JP2001293390A - 細断紙片類圧縮装置及びこれを有する文書細断機 - Google Patents

細断紙片類圧縮装置及びこれを有する文書細断機

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JP2001293390A JP2000116292A JP2000116292A JP2001293390A JP 2001293390 A JP2001293390 A JP 2001293390A JP 2000116292 A JP2000116292 A JP 2000116292A JP 2000116292 A JP2000116292 A JP 2000116292A JP 2001293390 A JP2001293390 A JP 2001293390A
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Tsukasa Hayashi
司 林
Michio Nagareya
美智雄 流矢
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SHIGUMAA GIKEN KK
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    • B30PRESSES
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    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3082Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor with compression means other than rams performing a rectilinear movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/0007Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating documents
    • B02C2018/0061Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating documents with compacting devices for the disintegrated material

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度に細断紙片類を圧縮する装置及びこれ
を有する文書細断機を提供することを目的とする。 【解決手段】 細断された紙片類P1を収容する収容袋
Bを拡口状態で保持し、収容袋B内に収容された紙片類
を圧縮する装置において、収容袋Bの開口部を拡口状態
で保持する保持体39と、上記収容袋Bの開口の上方か
つ近傍位置に配設されて紙片類を該開口内に搬送しなが
ら収容袋内方へ押し込む加圧装置31とを備え、該加圧
装置31は互いに圧接走行部を有する対をなす回転部材
34である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細断された紙片類
を圧縮する装置及びこれを有する文書細断機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、特公平8−13
342に開示されているものが知られている。
【0003】この公知装置は、文書裁断機の筐体内に定
置されたバスケット内に収容された細断くずを、上方か
ら圧縮する圧縮機構を有している。圧縮機構は一対の揺
動アームと、該揺動アームに回動可能に取り付けられ横
方向に延びる複数の平行なバー材から成る圧縮部材とを
備えている。かかる圧縮機構の揺動アームが揺動する
と、圧縮部材がバスケット内の細断くずの山を崩しなが
ら下方へ圧縮する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
公知装置には、いくつか改善すべき点を残している。
【0005】先ず、圧縮機構が揺動アームや圧縮部材、
さらにはこれらに関連する部材を要し、機構が複雑とな
ると共に、そのための空間も大きく要する。次に、圧縮
部材は複数のバー部材から成っているが、圧縮の際、バ
ーが細断くずの山の中に入り込んで行く傾向にあり、そ
