JP7305210B2 - 容器回収装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 (1)2019年5月21日~7月23日に「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 大田区久が原五丁目店」にて公開 (2)2019年7月1日~「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 初台店」にて公開 (3)2019年7月25日~「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 糀谷中前店」にて公開 (4)2019年6月20日~「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 世田谷奥沢3丁目店」にて公開 (5)2019年6月20日~「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 大田区南六郷2丁目店」にて公開 (6)2019年9月5日~「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 板橋徳丸2丁目店」にて公開 (7)2019年9月5日~「株式会社セブン-イレブン・ジャパン 板橋三園1丁目店」にて公開
本発明は、容器回収装置に関する。
容器回収装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の容器回収装置では、ペットボトル等の空容器を投入口に投入する。
特開2009-175789号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空容器回収装置においては、空容器収容手段についてまだ改良の余地があった。
本発明の容器回収装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
容器回収装置は、容器を減容する減容部と、前記減容された容器を収容し、かつ本体から引き出し可能なスライド部と、前記スライド部を露出可能に開閉する開き扉形状の扉部とを備え、前記スライド部は、少なくとも側板部と袋を掛けるための柱部から構成され、前記柱部は、3本以上あり、各柱部の端部に回収袋の上部開口を掛止めするための密着性ある係止部を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造で、使い勝手のよい収容部を備えた容器回収装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る物品回収装置(空容器回収装置)を有する回収システムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る物品回収装置の全体概念図であり、(a)は物品回収装置の正面図、(b)は物品回収装置の側面図である。 物品回収装置(空容器回収装置)の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る物品回収装置の電気的な機能ブロック図である。 物品回収装置の容器投入部の一例を示す概念図である。 外扉が閉状態で内扉が閉状態の容器投入部の一例を示す側面概念図である。 外扉が開状態で内扉が閉状態の容器投入部の一例を示す側面概念図である。 外扉が閉状態で内扉が開状態の容器投入部の一例を示す側面概念図である。 外扉が開状態で内扉が閉状態の容器投入部へ空容器を非正規な方法で投入した状態の一例を示す図である。 内扉の閉状態から開状態への動作と連動した押出部による空容器の押し出しを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る物品回収装置の回収部への袋(袋体)の取り付け動作を説明するための図であり、詳細には(a)は物品回収装置の左側面図であり、(b)は右側面図である。 本発明の実施形態に係る物品回収装置の回収部を引き出した状態の一例を示す平面図である。 物品回収装置の回収部を引き出した状態の一例を示す斜視図である。 物品回収装置の回収部への袋(袋体)を取り付ける方法の一例を説明するための図である。 物品回収装置の回収部の板状部材の動作の一例を説明するための図であり、詳細には(a)は物品回収装置の本体部に回収部が収容され板状部材が起立状態の一例を示す概念図、(b)は回収部が僅かに引き出され板状部材が僅かに傾斜した状態の一例を示す概念図、(c)は回収部が引き出され板状部材が傾斜した状態の一例を示す概念図である。 物品回収装置の回収部の板状部材及び補助部材の動作の一例を示す図であり、(a)は物品回収装置の本体部に回収部が収容され板状部材及び補助部材が起立状態の一例を示す概念図、(b)は回収部が僅かに引き出され板状部材及び補助部材が僅かに傾斜した状態の一例を示す概念図、(c)は回収部が引き出され板状部材及び補助部材が傾斜した状態の一例を示す概念図である。
本発明の実施形態に係る物品回収装置は、物品を投入する投入部と、物品を回収する回収部と、投入部に投入された物品をその物品の上部から回収部へ押し出す押出部とを有する。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品回収装置(空容器回収装置)を有する回収システムの構成の一例を示す図である。
図1に示す例では、複数の店舗CS毎に空容器回収装置100(回収装置100ともいう)が設置されている。回収装置100は、店舗CSの建物内に設置されてもよいし、例えば店舗CSの敷地内において、軒下などの屋外に面するような場所に設置されていてもよい。店舗CSは、例えば同じ系列店である。一具体例として、店舗CSは、同系列におけるコンビニエンスストアである。
回収装置100は、リサイクル品としてのペットボトルの集積設備として機能する。店舗CSに赴いた客Cは、例えば自分が飲料などを飲んで中身が空いたペットボトル(空容器)を回収装置100に投入する。本実施形態の回収装置100は、投入されたペットボトル(空容器)を減容した後、回収装置内に収納する。
また、回収装置100は、ネットワークNT経由で回収管理サーバ200と通信可能に接続される。回収装置100は、例えば携帯電話通信網等とネットワークNTを介して回収管理サーバ200と通信するように構成されていてもよい。回収装置100は無線により通信を行うことが可能となり、ネットワーク用のケーブルを接続する必要がないことから、例えば設置の自由度が高くなる。
