JP2002066794A - ペットボトル用圧縮処理装置 - Google Patents

ペットボトル用圧縮処理装置

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JP2002066794A
JP2002066794A JP2000263140A JP2000263140A JP2002066794A JP 2002066794 A JP2002066794 A JP 2002066794A JP 2000263140 A JP2000263140 A JP 2000263140A JP 2000263140 A JP2000263140 A JP 2000263140A JP 2002066794 A JP2002066794 A JP 2002066794A
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plate
input port
pet
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JP2000263140A
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English (en)
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Tsutomu Shiotani
力 塩谷
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • B30B9/325Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between rotary pressing members, e.g. rollers, discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットボトルと異物とを分別することのでき
るペットボトル用圧縮処理装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機構20の上に形成された第1投入
口17と、異物などが投入される第2投入口18と、こ
の第2投入口18を臨むように形成された開口15に開
閉自在に設けられた載置蓋40とを備え、載置蓋40
は、開成されたときペットボトルなどが載置される載置
板41とガイド板43とを有し、載置蓋40が閉成され
たとき、載置板41が前記開口15を閉じ、ガイド板4
3が第2投入口18を覆うとともに前記ペットボトルを
案内して第1投入口17へ落下させるペットボトル用圧
縮処理装置10であって、ガイド板43に開口を形成
し、この開口に開閉可能に且つ閉成する方向に付勢され
ている開閉板47を設け、載置板41に異物が載置され
ているとき、載置蓋40を閉成する際に開閉板47が異
物の自重により開成してその異物が第2投入口18に投
入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペットボトルと
異物を分別してペットボトルのみを圧縮するペットボト
ル用圧縮処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、投入口の下に圧縮手段を設け
たペットボトル用圧縮処理装置が知られている。
【0003】かかるペットボトル用圧縮処理装置では、
投入口に投入されたペットボトルを圧縮手段により圧縮
していくものであり、この圧縮手段は、一対の一次圧縮
ローラと、この一次圧縮ローラの下方に配置された一対
の二次圧縮ローラとを備えている。
【0004】一次圧縮ローラは、投入口に投入されたペ
ットボトルを下方へ引き込みながら圧縮していくもので
あり、二次圧縮ローラは、一次圧縮ローラによって圧縮
されて下方に送り出されたペットボトルをさらに圧縮し
て下方へ送り出していくものである。このように、2回
圧縮することによりペットボトルを所定の大きさに圧縮
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ペットボトル用圧縮処理装置にあっては、数種の選別方
法が提案されているものの、確実に異物を選別排除でき
るものがなく、間違って投入口にビン等の異物が投入さ
れると、その異物も一次圧縮ローラによって引き込まれ
てしまうので、圧縮されたペットボトルとともに異物が
混入してしまう。さらに、その異物がガラス製である
と、その異物が一次圧縮ローラや二次圧縮ローラの圧縮
により割れてしまったり、圧縮ローラが回転せずに圧縮
ローラ駆動装置が故障してしまう等の問題もあった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ペットボトルと異物とを分別するこ
とのできるペットボトル用圧縮処理装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ペットボトルを圧縮する圧縮手
