JP2002066016A - パチンコ機の表示装置 - Google Patents

パチンコ機の表示装置

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JP2002066016A
JP2002066016A JP2000271474A JP2000271474A JP2002066016A JP 2002066016 A JP2002066016 A JP 2002066016A JP 2000271474 A JP2000271474 A JP 2000271474A JP 2000271474 A JP2000271474 A JP 2000271474A JP 2002066016 A JP2002066016 A JP 2002066016A
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JP2000271474A
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Satoru Aoyama
悟 青山
Yoshiji Hattori
由慈 服部
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MRD Co Ltd
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MRD Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の図柄表示部で図柄を可変表示す
るものにおいて、従来にはない斬新な図柄変動を実現で
きるようにして、遊技の面白味を高める。 【解決手段】 図柄表示部14の表示画面15に、半透
明又は透明の樹脂等で形成された透明性部材26を装着
し、この透明性部材26に、多数の図柄25を所定の配
列パターンで印刷等により形成する。透明性部材26の
裏側には、各図柄25を個別に照明する多色LED又は
単色LED等のバックライトを配設し、各バックライト
の点灯/消灯によって各図柄25の表示/非表示を切り
換える。表示画面15に表示する図柄25を変動させる
場合は、各バックライトを所定の順序又はランダムに点
灯/消灯させて、表示する図柄25を変動させながら、
その表示位置も変動させる。尚、各図柄25の表示区画
をそれぞれ1つのドットと見なして遊技情報等をドット
マトリックス表示するようにしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数字、記号、文
字、絵柄等からなる図柄を可変表示するパチンコ機の表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ機は、遊技盤の中央部
に、CRTや液晶表示器等からなる比較的大型の図柄表
示部を配置し、この図柄表示部の表示画面に、数字、絵
柄等からなる図柄の列を3列スクロール表示し、スクロ
ール停止時の図柄の組み合わせによって大当りやリーチ
が成立するようにしたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表示装置では、3列の図柄をスクロール表示するだ
けであるので、図柄の変動動作が単調であるばかりか、
高速でスクロールする図柄を目視では識別しにくい。し
かも、大当りやリーチの当否を決める図柄の停止位置が
常に一定であるので、遊技者にとっては停止図柄が何に
なるかだけしか興味の対象にならず、図柄変動に対する
面白味が少ないという欠点もある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、従来にはない斬新な
図柄変動を実現することができ、遊技の面白味を高める
ことができると共に、変動表示中の図柄や、大当り、リ
ーチの当否を直観的に認識することができるパチンコ機
の表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機の表示装置は、所定
のパターンに配列された各表示区画毎にそれぞれ決まっ
た図柄を表示する図柄表示部を設け、各表示区画の図柄
の表示/非表示を表示制御手段によって切り換えること
で、図柄表示部の表示画面に表示する図柄を変動させる
ようにしたものである。この構成では、各表示区画の図
