JP2005239370A - 容器回収装置 - Google Patents

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幹生 後藤
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Abstract

【課題】装置に対して集積箱の収納あるいは取り出しを容易に行う。
【解決手段】基台1Dの載置面1Dbと、設置面Gとの間の段差に掛け渡される案内傾斜路102を設けて傾斜面102dを得る。すなわち、集積箱101を回収室1C内に収納するときに傾斜面102dに従って集積箱101を搬入でき、回収した容器100の入った集積箱101を回収室1C内から取り出すときに傾斜面102dに従って集積箱101を搬出できる。このように、回収室1Cに対して集積箱101の収納あるいは取り出しを容易に行うことが可能になる。
【選択図】 図6

Description

本発明は容器回収装置に関し、特に空き缶、空ペットボトルあるいは空き瓶などの容器を回収する容器回収装置に関するものである。
従来、容器回収装置は、缶入り飲料、ペットボトル飲料などを飲み終えた後の空き缶、空ペットボトルなどの容器を回収対象と非回収対象とに振り分ける振分部と、回収対象をして振り分けられた容器を減容処理する減容処理部とを有している。さらに回収対象においては処理対象と非処理対象とに振り分けて回収する。この容器回収装置では、回収した容器を装置内下部に設置した集積箱内に収容している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−105191号公報
従来の容器回収装置では、その外筐体を構成する場合にベースとなる基台の剛性を強くする要求があって、基台を厚く堅牢に形成してある。ゆえに、集積箱を収納載置する装置内下部面となる基台上面と、装置を設置する設置面との間には、少なくとも基台の厚さ分の段差が生じることになる。このため、集積箱を装置内に収納するときに、当該集積箱を設置面から前記段差を超えるだけ持ち上げなければならない。通常は、集積箱を手前に傾けて足で押し込む動作となる。このような動作では、集積箱の底部が基台の前側角部に接触することになり、場合によっては集積箱の持ち上げが足りずに集積箱が基台前面に衝突することになる。このため、基台の塗装が剥げる、あるいは基台が変形するなどの問題がある。さらに、回収した容器の入った集積箱を装置内から取り出すときには、集積箱の重さが一人で持ち上げられないほどになって困難を極める。このため、誤って集積箱を足の上に落とすおそれがある。
また、従来の容器回収装置では、集積箱が装置内の収容スペースに比べて幅方向および奥行き方向を小さく構成してある。そこで、回収する容器の搬出位置に合わせて装置内での集積箱の収納位置を規制する必要がある。一般的には、集積箱の幅方向の収納位置に関してはガイドレールなどの案内手段で規制している。また、集積箱の奥行き方向の収納位置に関しては装置の奥側内壁に対して集積箱を突き当てることで規制している。しかし、集積箱の奥行き方向の収納位置に関して、装置の奥側内壁に対して集積箱を突き当てる作業は人手で行う煩雑な作業であるため、確実に集積箱の奥行き方向の収納位置を規制することができない場合がある。この結果、集積箱に回収した容器が入らずに装置内に散乱してしまうという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、装置に対して集積箱の収納あるいは取り出しを容易に行うことができる容器回収装置を提供することを目的とする。