段の上に形成された第1投入口と、この第1投入口の手
前に設けられ異物などが投入される第2投入口と、この
第2投入口を臨むように形成された開口に開閉自在に設
けられた載置蓋とを備え、前記載置蓋は、開成されたと
きペットボトルなどが載置される載置板とガイド板とを
有し、載置蓋が閉成されたとき、載置板が前記開口を閉
じ、ガイド板が第2投入口を覆うとともに前記ペットボ
トルを案内して第1投入口へ落下させるペットボトル用
圧縮処理装置であって、前記ガイド板に開口を形成し、
この開口に開閉可能に且つ閉成する方向に付勢されてい
る開閉板を設け、前記載置板に異物が載置されていると
き、前記載置蓋を閉成する際に前記開閉板が異物の自重
により開成してその異物が第2投入口に投入されること
を特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、前記第2投入口の前端
側に第2投入口から上方に突出したシャッタ板を設け、
このシャッタ板は、前記載置蓋が閉成された際に第2投
入口に引き込むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるペットボ
トル用圧縮処理装置の実施の形態を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1および図2に示すペットボトル用圧縮
処理装置10は、本体ケース11内の上部に設けられた
圧縮機構(圧縮手段)20と、この圧縮機構20を駆動
させる駆動機構30と、ペットボトルを圧縮機構20へ
投入するための載置蓋40等とを備えている。本体ケー
ス11の下部には、圧縮機構20によって圧縮されて排
出されてきたペットボトルを受ける収納容器12が配置
されており、本体ケース11の下部に設けた扉13を開
けることによってその収納容器12は本体ケース11内
から取り出し自在となっている。
【0011】また、本体ケース11内には、圧縮機構2
0の上方にペットボトルを投入する第1投入口17と、
この第1投入口17の手前にビンなどを投入する第2投
入口18が設けられている。また、本体ケース11の正
面の上部には第2投入口18を臨むように開口15が形
成され、この開口15に載置蓋40が開閉可能に取り付
けられている。
【0012】載置蓋40は、図3および図4に示すよう
に、開口15の下部に設けた軸16に回動自在に軸支さ
れた載置板41を有しており、この載置板41の一端
(図3において右端部)の下面には把手部42が設けら
れている。また、載置板41の他端には斜め上方に延び
たガイド板43が設けられており、載置板41の両側に
は三角形状の側板44,44が取り付けられている。こ
の側板44,44によってガイド板43が載置板41に
固定されている。
【0013】このガイド板43には、載置板41の上面
41A位置から上方へ延びるとともに所定の幅を有する
開口45が形成されている。また、ガイド板43の裏面
側には左右方向に延びた軸46が設けられており、この
軸46には開口45内に配置された開閉板47が回動自
在に取り付けられている。開閉板47の下端と載置板4
1の上面41Aとの間には所定の間隔が開けられてい
る。
【0014】開閉板47の裏面の両側には左右方向に延
びた棒部材48,48が固定され、この棒部材48,48
の先端部と側板44,44に設けたピン49,49との間
にスプリング50,50が設けられている。このスプリ
ング50,50によって開閉板47は図3において反時
計回りに付勢され、棒部材48,48がガイド板43に
当接することによって、図3の実線で示す位置に開閉板
47は位置している。すなわち、開閉板47はスプリン
グ50,50の付勢力によって常時閉成しており、所定
以上の力が作用したとき開閉板47が鎖線で示すように
開成するようになっている。
【0015】開口15の軸16には、図5に示すよう
に、一対のアーム部材51,51の一端が回動自在に軸
支されており、このアーム部材51,51の他端間には
所定の高さを有するシャッタ板52が前方に少し傾斜し
て取り付けられている。また、このシャッタ板52は、
第2投入口18の上方に位置するとともに第2投入口1
8の前側(図1において左側)に位置している。
【0016】アーム部材51,51の外側面51A,51
Aにはピン53,53が設けられており、このピン53,
53と本体ケース11の両側板11A,11Aに設けた
ピンP,Pとの間にはスプリング54,54が取り付けら
れており、このスプリング54,54によってアーム部
材51,51は図3において時計回りに付勢され、シャ
ッタ板52は図3に示す位置に位置するようになってい
る。これは、アーム部材51,51が図3に示す位置よ
り時計回りに回動しないように図示しない規制部材によ
り規制されていることによる。
【0017】圧縮機構20は、図1に示すように、本体
ケース11内に回転自在に設けられた一対の第1圧縮ロ
ーラ21A,21Bと、この第1圧縮ローラ21A,21
Bの下方に回転自在に配置された一対の第2圧縮ローラ