柄の表示/非表示を所定の順序又はランダムに切り換え
ることで、表示図柄を変動させながら、図柄の表示位置
も変動させることができ、従来の表示装置では実現でき
なかった変化に富んだ図柄変動を表現することができ
る。しかも、各表示区画に表示する図柄は変化しないた
め、図柄表示部の表示画面に表示する図柄を比較的速く
変動させた場合でも、遊技者は、図柄表示部の表示画面
に表示される図柄の位置によって表示図柄の変動状況を
直観的に認識することができ、図柄の変動表示にも遊技
者の興味を引きつけることができる。更に、遊技者は、
表示図柄の停止位置や、停止した表示図柄の並びによっ
て、大当りやリーチの当否を直観的に認識することがで
きる。
【0006】この場合、図柄表示部は、CRT、液晶表
示器等で構成しても良いが、CRTや液晶表示器を用い
ると、部品コストが高くなる欠点がある。しかも、近
年、液晶表示器は、需要が急増しているため、生産が追
いつかず、メーカーからの納期が遅くなる状況にある。
【0007】このような事情を考慮して、請求項2のよ
うに、図柄表示部の表示画面に、各表示区画に表示する
図柄が描かれたフィルム状又は板状の透明性部材を設け
ると共に、各表示区画毎に透明性部材の裏側にバックラ
イトを設け、各表示区画のバックライトの点灯/消灯を
切り換えることで各表示区画の図柄の表示/非表示を切
り換えるようにしても良い。このようにすれば、各図柄
を鮮明に表示することを可能としながら、CRT、液晶
表示器を用いる場合に比べて図柄表示部の製造コストを
大幅に低減することができると共に、部品調達も容易に
なる。
【0008】更に、請求項3のように、バックライトと
して、発光色を変更可能な発光色可変型のバックライト
を用いるようにしても良い。このようにすれば、表示す
る図柄の背景色を変えることで、図柄の変動表示のバリ
エーションを大幅に増やすことができ、綺麗で魅力的な
図柄表示を演出することができる。
【0009】また、請求項4のように、各表示区画をそ
れぞれ1つのドットとするドットマトリックス表示を行
うようにしても良い。このようにすれば、図柄表示部を
ドットマトリックス表示器としても利用することがで
き、そのドットマトリックス表示により、従来にはない
斬新な方法で遊技情報等を表示することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】《実施形態(1)》以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図7に基づいて説明する。
まず、図3に基づいてパチンコ機全体の概略構成を説明
する。パチンコ機11の本体枠12に遊技盤13が取り
付けられ、この遊技盤13の中央部に、数字、記号、文
字、絵柄等からなる図柄25(図1参照)を表示する図
柄表示部14が設けられている。この図柄表示部14の
下方に始動入賞口16と可変入賞装置17が設けられ、
これ以外の遊技領域の複数箇所に通常の入賞口18や入
賞装置19が設けられている。また、遊技盤の13の前
方には、ガラス扉20(図2参照)が配置され、遊技盤
13の下方には、上球皿21、下球皿22、球発射装置
(図示せず)の発射操作ハンドル23等が設けられてい
る。
【0011】次に、図柄表示部14の構成を図1及び図
2に基づいて説明する。図2に示すように、図柄表示部
14の表示画面15は、遊技盤13の中央部に形成され
た開口部24に配設されている。この表示画面15は、
半透明又は透明の樹脂等の透明性部材26で形成され、
多数の図柄25が印刷等により描かれている。この場
合、図柄25は透明性部材26の表面又は裏面に直接印
刷して形成しても良いが、図柄25が印刷された透明性
フィルムを透明性部材26の表面又は裏面に貼着しても
良い。或は、表示画面15のうちの各図柄25の表示区
画の周囲の枠部分を不透明な樹脂等で形成すると共に、
各表示区画に窓部を形成し、各表示区画の窓部に対応す
る位置に図柄25が印刷された透明性フィルム(透明性
部材)を表示画面15の前面に貼着しても良い。本実施
形態(1)では、図柄25の表示区画が縦横に碁盤目状
に配列され、異なる図柄25(例えば数字)を縦方向に
多数個(例えば10個)並べた図柄25の列が、横方向
に複数列(例えば3列)形成されている。
【0012】更に、図2に示すように、透明性部材26
の裏側には、各図柄25の表示区画毎にそれぞれLED
