JP2001252416A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP2001252416A JP2001252416A JP2000069378A JP2000069378A JP2001252416A JP 2001252416 A JP2001252416 A JP 2001252416A JP 2000069378 A JP2000069378 A JP 2000069378A JP 2000069378 A JP2000069378 A JP 2000069378A JP 2001252416 A JP2001252416 A JP 2001252416A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セグメントLED等の発光表示素子を図柄の
表示装置として使用しても表示図柄の発光輝度を序々に
変化させるような多彩な変動をさせることができるよう
にし、遊技者にとって十二分に楽しみ得るパチンコ機を
比較的低コストで提供できるようにする。 【解決手段】 複数の所定形状の発光ダイオードセグメ
ントS1〜S7を所定位置に配置してなるセグメントL
ED表示装置2A,2B,2Cを遊技盤1に設けるとと
もに、該各セグメントに印加するパルス状の発光電源電
圧の出力時間と無出力時間との比率を序々に変化させる
ことにより該各セグメントの輝度を序々に変化させる。
表示装置として使用しても表示図柄の発光輝度を序々に
変化させるような多彩な変動をさせることができるよう
にし、遊技者にとって十二分に楽しみ得るパチンコ機を
比較的低コストで提供できるようにする。 【解決手段】 複数の所定形状の発光ダイオードセグメ
ントS1〜S7を所定位置に配置してなるセグメントL
ED表示装置2A,2B,2Cを遊技盤1に設けるとと
もに、該各セグメントに印加するパルス状の発光電源電
圧の出力時間と無出力時間との比率を序々に変化させる
ことにより該各セグメントの輝度を序々に変化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤上に図柄表
示装置の1つであるセグメントLED表示装置が設けら
れ、その変動表示によって大当たりが発生し特別遊技状
態となって可変入賞装置が継続的に開かれ打球が入賞し
易くなるように構成されたパチンコ機に関するものであ
る。
示装置の1つであるセグメントLED表示装置が設けら
れ、その変動表示によって大当たりが発生し特別遊技状
態となって可変入賞装置が継続的に開かれ打球が入賞し
易くなるように構成されたパチンコ機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に「フィーバー機」と称されるパチ
ンコ機は、遊技盤上にカラー液晶ディスプレイ,CRT
等の表示装置が設けられ、始動口に打球が入ると、1〜
9の数字またはキャラクター等がこの図柄表示装置に夫
々上から下に流れる如くに3列で変動表示され、その表
示の変動は数秒後に左列,右列,中列の順に停止し、そ
の停止図柄が所定の確率で偶然性をもって例えば「77
7」のように3列とも同じものとなった場合に大当たり
(特別遊技状態)となり、可変入賞装置(大入賞口)の
開閉扉が電動開閉装置の作動により継続的に開成状態と
なり、打球が入賞し易くなるように構成されている。
ンコ機は、遊技盤上にカラー液晶ディスプレイ,CRT
等の表示装置が設けられ、始動口に打球が入ると、1〜
9の数字またはキャラクター等がこの図柄表示装置に夫
々上から下に流れる如くに3列で変動表示され、その表
示の変動は数秒後に左列,右列,中列の順に停止し、そ
の停止図柄が所定の確率で偶然性をもって例えば「77
7」のように3列とも同じものとなった場合に大当たり
(特別遊技状態)となり、可変入賞装置(大入賞口)の
開閉扉が電動開閉装置の作動により継続的に開成状態と
なり、打球が入賞し易くなるように構成されている。
【0003】ところで、これらの図柄表示装置では、画
像を自在に多彩に表示できる利点がある反面、価格が高
いのでパチンコ機の製造コストが高いものにならざるを
得ないという問題があった。
像を自在に多彩に表示できる利点がある反面、価格が高
いのでパチンコ機の製造コストが高いものにならざるを
得ないという問題があった。
【0004】一方、7つの発光ダイオードセグメント
(表示素子)を8字状に配置しその点灯の組み合わせに