また、装置内に対する集積箱の収納位置を位置決めしてさらに規制することができる容器回収装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る容器回収装置は、回収した容器を収容する集積箱を装置本体の内部に収納した容器回収装置において、装置本体の下部を構成して前記集積箱を載置する基台と当該基台を設置する設置面との間の段差に掛け渡される案内傾斜路を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る容器回収装置は、上記請求項1において、前記案内傾斜路は、前記装置本体の内部に格納し得る態様で前記基台に対して設けてあり、前記案内傾斜路を格納位置にしたときに、当該案内傾斜路が前記装置本体の内部に収納した前記集積箱に当接して当該集積箱の収納位置を規制することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る容器回収装置は、上記請求項2において、格納位置にある前記案内傾斜路を前記集積箱に当接する方向に押圧する押圧手段を有したことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る容器回収装置は、上記請求項3において、前記装置本体には前記集積箱を収納または取り出す開口部を設けてあり、前記開口部を閉塞する外扉に前記押圧手段を設けてあることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る容器回収装置は、上記請求項1〜4のいずれか一つにおいて、投入された容器を回収対象と非回収対象とに振り分け、回収対象の容器を減容対象と非減容対象とに振り分けて、減容対象の容器を減容処理して前記集積箱に搬出する一方、非減容対象の容器を前記集積箱に直接搬出することを特徴とする。
本発明に係る容器回収装置は、基台と設置面との間の段差に掛け渡される案内傾斜路を設けたことによって、当該段差の部分に傾斜面が得られる。すなわち、集積箱を装置本体に収納するときに傾斜面に従って集積箱を搬入でき、回収した容器の入った集積箱を装置本体から取り出すときに傾斜面に従って集積箱を搬出できるので、装置本体に対して集積箱の収納あるいは取り出しを容易に行うことができる。
また、案内傾斜路は、装置本体の内部への格納位置にあるとき、集積箱に当接する構成にしてある。これにより、集積箱は、案内傾斜路によって装置本体の奥方に押し込まれて、装置本体の奥壁に押し当てられるので、装置本体内での集積箱の収納位置を正規の位置に位置決めすることができる。この結果、回収した容器を集積箱に確実に収容することができる。
さらに、格納位置にある案内傾斜路を集積箱に当接する方向に押圧する押圧手段を有している。これにより、集積箱は、押圧手段で押された案内傾斜路によって装置本体の奥方にさらに押し込まれて収納位置が規制されることになる。この結果、回収した容器を集積箱に確実に収容することができる。また、集積箱を収納または取り出す装置本体の開口部を閉塞する外扉に押圧手段を設ければ、開口部を外扉で閉塞するだけで装置本体に対する集積箱の収納位置を規制することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る容器回収装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明の実施例に係る容器回収装置の外観斜視図、図2は容器回収装置の外扉を開成した状態を示す正面図、図3は容器回収装置の構成を示す概要図、図4は機械室に配設した容器搬送部、振分部、送出部を示す正面図である。
容器回収装置は、飲料を飲み終えた後の空き缶、空ペットボトルあるいは空き瓶などの容器を回収するものであり、図1に示すように、装置本体としての本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面開口部を閉塞可能に設けた外扉2とを有している。
本体キャビネット1の内部は、仕切板1Aによって上方域と下方域とに画成してあり、上方域は機械室1Bを構成し、下方域は回収室1Cを構成する。また、図1および図2に示すように、本体キャビネット1の下部には、回収室1Cの底部をなす基台1Dを有している。この基台1Dの底には、本体キャビネット1を地面あるいは床面などの設置面に置くための高さ調整機能を有した脚1Daが設けてある。
機械室1B側の領域には、図2および図3に示すように、投入口部3、容器搬送部4、読取部5、振分部6、送出部7、減容処理部8、瓶シュータ9が配設してある。