室27が区画形成され、各LED室27に、各図柄25
を照明するバックライト用のLED28が配設されてい
る。これにより、各図柄25をバックライト用LED2
8で個別に照明することができ、バックライト用LED
28で図柄25を照明した状態が該図柄25の表示状態
となる。各バックライト用LED28は、例えば赤、
緑、青の光を用いて発光色を変更可能な多色LEDで構
成されている。これらのバックライト用LED28は、
半田付け等によってLED基板29上に固定された状態
で、各LED室27の後壁に形成された貫通孔30から
LED室27内に挿入されている。LED基板29は、
LED室27の後面にねじ31等で固定されている。
【0013】図1に示すように、パチンコ機11の制御
回路32は、マイクロコンピュータを主体として構成さ
れ、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された図柄表
示制御プログラム(図示せず)を実行することで、図柄
表示部14の各バックライト用LED28の点灯/消灯
を制御して各図柄25の表示/非表示を切り換える表示
制御手段として機能する。
【0014】以下、この制御回路32による図柄表示制
御の具体例を説明する。 [図柄変動制御]遊技中に遊技盤13に発射されたパチ
ンコ球が始動入賞口16に入賞すると、制御回路32
は、図柄変動制御を実行する。この図柄変動制御では、
図1に示すように、図柄表示部14の各図柄列の1個又
は複数個のバックライト用LED28を上下方向(上か
ら下又は下から上)に順番に点灯/消灯させて、各図柄
列の発光位置(表示位置)を上下方向に移動させること
で、各図柄列の表示図柄を変動させる。この場合、例え
ば、3列の図柄列のうち両側の図柄列のバックライト用
LED28を赤色で発光させ、中央の図柄列のバックラ
イト用LED28を青色で発光させる。更に、バックラ
イト用LED28を点灯状態から消灯させる際に、徐々
に減光しながら消灯させることで、表示図柄が尾を引い
て移動するように見えるようにしても良い。尚、各図柄
列のバックライト用LED28をランダムに点灯/消灯
させて、各図柄列の表示図柄をランダムに変動させた
り、各図柄列のバックライト用LED28の発光色を順
次変化させたりしても良い。
【0015】その後、制御回路32は、各図柄列の表示
図柄の変動動作を順次停止させる。そして、各図柄列の
表示図柄が横方向に3つ並べば(つまり、同じ図柄25
が3つ並べば)、大当りが成立する。また、両側の図柄
列の表示図柄の変動動作を停止させた時点で、大当りの
一歩手前となる状態、つまり、両側の図柄列の表示図柄
が横方向に2つ並んだ状態がリーチ状態となる。
【0016】リーチ状態時の制御パターンとして、例え
ば次の8種類のパターンがある。図4(a)に示す第1
のパターンでは、複数組の表示図柄をリーチ状態として
複数本の大当りラインを形成する。そして、中央の図柄
列のうちの1個又は複数個の表示図柄を上下方向又はラ
ンダムに変動させる。この場合、中央の図柄列の表示図
柄がいずれか1本の大当りライン上で停止すれば、大当
りが成立する。
【0017】図4(b)に示す第2のパターンでは、1
組の表示図柄をリーチ状態として、1本の大当りライン
を形成する。そして、中央の図柄列のうちの5個の表示
図柄を上下方向又はランダムに変動させる。この場合
は、見掛上の大当りの確率が、5/10=1/2とな
り、中央の図柄列の5個の表示図柄のいずれか1つが大
当りライン上で停止すれば、大当りが成立する。
【0018】図4(c)に示す第3のパターンでは、7
組の表示図柄をリーチ状態として、7本の大当りライン
を形成する。そして、中央の図柄列のうちの1個の表示
図柄を上下方向又はランダムに変動させる。この場合
は、見掛上の大当りの確率が、7/10となり、中央の
図柄列の表示図柄がいずれか1本の大当りライン上で停
止すれば、大当りが成立する。
【0019】図4(d)に示す第4のパターンでは、1
組の表示図柄をリーチ状態として、1本の大当りライン
を形成する。そして、中央の図柄列の全てのバックライ
ト用LED28を点灯状態にして発光色のみを変化させ
て、中央の図柄列を全て表示図柄とする。この場合は、
大当りラインで同じ表示図柄が必ず3つ並ぶため、大当
りが確定する。尚、中央の図柄列の発光色の変化を停止