なお、1つの店舗CSにおいて1つの回収装置100が設置された例が示されているが、1つの店舗CSに設置される回収装置100の個数は特に限定されない。
回収管理サーバ200は、回収装置100によるペットボトルの回収に関する情報処理を行うサーバである。回収管理サーバ200は、例えば回収装置100を提供する企業により運用される。
回収管理サーバ200は、具体的に、各店舗CSの回収装置100におけるペットボトルの回収に関する履歴を示す回収履歴情報を管理する。そのうえで、回収管理サーバ200は、回収装置100を利用してペットボトルの回収の協力に関する客Cの実績(回収実績)を導出し、導出された回収実績を客Cに報知する。客Cへの回収実績の報知は、回収実績に関する情報を客Cの客端末装置300に表示させることによって行われる。
客端末装置300は、客Cが所有する端末装置である。客端末装置300は、例えば据え置き型あるいはノート型のパーソナルコンピュータであってもよいし、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の携帯端末であってもよい。
客端末装置300は、ネットワークNT経由で回収管理サーバ200と通信を行うことができる。
また、図1に示す客Cは、店舗CSの会員として登録されている。店舗CSの会員である客Cは、会員カードCDを所有する。会員カードCDに記録されるカード情報には、会員識別子が含まれる。会員識別子は、会員カードCDごとに固有となるように割り当てられたカード識別子でもある。会員カードCDは、会員としての客Cごとに1枚ずつ提供されるものであることから、会員カードCDごとに固有となるカード識別子は、会員カードCDの所有者である会員としての客Cを一意に示す会員識別子として扱われる。
会員カードCDは、店舗CSにて支払いの際にプリペイドカードとして利用することができる。また、会員カードCDは、ポイントカードとしても利用することができる。例えば、店舗CSでの支払いの際に、会員である客は、会員カードCDを店員に提示する。
店員は、店舗CSに設置されたPOSレジスタ400を操作して客の購入する商品に応じた会計を行う際に、会員カードCDに記録されたカード情報を、POSレジスタ400のカードリーダにより読み取らせる操作を行う。
なお、会員カードCDは、無線通信機能付きICカードであってもよいし、会員識別子を示すバーコードや2次元コードなどが印刷されているカードであってもよい。バーコードや2次元コードは、会員識別子に関連付けられている識別情報を示すものであってもよい。
POSレジスタ400は、客が買い上げた商品を登録する商品登録処理と、登録された商品に応じた精算処理とを含む会計処理を実行する。
POSレジスタ400は、会計処理において、会員カードCDからカード情報を読み取った場合には、読み取ったカード情報を店舗管理サーバ500に送信する。これにより、店舗管理サーバ500にて、例えばプリペイド残高からの支払いや、支払い金額等に応じたポイントの加算、ポイントのプリペイド残高への変換、プリペイド金額のチャージなどに対応する処理が行われる。
なお、図1では、1つの店舗CSにおいて1つのPOSレジスタ400が設置された例が示されているが、1つの店舗CSに設置されるPOSレジスタ400の個数は特に限定されない。
店舗管理サーバ500は、店舗CSを統括して管理するサーバである。店舗管理サーバ500は、店舗CSにより運用される。
店舗管理サーバ500は、具体的に、会員識別子ごとにプリペイド残高、ポイント残高などを管理する。また、店舗管理サーバ500は、例えば、店舗CSごとの商品に関する情報を管理するように構成されていてもよい。
図2は本発明の実施形態に係る物品回収装置として、回収対象の空容器(PETボトル等)を回収する空容器回収装置100の一例を示す図である。
空容器回収装置100は、待機時、物品投入部の外扉111が閉状態であり、物品投入部と容器収容部140の間に開閉自在に設けられた内扉112が閉状態である。物品回収時に、物品投入部の外扉111が開状態となり、判別部により、物品投入部の載置部へ載置された物が回収対象物の物品(例えば、PETボトル等の樹脂製の空容器)であるか否かが判別される。回収対象物の物品(空容器)であると判別された場合、外扉111が閉状態となり、物品投入部と容器収容部140の間に設けられた内扉112が開状態となり、容器収容部140により容器が回収される。本実施形態では、空容器回収装置が減容機構(減容部120又は容器減容部ともいう)を備え、減容機構(減容部120)により容器を減容することで、規定容量の容器収容部140にて多量の減容された空容器を回収可能である。
なお、物品としては、PETボトル、缶、ビンに限定されず、例えば、牛乳パック、トレー、インクカートリッジ、図書館やレンタル店への返却物(本やDVDなど)、クリーニング品、電池、電球など、回収の対象となる物品であればよい。つまり、空容器回収装置は本発明に係る装置や物品回収装置の一実施例である。
詳細には、図2、図3に示したように、本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100は、装置の本体部100Bの上部に容器投入部110が設けられており、容器投入部110の開口部の外側には外扉111が設けられている。装置の本体部100Bは、外扉111よりも上部付近の正面側に、表示操作部3、送受信部4(通信部)、リーダライタ17(カードリーダライタ)が設けられている。また、装置の本体部100Bの正面側には、荷物フック100fが設けられている。
また、容器投入部110の下方には、容器収容部140に連通する通路が設けられており、容器投入部110の載置部116から容器収容部140への通路71に内扉112が設けられている。
本実施形態では、空容器回収装置100は、内扉112と、容器収容部140の間に減容部120(減容機構)が設けられている。減容部120は、内扉112が開状態の場合、容器投入部110からの空容器Aを押し潰して減容し、減容された容器RAを、下方の容器収容部140に出力する。
また、空容器回収装置100の本体部100Bは、容器収容部140を載置した引出し100C(引出し部材)を有し、正面側には引出用取手100eや、鍵孔100rが設けられており、鍵を鍵孔100rに差込み施解錠可能に構成されている。
また、空容器回収装置100の本体部100Bは、施解錠検出部18を有し、施解錠検出部18は、引出し100Cの鍵孔100rの施錠、解錠を検出する。