の周囲での圧縮の効果が然程高くない。又、圧縮は、揺
動アームの揺動時に間欠的になされるので、圧縮時と非
圧縮時との繰り返しであり、非圧縮時には、圧縮された
細断くずの山が再び膨張する傾向にある。さらには、揺
動アームや圧縮部材は、細長レバー状であり曲げモーメ
ントを受けるので、高い負荷に耐えられず、高圧縮は望
めない。
【0006】本発明は、小さな空間に収められる構成
で、連続して高圧縮のできる細断紙片類圧縮装置及びこ
れを有する文書細断機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る細断紙片類
圧縮装置は、細断された紙もしくはこれに類するシート
材(以下、「紙片類」という。)を収容する収容袋を拡
口状態で保持し、収容袋内に収容された紙片類を圧縮す
るようになっている。
【0008】かかる細断紙片類圧縮装置において、本発
明は、第一発明によると、収容袋の開口部を拡口状態で
保持する保持体と、上記収容袋の開口の上方かつ近傍位
置に配設されて紙片類を該開口内に搬送しながら収容袋
内方へ押し込む加圧装置とを備えている。該加圧装置は
互いに圧接走行部を有する対をなす回転部材となってい
る。
【0009】このような構成の本発明によれば、保持体
により拡口状態で保持されている収容袋へ、加圧装置に
より紙片類が送り込まれる。収容袋内の紙片類が該収容
袋の開口まで一杯となっても加圧装置は紙片類を強制的
に紙片類を連続して送り込む。加圧装置は圧接走行部を
有する回転部材なので、紙片類が上方に膨張しようとし
てもそのための空間がなく、該紙片類は圧縮される一方
である。かくして、収容袋には、きわめて高密度に紙片
類が圧縮収容される。
【0010】本発明において、収容袋をその外面にて支
持する支持受体を備えていることとするのが好ましい。
支持受体で収容袋を支持することにより、収容袋は軟ら
かいものであっても、過度な力を受けないので対応が容
易となる。
【0011】上記支持受体は、収容袋内の紙片類の収容
量が所定量となったときこれを検知するセンサが設けら
れもしくは該センサと協働するようになっていることが
好ましく、上記センサにより収容袋が所定収容量になっ
たことを検知し、これにもとづき、自動停止、収容袋の
取出し等の適宜対応が可能となる。
【0012】上記支持受体が少なくとも収容袋を下方か
ら押し上げるように可動部を有していることとするなら
ば、該可動部により収容袋を突き上げて、収容袋内の紙
片類の密度をさらに高めることができる。又、上記支持
受体の可動部が付勢部材により上方に向け付勢されてい
ることとするならば、当初可動部が上方に位置してい
て、収容袋内の紙片類の少ない時期から圧縮を高めるこ
とが可能となる。さらに、上記可動部が駆動部に接続さ
れていて、センサからの検知信号により、該駆動部が可
動部を上昇せしめるようになっているならば、収容袋内
の紙片類が所定量となったときに可動部を上昇せしめ
て、可動部による自動圧縮が可能となる。
【0013】上記の対をなす回転部材の一方は可動であ
り、他方に対して付勢されていることが望ましい。こう
することにより、搬送される紙片類の量(特に厚み)の
変動に容易に対応することが可能となる。
【0014】この回転部材はロールで、あるいは無端ベ
ルトの形態とすることができる。
【0015】保持体は筐体の一部もしくは筐体に接続さ
れた部分に形成された受部へ付勢部材により圧せられて
該受部との間で収容袋の開口部を挟圧保持することが好
ましい。こうすることにより、収容袋は安定して確実に
保持される。この場合、保持体は支持受体に対して可動
に配設され、他の付勢部材が該保持体と支持受体との間
に設けられているようにすることができる。
【0016】本発明は、既述の加圧装置を備えていない
こととする第二発明によっても実施可能である。第二発
明は、収容袋の開口部を拡口状態で保持する保持体と、
上記収容袋の開口の上方かつ近傍位置に配設されて紙片
類を該開口内に搬送する搬送装置と、上記開口を閉塞可
能する閉塞装置と、収容袋を下方から支持し上下に可動
な可動体と、該可動体を上方へ押上げ駆動する駆動装置
とを有して構成される。かかる第二発明によれば、所定
時に閉塞装置により開口を閉塞し、その状態で押圧装置
により収容袋を下方から突き上げるように圧し、圧縮を
行なう。
【0017】上記第一もしくは第二発明は、その圧縮装
置の上方に配設されて紙葉類を細断するカッタ装置とを