よって0〜9の数字を表示し得るように構成された7セ
グLEDは比較的低価格であり、従来からパチンコ機の
図柄表示装置として使用されていたが、従来のパチンコ
機では7セグLEDを使用している場合その各セグメン
トの点灯時の輝度が一様であって明るさが序々に変化す
るものでなかったので、数字が3列とも同じものに揃う
か揃わないかが決まる過程が単純な演出にならざるを得
ず、このために遊技者の興味を十分に繋ぎ留めることが
できず、上記のようなカラー液晶ディスプレイ等を使っ
たパチンコ機よりも見劣りする欠点があった。また、さ
らに多数の発光ダイオードエレメントを持つドットマト
リックス形式で配列された発光表示素子の図柄表示装置
についても同様の欠点があった。
(表示素子)を8字状に配置しその点灯の組み合わせに
よって0〜9の数字を表示し得るように構成された7セ
グLEDは比較的低価格であり、従来からパチンコ機の
図柄表示装置として使用されていたが、従来のパチンコ
機では7セグLEDを使用している場合その各セグメン
トの点灯時の輝度が一様であって明るさが序々に変化す
るものでなかったので、数字が3列とも同じものに揃う
か揃わないかが決まる過程が単純な演出にならざるを得
ず、このために遊技者の興味を十分に繋ぎ留めることが
できず、上記のようなカラー液晶ディスプレイ等を使っ
たパチンコ機よりも見劣りする欠点があった。また、さ
らに多数の発光ダイオードエレメントを持つドットマト
リックス形式で配列された発光表示素子の図柄表示装置
についても同様の欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは7セグメント
LED表示装置等の発光素子表示装置を図柄表示装置と
して使用しながらも発光輝度の表示の変化が序々になさ
れ、大当たり成立の可否に効果的な演出ができるように
したパチンコ機を提供し、その娯楽性を増大させようと
するものである。
なされたもので、その目的とするところは7セグメント
LED表示装置等の発光素子表示装置を図柄表示装置と
して使用しながらも発光輝度の表示の変化が序々になさ
れ、大当たり成立の可否に効果的な演出ができるように
したパチンコ機を提供し、その娯楽性を増大させようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のパチ
ンコ機は、複数の所定形状の発光表示素子を所定位置に
配置してなる図柄表示装置であって該図柄表示装置の前
記各発光表示素子に印加するパルス状の発光電源電圧の
出力時間と無出力時間との比率を序々に変化させること
により該各発光表示素子の輝度の濃淡率(明暗度)を序
々に変化させるようにしてなる図柄表示装置を遊技盤に
配設したことを特徴とするものである。
ンコ機は、複数の所定形状の発光表示素子を所定位置に
配置してなる図柄表示装置であって該図柄表示装置の前
記各発光表示素子に印加するパルス状の発光電源電圧の
出力時間と無出力時間との比率を序々に変化させること
により該各発光表示素子の輝度の濃淡率(明暗度)を序
々に変化させるようにしてなる図柄表示装置を遊技盤に
配設したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明を赤色およ
び緑色の2色に発光する7セグLEDの発光表示素子を
使用した実施形態について説明する。図1にこのパチン
コ機における遊技盤1の正面を示し、図中、2A,2
B,2Cは該遊技盤1上に並設された図柄表示装置の一
例としてのセグメントLEDを使用した図柄表示装置
(7セグLED)である。また、3は普通入賞口、4は
通過ゲート、5は始動口である。始動口5には一対の羽
根6が設けられ、所定の条件が満たされると該羽根6が
開閉動し打球が入賞し易くなるように構成されている。
また、7は該始動口5の下方に設けられた大きな長方形
状の大入賞口からなる可変入賞装置で、該可変入賞装置
7にはソレノイドの作動により開閉動する開閉扉8が設
けられている。なお、9は該可変入賞装置7内の中央部
に形成された継続入賞口である。
び緑色の2色に発光する7セグLEDの発光表示素子を
使用した実施形態について説明する。図1にこのパチン
コ機における遊技盤1の正面を示し、図中、2A,2
B,2Cは該遊技盤1上に並設された図柄表示装置の一
例としてのセグメントLEDを使用した図柄表示装置
(7セグLED)である。また、3は普通入賞口、4は
