除する建設機械の機能ロック解
    除装置において、 前記第1の設定操作パターンとは異なるパターンの第2
    の操作パターンを設定し、 前記第1の操作パターン入力画面上で、前記入力手段に
    よって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが
    前記第1の設定操作パターンと一致しなかった場合に、
    表示画面を、第2の操作パターン入力画面に遷移させ、 前記第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によっ
    て操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記
    第2の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面
    を、設定操作パターン再生画面に遷移させ、 前記設定操作パターン再生画面上において、前記第1の
    設定操作パターンを表示若しくは再設定することを特徴
    とする建設機械の機能ロック解除装置。
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