JP2010180697A - 建設機械の機能ロック解除装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】正当な使用者が、モニタパネルなどの表示装置の機能ロック状態を解除する暗証番号(操作パターン)を忘れた場合であっても、解除専用のツールを使用することなく、容易に表示装置の機能ロック状態を解除し、表示画面を次画面に遷移させる。また建設機械の正当な使用者が、始動機能または作業機能のロック状態を解除する暗証番号(操作パターン)を忘れた場合であっても、解除専用のツールを使用することなく、容易に機能ロック状態を解除できるようにする。
【解決手段】設定操作パターンが互いに異なるパターンで複数、記憶部16a、16bに設定される。そして入力手段3〜15によって入力された操作パターンが設定された複数の設定操作パターンのうちのいずれかの設定操作パターンと一致した場合に、表示装置1の表示画面2が次画面に遷移されることが許容され、建設機械の始動機能または作業機能のロック状態が解除される。
【選択図】図1
【解決手段】設定操作パターンが互いに異なるパターンで複数、記憶部16a、16bに設定される。そして入力手段3〜15によって入力された操作パターンが設定された複数の設定操作パターンのうちのいずれかの設定操作パターンと一致した場合に、表示装置1の表示画面2が次画面に遷移されることが許容され、建設機械の始動機能または作業機能のロック状態が解除される。
【選択図】図1
Description
本発明は建設機械の機能ロック解除装置に関する。
建設機械は非常に高価なものであり盗難を効果的に防止することが必要となる。また建設機械の作業機用操作レバーが、到底操作に熟練していない人間によって誤って操作されてしまうと、作業機が不用意に作動して、危険な状態になる。 このため正当な使用者以外の者によって建設機械が作動されてしまうことを防ぐことが、盗難防止、誤作動防止のために必要となる。
そこで暗証番号入力等の特定の解除操作が実行されないかぎり建設機械の始動機能または作業機能をロックした状態を維持する技術が種々開発されている。
例えば、建設機械の運転室内にテンキー入力装置を設け、このテンキー入力装置に特定の暗証番号を入力しないかぎり建設機械のエンジンを始動させない、つまり建設機械の始動機能をロックした状態を維持する始動機能ロック装置が従来より建設機械に搭載されている。同様にテンキー入力装置に特定の暗証番号を入力しないかぎり油圧ポンプから吐出される圧油を作業機用油圧アクチュエータに供給しない、つまり作業機の作業機能をロックした状態を維持する作業機能ロック装置が建設機械に搭載されている。
しかし、こうした機能ロック装置によれば、正当な使用者が暗証番号を忘れた場合に機能ロック状態を容易に解除できないという問題が生じる。
そこで、特開平11−78788号公報(特許文献1)には、ロック解除信号を機能ロック装置に入力することでロック状態を解除するハンディターミナルを用意して、このハンディターミナルから機能ロック装置にロック解除信号を入力することで機能ロック状態を解除するという発明が記載されている。この公報記載の発明によれば、正当な使用者が暗証番号を忘れた場合でも、サービスマンを呼び出してサービスマンがハンディターミナルを建設機械に装着しロック解除信号を機能ロック装置に入力すれば機能ロック状態が解除される。
また建設機械の運転室にはモニタパネルが設けられている。モニタパネルは表示装置としての機能と入力装置としての機能を有する。
モニタパネルでは冷却水の水温、燃料量などの建設機械の状態がセンサによって検出され、これら建設機械の状態がモニタパネル上の表示画面に表示される。つまりモニタパネルはモニタ機能を備えている。またモニタパネル上のスイッチを操作することにより建設機械の走行装置や作業装置を制御するコントローラに制御信号が出力され作業モードや走行速度が選択される。またコントローラの内部パラメータを設定したり調整することもできる。つまりモニタパネルは制御機能を有する。
近年のモニタパネルでは、電源が投入されると、つまりキースイッチがオン位置に操作されると、先頭画面に暗証番号を入力する暗証番号入力画面を表示して、この暗証番号入力画面上で暗証番号を入力し、この入力した暗証番号が予め設定しておいた番号と一致しないと、上記モニタ機能および制御機能を機能させない、つまり暗証番号入力画面から次画面に遷移させないようにしている。モニタパネルは上述した機能ロック装置と連動しており、モニタパネルから入力した暗証番号が設定した番号に一致すると、ロック解除信号が出力されるが、モニタパネルから入力した暗証番号が設定番号と不一致であれば、ロック解除信号は出力されない。
しかし上記従来技術によれば、機能ロック状態を解除するためにハンディターミナルという解除専用のツールが必要となる。解除専用ツールを常時携行して個々の建設機械に装着する作業はサービスマンにとって大きな負担になっている。また解除専用ツールの開発、製作、維持に要する費用も大きく、建設機械のメーカ等にとって大きな負担になっている。
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、建設機械の正当な使用者が、始動機能または作業機能のロック状態を解除する暗証番号(操作パターン)を忘れた場合であっても、解除専用のツールを使用することなく、容易に機能ロック状態を解除できるようにすることを解決課題とするものである。
そこで、本発明の第1発明では、