組み合わせて文書細断機を得ることもできる。かかる文
書細断機は、文書を細断すると同時に細断された紙片類
を収容袋内で高密度に圧縮するので、収容袋内の交換の
インターバルがきわめて長くなり、ひいては、稼動率が
向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき、本発
明の実施の形態を説明する。
【0019】図1に示される本発明の第一実施形態装置
は、紙片類圧縮装置を備えた文書細断機の例である。
【0020】図1において、箱状の筐体10内には、文
書細断機20と圧縮装置30とが配設されている。
【0021】文書細断機20は、筐体10の上部に設け
られた投入口11に臨む下方位置に、一対の回転カッタ
21を有している。この回転カッタ21自体は公知のも
のと同一で良いので、詳述しない。該一対の回転カッタ
21の下方には、シュート22が配設されていて、上記
投入口11から投入された文書Pが上記回転カッタ21
で細断された後、この細断紙片類P1を下方に向け案内
する。
【0022】上記筐体10の高さ方向中間位置には、内
方に向け張り出す支持板12が設けられており、該支持
板12上には圧縮装置30の加圧装置31が配設されて
いる。この圧縮装置30は、支持板12上に配設された
該加圧装置31と、支持板12の下方に配された保持体
32と、支持受体33を有している。
【0023】上記加圧装置31は、本実施形態の場合、
互いに圧接する一対のロールをなすい回転部材34(3
4A及び34B)を有している。一方の回転部材34A
は固定枠体35Aにより回転自在に支持され、他方の回
転部材34Bは上記支持板12上を固定枠体35Aに対
して位置を可変とする可動枠体35Bにより回転自在に
支持されている。上記可動枠体35Bは、その後方で支
持板12上に設けられた垂立板12Bとの間に架設され
た付勢部材としてのばね36により付勢されている。す
なわち、このばね36の力により他方の回転部材34B
は一方の回転部材34Aに対して圧接された状態で回転
自在となっている。上記一方の回転部材34Aは減速付
モータ37によりチェーン37A等の巻掛伝動体を介し
て回転駆動を受けており、したがって、この回転部材3
4Aに圧接せる他方の回転部材34Bは従動回転する。
かかる一対の回転部材34A,34Bの圧接部分は、上
記支持板12に形成された窓状の開口部12Aの位置に
臨んでいる。
【0024】上記支持板12の下方位置には、バスケッ
ト状もしくは箱状の支持受体33が配設されている。該
支持受体33は開口縁部にフランジ部33Aを有してい
る。上記開口縁部には、フランジ部39Aを有する短筒
状の保持体39が上下に摺動自在に案内支持されてい
る。上記二つのフランジ部33A,39Aの間には付勢
部材としてのばね40が設けられており、このばね40
により上方に付勢されるフランジ部39Aと上記支持板
12の下面との間で、収容袋Bの開口部が保持される。
かくして、収容袋Bは拡口された状態で開口部が保持さ
れ、上記支持受体33内に収められている。
【0025】上記支持受体33は、付勢部材たるばね4
1を介して受板42により下方から支持されていて、該
ばね41の変位量の分だけ可動となっている。この点
で、支持受体33はその全体が可動部として形成されて
いると言える。該受板42は、筐体10の底部に設けら
れた支点43を中心に回動可能なペダルレバー44の一
端部44Aで支持されており、該ペダルレバー44の他
端部のペダル44Bを踏むことにより、上方へ移動可能
となる。上記受板42の一側縁は軸45Aまわりに回動
可能なストッパ45と係合している。該ストッパ45は
爪部45Bを有しており、受板42が下方から上昇して
きたときには、該爪部45Bを乗り越えて該爪部45B
と係止し、下降が阻止される。受板42を下降させると
きには、上記ストッパ45を手動により回動して上記爪
部45Bとの係止を解除する。
【0026】さらに、上記支持受体33が所定の下降位
置にきたときに該支持受体33と協働してこれを検知す
るセンサ46が設けられている。
【0027】かかる本実施形態装置は次のように作動す
る。
【0028】 先ず、ストッパ45を解除し受板42
を降下させ、支持受体33を保持体39と共に筐体10
の開放された扉(図示せず)の位置から筐体10外へ取
り出し、収容袋Bを拡口状態でセットする。
【0029】 この支持受体33を再び筐体10内の