通過ゲート、5は始動口である。始動口5には一対の羽
根6が設けられ、所定の条件が満たされると該羽根6が
開閉動し打球が入賞し易くなるように構成されている。
また、7は該始動口5の下方に設けられた大きな長方形
状の大入賞口からなる可変入賞装置で、該可変入賞装置
7にはソレノイドの作動により開閉動する開閉扉8が設
けられている。なお、9は該可変入賞装置7内の中央部
に形成された継続入賞口である。
【0008】図2はこのパチンコ機の本発明に関連する
主要部を示したブロック図である。このパチンコ機は、
主制御用CPU,主制御用RAM,主制御用ROMから
なる遊技制御基板10に、前記始動口5に入賞した打球
を検出する始動口スイッチ11、前記可変入賞装置7を
開閉させるソレノイド12、表示ランプ類13、サウン
ド出力部14等が接続されるとともに、I/Oポートを
介して画像制御基板15が接続され、該画像制御基板に
前記セグメントLED表示装置2A,2B,2Cが接続
される。該画像制御基板15は、多数の画像データが記
憶されている画像表示用ROMと、画像表示用RAM
と、画像処理を制御する画像表示用CPUと、LED表
示回路16とからなる。
主要部を示したブロック図である。このパチンコ機は、
主制御用CPU,主制御用RAM,主制御用ROMから
なる遊技制御基板10に、前記始動口5に入賞した打球
を検出する始動口スイッチ11、前記可変入賞装置7を
開閉させるソレノイド12、表示ランプ類13、サウン
ド出力部14等が接続されるとともに、I/Oポートを
介して画像制御基板15が接続され、該画像制御基板に
前記セグメントLED表示装置2A,2B,2Cが接続
される。該画像制御基板15は、多数の画像データが記
憶されている画像表示用ROMと、画像表示用RAM
と、画像処理を制御する画像表示用CPUと、LED表
示回路16とからなる。
【0009】セグメントLED表示装置2A,2B,2
Cは、長六角形状の7つの発光ダイオードセグメントS
1〜S7を8字状に配置してなるもので、前記LED表
示回路16とは赤色点灯用のコモン線17と緑色点灯用
のコモン線18と各セグメントへ接続された各7本のセ
グメント指定線19a〜19gによって結線されてい
る。
Cは、長六角形状の7つの発光ダイオードセグメントS
1〜S7を8字状に配置してなるもので、前記LED表
示回路16とは赤色点灯用のコモン線17と緑色点灯用
のコモン線18と各セグメントへ接続された各7本のセ
グメント指定線19a〜19gによって結線されてい
る。
【0010】図4はこの表示装置の緑色表示から赤色表
示に輝度を序々に変化させて1図柄の変動を緑色と赤色
の各々の輝度の濃淡率(発光輝度の明暗度)を時間の経
過Tにより変化させるとともに、緑色から赤色にあるい
は赤色から緑色にLEDの輝度を変化表示させるための
グラフであり、図3は各コモン指定線とセグメント指定
線に供給されるパルス状の発光電源電圧の関係を示した
ものである。セグメントLEDの発光輝度の明暗の状態
は、コモン指定線17,18への出力電位がHigh
(ON)時における、セグメントラインに出力する通電
時間(t)により決定される。
示に輝度を序々に変化させて1図柄の変動を緑色と赤色
の各々の輝度の濃淡率(発光輝度の明暗度)を時間の経
過Tにより変化させるとともに、緑色から赤色にあるい
は赤色から緑色にLEDの輝度を変化表示させるための
グラフであり、図3は各コモン指定線とセグメント指定
線に供給されるパルス状の発光電源電圧の関係を示した
ものである。セグメントLEDの発光輝度の明暗の状態
は、コモン指定線17,18への出力電位がHigh
(ON)時における、セグメントラインに出力する通電
時間(t)により決定される。
【0011】本願実施例では、赤色点灯用と緑色点灯用
の各コモン線17,18に交互に1mSのコモン電圧を
印加し、当該LEDの発光輝度を100%としたときの
セグメントラインへの通電時間を800μSとしてい
る。そして予め1つの図柄が変動を開始して終了する迄
の時間を設定しておきこの変動時間からサイクル数を算
出する。例えば、赤色点灯用のコモン指定線17と緑色
点灯用のコモン指定線18に各々1mSの周期にて交互
にパルス状の電位を出力したとき、即ち、1サイクル当
り2mSを1つの周期として、1つの図柄が変動を開始
して終了する迄の時間÷2mS=1図柄が変動を開始し
て終了するまでに要するサイクル数となり、このサイク