第1の操作パターンを設定し、建設機械に設けられた表示装置の表示画面が第1の操作パターン入力画面に遷移した場合に、この第1の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第1の設定操作パターンと一致した場合に、建設機械の始動機能または作業機能をロックした状態を解除する建設機械の機能ロック解除装置において、
前記第1の設定操作パターンとは異なるパターンの第2の操作パターンを設定し、
前記入力手段が、特定の操作パターンで操作された場合に、表示画面を、第2の操作パターン入力画面に遷移させ、
前記第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第2の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面を、設定操作パターン再生画面に遷移させ、
前記設定操作パターン再生画面上において、前記第1の設定操作パターンを表示若しくは再設定すること
を特徴とする。
第1の操作パターンを設定し、建設機械に設けられた表示装置の表示画面が第1の操作パターン入力画面に遷移した場合に、この第1の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第1の設定操作パターンと一致した場合に、建設機械の始動機能または作業機能をロックした状態を解除する建設機械の機能ロック解除装置において、
前記第1の設定操作パターンとは異なるパターンの第2の操作パターンを設定し、
前記入力手段が、特定の操作パターンで操作された場合に、表示画面を、第2の操作パターン入力画面に遷移させ、
前記第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第2の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面を、設定操作パターン再生画面に遷移させ、
前記設定操作パターン再生画面上において、前記第1の設定操作パターンを表示若しくは再設定すること
を特徴とする。
図2に示すように、第1の設定操作パターンを入力できなかった場合には(ステップ200の判断NO)、入力手段を特定の操作パターンで操作することで(ステップ201の判断YES)、表示画面が第2の操作パターン入力画面に遷移する(ステップ202)。
第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し(ステップ203)、入力した操作パターンが前記第2の設定操作パターンと一致した場合には(ステップ203の判断YES)、表示画面が、設定操作パターン再生画面に遷移する(ステップ204)。そして、設定操作パターン再生画面上において、第1の設定操作パターンが表示若しくは再設定される(ステップ205)。こうして第1の設定操作パターンが表示若しくは再設定されて、再度、第1の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し(ステップ200)、入力した操作パターンが第1の設定操作パターンと一致した場合には(ステップ200の判断YES)、建設機械の始動機能または作業機能をロックした状態が解除される(ステップ206、207)。
したがって、建設機械の正当な使用者が、始動機能または作業機能のロック状態を解除する暗証番号(操作パターン)を忘れた場合であっても、解除専用のツールを使用することなく、容易に機能ロック状態を解除できる。
以下本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では表示装置として建設機械の運転室に設けたモニタパネルを想定している。図1に示すように表示装置1としてのモニタパネルは表示画面2に表示する機能とスイッチ3〜15を押動操作して操作内容を入力する機能を有する。建設機械のエンジンの冷却水の水温、燃料量などの建設機械の状態がセンサによって検出され、これら建設機械の状態が表示装置1上の表示画面2に表示される。つまり表示装置1はモニタ機能を備えている。また表示装置1上のスイッチ3〜15を操作することにより建設機械の走行装置や作業装置を制御するコントローラに対して操作内容に対応する制御信号が出力され作業モードや走行速度が選択される。またコントローラの内部パラメータを設定したり調整することもできる。つまり表示装置1は制御機能を有する。
一方建設機械には、予め記憶されたユーザパスワードを入力しない限りエンジンを始動させない、つまり建設機械の始動機能をロックした状態を維持する始動機能ロック装置が搭載されている。なお始動機能ロック装置の代わりに作業機能ロック装置を搭載してもよい。この場合、予め記憶されたユーザパスワードを入力しない限り油圧ポンプから吐出される圧油を作業機用油圧アクチュエータに供給しない、つまり作業機の作業機能をロックした状態を維持する。ここでユーザパスワードは建設機械の正当な使用者(正当な使用者が許可した者を含む)のみが知り得る特定の操作パターンである。また後述するサービスパスワードは建設機械を点検、整備するサービスマンのみが知り得る特定の操作パターンである。本実施形態ではユーザパスワードおよびサービスパスワードは数字の組合せであるとする。なおユーザパスワードおよびサービスパスワードを文字の組合せとしてもよく、また文字と数字を混合した組合せでもよい。
表示装置1と上述した機能ロック装置とは連動している。表示装置1のスイッチ3〜15を操作することで入力した操作パターンが記憶したユーザパスワードに一致している場合には、ロック解除信号が機能ロック装置に出力され、始動機能または作業機能のロック状態が解除される。また表示装置1のスイッチ3〜15を操作することで入力した操作パターンが記憶したユーザパスワードに不一致の場合には、ロック解除信号が機能ロック装置に出力されず、始動機能または作業機能のロック状態が維持される。