させた時の色によって、次回の大当りの確率を高くする
確率変動を決定しても良い。
【0020】図5(a)に示す第5のパターンでは、全
組の表示図柄をリーチ状態とし、中央の図柄列のうちの
1個の表示図柄を上下方向又はランダムに変動させる。
この場合も、同じ表示図柄が必ず3つ並ぶため、大当り
が確定する。尚、大当りが確定した図柄25の種類によ
って、次回の大当りの確率を高くする確率変動を決定し
ても良い。
【0021】図5(b)に示す第6のパターンでは、1
組の表示図柄をリーチ状態として、1本の大当りライン
を形成する。そして、まず、中央の図柄列のうちの1個
の表示図柄を上下方向に変動させ、その後、表示図柄を
増やして複数個(例えば2個)の表示図柄を上下方向に
変動させる。この場合は、中央の図柄列の複数個の表示
図柄のいずれか1つが大当りライン上で停止すれば、大
当りが成立する。一方、大当り不成立のときは、中央の
図柄列のうちの1個又は複数個の表示図柄を逆方向に変
動させ、再度、大当り成立に挑戦する。
【0022】図5(c)に示す第7のパターンでは、1
組の表示図柄をリーチ状態として、1本の大当りライン
を形成すると共に、中央の図柄列のうちの1個を表示図
柄とする。そして、演奏に合わせて大当りラインを上下
に移動させると共に、中央の図柄列の表示図柄も上下に
移動させて、グラフィックイコライザーとして変動表示
させる。グラフィックイコライザーのピーク値が大当り
ラインから外れずに最後まで演奏されれば、中央の図柄
列の表示図柄が大当りライン上で停止して大当りが成立
する。
【0023】図5(d)に示す第8のパターンでは、1
組の表示図柄をリーチ状態として、1本の大当りライン
を形成する。そして、銃砲の発射音に合わせて中央の図
柄列のうちの1個の図柄25を一瞬明るく表示し、その
図柄25が大当りライン上であれば、大当りが成立す
る。大当りが成立しなければ、同じ動作を所定回数(例
えば3回)を限度として繰り返す。
【0024】制御回路32は、リーチ状態時の制御パタ
ーンとして上記〜の制御パターンのうちの1つ又は
複数を実施する。
【0025】[遊技情報表示制御]また、制御回路32
は、遊技中や遊技待機中の所定のタイミングで、遊技情
報表示制御を実行する。この遊技情報表示制御では、図
柄表示部14の各図柄25の表示区画をそれぞれ1つの
ドットとするドットマトリックス表示を行って各種の遊
技情報を表示する。
【0026】例えば、図6に示すように、各図柄25の
表示/非表示(各バックライト用LED28の点灯/消
灯)を制御して、各図柄25の表示区画をそれぞれ1つ
のドットと見なして英文字、数字、記号等を形成し、そ
れを上下方向(上から下又は下から上)にスクロールす
るように表示する。これにより、遊技に関する種々の情
報を文字で表示することができる。
【0027】更に、図7(a)〜(d)に示すように、
各図柄25の表示/非表示(各バックライト用LED2
8の点灯/消灯)を制御して、各図柄25の表示区画を
それぞれ1つのドットと見なしてアニメーション表示す
ることで、リーチ予告(又は大当り予告)を行うように
しても良い。アニメーションのパターンとして、例えば
次の〜のパターンがある。
【0028】落雷パターン 図7(a)に示すように、まず、全てのバックライト用
LED28を消灯し、その後、雷音と共に黄色の光が上
から下にジグザク状に高速で移動するように各バックラ
イト用LED28を制御する。これにより、雷音と共に
雷が落ちるアニメーションを演出する。
【0029】開花パターン(又は打ち上げ花火パター
ン) 図7(b)に示すように、まず、下から上に向かって緑
色の光りをゆっくりと順に点灯させ、その後、上部で赤
色や黄色の光が中央から放射状に広がるように各バック
ライト用LED28を制御する。これにより、茎が上方
に延びて花が開くアニメーション又は花火が地面から打
ち上げられて上空で広がるアニメーションを演出する。
【0030】鯉の滝登りパターン 図7(c)に示すように、多数の青色の光が上から下に
移動すると共に、1つの赤色の光が下から上にゆっくり
と移動するように各バックライト用LED28を制御す
る。これにより、滝の流れに逆らって鯉が滝を登ってい
くアニメーションを演出をする。
【0031】蛍の光パターン 図7(d)に示すように、所定箇所以外のバックライト
用LED28を全て消灯し、所定箇所のバックライト用