また、装置の本体部100Bの正面側、詳細には、引出し100Cの正面側には、透光部100A(透光窓)が設けられており、外部から容器収容部140に収容されている空容器を視認可能に構成されている。
また、装置の本体部100Bの側面部には、搬送時に用いられる移動用取手100gが設けられている。
また、装置の本体部100Bは、正面側にキャップ投入部108を備え、キャップ投入部108から装置の本体部内で下方に向かってキャップ用通路72が設けられ、キャップ投入部108に投入されたキャップがキャップ用通路72を介してキャップ収容部145に収容されるように構成されている。
尚、キャップ用通路72は、キャップと、キャップよりも小さなものを仕分けする機構を有してもよい。具体的には、キャップ用通路72が分岐されて、分岐部に網の目状の部材にて、飲み残し吸い殻、雨水等は別経路で排出、蓄積し、キャップのみキャップ収容部145へ収まるようにしてもよい。
減容部120は、例えば、一対の回転軸811、911が回転自在に軸支された構造となっている。
また、減容部120の上部には、送り機構50が設けられており、送り機構50の回転軸51が上記略板形状の支持部材により回転自在に軸支されている。送り機構50は、回転軸51に、パドルとして複数の羽根部52(金属製または樹脂製等)を有する。送り機構50は、回転軸51が回転することにより、羽根部52が回転軸51を回転中心として回転し、空容器Aを減容部120へ案内する。
また、減容部120の上部には、傾斜した板形状の規制部材60、規制部材61、及び規制部材61に対して逆勾配の規制部材62が、空容器Aを減容部120の中心へ導くように設けられており、空容器Aをそれ以外の箇所へ移動することを規制する。
回転軸811、911、51はそれぞれ所定の間隔をあけて互いに平行に配置されている。一対の回転軸811、911それぞれにおいて、軸方向の両側面に刃面を備えた圧縮ローラ81、91と、当該圧縮ローラ81、91よりも小さい径で当該圧縮ローラ81、91の厚みよりも僅かに厚いスペーサ(不図示)とが軸方向に沿って交互に並設されている。
一方の回転軸に設けられた圧縮ローラの外周部が、他方の回転軸に設けられた圧縮ローラの間に配置されており、当該他方の回転軸に設けられた当該圧縮ローラの間に設けられたスペーサに対して所定の距離だけ離れた位置に配置されている。
回転軸811の一方の端部には歯車(不図示)が設けられており、回転軸911の一方の端部に設けられた歯車(不図示)と噛合するように構成されている。この回転軸811、911、51は、駆動モータ(不図示)により回転駆動される。駆動時、回転軸811、回転軸911が互いに逆方向に回転し、中央部に投入された空容器Aが圧縮ローラ81、91により圧縮されて、減容された空容器が下方へ出力される。
剥離部32(剥離部材30)は、減容部120の圧縮ローラ81、91により減容された容器を、圧縮ローラ81、91から剥がすように構成されている。
また、図3に示したように、減容部120の上方に第1の飛散防止部75、第2の飛散防止部78を有する。
本発明の一実施形態に係る空容器回収装置100は、本体部内に設けられた減容部120と内扉112との間に、第1の飛散防止部75を有する。第1の飛散防止部75は、例えば、柔軟性を有する板状部材であってもよいし、剛性の板状部材であってもよい。本実施形態では、第1の飛散防止部75は、例えば柔軟性を有するPET帆布等の材料から成る。また、本実施形態では、第1の飛散防止部75は、載置部116から減容部120へ至る通路71の途中に吊設されている。第1の飛散防止部75は、内扉112の開閉動作に応じて可動するように構成されていることが好ましい。
第2の飛散防止部78は、物品回収装置(空容器回収装置100)のメンテナンス用の扉の機能を有する。詳細には、第2の飛散防止部78は、空容器回収装置の内部に設けられた固定部材に蝶番を介して、開口部を開閉自在に軸支されている。メンテナンス時、操作者は、空容器回収装置100の上部の外装カバーを開けた状態で、第2の飛散防止部78の把持部78d(取っ手)を把持して、第2の飛散防止部78を開状態とすることができる。また、物品回収装置は、第2の飛散防止部78が閉状態でない場合に、減容部120や他の操作ができないように制御可能に構成されていてもよい。
また、本発明の実施形態に係る空容器回収装置100は、容器収容部140が満杯になった場合などに、その旨を報知する処理を行う。空容器回収装置100は、例えば、管理者や清掃者等による、容器収容部140の開放に係る操作、詳細には、容器収容部140を備える引出し100Cを引き出すための解錠操作などを検出した場合、物品が載置される載置部の清掃を行うように報知する処理を行う。
図4は本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100の機能ブロック図である。
図5は物品回収装置(空容器回収装置100)の容器投入部110の一例を示す概念図である。図6は外扉111が閉状態で内扉112が閉状態の物品回収装置(空容器回収装置100)の容器投入部110の一例を示す側面概念図である。図7は外扉111が開状態で内扉112が閉状態の容器投入部110の一例を示す側面概念図である。
図8は外扉111が閉状態で内扉112が開状態の容器投入部110の一例を示す側面概念図である。
図9は外扉111が開状態で内扉112が閉状態の容器投入部110へ空容器を非正規な方法で投入した状態の一例を示す図である。
図10は内扉112の閉状態から開状態への動作と連動した押出部113による空容器の押し出し動作を説明するための図である。
空容器回収装置100は、図4に示すように、制御部1(CPU)、記憶部2、表示操作部3、送受信部4、外扉駆動部5、内扉駆動部6、計量部7、金属検出センサ8、PETセンサ901、容器検出センサ902、安全検出センサ903、扉位置センサ10、扉ロック部11、人感センサ12、減容駆動部15、リーダライタ17、施解錠検出部18、撮像部19等を有する。各構成要素は、信号線等により電気的に接続されている。
本実施形態では、例えば、PETセンサ901、容器検出センサ902、及び安全検出センサ903は、光センサ9により構成されている。
また、計量部7、金属検出センサ8、PETセンサ901、容器検出センサ902、安全検出センサ903、撮像部19は、載置部116の近傍又は載置部116自体に設けられ、載置部116に対して清掃が行われているかを検出する検出部180として機能する。