投入口部3は、外扉2に配設してある。投入口部3は、外扉2の上方部内側面に取り付けてあり、空き缶、空ペットボトルあるいは空き瓶などの容器100(図3に示す)を投入するために開設された投入口31を有している。この、投入口部3には、投入口31を開閉する扉体32が摺動可能に取り付けてある。扉体32は、不図示の駆動機構によって投入口31を開閉する。また、図には明示しないが、扉体32には、当該扉体32の閉塞作動中において投入口31に指などの異物が介在した場合に、扉体32の閉塞作動を中断し、扉体32を開放作動して、容器回収装置の操作を誤っても投入口31と扉体32との間に異物が挟まる事態を防止する機能を有してある。投入口部3の奥方には、図3に示すように、投光素子33と受光素子34とからなる投入口センサが配設してある。投入口センサは投光素子33から受光素子34へ照射した光を遮った場合に信号を出力するものであり、容器100の投入と容器100の投入完了とを検出できる。
容器搬送部4は、投入口部3の奥方であって機械室1Bの内部において、投入口31と連通する形態で機械室1Bの奥側に向けて延設してある。容器搬送部4は、投入口31から投入された容器100を機械室1Bの奥方に搬送し、容器を回転させるとともに、容器の重量を計測するものである。容器搬送部4は、図4に示すように、平行配置された一対のガイドローラ41を有している。一対のガイドローラ41は、投入口31から投入された容器100を互いの間に支承し、かつ支承した容器100を回転させるものである。一対のガイドローラ41は、モータを主に有した駆動機構42によって同一方向に回転駆動される。ガイドローラ41の手前側上方には、図3に示すように、投光素子43と受光素子44とからなり、容器100を検出する容器検出センサが配設してある。容器検出センサは、投光素子43から受光素子44へ照射した光を遮った場合に信号を出力するものである。
一対のガイドローラ41の間には搬送手段45が配設してある。搬送手段45は、一対のガイドローラ41と平行に配置された無端状の搬送ベルトからなる。図には明示しないが、搬送ベルトは、従動プーリと、モータによって駆動される駆動プーリとの間に張設してある。搬送手段45は、搬送ベルトを循環させることによって、容器100を機械室1Bの奥方に搬送する。
ガイドローラ41、駆動機構42、搬送手段45は、図4に示すように、筐体46に取り付けられている。この筐体46は、重量計測手段(図示せず)を介して仕切板1Aに対して支持してある。そして、一対のガイドローラ41の間に容器100が載置された場合に、重量計測手段を通じてその重量を計測することができる。重量計測手段は、たとえば、ロードセルであり、ひずみゲージにより重量を電圧の変化として測定する。
読取部5は、機械室1Bにおける容器搬送部4の斜め奥上方に配設してある。読取部5は、投入された容器100に付された商品情報を読みとるものである。容器100に付された商品情報は、バーコードにより示された、メーカコード、商品アイテムコードなどの商品情報である。読取部5は、図3に示すように、バーコードリーダ51と、バーコードリーダ51を回動させるモータ52とにより構成してある。
読取部5と、上記容器搬送部4の重量計測手段とは識別部(図示せず)に接続してある。識別部は、投入された容器100が予め回収対象として設定されたものであるか否かを識別するものである。回収対象となる容器に関しては、予めその商品情報と重量とが関連づけて登録してある。識別部は、読取部5が読み取った商品情報と重量計測手段が計測した重量とが予め関連づけて登録してあるか否かを判定し、予め登録してある場合にのみ回収対象の容器として取り扱う。
振分部6は、図4に示すように、容器搬送部4の上方に配設してある。振分部6は、容器搬送部4の一対のガイドローラ41の間に載置された容器100を減容処理部8側あるいは瓶シュータ9側に振り分けるものである。具体的には、回収対象の容器100が減容対象(例えば空き缶、空ペットボトル)であれば減容処理部8側に振り分ける一方、回収対象の容器100が非減容対象(例えば空き瓶)であれば瓶シュータ9側に振り分ける。この振分部6は、ベイル61を有している。