実施形態の表示装置1では、電源が投入されると、つまりキースイッチがオン位置に操作されると、表示画面2の先頭画面にユーザパスワードを入力するパスワード入力画面30が図3に示すように表示される。このパスワード入力画面30上で操作パターンを入力し、この入力した操作パターンが記憶しておいたパスワードと一致しないと、パスワード入力画面30から次画面に遷移させない、つまり表示装置1のモニタ機能および制御機能を機能させないようにしている。
以下表示装置1の構成について更に詳述する。
図1に示すように表示装置1は筐体で構成され、大きくは、筐体外側に設けられた表示画面2と、同じく外側に設けられたスイッチ3〜15と、筐体内部に設けられた記憶部16a、16bと、同じく筐体内部に設けられた判定部17とから構成されている。
スイッチ3〜15はスイッチパネル18上に設けられている。スイッチ3〜15は押動操作されることで操作内容に応じた信号が図示しないコントローラに入力される。このコントローラは建設機械の走行装置、作業装置を操作内容に応じて制御する。またコントローラは表示装置1の表示画面2の表示を操作内容に応じて制御する。
スイッチ3〜15のうちスイッチ3〜12は表示装置1の表示画面2の表示内容に応じて、入力されるデータ内容を異ならせている。表示画面2の表示内容が、数字入力を指示している場合にはスイッチ3〜12はそれぞれ数字「0」〜「9」のデータを入力するテンキーとして機能する。すなわちスイッチ3を押すと「0」が入力され、スイッチ4を押すと「1」が入力され、スイッチ5を押すと「2」が入力され、スイッチ6を押すと「3」が入力され、スイッチ7を押すと「4」が入力され、スイッチ8を押すと「5」が入力され、スイッチ9を押すと「6」が入力され、スイッチ10を押すと「7」が入力され、スイッチ11を押すと「8」が入力され、スイッチ12を押すと「9」が入力される。
表示画面2の表示内容が、数字入力以外を指示している場合にはスイッチ3〜12はそれぞれスイッチに図示された文字、イラスト内容に応じたデータを入力するスイッチとして機能する。
またスイッチ13、14は表示画面2上の表示内容を選択するカーソルキーである。またスイッチ15はエンターキーである。
記憶部16aには建設機械の正当な使用者のみが知り得るユーザパスワードが記憶されている。なおユーザパスワードは4桁の数字で構成されるものとする。一方記憶部16bにはサービスマンのみが知り得るサービスパスワードが記憶されている。なおサービスパスワードはユーザパスワードと同様に4桁の数字によって構成されておりユーザパスワードの数字の組合せのパターンが異なる。
本実施形態ではユーザパスワードとサービスパスワードとが、別々の記憶部16a、16bに記憶されているので、両方のパスワードの記憶データが同時に消失されることを防ぐことができる。すなわち一方の記憶部16aに記憶されたユーザパスワードのデータが消失しても、他のサービスパスワードのデータは他方の記憶部16bに保存されたままである。このためデータ消失時に両方のパスワードのデータを再度設定する必要がなく、消失したユーザパスワードを再設定するだけで済むので再設定作業が容易になる。
なお本実施形態では表示装置1の内部に記憶部16a、16bを設けるようにしているが、表示装置1とは別の装置、例えば建設機械内に設けられたコントローラに記憶部16a、16bを設けるようにしてもよい。
表示画面2は、スイッチ3〜15の操作に応じて順次、次画面に遷移して表示内容が変化するディスプレイ部であり液晶等によって構成されている。ただし前述したように表示画面2の先頭画面であるパスワード入力画面30上でパスワードが正しく入力されないと、次画面には遷移しない。
判定部17は、表示画面2がユーザパスワード入力画面30に遷移しているときに、スイッチ(テンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパターンと記憶部16aに記憶されたユーザパスワードの数字組合せのパターンとが一致しているか否かを判定する。また判定部17は、表示画面2がユーザパスワード入力画面50に遷移しているときに、スイッチ(テンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパターンと記憶部16bに記憶されたサービスパスワードの数字組合せのパターンとが一致しているか否かを判定する。
次に図1に示す表示装置1の動作について、図2から図10を併せ参照して説明する。図2は処理の手順を示すフローチャートであり、図3から図10は表示画面2が遷移する様子を示す図である。
すなわち建設機械の電源が投入されると、つまりキースイッチがオン位置に操作されると、表示画面2の先頭画面には図3に示すようにパスワード入力画面30が表示される。パスワード入力画面30上にはユーザパスワードの4桁に対応して点滅部30a、30b、30c、30dが表示されている。まずユーザパスワードの最上位の桁に対応する点滅部30aが点滅して最上位の桁の数字の入力を促す。表示画面2がユーザパスワード入力画面30に遷移しているときスイッチ3〜12はテンキーとして機能する。
