JP2002069407A - 表面保護フィルム - Google Patents

表面保護フィルム

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JP2002069407A
JP2002069407A JP2000259599A JP2000259599A JP2002069407A JP 2002069407 A JP2002069407 A JP 2002069407A JP 2000259599 A JP2000259599 A JP 2000259599A JP 2000259599 A JP2000259599 A JP 2000259599A JP 2002069407 A JP2002069407 A JP 2002069407A
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weight
pressure
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adherend
layer
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JP2000259599A
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Inventor
Hiroshi Agari
博史 上里
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被着体に対する初期粘着性が良好で、且つ、
経時後に接着昂進が少なく、そのため被着体が粘着剤に
より汚染されることのない表面保護フィルムを提供す
る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層
とが積層一体化されてなる表面保護フィルムであって、
粘着剤層を構成する樹脂がポリオレフィン系樹脂100
重量部に対し、重量平均分子量が10000〜4500
0であるポリイソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、
ブチルゴムから選ばれる少なくとも1種が5〜100重
量部配合されてなるものである

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂板、金属
板、化粧合板、被覆塗装鋼板、各種銘板、特に自動車の
塗装鋼板、塗装樹脂板等の表面に仮着することにより、
これらの表面への塵の付着や傷付きを防止するために用
いられる表面保護フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、合成樹脂板、金属板、化粧合
板、被覆塗装鋼板、各種銘板等(以下「被着体」とい
う)の加工時及び運搬時に、これらの表面に汚れが付着
したり、傷が付いたりすることを防止するために表面保
護フィルムが多用されている。表面保護フィルムは熱可
塑性樹脂や紙等からなる基材層の片面に粘着剤層が形成
されたものである。表面保護フィルムは、被着体が加
工、運搬される間、粘着剤層により被着体表面に仮着さ
れて被着体表面を被覆し、汚れの付着や傷付きを防止す
る。
【0003】表面保護フィルムは、被着体が本来の用途
に使用される際に被着体表面から剥離される。従って、
表面保護フィルムには被着体表面に容易に仮着され得る
適度の粘着性を有すると共に、使用後には被着体表面か
ら容易に剥離され得る良好な剥離性が必要であり、且
つ、剥離後に被着体表面に粘着剤が残らないことが要求
される。
【0004】上記の要求を満たすために、例えば、特開
平7−241960公報には、スチレン1〜50重量%
とジエン系炭化水素99〜50重量%からなるランダム
共重合体の水素添加物60重量%以上及びポリオレフィ
ン40重量%以下の組成からなる(A)層と、スチレン
1〜50重量%とジエン系炭化水素99〜50重量%か
らなるランダム共重合体の水素添加物60重量%未満及
びポリオレフィンが40重量%を超える組成からなる
(B)層とが、共押出成形によって積層一体化された表
面保護フィルムが開示されている。
【0005】しかしながら、上記公報に記載の表面保護
フィルムの粘着剤層に相当する(A)層の組成による
と、被着体に仮着さた後に接着昂進が起こり、剥離除去
する際に被着体表面に粘着剤の一部が残される(以下
「糊残り」という)ことが起こり易くなる。又、糊残り
という程度ではないがスリップスティックといわれる現
象、即ち、強い剥離抵抗と弱い剥離抵抗を繰り返す剥離
抵抗のムラが生じる。このように剥離状態が断続的にな
ると、強い剥離抵抗を示す部分と弱い剥離抵抗を示す部
分との境界線において、粘着剤層は厚みが極めて薄い縞
模様となって被着体表面に残される。これにより商品価
値が低下もしくは消失してしまう等の問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解消し、被着体に対する初期粘着性が良好で、
且つ、経時後に接着昂進が少なく、そのため被着体が粘
着剤により汚染されることのない表面保護フィルムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表面保護フィル
ムは、熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層とが積層