25A,25Bとを有している。第2圧縮ローラ25A,
25B間の離間距離は第1圧縮ローラ21A,21B間
の離間距離よりも小さく設定されている。
【0018】第1圧縮ローラ21A,21Bは、図6に
示すように、回動軸22A,22Bと、この回動軸22
A,22Bに装着された複数の歯板23A,23B等とか
ら構成されている。各歯板23A,23Bは、等間隔に
回動軸22A,22Bに沿って配置されており、歯板2
3Aと歯板23Bとは交互に配置されている状態になっ
ている。
【0019】回動軸22Aには、各歯板23A間に上下
方向に延びたスペーサ24Aの上部と円筒状のカラーK
1aとが図6に示すように装着され、回動軸22Bには、
各歯板23B間に上下方向に延びたスペーサ24Bの上
部と円筒状のカラーK1bとが図6に示すように装着され
ている。また、回動軸22A,22Bの両端にはカラー
K1bと同一の径の円筒状のカラーK2a,K2bが装着され
ている。
【0020】各歯板23Aは、図7に示すように所定の
幅を有するとともに径方向に突出した3つの圧縮歯23
Haを有している。各圧縮歯23aの先端の一側部(回転
方向側の側部)には、回転方向に突出するとともに先端
が鋭角に形成された爪23Taが設けられている。
【0021】同様に、各歯板23Bは、所定の幅を有す
るとともに径方向に突出した3つの圧縮歯23Hbを有
している。各圧縮歯23Hbの先端の一側部(回転方向
側の側部)には、回転方向に突出するとともに先端が鋭
角に形成された爪23Tbが設けられている。
【0022】第2圧縮ローラ25A,25Bは、図8に
示すように、回動軸26A,26Bと、この回動軸26
A,26Bに固定された複数の歯板27A,27B等とか
ら構成されている。各歯板27A,27Bは、等間隔に
回動軸26A,26Bに沿って設けられており、歯板2
7Aと歯板27Bとは交互に配置されている状態になっ
ている。また、第2圧縮ローラ25Aの歯板27Aと第
1圧縮ローラ21Aの歯板23Aとは交互に配置された
状態になっており、同様に第2圧縮ローラ25Bの歯板
27Bと第1圧縮ローラ21Bの歯板23Bとは交互に
配置された状態になっている。
【0023】回動軸26A,26Bには、図8に示すよ
うに回動軸22A,22Bに装着されたカラーと同一径
の複数の円筒状のカラーK3a,K3bが設けられ、回動軸
26A,26Bの両端にはカラーK4a,K4bが設けられて
いる。また、カラーK3a,K3bと歯板27A,27B間に
は、第1圧縮ローラ21A,21Bの回動軸22A,22
Bに装着したスペーサ24A,24Bの下部が装着され
ている。
【0024】スペーサ24A,24Bは、図9(A),
(B)に示すように、カラーK1aの径と同一の幅を有す
るとともに上下方向に延びた胴部24Ad,24Bdを有
しており、この胴部24Ad,24Bdの上部には軸孔2
4Ah,24Bhが形成され、その下部には軸孔24Ai,
24Biが形成されている。これら軸孔24Ad,24B
d,24Ai,24Biには回動軸22A,22B,26A,2
6Bが回動自在に挿入されてスペーサ24A,24Bが
回動軸22A,22B,26A,26Bに装着されてい
る。
【0025】また、スペーサ24Aの胴部24Adの下
部の右側部には下方に向かって左方へ傾斜した傾斜面2
4Akが形成されている。同様に、スペーサ24Bの胴
部24Bdの下部の左側部には下方に向かって右方へ傾
斜した傾斜面24Bkが形成されている。
【0026】各歯板27Aは、図1に示すように、所定
の幅を有するとともに径方向に突出した8つの圧縮歯2
7Haを有している。各歯板27Bも同様に所定の幅を
有するとともに径方向に突出した8つの圧縮歯27Hb
を有している。そして、図10に示すように、歯板27
A,27B間の距離L1はペットボトルTのキャップCの
高さ(25mm)以上に設定され、圧縮歯27Ha(27
Hb)の先端面からカラーK3b(K4a,K3a)までの最小
距離L2がキャップCの外径(30mm)の60パーセン
ト以上に設定されている。
【0027】なお、第1圧縮ローラ21A,21Bで
は、距離L2は第2圧縮ローラ25A,25Bの距離L2
よりも大きく設定されている。
【0028】駆動機構30は、図11に示すように駆動
モータ31と、この駆動モータ31の駆動軸31Aに装
着された駆動ギア32と、テンションギア33と、回動
軸22A,22B,26A,26Bの一端に装着された従
動ギア34A,34B,35A,35Bと、これらギア3
2〜35Bに図11に示すように巻回されたチェーン3
6等とから構成されている。駆動モータ31の駆動によ
り駆動軸31Aが反時計回りに回転していくと、従動ギ
ア34A,35Aが駆動軸22A,26Aとともに時計回
りに回転し、従動ギア34B,35Bが駆動軸22B,2
6Bとともに反時計回りに回転していく。
【0029】従動ギア34A,34Bは18個の歯を有
し、従動ギア35A,35Bは17個の歯を有してい
る。このため、駆動軸26A,26Bは、駆動軸22A,
22Bよりも少し速く回転していく。