制御部1(CPU)は、物品回収装置(空容器回収装置100)の各構成要素を統括的に制御する。制御部1は、例えば、制御用プログラムを実行することにより、本発明に係る機能をコンピュータに実現する。
記憶部2は、RAMやROMなどの記憶装置である。記憶部2は、制御用プログラムなどを記憶する。また、記憶部2は、回収対象物の空容器の特徴を記憶している。空容器の特徴とは、例えば、容器質量の範囲、樹脂材料であるか否かを判別する。また、記憶部2は、会員識別子と属性情報とを関連付けて記憶している。属性情報は、例えば、操作者に関する、年齢、会員/非会員、回収装置の使用回数、・・・、などの情報である。
表示操作部3は、制御部1の制御により所定の表示を行う。また、表示操作部3は、ユーザ等の操作に応じた信号を制御部1へ出力する。表示操作部3は、例えば、タッチパネル式表示装置などである。
送受信部4は、制御部1の制御により、無線式通信路または有線式通信路を介して他の端末装置(コンピュータ)と所定の通信を行う。
リーダライタ17(カードリーダライタ)は、非接触式ICカードやICタグ等に対して通信を行う送受信装置であり、制御部1の制御により、所定の通信を行う。また、回収装置100は、リーダライタ17の代わりに、会員カードCDに記録されているカード識別子(会員識別子)を示すバーコードや2次元コードを読み取るコードリーダーを有していてもよい。
外扉駆動部5は、外扉111を開閉させるためのモータ等であり、制御部1からの制御により、駆動制御される。
内扉駆動部6は、内扉112を開閉させるためのモータ等であり、制御部1からの制御により、内扉を開状態、又は閉状態に駆動制御される。
計量部7は、容器投入部110の載置部116に載置された空容器、又は非回収対象物の質量を計量する。計量部7はロードセルなどの計量装置である。
また、計量部7は、容器投入部110の載置部116に載置された容器内の飲み残し等を検出することで、回収可否を判断するセンサとして利用される。また、計量部7は、回収可と判断した容器の重量値を積算することで、容器収容部140に収容されている総重量を特定することも可能に構成されている。この機能により、容器収容部140に計量部を設ける必要がなく、大きな容量の容器収容部140を確保することができ、かつ計量部7自体を小さくすることができる。計量する対象が比較的小さいため、大きな計量部7を設ける必要がない。
金属検出センサ8は、容器投入部110の載置部116に載置された物が金属であるか非金属であるかを検出する。本実施形態では、制御部1は、金属検出センサ8により載置部116に載置された物が金属であると検出された場合、載置部116に載置された物が非回収対象物であると判別する。
本実施形態では、金属検出センサ8は、内扉112に設けられている。なお、金属検出センサ8は、載置部116に設けられていてもよい。
本実施形態では、PETセンサ901、容器検出センサ902、安全検出センサ903は、光センサ9である。光センサ9は、載置部116の左側、右側のうち一方に設けられた発光部からの光を、他方に設けられた受光部で受光するように構成されている。
PETセンサ901は、載置部116の左右側壁部のうち一方に設けられた発光部からの光を、他方に設けられた受光部で受光するように構成されている。また、PETセンサ901は偏光板を備え、その偏光板を介して受光するよう構成されており、PETボトルなどの透光性の空容器を透過した偏光した光を検出することにより回収対象の空容器を検出可能に構成されている。
制御部1は、容器投入部の載置部に載置された透光性の空容器を透過して受光した光を、PET901の受光部(光センサ9)で検出し、その光センサ9からの検出信号に基づいて、回収対象の空容器であるか否かを判別する。
容器検出センサ902は、載置部116の左右側壁部のうち一方に設けられた発光部からの光を、他方に設けられた受光部で受光するように構成されている。制御部1は、容器投入部の載置部116に空容器などが載置された場合、容器検出センサ902の受光部で受光される光の強度に基づいて、空容器が載置されているか否かを判別する。
安全検出センサ903は、投入口の近傍の左側及び右側に発光部と受光部が設けられており、詳細には、外扉111が閉状態となる位置に設けられており、左側、右側の一方に設けられた発光部からの光を、他方に設けられた受光部で受光するように構成されている。制御部1は、安全検出センサ903の受光部で受光される光の強度に基づいて、例えば、人の手などが投入口又は投入口の近傍にあるか否かを検出する。制御部1は、安全検出センサ903の発光部からの光が受光部で受光できた場合、投入口に人の手などがないと判別し、受光部で受光できない場合、投入口に人の手などがあると判別し、例えば外扉111を安全に閉じることができないと判断する。
例えば、載置部116を撮像する撮像部19が、載置部116の近傍に設けられていてもよい。撮像部19は、例えば、載置部116に載置された物品が回収対象であるか非回収対象であるかを判断するために用いられる。また、この撮像部19は、清掃モード時に、清掃者などにより載置部116が清掃されたか否かを判別するために用いられてもよい。
尚、物品回収装置は、載置部周辺に回収要否を判定するための上記センサ類が設けられている。例えば、従来の回収装置では、装置内に物品を取り込み、回収対象であるか否かを判定し、投入口とは異なる排出口から非対象物を排出しており、装置内に判定部が備えられているため、排出口を設ける必要がある。
一方、本発明の実施形態に係る物品回収装置は、装置の投入口にあたる載置部に回収要否を判定するセンサ類が設けられているため、装置内に回収対象物を取り込む必要がない構成となっている。よって、排出口を設ける必要がなく、小型の物品回収装置を提供することができる。
扉位置センサ10は、外扉111の位置や内扉112の位置を検出し、外扉111の位置や内扉112の位置に関する信号を制御部1に出力する。制御部1は、その信号に基づいて外扉111、内扉112の開閉状態を制御する。
扉ロック部11は、例えば、ソレノイドなどのロック装置を有し、制御部1からの制御により、必要に応じて外扉111や内扉112の移動をロックする。
人感センサ12は、例えば、回収装置100の本体部100Bに設けられており、本体部100Bの近傍の操作者などを検知することができる。人感センサ12は、例えば、赤外線センサ、超音波センサ、可視光センサ、又はそれらの組合せにより構成されている。人感センサ12は、検出結果を示す信号を制御部1に出力する。
施解錠検出部18は、空容器回収装置100の本体部100Bに設けられており、施解錠検出部18は、引出し100Cの鍵孔100rの施錠、解錠を検出する。