ベイル61は、容器搬送部4の筐体46の手前側および奥方側に起立するように取り付けた対向一対の枠体62の間において、前後方向に沿った略水平軸回りに回転可能に取り付けてある。具体的にベイル61は、一対の枠体62の間に支承した回転軸63に取り付けてある。回転軸63には、タイミングプーリ64が固着してある。また、枠体62にはモータ65が取り付けてある。モータ65の駆動軸にはタイミングプーリ66が固着してある。そして、タイミングプーリ64とタイミングプーリ66との間には、タイミングベルト67が巻回してある。したがって、モータ65を駆動すると、回転軸63を中心にしてベイル61が回動する。ベイル61は、モータ65の正逆駆動によって、図4において回転軸63を中心にして時計回りあるいは反時計回りに回動する。これにより、ガイドローラ41上の容器100を送出部7(減容処理部8側)あるいは瓶シュータ9側に振り分けることができる。
振分部6は、さらに、振分作動禁止手段68を有している。振分作動禁止手段68は、投入口31を開放した時にベイル61の作動を禁止するものである。より詳細に振分作動禁止手段68は、ベイル61に形成した孔68aと、この孔68aに対して挿抜されるプランジャ68bとにより構成してある。プランジャ68bは機械室1Bの奥方側の枠体62に取り付けたソレノイド(図示せず)によって駆動されるもので、無通電時にプランジャ68bが孔68aを貫通してベイル61の作動を禁止し、通電時にプランジャ68bを孔68aから抜脱してベイル61の作動を許容する。
送出部7は、図3および図4に示すように、前面から向かって容器搬送部4の左方に配設してある。送出部7は、ベース71と、シュータ72と、プッシャ73とを有している。ベース71は仕切板1Aに取り付けてある。シュータ72は、ベース71の上方に取り付けてある。シュータ72は、振分部6により振り分けられた容器100を受け取るものである。シュータ72は、中央部において手前側から奥方側に向けてスリット72aを有し、このスリット72aの位置から上方に向けて漸次幅広となる態様で形成してある。プッシャ73は、受け取った容器100をシュータ72上で滑走させる態様で、減容処理部8に送出するものである。プッシャ73は、シュータ72の上方に設けてあって、スリット72aに脚部を通してある。この脚部は、シュータ72の下で図示しない駆動機構に係合しており、当該駆動機構の駆動によってスリット72aに沿って手前側と奥方側との間でプッシャ73を移動する。
また、図4に示すように送出部7には、緩衝手段74が設けてある。緩衝手段74は、容器搬送部4と送出部7との間に配置してあり、容器100を容器搬送部4から送出部7に振り分けた場合に、送出部7のシュータ72に対する容器100の衝撃を抑制するものである。この緩衝手段74は、取付板74aとチェーン74bとを有している。取付板74aは、送出部7のベース71に取り付けてあって、送出部7の上方で容器搬送部4側に向けてオーバーラップして設けてある。チェーン74bは、オーバーラップした取付板74aの先端に取り付けてあり、容器搬送部4と送出部7との間に垂下して複数設けてある。すなわち、容器搬送部4から送出部7に振り分けた容器100が、チェーン74bに接触することによって、振分時の衝撃が吸収されて、シュータ72に対する容器100の衝撃を抑制する。この結果、振分時の容器100の姿勢を安定させることができる。
減容処理部8は、図3に示すように、送出部7の奥方に配設してある。減容処理部8は、上下に対向する一対の送出ローラ81と、上下に対向する一対の減容ローラ82とを有している。各送出ローラ81は、互いに逆方向に回転駆動された間に容器100を通過させて減容ローラ82に供給する。一方、減容ローラ82の表面には、放射状に延在した減容歯82aの列が軸方向に沿って並設してある。この減容歯82aは、対向する各減容ローラ82の間で交互に位置し、かつ、回転方向の位相と交差する範囲で位相が異なるように設定してある。各減容ローラ82は、互いに逆方向に回転駆動された間で、送出ローラ81から供給された容器100を各減容歯82aの間で減容する。