【0030】次に、上記のように構成されるペットボト
ル用圧縮処理装置の動作について説明する。
【0031】先ず、図示しない電源スイッチを投入して
駆動モータ31を駆動させる。この駆動により、駆動軸
22A,22B,26A,26Bとともに歯板23A,23
B,27A,27Bが矢印方向(図1参照)へ回転してい
く。
【0032】次に、図1に示すように、載置蓋40を開
成してペットボトルTをその載置蓋40に放り込む。放
り込まれたペットボトルTは、図7に示すように、載置
蓋40の載置板41に載置される。そして、載置蓋40
を回動させて図12に示すように閉成させると、シャッ
タ板52がガイド板43によって下方に押圧され、アー
ム部材51,51がスプリング54,54の付勢力に抗し
て反時計回りに回動していく。この回動により、シャッ
タ板52は第2投入口18内に引き込み、載置蓋40の
閉成に支障を来すことはない。
【0033】載置蓋40の閉成により、ペットボトルT
はガイド板43に案内されながら第1投入口17に投入
される。
【0034】第1投入口17に投入されたペットボトル
Tは、図12に示すように駆動軸22A,22Bととも
に歯板23A,23Bが矢印方向に回転していることに
より、第1圧縮ローラ21A,21Bの圧縮歯23Ha,
23Hbによって潰されていく。
【0035】ところで、ペットボトルTの端部がR状に
形成されていることにより、圧縮歯23Ha,23Hbが
ペットボトルTの両側のR部を挟み込んで押圧していく
と、圧縮歯23Ha,23HbがそのR部で滑り、このた
めペットボトルTが上に跳ね上がってしまい、そのため
ペットボトルTをうまく掴めないのでペットボトルTを
潰していくことができなくなってしまう不具合が発生す
る。しかし、圧縮歯23Ha,23Hbに鋭角の爪23T
a,23Tbが形成されていることにより、ペットボトル
TのR部にその爪23Ta,23Tbが食い込んでいき、
ペットボトルTの跳ね上がりが防止される。このため、
第1圧縮ローラ21A,21Bの圧縮歯23Ha,23Hb
によってペットボトルTを確実に掴み、潰していくこと
ができる。
【0036】第1圧縮ローラ21A,21Bは、図13
に示すように、圧縮歯23Ha,23Hbによってペット
ボトルTを潰しながら下方へ送り出していく。下方に送
り出されたペットボトルTは、第2圧縮ローラ25A,
25Bの圧縮歯27Ha,27Hbによって、さらに潰さ
れて圧縮されていく。
【0037】このとき、第1圧縮ローラ21A,21B
の回転速度より第2圧縮ローラ25A,25Bの回転速
度の方が速くなっているので、第1圧縮ローラ21A,
21Bによって下方に送り出されてくるペットボトルT
を第2圧縮ローラ25A,25Bが圧縮しながら下方へ
送り出すことができ、ペットボトルTを十分に圧縮する
ことができる。
【0038】ちなみに、第1圧縮ローラ21A,21B
と第2圧縮ローラ25A,25Bの回転速度が同一であ
る場合、第1圧縮ローラ21A,21Bによって下方に
送り出されたペットボトルTの下部Taが図13に示す
ように圧縮歯27Ha1,27Hb1に当接すると、その圧
縮歯27Ha1,27Hb1が下部Taの下面を滑ることによ
りタイミングよくペットボトルTをくわえ込んで潰すこ
とができず、圧縮歯27Ha1,27Hb1によってペット
ボトルTの下方への移動を停止させてしまう状態とな
る。一方、第1圧縮ローラ21A,21Bはペットボト
ルTを下方へ押し出しているので、ペットボトルTの下
部Taは上下から押しつぶされる状態となり、左右方向
に潰れたペットボトルTの下部Taは左右方向へ膨らん
でしまう。このため、ペットボトルTを第2圧縮ローラ
25A,25Bで十分に圧縮すことができなくなる。
【0039】第1圧縮ローラ21A,21Bの回転速度
より第2圧縮ローラ25A,25Bの回転速度の方が速
いと、圧縮歯27Ha1,27Hb1が滑っても速く回転し
ていくことによってペットボトルTの下方への移動を停
止させてしまう時間を短くすることができ、このため、
ペットボトルTの下部Taは左右方向へ膨らんでしまう
ことがなく、第2圧縮ローラ25A,25Bによってペ
ットボトルTを十分に圧縮することができることにな
る。
【0040】また、第1圧縮ローラ21A,21Bや2
圧縮ローラ25A,25Bの圧縮歯23Ha,23Hb,2
7Ha,27Hbが潰されたペットボトルTに突き刺さっ
ても、スペーサ24A,24Bがあることにより、その
ペットボトルTが第1圧縮ローラ21A,21Bと第2
圧縮ローラ25A,25Bとの間や第1,第2圧縮ローラ
21A,21B,25A,25Bとフレーム(図示せず)と
の間に巻き込まれて、駆動モータ31がロックされてし
まったり、第1,第2圧縮ローラ21A,21B,25A,
25Bが破損してしまうことが防止される。
【0041】ところで、歯板27A,27B間の距離L1
はペットボトルTのキャップCの高さ以上に設定され、
圧縮歯27Haの先端面からカラーK3bまでの最小距離
L2がキャップCの外径の60パーセント以上に設定さ