ル数を予め算出しておく。次に図柄が変動する時間の経
過に従いその時間に対するサイクル数をカウントし、そ
のサイクル数でもってLEDの輝度の濃淡率を算出し、
さらにこの濃淡率からLEDのセグメント線に印加する
パルス電位の出力時間を算出して、その出力時間を当該
セグメントライン19a〜19gに印加してLEDの発
光輝度を変化させる。
の各コモン線17,18に交互に1mSのコモン電圧を
印加し、当該LEDの発光輝度を100%としたときの
セグメントラインへの通電時間を800μSとしてい
る。そして予め1つの図柄が変動を開始して終了する迄
の時間を設定しておきこの変動時間からサイクル数を算
出する。例えば、赤色点灯用のコモン指定線17と緑色
点灯用のコモン指定線18に各々1mSの周期にて交互
にパルス状の電位を出力したとき、即ち、1サイクル当
り2mSを1つの周期として、1つの図柄が変動を開始
して終了する迄の時間÷2mS=1図柄が変動を開始し
て終了するまでに要するサイクル数となり、このサイク
ル数を予め算出しておく。次に図柄が変動する時間の経
過に従いその時間に対するサイクル数をカウントし、そ
のサイクル数でもってLEDの輝度の濃淡率を算出し、
さらにこの濃淡率からLEDのセグメント線に印加する
パルス電位の出力時間を算出して、その出力時間を当該
セグメントライン19a〜19gに印加してLEDの発
光輝度を変化させる。
【0012】図5はセグメントライン19a〜19gに
印加する電源電圧の出力時間とセグメントLEDの発光
輝度の濃淡率との関係を例示したグラフであるが、発光
輝度の濃淡率は電源電圧の出力時間が増加するに従い略
直線状に増大する。
印加する電源電圧の出力時間とセグメントLEDの発光
輝度の濃淡率との関係を例示したグラフであるが、発光
輝度の濃淡率は電源電圧の出力時間が増加するに従い略
直線状に増大する。
【0013】本願実施例では、最初のLEDの輝度の表
示状態が緑色100%とした状態で発光しているが、こ
の場合、図3のように1サイクルとして、緑色と赤色
のコモンに交互に1mSの電圧を印加するとともに、緑
色コモンに出力電圧がON中にセグメントライン(緑)
に800μSの時間を出力することによりこの時の発光
輝度の状態が100%の輝度としている。そして1mS
−800μS=200μSの時間は、緑色コモン指定線
がONであってもセグメントライン(緑)には電圧は出力
されない。
示状態が緑色100%とした状態で発光しているが、こ
の場合、図3のように1サイクルとして、緑色と赤色
のコモンに交互に1mSの電圧を印加するとともに、緑
色コモンに出力電圧がON中にセグメントライン(緑)
に800μSの時間を出力することによりこの時の発光
輝度の状態が100%の輝度としている。そして1mS
−800μS=200μSの時間は、緑色コモン指定線
がONであってもセグメントライン(緑)には電圧は出力
されない。
【0014】この出力時間と無出力時間により1図柄の
輝度変動時間に要するサイクルが経過した後にLEDは
OFFとなり次のサイクルに移行する。図3〜は図
柄が変動していく過程の途中のステップでの概略図のタ
イミングチャートを表したものである。図3の場合は
LEDの発光輝度が緑色75%、赤色25%となったと
きの状態で、緑色点灯用コモン指定線へのコモン電圧出
力中に600μSの時間、セグメントライン(緑)19
a〜19gに電圧を出力して緑色を点灯するとともに、
赤色点灯用コモン指定線へのコモン電圧の出力中に20
0μSの時間、セグメントライン(赤)に電圧を出力し
て、赤色のLEDを点灯させる。そして、図柄変動の時
間がさらに経過して、図3の状態では緑色点灯用コモ
ン線にコモン電圧を出力中にセグメントライン(緑)へ
の出力時間は400μS、赤色点灯用コモン指定線にコ
モン電圧出力中にセグメントライン(赤)への出力時間
は400μSの各時間で各々電圧を出力して緑色と赤色
の色を発光させている。このようにして順次セグメント
指定線19a〜19gに印加する出力電圧は各サイクル
毎に変動していき図3〜に示したように変動させら
れる。セグメント指定線19a〜19gの出力が時間T
を経て図3→の途中経過を経て序々に変化すること
で、図4に例示したように、該各セグメントに印加され
るパルス状の発光電源電圧の出力時間と無出力時間との
比率が序々に変化する。この例では時間Tを経ることに
よって緑色の発光輝度が序々に減少し赤色の発光輝度が