また、減容処理部8は、減容ローラ82の奥方に、減容処理した容器100を回収室1Cに収容してある集積箱101に案内する回収シュータ83が配設してある。回収シュータ83は、各減容ローラ82の間から離脱した容器100の全長よりも大きなスペースを確保するように形成してある。
瓶シュータ9は、図3および図4に示すように、前面から向かって容器搬送部4の右方に配設してある。瓶シュータ9は、振分部6によって振り分けられた容器100(空き瓶)を受けて、回収室1Cに収容してある集積箱101に案内する。
次に、上述した容器回収装置の作用を説明する。容器回収装置は、待機状態で扉体32が投入口31を開放し、振分作動禁止手段68がベイル61の作動を禁止している。このため、投入口31から手を入れてもベイル61に遮られて手が減容処理部8に届くことがない。
投入口31を介してガイドローラ41とガイドローラ41との間に容器100を投入すると、投入口センサ(33,34)、容器検出センサ(43,44)の順に信号が出力され、容器検出センサからの出力により、搬送手段45の搬送ベルトの走行が始まる。なお、投入口31から手が抜き取られ、投入口センサの信号出力を停止してから搬送ベルトの走行を始めるようにしてもよい。
搬送手段45の搬送ベルトの走行によって、容器100がガイドローラ41上を滑走する態様で機械室1Bの奥側まで搬送される。容器100が機械室1Bの奥側まで搬送されると、扉体32で投入口31を閉塞する。つづいて、一対のガイドローラ41を同一方向に回転させながら、読取部5が商品情報を読み取る。容器100を回転させながら商品情報を読み取るので、確実に容器100に付された商品情報を読み取ることができる。
容器100に商品情報が付されていない場合のように、商品情報を読み取ることができなかったときは、以下の動作となる。すなわち、ガイドローラ41の回転を止め、搬送手段45の搬送ベルトを機械室1Bの奥方から手前側に走行させて、容器100を返却すべく投入口31の近傍まで搬送して、扉体32が投入口31を開放する。
商品情報を読み取ることができた場合には、識別部(図示せず)がその商品情報が予め登録されたものであるか否かを判断する。商品情報が予め登録されたものである場合には重量計測手段(図示せず)が容器100の重量を計測する。一方、商品情報が予め登録されたものでない場合には、商品情報を読み取ることができなかった場合と同様の動作を行う。
識別部(図示せず)では、計測した容器100の重量と予め商品情報と関連づけた値と比較し、計測した重量が関連づけた値に含まれる場合には回収対象と判断する。さらに、計測した容器100の重量と予め商品情報と関連づけた値と比較し、容器100の種類が減容対象(例えば空き缶、空ペットボトル)であるか、非減容対象(例えば空き瓶)であるかを判断する。一方、関連づけた値に含まれない場合には非回収対象と判断する。そして、非回収対象と判断した場合には、商品情報を読み取ることができなかった場合と同様の動作を行う。
回収対象と判断した場合には、振分部6を作動させて、容器100を送出部7側(減容処理部8側)あるいは瓶シュータ9側に振り分ける。具体的には、容器100の種類が空き缶、空ペットボトルなどの減容対象である場合には、振分部6のベイル61を図4中時計回りに回動させて容器100を送出部7側(減容処理部8側)に振り分ける。送出部7側に減容対象として振り分けられた容器100(空き缶、空ペットボトルなど)は、緩衝手段74により消勢された後、シュータ72に放出される。送出部7では、シュータ72上の容器100を減容処理部8に送出する。そして、減容処理部8では、送出された容器100を減容処理して、回収シュータ83を介して回収室1Cに収容してある集積箱101に搬出する。
一方、容器100の種類が空き瓶などの非減容対象である場合には、振分部6のベイル61を図4中反時計回りに回動させて容器100を瓶シュータ9側に振り分ける。瓶シュータ9側に非減容対象として振り分けられた容器100(空き瓶など)は、瓶シュータ9を介して回収室1Cに収容してある集積箱101に搬出される。
以下、集積箱101に係る構成について説明する。図5は本発明に係る容器回収装置の斜視図、図6は集積箱の収納あるいは取り出し動作を示す側面図、図7は集積箱の収納状態を示す側面図である。