そこで使用者がスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力する。以後スイッチ3〜12を押動操作する毎に点滅箇所が点滅部30b、30c、30dへと順次移動して対応する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部30b、30c、30dへと順次移動するに応じて使用者はスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を順次入力する。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力される。但し、実施形態では点滅部30a、30b、30c、30dには使用者が入力した数字は表示されないものとする。もちろん入力した数字を表示させる実施も可能である(ステップ200)。
この結果、判定部17では、スイッチ(テンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパターンと記憶部16aに記憶されているユーザパスワードの数字組合せのパターンとが一致しているか否かが判断され、両者が一致している場合には(ステップ200の判断YES)、パスワード入力画面30から図10に示す次画面であるモニタ用画面100、101、102に遷移することを許容する(ステップ206)。さらに、ロック解除信号が機能ロック装置に出力され、始動機能または作業機能のロック状態が解除される(ステップ207)。エンジン始動前であれば図10(a)に示すモニタ用先頭画面100から図10(b)に示すモニタ用始動前画面101に遷移する。エンジンが始動されると図10(b)に示すモニタ用始動前画面101から図10(b)に示すモニタ用始動後画面102に遷移する。これにより表示装置1の表示画面2上で建設機械の状態をモニタすることができる。なおスイッチ2〜15を操作することにより表示画面2を図示しない制御用画面に遷移させることができ、この制御用画面上で作業モードや走行速度を選択して建設機械の走行装置や作業装置を制御したり、コントローラの内部パラメータを設定したり調整することができる。
一方、判定部17で、スイッチ(テンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパターンと記憶部16aに記憶されているユーザパスワードの数字組せのパターンとが一致していないと判断された場合には(ステップ200の判断NO)、パスワード入力画面30上の点滅箇所が再度ユーザパスワードの最上位の桁に対応する点滅部30aに移行して、正しいユーザパスワードの入力を促すとともに、表示画面2は先頭画面であるパスワード入力画面30の状態を維持する。すなわち正当な使用者がユーザパスワードを忘れたか正当使用者以外の者がユーザパスワードを入力しようとしているときには、次画面であるモニタ用画面100、101、102に遷移することを許容しない。また制御用画面に遷移することを許容しない。このため表示装置1の機能をロックした状態を維持することができる。またロック解除信号が出力されないので始動機能または作業機能のロック状態が維持される。
正当な使用者がユーザパスワードを忘れた場合のみ、つぎのような処理にてユーザパスワードを再生することができる。
すなわちユーザパスワードが正しく入力されないことが判明した時点で正当な使用者はサービスマンを呼び出す。サービスマンはキースイッチ3〜12をサービスマンのみが知り得る特定のパターンで操作する。この特定の操作パターンは、たとえば特定のキースイッチを特定の回数だけ押し続ける操作パターンや、複数の特定のキースイッチを同時に押す操作パターンなどである。キースイッチ3〜12が特定の操作パターンで操作されると(ステップ201の判断YES)、図3のユーザパスワード入力画面30から図4に示すサービスメニュー画面40に遷移される。サービスメニュー画面40上にはサービスマンのみが行うことができるサービスメニュー「00」〜「09」が表示される。なおサービスメニュー画面40はスクロールすることができる(ステップ202)。
同図4に示すようにサービスメニュー画面40の各サービスメニューの中には「09 パスワード設定」が表示されている。表示画面2がサービスメニュー画面40に遷移しているときスイッチ3〜12はテンキーとして機能する。そこでキースイッチ3、12が順次押されると、「0」、「9」が入力され、サービスメニュー画面40上の「09 パスワード設定」が選択される。サービスメニュー画面40上で「09 パスワード設定」が選択され、選択確定を示すエンターキー15が押し操作されると(ステップ202bの判断YES)、図4のサービスメニュー画面40から図5に示すサービスパスワード入力画面50に遷移される。
サービスパスワード入力画面50上にはサービスパスワードの4桁に対応して点滅部50a、50b、50c、50dが表示されている。まずサービスパスワードの最上位の桁に対応する点滅部50aが点滅して最上位の桁の数字の入力を促す。表示画面2がサービスパスワード入力画面50に遷移しているときスイッチ3〜12はテンキーとして機能する。
そこでサービスマンがスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力する。以後スイッチ3〜12を押動操作する毎に点滅箇所が点滅部50b、50c、50dへと順次移動して対応する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部50b、50c、50dへと順次移動するに応じてサービスマンはスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を入力する。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力される。但し、実施形態では点滅部50a、50b、50c、50dにはサービスマンが入力した数字は表示されないものとする。もちろん入力した数字を表示させる実施も可能である。点滅部50dに対応する最下位の桁の数字が入力されると、入力が確定したことを促すべくENT表示部50eが点滅される。そこでこの点滅指示にしたがいエンターキー15が押されると、つぎに判定部17で、スイッチ(テンキー)3〜12を操作して入力した数字の組合せのパターンと記憶部16bに記憶されているサービスパスワードの数字組合せのパターンとが一致しているか否かが判断される(ステップ203)。
この結果、入力した数字の組合せのパターンと記憶部16bに記憶されているサービスパスワードの数字組合せのパターンとが一致している場合には(ステップ203の判断YES)、図5のサービスパスワード入力画面50から図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に遷移する(ステップ204)。
しかし入力した数字の組合せのパターンと記憶部16bに記憶されているサービスパスワードの数字組合せのパターンとが不一致の場合か、4桁の数字入力の途中で誤ってエンターキー15が押された場合には(ステップ203の判断NO)、サービスパスワード入力画面50上の点滅箇所が再度サービスパスワードの最上位の桁に対応する点滅部50aに移行して、正しいサービスパスワードの入力を促すとともに、表示画面2は再度サービスパスワード入力画面50の状態を維持する。すなわちサービスマン以外の者がサービスパスワードを入力しようとしているときには、次画面であるパスワード設定選択メニュー画面60に遷移することを許容しない。
図6に示すようにパスワード設定選択メニュー画面60上にはユーザパスワードを再生(現在のユーザパスワードを表示、ユーザパスワードを変更)したり、パスワード機能をオンオフしたり、サービスパスワードを変更したりするメニューが表示されている。具体的には「00 戻る」、「01 パスワード機能ON/OFF」、「02 パスワード変更」、「03 サービスパスワード変更」、「04 現在のパスワード」の各メニューが表示されている。ここで「パスワード機能」をオンするとは、ユーザパスワードを正しく入力することを条件として表示画面2がモニタ用画面100、101、102に遷移することを許容し、ロック解除信号を出力することを意味する。また「パスワード機能」をオフするとは、ユーザパスワードを入力の有無を問わず表示画面2がモニタ用画面100、101、102に遷移することを許容し、ロック解除信号を出力することを意味する。
表示画面2がパスワード設定選択メニュー画面60に遷移しているときスイッチ3〜12はテンキーとして機能し、テンキー3〜12を操作して入力した数字に対応するメニューが選択される。またカーソルキー13、14は押し方向、回数に応じてメニューを選択するスイッチとして機能する。スイッチ3〜14によって選択したメニューの表示箇所は他の表示箇所と識別できるように表示色が反転する。
パスワード設定選択メニュー画面60に遷移した初期状態では「00 戻る」が選択されておりこの表示箇所が図6で図示するように反転表示されている。パスワード設定選択メニュー画面60上の選択内容表示部60cには現在選択されているメニューに対応する数字(たとえば「戻る」というメニューが選択されている場合には「00」)が表示される。
そこでサービスマンがテンキー3〜12あるいはカーソルキー13、14を押動操作すると、操作内容に応じて「00 戻る」、「01 パスワード機能ON/OFF」、「02 パスワード変更」、「03 サービスパスワード変更」、「04 現在のパスワード」のいずれかが選択される。
この結果「01 パスワード機能ON/OFF」が選択されると、選択された「01 パスワード機能ON/OFF」の表示箇所の表示色が反転するとともに、ENT表示部60aが点滅され、選択確定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー15を押すとOK表示部60bが点灯して、表示画面2は図7に示すパスワード機能ON/OFF画面70に遷移される。
パスワード機能ON/OFF画面70上には、「00 戻る」、「01 パスワード機能 ON」、「02 パスワード機能 OFF」の各メニューが表示されている。ここでテンキー3〜12、カーソルキー13、14、エンターキー15の機能はパスワード設定選択メニュー画面60上における機能と同じでありメニューを選択し確定することができる。またパスワード機能ON/OFF画面70上のENT表示部70a、OK表示部70b、選択内容表示部70cの機能は、パスワード設定選択メニュー画面60上におけるENT表示部60a、OK表示部60b、選択内容表示部60cの機能と同じである。
パスワード機能ON/OFF画面70に遷移した初期状態では「00 戻る」が選択されておりこの表示箇所が反転表示されている。
そこでサービスマンがテンキー3〜12あるいはカーソルキー13、14を押動操作すると、操作内容に応じて「00 戻る」、「01 パスワード機能 ON」、「02 パスワード機能 OFF」のいずれかが選択される。