図5~図10に示すように、本発明の実施形態に係る空容器回収装置100の容器投入部110は、載置部116、外扉111、内扉112、押出部113(押出部材)、台座118、計量部7、外扉用支持部S111、内扉用支持部S112、外扉駆動部5、内扉駆動部6、第1の制限部K111、第2の制限部K112などを有する。
載置部116は、回収対象物などを載置可能に構成されている。載置部116には、例えば載置部116の側壁部116aには、受光部9aや発光部9bなどの光センサ9などが設けられている。また、載置部116の下部には計量部7が設けられている。
また、本実施形態では、載置部116は、その載置面が水平ではなく、物品の投入口側(外扉111が開状態のときの開口側)よりも容器収容部140側が低くなるように傾斜をつけて設けられている。すなわち、載置部116は、投入された物品が自重により容器収容部140側(又は減容部120側)へ落ちることを促すように構成されている。これにより、物品(投入物)を容器収容部140へ送るための搬送機構を設ける必要がなく、小型の物品回収装置を提供することができる。
また、載置部116は、載置面の表面に表面処理が施され凹凸部が形成されており、投入された物品が載置部に貼りつくことを防止する構造を有する。物品回収装置が容器回収装置である場合、容器が濡れていたとしても、容器表面と載置部の凹凸形状の表面との接触面積が比較的小さいので濡れによる表面張力が小さくなり、容器が容器収容部140側へ容易に移動する。すなわち、濡れている容器が容器収容部側へ落ちないといった不具合を防ぐことができる。
外扉111は、載置部116の外側に設けられている。外扉駆動部5は、外扉111を開閉自在に駆動する。
内扉112は、載置部116と減容部120との間の通路71に設けられている。内扉駆動部6は、内扉112を開閉自在に駆動する。この内扉112には、空容器の載置状態を案内する案内部112Dが設けられている。案内部112Dは、露出され装置本体部から視認可能な位置に設けられている。案内部112Dは、物品(PETボトルなどの空容器等)を規定の向き、規定の位置に載置するように情報として案内表示されている。この案内部112Dは、内扉112の表面に設けられた凹部、凸部、ステッカー、LED表示部、LCDなどであってもよい。
また、物品回収装置は、撮像部などの検出センサにより、案内部112Dにより示された載置位置に、正しく物品が載置されているかを判定するための判定手段を備えていてもよい。また、撮像処理や光センサなどの検知部により、載置向き及び位置が正しくない場合は、報知などを行うこともできる。
図5に示すように、本実施形態では、空容器回収装置100は、台座118を有し、この台座118は外扉111、及び外扉駆動部5を支持する外扉用支持部S118、S111を有する。詳細には、2つの外扉用支持部S118の上端部には外扉駆動部5、回転軸C111が設けられ、回転軸C111に扇形状の外扉用支持部S111が回動自在に設けられ、扇形状の外扉用支持部S111により外扉111が支持されている。2つの回転軸C111のうち一方の回転軸C111は、外扉駆動部5のモータの回転軸に接続されている。
扇形状の外扉用支持部S111には、内扉112の回転軸C112が貫通する孔部S111hが設けられている。
計量部7は、台座118と載置部116の間に配置され、載置部116を支持する。
また、内扉112は、開状態で、載置部116に載置された空容器を減容部120へ案内するように構成されている。また、本実施形態では、計量部7上に配置され、計量部7と載置部116の間から延出した構造の内扉用支持部S112により、内扉駆動部6や内扉112が支持されている。内扉駆動部6には、内扉112の回転軸C112が設けられ、その回転軸C112に内扉112が設けられている。内扉112を開状態とすることで、回収対象物を装置本体部内の容器収容部140へ案内することができる。また、内扉用支持部S112は、回転軸C111が貫通される孔部S112hを有する。
すなわち、台座118の外扉用支持部S111により外扉駆動部5や外扉111が支持され、台座118上に配置された計量部7の上部に載置部116が設けられているので、計量部7により、載置部116に載置された回収対象物などの質量を高精度に計量することができる。詳細には、計量部7上には、外扉111や外扉駆動部5を支持していない構造であるので、計量部7は、外扉111や外扉駆動部5の振動等の影響を受けにくい構造となっており、載置部116上の回収対象物の質量を高精度に計量することができる。
また、外扉111は、載置部116を露出する開位置と、載置部116を覆う閉位置との間を移動可能に構成されており、外扉111が閉じる場合、外扉111が開位置から、載置部116に向かって閉位置へ移動可能に構成されている。すなわち、外扉111が開状態から、載置部116へ向かって動き閉じるように構成されているので、例えば、ユーザの手や腕などが、外扉111と載置部116の間に挟まれたとき、計量部による計量値が変動し、制御部がその変動を検出することで、ユーザの手や腕、異物などが、外扉111と載置部116の間に挟まれたことを容易に検知することができる。
また、図5,図6に示すように、外扉111は、内扉112の移動を制限する第1の制限部K111を備える。内扉112は、外扉111の移動を制限する第2の制限部K112を備える。第1の制限部K111と、第2の制限部K112により、外扉111及び内扉112の両方が開状態となることを制限する機構を有する。
すなわち、空容器回収装置100は、外扉111に設けられた第1の制限部K111と、内扉112に設けられた第2の制限部K112を有するので、機械的に簡単な構造で、外扉111と内扉112それぞれの開閉状態に応じて、各扉の開閉動作を制限することができる。
また、図5,図6に示すように、第1の制限部K111は、外扉111の移動に応動するように構成されている。第2の制限部K112は、内扉112の移動に応動するように構成されている。また、空容器回収装置100は、外扉111が開状態の場合、第1の制限部K111が内扉112の移動を制限するように構成されており、内扉112が開状態の場合、第2の制限部K112が外扉111の移動を制限するように構成されている。