れていることにより、図8に示すように、ペットボトル
TのキャップCは歯板27BとカラーK4aとの間の空間
に逃げるので、キャップCが潰れずに済む。このため、
駆動モータ31に加わる付加が小さくて済み、駆動モー
タ31のパワーを小さくすることができる。このため、
小型化を図ることができ、コストも低く抑えることがで
きる。また、キャップCが潰れないことにより、後処理
でキャップCの取り外しがし易いものとなる。また、縦
にペットボトルTが投入されても同様にキャップCは潰
されない。
【0042】次に、小瓶や小石などの異物を載置蓋40
に放り込んだ場合について図14を基にして説明する。
【0043】異物である小瓶Eが放り込まれた載置蓋4
0を回動させて閉成していくと、小瓶Eの自重が重いこ
とにより、その回動とともにガイド板43に設けた開閉
板47がスプリング50の付勢力に抗して開成してい
く。ガイド板43の開成により、異物Eは第2投入口1
8に投入される。
【0044】このように、載置蓋40に小瓶Eが投入さ
れると、載置蓋40を閉成すればその小瓶Eは第2投入
口18に投入され、載置蓋40にペットボトルTが投入
されると、載置蓋40を閉成すればそのペットボトルT
は第1投入口17に投入され、載置蓋40の閉成により
小瓶EとペットボトルTとが分別され、ペットボトルT
のみを圧縮機構20で圧縮させることができる。なお、
ペットボトルT中に飲料物が残存している場合でも、自
重の重い小瓶Eと同様に開閉板47が開成して、第2投
入口18に上記ペットボトルTが投入され、空のペット
ボトルTと飲料物が残存しているペットボトルとを分別
することができる。
【0045】また、勢い良く小瓶E等の異物が載置蓋4
0に投入されると、図3に示すように、開閉板47が開
成してその異物が第1投入口17へ向かっていくことに
なるが、第2投入口18の前側(図1において左側)に
シャッタ板52があることにより、その異物Eはシャッ
タ板52にぶつかって第2投入口18へ落下し、第1投
入口17へ投入されてしまうことが防止される。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、ペットボトルと異物
とを分別することができ、ペットボトルのみを圧縮手段
によって圧縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るペットボトル用圧縮処理装置の
構成を示した概略構成図である。
【図2】図1に示すペットボトル用圧縮処理装置の正面
図である。
【図3】載置蓋の構成を示した側面図である。
【図4】図3に示す載置蓋を示した正面図である。
【図5】シャッタ板を示した平面図である。
【図6】第1圧縮ローラを示した平面図である。
【図7】載置蓋と第1圧縮ローラとの位置関係を示した
説明図である。
【図8】第2圧縮ローラを示した平面図である。
【図9】(A)スペーサを示した側面図である。 (B)スペーサを示した側面図である。
【図10】第2圧縮ローラの歯板の寸法関係を示した説
明図である。
【図11】駆動機構の構成を示した説明図である。
【図12】載置蓋が閉成された状態を示した説明図であ
る。
【図13】第1圧縮ローラと第2圧縮ローラとの位置関
係を示した説明図である。
【図14】小瓶が第2投入口に投入される状態を示した
説明図である。
【符号の説明】
10 ペットボトル用圧縮処理装置 15 開口 17 第1投入口 18 第2投入口 40 載置蓋 41 載置板 43 ガイド板 47 開閉板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペットボトルを圧縮する圧縮手段の上に形
    成された第1投入口と、この第1投入口の手前に設けら
    れ異物などが投入される第2投入口と、この第2投入口
    を臨むように形成された開口に開閉自在に設けられた載
    置蓋とを備え、前記載置蓋は、開成されたときペットボ
    トルなどが載置される載置板とガイド板とを有し、載置
    蓋が閉成されたとき、載置板が前記開口を閉じ、ガイド
    板が第2投入口を覆うとともに前記ペットボトルを案内
    して第1投入口へ落下させるペットボトル用圧縮処理装
    置であって、 前記ガイド板に開口を形成し、この開口に開閉可能に且
    つ閉成する方向に付勢されている開閉板を設け、 前記載置板に異物が載置されているとき、前記載置蓋を
    閉成する際に前記開閉板が異物の自重により開成してそ
    の異物が第2投入口に投入されることを特徴とするペッ
    トボトル用圧縮処理装置。
  2. 【請求項2】前記第2投入口の前端側に第2投入口から
    上方に突出したシャッタ板を設け、 このシャッタ板は、前記載置蓋が閉成された際に第2投
    入口に引き込むことを特徴とする請求項2に記載のペッ
    トボトル用圧縮処理装置。
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