序々に増大することから緑色表示であったものが赤色表
示に序々に変化する。また、図3〜に序々に変化す
ることで、赤色の発光輝度が序々に減少し緑色の発光輝
度が序々に増大することから赤色表示であったものが緑
色表示に序々に変化する。ちなみに図5は電源電圧の出
力時間と発光輝度との関係を例示したグラフであるが、
発光輝度は電源電圧の出力時間が増加するに従い略直線
状に増大する。
輝度変動時間に要するサイクルが経過した後にLEDは
OFFとなり次のサイクルに移行する。図3〜は図
柄が変動していく過程の途中のステップでの概略図のタ
イミングチャートを表したものである。図3の場合は
LEDの発光輝度が緑色75%、赤色25%となったと
きの状態で、緑色点灯用コモン指定線へのコモン電圧出
力中に600μSの時間、セグメントライン(緑)19
a〜19gに電圧を出力して緑色を点灯するとともに、
赤色点灯用コモン指定線へのコモン電圧の出力中に20
0μSの時間、セグメントライン(赤)に電圧を出力し
て、赤色のLEDを点灯させる。そして、図柄変動の時
間がさらに経過して、図3の状態では緑色点灯用コモ
ン線にコモン電圧を出力中にセグメントライン(緑)へ
の出力時間は400μS、赤色点灯用コモン指定線にコ
モン電圧出力中にセグメントライン(赤)への出力時間
は400μSの各時間で各々電圧を出力して緑色と赤色
の色を発光させている。このようにして順次セグメント
指定線19a〜19gに印加する出力電圧は各サイクル
毎に変動していき図3〜に示したように変動させら
れる。セグメント指定線19a〜19gの出力が時間T
を経て図3→の途中経過を経て序々に変化すること
で、図4に例示したように、該各セグメントに印加され
るパルス状の発光電源電圧の出力時間と無出力時間との
比率が序々に変化する。この例では時間Tを経ることに
よって緑色の発光輝度が序々に減少し赤色の発光輝度が
序々に増大することから緑色表示であったものが赤色表
示に序々に変化する。また、図3〜に序々に変化す
ることで、赤色の発光輝度が序々に減少し緑色の発光輝
度が序々に増大することから赤色表示であったものが緑
色表示に序々に変化する。ちなみに図5は電源電圧の出
力時間と発光輝度との関係を例示したグラフであるが、
発光輝度は電源電圧の出力時間が増加するに従い略直線
状に増大する。
【0015】そしてこの画像制御基板15によれば、各
セグメントの各色の発光状態(濃淡率)を変動させるこ
とにより、その表示数字を例えば「6」から「7」、あ
るいは「7」から「8」等にゆっくり変動させることが
できる。このため、例えば「777」に数字が揃うかど
うか遊技者が注視する数字変動過程を自在に演出するこ
とが可能になる。
セグメントの各色の発光状態(濃淡率)を変動させるこ
とにより、その表示数字を例えば「6」から「7」、あ
るいは「7」から「8」等にゆっくり変動させることが
できる。このため、例えば「777」に数字が揃うかど
うか遊技者が注視する数字変動過程を自在に演出するこ
とが可能になる。
【0016】以下はこの画像制御基板15の作動をフロ
ーチャートに従い説明するものである。図6のメインル
ーチンは次のとおりである。 Step1 スタート Step2 始動口スイッチ11が球検出すると遊技制
御回路10のCPUからの指令により図柄に関する各種
のコマンドがコマンド送信回路から画像制御回路11の
コマンド受信回路に送信される。 Step3 上記Step2で受信されたコマンドが、
例えばリーチアクションをスタートさせる等の図柄変動
開始コマンドを受信したか否かの判断を行い、図柄変動
開始コマンドであれば次のStep4に移る。図柄変動
開始コマンドでない場合は、ループリターンをして次の
コマンドの受信を待つ。 Step4 上記Step3でコマンド受信回路に受信
されたコマンドが図柄変動開始コマンドであると判断さ
れた場合には、さらにこのStep4で図柄表示の輝度
変動を行う指示があるかどうかの判断を行い、Yesの
場合はStep6に分岐し図7に示すサブルーチンに移
動する。 Step5 上記Step4でNoと判断した場合、通
常の変動の図柄、即ち数字や記号等のキャラクターが変
動していく通常の変動状態での図柄としての、変動図柄
を表示する。 Step7 図柄変動処理時間の終了か否かの判断を行
い、Yesの場合は次のStep8に移る。Noの場合
はStep4にリターンバックして、繰返し動作を実行
する。 Step8 上記Step7でYesの場合、変動表示