詳細には、本実施形態では、空容器回収装置100は、外扉111が開状態の場合、内扉112が閉状態のまま、開状態となることを制限するように構成されている。すなわち、外扉111が開口状態で、投入された物が載置部116に載置された時には、内扉112は閉状態であり、開状態とはならず、載置部116に載置された物が、回収対象物、又は非回収対象物であるに関わらず、回収装置の本体部100B内の容器収容部140にそれを収容しないように構成されている。すなわち、この状態では、内扉112に物品(回収対象物、又は非回収物)が当接した状態であり、内扉112は載置部の一部を兼ねる構造となっている。
また、この第1の制限部K111と第2の制限部K112は、移動経路が重なるように構成されている。また、本実施形態では、空容器回収装置100は、第1の制限部K111と第2の制限部K112のうち一方が、他方の移動を制限する場合、第1の制限部K111と第2の制限部K112が弧形状に僅かに間隔をあけて隣接する構造となっている。詳細には、本実施形態では、第1の制限部K111は略扇形状に形成されている。第1の制限部K111は凸状弧形状部K111aと、凹形状部K111bを有する。また、第2の制限部K112は略扇形状に形成されている。詳細には、第2の制限部K112は、凸状弧形状部K112aと、凹形状部K112bを有する。
外扉111が開状態で内扉112が閉状態で、第1の制限部K111が、第2の制限部K112の移動を制限する場合、第1の制限部K111の凸状弧形状部K111aと第2の制限部K112の凹形状部K112bが弧形状に僅かに間隔をあけて隣接する構造となっている。
すなわち、本発明の実施形態では、上述したように、外扉111が開状態の場合、内扉112が閉状態で、第1の制限部K111により、第2の制限部K112の移動が制限されるので、内扉112が閉状態のまま維持され、開状態にはならない。
また、内扉112が開状態で外扉111が閉状態で、第2の制限部K112が、第1の制限部K111の移動を制限する場合、第2の制限部K112の凸状弧形状部K112aと、第1の制限部K111の凹形状部K111bが弧形状に僅かに間隔をあけて隣接する構造となっている。
すなわち、本発明の実施形態の物品回収装置としての空容器回収装置は、外扉111が閉状態で、内扉112が開状態の場合、第2の制限部K112により、第1の制限部K111の移動が制限されるので、外扉111が閉状態のまま維持され、開状態にはならない構造となっている。
また、本実施形態では、空容器回収装置100は、第1の制限部K111と第2の制限部K112の一方又は両方の移動を禁止する禁止手段を有してもよい。詳細には、禁止手段は、例えば、ソレノイドを有する。このソレノイドは、例えば、コイル内に金属製の可動ピン(プランジャ)が配置され、コイルに対して非通電時には、付勢部によりコイル端部から可動ピン(プランジャ)が突出した位置に配置された構造であり、コイルに対して通電時に可動ピンがコイル内へ移動するように構成されている。
例えば、外扉111の閉状態から開状態への移動を禁止可能な禁止手段として、外扉用のソレノイドの可動ピン(プランジャ)が、第1の制限部K111に設けられた孔部に係合可能に構成されていてもよく、第1の制限部K111の閉状態を維持し、開状態への動きを禁止する場合には、その孔部に可動ピンを係合し、動きを禁止しない場合には、可動ピンを非係合状態とするように、制御部により制御が行われる構成となっている。すなわち、禁止手段は、簡単な構造で、第1の制限部K111の閉状態から開状態への動きを禁止することができる。
また、内扉112の閉状態から開状態への移動を禁止可能な禁止手段として、内扉用のソレノイドの可動ピン(プランジャ)が、第2の制限部K112に設けられた孔部に係合可能に構成されていてもよく、第2の制限部K112の閉状態を維持し、開状態への動きを禁止する場合には、その孔部に可動ピンを係合し、動きを禁止しない場合には、可動ピンを非係合状態とするように、制御部により制御が行われる構成となっている。すなわち、禁止手段は、簡単な構造で、第2の制限部K112の閉状態から開状態への動きを禁止することができる。
また、図5~10に示すように、本発明に係る物品回収装置としての空容器回収装置100は、投入部(容器投入部110等)に投入された物品(空容器A等)をその物品(空容器A等)の上部から回収部(容器収容部140等)側へ押し出す押出部113を有する。
図5に示すように通常は投入部(容器投入部110等)に対して横方向に物品(空容器A等)を載置するが、操作方法がわからない人は物品(空容器A等)の高さが低い物を縦方向に無理やり突っ込んだり、想定している規格よりも大きい物品(空容器A等)を投入することが多い。
そこで、この押出部113は、内扉112の動きに連動して上記物品(空容器A等)を回収部(容器収容部140等)に押し出すように構成されている。
また、押出部113は、外扉111の内側に収められており、詳細には、押出部113は、回転軸C112を中心に内扉112の他端部に設けられている。
また、押出部113は、回転軸C112を軸として内扉112と押出部113とが一体に形成されていてもよい。
押出部113は、容器投入部110に露出している外扉111の内側全体を覆い、投入された物品が縦方向に投入されても、大きい場合でも載置部116と押出部113で内側から支えることができるので外扉111に物品が引っかかることの防止や外扉111の開閉に支障が出ない効果がある。
また、外扉111が開状態の時の先端位置と押出部113の先端部分の位置を同じにすることで外扉111が開状態での物品の投入を妨げることもない。
さらに、外扉111が閉状態の後に内扉112と連動して押出部113で容器収容部140等の物品(空容器A等)を押し出せるので載置部116に残存することの防止や外扉111が閉じた後に作動するので安全も確保できる。
つまり、図9,図10に示すように、内扉112が閉状態から開状態となるとき、それまで載置部116と内扉112と押出部113で支えていた物品(空容器A等)を、押出部113が、載置部116上の物品(空容器A等)の上部からその物品を押し出すことで、その押し出す力と、物品の自重による力により、その物品を回収部(容器収容部140等)側(又は減容部側)へ容易に移動させることができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100は、物品(空容器A等)を載置する載置部116、物品(空容器A等)を回収する回収部(容器収容部140等)、載置部116に投入された物品を支持可能に設けられ、当該物品を回収部へ押し出す押出部113等を有する。詳細には、物品回収装置(空容器回収装置100等)は、物品を投入する投入部(容器投入部110等)、物品(空容器A等)を回収する回収部(容器収容部140等)、投入部(容器投入部110等)に投入された物品(空容器A等)を、投入時には投入部(容器投入部110等)で支えることで外扉が開閉自在になるとともに、その後、その物品(空容器A等)の上部から回収部(容器収容部140等)側へ押し出す押出部113等を有する。