図5に示すように集積箱101は、基台1Dの上面である載置面1Dbと、仕切板1Aとの間の回収室1Cに収納し得る高さおよび幅を有し、回収対象の容器100を回収する回収口101aを上方に開口してなる箱体である。つまり、集積箱101は、基台1Dの載置面1Dbの上に載置される。また、集積箱101の下側の対向する2つの角部の位置には、車輪101bが設けてある。集積箱101は、車輪101b側に上部を傾けることで、当該車輪101bによって走行することが可能である。
集積箱101を載置する基台1Dの前側には、案内傾斜路102が設けてある。案内傾斜路102は、板体をなし、その奥側端部102aが基台1Dの上面前端に対して支承してある。すなわち、案内傾斜路102は、図5に実線で示すように基台1Dの上面前端から本体キャビネット1の前方外側に引き出された引出位置と、図5に二点差線でしめすように本体キャビネット1の回収室1Cの内部に格納された格納位置とに回動可能に設けてある。
案内傾斜路102は、引出位置にあるとき、図6に示すように前側端部102bが本体キャビネット1を設置する設置面Gに当接して位置決めされる。これにより、案内傾斜路102は、基台1Dの載置面1Dbと、設置面Gとの間の段差に掛け渡された傾斜面102dをなす。なお、本実施例での案内傾斜路102は、板体が折曲形成してあり、上記引出位置の状態で、基台1Dの載置面1Dbとほぼ面一となる平坦面102cと、設置面Gに向けて傾斜する傾斜面102dとをなす。また、案内傾斜路102がなす傾斜面102d(および平坦面102c)の傾斜角度は、基台1Dの底に設けた脚1Daによる高さ調整によって調整することが可能である。このように、案内傾斜路102によって、基台1Dの載置面1Dbと、設置面Gとの間の段差に傾斜面102dをなすことで、図6に一点鎖線で示すように回収室1Cに対して集積箱101の収納あるいは取り出しを容易に行うことが可能になる。
また、案内傾斜路102は、格納位置にあるとき、図7に示すように前側端部102bが集積箱101に当接する態様で構成してある。これにより、案内傾斜路102は、基台1Dの載置面1Dbに載置した集積箱101を回収室1Cの奥方に押し込むことになる。この結果、集積箱101が回収室1Cの奥壁1Caに押し当てられるので、回収室1C内での集積箱101の収納位置が位置決めされることになる。この集積箱101の収納位置は、減容処理部8の回収シュータ83から搬出された容器100が集積箱101に確実に投入される正規の位置であり、かつ、瓶シュータ9から搬出された容器100が集積箱101に確実に投入される正規の位置である。
ところで、外扉2は、案内傾斜路102を格納位置にしたときに、本体キャビネット1の前面開口部を閉塞することができる状態にある。外扉2の内側面には、押圧手段が設けてある。押圧手段は、外扉2の内側面から突出した突起部2aとして構成してある。この突起部2aは、図7に示すように外扉2で本体キャビネット1の前面開口を閉塞したときに、格納位置として前側端部102bが集積箱101に当接している案内傾斜路102に対して当接する。この結果、突起部2aが格納位置にある案内傾斜路102を集積箱101に当接する方向に押圧するので、この案内傾斜路102によって集積箱101が回収室1Cの奥壁1Caに押し当てられるので、回収室1C内での集積箱101の収納位置が規制されることになる。
なお、上述した実施例では、案内傾斜路102を板体として説明しているが、案内傾斜路102を集積箱101の車輪101bが通過できるレール形状としてもよい。また、上述した実施例では、押圧手段を外扉2に設けた突起部2aとして説明しているが、格納位置にある案内傾斜路102を集積箱101に当接する方向に押圧する構成であれば本体キャビネット1に設けてもよい。