していた図柄表示部の図柄は停止した1キャラクターの
図柄を停止表示する。
ーチャートに従い説明するものである。図6のメインル
ーチンは次のとおりである。 Step1 スタート Step2 始動口スイッチ11が球検出すると遊技制
御回路10のCPUからの指令により図柄に関する各種
のコマンドがコマンド送信回路から画像制御回路11の
コマンド受信回路に送信される。 Step3 上記Step2で受信されたコマンドが、
例えばリーチアクションをスタートさせる等の図柄変動
開始コマンドを受信したか否かの判断を行い、図柄変動
開始コマンドであれば次のStep4に移る。図柄変動
開始コマンドでない場合は、ループリターンをして次の
コマンドの受信を待つ。 Step4 上記Step3でコマンド受信回路に受信
されたコマンドが図柄変動開始コマンドであると判断さ
れた場合には、さらにこのStep4で図柄表示の輝度
変動を行う指示があるかどうかの判断を行い、Yesの
場合はStep6に分岐し図7に示すサブルーチンに移
動する。 Step5 上記Step4でNoと判断した場合、通
常の変動の図柄、即ち数字や記号等のキャラクターが変
動していく通常の変動状態での図柄としての、変動図柄
を表示する。 Step7 図柄変動処理時間の終了か否かの判断を行
い、Yesの場合は次のStep8に移る。Noの場合
はStep4にリターンバックして、繰返し動作を実行
する。 Step8 上記Step7でYesの場合、変動表示
していた図柄表示部の図柄は停止した1キャラクターの
図柄を停止表示する。
【0017】また図7に示したサブルーチンは次のとお
りである。 Step41 表示輝度の濃淡率(明暗度)を決定す
る。表示輝度の濃淡率は1変動図柄の変動完了までの時
間を1として刻々変動する当該変動経過時間値とのデュ
ーティ比をとる。尚、この説明については段落番号「0
011」乃至「0014」で説明したとおりである。 Step42 Step41で設定された濃淡率の値か
ら、セグメントラインに印加するパルス電圧の出力時間
と無出力時間の比率を計算してその値をLEDの表示回
路16に出力指示する。 Step43 LED表示回路16はStep41と4
2で設定された当該出力時間分に該当する出力電圧をL
EDの各セグメントライン19a〜19gに通電してL
EDを当該サイクルの所定の時間点灯させる。(例えば
最初の緑色のLEDを輝度100%で点灯する場合80
0μS)。 Step44 LEDへの点灯時間、(Step42出
力時間)が終了したか否かの判断をし、Noの場合はS
tep43に戻り、その動作を繰り返す。Yesの場合
はStep45に進む。 Step45 LEDをOFFとして、Step46に
リターンし、メインルーチンに復帰する。
りである。 Step41 表示輝度の濃淡率(明暗度)を決定す
る。表示輝度の濃淡率は1変動図柄の変動完了までの時
間を1として刻々変動する当該変動経過時間値とのデュ
ーティ比をとる。尚、この説明については段落番号「0
011」乃至「0014」で説明したとおりである。 Step42 Step41で設定された濃淡率の値か
ら、セグメントラインに印加するパルス電圧の出力時間
と無出力時間の比率を計算してその値をLEDの表示回
路16に出力指示する。 Step43 LED表示回路16はStep41と4
2で設定された当該出力時間分に該当する出力電圧をL
EDの各セグメントライン19a〜19gに通電してL
EDを当該サイクルの所定の時間点灯させる。(例えば
最初の緑色のLEDを輝度100%で点灯する場合80
0μS)。 Step44 LEDへの点灯時間、(Step42出
力時間)が終了したか否かの判断をし、Noの場合はS
tep43に戻り、その動作を繰り返す。Yesの場合
はStep45に進む。 Step45 LEDをOFFとして、Step46に
リターンし、メインルーチンに復帰する。
【0018】なおこの実施形態では7セグLEDを例と
したが、本発明はさらに多数の発光エレメントからなる
ドットマトリックス型の発光表示装置にも適応できる。
また、発光色についてもこの実施形態に限らず、単色、
あるいは多色に適応できることは勿論である。また、図
8は単色の場合のセグメントLED表示装置に印加され
る発光電源電圧のタイミングチャートを示したものであ
り、この場合はLEDの輝度が明るい状態から序々に暗
い状態に変化していくものである。また本実施例では緑