すなわち、物品回収装置は上記押出部113を備えるので、簡単な構成で、投入された物品を、物品回収装置内の回収部に押込み可能な物品回収装置を提供することができる。
なお、押出部113は、上記実施形態に限られるものではなく、例えば、容器収容部の左右内壁等に回転駆動されるローラを有し、投入部に投入された物品(空容器A等)を回転駆動されたローラにより回収部側へ押し出してもよい。
また、本実施形態では、物品回収装置としての空容器回収装置100は、開閉自在に設けられた外扉111と、回収部(容器収容部140等)に通じる内扉112とを有する。
また、物品回収装置としての空容器回収装置100の押出部113は、内扉112の動きに連動して上記物品(空容器A等)を回収部(容器収容部140等)に押し出すように構成されている。詳細には、押出部113は内扉112が設けられた回転軸C112の回転に連動して物品を回収部側に押し出すように構成されている。
すなわち、外扉111が閉状態で、内扉112が閉状態から開状態となる動作に連動して、押出部113が物品(空容器A等)を回収部(容器収容部140等)へ押し出すので、簡単な構成で、空容器の詰まり等を防止することができ、確実に空容器を回収部(容器収容部140)側又は減容部120側へ押し出すことができる。
また、本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100の押出部113は、内扉112の上端部に設けられている。
すなわち、押出部113が内扉112の上端部に設けられており、物品(空容器A等)の上部からその物品を押し出すことで、その押し出す力と、物品の自重による力により、その物品を回収部(容器収容部140等)へ容易に移動させることができる。
また、本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100の押出部113は、外扉111の内側に収められている。
すなわち、外扉111が開状態から閉状態となった場合であっても、押出部113が外扉111の内側に収められているので、押出部113が空容器A等の物品を、回収部(容器収容部140等)又は減容部120へ確実に押し出すことができる。
また、外扉111が開状態で内扉112が閉状態の場合、投入部の載置部に空容器等の物品が載置されたとき、載置部と外扉111との間、詳細には、載置部上の物品(空容器A等)と外扉111との間に、押出部が配置されているので、その物品が外扉111に当接することがなく、外扉111を確実に閉状態とすることができる。
詳細には、外扉111が開状態の場合、押出部113と内扉112とにより外扉111の内側全面又は一部分を覆うように構成されているので、外扉111を確実に閉状態とすることができる。
押出部113は、上記実施形態に限定されるものでなく、押出部113の形状は物品を内側から支え、押し出すことができる形状であればよく、押出部113の先端を爪状に曲げた形状や先端が枝分かれした略熊手・レーキ形状を有していて押し込めるような形状でもよい。
<物品回収装置の回収部>
次に、本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100の回収部の一例について説明する。
図11は本発明の実施形態に係る物品回収装置(空容器回収装置100)の回収部への袋体の取り付け動作を説明するための図である。詳細には図11(a)は物品回収装置の左側面図であり、図11(b)は右側面図である。図12は本発明の実施形態に係る物品回収装置の回収部(容器収容部140)を引き出した状態の一例を示す平面図である。
図13は物品回収装置の回収部(容器収容部140)を引き出した状態の一例を示す斜視図である。図14は物品回収装置の回収部(容器収容部140)への袋BBを取り付ける方法の一例を説明するための図である。
図11~図14に示すように、本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置100は、物品(空容器A等)を投入する投入部(容器投入部110等)、物品を回収する回収部(容器収容部140)等を有する。
本実施形態では、回収部(容器収容部140)が引出し100Cになっており、空容器回収装置100の本体部100Bの前面側の開口部を介して収容可能、及び引出し自在に構成されている。
この引出し100Cは、前板部100Ca(化粧板部)、左右一対の側板部143、底板部144を有し、上方に開口した有底の箱状に形成されている。引出し100Cには、上方に開口した有底の袋BB(物品回収用の袋)が着脱自在に配置される。
また、回収部(容器収容部140等)は、略直方体に形成されており、上面がなく、詳細には上部に開口部が形成されており、少なくとも上辺の一部分がないフレームだけで構成されている。
詳細には、回収部(容器収容部140等)は、矩形状の底板部144を有し、底板部に3以上の複数の柱部141、詳細には、本実施形態では底板部144の四隅に柱部141が立設されている。
柱部141の上部又は上部付近には、略球形状の掛止部142を有する。この掛止部142は、物品(空容器A等)の回収用の袋BBの上端を掛止する。掛止部142は、例えばエラストマー性を有し、詳細には、ゴムなどの樹脂等からなる弾性体や難滑性材により構成されている。このような形状や素材を使用することにより、袋の掛け外しが安全で、容易になり、さらに、ゴム等の密着性がある素材を用いることで袋の上部間口がたるまず引っ掛かることができる。
また、掛止部142は、外側へ向けて突出した形状であり、袋BBが掛止しやすい構造となっている。また、掛止部142は、先端部が略球形状に形成されているので、袋BBが破れ難い。
また、回収部(容器収容部140)は、左右の側板部143を備える。この側板部143の上端は、例えば、掛止部142よりも低い位置、本実施形態では柱部141の約半分の高さとなるように設定されていてもよい。これにより、後板の奥に空容器や破片が落ちている時に作業者が側板部143から手を伸ばして取ることができる。また、側板の上部半分が無いので回収容量が増えた。なお、回収部(容器収容部140)の後板はなくともよい。
物品回収用の袋BBの取り付け方法の一例を説明する。