したがって、上述した容器回収装置では、基台1Dの載置面1Dbと、設置面Gとの間の段差に掛け渡される案内傾斜路102を設けたことによって、傾斜面102dが得られる。すなわち、集積箱101を回収室1C内に収納するときに、傾斜面102dに従って集積箱101を搬入できるので、従来のように集積箱101を設置面Gから段差を超えるだけ持ち上げる必要がない。このため、集積箱101が基台1Dの前面に衝突して、基台1Dの塗装が剥げる、あるいは基台1Dが変形する事態を防ぐことができる。また、回収した容器100の入った集積箱101を回収室1C内から取り出すときに、傾斜面102dに従って集積箱101を搬出できるので、集積箱101の重さが一人で持ち上げられないほどになっていても取り出すことが可能である。このように、回収室1Cに対して集積箱101の収納あるいは取り出しを容易に行うことが可能になる。
また、案内傾斜路102は、回収室1Cの内部への格納位置にあるとき、集積箱101に当接する態様で構成してある。これにより、集積箱101は、案内傾斜路102によって回収室1Cの奥方に押し込まれ、回収室1Cの奥壁1Caに押し当てられて回収室1C内での集積箱101の収納位置が正規の位置に位置決めされることになる。この結果、回収した容器を集積箱101に確実に収容することができる。
さらに、外扉2で本体キャビネット1の前面開口を閉塞したときに、集積箱101に当接した格納位置にある案内傾斜路102に対して当接する突起部2aを外扉2に設けてある。これにより、集積箱101は、突起部2aで奥方に押された案内傾斜路102によって回収室1Cの奥方にさらに押し込まれ、回収室1Cの奥壁1Caに押し当てられて回収室1C内での集積箱101の収納位置が規制されることになる。この結果、回収した容器を集積箱101に確実に収容することができる。
以上のように、本発明に係る容器回収装置は、特に空き缶、空ペットボトルあるいは空き瓶などの容器を回収することに有用であり、特に、回収した容器を収容する集積箱を装置本体に対して容易に収納あるいは取り出しを行うことに適し、また、装置内に対する集積箱の収納位置を位置決めしてさらに規制することに適している。
本発明の実施例に係る容器回収装置の外観斜視図である。 容器回収装置の外扉を開成した状態を示す正面図である。 図1に示した容器回収装置の構成を示す概要図である。 機械室に配設した容器搬送部、振分部、送出部を示す正面図である。 本発明に係る容器回収装置の斜視図である。 集積箱の収納あるいは取り出し動作を示す側面図である。 集積箱の収納状態を示す側面図である。
符号の説明
1 本体キャビネット(装置本体)
1A 仕切板
1B 機械室
1C 回収室
1Ca 奥壁
1D 基台
1Da 脚
1Db 載置面
2 外扉
2a 突起部(押圧手段)
3 投入口部
4 容器搬送部
5 読取部
6 振分部
7 送出部
8 減容処理部
9 瓶シュータ
100 容器
101a 回収口
101b 車輪
101 集積箱
102 案内傾斜路
102a 奥側端部
102b 前側端部
102c 平坦面
102d 傾斜面

Claims (5)

  1. 回収した容器を収容する集積箱を装置本体の内部に収納した容器回収装置において、
    装置本体の下部を構成して前記集積箱を載置する基台と当該基台を設置する設置面との間の段差に掛け渡される案内傾斜路を設けたことを特徴とする容器回収装置。
  2. 前記案内傾斜路は、前記装置本体の内部に格納し得る態様で前記基台に対して設けてあり、前記案内傾斜路を格納位置にしたときに、当該案内傾斜路が前記装置本体の内部に収納した前記集積箱に当接して当該集積箱の収納位置を規制することを特徴とする請求項1に記載の容器回収装置。
  3. 格納位置にある前記案内傾斜路を前記集積箱に当接する方向に押圧する押圧手段を有したことを特徴とする請求項2に記載の容器回収装置。
  4. 前記装置本体には前記集積箱を収納または取り出す開口部を設けてあり、前記開口部を閉塞する外扉に前記押圧手段を設けてあることを特徴とする請求項3に記載の容器回収装置。
  5. 投入された容器を回収対象と非回収対象とに振り分け、回収対象の容器を減容対象と非減容対象とに振り分けて、減容対象の容器を減容処理して前記集積箱に搬出する一方、非減容対象の容器を前記集積箱に直接搬出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の容器回収装置。
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