この結果「02 パスワード機能OFF」が選択されると、図7に図示するように選択された「02 パスワード機能OFF」の表示箇所の表示色が反転するとともに、ENT表示部70aが点滅され、選択確定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー15を押すとOK表示部70bが点灯し表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。パスワード設定設定選択メニュー画面60で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、更に図4に示すサービスメニュー画面40に戻る。
サービスメニュー画面40で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、表示画面2は図10(a)に示すモニタ用先頭画面100に遷移する。このためパスワード機能がオフされていればユーザパスワードの入力の有無にかかわらずモニタ用画面100、101、102に遷移することが許容され、ロック解除信号が出力されて始動機能または作業機能のロック状態が解除される。
パスワード機能ON/OFF画面70で「01 パスワード機能 ON」が選択され選択が確定されると、パスワード機能をオンした状態を維持して表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。パスワード設定設定選択メニュー画面60で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、更に図4に示すサービスメニュー画面40に戻る。サービスメニュー画面40で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、表示画面2は図3に示すユーザパスワード入力画面30に遷移する。このためパスワード機能がオンされていればユーザパスワードが正しく入力されない限りモニタ用画面100、101、102に遷移せず、ロック解除信号が出力されて始動機能または作業機能のロック状態は解除されない。
なおパスワード機能ON/OFF画面70で「00 戻る」が選択され選択が確定されると、表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。
パスワード設定選択メニュー画面60上で「02 パスワード変更」が選択されると、選択された「02 パスワード変更」の表示箇所の表示色が反転するとともに、ENT表示部60aが点滅され、選択確定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー15を押すとOK表示部60bが点灯して、表示画面2は図8に示すパスワード変更画面80に遷移される。
パスワード変更画面80上には、「戻る」、「入力」の各メニュー、ユーザパスワードの各桁に対応する点滅部80c、80d、80e、80f、ENT表示部80a、OK表示部80bが表示されている。ここでテンキー3〜12はユーザパスワードの各桁の数字を入力するテンキーとして機能する。またカーソルキー13、14は「戻る」、「入力」の各メニューを選択するスイッチとして機能する。またエンターキー15は入力内容を確定するスイッチとして機能する。
ユーザパスワード変更画面80上で「入力」が選択されるとユーザパスワードの最上位の桁に対応する点滅部80cが点滅して最上位の桁の数字の入力を促す。ただしこの状態では現在、記憶部16aに記憶されているユーザパスワードの4桁の数字を点滅部80c、80d、80e、80fに表示させないものとする。
そこでサービスマンがテンキー3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力する。以後テンキー3〜12を押動操作する毎に点滅箇所が点滅部80d、80e、80fへと順次移動して対応する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部80d、80e、80fへと順次移動するに応じてサービスマンはスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を入力する。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力される。但し、実施形態では数字が入力される毎に点滅部80c、80d、80e、80fには入力した数字が順次表示されるものとする。もちろん入力した数字を表示させない実施も可能である。点滅部80fに対応する最下位の桁の数字が入力されると、入力が確定したことを促すべくENT表示部80aが点滅される。そこでこの点滅指示にしたがいエンターキー15が押されると、OK表示部80bが点灯する。この結果、記憶部16aの記憶内容がこのユーザパスワード変更画面80で入力されたユーザパスワードに変更される。そして表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。なおユーザパスワード変更画面80で「戻る」が選択されると、表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。またユーザパスワードの4桁の数字を入力し終わっていない状態で「戻る」が選択されると、4桁の数字を最初から入力すべく、最上位の桁に対応する点滅部80cが点滅する状態に戻る。
パスワード設定選択メニュー画面60上で「03 サービスパスワード変更」が選択されると、選択された「03 サービスパスワード変更」の表示箇所の表示色が反転するとともに、ENT表示部60aが点滅され、選択確定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー15を押すとOK表示部60bが点灯して、表示画面2は図9に示すサービスパスワード変更画面90に遷移される。