一体化されてなる表面保護フィルムであって、粘着剤層
を構成する樹脂がポリオレフィン系樹脂100重量部に
対し、重量平均分子量が10000〜45000である
ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴ
ムから選ばれる少なくとも1種が5〜100重量部配合
されてなることを特徴とするものである。
【0008】本発明で粘着剤に用いられるポリオレフィ
ン系樹脂は特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオ
レフィン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合
体、エチレン−エチル(メタ)アクリレート共重合体、
エチレン−メチル(メタ)アクリレート共重合体等が挙
げられる。これらは単独で使用されてもよく、2種以上
が併用されてもよい。
【0009】尚、上記αオレフィンとしては、エチレ
ン、プロピレンとそれぞれ共重合可能なものであれば特
に限定されず、例えば、プロピレン、1−ヘキセン、4
−メチル−1ペンテン、1−オクテン、1−ブテン、1
−ペンテン、1−ヘプテン等が挙げられる。
【0010】上記ポリオレフィン系樹脂は低分子量物が
少ないことが好ましく、具体的にはn−ペンタンによる
沸点環流で抽出される低分子量物が1.0重量%未満で
あることが好ましい。低分子量物が1.0重量%を超え
て存在すると、この低分子量物が温度変化や経時変化に
応じて粘着特性に影響を及ぼしたり、被着体との界面に
ブリードアウトして被着体表面を汚染するという問題が
発生する。
【0011】又、粘着剤に用いられるポリイソプレンゴ
ム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴムから選ばれる少
なくとも1種のものとしては、常温で液体のものが挙げ
られ、特にポリイソプレンゴム、ブチルゴムが好適であ
り、水素添加されたものが好ましい。
【0012】本発明で用いられるポリイソプレンゴム、
ポリイソブチレンゴム、ブチルゴムは重量平均分子量が
10000〜45000のものであり、好ましくは15
000〜40000のものである。重量平均分子量が1
0000未満であると粘着剤の凝集力が低くなりすぎて
剥離後に糊残りしたり、経時で粘着剤からブリードアウ
トし、甚だしい場合には被着体表面を汚染することがあ
る。又、重量平均分子量が45000を超えると、粘着
剤の弾性率が高くなって表面保護フィルムと被着体との
密着性が不足し、表面保護の機能が発揮されなくなる。
【0013】上記ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレ
ンゴム、ブチルゴムのヨウ素価は400mg/gを超え
ると、被着体に貼り付けた後、屋外で長時間放置される
と劣化が激しくなり、使用後に剥離する際に被着体表面
に糊残りが発生することがある。従って、ヨウ素価は4
00mg/g以下であることが好ましい。
【0014】粘着剤には必要に応じて粘着性能を阻害し
ない範囲で、粘着付与樹脂、紫外線吸収剤、酸化防止剤
等が添加されてもよい。粘着付与樹脂としては、(水
添)脂環族系石油樹脂、(水添)ロジン系、(水添)テ
ルペン系樹脂等が挙げられる。紫外線吸収剤としては、
例えば、チバスペシャルティケミカルズ社製の商品名
「チヌビン326」等を用いるのが効果的である。酸化
防止剤としては、例えば、チバスペシャルティケミカル
ズ社製の商品名「イルガノックス1010」等を添加す
ると熱劣化防止に効果的である。又、粘着剤層の厚みは
3〜50μmの範囲が好ましい。
【0015】基材層として用いられる熱可塑性樹脂は特
に限定されず、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン
−αオレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−n−ブチ
ルアクリレート共重合体、ポリプロピレンのホモポリマ
ー、ランダム共重合体、ブロック共重合体等が挙げら
れ、これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用
されてもよい。基材層の厚みは使用目的により異なる
が、通常は20〜100μmの範囲が好ましい。
【0016】本発明の表面保護フィルムの製造方法は特
に限定されず、基材層と粘着剤とをインフレーション
法、Tダイ法などにより共押出成形して積層一体化する
共押出成形法、基材層を予め成膜し、基材層に粘着剤溶
液を直接塗工する溶液塗工法、剥離紙上に粘着剤溶液を
塗布し乾燥させて形成した粘着剤層を基材層に転写する
転写法、Tダイにより粘着剤を基材層面に溶融押出して
積層する押出ラミネート法などが挙げられる。
【0017】上記のうち、共押出成形法によるのが製造
工程が簡単であり、基材層と粘着剤層との積層強度が高
く、品質の面で優れたものが得られるので特に好まし
い。溶液塗工法などのラミネート法を用いる場合は、基
材層と粘着剤層との接合強度を高め、糊残りを確実に防
止するために基材層を予めプライマー処理しておくこと
が好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1〜5、比較例1〜3) 基材層:熱可塑性ポリオレフィン系樹脂(三井化学社製
ポリエチレン,商品名「ミラソン16」,MFR=3.