まず、図14に示すように、回収部(容器収容部140)に、物品回収用の袋BB(ビニール袋などの樹脂製袋等)の端(上端)を4隅のゴムボール(掛止部142)に引っ掛ける。
次に、物品回収用の袋BB(ビニール袋等)を壁(側板部143等)に添わせて、しっかりと底面(底板部144)まで広げる。
すなわち、簡単に袋BBを回収部に取り付けることができる。
なお、図14に示すような「ビニール袋(袋BB)の取り付け方法」を示す説明図を、回収部の底板部144に印刷や表示シール等で表示させることで、操作者はその説明図を見て、袋BBを回収部に容易に取り付けることができる。
袋BBの取り外し方法は、掛止部142への袋BBの上端を取り外すことで、袋全体を容易に取り外すことができる。
また、図11、図12に示すように、回収部(容器収容部140)には、キャップ収容部145が設けられている。キャップ収容部145は、本実施形態では、例えば、キャップ収容用の袋BS(小袋(ビニール袋等の樹脂製の袋等))を保持するためのキャップ用袋保持部1451を有する。
このキャップ用袋保持部1451は、図12に示すように、回収部(容器収容部140)に回動自在又は着脱自在に設けられている。
また、図11,図13,図15に示すように、本実施形態では、回収部(容器収容部140)には、後板である板状部材241が後側に規定角度(θ=約30°、但し垂直状態を0°とする)だけ傾斜自在に設けられている。板状部材241は、下端がヒンジ243を介して回収部の140の後部等に設けられている。
図15(a)に示すように、回収部(容器収容部140)が物品回収装置の本体部100Bに収容されている場合、後板である板状部材241が起立状態となっている。
図15(b),図15(c)に示すように、回収部(容器収容部140)が物品回収部の本体部100Bから引出し方向(前方)に引き出された場合、後板である板状部材241の上端部241aが、物品回収装置(空容器回収装置100)の本体部100Bの背面側の背面部材100Bbなどに当接、摺動しながら下方へ移動することで、板状部材241が後方に傾き、物品回収用(容器回収用)の袋BBが、後方の2本の柱部の間よりも後ろ側に膨らむ。詳細には、袋BBに収容されている複数の空容器の積み重なりの一部分が後方に崩れて移動し、空容器の自重により袋BBが後方に向かって膨らむ。
後板である板状部材241を可動式にしたことにより、引出す動作と同時に空容器の山が後ろへ崩れて引出す力が軽くて済む効果もある。つまり、本発明の実施形態の物品回収装置の引出し100Cの回収部(容器収容部140)が引出された場合、物品回収用の袋BBの収容量が引出し前と比較して増大する(収容量拡張部240)。
すなわち、物品回収装置の本体部に、引出し100C(回収部(容器収容部140))が収容された状態で、袋BBに空容器が略満杯となった場合、引出し100Cを引出したとき、上記収容量拡張部240により、物品回収用の袋BBの収容量が増大するので、袋BBから空容器がこぼれ落ちることを防止することができる。万が一、空容器が袋からこぼれた場合でも後板と袋の間に留まるので、袋を取り外すと空容器は自重で回収部の底に落ち、容易に取り除くことが可能である。また、後板である板状部材241は手前にも倒せるように構成した場合、後板の奥に落ちた空容器にも容易に手が届き清掃も簡単にできる。
なお、板状部材241は、引出し100Cが収納時、詳細には、引出し100Cが引出し方向に対して反対方向に移動すると、物品回収装置(空容器回収装置100)の本体部100Bの背面側の背面部材100Bbなどに、板状部材241の上端部241aなどが当接した後、背面部材100Bbに沿って上方へ摺動することで、板状部材241が、垂直又は略垂直に起立状態となるので、小型の物品回収装置を提供することができる。
また、図16に示すように、物品回収装置は、後板の奥側への空容器のこぼれ落ち防止を補助する可動式の補助部材250を有してもよい。詳細には、この補助部材250は、例えば板状部材であり、一方の端部250aが装置の本体部100Bの回収部の収納スペースの上部奥付近に可動自在に軸支されている。
例えば、図16(c)に示すように、引出し100Cが装置の本体部100Bから引き出された状態では、補助部材250により、奥側への空容器のこぼれ落ちを防止することができる。そして、図16(b),図16(a)に示すように、引出し100Cを本体部100B側へ押し込むと、補助部材250の端部250bが柱部141に当接して垂直状態となる。
すなわち、簡単な構造で、後板の奥側への空容器のこぼれ落ちを確実に防止することができる小型の物品回収装置を提供することができる。
また、物品回収装置の回収部は、上記実施形態に限られるものではない。前板部100Ca(化粧板部)が、前後スライド可能な柱部と一体型であってもよいし、それぞれ別体であってもよい。回収部の前板部はなくともよい。
また、物品回収装置の回収部の前板部100Caは、開き扉(片開き扉、両開き扉、親子扉)、又は引き扉等であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1…制御部(CPU)
100…空容器回収装置(物品回収装置、又は回収装置ともいう)
111…外扉
112…内扉
113…押出部(押出部材)
140…容器収容部(回収部)
141…柱部
142…掛止部
143…側板部(側面部)
144…底板部(底面部)
240…収容量拡張部
241…板状部材
A…空容器(物品)
BB…袋(大袋)
BS…袋(小袋)

Claims (3)

  1. 容器を減容する減容部と、
    前記減容された容器を収容し、かつ本体から引き出し可能なスライド部と、
    前記スライド部を露出可能に開閉する開き扉形状の扉部と
    を備え、
    前記スライド部は、少なくとも側板部と袋を掛けるための柱部から構成され、
    前記柱部は、3本以上あり、各柱部の端部に回収袋の上部開口を掛止めするための密着性ある係止部を有することを特徴とする容器回収装置。
  2. 前記側板部は、その上端が前記柱部の端部より略半分以下の高さであることを特徴とする請求項1に記載の容器回収装置。
  3. 前記スライド部は、引き出しに応じて前記スライド部の収容量を拡張する収容量拡張部を前記スライド部の背面に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器回収装置。
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