受板42上に配置し、上記ペダル44Bを踏む。ペダル
レバー44の回動により受板42は上昇し、ストッパ4
5の爪部45Bを乗り越え、該爪部45Bと係止し下降
が阻止される。
【0030】 ばね40により付勢されている保持体
39のフランジ部39Aにより収容袋Bの開口部は支持
板12の下面との間で挟持され、拡口状態で保持され
る。又、支持受体33はばね41とばね40との付勢力
が釣り合う位置まで上昇して停止する。かくして、文書
Pの細断そして細断紙片類P1の圧縮が可能となる。
【0031】 文書Pが投入口11から投入される
と、一対の回転カッタ21により細断されて細断紙片類
P1となる。その細断の形態は、細長い帯状のものを短
く切断したチップ状のときも、細長い帯状のままの場合
もある。
【0032】 細断紙片類P1はシュート22に案内
されて、圧縮回転せる一対の回転部材34(34A及び
34B)に至る。その結果、細断紙片類P1は回転部材
34A,34Bにより下方に送り出されて収容袋B内に
落下する。
【0033】 収容袋B内の細断紙片類P1が次第に
増え収容袋Bの開口の位置まで達すると、上記回転部材
34は、最早紙片類P1を送り出すだけでなく、該紙片
類P1を収容袋B内へ押し込む作用をなす。かくして、
収容袋B内の紙片類P1の密度は次第に高くなり、高圧
縮された状態となる。
【0034】 圧縮の度合いが進むにつれて、支持受
体33はばね41の力に抗して次第に下降し所定位置ま
で達すると、センサ(スイッチ)46がこれを検知し、
収容袋Bが高密度で満杯となったことを知らせる。
【0035】 上記センサ46の信号を受けて、加圧
装置30は停止し、上記収容袋Bが取り出され、再び空
の収容袋Bが新たにセットされる。
【0036】本実施形態は、一つの好ましい形態を示し
たものであり、図示されたすべての部材を必須とするも
のではなく、又、各部材も変更可能である。本実施形態
では、少なくとも保持体と、加圧装置としての回転部材
を有していれば、十分にその機能を発揮する。他の部材
は、好ましい形態として設けられたものである。又、上
記回転部材は、図1に示されるロールでなくとも、図2
そして図3に示されるような互いに圧接走行部を有する
一対の無端ベルトであってもよい。勿論、無端ベルトと
ロールとの組み合わせも可能で、これに類するものは多
々存在する。
【0037】又、支持受体を可動部として機能させると
き、センサ46の信号発生時に、ペダルレバーを駆動部
としてこの可動部を押し上げてさらに高度な圧縮を行な
う形態とすることもできる。
【0038】次に、図4及び図5にもとづき、本発明の
第二実施形態装置を説明する。
【0039】図4装置は、図1装置における支持板12
より下方部分を変更した形態である。したがって図4は
上記支持板12より上方に位置せる加圧装置の図示を省
略したものとなっている。このように、図4装置は加圧
装置との組み合わせによって使用可能であるが、本実施
形態装置は、加圧装置は必須ではなく、加圧装置なしで
も成立する。しかし、その場合、支持板12の開口部1
2Aを閉塞可能な閉塞装置50が必要となる。
【0040】図4において、筐体10に設けられた支持
板12の下方に配置される支持受体51が、筒状体52
と、該筒状体52から分離して底部に設けられた可動部
としての可動体53とを有している。可動体53は天板
部の周縁部から筒体部が垂下している形態をなしてい
る。
【0041】上記支持受体の筒状体52は昇降板54上
に配置されており、該昇降板54は筐体10の底面から
垂立せる案内柱55により昇降自在に案内されている。
又、上記可動体53の下端部には下フランジ部53Aが
設けられていて、この下フランジ部53Aと上記昇降板
54との間で案内柱55に沿ってばね56が配設されて
いる。そして、この下フランジ部53Aにて可動体53
も案内柱55により上下動可能に案内されている。又、
筐体10の内面にはストッパ13が設けられており、上
記昇降板54上から筒状体52を外した際に、該昇降板
54がばね56により圧せられて案内柱55から飛び出
さないように該昇降板54の上昇限定位置を定めてい
る。
【0042】上記可動体53は上フランジ部53Bが設
けられており、該上フランジ部53Bが昇降板54と係
止して該可動体53の最下位置を規定している。該可動
体53の中央上面には凹部が形成されていて、該凹部に
副可動体57が可動体53に対し可動に配置されてい
る。上記凹部には、可動体53の上面と該副可動体57