サービスパスワード変更画面90上には、「戻る」、「入力」の各メニュー、サービスパスワードの各桁に対応する点滅部90c、90d、90e、90f、ENT表示部90a、OK表示部90bが表示されている。ここでテンキー3〜12はサービスパスワードの各桁の数字を入力するテンキーとして機能する。またカーソルキー13、14は「戻る」、「入力」の各メニューを選択するスイッチとして機能する。またエンターキー15は入力内容を確定するスイッチとして機能する。
サービスパスワード変更画面90上で「入力」が選択されるとサービスパスワードの最上位の桁に対応する点滅部90cが点滅して最上位の桁の数字の入力を促す。ただしこの状態では現在、記憶部16bに記憶されているサービスパスワードの4桁の数字を点滅部90c、90d、90e、90fに表示させないものとする。
そこでサービスマンがテンキー3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の桁の数字を入力する。以後テンキー3〜12を押動操作する毎に点滅箇所が点滅部90d、90e、90fへと順次移動して対応する桁の数字の入力を促す。点滅箇所が点滅部90d、90e、90fへと順次移動するに応じてサービスマンはスイッチ3〜12を押動操作して、4桁の数字の最上位の次の桁、更に次の桁、最下位の桁の数字を入力する。こうして4桁の数字の組合せのパターンが入力される。但し、実施形態では数字が入力される毎に点滅部90c、90d、90e、90fには入力した数字が順次表示されるものとする。もちろん入力した数字を表示させない実施も可能である。点滅部90fに対応する最下位の桁の数字が入力されると、入力が確定したことを促すべくENT表示部90aが点滅される。そこでこの点滅指示にしたがいエンターキー15が押されると、OK表示部90bが点灯する。この結果、記憶部16bの記憶内容がこのサービスパスワード変更画面90で入力されたサービスパスワードに変更される。そして表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。なおサービスパスワード変更画面90で「戻る」が選択されると、表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。またサービスパスワードの4桁の数字を入力し終わっていない状態で「戻る」が選択されると、4桁の数字を最初から入力すべく、最上位の桁に対応する点滅部90cが点滅する状態に戻る。
パスワード設定選択メニュー画面60上で「04 現在のパスワード」が選択されると、選択された「04 現在のパスワード」の表示箇所の表示色が反転するとともに、ENT表示部60aが点滅され、選択確定の入力を促す。そこでサービスマンがエンターキー15を押すとOK表示部60bが点灯して、表示画面2は図11に示す現在パスワード画面110に遷移される。
現在パスワード画面110には、記憶部16aに現在記憶されているユーザパスワードの4桁の数字が表示される。4桁の数字の確認終了を促すべくENT表示部110aが点滅される。そこでこの点滅指示にしたがいエンターキー15が押されると、表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。
以上のようにして現在のユーザパスワードが表示されたり変更されたりすると、使用者は記憶部16aに記憶されているユーザパスワードを知り得る(ステップ204)。そこで画面上で「戻る」を選択することによって表示画面2は図6に示すパスワード設定選択メニュー画面60に戻る。更にパスワード設定設定選択メニュー画面60で「00 戻る」を選択すると、図4に示すサービスメニュー画面40に戻る。さらにサービスメニュー画面40で「00 戻る」を選択すると、表示画面2は図3に示すユーザパスワード入力画面30に遷移する。
ここで使用者は記憶部16aに記憶されているユーザパスワードを知り得ているので、ユーザパスワード入力画面30上でユーザパスワードを正しく入力することができる。この結果、表示画面2を次画面であるモニタ用画面100、101、102に遷移させることができ、ロック解除信号を出力させて始動機能または作業機能のロック状態を解除することができる(ステップ200の判断YES、ステップ206、207)。
以上のように本実施形態によれば正当な使用者がユーザパスワードを忘れた場合であっても、サービスパスワードさえ入力できればユーザパスワードを表示したり変更したりして再生することができる。このため従来のようにサービスマンを呼び出し解除専用ツールを用いることなく表示画面2を次画面であるモニタ用画面100、101、102に遷移させて、表示装置1の機能ロック状態を容易に解除することができるとともに建設機械の始動機能または作業機能のロック状態を容易に解除することができる。
以上のように本実施形態によれば正当な使用者がユーザパスワードを忘れた場合であっても、サービスパスワードさえ入力できればユーザパスワードを表示したり変更したりして再生することができる。このため従来のようにサービスマンを呼び出し解除専用ツールを用いることなく表示画面2を次画面であるモニタ用画面100、101、102に遷移させて、表示装置1の機能ロック状態を容易に解除することができるとともに建設機械の始動機能または作業機能のロック状態を容易に解除することができる。