7g/10分(190℃)) 粘着剤組成:ポリエチレン〔1〕(住友化学社製,商品
名「F411−0」,MFR=5.0g/10分(19
0℃),密度0.925g/cm3 ,n−ペンタンによ
る沸点環流で抽出される低分子量物0.8重量%) ポリエチレン〔2〕(三菱化学社製,商品名「LC50
0」,MFR=4.0g/10分(190℃),密度
0.918g/cm3 ,n−ペンタンによる沸点乾留で
抽出される低分子量物2.1重量%) 常温で液状であるゴム系ポリマー〔1〕(水添ポリイソ
プレンゴム,重量平均分子量36000,ヨウ素価=9
mg/100g) ゴム系ポリマー〔2〕(ブチルゴム,重量平均分子量4
1000,ヨウ素価8mg/100g) 粘着付与樹脂(ヤスハラケミカル社製,商品名「YSレ
ジンPx1150」,軟化点115℃) 酸化防止剤(チバスペシャルティケミカルズ社製,商品
名「イルガノックス1010」) 上記組成の粘着剤と基材層を表1に示す配合量でTダイ
から共押出成形して、厚み50μmの基材層と厚み10
μmの粘着剤層が積層一体化された表面保護フィルムを
得た。
【0019】得られた表面保護フィルムについて下記の
性能評価を行い、その結果を表1に示した。 (1)初期粘着力 表面保護フィルムを室温23℃、相対湿度65%の環境
下で厚さ1mmのポリカーボネート板(三菱瓦斯化学社
製,商品名「ユーピロンNF2000」)に2kgの圧
着ローラーを用いて300mm/分の速度で貼り付け
た。その状態で30分間放置した後、JIS Z 02
37に準拠して25mm幅における180度剥離強度を
測定した。 (2)経時粘着力 上記(1)の試験で用いたものと同じ試験片を70℃の
ギアーオーブン中に30分間放置した後、JIS Z
0237に準拠して25mm幅における180度剥離強
度を測定した。 (3)被着体の汚染状態 上記(1)及び(2)の剥離強度の測定時において、剥
離後の被着体表面の汚染の有無を目視で観察した。 (4)層間強度 (1)及び(2)の剥離強度の測定において、剥離後の
表面保護フィルムの基材層と粘着剤層との界面における
層間剥離の有無を目視で観察した。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明の表面保護フィルムは以上の構成
であり、被着体に対する初期粘着性に優れ、被着体に貼
り付けた後、経時での接着昂進が抑制され、しかも被着
体から容易に剥離することができ、糊残りがなく被着体
を汚染することがない。又、基材層と粘着剤層とを共押
出成形によって簡単な工程で積層することが可能であ
り、この方法で製造されたものは、基材層と粘着剤層と
の接着強度が特に優れたものとすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK03A AK03B AK04A AK04B AK09B AK09J AK28B AK28J AL01B AL05B AN02B BA02 BA07 BA26 CA06B CA16B EH20 GB90 JA07B JB16A JL06 JL13 JL13B JL14 YY00B 4J004 AA05 AA07 AB01 FA04 4J040 CA092 DA001 DA142 JB09 LA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層
    とが積層一体化されてなる表面保護フィルムであって、
    粘着剤層を構成する樹脂がポリオレフィン系樹脂100
    重量部に対し、重量平均分子量が10000〜4500
    0であるポリイソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、
    ブチルゴムから選ばれる少なくとも1種が5〜100重
    量部配合されてなることを特徴とする表面保護フィル
    ム。
JP2000259599A 2000-08-29 2000-08-29 表面保護フィルム Withdrawn JP2002069407A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315823A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Tesa Ag 車輛の仕上げ面を一時的に保護するための自己接着性保護シート
JP2018203888A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 日東電工株式会社 金属保護用感圧接着剤組成物、金属保護用感圧接着テープおよび接続部保護構造の製造方法
JP2022008035A (ja) * 2020-06-25 2022-01-13 デンカ株式会社 ブチルゴム系粘着剤組成物、粘着テープ、屋根用防水シート及び接合体

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