との間で付勢力をもたらすばね58が設けられている。
【0043】上記可動体53の内方には、筐体10の底
部上に配設された駆動装置60が位置している。該駆動
装置60は、図5にも見られるように、筐体10の底部
に取り付けられた基台61上にハウジング62が設けら
れ、該ハウジング62内で軸受63,64を介してウォ
ーム歯車65が回転自在に支持されこのウォーム歯車に
ウォーム66が噛合している。このウォーム66は図示
しないモータにより駆動される。上記ウォーム歯車65
は中空となっており、ここにキー67を介してスリーブ
体68が取り付けられている。このスリーブ体68には
雌ねじ部が形成されており、この雌ねじ部にねじ軸体6
9が螺合している。該ねじ軸体69はキー70を介して
既出の可動体53に取り付けられている。
【0044】かかる駆動装置60によれば、モータによ
り駆動されるウォーム66の回転により、これに噛合せ
るウォーム歯車65がそしてスリーブ体68が回転す
る。スリーブ体68の回転により、ねじ軸体69が上下
動し、その結果、可動体53が上下動する。
【0045】上記駆動装置60及び可動体53には、位
置検出のためのセンサとしてのスイッチが設けられてい
る。図4に見られるように、可動体53の天板部にスイ
ッチ71が設けられていて、副可動体57がばね58の
力に抗して所定量だけ下降したときに、該スイッチ71
が作動するようになっている。これは、収容袋B内の細
断紙片類が所定量に達した時に作動する。又、可動体5
3の筒体部の内面には、長い係合片72と短い係合片7
3とが設けられ、又、基台61に取り付けられた二つの
支柱74,75にはスイッチ76,77,78が設けら
れている。上記長い係合片72の長さはねじ軸体69の
ストローク、すなわち可動体53の上下動距離に設定さ
れており、スイッチ76はこの範囲でONの状態にあ
る。一方、筒体部の下端に取り付けられた係合片73が
可動体53の最下位置でスイッチ77をONとし、最上
位置でスイッチ78をONとする。
【0046】かかる本実施形態装置は次のように作動す
る。
【0047】 先ず、昇降板54をばね56の力に抗
して下降させ、筒状体52を筐体外に取りだし、空の収
容袋Bを拡口状態でセットし、この筒状体52を再び筐
体内へ収める。ばねで上方へ圧せられている昇降板54
からの力で筒状体52はその上縁部と支持板12との間
で上記収容袋Bの開口縁を保持する。すなわち、この場
合、筒状体は保持体としても機能する。なお、上記筒状
体52が筐体外に取り出されても、昇降板54はストッ
パ13によりその上昇限度があるため、筒状体52を再
び筐体内に収めるに際し、昇降板54はその上方に十分
な空間を提供している。
【0048】 収容袋Bへ投入された細断紙片類が所
定量に達すると、その重量により副可動体57はばね5
8の力に抗して下降しスイッチ71を作動させる。この
とき、もし本実施形態装置が加圧装置を有しておらず、
閉塞装置50を有している形式のものであるときには、
この閉塞装置50を閉塞状態とする。上記スイッチ71
のON信号により、モータが駆動されねじ軸体69を上
昇させ、可動体53は、加圧装置もしくは閉塞装置50
との間で、収容袋B内の細断紙片類を圧縮する。この圧
縮は、かなりの高密度となるように行なわれる。その
間、スイッチ76がONとなっていて、圧縮を続行す
る。
【0049】 可動体53が上限にまで達すると、係
合片73がスイッチ78を作動せしめて、モータを逆転
させ可動体は下降し、再びスイッチ77を作動させる位
置に達し、ここで停止する。
【0050】 かくして、細断紙片類が高度圧縮され
るため、収容袋Bの上部には空間ができ、さらに細断紙
片類の投入が可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、第一発明にあっては、本
発明は対をなす回転部材で紙片類を、外側から支持され
ている収容袋内へ搬送しながら押し込むようにしたの
で、圧縮が連続して行なわれること、回転部材は回転軸
の強度にさえ耐えられれば従来のリンク状のものよりも
高い圧力での圧縮が可能となること、回転部材の配置に
より収容袋の開口部がほぼ完全に塞がれて紙片類の戻り
がないこと、に起因して、高圧縮が容易に得られ、廃棄
時に収容袋をコンパクトにできるという効果を得る。し
かも、圧縮中、例えば、文書裁断機の細断動作は停止し
なくともよい。第二発明にあっては、収容袋の下方から