なお本実施形態ではユーザパスワードを再生する条件としてサービスパスワードの入力を条件としている。しかしユーザパスワードを異なるパターンで2種類、第1、第2のユーザパスワードとして用意しておき、一方の第1のユーザパスワードを再生する条件として他方の第2のユーザパスワードの入力を条件とする実施も可能である。すなわち図2におけるステップ200の「ユーザパスワード入力」を「第1のユーザパスワード入力」に置換し、ステップ203の「サービスパスワード入力」を「第2のユーザパスワード入力」に置換すればよい。この実施形態によれば建設機械の使用者が第1のユーザパスワード、第2のユーザパスワードのうち少なくともいずれか一方を記憶していれば、サービスマンを呼び出すまでもなく表示装置1の機能ロック状態を容易に解除することができるとともに建設機械の始動機能または作業機能のロック状態を容易に解除することができる。さらにユーザパスワードを3以上設定、記憶しておく実施も可能である。
なお本実施形態ではスイッチ3〜12の押動操作してユーザパスワード、サービスパスワードを入力しているが、これに限定されることなく、建設機械に既存する作業機用操作レバー、エンジン回転数設定ダイヤル、アクセルペダル、ブレーキペダル等の各種入力手段を特定の操作パターンで操作することによってユーザパスワード、サービスパスワードを入力してもよい。
また本実施形態ではユーザパスワードおよびサービスパスワードを入力する入力画面において、ユーザパスワードおよびサービスパスワードの桁に対応する点滅部の点滅箇所によって入力が終了した桁を確認できるようにしているが、ユーザパスワードおよびサービスパスワードの桁のうち入力が終了した桁に対応してアスタリスク「*」を表示して、このアスタリスク「*」の位置によって入力が終了した桁を確認できるようにしてもよい。
1…表示装置、2…表示画面、3〜15…スイッチ、16a、16b…記憶部、17…判定部
Claims (1)
- 第1の操作パターンを設定し、建設機械に設けられた表示装置の表示画面が第1の操作パターン入力画面に遷移した場合に、この第1の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第1の設定操作パターンと一致した場合に、建設機械の始動機能または作業機能をロックした状態を解除する建設機械の機能ロック解除装置において、
前記第1の設定操作パターンとは異なるパターンの第2の操作パターンを設定し、
前記入力手段が、特定の操作パターンで操作された場合に、表示画面を、第2の操作パターン入力画面に遷移させ、
前記第2の操作パターン入力画面上で、入力手段によって操作パターンを入力し、入力した操作パターンが前記第2の設定操作パターンと一致した場合に、表示画面を、設定操作パターン再生画面に遷移させ、
前記設定操作パターン再生画面上において、前記第1の設定操作パターンを表示若しくは再設定すること
を特徴とする建設機械の機能ロック解除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010025436A JP2010180697A (ja) | 2010-02-08 | 2010-02-08 | 建設機械の機能ロック解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010025436A JP2010180697A (ja) | 2010-02-08 | 2010-02-08 | 建設機械の機能ロック解除装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000264040A Division JP4477207B2 (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 建設機械の機能ロック解除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010180697A true JP2010180697A (ja) | 2010-08-19 |
Family
ID=42762399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010025436A Withdrawn JP2010180697A (ja) | 2010-02-08 | 2010-02-08 | 建設機械の機能ロック解除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010180697A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012067515A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Nihon Medi Physics Co Ltd | 電子錠 |
JP2013028190A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-07 | Kubota Corp | 作業車 |
JP2013241103A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 農業機械のセキュリティシステム |
US9151262B2 (en) | 2011-07-26 | 2015-10-06 | Kubota Corporation | Work vehicle |
-
2010
- 2010-02-08 JP JP2010025436A patent/JP2010180697A/ja not_active Withdrawn
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