LED28を黄色の光で点滅又は明るさを変化させるよ
うに制御する。これにより、暗闇の中で蛍が光っている
アニメーションを演出をする。
【0032】制御回路32は、リーチ予告(又は大当り
予告)のアニメーションパターンとして上記〜のア
ニメーションパターンのうちの1つ又は複数を実施す
る。
【0033】以上説明した実施形態(1)によれば、図
柄表示部14の各表示区画の図柄25の表示/非表示
(バックライト用LED28の点灯/消灯)を所定のパ
ターンで切り換えることで、図柄表示部14の表示画面
15に表示する図柄を変動させるようにしたので、表示
する図柄25を変動させながら、その表示位置も移動さ
せることができ、変化に富んだ斬新な図柄変動を表現す
ることができると共に、表示図柄を比較的速く変動させ
た場合でも、遊技者が表示図柄の位置によって表示図柄
の変動状況を直感的に認識することができる。これによ
り、図柄25の変動表示にも遊技者の興味を引きつける
ことができ、遊技の面白味を高めることができる。更
に、遊技者は、表示図柄の停止位置や、停止した表示図
柄の並びによって、大当りやリーチの当否を直観的に認
識することが可能となる。
【0034】また、本実施形態(1)では、透明性部材
26に多数の図柄25を描き、各図柄25に対応するバ
ックライト用LED28の点灯/消灯を切り換えること
で各図柄25の表示/非表示を切り換えるようにしたの
で、各図柄25を鮮明に表示することができる。しか
も、CRTや液晶表示器を用いる場合に比べて図柄表示
部14の部品コストを低く抑えることができると共に、
部品(透明性部材26やバックライト用LED28等)
も容易に調達することができる。
【0035】更に、本実施形態(1)では、バックライ
ト用LED28として発光色を変更可能な多色LEDを
用いたので、図柄25を照明する色を変えることがで
き、図柄25の変動表示のバリエーションを大幅に増や
すことができ、綺麗で魅力的な図柄表示を演出すること
ができ、遊技者の興味を更に引きつけることができる。
【0036】また、本実施形態(1)では、図柄表示部
14の各図柄25の表示区画をそれぞれ1つのドットと
するドットマトリックス表示を行って、図柄表示部14
に文字等をスクロール表示したり、アニメーションを表
示することで遊技情報を表示するようにしたので、従来
にはない斬新な方法で遊技情報を表示することができ、
遊技者に新たな楽しみを与えることができる。
【0037】尚、図柄表示部14で遊技情報以外の情報
をドットマトリックス表示するようにしても良い。
【0038】《実施形態(2)》上記実施形態(1)で
は、図柄25の表示区画を縦横に碁盤目状に形成して、
各図柄25を縦横に碁盤目状に配列したが、図8に示す
本発明の実施形態(2)のように、図柄33の表示区画
をハニカム状に形成して、各図柄33をハニカム状に配
列しても良い。この場合、図示はしないが、各図柄33
に対応させてLED室もハニカム状に区画形成し、各L
ED室にそれぞれバックライト用LEDを配設すれば良
い。
【0039】尚、図柄の配列パターンは、碁盤目状やハ
ニカム状の配列パターンに限定されず、種々変更しても
良い。
【0040】また、上記各実施形態(1),(2)で
は、図柄を照明するバックライト用LED28の点灯/
消灯を切り換えることで図柄の表示/非表示を切り換え
るようにしたが、図柄を照明する色(背景色)を、図柄
と同じ色に切り換えることで図柄を非表示状態に切り換
えるようにしても良い。
【0041】また、上記各実施形態(1),(2)で
は、図柄を照明するバックライトとして発光色を変更可
能な多色LEDを用いたが、1色のみ発光可能な単色L
EDを用いても良く、また、バックライトとして、ラン
プ等のLED以外の発光素子を用いるようにしても良
い。
【0042】更に、本発明は、所定のパターンで配列し
た各図柄の前方に、液晶シャッタ等の図柄を覆い隠すシ
ャッタを配置して、該シャッタの開/閉を切り換えるこ
とで図柄の表示/非表示を切り換える構成としても良
い。また、CRT、液晶表示器等の一般的な画像表示装
置を用いて本発明の図柄可変表示を実施するようにして
も良い。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機の表示装置によれば、所定のパ
ターンに配列された各表示区画毎にそれぞれ決まった図