色と赤色の表示輝度の変化について詳述したが、同一色
の2つのエレメントを組み込んで、各々のセグメントラ
インに出力電位を印加して、同一色で数字や記号の図柄
変動の輝度の変化、例えば、6の図柄から7に移行する
に、6を序々に暗くするとともに、7を明るく表示させ
ていくことも可能である。また、発光色を赤,緑,青の
3原色とし、各色の輝度をその発光電源電圧の出力時間
と無出力時間との比率を制御することによりこの表示装
置でのフルカラー表示も可能となる。
したが、本発明はさらに多数の発光エレメントからなる
ドットマトリックス型の発光表示装置にも適応できる。
また、発光色についてもこの実施形態に限らず、単色、
あるいは多色に適応できることは勿論である。また、図
8は単色の場合のセグメントLED表示装置に印加され
る発光電源電圧のタイミングチャートを示したものであ
り、この場合はLEDの輝度が明るい状態から序々に暗
い状態に変化していくものである。また本実施例では緑
色と赤色の表示輝度の変化について詳述したが、同一色
の2つのエレメントを組み込んで、各々のセグメントラ
インに出力電位を印加して、同一色で数字や記号の図柄
変動の輝度の変化、例えば、6の図柄から7に移行する
に、6を序々に暗くするとともに、7を明るく表示させ
ていくことも可能である。また、発光色を赤,緑,青の
3原色とし、各色の輝度をその発光電源電圧の出力時間
と無出力時間との比率を制御することによりこの表示装
置でのフルカラー表示も可能となる。
【0019】
【発明の効果】このように本発明のパチンコ機は、複数
の所定形状の発光ダイオードセグメントを所定位置に配
置してなるセグメントLED表示装置等を図柄表示装置
として遊技盤に設けるとともに、該各セグメントに印加
するパルス状の発光電源電圧の出力時間と無出力時間と
の比率を序々に変化させることにより該各セグメントの
輝度を序々に変化させるものであるので、セグメントL
ED表示装置を使用しながらもその表示図柄の発光輝度
を序々に変化させるような多彩な図柄変動をさせること
ができ、遊技者にとって十二分に楽しみ得るパチンコ機
を比較的低コストで提供できるようにする有益な効果が
ある。
の所定形状の発光ダイオードセグメントを所定位置に配
置してなるセグメントLED表示装置等を図柄表示装置
として遊技盤に設けるとともに、該各セグメントに印加
するパルス状の発光電源電圧の出力時間と無出力時間と
の比率を序々に変化させることにより該各セグメントの
輝度を序々に変化させるものであるので、セグメントL
ED表示装置を使用しながらもその表示図柄の発光輝度
を序々に変化させるような多彩な図柄変動をさせること
ができ、遊技者にとって十二分に楽しみ得るパチンコ機
を比較的低コストで提供できるようにする有益な効果が
ある。
【図1】本発明に係るパチンコ機の遊技盤の実施形態を
示す正面図。
示す正面図。
【図2】本発明に係るパチンコ機の実施形態を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】本発明に係るパチンコ機のセグメントLED表
示装置に印加する発光電源電圧のタイミングチャート。
示装置に印加する発光電源電圧のタイミングチャート。
【図4】本発明に係るパチンコ機のセグメントLED表
示装置の表示推移図。
示装置の表示推移図。
【図5】本発明に係るパチンコ機のセグメントLED表
示装置に印加する電源電圧の出力時間と発光輝度との関
係を示したグラフ。
示装置に印加する電源電圧の出力時間と発光輝度との関
係を示したグラフ。
【図6】本発明に係るパチンコ機の画像制御基板の作動
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図7】本発明に係るパチンコ機の画像制御基板の作動
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図8】本発明に係るパチンコ機のセグメントLED表
示装置に印加する発光電源電圧のタイミングチャート。
示装置に印加する発光電源電圧のタイミングチャート。
1 遊技盤 2A,2B,2C セグメントLEDを使用した図
柄表示装置 5 始動口 7 可変入賞装置 10 遊技制御基板 15 画像制御基板 16 LED表示回路 S1〜S7 発光ダイオードセグメント
柄表示装置 5 始動口 7 可変入賞装置 10 遊技制御基板 15 画像制御基板 16 LED表示回路 S1〜S7 発光ダイオードセグメント
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の所定形状の発光表示素子を所定位
置に配置してなる図柄表示装置であって該図柄表示装置
の前記各発光表示素子に印加するパルス状の発光電源電
圧の出力時間と無出力時間との比率を序々に変化させる
ことにより該各発光表示素子の輝度を序々に変化させる
ようにしてなる前記図柄表示装置を遊技盤に配設してな
ることを特徴とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069378A JP2001252416A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069378A JP2001252416A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | パチンコ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001252416A true JP2001252416A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18588267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000069378A Pending JP2001252416A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001252416A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003052916A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-25 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2008119320A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2008212469A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2009011369A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2010104847A (ja) * | 2010-02-17 | 2010-05-13 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2011239912A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000069378A patent/JP2001252416A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003052916A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-25 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2008119320A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP4611275B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2011-01-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2008212469A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2009011369A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
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JP2011239912A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
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