の押上げにより、さらに上記圧縮の度合いを高めること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態装置の概要構成を示す断
面図である。
【図2】図1装置の加圧装置としての変形例を示す図で
ある。
【図3】図1装置の加圧装置としての他の変形例を示す
図である。
【図4】本発明の第二実施形態装置の概要構成を示す断
面図である。
【図5】図4装置の駆動装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10 筐体 21 カッタ装置 30 圧縮装置 31 加圧装置 33 支持受体(可動部) 34A,34B ロール 34 回転部材 39 保持体 41 付勢部材 40 他の付勢部材 44 駆動部(ペダルレバー) 46 センサ(スイッチ) 50 閉塞装置 52 支持受体(保持体) 53 可動体 60 駆動装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細断された紙片類を収容する収容袋を拡
    口状態で保持し、収容袋内に収容された紙片類を圧縮す
    る装置において、収容袋の開口部を拡口状態で保持する
    保持体と、上記収容袋の開口の上方かつ近傍位置に配設
    されて紙片類を該開口内に搬送しながら収容袋内方へ押
    し込む加圧装置とを備え、該加圧装置は互いに圧接走行
    部を有する対をなす回転部材であることを特徴とする紙
    片類圧縮装置。
  2. 【請求項2】 収容袋をその外面にて支持する支持受体
    を備えていることとする請求項1に記載の紙片類圧縮装
    置。
  3. 【請求項3】 支持受体は、収容袋内の紙片類の収容量
    が所定量となったときこれを検知するセンサが設けられ
    もしくは該センサと協働するようになっていることとす
    る請求項2に記載の紙片類圧縮装置。
  4. 【請求項4】 支持受体が少なくとも収容袋を下方から
    押し上げるように可動部を有していることとする請求項
    2又は請求項3に記載の紙片類圧縮装置。
  5. 【請求項5】 支持受体の可動部が付勢部材により上方
    に向け付勢されていることとする請求項4に記載の紙片
    類圧縮装置。
  6. 【請求項6】 可動部が駆動部に接続されていて、セン
    サからの検知信号により、該駆動部が可動部を上昇せし
    めることとする請求項4又は請求項5に記載の紙片類圧
    縮装置。
  7. 【請求項7】 対をなす回転部材の一方は可動であり、
    他方に対して付勢されていることとする請求項1に記載
    の紙片類圧縮装置。
  8. 【請求項8】 回転部材はロールであることとする請求
    項1又は請求項7に記載の紙片類圧縮装置。
  9. 【請求項9】 回転部材は無端ベルトであることとする
    請求項1又は請求項7に記載の紙片類圧縮装置。
  10. 【請求項10】 保持体は筐体の一部もしくは筐体に接
    続された部分に形成された受部へ付勢部材により圧せら
    れて該受部との間で収容袋の開口部を挟圧保持するよう
    になっていることとする請求項1に記載の紙片類圧縮装
    置。
  11. 【請求項11】 保持体は支持受体に対して可動に配設
    され、他の付勢部材が該保持体と支持受体との間に設け
    られていることとする請求項10に記載の紙片類圧縮装
    置。
  12. 【請求項12】 細断された紙片類を収容する収容袋を
    拡口状態で保持し、収容袋内に収容された紙片類を圧縮
    する装置において、収容袋の開口部を拡口状態で保持す
    る保持体と、上記収容袋の開口の上方かつ近傍位置に配
    設されて紙片類を該開口内に搬送する搬送装置と、上記
    開口を閉塞可能とする閉塞装置と、収容袋を下方から支
    持し上下に可動な可動体と、該可動体を上方へ押上げ駆
    動する駆動装置とを有することを特徴とする紙片類圧縮
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のうちのい
    ずれか一つに記載の圧縮装置と、該圧縮装置の上方に配
    設されて紙葉類を細断するカッタ装置とを有することを
    特徴とする文書細断機。
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