柄を表示する図柄表示部を設け、各表示区画の図柄の表
示/非表示を切り換えることで、図柄表示部の表示画面
に表示する図柄を変動させるようにしたので、変化に富
んだ斬新な図柄変動を表現することができて、遊技者の
興味を図柄変動に引きつけることができ、遊技の面白味
を向上することができると共に、変動表示中の図柄や、
大当り、リーチの当否を遊技者に直観的に認識させるこ
とができる。
【0044】また、請求項2では、バックライトの点灯
/消灯を切り換えることで、透明部材に描かれた各図柄
の表示/非表示を切り換えるようにしたので、低コスト
な構成で、各図柄を鮮明に表示することができると共
に、部品調達の問題も解消することができる。
【0045】更に、請求項3では、バックライトを発光
色を変更可能な発光色可変型としたので、表示図柄の背
景色を変えることができて、綺麗で魅力的な図柄表示を
演出することができ、遊技者の興味を更に引きつけるこ
とができる。
【0046】また、請求項4では、各表示区画をそれぞ
れ1つのドットとするドットマトリックス表示を行うよ
うにしたので、従来にはない斬新な方法で遊技情報を表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示す図柄表示部の表
示画面の正面図
【図2】図柄表示部及びその周辺要部の縦断側面図
【図3】パチンコ機の正面図
【図4】(a)〜(d)はそれぞれリーチ状態時の異な
る制御パターンの表示状態を示す表示画面の正面図
【図5】(a)〜(d)はそれぞれリーチ状態時の異な
る制御パターンの表示状態を示す表示画面の正面図
【図6】文字で遊技情報を表示している状態を示す表示
画面の正面図
【図7】(a)〜(d)はそれぞれ異なるアニメーショ
ンパターンの表示状態を示す表示画面の正面図
【図8】本発明の実施形態(2)を示す表示画面の正面
【符号の説明】
11…パチンコ機、13…遊技盤、14…図柄表示部、
15…表示画面、25…図柄、26…透明性部材、27
…LED室、28…バックライト用LED(バックライ
ト)、29…LED基板、32…制御回路(表示制御手
段)、33…図柄。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数字、記号、文字、絵柄等からなる図柄
    を可変表示するパチンコ機の表示装置において、 所定のパターンに配列された各表示区画毎にそれぞれ決
    まった図柄を表示する図柄表示部と、 前記各表示区画の図柄の表示/非表示を切り換えること
    で前記図柄表示部の表示画面に表示する図柄を変動させ
    る表示制御手段と を備えていることを特徴とするパチンコ機の表示装置。
  2. 【請求項2】 前記図柄表示部の表示画面には、各表示
    区画に表示する図柄が描かれたフィルム状又は板状の透
    明性部材が設けられ、各表示区画毎に前記透明性部材の
    裏側にバックライトが設けられ、 前記表示制御手段は、各表示区画のバックライトの点灯
    /消灯を切り換えることで各表示区画の図柄の表示/非
    表示を切り換えることを特徴とする請求項1に記載のパ
    チンコ機の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記バックライトは、発光色を変更可能
    な発光色可変型のバックライトが用いられていることを
    特徴とする請求項2に記載のパチンコ機の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記各表示区画を
    それぞれ1つのドットとするドットマトリックス表示を
    行う手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のパチンコ機の表示装置。
JP2000271474A 2000-09-04 2000-09-04 パチンコ機の表示装置 Pending JP2002066016A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2529361B1 (en) * 2010-01-25 2016-05-18 Elaut N.V. Gaming machine

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